JPH04346742A - 攪拌調理器 - Google Patents

攪拌調理器

Info

Publication number
JPH04346742A
JPH04346742A JP12042291A JP12042291A JPH04346742A JP H04346742 A JPH04346742 A JP H04346742A JP 12042291 A JP12042291 A JP 12042291A JP 12042291 A JP12042291 A JP 12042291A JP H04346742 A JPH04346742 A JP H04346742A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
cooking
stirring
hot air
stand
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12042291A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Iguchi
井口 穐夫
Hiroshi Uzawa
鵜沢 博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
Priority to JP12042291A priority Critical patent/JPH04346742A/ja
Publication of JPH04346742A publication Critical patent/JPH04346742A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばクッキーの生地
やスポンジケーキの生地を作る場合等に、その材料を攪
拌するのに使用される攪拌調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の攪拌調理器としては、手で持って
使用する電動式のミキサーが一般的である。これは、ハ
ンドルを備えた電動部に攪拌調理具を接続してなり、電
動部の動作によって攪拌調理具を回転させ、この攪拌調
理具でボール等の容器に収納された材料を攪拌する構成
である。この他に、攪拌時に前記電動式ミキサーを手で
支えないで済むようにしたスタンド装置も知られており
、これはボール等の容器が載置される容器載せ台部にス
タンド部を設けて形成されている。スタンド部には前記
電動式ミキサーが着脱自在に取付けられ、その取付け状
態では攪拌調理具が容器載せ台部に載置された容器内に
挿入されるものである。そして、スタンド装置は、以上
のように容器およびミキサーを載せるためだけに使用さ
れており、その使用状態において容器を加熱する機能を
備えたものは従来提供されていなかった。
【0003】そのため従来において、例えばクッキーの
生地を作るのに、その材料であるバターと砂糖とを混ぜ
る場合や、スポンジケーキ作るのに、その材料である砂
糖と卵白を混ぜる場合には、まず、攪拌に使用する容器
とは別に用意された容器に材料を入れて、ガスコンロ等
を用いて湯せんなどにより加熱して材料を溶かしたり、
柔らかくしてから、撹拌に使用する容器に移しかえ、そ
の後に電動式ミキサーを用いて加熱された材料を撹拌す
るという手順で行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来は、材
料を加熱するための容器と撹拌をするための容器とが別
々であるから、加熱された材料を撹拌用容器に移す手間
や、使用後に二つの容器を洗浄する手間が必要である等
の取扱い上の問題がある。しかも、前記の移しかえの際
に全量を残らず移しかえることは困難であるため、特に
少量の材料の場合には、撹拌用容器で撹拌をするに際し
て、所定の作り方通りの分量より足りなくなることがあ
るという問題があった。
【0005】本発明の目的は、撹拌調理をする際の取扱
いが容易であるとともに、材料の無駄をなくして撹拌す
る際の分量不足を防止できるようにした撹拌調理器を得
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の撹拌調理器は、上面が開口され、内部に
攪拌される材料が収納される調理容器と、この調理容器
が着脱自在に載置され、この容器載置部分に加熱通気口
を有した容器置き台と、前記調理容器内にその上方から
挿脱自在に挿入される攪拌調理具、およびこの調理具を
回転させる電動部を備えたミキサーと、前記容器置き台
に内蔵され温風を発生するとともに発生した温風を前記
加熱通気口を通して前記容器置き台外へ放出する温風発
生手段とを具備したものである。
【0007】同様の目的を達成するために、請求項2の
撹拌調理器は、上面が開口され、内部に攪拌される材料
が収納される容器本体に、この本体の少なくとも下部を
