JPH04350562A - 自動分析装置 - Google Patents

自動分析装置

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JPH04350562A
JPH04350562A JP14919891A JP14919891A JPH04350562A JP H04350562 A JPH04350562 A JP H04350562A JP 14919891 A JP14919891 A JP 14919891A JP 14919891 A JP14919891 A JP 14919891A JP H04350562 A JPH04350562 A JP H04350562A
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reagent
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Masao Ushikubo
昌夫 牛久保
Yasuo Mori
康雄 森
Mikio Watanabe
幹夫 渡辺
Hiroyuki Machida
町田 博之
Mutsuo Kashiba
睦朗 加柴
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、血液等の成分を自動
的に分析する自動分析装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動分析装置は従来種々のものが提案さ
れている。例えば、特公平1−13063号公報には、
ターンテーブルを回転させながら、該ターンテーブルに
反応容器としてのキュベットを順次供給して、サンプル
分注、試薬分注、測光等の所要の分析動作を行い、分析
が終了したキュベットをターンテーブルから廃棄するよ
うにしたものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
自動分析装置にあっては、サンプル分注や試薬分注を一
本のプローブを用い、プローブ洗浄、吸引、吐出を一周
期として、一周期一項目の分析を行うようにしている。 このため、処理能力を上げようとすると、プローブの洗
浄時間が短くなってキャリーオーバが生じたり、測光時
間が短くなって測光データが不安定となり、分析精度が
低下するという問題がある。
【0004】この発明は、上記の問題点に鑑みてなされ
たもので、高速処理を行うにあたってプローブ洗浄時間
や測光時間を十分長くとれ、常に高精度の分析を行うこ
とができるよう適切に構成した自動分析装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、この発明では、それぞれ複数のプローブを有するサン
プル分注手段および試薬分注手段を有し、これらサンプ
ル分注手段および試薬分注手段により所定の反応ライン
に沿って順次搬送される複数の反応容器に対してそれぞ
れ同時にサンプルおよび試薬を分注して、一周期で複数
項目の分析を反応容器に抜けを作らず完全にランダムに
行い得るよう構成する。
【0006】
【作用】このように、複数のプローブを有するサンプル
分注手段および試薬分注手段により、複数の反応容器に
対してそれぞれ同時にサンプルおよび試薬を分注して、
一周期で複数項目の分析をランダムに行い得るようにす
れば、分析スピードを同じとした場合に測光時間やプロ
ーブの洗浄時間を長くとることができるので、安定した
測光データを得ることができると共に、キャリーオーバ
も有効に防止でき、常に高精度の分析を行うことが可能
となる。
【0007】
【実施例】図1はこの発明の自動分析装置の一実施例の
構成を示す外観斜視図である。装置本体11には、その
前面の操作し易い部分に、サンプラ部13および分析項
目や項目別分析条件等を装置全体を制御するマイクロコ
ンピュータに入力するキーボードよりなる操作パネル1
5を設けると共に、この操作パネル15による入力情報
や分析結果等を表示するための液晶ディスプレイ17を
引き出し可能に設ける。また、操作パネル15の下部に
フロッピィーディスクのドライブ装置19を設け、この
ドライブ装置19にセットされるフロッピィーディスク
を介してマイクロコンピュータと操作パネル15からの
入力情報とのデータのやりとりを行うようにする。さら
に装置本体11の上部には、プリンタ台21を設け、こ
のプリンタ台21上にプリンタ23を載置して分析結果
等をプリントアウトするようにすると共に、プリンタ台
21を逃げるようにU形の上面カバー25を開閉可能に
設ける。このように、プリンタ23を装置本体11の上
面に載置するようにすることにより、システムとしての
操作性の向上を図ることが可能になると共に、装置の小
形化を図ることが可能になる。また、装置本体11の一
方の側面には、後述する空キュベットパック廃棄用のケ
ース27を着脱自在に設けると共に、新たなキュベット
