JPH04348683A - 背面投写型液晶プロジェクション装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は液晶パネル類を透過型ス
クリーン上に背面より拡大投写する背面投写型液晶プロ
ジェクション装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、メタルハライド等の光源を使用し
て液晶パネルの映像を拡大投影する装置が発売されてい
る。これは光源から発する光がミラー等を経由して液晶
パネルに集光され、投写レンズを通してスクリーンに写
し出されるものである。タイプとしてはスクリーンとプ
ロジェクター本体が分離したフロントタイプと、スクリ
ーン，液晶パネル，光源，ミラー等が一体に構成され映
像光がスクリーンを透過する背面投写タイプの２種類が
ある。

【０００３】従来の背面投写型液晶プロジェクション装
置について図４および図５を参照しながら説明する。

【０００４】図に示すように、光源２１からの光を集光
する集光レンズ２２と、光の透過を制御する液晶２３と
、前記光源２１からの光を色分解，色合成するハーフミ
ラー２４と、前記液晶２３による透過光線像を投写する
投写レンズ２５とが設けられる液晶プロジェクター本体
２６と、この液晶プロジェクター本体２６から発する映
像光を第１の反射ミラー２７および第２の反射ミラー２
８を介して透過するスクリーン２９を設けている。そし
て、前記スクリーン２９を前記液晶プロジェクター本体
２６の上方位置に設け、キャビネット３０内に収納して
いる。また、前記キャビネット３０の下方にはＶＴＲ３
１やビデオディスク３２がシステムとしてラック３３内
に設けられていた。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】このような従来の背面
投写型液晶プロジェクション装置では、ＣＲＴや液晶パ
ネルで本体が構成される場合が多く、ＶＴＲ３１やビデ
オディスク３２を別にラック３３内に入れセットするた
め、セット後から配線ロスや余分なスペースを確保する
必要がある。また、スクリーン２９が液晶プロジェクタ
ー本体２６の上方位置に設けられているのでテレビの高
さが高くなり、スクリーン中心が高くなって見にくいと
いう問題があった。そして、ＶＴＲ３１やビデオディス
ク３２を一体化して同一平面内に構成できないという問
題があった。

【０００６】本発明は上記課題を解決するもので、高さ
の低いスクリーンの見やすい背面投写型液晶プロジェク
ション装置を提供することを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明の背面投写型液晶
プロジェクション装置は、上記目的を達成するために、
映像光を発する液晶プロジェクター本体と、この液晶プ
ロジェクター本体から発する映像光を第１と第２のミラ
ーを介して透過されるスクリーンと、ＶＴＲ，ビデオデ
ィスクをキャビネット本体内に備え、前記プロジェクタ
ー本体、第１のミラー，ＶＴＲ，ビデオディスクを平面
板上に平面的に配置し、前記キャビネットに引き出し自
在に設けた構成とする。

【０００８】

【作用】本発明の背面投写型液晶プロジェクション装置
は上記した構成により、液晶プロジェクター本体，ＶＴ
Ｒ，ビデオディスクが平面板上に平面的に配置されるの
で、テレビの高さが低くなりスクリーンが見やすい高さ
となると共に、製造時においても、液晶プロジェクター
本体，ＶＴＲ，ビデオディスクを配置した平面板がキャ
ビネットに引き出し自在となっているので、キャビネッ
トの外側で組立が可能となり組立ての合理化となる。ま
た、ＶＴＲやビデオディスクを別にセット台内に入れた
り、セット後の配線ロスや余分なスペースの確保の必要
がなくなるものである。

【０００９】

【実施例】以下、本発明の一実施例について、図１〜図
３を参照しながら説明する。

【００１０】図に示すように、背面が傾斜したキャビネ
ット本体１の前面にスクリーン２を設け、背面傾斜部に
は前記スクリーン２に映像光を反射させる第２のミラー
３を設けている。

【００１１】そして、前記キャビネット本体１の下方部
には平面板４上に映像光を投写する液晶プロジェクター
本体５と、この液晶プロジェクター本体５から投写され
る映像光を前記第２のミラー３に反射される第１のミラ
ー６と、ＶＴＲ７およびビデオディスク８を平面的に配
置し、平面板４を前記キャビネット本体１のスライド面
１ａ上に引き出し自在に設けている。

【００１２】なお、液晶プロジェクター本体５とＶＴＲ
７は液晶プロジェクター本体５から投写される映像光が
干渉しない位置に設けている。

【００１３】上記構成において、製造時は平面板４をキ
ャビネット本体１より引き出した状態で、ＶＴＲ７，ビ
デオディスク８，第１のミラー６，液晶プロジェクター
本体５を平面板４に平面的に配置する。

【００１４】そして、平面板４をキャビネット本体１の
スライド面１ａ上をスライドさせて固定端１ｂの位置ま
で移動し、固定する。

【００１５】このように本発明の背面投写型液晶プロジ
ェクション装置によれば、ＶＴＲ７やビデオディスク８
と共にプロジェクター本体５を同一平面上に構成し、製
造時にはキャビネット本体５に一枚の平面板４をスライ
ドして組立てが可能であるので組立てが合理化されると
共に、ＶＴＲ７やビデオディスク８がセット全体のうち
の少なくとも一方は光学投写軸方向に構成するスペース
として確保しているため、テレビの高さを低くすること
ができる。

【００１６】また、ＶＴＲ７やビデオディスク８の配置
をセット前に行うことができるので、配線ロスや余分な
スペースの確保の必要がなくなるものである。

【００１７】

【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によればプロジェクター本体，ＶＴＲ，ビデオディス
クを平面板上に平面的に配置し、スクリーンを設けたキ
ャビネットの下方部に引き出し自在に設けているので、
各部の配線や機器の設置がキャビネット外で行えるので
、組立性が良くなると共に、スクリーンを見やすい位置
の高さに設けることができる背面投写型液晶プロジェク
ション装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】（ａ）本発明の一実施例の背面投写型液晶プロ
ジェクション装置の一部断面した正面図（ｂ）同背面投
写型液晶プロジェクション装置の側面断面図

【図２】同各部材が配置された状態を示す上面図

【図３
】同平面板をキャビネットより引き出す状態を示す側面
断面図

【図４】従来の液晶プロジェクターの概略構成図

【図５
】（ａ）従来の背面投写型液晶プロジェクション装置の
一部断面した正面図 （ｂ）同側面断面図

【符号の説明】

１　　　　キャビネット本体 ２　　　　スクリーン ３　　　　第２のミラー ４　　　　平面板 ５　　　　液晶プロジェクター本体 ６　　　　第１のミラー ７　　　　ＶＴＲ ８　　　　ビデオディスク

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　映像光を発する液晶プロジェクター本
   体と、この液晶プロジェクター本体から発する映像光を
   第１と第２のミラーを介して透過されるスクリーンと、
   ＶＴＲ，ビデオディスクとをキャビネット本体内に備え
   、前記液晶プロジェクター本体，第１のミラー，ＶＴＲ
   ，ビデオディスクを平面板上に平面的に配置し、前記キ
   ャビネットに引き出し自在に設けた背面投写型液晶プロ
   ジェクション装置。