覆うスカートを取付け、このスカートの上部に排気口を
設けた調理容器と、この調理容器のスカートが着脱自在
に載置され、この容器載置部分に加熱通気口を有した容
器置き台と、前記容器本体内にその上方から挿脱自在に
挿入される攪拌調理具、およびこの調理具を回転させる
電動部を備えたミキサーと、前記容器置き台に内蔵され
温風を発生するとともに発生した温風を前記加熱通気口
を通して前記容器置き台外へ放出する温風発生手段とを
具備したものである。
【0008】また、攪拌調理器の電気的安全性を確保す
るために、前記容器置き台が備える底板の前記容器載置
部分と対向する部分に、排水口を有した集水凹部を形成
するとともに、前記排水口の面積を前記加熱通気口の総
面積よりも遥かに小さくするとよい。
【0009】
【作用】請求項1において、容器置き台に調理容器を載
置すると、この容器の底部が容器置き台の加熱通気口の
真上に対向配置される。容器置き台内の温風発生手段は
、その動作により温風を発生する。発生された温風は加
熱通気口を通って容器置き台の外部に流出する。ミキサ
ーはその撹拌調理具を前記調理容器内に挿入して動作さ
れ、それにより調理容器内に材料を撹拌する。そのため
、調理容器を載置するとともにミキサーおよび温風発生
手段を動作させることにより、温風が調理容器にその下
側から吹き当てられ、この調理容器の温度が上昇し、こ
の容器を介して調理容器内の材料が加熱されるとともに
、ミキサーの撹拌調理具の回転により調理容器内の材料
が攪拌される。したがって、同じ調理容器を用いて材料
の加熱および撹拌ができる。
【0010】請求項2においても、請求項1と同様な作
用により、温風が調理容器にその下側から吹き当てられ
、この調理容器の温度が上昇し、この容器を介して調理
容器内の材料が加熱されるとともに、ミキサーの撹拌調
理具の回転により調理容器内の材料が攪拌される。した
がって、同じ調理容器を用いて材料の加熱および撹拌が
できる。しかも、請求項2では、調理容器がスカートを
備えているから、調理容器の容器本体にその下側から吹
き当てられる温風が、容器本体の回りに長く滞留し、そ
の後に排気口より外部に排出される。そのため、温風に
よる材料の加熱効率がよい。
【0011】請求項3においては、容器置き台内に加熱
通気口を通して侵入した水を、集水凹部で集めて、その
排水口を通して速やかに容器置き台の下方に排水して、
侵入した水が容器置き台内の電気部品などに悪影響を与
えることを少なくできる。そして、排水口の面積は加熱
通気口の総面積よりも遥かに小さいから、その通路抵抗
は大きく、したがって、温風が排水口から排出されるこ
とは防止される。
【0012】
【実施例】以下、図1〜図5を参照して本発明の一実施
例を説明する。
【0013】図1,図3,および図4において符号1で
示す容器置き台は、台部2と、スタンド部3とを備えて
いる。これら台部2とスタンド部3との下面にわたって
設けられた底板4には、複数のゴム製防振脚5が取付け
られている。台部2には上面が開口された金属製の調理
容器6が着脱自在に載置される。
【0014】台部2の一端から上向きに起立されたスタ
ンド部3の上端にはセット台7が取付けられている。セ
ット台7は長さ方向と直交する方向の断面が半円弧状を
なしているとともに、その長さ方向一端部側は台部2と
対向するように位置されている。セット台7には例えば
ハンディタイプのミキサー8が着脱自在に取付けられて
いる。
【0015】ミキサー8は、握り手9aを有した電動部
9に、例えば一対の撹拌調理具10を着脱可能に取付け
るとともに、電源スイッチ11を取付けて形成されてい
る。電動部9には、電源スイッチ11を閉じることによ
って電力が供給されるモータ12(図2参照)と、この
モータ12の出力軸に接続した図示しないウォームと、
このウォームに噛み合わせたウォームホイルと、このホ
イルに接続されたギヤ装置と、このギヤ装置の最終歯車
に接続された一対のコネクタ等が内蔵されている。前記
コネクタには撹拌調理具10が着脱可能に接続される。
【0016】電動部9はその動作によって一対の撹拌調
理具10を互いに逆方向に回転させるものである。なお
、アタッチメント部品として必要により備えられて材料
の切断に使用される切断調理具は、撹拌調理具10と交
換して前記コネクタに着脱できる。ミキサー8はその電
動部9を図3,図4に示すようにセット台7に嵌合させ
ることによりスタンド部3に支持されるとともに、この
支持状態で容器置き台1に内蔵された後述の制御回路と
の電気的接続がなされるようにしてある。
【0017】図2に示すように電源スイッチ11は、オ
フ接点11aと、第1オン接点11bと、第2オン接点
11cとを備えて、これらを切替え得るようになってい
る。第1オン接点11bはダイオード18を順方向に介
してモータ12に接続されているとともに、第2オン接
点11c直接モータ12に接続されている。
