JPH04346269A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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Publication number
JPH04346269A
JPH04346269A JP3146506A JP14650691A JPH04346269A JP H04346269 A JPH04346269 A JP H04346269A JP 3146506 A JP3146506 A JP 3146506A JP 14650691 A JP14650691 A JP 14650691A JP H04346269 A JPH04346269 A JP H04346269A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin film
wiring layer
solid
film
source
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3146506A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuya Matsumoto
一哉 松本
Yukihiro Aoki
青木 幸広
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH04346269A publication Critical patent/JPH04346269A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電荷変調素子(Ch
arge Modulation Device:以下
CMDと略称する)等の光電変換素子を使用した固体撮
像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CMDを受光素子として用いた固体撮像
装置は、本件発明者等により、特開昭60−14075
2号公報等において、その技術についての開示がなされ
ている。
【0003】図3は、かかるCMDを受光素子として用
いた固体撮像装置の構成例を示す断面構造図である。図
において、1は半導体基板、2はソース(ドレイン)拡
散層、3はドレイン(ソース)拡散層、4はゲート電極
、5はソース(ドレイン)電位を与えるためのAl−S
i等の金属膜よりなるソース(ドレイン)電極配線層、
同様に6はドレイン(ソース)電位を与えるためのAl
−Si等の金属膜よりなるドレイン(ソース)電極配線
層、7は絶縁保護膜、8はゲート絶縁膜である。図3に
おいては3画素分の断面構造を示している。
【0004】次に上記構成のCMD固体撮像装置の動作
を、NチャネルCMDを用いた場合について説明する。 ゲート電極4の上部より入射する光9は、絶縁保護膜7
,ゲート電極4,ゲート絶縁膜8を順次通過して半導体
基板1内で正孔電子対を生成する。この内の生成正孔は
負電圧が印加されたゲート電極4下の絶縁膜半導体界面
10に蓄積される。蓄積正孔によりドレイン拡散層3と
ソース拡散層2間に存在する電子に対する電位障壁が低
下し、その結果蓄積正孔により変調されたソース電流が
流れる。このソース電流を検出することにより、入射光
量に依存した信号電流が、非破壊的に得られることにな
る。
【0005】次に図4に示したCMD固体撮像装置の平
面構造について説明する。図において、11−1,11
−2は水平方向に配列されている隣接するCMD受光素
子からなる画素、12はソース領域、13−1,13−
2は各画素11−1,11−2の各ソース領域12を囲
むようにポリシリコンで形成されたゲート電極であり、
そして該ゲート電極13−1,13−2から延長部13
−1a ,13−2a をそれぞれ交差するように斜め
方向に延長させてゲート結合部14を形成している。1
5は水平方向に配列された画素列間に沿って前記ゲート
電極結合部14上を通るように配列されている、第2ア
ルミニウムで形成されたゲート配線層で、該ゲート配線
層15には一つのゲートコンタクト16を介して前記ゲ
ート電極結合部14が接続されている。17は浅い拡散
層領域で形成されている浅いドレイン領域であり、18
は深い拡散層で形成されている深いドレイン領域で、各
画素間の分離領域を構成している。19は第1アルミニ
ウムで形成されたソース配線層で、垂直方向に配列され
た各画素の各ソース領域12上を通るように配列され、
各画素のソース領域12とソースコンタクト20により
接続されている。21は第1アルミニウムで形成された