パックをセットするための扉28を設け、さらに所要に
応じてイオンセンサを有する電解質測定装置29を着脱
自在に設けるようにする。
【0008】図2および図3は上面カバー25を取り外
して示す斜視図および平面図である。この実施例は、キ
ュベットホイール31にキュベット33を着脱自在に保
持し、キュベット31を使い捨てとして、キュベットホ
イール31を回転させながらランダムアクセス方式によ
り各種項目の分析を行うものである。このため、キュベ
ットホイール31の周辺には、上記のサンプラ部13の
他、キュベットローダ35、第1試薬分注機構37、第
2試薬分注機構39、試薬格納庫41、サンプル機構4
3、攪拌機構45,47,49、測光部51およびキュ
ベット廃棄部52を設ける。以下、各部の構成について
説明する。
【0009】<サンプラ部13>サンプラ部13は、分
析すべきサンプルを収容する多数のサンプルカップを所
定のサンプル吸引位置を経て順次搬送するよう構成する
。この実施例ではサンプラ部13に仕切り53を設け、
この仕切り53の一方のスペース55にそれぞれ血清等
のサンプルを収容した多数のサンプルカップ57を一列
に保持するフレキシブルチェーン59をセットし、この
フレキシブルチェーン59をスプロケット61の回転に
より通路63およびサンプル吸引位置Aを経てステップ
移動させて他方のスペース65に順次搬送するようにす
る。このように、仕切り53を設けてフレキシブルチェ
ーン59の入り口側と出口側とを分離することにより、
フレキシブルチェーン59の巻き込みを防止するように
する。なお、装置本体11の前面で、フレキシブルチェ
ーン59の出口側は曲面状に形成し、これによりジャム
の発生を防止するようにする。また、通路63には、フ
レキシブルチェーン59にサンプルカップ57が保持さ
れているか否かを検知するためのカップ有無検知器67
を設けると共に、搬送されるサンプルカップ57が一般
分析用のものか、機能別分析用のものか等を識別するた
めの検知部69を設ける。なお、検知部69によるサン
プルカップ57の識別は、例えばフレキシブルチェーン
59に切り欠きを設け、この切り欠きを検知部69で検
知したり、フレキシブルチェーン59を色分けしてその
色を検知部69で検知することにより一般分析、機能別
分析等を識別するようにする。さらに、スプロケット6
1の上方には、スタット専用のターンテーブル71を設
け、このターンテーブル71にスタット用のサンプルカ
ップをセットして図示しない駆動機構によりサンプル吸
引位置Aに移送することにより、夜間分析あるいは割り
込み分析に対処できるようにする。なお、ターンテーブ
ル71には、その周縁部に切り欠き73を設け、フレキ
シブルチェーン59に保持されているサンプルカップ5
7からサンプルを吸引するときは、該切り欠き73をサ
ンプル吸引位置Aに位置決めしておくようにする。また
、ターンテーブル71の周囲には、該ターンテーブル7
1へのサンプルカップのセットの有無を検知するための
カップ有無検知器75を設ける。
【0010】<キュベットホイール31>キュベットホ
イール31は、図4に断面図をも示すように、モータ7
7により平歯車79および内歯歯車81を介して図3に
おいて反時計方向に回転させるようにする。このキュベ
ットホイール31は熱伝導性の良好な材質で形成し、そ
の周囲には図5に示すように、T型溝を有するキュベッ
ト保持部83を複数個、この実施例では48個形成し、
これらキュベット保持部83にキュベット33を着脱自
在に保持して、熱伝導性の良好な恒温部材85に形成し
たリング状の恒温溝87内を搬送するようにする。また
、恒温部材85の周囲は断熱材89で囲むと共に、裏面
にはシート状のヒータ91を設け、このヒータ91をオ
ン−オフ制御してキュベット33の温度を所望の温度に
維持するようにする。なお、ヒータ91は、キュベット
33の搬送ライン(反応ライン)上のキュベットロード
位置、第1試薬分注位置、第2試薬分注位置およびサン
プル分注位置において、その容量密度を部分的に高くし
て、各位置付近での温度分布を変えて温度の立ち上がり
を良くするようにする。
【0011】<キュベットローダ35>キュベットロー
ダ35は、反応ラインの上方に設け、所定のキュベット
ロード位置Pにおいて、該キュベットローダ35により
キュベットホイール31のキュベット保持部83に所定
のタイミングで空キュベット33を自動的に供給セット
するようにする。この実施例では、キュベットローダ3
5を、キュベットパック格納部93、キュベットバッフ
ァ部95および上下動機構を有するキュベットホイール
装填部97をもって構成し、キュベットパック格納部9
3に最大5個のキュベットパック99を積み重ねて格納
して、その最下段のキュベットパック99からキュベッ
ト33をキュベットバッファ部95を経てキュベットホ
イール装填部97に供給し、該キュベットホイール装填