【0018】図1,図4に示すように台部2には、容器
載置部分としての円形の凹部13が形成されているとと
もに、この凹部13の径方向に対向する一対の係止溝1
4が形成されている。係止溝14はその一端部に図5に
示すようにストッパ壁15を有している。これら係止溝
14は凹部13の中心を中心点とした点対称をなして設
けられている。
【0019】凹部13の底壁には多数の加熱通気口16
が設けられているとともに、この底壁上面には複数のリ
ブ17が放射状に設けられている。リブ17は凹部13
の周壁とは非連続に形成されているが、これは連続させ
ても良い。
【0020】容器置き台1には温風発生手段21が内蔵
されている。この手段21は、図1に示すように送風機
22と、電気発熱体23とを備えている。送風機22は
容器置き台1内に凹部13を避けて設けた支えリブ24
に支持されている。これらリブ24は電気発熱体23が
配置される場所と後述の制御回路が配置される場所とを
仕切って設けられているとともに、その一部に通気用の
切り欠き24aを有している。電気発熱体23は凹部1
3の底壁と底板4との間に略水平に配置されるとともに
、前記底壁にブラケット25を介して支持されている。 この発熱体23は略C形に曲げられたシーズヒータから
なる。
【0021】凹部13の底壁には、これと底板4との間
には位置する邪魔板26(図1参照)が取付けられてお
り、この板26は電気発熱体23の周囲を前記送風機2
2側を除いて囲んでいる。底板4における凹部13の底
壁と対向する部分は集水凹部27を形成している。この
凹部27は、その中心に向かうにしたがい次第に低くな
るように傾斜されており、その最低位部である中心部に
は少なくとも一つの排水口28が設けられている。排水
口28の面積は、加熱通気口16の総面積よりも遥かに
小さくしてある。また、底板4におけるスタンド部3側
には吸気口29が設けられているとともに、制御回路3
0が設けられている。
【0022】制御回路30は、交流半分サイクル期間ご
との電気発熱体23に対する通電時間を位相制御して、
この発熱体23の温度制御をするものである。この制御
回路30が備えるダイヤル式温度調節つまみ31は、図
3,図4に示すようにスタンド部3の側面上に配置され
ている。なお、図2において符号32は前記つまみ31
によって開閉されるスイッチ、図1,図2において符号
33は凹部13の底壁裏面に取付けられたサーモスイッ
チである。
【0023】図2の電気回路に示すように、商用交流電
源の両端子間には、電源スイッチ11を介してミキサー
8のモータ12が接続されている。さらに、商用交流電
源の両端子間には、サーモスイッチ33と送風機22と
の直列回路が接続されているとともに、スイッチ32お
よび制御回路30の直列回路が接続されている。そして
、制御回路30の出力端には電気発熱体23が接続され
ている。
【0024】前記調理容器6は上面が開口された底6a
付きの構成である。底6aは水平状であり、前記リブ1
7に支持される。調理容器6の上部外面には一対(一方
のみ図示)の取手34が突設されている。さらに、調理
容器6の底部外周面には一対(図1に一方のみ図示)の
係止片35が突設されている。係止片35は前記係止溝
14に係脱自在であるとともに、これら係止片35は調
理容器6の中心軸を中心とした点対称をなして設けられ
ている。
【0025】前記構成の攪拌調理器を使用するには、ま
ず、スタンド部3からミキサー8を外した状態にして、
スポンジケーキ等を作る所定量の材料を入れた調理容器
6を、容器置き台1の台部2に形成した凹部13に嵌合
して、この凹部13の底壁上に載置する。この載置によ
り、図1に示すように調理容器6の底6aは多数の加熱
通気口16と近接して対向する。なお、調理容器6の凹
部13へのセット作業は、まず、図5の二点鎖線に示す
ように係止溝14内に係止片35を位置させてから、調
理容器6を例えば時計方向に回して、図5の実線で示す
ように係止片35をストッパ壁15の下側に係合させる
ことにより行う。
【0026】次に、ミキサー8の電動部9の下部をセッ
ト台7に嵌合させて、スタンド部3にミキサー8を取付
ける。それにより、ミキサー8の攪拌調理具10が図3
,図4に示すように調理容器6の内部にその上方から挿
入される。以上のセット状態の後に、商用交流電源に接
続してから、材料に合わせて温度調節つまみ31を操作
するとともに、電源スイッチ11をオン操作する。
【0027】そうすると、常温以上の温度ではサーモス
イッチ33は閉じているから、まず、送風機22が動作
を開始する。そして、電源スイッチ11のオン操作によ
り、ミキサー8のモータ12が動作されて、その動力に
より攪拌調理具10が回転されるので、この調理具10
により調理容器6内の材料が攪拌される。なお、電源ス
イッチ59の第2オン接点59cを閉じた場合と、第1
