JPH04346119A - 描画機能付入力装置 - Google Patents
描画機能付入力装置Info
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- JPH04346119A JPH04346119A JP3118534A JP11853491A JPH04346119A JP H04346119 A JPH04346119 A JP H04346119A JP 3118534 A JP3118534 A JP 3118534A JP 11853491 A JP11853491 A JP 11853491A JP H04346119 A JPH04346119 A JP H04346119A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は入力機能と描画表示機
能とを兼ね備えた描画機能付入力装置に関するものであ
る。
能とを兼ね備えた描画機能付入力装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図8は入力部である従来のタブレットと
表示部とを一体化して構成された表示入力装置の断面側
面図であり、図において、1は入力部、3は表示部、4
は入力ペン、5は描画表示制御部である。
表示部とを一体化して構成された表示入力装置の断面側
面図であり、図において、1は入力部、3は表示部、4
は入力ペン、5は描画表示制御部である。
【0003】使用者が例えば図8のような表示入力装置
を用いて手書き情報を入力する時の動作について説明す
る。使用者が入力ペン4を持って、手書きにより入力部
1に任意の文字・図形を書き込むと、入力部1内におい
て、書き込まれた座標位置情報を検出する。検出された
位置情報は、描画表示制御部5へ送られ、描画表示制御
部は、適当なタイミングで表示部3にデータを書き込み
、表示が行われる。入力部1内での座標検出には通常タ
ブレットが、また表示部3には、液晶ディスプレイ(L
CD)もしくはCRTなどが通常用いられている。 LCDでは一ラインずつのダイナミック点灯による表示
を行っており、これによって生じる雑音の影響を考慮し
て回路設計を行う必要がある。しかるに、従来の表示入
力装置においてはこのような考慮がなされておらず表示
部3の上に入力部1を接着するだけの構成となっている
ため、入力部1は、表示部3で生じる雑音の影響を直接
受けることになり、座標検出において誤差の生じる可能
性がある。この結果、表示部3には、入力部1に書き込
んだ図形とは異なるものが表示されることになり、例え
ば図9に示すように文字‘あ’を丁寧に書き込んだ場合
でもギザギザの部分を生じることがある。
を用いて手書き情報を入力する時の動作について説明す
る。使用者が入力ペン4を持って、手書きにより入力部
1に任意の文字・図形を書き込むと、入力部1内におい
て、書き込まれた座標位置情報を検出する。検出された
位置情報は、描画表示制御部5へ送られ、描画表示制御
部は、適当なタイミングで表示部3にデータを書き込み
、表示が行われる。入力部1内での座標検出には通常タ
ブレットが、また表示部3には、液晶ディスプレイ(L
CD)もしくはCRTなどが通常用いられている。 LCDでは一ラインずつのダイナミック点灯による表示
を行っており、これによって生じる雑音の影響を考慮し
て回路設計を行う必要がある。しかるに、従来の表示入
力装置においてはこのような考慮がなされておらず表示
部3の上に入力部1を接着するだけの構成となっている
ため、入力部1は、表示部3で生じる雑音の影響を直接
受けることになり、座標検出において誤差の生じる可能
性がある。この結果、表示部3には、入力部1に書き込
んだ図形とは異なるものが表示されることになり、例え
ば図9に示すように文字‘あ’を丁寧に書き込んだ場合
でもギザギザの部分を生じることがある。
【0004】次に、図10は、特開昭62−19213
1号公報に開示された表示兼入力装置を示す図であり、
表示装置29上に透明な入力装置20を固定した表示兼
