JPH04350613A - 画像認識装置 - Google Patents

画像認識装置

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JPH04350613A
JPH04350613A JP3123742A JP12374291A JPH04350613A JP H04350613 A JPH04350613 A JP H04350613A JP 3123742 A JP3123742 A JP 3123742A JP 12374291 A JP12374291 A JP 12374291A JP H04350613 A JPH04350613 A JP H04350613A
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JP
Japan
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image
temperature
imaging lens
focal length
detector
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Application number
JP3123742A
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English (en)
Inventor
Shigemi Mio
美尾 恵己
Hiroaki Ijichi
伊地知 弘明
Tetsuhiro Yokoyama
横山 哲弘
Mitsuhiro Ueno
充博 上野
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Hitachi Computer Electronics Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Computer Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Computer Electronics Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Computer Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像認識装置に関し、
特に、画像認識装置を応用する装置の温度変化による認
識する対象物の像の結像レンズ焦点ぼけを防ぎ、更に温
度変化による認識対象の像の倍率補正を行い画像の認識
を行うようにした画像認識装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像認識装置を応用する装置とし
ては、産業用画像認識装置(例えば、電子情報通信ハン
ドブック,第12編参照)、あるいは外観検査装置(例
えば、電気学会発行の「外観検査装置の自動化」参照)
などがあり、それぞれの分野において利用されている。
【0003】このような従来における画像認識装置を応
用する装置の画像認識装置においては、認識する対象物
の像の結像レンズの焦点合わせの温度補償については考
慮されていない。自動制御により光学レンズ系の自動焦
点合せを行う閉ループの自動制御系の技術が開発されて
いるが、ミクロンオーダの精密な画像認識を必要とする
画像認識装置については、このような閉ループの自動制
御による自動焦点合せ技術では、安定した検出画像を得
られることはできず、得られた画像の倍率が常に変化し
ているため、画像認識を行う場合に誤認識が生ずる。
【0004】このため、例えば、ミクロンオーダの精密
な画像認識を必要とする画像認識装置は、特別な温度管
理がなされた恒温室に設置されて使用されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の技
術では、画像認識を行う場合に、温度変化による焦点ぼ
け,像の倍率変化などについての配慮がなされておらず
、画像認識装置を用いる画像認識応用装置の使用環境温
度が変化した場合、焦点合わせが精密に行われず、焦点
ぼけや、画像結像倍率のずれが生じ、画像の誤認識が発
