JPH0435113Y2 - - Google Patents

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JPH0435113Y2
JPH0435113Y2 JP1987115087U JP11508787U JPH0435113Y2 JP H0435113 Y2 JPH0435113 Y2 JP H0435113Y2 JP 1987115087 U JP1987115087 U JP 1987115087U JP 11508787 U JP11508787 U JP 11508787U JP H0435113 Y2 JPH0435113 Y2 JP H0435113Y2
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JP
Japan
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fixed blade
blade
shaft
movable blade
opening
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JP1987115087U
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JPS6420290U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は固定刃に対して可動刃が回動して目
的物を切断するカツターに関するものである。
(従来の技術) この種のカツターは、第7図に示す如く、フレ
ーム20に一体に設けた固定刃21に当接自在な
可動刃22を、フレーム20に設けたシヤフト2
3に軸支し、このシヤフト23に巻き回わしたス
プリング24の付勢により可動刃22が固定刃2
1に圧接するようにしている。そして断面V字型
に形成した上記可動刃22の一端をリンク、カニ
マタ等によりシヤフト23を中心に回動させて固
定刃21と可動刃22を重合させることにより固
定刃21と可動刃22との間に入れた目的物を切
断するものである。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながらこのカツターの可動刃22のスプ
リング24による押圧は、可動刃22の根部支持
部を押圧しているため可動刃22の刃先が固定刃
21の刃先に対して開く方向に働き、切れにくく
なる。またこの固定刃21への可動刃22の押圧
を最初から強くしておくと、可動刃22と固定刃
21の摩耗が激しく、従つてすぐに固定刃21を
可動刃22が当接しなくなる。しかも上記押圧が
最初からゆるいと切れにくい。従つてこれらの調
節が難しく、固定刃、可動刃の製造上の精度を高
くしなければならない等の欠点がある。
(問題点を解決するための手段) そこでこの考案は固定刃をフレームに対して別
体にしてフリーに設け、固定刃の刃先側面を常に
可動刃に圧接する構成として上記問題点を解決せ
んとするものである。
そしてこの考案の具体的構成は、フレームに開
口溝を設け、この開口溝の開口両側に、相対向し
て平行な両側壁を設け、これらの両側壁に直角な
シヤフトを開口部内奥部にわたし、このシヤフト
に一端をわずかに揺動自在に支持した固定刃の他
端を上記一側壁に当接させてこの状態を保持さ
せ、この固定刃と上記他側壁との間に、一端を上
記シヤフトに回転自在に設けた可動刃の他端を挿
入自在とし、上記一側壁に当接した固定刃の一側
を常に可動刃方向に押圧する弾機をフレームに設
けたもので、この弾機は上記フレームの一側から
固定刃が当接した、開口溝の開口部の一側壁まで
貫通した螺孔に螺着したスプリングプランジヤー
である。
(作用) 上記固定刃はシヤフトに対してわずかに揺動自
在に支持されているが、シヤフトを中心に回転は
できない。その先端を開口溝の開口部の一側壁に
当接し、この状態を保持している。一方可動刃は
シヤフトを中心に回転自在であり、従つてこの可
動刃をシヤフトを中心に回動させて固定刃に対し
て可動刃を重合、離反を反復させることにより固
定刃と可動刃との間に入れた目的物を切断するこ
とができる。また上記固定刃は、上述の如くシヤ
フトに対してわずかに揺動でき、かつ固定刃の先
端は常に可動刃方向に押圧されているため常に固
定刃の刃先が可動刃の刃先に当接し、可動刃と固
定刃とはほぼ平行になつている。またこのスプリ
ングプランジヤーの螺孔への挿入具合を調節で
き、これにより固定刃への押圧力を調整すること
ができる。
(実施例) 以下この考案の一実施例を図について説明す
る。
1は偏平なフレーム、2はこの偏平なフレーム
1によつて周囲を囲まれた、上方が開口した開口
溝で、この開口溝2の開口部の両側は、相対向し
て平行な両側壁3,3を有する。4はこの開口溝
2内の奥部において上記両側壁3,3と直角な位
置にわたしたシヤフトで、このシヤフト4の両端
はフレーム1に支持されている。5は開口溝2内
に挿入された固定刃で、この固定刃5の一端は上
記シヤフト4に自体の孔5aを通してわずかに揺
動自在に支持され、他端は開口溝2外方に突出
し、その一側を上記側壁3の一つに当接してい
る。そしてこの固定刃5は上記シヤフト4に支持
した一端面が開口溝2の底辺に近接しているため
シヤフト4を中心に回転できず、この状態を保持
している。6はこの固定刃5の刃、7は、一側の
作動杆7aにより断面が略V字型を成す可動刃
で、この可動刃7は上記V字型の根部に設けた孔
7bに上記シヤフト4を通し、このシヤフト4を
中心に回転自在に支持されている。そして上記開
口溝2の開口部の一側壁3と固定刃5との間に位