入力装置において、表示装置29と、入力装置20の間
に、透明な導電膜27を設け、導電膜27を一定の電位
にする事を特徴とする表示兼入力装置を示したものであ
る。これは、導電膜27より表示装置29からの雑音の
影響が入力装置20に伝わらないようにしたものである
。
1号公報に開示された表示兼入力装置を示す図であり、
表示装置29上に透明な入力装置20を固定した表示兼
入力装置において、表示装置29と、入力装置20の間
に、透明な導電膜27を設け、導電膜27を一定の電位
にする事を特徴とする表示兼入力装置を示したものであ
る。これは、導電膜27より表示装置29からの雑音の
影響が入力装置20に伝わらないようにしたものである
。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図9に示した従来の表
示入力装置は以上のように構成されているので、表示部
で生じる雑音の入力部へ及ぼす影響を完全に除去するこ
とができず、入力した通りの文字・図形を表示できない
ことによる誤入力、表示解像度のみかけ上の低下を生じ
るなど、機能的欠陥を生じるという問題点があった。ま
た、この問題点を改良するために図10に示すような導
電膜を表示部の上に一様に塗布する技術があった。しか
し、この導電膜が塗布されたため表示部からの光の透過
率が低減し、画面が暗くなり見にくくなる問題点があっ
た。
示入力装置は以上のように構成されているので、表示部
で生じる雑音の入力部へ及ぼす影響を完全に除去するこ
とができず、入力した通りの文字・図形を表示できない
ことによる誤入力、表示解像度のみかけ上の低下を生じ
るなど、機能的欠陥を生じるという問題点があった。ま
た、この問題点を改良するために図10に示すような導
電膜を表示部の上に一様に塗布する技術があった。しか
し、この導電膜が塗布されたため表示部からの光の透過
率が低減し、画面が暗くなり見にくくなる問題点があっ
た。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、入力した通りの文字・図形を正
しくしかも見やすく表示出来る表示入力装置を提供する
ことを目的とする。
ためになされたもので、入力した通りの文字・図形を正
しくしかも見やすく表示出来る表示入力装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る描画機能
付き入力装置は、手書き情報を入力する入力部と、入力
されたデータを数値処理する描画表示制御部と、数値処
理されたデータを表示する表示部と、表示部に生じる雑
音の入力部へ及ぼす影響を除去するため、位置又は時刻
において厚さが一定でない透明導電体とを具備するもの
である。
付き入力装置は、手書き情報を入力する入力部と、入力
されたデータを数値処理する描画表示制御部と、数値処
理されたデータを表示する表示部と、表示部に生じる雑
音の入力部へ及ぼす影響を除去するため、位置又は時刻
において厚さが一定でない透明導電体とを具備するもの
である。
【0008】
【作用】この発明における描画機能付入力装置は、入力
部と表示部との間に設けられた透明導電体が、表示部の
入力部へ及ぼす雑音の影響を除去するので、入力した通
りの文字・図形を正しく表示することが可能となる。ま
た、厚さが一定でないというのは空間的に、あるいは時
間的に一部存在しない部分(あるいは時間)があること
をも含んでおり、この存在しない部分(あるいは時間)
や薄くなった部分があるため、表示部の表示が見やすく
なる。
部と表示部との間に設けられた透明導電体が、表示部の
入力部へ及ぼす雑音の影響を除去するので、入力した通
りの文字・図形を正しく表示することが可能となる。ま
た、厚さが一定でないというのは空間的に、あるいは時
間的に一部存在しない部分(あるいは時間)があること
をも含んでおり、この存在しない部分(あるいは時間)
や薄くなった部分があるため、表示部の表示が見やすく
なる。
【0009】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1において、1は入力部、2は透明