生するという問題があった。
【0006】本発明の目的は、画像認識応用装置として
使用する場合に、使用環境温度の変化により画像認識処
理の誤認識が生じないような画像認識装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の画像認識装置は、認識する対象物の像を画
像検出器上に結像する結像レンズを有し、対象物と結像
レンズの間の距離を検出し、画像検出器上の画像が合焦
点位置となるように対象物を移動制御し、対象物の像を
認識する画像認識装置において、結像ンズの温度を検出
する温度検出手段と、該温度検出手段により検出された
温度の温度変化から結像レンズの焦点距離の変化を算出
し、対象物と結像レンズの間の距離を制御する制御手段
と、制御した対象物と結像レンズの間の距離により画像
検出器から得られた画像の倍率補正を行い、画像認識を
行う画像認識手段とを有することを特徴とする。
【0008】
【作用】この画像認識装置においては、温度検出手段が
結像ンズの温度を検出する。該温度検出手段により検出
された温度の温度変化は、制御手段に与えられ、制御手
段が温度変化から結像レンズの焦点距離の変化を算出す
る。この焦点距離の変化の算出は、予め測定したおいた
レンズ温度と焦点距離の相関特性により焦点距離の変化
を算出することにより行う。そして、対象物の位置を移
動する制御を、焦点距離から合焦点位置となるように、
算出した結像レンズと対象部の間の距離にしたがって、
対象物と結像レンズの間の距離を制御する。画像認識手
段が制御した対象物と結像レンズの間の距離により画像
検出器から得られた画像の倍率補正を行い、画像認識を
行う。これにより、結像レンズの温度変化が生じても、
結像レンズの温度による焦点距離変化が算出されて、焦
点距離の補正,結像倍率の補正が行われるので、認識す
る対象物の像は常に安定して得られ、正しく画像認識処
理を行うことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体
的に説明する。図1は、本発明の一実施例にかかる画像
認識装置の要部の構成を示すブロック図である。図1に
おいて、1結像レンズ部、2は認識する対象物、3は画
像検出器、4は高さ検出のための検出光を発光する高さ
投光器、5は高さ検出器、6は温度検出器、7は画像検
出回路、8は温度検出回路、9は高さ検出回路である。 10は画像認識処理および制御処理を行うコンピュータ
であり、11はXYZテーブル、12光学系フレームで
ある。13は焦点距離補正処理部、14は倍率補正処理
部である。
【0010】結像レンズ部1は、対象物2の上方にあり
、更にその上方に画像検出器3が位置している。対象物
2の高さを検出するため、高さ検出投光器4と高さ検出
器5とが同一の光学フレーム12上に搭載してある。 温度検出器6は結像レンズ部1上に取付けられている。 温度検出器6は温度検出回路8に接続され、画像検出器
3は画像検出回路7に接続され、また、高さ検出器5は
高さ検出回路9に接続されている。画像検出回路7,温
度検出回路8,および高さ検出回路9はそれぞれコンピ
ュータ10に接続されており、各々の検出回路から検出
されたデータはコンピュータ10に入力される。コンピ
ュータ10内には、温度変化に応じて焦点距離合せを行
う焦点距離補正処理部13および焦点距離により倍率補
正を行う倍率補正処理部14が備えられている。一方、
対象物2はXYZテーブル11上に取付けられ、XYZ
テーブル11はコンピュータ10に接続され、コンピュ
ータ10により移動制御が行われる。
【0011】このように構成されている画像認識装置の
概略の動作を説明すると、まず、結像レンズ部1の温度
変化を温度検出器6が検出し、温度検出回路8において
温度を示すアナログ電圧をディジタル量に変換する。コ
ンピュータ10は、温度検出回路8から、ディジタル量
で示された温度を読み取り、結像レンズ1の焦点距離の
変化を算出する。次に、高さ検出投光器4を点灯し、対
象物2の高さを高さ検出器5で検出し、高さを示すアナ
ログ電圧を得る。高さを示すアナログ電圧は、高さ検出
回路9でディジタル量に変換されて、コンピュータ10
に取り込まれる。コンピュータ10は、取り込まれた対
