JPH0434876Y2 - - Google Patents

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JPH0434876Y2
JPH0434876Y2 JP1986026171U JP2617186U JPH0434876Y2 JP H0434876 Y2 JPH0434876 Y2 JP H0434876Y2 JP 1986026171 U JP1986026171 U JP 1986026171U JP 2617186 U JP2617186 U JP 2617186U JP H0434876 Y2 JPH0434876 Y2 JP H0434876Y2
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JP
Japan
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hair
shape memory
doll
toy
shape
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JP1986026171U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は人形、動物玩具、ぬいぐるみ等の玩具
用の毛髪部材に形状記憶合金を利用した玩具用毛
髪構造に関する。
[従来の技術及び解決すべき問題点] 従来より人形や動物玩具等は、その形状が変形
可能なものが一般的に好まれる。
しかし、従来では人形の頭髪など好みの形に容
易に変形させ得るものが存在していなかつた。こ
のため、従来の構造を用いた玩具では、遊戯者の
興味を半減しかかる問題点の解決が希求されてい
た。
[問題点の解決手段] このため本考案では、人形、動物玩具、ぬいぐ
るみ等の玩具に毛髪部材を多数本植付けてなる玩
具用毛髪構造において、上記多数本の毛髪部材
は、ナイロン等の素材で形成された髪部材と細線
状の形状記憶部材の組合わせよりなり、上記髪部
材と形状記憶部材は、一方が他方を巻き込むか、
あるいは被覆するかしてなり、かつ上記形状記憶
部材は一以上の所定形状を記憶しており、加熱に
よる温度上昇で可逆的に上記所定形状を復元する
形状記憶合金材で形成してなる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示す。
この実施例は、人形の頭髪に本考案に係る構造を
採用したものである。
人形は頭部2に毛髪部材4を配しており、ドラ
イヤー等で加温すると毛髪部材4がカールしてパ
ーマをかけた頭髪状の外観を呈するようになつて
いる。
毛髪部材4は、形状記憶部材6とナイロン等の
素材で形成された髪部材8とからなり、これらを
多数本頭部2に配して全体として人形の頭髪を構
成している。
形状記憶部材6は細線状の形状記憶合金で形成
したもので、部分的に分散させて髪部材8と交互
的に配してある。この形状記憶部材6は、所定の
高温相でカール状の形状を記憶させたものを低温
相下で真直ぐに延ばして頭部2に植設させたもの
である。なおこの形状記憶部材6に用いる形状記
憶合金としては公知のものを種々採用でき、その
組成等に特に制限はない。
次に、上記実施例の作用を説明する。
ドライヤー等で毛髪部材4を加温すると、形状
記憶部材6がカール状になり、周囲の髪部材8を
巻き込み頭髪全体にカールが掛つた状態になる
(第2図参照)。
また、上記実施例では形状記憶部材6をカール
状の形状を記憶させたが、本考案はこれに限るも
のではなくウエーブ状の形状等を記憶させたもの
でもよい。
次に本考案の第2実施例を第3図に基づいて説
明する。
第2実施例に係る人形は頭部12に毛髪部材と
しての複合毛髪部材14を有しており、この複合
毛髪部材14を数多く配して全体として人形の頭
髪を構成している。
複合毛髪部材14は形状記憶部材16を中心材
として、その回りにナイロン等の素材で形成され
た髪部材18を巻いて形成したものであり、この
例の場合、髪部材18を巻いたため、より毛髪ら
しい外観を呈せしめることができる。
なお、形状記憶部材16は、上記第1実施例と
同様に所定の高温相でカール状の形状を記憶さ
せ、低温相下で真直ぐに延ばして頭部に植設させ
たものである。
即ち、ドライヤー等で人形12の頭髪を加温す
ると、形状記憶部材16がカール状となり、頭髪
全体にカールが掛つた状態になる。
次に本考案の第3実施例を第4図に基づいて説
明する。
第3実施例に係る人形は頭部22に毛髪部材と
しての被覆毛髪部材24を有しており、この被覆
毛髪部材24を数多く配して全体として人形の頭
髪を構成している。
被覆毛髪部材24はナイロン等の素材で形成さ
れた髪部材28で細線状の形状記憶部材26を被
覆して形成したものである。
形状記憶部材26は所定の高温相でカール状の
形状を記憶させ、低温相下で真直ぐに延ばしたも
のであり、このように所定の形状を記憶させた
後、髪部材28で被覆して被覆毛髪部材24を構
成し、この被覆毛髪部材24を頭部に配してあ
る。なお、この例の場合も、第1の実施例よりは
毛髪らしい外観を呈せしめることができる。
本実施例の場合も、ドライヤー等で人形20の
頭髪23を加温すると、被覆毛髪部材24がカー
ル状になり、頭髪全体にカールが掛つた状態にな
る。
なお、上記実施例では、本考案の構造を人形の
頭髪に用いて説明を行つたが、本考案はこれに限
るものではなくぬいぐるみ等の毛の部分に用いて
もよい。
また、上記実施例で説明した髪部材はナイロン
等で形成する必要はなく、色変わり素材を用いて
もよい。これによれば、毛髪部材の変形と共に色
変わりを楽しむことができる。
[考案の効果] 以上のように本考案によると、所定の形状を記
憶した細線状の形状記憶部材を、人形、動物玩
具、ぬいぐるみ等の玩具に配する毛髪部材に用い
るようにしたので、加温することによりかかる毛
髪部材を容易に変形させることができ、遊戯者の
興味を一層増すことができるという効果を奏す
る。
しかも上記毛髪部材は、髪部材と形状記憶部材
の組合わせよりなつて、それらが相互に巻き込む
か、被覆するかしてなるので、加温による形状記
憶合金材の変形が髪部材とともになされることと
なつて、一層の面白味を増すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の第1実施例に係る
玩具用毛髪構造を用いた人形の側面図、第3図は
本考案の第2実施例に係る玩具用毛髪構造を用い
た人形の側面図、第4図は本考案の第3実施例に
係る玩具用毛髪構造を用いた人形の側面図であ
る。 4,14,24……毛髪部材、6,16,26
……形状記憶部材、8,18,28……髪部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 人形、動物玩具、ぬいぐるみ等の玩具に毛髪部
    を多数本植付けてなる下記要件を備えたことを特
    徴をする玩具用毛髪構造。 (イ) 上記多数本の毛髪部材は、ナイロン等の素材
    で形成された髪部材と細線状の形状記憶部材の
    組合わせよりなる。 (ロ) 上記髪部材と形状記憶部材は、一方が他方を
    巻き込むか、あるいは被覆するかしてなる。 (ハ) 上記形状記憶部材は一以上の所定形状を記憶
    しており、加熱による温度上昇で可逆的に上記
    所定形状を復元する形状記憶合金材で形成して
    なる。
JP1986026171U 1986-02-25 1986-02-25 Expired JPH0434876Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986026171U JPH0434876Y2 (ja) 1986-02-25 1986-02-25

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JP1986026171U JPH0434876Y2 (ja) 1986-02-25 1986-02-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62137086U JPS62137086U (ja) 1987-08-28
JPH0434876Y2 true JPH0434876Y2 (ja) 1992-08-19

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ID=30827002

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JP1986026171U Expired JPH0434876Y2 (ja) 1986-02-25 1986-02-25

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JP (1) JPH0434876Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6299291U (ja) * 1985-12-11 1987-06-24

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Publication number Publication date
JPS62137086U (ja) 1987-08-28

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