ドレイン配線層で、前記ゲート電極結合部14の配列さ
れていない画素間において垂直方向に配列されており、
深いドレイン領域18とドレインコンタクト22を介し
て接続されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記図4に示したCM
D固体撮像装置の平面構造からわかるように、第2アル
ミニウムで形成されたゲート配線層15,第1アルミニ
ウムで形成されたソース配線層19及び第1アルミニウ
ムで形成されたドレイン配線層21により、CMD固体
撮像装置の受光部表面が部分的に覆われることとなり、
現状ではその被覆率が約50%程度となっている。
【0007】ところで、アルミニウムの表面反射率は可
視光領域において約90%程度にも達する。そのためC
MD固体撮像装置の受光部表面に強い光が入射した場合
、アルミニウムからなる各金属配線層上に入射し反射さ
れた光が、固体撮像装置の上部に存在する絶縁材料より
なる保護膜の表面又は保護ガラス下面あるいはレンズ下
面において部分的に再反射され、CMD固体撮像装置の
受光部表面に再入射する現象が生ずる。この現象により
、CMD固体撮像装置においては入射光が強い場合に、
偽信号の一種であるフレアーが生ずる欠点を有していた
【0008】更に図3に示した断面構造において、絶縁
膜半導体界面10に斜めに光が入射した場合、その半導
体表面で部分的に反射した光は、半導体表面上部に存在
するゲート電極4の下部あるいは各金属配線層下部で再
反射され、これらの反射が繰り返されることにより、入
射光が部分的に他画素に伝達される現象が生ずる。この
現象により画素間光信号混合(クロストーク)の増大、
あるいは遮光された画素から得られる基準暗時出力信号
(O.B.出力)の変動が生ずる欠点を有していた。
【0009】上記フレアー,クロストーク,O.B.出
力変動等の現象を改善するためには、金属配線層による
受光部の被覆率を減少させることも考えられるが、その
場合にはチップ作成プロセスにおいて、より厳しいデザ
インルールが要求される。
【0010】本発明は、従来のCMD等の受光素子を用
いた固体撮像装置における上記問題点を解消するために
なされたもので、金属配線層の被覆率を減少させること
なく、フレアー,クロストーク,O.B.出力変動等の
現象を改善することを可能にした固体撮像装置を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段及び作用】上記問題点を解
決するため、本発明においては、金属層の上部及び下部
に可視光の反射を抑える作用を有する導電性薄膜を形成
する技術を応用し、配線層等を構成する金属薄膜をAl
系材料からなる薄膜を含む多層薄膜で形成するものであ
る。
【0012】金属層の上部及び下部に可視光の反射を抑
える作用を有する導電性薄膜を形成する技術については
、フォトレジストの異常露光(ハレーション)を防止し
、更に微細な金属配線を形成するという目的のために、
微細化が進む半導体メモリー分野において精力的にその
研究開発が行われており、例えば第38回半導体集積回
路シンポジウム講演論文集pp. 13−18“Al/
TiOX NY 積層配線”において、積層配線技術の
開示がされている。
【0013】図1は、上記論文中に掲載されている、積
層金属の表面反射率の測定結果を示したものである。す
なわち膜構造として、Al−Si金属膜上にTiOX 
NY 薄膜(酸素含有量20at. %)を形成したも
のにおいて、TiOX NY 薄膜膜厚をパラメータと
して、入射光波長に対する反射率の測定結果が示されて
いる。この結果よりTiOX NY 薄膜膜厚が40n
mの場合、入射光波長が550 nmにおいて最小反射
率となり、また400 nm〜700 nmの可視光範
囲において反射率は30%以下に抑えられていることが
わかる。すなわち単層のAl−Si金属膜と比較して可
視光入射範囲において、反射率は1/3以下に低減可能
であることがわかる。
【0014】本発明においては、上記反射低減技術を利
用し、配線層等を構成する金属薄膜をAl系材料からな
る薄膜を含む多層薄膜で形成したため、金属薄膜の上部
又は下部における反射が低減され、それによりフレアー
及びクロストークの発生,O.B.出力の変動を有効に
低減することが可能となる。
【0015】
【実施例】次に実施例について説明する。図2は、本発
明に係る固体撮像装置の一実施例を示す断面構造図で、
図3に示した従来例と同一又は同等の部材には同一符号
を付して、その説明は省略し、ソース(ドレイン)電極
配線層及びドレイン(ソース)電極配線層の構成につい
てのみ説明する。
【0016】まず、ソース(ドレイン)電位を与えるた