象物2の高さにより、画像検出器3上の画像が、温度変
化による焦点距離の変化を含めて合焦点位置となるよう
に、対象物2の高さ位置を補正計算し、XYZテーブル
11に移動命令を出す。
【0012】対象物2の画像は画像検出器3で検出され
、画像検出回路7によりアナログ電圧からディジタル量
に変換されて、コンピュータ10に検出されて画像が取
り込まれる。コンピュータ10では、取り込んだ画像に
対して、焦点距離補正処理部13が温度変化に応じて焦
点距離合せを行った焦点距離により、倍率補正処理部1
4が倍率補正を行い、高さ位置の補正に伴う結像倍率の
変化の倍率補正を行った後に画像認識処理を行う。
【0013】図2は、結像レンズの使用環境温度変化と
結像レンズの焦点距離変化の相関特性を示す図である。 温度t℃における焦点距離はfmmで示され、温度t′
℃のときの焦点距離はf′mmで示される。温度tとt
′が通常の室内温度領域では、焦点距離と温度の間には
、直線の相関関係がある。この相関関係を利用して、焦
点距離補正処理部13が温度変化に応じて、結像レンズ
の温度変化による焦点距離変化を算出する。
【0014】図3は、焦点距離が変化した場合に焦点ず
れのない検出画像を得るための光学系の対応方法を説明
する図である。ここでの対応方法には、図3(A)に示
すように画像検出器23と結像レンズ21の間bの距離
を変化させる第1の方法と、図3(B)に示すように、
対象物22と結像レンズ21の間の距離aを変化させる
第2の方法と、また、図3(C)に示すように、画像検
出器23と結像レンズ21の間の距離bおよび対象物2
2と結像レンズ21の間の距離aの双方の距離を変化さ
せる第3の方法との3つの方法がある。
【0015】第1の方法は、図3(A)に示すように、
結像レンズ21の焦点距離がfからf′に変化した場合
、対象物22と結像レンズ21の間の距離aを変えずに
、画像検出器23と結像レンズ21の間の距離をbから
b′に変えて、画像検出器23を位置24とし、合焦点
画像を得る方法である。但し、この方法では、結像倍率
Mがb/aからb′/aとなって変化する。第2の方法
は、図3(B)に示すように、結像レンズ21の焦点距
離がfからf′に変化した場合、結像レンズ21と画像
検出器23との間の距離bを変えずに、対象物22と結
像レンズ21の間の距離をaからa′に変えて、対象物
22を位置25とし、合焦点画像を得る方法である。 但し、この方法でも、結像倍率Mはb/aからb/a′
となって変化する。また、第3の方法は、図3(C)に
示すように、結像レンズ21の焦点距離がfからf′に
変化した場合、結像倍率Mが変化しないように、結像レ
ンズ21と対象物23と間の距離b,および結像レンズ
21と画像検出器23との間の距離aの双方を変える方
法である。すなわち、対象物22と結像レンズ21の間
の距離をaからa″に変え、対象物22を位置26とし
、更に、結像レンズ21と画像検出器23との間の距離
をbからb″に変えて、画像検出器23を位置27とす
る方法である。この方法によれば、結像倍率Mが変化し
ないように対応できる。
【0016】このような対応方法により、結像レンズの
温度変化によって焦点距離が変化した場合にも、焦点ず
れのない検出画像を得ることができる。この3つの対応
方法のいずれの方法を用いるようにしても良いが、いず
れの場合においても、温度変化による焦点距離変化を補
償し、それに伴う像の倍率変化を補償する。これにより
、結像レンズの温度変化による焦点距離変化のために生
ずる焦点ぼけを防ぐことができ、また、焦点距離変化に
伴う結像倍率の変化を算出して、検出画像の倍率を補正
することで、正しく画像認識を行うことができる。
【0017】このような焦点距離変化の補償処理および
倍率変化の補償処理は、コンピュータ10に設けられた
焦点距離補正処理部13および倍率補正処理部14の処
理により行われる。すなわち、焦点距離補正処理部13
が温度変化に応じて焦点距離合せを行い、その補正され
た焦点距離により、倍率補正処理部14が倍率補正を行
い、高さ位置の補正に伴う結像倍率の変化の倍率補正を
行った後に画像認識処理を行う。
【0018】図4は、焦点距離補正処理部および倍率補