導電体、3は表示部、4は入力ペン、5は描画表示制御
部である。
ついて説明する。図1において、1は入力部、2は透明
導電体、3は表示部、4は入力ペン、5は描画表示制御
部である。
【0010】まず、表示部3から生じる雑音が、どのよ
うに入力部1に影響するのかについて明らかにするため
に、入力部1について更に説明する。図6は、表示入力
装置の入力部の一部を構成するタブレットの抵抗膜方式
による座標検出原理図である。座標検出原理には、電磁
誘導方式、静電容量方式、抵抗膜方式などさまざまな方
式が存在するが、どの方式を用いた場合でも、電圧もし
くは電流を測定することにより座標検出を行っており、
雑音が重畳されることで誤差が生じるため、抵抗膜方式
の場合についての影響を考えれば一般性を失わない。上
部抵抗シート7の両電極9に定電流源6を接続し、下部
抵抗シート8の両電極とも接続する。上部抵抗シートよ
り点Pに押圧入力があると、点Pにおいて、上下の抵抗
シートに電気的接続が得られ、定電流源6から電流io
が、上部抵抗シート7ではiY1 とiY2 とに分流
、また下部抵抗シート8ではiX1 とiX2 とに分
流される。分流電圧iY1 とiY2 または、iX1
とiX2 のとに分流比は、( ly −y):yま
たは( lx −x):xすなわち各電極から押圧点P
までの距離比(=抵抗比)に反比例する。このことから
、電流ioが一定電流であれば分流した電流iX1 ,
iY1 (またはiX2 ,iY2 )を測定すること
により入力押圧点Pの座標が検出できる。
うに入力部1に影響するのかについて明らかにするため
に、入力部1について更に説明する。図6は、表示入力
装置の入力部の一部を構成するタブレットの抵抗膜方式
による座標検出原理図である。座標検出原理には、電磁
誘導方式、静電容量方式、抵抗膜方式などさまざまな方
式が存在するが、どの方式を用いた場合でも、電圧もし
くは電流を測定することにより座標検出を行っており、
雑音が重畳されることで誤差が生じるため、抵抗膜方式
の場合についての影響を考えれば一般性を失わない。上
部抵抗シート7の両電極9に定電流源6を接続し、下部
抵抗シート8の両電極とも接続する。上部抵抗シートよ
り点Pに押圧入力があると、点Pにおいて、上下の抵抗
シートに電気的接続が得られ、定電流源6から電流io
が、上部抵抗シート7ではiY1 とiY2 とに分流
、また下部抵抗シート8ではiX1 とiX2 とに分
流される。分流電圧iY1 とiY2 または、iX1
とiX2 のとに分流比は、( ly −y):yま
たは( lx −x):xすなわち各電極から押圧点P
までの距離比(=抵抗比)に反比例する。このことから
、電流ioが一定電流であれば分流した電流iX1 ,
iY1 (またはiX2 ,iY2 )を測定すること
により入力押圧点Pの座標が検出できる。
【0011】図7は、図6の検出原理を利用した従来の
表示入力装置の基本構成を表すブロック図である。入力
部1は描画表示制御部5内にあるCPU18で制御し、
得られたデータは数値処理後シリアルデータに組み立て
られ、描画表示回路19に転送される。この描画表示回
路19が表示部3にデータを書き込み表示される。検出
抵抗Rは定電流回路10から分流する電流比を、電圧比
に変換する。入力タブレット11に押下があると、定電
流回路10から一定電流が、検出抵抗R、および入力タ
ブレット内の抵抗面に流れ、この直列回路に電圧降下が
生じる。この電位がコンパレータ13で、基準電圧VR
EF と比較されペンダウン信号Zが検出される。ペン
ダウン信号Zはチャタリング除去回路17を通してCP
U18に伝えられる。検出抵抗Rで検出されたX,Y座
標電圧は、それぞれ差動増幅器12により増幅され、ア
ナログスイッチ14でX,Yを交互にサンプル/ホール
ド回路15を通る。そしてA/D変換回路16でA/D
変換されCPU18に送られる。表示部3では一ライン
ずつのダイナミック点灯をおこなっているため、これに
よって生じる雑音信号が、一定電流に重畳される。差動
増幅器12は、一般に入力インピーダンスが等しければ
