JPH0434628Y2 - - Google Patents

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JPH0434628Y2
JPH0434628Y2 JP357787U JP357787U JPH0434628Y2 JP H0434628 Y2 JPH0434628 Y2 JP H0434628Y2 JP 357787 U JP357787 U JP 357787U JP 357787 U JP357787 U JP 357787U JP H0434628 Y2 JPH0434628 Y2 JP H0434628Y2
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  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、テロツプホルダに関して、特に立体
テレビジヨン画像を判別し易いように改良を図つ
たものである。
[従来の技術] 従来、立体画像すなわち三次元画像を対象とし
たものではないが、従来のテロツプホルダの例と
して第5図A、BおよびCに模式的に示す構造の
ものがあり、図において、101は本体、1およ
び1Aはアルミの金属円板である。
同図からわかるように、従来から、二次元画像
制作用FSS(フライングスポツトスキヤナ)で使
用されるテロツプホルダには、テロツプカードを
着脱自在に保持する本体101の裏面にアルミの
金属板1および1Aを、付けない、1個付ける、
あるいは2個付けるという区別によつて、それぞ
れノルマル(テロツプそのまま)、イフエクト
(背景を青や緑にして字を浮き上がらせる)、ある
いはスーパーインポーズというふうに、機能の自
動判別が行われている。
放送現場用語で“目玉”と呼ばれている上述の
アルミの金属円板1および1Aの有無により、
FSS内の金属センサーで検出されるようになつて
おり、また見ためにもわかりやすく、かつ判別し
易い。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、立体画像になると区別すべき要
素として奥行き方向に一次元加わり、従来の技術
をそのまま用いたのでは、立体画像内の一つの奥
行きで平面的にイフエクト効果を得ることとか、
あるいはスーパーインポーズすることしか判別で
きない。
たとえば、人が奥行き方向に何列にも並んでい
る画像で人の名前をスーパーインポーズした場
合、並んでいるどの人にスーパーインポーズして
いるのかわからなくなるという欠点があつた。
そこで、本考案の目的は、原画像に対してスー
パーインポーズされるテロツプ画像を適切に対応
させるように所望のデータを設定することのでき
るテロツプホルダを提供することにある。
[問題点を解決するための手段] このような目的を達成するために、本考案で
は、例えばイフエクトやスーパーインポーズの際
に、「奥行きの幅」、「奥行きの深さ」、「奥行きの
方向」等を指定することができるようにする。つ
まり、上述したように人が奥行き方向に並んでい
る場合において、1人ずつ前後関係を対応させて
名前をスーパーインポーズすることができるよう
にする。
すなわち、本考案はテロツプカードを着脱自在
に保持する本体を有するテロツプホルダにおい
て、本体にはテロツプカードにより映出させる画
像の奥行きに関するデータを設定する手段を配設
したことを特徴とする。
[作用] 本考案によれば、FSS装置等により、原画像に
対してテロツプカードの画像をスーパーインポー
ズする際の奥行き幅、奥行き深さ、奥行き方向の
データを指定して設定することができる。
[実施例] 以下、図面を参照して、本考案の実施例を詳細
に説明する。
ここで、まず、実施例の説明に入るまえに立体
画像でスーパーインポーズする表示例を説明する
こととする。
第4図AおよびBは立体画像にスーパーインポ
ーズした場合の表示例の説明図であり、同図Aの
従来のスーパーインポーズ例の不都合な点と、本
考案のスーパーインポーズ例の特長点を示す。
この表示例では、三名の人(1),(2)および(3)が手
前から前後に並び身長差だけで三人が見えている
ような画像を考えている。第4図Aに示す従来の
スーパーインポーズ例では、(1),(2)および(3)と番
号をつけた場合、同じ平面にスーパーインポーズ
されるため、どの人が(1)なのか、(2)なのか、ある
いは(3)なのかわからない。ところが本考案による
第4図Bのスーパーインポーズの例では、それぞ
れ異つた奥行き深さに(1),(2)および(3)というよう
にスーパーインポーズされるため、どの人を指す
のか明瞭に知ることができる。このような立体視
の効果はスーパーインポーズによる表示のみなら
ず、イフエクトの場合でも用いることができる。
そこで、以下に本考案の実施例について詳しく
説明する。
[第1の実施例] 第1図は本考案の第1の実施例の構造を示す模
式図であり、図において、1および1Aはアルミ
などの金属円板、2,3,4および5はそれぞれ
調整用のつまみ、2A,3A,4Aおよび5Aは
それぞれスライド溝である。101は本体であ
る。
従来使用しているイフエクトやスーパーインポ
ーズの各テロツプホルダーの端部にスライド用の
溝2A,3A,4Aおよび5Aを設け、簡単に手
でもスライド可能なアルミなどの金属片あるい
は、白色などの塗料で着色した調整用つまみ2,
3,4および5をはめこみ、その設定された位置
により、表示すべき奥行き幅、奥行きの深さ、お
よびに奥行き変化方向を指定することができる。
また、これら指定した奥行き情報のデータを検出
する方法は、金属片を用いた場合は金属センサー
で、着色した調整つまみを用いた場合はレーザ光
やラインセンサーで行なうことができる。
第1の実施例の特長は、見た目にもすぐわか
り、かつ現場でリアルタイムで変更できることに
ある。
[第2の実施例] 第2図は本考案の第2の実施例の構造を示す模
式図であり、図において、6は集積回路(IC)、
7は入出力端子、8は表示部である。
テロツプホルダの本体101は、第1の実施例
のものと同じであるが、アルミなどの金属円板を
用いる代わりに、奥行き情報を本体101に内蔵
されたIC6に記憶させておき、入出力端子7を介
してFSSにより読み出されて伝送さえる。
IC6はバツテリーバツクアツプされたSRAM