正処理部の一連の処理の流れを説明するフローチャート
である。次に、ここで実行される自動焦点距離の温度補
償処理および結像倍率の温度補償処理の処理の流れを説
明する。図4を参照して説明する。まず、焦点距離の温
度補償処理31が実行され、続いて結像倍率の温度補償
処理32が実行される。自動焦点距離の温度補償処理3
1においては、まず、ステップ41において、認識する
対象物の高さ読取りを行い、次のステップ42において
、結像レンズの温度t′の読み取りを行う。次に、ステ
ップ43において、読み取られたレンズの温度t′から
、予じめ定めらた温度−焦点距離の相関関係(図2)か
ら結像レンズの焦点距離f′,倍率M′を算出する処理
を行う。そして、次のステップ44において、合焦点位
置となる対象物の結像レンズ間の距離a′を算出する。 次に、ステップ45において、XYZテーブルを移動さ
せて、対象物を合焦点位置に移動させる。この対象物の
移動により、焦点位置は合致して焦点ぼけのない画像が
画像検出器から得られるが、これより、対象物の結像倍
率が変化したので、次に続いて結像倍率の温度補償処理
32が実行される。結像倍率の温度補償処理32では、
ステップ46において、画像検出器からの画像データを
取り込み、次のステップ47において、変化させた焦点
距離に応じて検出された画像に対する結像倍率を補正す
る処理を行う。これにより、温度変化が生じも、温度変
化の影響が除去された画像が得られる。
【0019】図5は、本発明の他の実施例にかかる画像
認識装置の要部の構成を示すブロック図である。結像レ
ンズ部1は対象物2の上方にあり、更に、その上方に、
ハーフミラー51が設けられている。ハーフミラー51
の上方には、画像検出器3があり、ハーフミラー51の
右方に、焦点検出用画像検出器52がある。ハーフミラ
ー51,画像検出器3,および焦点検出用画像検出器5
2は、センサステージ50上に搭載されている。また、
結像レンズ部1およびセンサステージ50は、同一光学
フレーム12上に搭載されている。温度検出器6は、結
像レンズ1上に取付けられている。温度検出器6は温度
検出回路8に接続され、画像検出器3は画像検出回路7
に接続され、焦点検出用画像検出器52は焦点位置検出
回路53に接続されている。ここでの画像検出回路7,
焦点位置検出回路53,および温度検出回路8は、コン
ピュータ10に接続されており、各々の検出回路から検
出されたデータはコンピュータ10に入力される。コン
ピュータ10内には、温度変化に応じて焦点距離合せを
行う焦点距離補正処理部54と、焦点距離により倍率補
正を行う倍率補正処理部55とが備えられている。一方
、対象物2はXYZテーブル11上に取付けられ、XY
Zテーブル11はコンピュータ10に接続され、コンピ
ュータ10により移動制御が行われる。
【0020】このように構成されている他の実施例にか
かる画像認識装置の概略の動作を説明すると、まず、結
像レンズ部1の温度変化を温度検出器6が検出し、温度
検出回路8で温度を示すアナログ電圧をディジタル量に
変換する。コンピュータ10は温度検出回路8からディ
ジタル量で示された温度を読み取り、結像レンズ1の焦
点距離の変化を算出する。これは、例えば、前述のよう
に温度変化と焦点距離変化との対応関係(図2)を示す
演算テーブルより算出する。一方、焦点検出用画像検出
器52は、対象物2に対し、画像検出器3と同一光学距
離に設置されている。焦点検出用画像検出器52は、結
像レンズ1およびハーフミラー51を介して対象物2の
画像を取り込む。その出力は、焦点位置検出回路53に
おいて、合焦点度に対応したコントラスト値に変換され
る。変換されたコントラスト値はコンピュータ10に取
り込まれる。コンピュータ10では取り込んだコントラ
スト値に従って焦点距離補正処理部54の制御により、
センサステージ50を移動制御し、移動させながら、最
も良いコントラスト値が得られる位置を見つけだし、セ
ンサステージ50をコントラスト値の最も良い点、すな
わち、合焦点位置に位置決めする。このとき変化させた
焦点距離を記憶しておく。
【0021】次に、対象物2の画像を画像検出器3で検
出し、画像検出回路7でアナログ電圧からディジタル量
に変換し、コンピュータ10に検出画像を取り込む。ま