オン接点59bを閉じた場合とで、モータ12の回転と
それに伴う攪拌力の強弱を選択できる。また、温度調節
つまみ31の温度設定操作により制御回路30のスイッ
チ32が閉じられて、制御回路30が動作されるため、
この回路30による位相制御で電気発熱体23への通電
が制御される。なお、温度調節つまみ31の温度設定操
作により撹拌すべき材料に適応した温度に電気発熱体2
3を発熱させることができるから、例えばスポンジケー
キの生地を作る場合には、その材料の一つである卵白が
固まる温度(約70℃以上)とならないように温度制御
できるとともに、クッキーの生地を作る際にその材料の
一つであるバターが、風味を損なうような液体状となる
までは加熱されないように温度制御できるものである。
【0028】そのため、送風機の動作により吸気口29
から容器置き台1内に吸い込まれた空気は、制御回路3
0を冷却しながら支えリブ24の切り欠き24aを通っ
て、電気発熱体23の周囲を通って加熱昇温される。こ
の加熱により形成された温風は、凹部13の加熱通気口
16を上向きに流出して、調理容器6の底部に吹き当た
り、この容器6を加熱するので、調理容器6内の材料を
加熱できる。
【0029】このように調理容器6内の材料をミキサー
8により攪拌しながら加熱できる。したがって、湯せん
等による材料の加熱と、その後の撹拌とを別々の容器を
用いて行う必要がないとともに、加熱された材料を移し
かえる手間も不要とできる。そのため、材料を撹拌する
までに材料が無駄になることがなく、少量の材料を撹拌
する場合においても所定の作り方通りの量の材料を確保
できるとともに、撹拌終了の後に洗う容器も1個で済む
から、既述のように加熱した材料を撹拌のために移しか
える手間が不要となることと相俟って、容易に取扱うこ
とができる。
【0030】なお、調理容器6は、その係止片35を台
部2の係止溝14に係止させているので、例えば粘性が
高い材料を攪拌する場合においても、調理容器6ががた
つくことを防止でき、調理容器6が不用意に台部2上か
ら外れるようなおそれがない。また、以上のようにして
温風で調理容器6内の材料を加熱するから、材料の温度
の立上がりが緩慢であり、したがって、急激な温度上昇
が好ましくない材料を攪拌調理する場合に、この攪拌調
理器は特に好適である。
【0031】しかも、調理容器6の台部2への載置時に
使用者の手や調理容器6の外面に着いた水滴が落ちたり
、あるいは、台部2の掃除の際などに凹部13に水がか
かり、その一部が加熱通気口16を通って台部2内に入
ることがある。しかし、底板4は凹部13の真下の対向
する集水凹部27を有しているから、台部2内に侵入し
た水は集水凹部27の傾斜により、その排水口28に素
早く集められて、この排水口28を通って底板4の下方
に速やかに排出される。したがって、台部2内に侵入し
た水が、底板4上に広がって制御回路30に悪影響を及
ぼすことを防止できる。
【0032】そして、このように排水口28を設けてあ
るにも拘らず、この排水口28の面積は多数の加熱通気
口16の総面積よりも遥かに小さいから、排水口29の
通路抵抗は大きい。したがって、温風が排水口28から
排出されることは防止され、加熱通気口16からの温風
吹き出し性能が損なわれることはない。
【0033】次に、図6および図7に示す本発明の他の
実施例を説明する。この実施例の説明においては、前記
一実施例と異なる構成のみを説明し、前記一実施例と同
様な構成については前記一実施例と同一符号を付してそ
の説明を省略する。
【0034】この実施例が前記一実施例と異なる点は調
理容器の構成である。この調理容器61は、上面が開口
され内部に攪拌される材料が収納される中空半球状の金
属製容器本体62と、円筒状の金属製スカート63とで
形成されている。容器本体62の上部外面には取手34
が突設されている。スカート63は容器本体62の下部
を覆って、この本体62に溶接などにより固定されてい
る。このスカート63の下端は容器本体62の下端より
も下側に位置されている。スカート63の上部には複数
の排気口64が設けられているとともに、スカート63
の下部には係止片35が突設されている。
【0035】調理容器61は、図7に示すようにそのス
カート63の下端を凹部13の底壁上面に当接させると
ともに、この凹部13にスカート63を嵌合して台部2
に取付けられる。
【0036】このような調理容器61を採用する実施例
における作用は前記一実施例と同様であるが、調理容器
61がスカート63を有していることにより、温風によ
る調理容器61を介しての材料の加熱性能を向上できる
【0037】すなわち、調理容器61を凹部13に嵌合
して取付けることにより、凹部13の底壁と、容器本体
62の下部と、スカート63とで囲まれる加熱空間Eが
形成される。この加熱空間Eの下端は加熱通気口16に
連通し、上部は排気口64に連通している。そのため、