や、不揮発性RAMなどからなり、フラツトタイ
プにして本体101に埋め込まれている。
テロツプカードをリハーサルや、プレビユーす
る場合にFSSにセツトし、あらかじめ本体101
の裏面に配置された入出力端子7を通して、外部
のキーボードと接続し、イフエクトおよびスーパ
ーインポーズの区別や奥行き幅、奥行き深さ、お
よび奥行き変化方向等のデータを本体101内の
IC6に記憶させておく。この第2の実施例では、
第1の実施例のように、つまみの位置で奥行き情
報を直視できるという訳にはいかないので、本体
101の表面にLED(発光ダイオード)あるいは
LCD(液晶)表示部を設けるようにし、イフエク
トとスーパーインポーズの区別および奥行き情報
等を表示させる。
読出し制御は、テロツプカードを装着したテロ
ツプホルダをFSSにセツトした状態で、FSSに設
けてある検出端子とテロツプホルダーの本体10
1の入出力端子7が接続されて、FSSが所望の情
報のデータを本体101に内蔵されたIC6から読
み出す。
[第3の実施例] 第3図は本考案の第3の実施例の構造を示す模
式図であり、図において、9…9XはIC、10
は入出力端子、11は表示部である。
第2図に示した第2の実施例を発展させ、第3
の実施例ではテロツプホルダの本体101そのも
のを1枚のカードにして、上述した所望の情報と
共に画像ごと記憶させるようにたものである。表
示部11は第2の実施例で説明した状態表示に加
え、さらに記憶しているテロツプ画像のタイト
ル、画像ナンバー等を表示することができる。
第3図に示した第3の実施例によれば、持ち運
びは簡便となり、かつ、テロツプカード作成用
FSSに設けられた表示装置を分離することによ
り、表示装置を超小型軽量化することができる。
上述の第2および第3の実施例での利点は、第
1の実施例では、テロツプセツトする場合に、テ
ロツプホルダを見ることで、テロツプの内容、種
別を知ることが可能であるが、テロツプ装置がお
かれている室とは離れた例えば副調整室内では、
テロツプの映像回線により伝送される画像のみし
か表示されず、テロツプの内容、種別など情報デ
ータは表示されないという欠点があつたのに対し
て、内蔵されているIC6あるいはIC9…9Xから
読み取つた情報データを副調整室内のモニターに
容易に表示して監視することができることであ
る。従つて、テロツプの内容を副調整室内で事前
に確認でき、より確実で誤りのない画像制作が可
能となる。
また、第2および第3の実施例では、表示部8
あるいは11は、FSSにセツト中は必要ではない
が、例えばプロデユーサーがチエツクしたいとき
だけ見れるように、カード内に小型のNi−Cd電
池などを内蔵させ、太陽電池を組み込むことによ
り、半永久的にメンテナンス(保守業務)なしに
使用することができる。
さらにまた、以上の説明では本考案テロツプホ
ルダを装填して画像制作する装置をFSSとした
が、これは、FSSに限らず、撮像管を用いて静止
画像信号を得るものなど各種装置に置き替えるこ
とができる。
[考案の効果] 以上から明らかなように、本考案によれば、従
来のテロツプホルダに新しい機能として、奥行き
幅、奥行き深さ、および奥行き変化方向の立体視
情報を追加して格納することができる。
その結果、立体画像を制作する場合に使われる
テロツプ画像の位置を三次元的に変化させること
が可能である。
さらに、本考案によれば、テロツプ1枚ずつ、
その都度、試行錯誤により奥行き情報を指定して
いた従来方式に比べ、極めて経済的に、かつ効率
的に立体テレビジヨン画像を作り出すことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例の構造を示す模
式図、第2図は本考案の第2の実施例の構造を示
す模式図、第3図は本考案の第3の実施例の構造
を示す模式図、第4図は立体画像にスーパーイン
ポーズした表示例の説明図、第5図は従来のテロ
ツプホルダ例の構造を示す模式図である。 1,1A……金属円板、2,3,4,5……つ
まみ、2A,3A,4A,5A……スライド溝、
6,9,…9X……IC、7,10……入出力端
子、8,11……表示部、101……本体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 テロツプカードを着脱自在に保持する本体を
    有するテロツプホルダにおいて、 前記本体には前記テロツプカードにより映出
    させる画像の奥行きに関するデータを設定する
    手段を配設したこと を特徴とするテロツプホルダ。 2 実用新案登録請求の範囲第1項記載のテロツ
    プホルダにおいて、 前記奥行きに関するデータは、奥行きの幅、
    奥行きの深さおよび奥行きの方向のうちの少な
    くとも一つを含むこと を特徴とするテロツプホルダ。 3 実用新案登録請求の範囲第1項または第2項
    記載のテロツプホルダにおいて、 前記本体のうちの枠の部分に前記奥行きに関
    するデータを設定する摺動自在のつまみを設け
    たこと を特徴とするテロツプホルダ。 4 実用新案登録請求の範囲第1項または第2項
    記載のテロツプホルダにおいて、 前記本体には前記奥行きに関するデータを設
    定する集積回路を配設し、さらに前記本体の裏
    面および表面には、それぞれ前記集積回路と外
    部との間で前記データの授受を行うための入出
    力端子および前記集積回路に接続されて前記デ
    ータを表示する表示手段を設けたこと を特徴とするテロツプホルダ。
JP357787U 1987-01-16 1987-01-16 Expired JPH0434628Y2 (ja)

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JP357787U JPH0434628Y2 (ja) 1987-01-16 1987-01-16

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JPS63113389U JPS63113389U (ja) 1988-07-21
JPH0434628Y2 true JPH0434628Y2 (ja) 1992-08-18

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