た、コンピュータ10は、結像レンズ1に取り付けられ
た温度検出器6から温度検出を行い、温度検出回路8を
介して検出された温度データをディジタル量で得る。ま
た、焦点距離補正処理部54は、温度検出に伴い、結像
レンズ1の焦点距離の変化を算出し、算出した焦点距離
の変化に合せるべく、XYZテーブル11を移動制御す
る。そして、変化させた焦点距離により、倍率補正処理
部55が合焦点時の結像倍率の変化を算出し、検出画像
に対して倍率補正を行い、画像認識処理を行う。
【0022】図6は、別の他の実施例にかかる焦点距離
補正処理部および倍率補正処理部の一連の処理の流れを
説明するフローチャートである。ここで実行される自動
焦点距離の制御処理および結像倍率の温度補償処理では
、XYZテーブルの移動制御を行って焦点距離の補正を
行い、更にそれに伴う結像倍率変化の補償処理および温
度補償処理を行う。なお、前述のように、センサステー
ジの移動制御を行って自動焦点距離の制御および結像倍
率の温度補償の処理を行うようにしてもよい。
【0023】図6を参照して処理の流れを説明する。ま
ず、自動焦点距離にかかる制御処理56が実行され、続
いて結像倍率の温度補償処理57が実行される。自動焦
点距離の制御処理56においては、まず、ステップ61
において、XYZテーブルをZ方向に低速に移動を開始
し、次にステップ62において、焦点検出用画像検出器
からの画像情報を取り込む。そして、次のステップ63
において、検出された画像のコントラスト値が最高とな
る位置でXYZテーブルの移動を停止させる。これによ
り、焦点位置は合致して焦点ぼけのない画像が画像検出
器から得られることになるが、これより、対象物の結像
倍率が変化したので、次に続いて結像倍率の温度補償処
理57を実行する。
【0024】結像倍率の温度補償処理57では、ステッ
プ64において、結像レンズの温度t′の読み取りを行
う。次に、ステップ65において、読み取られたレンズ
の温度t′から、予じめ定めらた温度−焦点距離の相関
関係(図2)により結像レンズの焦点距離f′,倍率M
′を算出する処理を行う。そして、次のステップ66に
おいて、検出された画像に対して結像倍率の補正を行う
。このように、結像倍率の温度補償処理57では、温度
変化のデータを取り込み、変化させた焦点距離に応じて
、検出された画像に対する結像倍率を補正する処理を行
う。これにより、温度変化が生じも、温度変化の影響が
除去された画像が得られる。
【0025】以上説明したように、本実施例によれば、
結像レンズの温度変化による焦点距離変化と、それに伴
う結像倍率の変化を算出し、検出画像の倍率を補正する
ことで正しく画像認識できる効果がある。ここで説明し
た本実施例にかかる画像認識装置における特徴点をまと
めると次のようになる。すなわち、 (1)認識する対象物の像を画像検出器上に結像する結
像レンズを有し、対象物と結像レンズの間の距離を検出
し、画像検出器上の画像が合焦点位置となるように対象
物を移動制御し、対象物の像を認識する画像認識装置に
おいて、結像レンズの温度を検出し、温度変化による結
像レンズ焦点距離変化を算出し、算出した焦点距離変化
により対象物を移動し、対象物の像の焦点ぼけを防ぐ。
【0026】(2)画像認識装置において、更に、温度
変化から結像倍率の変化を算出し、検出された画像を倍
率補正して、温度変化による画像の変化を補正してから
認識を行う。
【0027】(3)対象物の像を検出器上に結像する結
像レンズを有し、対象物と結像レンズの間の距離を検出
し、上記検出器上の画像が合焦点位置となるように、対
象物を移動制御する画像認識装置において、結像レンズ
の温度を検出し、温度変化によるレンズの焦点距離を算
出し、更に、焦点距離変化から、検出器上の像の焦点ぼ
けを防ぐと同時に、結像倍率が変化しないように、対象
物と像検出器の位置、または対象物と結像レンズの位置
を移動する。
【0028】(4)対象物の像を検出器上に結像する結
像レンズを有し、結像レンズを通して検出器上の合焦度
を検出し、検出器上の画像が合焦点位置となるように、
対象物または結像レンズまたは検出器の位置を移動制御
する画像認識装置であって、結像レンズの温度を検出し