部97を上下動させることによりキュベット33をキュ
ベットホイール31の上方からキュベット保持部83に
装填するようにする。
【0012】各キュベットパック99には、キュベット
33を10列×10行(合計100 個)収納し、縦送
り機構101 および横送り機構103 により最下段
のキュベットパック99からその縦送り出口105 を
経てキュベット33を順次キュベットバッファ部95に
供給し、該キュベットバッファ部95において複数のキ
ュベット35をキュベットホイール31に装填する前に
加熱、恒温化するようにする。また、最下段のキュベッ
トパック99が空になったときは、爪107 を横移動
させて該最下段のキュベットパック99をスライドさせ
ることにより、傾斜面109 を経て装置本体側面のケ
ース27内に落下させ、次のキュベットパック99を自
重により最下段に位置決めする。このように、キュベッ
トローダ35を反応ライン上に設け、空のキュベットパ
ック99を装置本体側面に廃棄するよう構成することに
より、装置の小形化が図れると共に、保守もし易くなる
。また、キュベットパック格納部93において、最下段
のキュベットパック99からキュベット33を供給する
ようにすることにより、分析中も図1に示す装置本体1
1の側面の扉28からキュベットパック格納部93にキ
ュベットパック99を随時追加することが可能となる。
【0013】<キュベット33>キュベット33は、図
6に示すように2個の反応槽34A,34B をもって
構成し、各反応槽において一項目の分析を行うようにす
る。したがって、100 個のキュベット33を収納す
る一つのキュベットパック99で200 項目の分析を
行うことができる。このキュベット33には、その反応
槽34A,34B の並び方向両端面にキュベット保持
部83のT型溝に係合する凹部34C を形成し、これ
ら凹部34C をキュベットホイール装填部97により
キュベット保持部83のT型溝に係合させることにより
、キュベット33をキュベットホイール31に対して上
下方向および径方向に位置決めして、2個の反応槽34
A,34B がキュベットホイール31の周方向に並ぶ
ように装填するようにする。また、キュベット33の各
反応槽34A,34B の両側面には、ダイレクト測光
を行うための平坦部34D を形成する。このように、
一つキュベット33に2個の反応槽34A,34B を
形成して2項目の分析を行うようにすることにより、同
じ大きさのキュベットで1キュベット1項目の分析を行
う場合に比べ、最大検体量を少なくできると共に、キュ
ベットのコストも低下でき、しかも産業廃棄物も1/2
にできる。また、分析項目数に対するキュベットパック
99の大きさも小さくできるので、キュベットパック格
納部93の体積を小さくでき、したがって装置の小形化
を図ることができる。
【0014】<第1試薬分注機構37>第1試薬分注機
構37は、キュベットホイール31に保持されたキュベ
ット33に、試薬格納庫41に格納された所望の第1試
薬を分注するものである。この実施例では、一つのキュ
ベット33で2項目の分析を行うため、2本の独立した
試薬プローブ111A,111B を設け、これら試薬
プローブ111A,111B を同一支点を中心に一体
に回動可能で、かつ独立して上下動可能な旋回アーム1
13A,113B にそれぞれ保持するすると共に、こ
れら旋回アーム113A,113B を水平方向に移動
可能な移送アーム115 により試薬格納庫41上に移
送し得るようにする。
【0015】<第2試薬分注機構39>第2試薬分注機
構39は、キュベットホイール31に保持されたキュベ
ット33に、試薬格納庫41に格納された所望の第2試
薬を分注するもので、第1試薬分注機構37と同様に、
2本の独立した試薬プローブ117A,117B を設
け、これら試薬プローブ117A,117B を同一支
点を中心に一体に回動可能で、かつ独立して上下動可能
な旋回アーム119A,119B にそれぞれ保持する
すると共に、これら旋回アーム119A,119B を
水平方向に移動可能な移送アーム121 により試薬格
納庫41上に移送し得るようにする。
【0016】<試薬格納庫41>試薬格納庫41には、
図7に部分詳細図をも示すように2つの四角のテーブル
123,125 を設け、一方のテーブル123 に第
1試薬容器127 を、他方のテーブル125に第2試
薬容器129 をそれぞれ複数個、この実施例では各テ
ーブルに最大6列×6行の36個の試薬容器を分析項目
に応じてセットし得るようにする。また、試薬格納庫4
1の周囲は断熱材130 で覆うと共に、上部にはドア
131 を開閉可能に設け、これにより試薬格納庫41
内を密閉するようにする。ドア131 には結露を防止
するためにヒータを埋設すると共に、第1および第2試
薬容器127,129 の各々に対応して試薬プローブ
が侵入するための穴133 を形成し、これら穴133
 をシャッタ135 により、試薬吸引時には開放、そ