、雑音信号を除去する働きをもつが、この場合、入力タ
ブレットの中央を押下している時しか、入力インピーダ
ンスは等しくないので、雑音信号を完全に除去すること
は不可能である。その結果、雑音信号が増幅され、A/
D変換されたデータに誤差が生じることになる。なお、
差動増幅器を用いず、直接分流電流を増幅する場合には
、さらに雑音の影響を受ける。また、前述のように、抵
抗膜方式を用いたタブレットの場合のみについて説明し
たが、他の方式でも、X,Y座標位置によって変化する
電圧もしくは電流を測定することにより座標検出を行っ
ているので、雑音信号が重畳されることにより検出座標
に誤差が生じる。
表示入力装置の基本構成を表すブロック図である。入力
部1は描画表示制御部5内にあるCPU18で制御し、
得られたデータは数値処理後シリアルデータに組み立て
られ、描画表示回路19に転送される。この描画表示回
路19が表示部3にデータを書き込み表示される。検出
抵抗Rは定電流回路10から分流する電流比を、電圧比
に変換する。入力タブレット11に押下があると、定電
流回路10から一定電流が、検出抵抗R、および入力タ
ブレット内の抵抗面に流れ、この直列回路に電圧降下が
生じる。この電位がコンパレータ13で、基準電圧VR
EF と比較されペンダウン信号Zが検出される。ペン
ダウン信号Zはチャタリング除去回路17を通してCP
U18に伝えられる。検出抵抗Rで検出されたX,Y座
標電圧は、それぞれ差動増幅器12により増幅され、ア
ナログスイッチ14でX,Yを交互にサンプル/ホール
ド回路15を通る。そしてA/D変換回路16でA/D
変換されCPU18に送られる。表示部3では一ライン
ずつのダイナミック点灯をおこなっているため、これに
よって生じる雑音信号が、一定電流に重畳される。差動
増幅器12は、一般に入力インピーダンスが等しければ
、雑音信号を除去する働きをもつが、この場合、入力タ
ブレットの中央を押下している時しか、入力インピーダ
ンスは等しくないので、雑音信号を完全に除去すること
は不可能である。その結果、雑音信号が増幅され、A/
D変換されたデータに誤差が生じることになる。なお、
差動増幅器を用いず、直接分流電流を増幅する場合には
、さらに雑音の影響を受ける。また、前述のように、抵
抗膜方式を用いたタブレットの場合のみについて説明し
たが、他の方式でも、X,Y座標位置によって変化する
電圧もしくは電流を測定することにより座標検出を行っ
ているので、雑音信号が重畳されることにより検出座標
に誤差が生じる。
【0012】次に、図1に示した実施例について説明す
る。入力部1と表示部3、さらに描画表示制御部5は、
従来のものと同様な動作原理のものを使用できるので、
これらの動作原理についての説明は省略する。ここでは
、表示駆動に必要な信号による妨害雑音信号が透明導電
体を設けたことにより入力部としゃ断されることについ
て説明する。表示部3は、例えばLCDの場合、駆動信
号は数十nHzの高周波である。高周波では導体に対し
て表皮効果、つまり電界・磁界が導体内部にはいらない
という電磁シールド現象が生じる。例えば導体が銅の場
合周波数が1nHzならば磁束が浸透していく深さはお
よそ5×10−2mmときわめて小さい。導体を透明導
電膜、例えばITO(スズを添加した酸化インジウム)
とした場合でも、10−1mmのオーダーである。よっ
て透明導電体2を表示部3の上に厚さ10−1〜1mm
の範囲で配置してやれば、表示部より発生する妨害雑音
信号は、入力部まで浸透していくことがなくなり、入力
部は妨害雑音信号からしゃ断される。また透明導電体は
、同電位を保つため接地しておく。
る。入力部1と表示部3、さらに描画表示制御部5は、
従来のものと同様な動作原理のものを使用できるので、
これらの動作原理についての説明は省略する。ここでは
、表示駆動に必要な信号による妨害雑音信号が透明導電
体を設けたことにより入力部としゃ断されることについ
て説明する。表示部3は、例えばLCDの場合、駆動信
号は数十nHzの高周波である。高周波では導体に対し
て表皮効果、つまり電界・磁界が導体内部にはいらない