めのAl−Si等の金属膜よりなるソース(ドレイン)
電極配線層5、及びドレイン(ソース)電位を与えるた
めのAl−Si等の金属膜よりなるドレイン(ソース)
電極配線層6をスパッター法により形成する前に、最初
にシリコン拡散層と良好なオーミック・コンタクト特性
の得られるTi膜をスパッター法により形成する。該T
i膜の膜厚については、前記論文集で開示されているT
iOX NY 薄膜と同様、可視光範囲において表面反
射率が最低になる膜厚(〜40nm前後)を選択する。 続いて同じくスパッター法によりTiOX NY 薄膜
を堆積する。TiOX NY 薄膜の膜厚は、前記論文
集に示されているように、可視光範囲において表面反射
率が最低になる40nm近辺が望ましい。 図2においては、前記Ti膜とTiOX NY 薄膜を
合わせて、5′及び6′で示している。Ti膜及びTi
OX NY 薄膜5′,6′を形成後、再度スパッター
法によりAl−Si膜よりなる、ソース(ドレイン)電
極配線層5、及びドレイン(ソース)電極配線層6を堆
積し、最後に同じくスパッター法によりTiOX NY
薄膜5″,6″を40nm近辺の厚さに堆積する。
【0017】これらTi膜,TiOX NY 薄膜,A
l−Si膜,TiOX NY 薄膜よりなる積層金属膜
を形成した後、ホトリソグラフィー法及びリアクティブ
・イオン・エッチング法等を用いて、金属配線層を形成
する。
【0018】なお、ここでは金属配線層を一層として説
明を行ったが、遮光金属薄膜の追加形成等で、二層以上
の金属薄膜層を形成する場合は、各々の金属薄膜層を全
て積層金属化すればよい。但し第二層以上の金属薄膜層
は、通常は直接シリコン拡散層とコンタクトしないため
、この場合は積層金属層の最下層のTi膜は形成不要と
なる。
【0019】上記実施例では、Al−Si膜よりなるソ
ース電極配線層及びドレイン電極配線層の上部及び下部
に反射低減用のTi系薄膜を形成したものを示したが、
本発明の目的に適合する材料及び膜厚であれば、Ti系
以外の材料を用いて反射低減用の薄膜を形成してもよく
、例えばW系薄膜あるいはMo系薄膜を使用し、同等の
作用効果を達成することも可能である。
【0020】
【発明の効果】以上実施例に基づいて説明したように、
本発明によれば、配線層等を構成する金属薄膜における
反射が低減され、金属薄膜の被覆率を減少させることな
く、フレアー及びクロストークの発生、及びO.B.出
力の変動を低減することができる。
【0021】また配線層等の金属薄膜を多層薄膜構成と
したため、ヒロック発生を抑制し、またSi拡散層との
コンタクト抵抗を低減することが可能となり、更には金
属配線層を更に微細化できるなどの利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Al−Si金属膜上にTiOX NY 薄膜を
形成したものにおいて、TiOX NY 薄膜の膜厚を
パラメータとして、入射光波長に対する反射率の測定結
果を示す図である。
【図2】本発明に係る固体撮像装置の一実施例を示す断
面構成図である。
【図3】従来のCMD固体撮像装置の断面構成を示す図
である。
【図4】従来のCMD固体撮像装置の平面構造の一例を
示す図である。
【符号の説明】
1  半導体基板 2  ソース(ドレイン)拡散層 3  ドレイン(ソース)拡散層 4  ゲート電極 5  ソース(ドレイン)電極配線層 5′  Ti膜及びTiOX NY 薄膜5″  Ti
OX NY 薄膜 6  ドレイン(ソース)電極配線層 6′  Ti膜及びTiOX NY 薄膜6″  Ti
OX NY 薄膜 7  絶縁保護膜 8  ゲート絶縁膜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  半導体基板に設けられた多数の光電変
    換素子を含む受光部を備えた固体撮像装置において、該
    半導体基板上に配置される配線層,遮光層等を構成する
    金属薄膜を、Al系材料を含む2種類以上の異なる材料
    を重ね合わせて得られる多層薄膜で形成したことを特徴
    とする固体撮像装置。
JP3146506A 1991-05-23 1991-05-23 固体撮像装置 Withdrawn JPH04346269A (ja)

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JP3146506A JPH04346269A (ja) 1991-05-23 1991-05-23 固体撮像装置

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Effective date: 19980806