れ以外は閉塞するように試薬分注動作に同期して同時に
開閉するようにする。また、第1および第2試薬容器1
27,129 の各々の口は、試薬の蒸発を防止するた
めにゴム等より成る開閉可能な蓋137 により密封す
るようにし、これら蓋137をシャッタ135 の開放
動作に連動して開放するよう構成する。さらに、試薬格
納庫41の下部には循環ファン139 を設けると共に
、吸熱器141を有する電子冷却装置143 を設け、
吸熱器141 で熱を吸収することにより庫内を冷却す
ると共に、その庫内の温度分布を循環ファン139 に
よって均一に保つようにする。
【0017】この実施例において、第1試薬分注機構3
7により所望の第1試薬を分注するにあたっては、先ず
、試薬プローブ111A,111B を移送アーム11
5 により横移送すると共に、旋回アーム113A,1
13B を旋回させて、例えば試薬プローブ111Aを
分析項目に対応する第1試薬容器127 の上方に位置
決めすると共に、シャッタ135 を駆動して穴133
 および蓋137 を開放し、その状態で旋回アーム1
13Aを下降させて試薬プローブ111Aを穴133 
を通して対応する第1試薬容器127 内に侵入させ、
所定量の第1試薬を吸引する。次に、旋回アーム113
Aを上昇させた後、試薬プローブ111A,111B 
を同様に移送アーム115 および旋回アーム113A
,113B によって横移送および旋回させて、試薬プ
ローブ111Bを分析項目に対応する第1試薬容器12
7 の上方に位置決めし、その状態で旋回アーム113
Bを下降させて試薬プローブ111Bにより対応する第
1試薬容器127 から所定量の第1試薬を吸引する。 その後、旋回アーム113Bを上昇させたら、シャッタ
135 により穴133 を閉塞すると共に、蓋137
 によって第1試薬容器127 の口を密封する。なお
、試薬プローブ111Aによる試薬吸引動作中は旋回ア
ーム113Bを上昇位置で待機させ、試薬プローブ11
1Bによる試薬吸引動作中は旋回アーム113Aを上昇
位置で待機させる。
【0018】試薬プローブ111A,111B による
第1試薬の吸引が終了したら、これらを移送アーム11
5 および旋回アーム113A,113B により横移
送および旋回させて第1試薬分注位置R1に位置決めし
、その状態で試薬プローブ111A,111B 内に吸
引した第1試薬を第1試薬分注位置R1にあるキュベッ
ト33の2個の反応槽34A,34Bに同時に吐出する
。その後、旋回アーム113A,113B を一体に回
動させて試薬プローブ111A,111B を洗浄槽1
45 上に位置決めし、その状態で旋回アーム113A
,113B を一体に下降させて試薬プローブ111A
,111B を洗浄槽145 内に侵入させて、該プロ
ーブ111A,111Bの内外を洗浄して次の分注動作
にそなえる。
【0019】第2試薬分注機構39による第2試薬の分
注も、上記の第1試薬分注機構37による第1試薬の分
注と同様に行われ、試薬プローブ117A,117B 
にそれぞれ吸引した第2試薬は第2試薬分注位置R2に
あるキュベット33の2個の反応槽34A,34B に
同時に吐出され、その後、洗浄槽147 において試薬
プローブ117A,117B の洗浄が行われる。なお
、第1, 第2試薬分注機構37,39 の各試薬プロ
ーブ111A,111B,117A,117Bには、図
示しないが液面センサを設け、これにより試薬液面を検
知して対応する旋回アーム113A,113B,119
A,119B の下降を制御することにより、試薬内へ
の試薬プローブの侵入量を一定にしてその汚れを最小限
に抑えるようにする。また、これら第1, 第2試薬の
分注においては、分析項目や分析条件によって試薬吐出
時に試薬押し出し水を利用して試薬の希釈も行う。以上
のように、試薬格納庫41に2つの四角のテーブル12
3,125 を設け、一方のテーブル123 に第1試
薬容器127 を、他方のテーブル125に第2試薬容
器129 をセットすることにより、試薬容器の装填密
度を高くでき、試薬格納庫41を小形にできる。また、
第1,第2試薬分注機構37,39 を横方向および旋
回移動させるようにしたので、試薬格納庫41の小形化
と相俟ってそれらの移動範囲を狭くでき、したがって装
置の小形化および動作の高速化を有効に図ることができ
る。
【0020】<サンプル機構43>サンプル機構43は
、サンプラ部13にセットされたサンプルカップ内のサ
ンプルをサンプル吸引位置Aにおいて吸引し、これをキ
ュベットホイール31にセットされたキュベット33に
所定のサンプル分注位置Sにおいて分注する。このサン
プル機構43には、第1,第2試薬分注機構37,39
 におけると同様に、2本の独立したサンプルプローブ
149A,149B をアーム151A,151B に
保持して設け、これらアーム151A,151B を同
一支点を中心に一体に回動可能で、かつ独立して上下し
