JPH0435026Y2 - - Google Patents

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JPH0435026Y2
JPH0435026Y2 JP1986135465U JP13546586U JPH0435026Y2 JP H0435026 Y2 JPH0435026 Y2 JP H0435026Y2 JP 1986135465 U JP1986135465 U JP 1986135465U JP 13546586 U JP13546586 U JP 13546586U JP H0435026 Y2 JPH0435026 Y2 JP H0435026Y2
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holder
lens
cylindrical
recess
tip
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、レーザ発振装置からのレーザ光を導
出するホルダ及びこれに着脱可能に取付けられレ
ーザ光集光用のレンズを保持するレンズアダプタ
を備えたレーザ加工用ヘツドに関する。
(従来の技術) この種レーザ加工用ヘツドの一例として、第3
図に示したものがある。この第3図において、1
は図示しないレーザ発振装置からのレーザ光を導
出する円筒状のホルダ、2はこのホルダ1の図中
下端部にボルト3により締付け固定された略円筒
状のレンズアダプタである。4はレーザ光を集光
させるためのレンズで、これは円筒状のレンズマ
ウント5に内設されており、このレンズマウント
5が前記レンズアダプタ2の収納凹部2a内に螺
合されている。6はノズル孔6aを有するノズル
で、これはテーパ状の円筒スリーブ7に螺合され
ており、この円筒スリーブ7がスリーブホルダ8
に装着されている。ここで、円筒スリーブ7はス
リーブホルダ8の調節ねじ8aによりラジアル方
向に移動可能になつている。そして、このスリー
ブホルダ8はリング部材9を介して前記レンズア
ダプタ2に夫々ボルト10,11により締付け固
定されている。尚、リング部材9には加工用補助
ガスが供給される供給孔9aが形成されている。
(考案が解決しようとする問題点) 一般に、レーザ加工においては、被加工物の材
質、板厚、加工精度或は加工速度等の加工条件に
応じてレンズ4の焦点距離を変更しなければなら
ず、その度にレンズ4を交換しなければならな
い。この場合、上記従来構成では、レンズ4を取
外す際に、ボルト11を外してスリーブホルダ8
及びリング部材9をレンズアダプタ2から取外し
てから、レンズマウント5をレンズアダプタ2か
ら取外すようにしている。また、反対にレンズ4
を取付ける際には、レンズマウント5をレンズア
ダプタ2に螺合してから、スリーブホルダ8及び
リング部材9をレンズアダプタ2にボルト11に
より締付け固定して取付けている。このため、レ
ンズ4を交換する場合、複数の部品の取付け及び
ボルトの締付けが必要になるので作業性が悪いと
いう欠点があつた。また、レンズマウント5をレ
ンズアダプタ2に螺合するとき、レンズマウント
5及びレンズアダプタ2の各ねじ部の加工精度の
ばらつきにより、レンズマウント5がラジアル方
向に若干位置ずれして、レンズ4の光軸が芯ずれ
することがあり、この場合には、エネルギー密度
の高いレーザビームがノズル6に照射され、ノズ
ル6を溶融させる虞がある。従つて、上記のよう
にレンズ4の光軸に芯ずれが生じたときには、レ
ンズ4を介して集光されたレーザ光がノズル6の
ノズル孔6aの中心を通過するように調整ねじ8
aにより調整する作業が必要になり、この調整作
業にかなりの時間を費す問題もある。
そこで、本考案の目的は、レンズを交換する場
合の作業性を向上できると共に、レンズ交換後の
光軸調整等の作業を不要にし得るレーザ加工用ヘ
ツドを提供するにある。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案のレーザ加工用ヘツドは、レンズを保持
する円筒状のレンズアダプタに円筒状のホルダの
先端部に挿入嵌合される円筒状の連結部を設ける
と共に、前記ホルダの先端部内周のうち前記連結
部が挿入嵌合される部分に沿つて環状の凹部を形
成し、この凹部を密閉するように前記ホルダの先
端部内周に薄板円筒状のスリーブを設け、更に、
前記ホルダに前記凹部内に収容された流体を加圧
する加圧手段を設けるように構成したところに特
徴を有する。
(作用) レンズアダプタの連結部をホルダの先端部に挿
入嵌合してから、加圧手段により凹部内の流体を
加圧すると、薄板円筒状のスリーブが内側方向に
均等に変形されて前記連結部が押圧固定される。
これによつて、レンズアダプタが調芯されながら
固定されるので、レンズ交換の作業性が向上する
と共に光軸調整等の作業を不要にできるものであ
る。
(実施例) 以下、本考案の一実施例につき第1図及び第2
図を参照しながら説明する。
まず、第1図において、21は図示しないレー
ザ発振装置からのレーザ光を導出する円筒状のホ
ルダ、22はこのホルダ21の先端部たる図中下
端部に着脱可能に取付けられた円筒状のレンズア
ダプタである。23は上記レーザ光を所定の加工
点に集光させるためのレンズで、これは円筒状の
レンズマウント24の上端部に内設されている。
ここで、レンズマウント24は、上端部外周のね
じ部が前記レンズアダプタ22の下端部内周に形
成されたねじ部に螺着されるものであり、以てレ
ンズ23がレンズアダプタ22に保持されるよう
になつている。25は図示しないノズル孔がその
先端部に形成されたノズルで、これはテーパ状を
なす円筒スリーブ26に螺合されて固定されてい
る。27は円筒状のスリーブホルダで、これに円
筒スリーブ26が図中下方に向けて装着されてい
る。そして、このスリーブホルダ27はリング部
材28を介して前記レンズアダプタ22に夫々ボ
ルト29,30により締付け固定されている。
尚、リング部材28には加工用補助ガスが供給さ
れる供給孔28aが形成されている。
さて、レンズアダプタ22には、ホルダ21の
先端部に挿入嵌合される円筒状の連結部22aが
設けられている。また、ホルダ21には、その先