置し、これらに夫々当接している。8は固定刃5
の刃6に対向して設けた、可動刃7の刃、9はこ
の可動刃7の孔7bの内周に設けた軸受け、10
はフレーム1の、開口溝2と反対側に設けた、こ
のカツターの取付孔、11は上記フレーム1の一
側から上記一側壁3まで貫通した螺孔、12はこ
の螺孔11に螺着したスプリングプランジヤー
で、このスプリングプランジヤー12の先端は、
固定刃5の、一側壁3に接する面に穿つた小穴5
bに挿入され、この固定刃5を可動刃7方向に押
している。そしてこのスプリングプランジヤー1
2はこの螺孔11内で螺旋式に回転、移動自在で
ある。
この実施例の場合、このカツターを上記取付孔
10によつて適宜箇所に固定する。そして可動刃
7の作動杆7aをシヤフト4を中心に回動させ
る。この作動杆7aの回動はリンクやカニマタ等
で行う。これにより可動刃7を固定刃5に対して
離反、重合させて目的物を切断する。この際スプ
リングプランジヤー12の先端が固定刃5を可動
刃7方向に押しているため常に可動刃7と固定刃
5とはその刃先が平行になる。しかも刃6,8が
摩耗してきても固定刃5の先端が可動刃7の先端
へ押し付けられているため相互に離れることはな
い。
また上記実施例ではスプリングプランジヤー1
2により固定刃5を押圧しているが、このスプリ
ングプランジヤー12を螺孔11内で移動させる
ことにより固定刃5への押圧を調整できる。従つ
てスプリングプランジヤー12が固定刃5を強く
押圧し過ぎて可動刃7と固定刃5との摩擦が強過
ぎて可動刃7の回動が困難になつたり、切断され
る紙が破損したり、また、固定刃5と可動刃7と
の間がゆる過ぎて切断が適確に行えなくなるよう
なことが無い。
(考案の効果) この考案は以上の構成であり、固定刃はシヤフ
トに対して微少に揺動自在に支持されており、常
調整可能な弾機、即ちスプリングプランジヤーに
より可動刃方向に押圧されているため、固定刃は
常に可動刃とその刃先が平行になり切断を繰り返
しても摩耗が少ない。しかも使用により摩耗して
も上記スプリングプランジヤーの螺孔への挿入具
合を調整することにより常に一定の押圧力で固定
刃と可動刃は当接し、離れることがなく、目的物
の切断が容易であり、従つて耐久性が高い。さら
にこの様に固定刃がシヤフトに対して微少に揺動
自在に支持されかつ弾性により可動刃に押圧する
構造となつているため各部分の精度は従来のもの
程要求されず、製造が容易である。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図はこの考
案の断面正面図、第2図は同側面図、第3図は同
平面図、第4図は第1図のA−A線断面図、第5
図は第1図のB−B線断面図、第6図はこの考案
の可動刃の作動状況を示す説明断面図、第7図は
従来例の正面図である。 なお図中1はフレーム、2は開口溝、3は側
壁、4はシヤフト、5は固定刃、7は可動刃、1
1は螺孔、12はスプリングプランジヤーであ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フレームに開口溝を設け、この開口溝の開口両
    側に、相対向して平行な両側壁を設け、これらの
    両側壁に直角なシヤフトを開口部内奥部にわた
    し、このシヤフトに一端をわずかに揺動自在に支
    持した固定刃の他端を上記一側壁に当接させ、こ
    の固定刃と上記他側壁との間に、一端を上記シヤ
    フトに回転自在に設けた可動刃の他端を挿入自在
    とし、フレームの一側から固定刃が当接した一側
    壁まで貫通した螺孔に螺入したスプリングプラン
    ジヤーを設けこのスプリングプランジヤーは固定
    刃の一側を常に可動刃方向に押圧する構造とした
    ことを特徴とする、カツター。
JP1987115087U 1987-07-29 1987-07-29 Expired JPH0435113Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987115087U JPH0435113Y2 (ja) 1987-07-29 1987-07-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987115087U JPH0435113Y2 (ja) 1987-07-29 1987-07-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6420290U JPS6420290U (ja) 1989-02-01
JPH0435113Y2 true JPH0435113Y2 (ja) 1992-08-20

Family

ID=31356422

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987115087U Expired JPH0435113Y2 (ja) 1987-07-29 1987-07-29

Country Status (1)

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JP (1) JPH0435113Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5195883U (ja) * 1975-01-31 1976-07-31

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6420290U (ja) 1989-02-01

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