得るよう構成する。また、サンプルプローブ149A,
149B にはそれぞれ吸排シリンジ153A,153
B を接続し、これにより各サンプルプローブ149A
,149B にサンプルを所望量吸引するようにする。
【0021】この実施例では、先ず、アーム151A,
151B を一体に回動させて、一方のサンプルプロー
ブ149Aをサンプル吸引位置Aに位置決めし、その状
態でアーム151Aを下降させてサンプル吸引位置Aに
あるサンプルカップ内のサンプルを分析項目に応じた量
だけ吸排シリンジ153Aにより吸引した後、アーム1
51Aを上昇させる。その後、アーム151A,151
B を一体に回動させて、他方のサンプルプローブ14
9Bをサンプル吸引位置Aに位置決めし、その状態でア
ーム151Bを下降させてサンプル吸引位置Aにあるサ
ンプルカップ内のサンプルを分析項目に応じた量だけ吸
排シリンジ153Bにより吸引した後、アーム151B
を上昇させる。なお、サンプルプローブ149Aによる
サンプル吸引動作中はアーム151Bを上昇位置で待機
させ、サンプルプローブ149Bによるサンプル吸引動
作中はアーム151Aを上昇位置で待機させる。次に、
アーム151A,151B を一体に回動させて、サン
プルプローブ149A,149B をサンプル分注位置
Sに位置決めし、その状態で各プローブ内に吸引したサ
ンプルをサンプル分注位置Sにあるキュベット33の2
個の反応槽34A,34B に同時に吐出する。
【0022】その後、アーム151A,151B を一
体に回動させてサンプルプローブ149A,149B 
を洗浄槽155 上に位置決めし、その状態でアーム1
51A,151B を一体に下降させてサンプルプロー
ブ149A,149B を洗浄槽155 内に侵入させ
て、該プローブ149A,149Bの内外を洗浄して次
の分注動作にそなえる。なお、サンプルプローブ149
A,149B の各々には、図示しないが液面センサを
設け、これによりサンプル液面を検知してアーム151
A,151Bの下降を制御することにより、サンプル内
へのプローブ149A,149Bの侵入量を一定にして
その汚れを最小限に抑えるようにする。また、電解質測
定装置29を装着して電解質を測定する場合には、サン
プル機構43によりサンプラ部13にセットされたサン
プルカップ内のサンプルをサンプル吸引位置Aにおいて
吸引し、これを電解質測定装置29の所定のサンプル分
注位置において分注する。
【0023】<攪拌機構45,47,49>攪拌機構4
5は、第1試薬の分注後にキュベット33内の液体を攪
拌するもので、回動および昇降可能なアーム157 に
、モータ159 によって回転駆動される2本の攪拌棒
161A,161B を設け、アーム157 を回動さ
せて攪拌棒161A,161B を所定の攪拌位置M1
に位置決めした後、アーム157 を下降させて攪拌棒
161A,161B をキュベット33の反応槽34A
,34B 内にそれぞれ侵入させ、その状態でモータ1
59 により攪拌棒161A,161B を回転させる
ことにより反応槽34A,34B 内の液体を同時に攪
拌するよう構成する。また、攪拌後は、モータ159 
の駆動を停止してアーム157 を上昇させると共に、
回動させて攪拌棒161A,161B を洗浄槽163
 上に位置決めし、その状態でアーム157 を下降さ
せて攪拌棒161A,161Bを洗浄槽163 内に侵
入させて洗浄するよう構成する。
【0024】また、攪拌機構47は、サンプル分注後に
キュベット33内の液体を攪拌するもので、攪拌機構4
5と同様に回動および昇降可能なアーム165 に、モ
ータ167 によって回転駆動される2本の攪拌棒16
9A,169B を設け、アーム165 を回動させて
攪拌棒169A,169B を所定の攪拌位置M2に位
置決めした後、アーム165を下降させて攪拌棒169
A,169B をキュベット33の反応槽34A,34
B 内にそれぞれ侵入させ、その状態でモータ167 
により攪拌棒169A,169B を回転させることに
より反応槽34A,34B 内の液体を同時に攪拌する
よう構成する。また、攪拌後は、同様にモータ167の
駆動を停止してアーム165 を上昇させると共に、回
動させて攪拌棒169A,169Bを洗浄槽171 上
に位置決めし、その状態でアーム165 を下降させて
攪拌棒169A,169B を洗浄槽171 内に侵入
させて洗浄するよう構成する。
【0025】攪拌機構49は、第2試薬の分注後にキュ
ベット33内の液体を攪拌するもので、上記の攪拌機構
45,47 と同様に回動および昇降可能なアーム17
3 に、モータ175によって回転駆動される2本の攪
拌棒177A,177B を設け、アーム173 を回
動させて攪拌棒177A,177B を所定の攪拌位置
M3に位置決めした後、アーム173 を下降させて攪
拌棒177A,177B をキュベット33の反応槽3