端部内周のうち上記連結部22aが挿入嵌合され
る部分に沿つて環状の凹部21aが形成されてい
る。31は薄板円筒状のスリーブで、これは上記
凹部21aを密閉した状態でホルダ21の先端部
内周に設けられている。32はホルダ21の先端
部外周に設けられた加圧手段で、これは第2図に
も示すように、凹部21aと連通する連通孔21
b及びこの連通孔21b内に螺挿されたピストン
33からなるものであり、連通孔21bとピスト
ン33との間にはシール用Oリング34が介装さ
れている。従つて、この加圧手段32にあつて
は、ピストン33が螺進されたときに、凹部21
a内に収容された油等の流体を加圧するようにな
つている。
次に上記構成の作用について説明する。まず、
ホルダ21にレンズアダプタ22を取付ける場
合、レンズアダプタ22に予めレンズ23、ノズ
ル25、円筒スリーブ26及びスリーブホルダ2
7等を組付けておくと共に、加圧手段32のピス
トン33を緩めて凹部21a内の流体を加圧しな
いようにしておく。この状態で、ホルダ21の先
端部にレンズアダプタ22の連結部22aを挿入
嵌合し、加圧手段32のピストン34をねじ込ん
で凹部21a内の流体を加圧すると、薄板円筒状
のスリーブ31が内方に均等に変形して、連結部
22aが均等に締付けられて固定されることによ
り、レンズアダプタ22は中心に芯合せされなが
ら固定される。
次に、レンズ23を交換する場合、ピストン3
3を緩めてホルダ21からレンズアダプタ22を
取外す。この後、交換レンズ23及び交換ノズル
25等を組付けたレンズアダプタ22をホルダ2
1に挿入嵌合し、ピストン33をねじ込んで凹部
21a内の流体を加圧して、レンズアダプタ22
を中心に芯合せしながら固定する。
このような構成の本実施例によれば、環状の凹
部21aをホルダ21の先端部内周のうちレンズ
アダプタ22の連結部22aが挿入嵌合される部
分に沿つて形成すると共に、薄板円筒状のスリー
ブ31を上記凹部21aを密閉するように設け、
更に、加圧手段32により凹部21a内に収納さ
れた流体を加圧するように構成したので、所謂ワ
ンタツチでレンズアダプタ22をホルダ21に着
脱することができるから、従来に比べてレンズ2
3を交換する作業性を大幅に向上できる。また、
加圧手段32により加圧された流体が薄板円筒状
のスリーブ31を内方に均等に変形させ、これに
よつてレンズアダプタ22がホルダ21に芯合せ
されながら固定されるので、従来とは異なり、レ
ンズ交換後の光軸合せ等の調整作業を不要にし得
る。
[考案の効果] 本考案は以上の説明から明らかなように、レン
ズを保持する円筒状のレンズアダプタに円筒状の
ホルダの先端部に挿入嵌合される円筒状の連結部
を設けると共に、前記ホルダの先端部内周のうち
前記連結部が挿入嵌合される部分に沿つて環状の
凹部を形成し、この凹部を密閉するように前記ホ
ルダの先端部内周に薄板円筒状のスリーブを設
け、更に、前記ホルダに前記凹部内に収容された
流体を加圧する加圧手段を設けるように構成した
ので、レンズを交換するときの作業性を向上でき
ると共に、レンズ交換後の光軸調整等の作業を不
要にし得るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図は一部破断側面図、第2図は第1図
中−線に沿う断面図であり、第3図は従来構
成を示す縦断側面図である。 図面中、21はホルダ、21aは凹部、22は
レンズアダプタ、22aは連結部、23はレン
ズ、31はスリーブ、32は加圧手段を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. レーザ発振装置からのレーザ光を導出する円筒
    状のホルダと、このホルダの先端部に着脱可能に
    取付けられ前記レーザ光集光用のレンズを保持す
    る円筒状のレンズアダプタとを備えたレーザ加工
    用ヘツドにおいて、前記レンズアダプタに設けら
    れ前記ホルダの先端部に挿入嵌合される円筒状の
    連結部と、前記ホルダの先端部内周のうち前記連
    結部が挿入嵌合される部分に沿つて形成された環
    状の凹部と、この凹部を密閉するように前記ホル
    ダの先端部内周に設けられた薄板円筒状のスリー
    ブと、前記ホルダに前記凹部内と連通するように
    設けられその凹部内に収容された流体を加圧する
    加圧手段とを具備してなるレーザ加工用ヘツド。
JP1986135465U 1986-09-05 1986-09-05 Expired JPH0435026Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986135465U JPH0435026Y2 (ja) 1986-09-05 1986-09-05

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JPS6341382U JPS6341382U (ja) 1988-03-18
JPH0435026Y2 true JPH0435026Y2 (ja) 1992-08-19

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JP1986135465U Expired JPH0435026Y2 (ja) 1986-09-05 1986-09-05

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5551163A (en) * 1978-10-05 1980-04-14 Toshiba Corp Gasket in metal

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5551163A (en) * 1978-10-05 1980-04-14 Toshiba Corp Gasket in metal

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JPS6341382U (ja) 1988-03-18

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