加熱通気口16を通って容器本体62にその下側から吹
き当てられる温風が、容器本体62の下部回りに長く滞
留し、その後に排気口64より外部に排出されるもので
あり、温風による加熱時間が長いから、材料の加熱効率
がよい。なお、ケーキ表面の飾りつけのためのトッピン
グ材料を攪拌する場合、この材料は少量であるが、以上
のように容器本体62の底部が効率良く加熱されるので
、このような材料を加熱しながら攪拌するのに、この実
施例の攪拌調理器は適する。
【0038】なお、この実施例において、凹部13のリ
ブ17は省略してもよいとともに、スカート63は容器
本体62の下部のみでなく、下部から上部にわたり容器
本体62を覆って設けても差支えない。
【0039】また、本発明において容器置き台1のスタ
ンド部3は省略しても差支えないとともに、スタンド部
3を設ける場合、このスタンド部3に対してミキサー8
は着脱自在ではなく、回動自在に取付けて、その回動に
より攪拌調理具10を調理容器の上方から挿脱自在に挿
入させるようにしても良い。
【0040】また、前記各実施例は調理容器を容器載置
部分に対して固定的に設けたが、本発明は調理容器が容
器載置部分において周方向に回動する(例えば容器の底
部外周面に歯を設けて、この歯に容器載置部分に設けた
駆動歯車を噛み合わせて、調理容器を回転させる。)タ
イプの攪拌調理器にも適用できる。このようなタイプへ
の適用においても、調理容器を加熱するために、この容
器に対する電気的接続や熱伝導経路が調理容器の回動で
断ち切られるようなことがなく、したがって、調理容器
の回動に関係なく温風により調理容器を加熱できる。
【0041】
【発明の効果】以上詳記したように本発明に係る請求項
1,2の撹拌調理器によれば、いずれも、容器置き台に
載置されるとともにミキサーの撹拌調理具が上方から挿
入される同一の調理容器内で材料の撹拌と、同材料に対
する温風による加熱ができるので、加熱した材料を移し
かえる手間を省略できるとともに、洗浄する容器数も少
なくて済むので、取扱いが容易であり、その上、前述の
ように加熱した材料の移しかえが不要で、移しかえに伴
う材料の無駄がないから、撹拌するに際しての分量不足
を防止できる。また、請求項3の撹拌調理器によれば、
温風吹き出し性能を損なうことなく、容器置き台内に加
熱通気口を通して侵入した水を速やかに容器置き台の下
方に排水できるから、攪拌調理器の電気的安全性を確保
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る撹拌調理器を図3中X
−Y−Z線に沿って示す部分断面図。
【図2】同一実施例に係る撹拌調理器の回路構成を示す
電気回路図。
【図3】同一実施例に係る撹拌調理器全体を示す斜視図
【図4】同一実施例に係る撹拌調理器全体を一部省略し
て示す斜視図。
【図5】同一実施例に係り撹拌調理器の係止溝回りの構
成を示す図。
【図6】本発明の他の実施例に係る撹拌調理器全体を示
す斜視図。
【図7】同他の実施例に係る撹拌調理器を図6中S−T
−U線に沿って示す部分断面図。
【符号の説明】
1…容器置き台、6…調理容器、8…ミキサー、9…電
動部、10…攪拌調理具、13…凹部(容器載置部分)
、16…加熱通気口、21…温風発生手段、22…送風
機、23…電気発熱体、27…集水凹部、28…排水口
、61…調理容器、62…容器本体、63…スカート、
64…排気口。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  上面が開口され、内部に攪拌される材
    料が収納される調理容器と、この調理容器が着脱自在に
    載置され、この容器載置部分に加熱通気口を有した容器
    置き台と、前記調理容器内にその上方から挿脱自在に挿
    入される攪拌調理具、およびこの調理具を回転させる電
    動部を備えたミキサーと、前記容器置き台に内蔵され温
    風を発生するとともに発生した温風を前記加熱通気口を
    通して前記容器置き台外へ放出する温風発生手段とを具
    備した攪拌調理器。
  2. 【請求項2】  上面が開口され、内部に攪拌される材
    料が収納される容器本体に、この本体の少なくとも下部
    を覆うスカートを取付け、このスカートの上部に排気口
    を設けた調理容器と、この調理容器のスカートが着脱自
    在に載置され、この容器載置部分に加熱通気口を有した
    容器置き台と、前記容器本体内にその上方から挿脱自在
    に挿入される攪拌調理具、およびこの調理具を回転させ
    る電動部を備えたミキサーと、前記容器置き台に内蔵さ
    れ温風を発生するとともに発生した温風を前記加熱通気
    口を通して前記容器置き台外へ放出する温風発生手段と
    を具備した攪拌調理器。
  3. 【請求項3】  前記容器置き台が底板を備え、この底