4A,34B 内にそれぞれ侵入させ、その状態でモー
タ175 により攪拌棒177A,177B を回転さ
せることにより反応槽34A,34B 内の液体を同時
に攪拌するよう構成する。また、攪拌後は、モータ17
5の駆動を停止してアーム173 を上昇させると共に
、回動させて攪拌棒177A,177Bを洗浄槽179
 上に位置決めし、その状態でアーム173 を下降さ
せて攪拌棒177A,177Bを洗浄槽179 内に侵
入させて洗浄するよう構成する。
【0026】この実施例では、図8に反応ラインの平面
図を示すように、キュベットロード位置Pを1番目のキ
ュベット位置とするとき、このキュベットロード位置P
を基準にキュベットホイール31の回転方向にみて、1
5番目のキュベット位置を攪拌位置M1、22番目のキ
ュベット位置を攪拌位置M3、24番目のキュベット位
置を第1試薬分注位置R1、31番目のキュベット位置
を第2試薬分注位置R2、36番目のキュベット位置を
攪拌位置M2、45番目のキュベット位置をサンプル分
注位置Sにそれぞれ設定すると共に、測光位置およびキ
ュベット廃棄位置をキュベットロード位置Pと攪拌位置
M1との間の任意のキュベット位置にそれぞれ設定する
。したがって、キュベットロード位置Pと第1試薬分注
位置R1とは、180 °−1キュベットの位置関係と
なる。また、攪拌位置M1,M2およびM3は、対応す
る分注位置R1,SおよびR2からそれぞれ9キュベッ
ト分離れた位置となり、攪拌位置M1およびM3間は7
キュベット分離れた位置となる。そこで、この実施例で
は、攪拌機構45,49 の各アーム157,173 
の長さを等しくすると共に、攪拌機構45における攪拌
位置M1および洗浄槽163 間の回動角と、攪拌機構
49における攪拌位置M3および洗浄槽179 間の回
動角とを等しくして、攪拌機構45,49 のアーム1
57,173を共通の駆動源で駆動するよう構成する。
【0027】<測光部51>測光部51は、キュベット
ホイール31の円周上の反応ラインに沿って搬送される
キュベット33を所定の測光位置において順次ダイレク
ト測光するもので、図9に線図的に示すように反応ライ
ンの外周側に光源181 、回折格子183 およびミ
ラー185 を、内周側に受光素子187 を配置し、
光源181 からの光を回折格子183 およびミラー
185 を経てキュベット33の反応槽34A(34B
)の平坦部34D に入射させ、その反応槽34A(3
4B)を透過する光を受光素子187 で受光するよう
にする。また、回折格子183 はモータ189 によ
り回動させるようにし、これにより分析項目に応じた特
定の波長をミラー185 を経てキュベット33の反応
槽34A(34B)に入射させるよう構成する。
【0028】<キュベット廃棄部52>キュベット廃棄
部52は、分析の終了したキュベット33を所定のキュ
ベット廃棄位置においてキュベットホイール31から取
り外して廃棄するもので、図10A〜Eに示すようにキ
ュベットホイール31の径方向に移動可能で、かつ昇降
可能な取り出し機191 を備える。取り出し機191
 には、その先端部に上側爪193Aおよび下側爪19
3Bを設け、上側爪193Aを支点195 を中心に図
示しない駆動機構により選択的に回動させるようにする
と共に、内部には押し出し器197 を設ける。このキ
ュベット廃棄部52においては、取り出し機191 を
図10Aに示す初期状態から、上側爪193Aを上方に
回動させながらキュベットホイール31の径方向に移動
させて、図10Bに示すように上側爪193Aおよび下
側爪193Bをキュベット廃棄位置にあるキュベット3
3の上下に位置させる。この状態で、上側爪193Aを
下方に回動させてキュベット33を上側爪193Aおよ
び下側爪193Bで挟持し、その後図10Cに示すよう
に取り出し機191 を上昇させて水平方向に引込み、
さらに下降させて図10Dに示す初期位置に戻す。その
後、図10Eに示すように、取り出し機191 をさら
に引き込むと共に、上側爪193Aを上方に回動させて
、取り出したキュベット33を押し出し器196 によ
り押し出して廃棄筒199 内に落下させるようにする
【0029】以下、この実施例の分析動作の一例につい
て説明する。この実施例の自動分析装置おいては、分析
項目や項目別分析条件を操作パネル15を介して図示し
ないマイクロコンピュータに入力することにより各部の
動作を制御する。先ず、分析すべきサンプルを収容する
多数のサンプルカップ57を保持したフレキシブルチェ
ーン59を、サンプラ部13の通路63の入口のスター
ト位置201 に合わせ、その状態で操作パネル15の
スタートボタンを押すことにより分析動作を開始させる
。分析動作の開始により、キュベットロード位置Pにお
いてキュベットホイール31が反時計方向に180 °
−1キュベット分回動する毎に、キュベットローダ35
からキュベットホイール31にキュベット33をセット