、温度変化によるレンズ焦点距離変化および結像倍率を
算出し、検出された画像を倍率補正して、画像を認識す
る。
【0029】(5)また、画像認識装置は、結像レンズ
の温度を検出し、結像レンズの温度から、予め測定した
おいたレンズ温度と焦点距離の相関特性より焦点距離を
算出し、焦点距離から合焦点位置となるように結像レン
ズと対象部の間の距離を算出し、対象物の位置を移動す
る制御を行う。
【0030】(6)画像認識装置では、結像レンズの温
度を検出し、結像レンズの温度から予め測定しておいた
レンズ温度と焦点距離の相関特性から焦点距離を算出し
、焦点距離から合焦点位置となるように、結像レンズと
対象物間の距離を算出し、対象物を移動制御すると同時
に、結像倍率を算出し、検出された画像を倍率補正して
認識できるようにする。
【0031】(7)画像認識装置では、結像レンズの温
度を検出し、結像レンズの温度から、予め測定しておい
たレンズ温度と焦点距離の相関特性より、焦点距離を算
出し、焦点距離から所定の結像倍率となると同時に、合
焦点位置となるように、結像レンズと対象物間の距離及
び結像レンズと検出器間の距離を算出し、対象部と検出
器または結像レンズの位置を移動制御する。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像認識装置において、結像レンズの温度変化による焦
点ぼけを防き、温度変化のよる結像倍率を補正して、画
像認識を行うので、誤認識を防ぐことができる。また、
対象物の高さ検出して焦点距離の変化を算出し、結像レ
ンズの温度変化による焦点ぼけおよび結像倍率の変化を
補正するので、正しく画像認識できる。また、結像レン
ズを介して自動焦点合わせを行う画像認識装置において
も、結像レンズの温度変化による結像倍率の変化を補正
できるので、正しく画像認識できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例にかかる画像認識装置
の要部構成を示すブロック図、
【図2】図2は結像レンズの使用環境温度変化と結像レ
ンズの焦点距離変化の相関特性を示す図、
【図3】図3
は焦点距離が変化した場合に焦点ずれのない検出画像を
得るための光学系の対応方法を説明する図、
【図4】図4は焦点距離補正処理部および倍率補正処理
部の一連の処理の流れを説明するフローチャート、
【図
5】図5は本発明の他の実施例にかかる画像認識装置の
要部の構成を示すブロック図、
【図6】図6は別の他の実施例にかかる焦点距離補正処
理部および倍率補正処理部の一連の処理の流れを説明す
るフローチャートである。
【符号の説明】
1…結像レンズ部、2…認識する対象物、3…画像検出
器、4…高さ投光器、5…高さ検出器、6…温度検出器
、7…画像検出回路、8…温度検出回路、9…高さ検出
回路、10…コンピュータ、11…XYZテーブル、1
2…光学系フレーム、13…焦点距離補正処理部、14
…倍率補正処理部、50…センサステージ、51…ハー
フミラー、52…焦点検出用画像検出器、53…焦点位
置検出回路、54…焦点距離補正処理部、55…倍率補
正処理部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  認識する対象物の像を画像検出器上に
    結像する結像レンズを有し、対象物と結像レンズの間の
    距離を検出し、画像検出器上の画像が合焦点位置となる
    ように対象物を移動制御し、対象物の像を認識する画像
    認識装置において、結像ンズの温度を検出する温度検出
    手段と、該温度検出手段により検出された温度の温度変
    化から結像レンズの焦点距離の変化を算出し、対象物と
    結像レンズの間の距離を制御する制御手段と、制御した
    対象物と結像レンズの間の距離により画像検出器から得
    られた画像の倍率補正を行い、画像認識を行う画像認識
    手段とを有することを特徴とする画像認識装置。
JP3123742A 1991-05-28 1991-05-28 画像認識装置 Pending JPH04350613A (ja)

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