    板の前記容器載置部分と対向する部分は排水口を有した
    集水凹部を形成しているとともに、前記排水口の面積が
    前記加熱通気口の総面積よりも遥かに小さいことを特徴
    とする請求項1または2記載の攪拌調理器。
JP12042291A 1991-05-24 1991-05-24 攪拌調理器 Pending JPH04346742A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12042291A JPH04346742A (ja) 1991-05-24 1991-05-24 攪拌調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12042291A JPH04346742A (ja) 1991-05-24 1991-05-24 攪拌調理器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04346742A true JPH04346742A (ja) 1992-12-02

Family

ID=14785832

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12042291A Pending JPH04346742A (ja) 1991-05-24 1991-05-24 攪拌調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04346742A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1969944A3 (en) * 2007-03-16 2009-08-19 SANCASSIANO S.p.A. Kneading machine for food products
CN110771641A (zh) * 2019-11-27 2020-02-11 湖南省爱尚乐心食品有限公司 一种多维度揉面装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1969944A3 (en) * 2007-03-16 2009-08-19 SANCASSIANO S.p.A. Kneading machine for food products
CN110771641A (zh) * 2019-11-27 2020-02-11 湖南省爱尚乐心食品有限公司 一种多维度揉面装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5048402A (en) Apparatus for kneading and cooking
US8985839B2 (en) Stand mixer arrangement with guarding device
US6026735A (en) Self stirring cooking assembly
US20110126719A1 (en) Device for Preparing and Cooking Food and Associated Household Electrical Appliance
US8826805B2 (en) Cooking appliance
US20020027175A1 (en) Food preparation appliance
EP1732426A1 (en) An apparatus for preparing food
US6523457B1 (en) Pasta machine
JP3120955U (ja) 炊飯機能を備えたパン焼き器
CN211749120U (zh) 与一个或多个混合装置一起使用的手持混合器和具有软化功能的混合器
JPH04346742A (ja) 攪拌調理器
JP2009039423A (ja) 調理器
CN113491433A (zh) 模块化多功能锅
EP3569117B1 (en) Food processor
JP3437476B2 (ja) 電気加熱調理器
CN211582718U (zh) 基于旋转加热的多功能器具
JP2001309852A (ja) 電気調理器
CN214548991U (zh) 一种便于清洁的空气炸锅
CN217696265U (zh) 具备空气炸锅结构的搅拌机器
CN213464800U (zh) 烹饪器具
US20230270291A1 (en) Food Preparation Container Provided With A Handle For Easy Pouring And Scraping Of The Food Preparation
JPH0515881Y2 (ja)
KR100230992B1 (ko) 전기죽솥
CN117179598A (zh) 具备空气炸锅结构的搅拌机器
JP2001112648A (ja) 混練機