する。キュベットロード位置Pにおいて供給されたキュ
ベット33が、第1試薬分注位置R1に移送される間、
第1試薬分注機構37は、当該キュベット33の2つの
反応槽34A,34B で分析すべき2項目に対応する
第1試薬を試薬格納庫41から吸引し、これら第1試薬
を当該キュベット33が第1試薬分注位置R1に移送さ
れた状態でその対応する反応槽34A,34B に同時
に分注する。この際、分析条件に応じて第1試薬の分注
後、その押し出し水によって第1試薬の希釈を行う。第
1試薬分注位置R1において第1試薬を分注した後は、
キュベットホイール31を一旦逆転(時計方向)させて
、第1試薬の分注を受けたキュベット33を攪拌位置M
1に位置決めし、ここで攪拌機構45により攪拌を行う
。すなわち、この実施例では、キュベットホイール31
が反時計方向に180 °−1キュベット分回動するの
を一周期とし、この一周期のなかでキュベットホイール
31を時計方向に9キュベット分逆転させて攪拌を行う
【0030】以上の動作が、最初のキュベットロードか
ら4周期分進行すると、最初にロードされたキュベット
33はサンプル分注位置Sに位置決めされるので、それ
と同期してサンプル機構43によりサンプラ部13のサ
ンプル吸引位置Aにおいて分析条件に合ったサンプル量
を2項目分吸引し、これらをサンプル分注位置Sにおい
て当該キュベット33の2個の反応槽34A,34B 
に同時に分注する。この際、分析条件に応じてサンプル
分注後、その押し出し水によって希釈を行う。なお、第
1試薬の分注後、サンプル分注位置Sに位置決めされる
までに、キュベット33は測光部51を通過するので、
この間に試薬ブランク測定を行う。サンプル分注位置S
においてサンプルを分注した後は、キュベットホイール
31を一旦逆転させて、サンプルの分注を受けたキュベ
ット33を攪拌位置M2に位置決めし、ここで攪拌機構
47により攪拌を行って第1試薬とサンプルとの反応を
開始させる。その後、当該キュベット33が測光部51
を通過する毎に各反応槽34A,34B 内の反応液を
測光してそれらの光学的特性を測定する。
【0031】最初のキュベットロードから18周期分進
行すると、最初にロードされて第1試薬およびサンプル
の分注を受けたキュベット33が第2試薬分注位置R2
に位置決めされるので、それと同期して第2試薬分注機
構39により試薬格納庫41から当該キュベット33の
2つの反応槽34A,34B で分析すべき2項目に対
応する第2試薬を吸引し、これらを第2試薬分注位置R
2において当該キュベット33の反応槽34A,34B
 に同時に分注する。この際、分析条件に応じて第2試
薬の分注後、その押し出し水によって第2試薬の希釈を
行う。この第2試薬の分注後は、キュベットホイール3
1を一旦逆転させて、第2試薬の分注を受けたキュベッ
ト33を攪拌位置M3に位置決めし、ここで攪拌機構4
9により攪拌を行って第2試薬との反応を開始させ、そ
の後、当該キュベット33が測光部51を通過する毎に
各反応槽34A,34B 内の反応液を測光してそれら
の光学的特性を測定する。
【0032】所定回数の測光が終了したら、それらの測
光データと先に測定した試薬ブランクとに基づいてコン
ピュータにおいて所要の演算を行って分析結果を求め、
これをプリンタ23からプリントアウトすると共に、当
該キュベット33が所定のキュベット廃棄位置に位置決
めされた時点でキュベット廃棄部52によりキュベット
ホイール31から取り外して廃棄する。以上のようにし
て、順次のサンプルをキュベット33に抜けを作ること
なく分析項目および項目別分析条件に応じて完全にラン
ダムに順次分析する。
【0033】この実施例によれば、以下に説明する効果
を得ることができる。 (1)1周期に2項目の分析をランダムアクセス方式に
より行うようにしたので、1周期1項目の分析を行う従
来の自動分析装置に比べ、分析スピードを同じとした場
合に測光時間やプローブの洗浄時間を長くとることがで
きる。したがって、安定した測光データを得ることがで
きると共に、キャリーオーバも有効に防止でき、常に高
精度の分析を行うことができる。 (2)恒温槽87をシート状のヒータ91を用いて恒温
化するようにしたので、恒温液を流して恒温化する場合
に比べ、メンテナンスが不要になると共に、恒温槽も小
形にできる。また、シート状のヒータ91の容量密度を
、キュベットロード位置P、第1試薬分注位置R1、第
2試薬分注位置R2およびサンプル分注位置Sにおいて
高くしたので、各位置付近での温度の立ち上がりを良く
することができ、したがって精度の高い分析を行うこと
ができる。 (3)1つのキュベット33に2個の反応槽34A,3
4B を設けて、1キュベット2項目分析を行うように
したので、同じ大きさのキュベットで1キュベット1項
目の分析を行う場合に比べ、最大検体量を少なくできる
と共に、キュベットのコストも低下でき、産業廃棄物も
1/2にできる。また、分析項目数に対するキュベット
パック99の大きさも小さくできるので、キュベットパ
ック格納部93の体積を小さくでき、装置の小形化を図
ることができる。 (4)キュベットホイール31にT溝を有するキュベッ
ト保持部83を形成し、このキュベット保持部83にキ
ュベット33を上方からロードするようにしたので、キ
ュベットジャムの発生を有効に防止できる。また、キュ
ベットのロード回数も、1つのキュベット33に2個の
反応槽34A,34B を設けたことによって、1キュ
ベット1項目分析の場合に比べ1/2で済む。したがっ
て、信頼性に優れた自動分析装置を得ることができる。 (5)キュベットローダ35を反応ライン上に設け、空
のキュベットパック99を装置本体側面に廃棄するよう
にしたので、キュベットローダを反応ラインと同一平面
に設ける場合に比べ、装置を小形化できると共に、保守
性を向上できる。 (6)複数のキュベットパック99をキュベットパック
格納部93に積み重ね、最下段のキュベットパック99
からキュベット33を供給するようにしたので、分析中
にキュベットパック99を随時追加することができ、操
作性を向上することができる。 (7)第1,第2試薬分注機構37,39 のプローブ
を横方向および旋回移動させて試薬格納庫41の所望の
試薬容器上に位置決めするようにしたので、それを水平
面内で直交するXおよびY方向に移動させて位置決めす
る場合に比べ、移動範囲を狭くできる。したがって、移
動時間を短縮できるので高速処理ができると共に、装置
も小形化できる。
【0034】なお、この発明は上述した実施例にのみ限
定されるものではなく、幾多の変形または変更が可能で
ある。例えば1つのキュベットに3個以上の反応槽を形
成し、これら反応槽にサンプルや試薬等を同時に分注す
るようにして、1キュベットで3項目以上の分析を行う
よう構成することもできる。また、1キュベット1項目
分析で、順次の複数のキュベットに対してサンプルや試
薬等を同時に分注するよう構成することもできる。この
場合にも、1周期に複数項目の分析を行うことができる
ので、測光時間やプローブの洗浄時間を長くでき、した
がって安定した測光データを得ることができると共に、
キャリーオーバも有効に防止でき、常に精度の高い分析
を行うことができる。
【0035】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、複数
のプローブを有するサンプル分注手段および試薬分注手
段を設け、複数の反応容器に対してそれぞれ同時にサン
プルおよび試薬を分注して、一周期で複数項目の分析を
反応容器に抜けを作らず完全にランダムに行い得るよう
にしたので、分析スピードを同じとした場合に測光時間
やプローブの洗浄時間を長くとることができる。したが
って、安定した測光データを得ることができると共に、
キャリーオーバも有効に防止できるので、常に高精度の
分析を安定して行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の自動分析装置の一例の構成を示す外
観斜視図である。
【図2】図1に示す自動分析装置を上面カバーを取り外
して示す斜視図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】キュベットホイールの構成を示す断面図である
【図5】キュベット保持部の構成を示す図である。
【図6】キュベットの構成を示す斜視図である。
【図7】試薬格納庫の構成を示す断面図である。
【図8】反応ラインの平面図である。
【図9】測光部の構成を示す図である。
【図10】キュベット廃棄部の構成および動作を説明す
るための図である。
【符号の説明】
11  装置本体 13  サンプラ部 15  操作パネル 17  液晶ディスプレイ 19  ドライブ装置 21  プリンタ台 23  プリンタ 25  上面カバー 27  ケース 28  扉 29  電解質測定装置 31  キュベットホイール 33  キュベット 34A,34B   反応槽 35  キュベットローダ 37  第1試薬分注機構 39  第2試薬分注機構 41  試薬格納庫 43  サンプル機構 45,47,49  攪拌機構 51  測光部 52  キュベット廃棄部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  それぞれ複数のプローブを有するサン
    プル分注手段および試薬分注手段を有し、これらサンプ
    ル分注手段および試薬分注手段により所定の反応ライン
    に沿って順次搬送される複数の反応容器に対してそれぞ
    れ同時にサンプルおよび試薬を分注して、一周期で複数
    項目の分析を反応容器に抜けを作らず完全にランダムに
    行い得るよう構成したことを特徴とする自動分析装置。
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