という電磁シールド現象が生じる。例えば導体が銅の場
合周波数が1nHzならば磁束が浸透していく深さはお
よそ5×10−2mmときわめて小さい。導体を透明導
電膜、例えばITO(スズを添加した酸化インジウム)
とした場合でも、10−1mmのオーダーである。よっ
て透明導電体2を表示部3の上に厚さ10−1〜1mm
の範囲で配置してやれば、表示部より発生する妨害雑音
信号は、入力部まで浸透していくことがなくなり、入力
部は妨害雑音信号からしゃ断される。また透明導電体は
、同電位を保つため接地しておく。
【0013】図2は、この実施例で用いる透明導電体2
の詳細を示す図であり、(a)は透明導電体2が格子状
に構成されている場合を示したものである。2aは格子
孔でありこの場合は正方形の場合を示している。(b)
は、この格子状の透明導電体2を入力装置1と表示装置
3間においたものであり、3aは表示装置を構成する表
示ピクセルである。各格子孔2aは表示装置3aの各表
示ピクセル3aと1対1に対応しており、表示装置から
の光の透過をさまたげないように配置されている。
の詳細を示す図であり、(a)は透明導電体2が格子状
に構成されている場合を示したものである。2aは格子
孔でありこの場合は正方形の場合を示している。(b)
は、この格子状の透明導電体2を入力装置1と表示装置
3間においたものであり、3aは表示装置を構成する表
示ピクセルである。各格子孔2aは表示装置3aの各表
示ピクセル3aと1対1に対応しており、表示装置から
の光の透過をさまたげないように配置されている。
【0014】実施例2.上記実施例では透明導電体2は
格子状であったが、図3に示すように、板状にして孔2
aを設けるようにしてもよい。この孔2aは大きさが同
じであってもよいし、また、大きさが異なってもかまわ
ない。また、図4に示すように、孔ではなく有底穴2c
を板状の透明導電体2に設ける場合でもよい。また、こ
の有底穴2cは一方の面だけでなく両方の面にあっても
かまわない。
格子状であったが、図3に示すように、板状にして孔2
aを設けるようにしてもよい。この孔2aは大きさが同
じであってもよいし、また、大きさが異なってもかまわ
ない。また、図4に示すように、孔ではなく有底穴2c
を板状の透明導電体2に設ける場合でもよい。また、こ
の有底穴2cは一方の面だけでなく両方の面にあっても
かまわない。
【0015】以上のように、実施例1,2においては、
空間的に透明導電体2の厚さが0か1あるいはその中間
値か1になる場合を示した。このように、表示部3の上
に、透明導電体2を設け、その上に入力部1をのせて、
表示部3と入力部1とを一体化するので、容易かつ安価
に製造できる。また、妨害雑音信号が入力部に重畳しな
いことから、入力部での座標検出を良好に行うことがで
き、図5のように、使用者の入力した通りの文字が表示
され、誤入力の心配がなくなり、また表示解像度も低下
しない。
空間的に透明導電体2の厚さが0か1あるいはその中間
値か1になる場合を示した。このように、表示部3の上
に、透明導電体2を設け、その上に入力部1をのせて、
表示部3と入力部1とを一体化するので、容易かつ安価
に製造できる。また、妨害雑音信号が入力部に重畳しな
いことから、入力部での座標検出を良好に行うことがで
き、図5のように、使用者の入力した通りの文字が表示
され、誤入力の心配がなくなり、また表示解像度も低下
しない。
【0016】実施例3.なお、上記実施例では、透明導
電体2を、表示部3の上に配置するとしていたが、単に
入力部1と表示部3との間に挿入するだけでも、同様の
効果が生じる。たとえば、透明導電体2を着脱可能なよ
うにして入力部1と表示部3の間に設けられるようにし
ておくと、正確な入力をしたい場合や、入力作業がしば
らく続く場合は、透明導電体2を挿入し、表示を見やす
くしたい場合は、透明導電体2を抜きとるようにすれば
よい。この場合の透明導電体2は、単なる平板状のもの
でもよいし、実施例1,2で述べた格子や孔を有するも
のであってもかまわない。以上のように、この実施例3
では、時間的に透明導電体2の厚さが0か1になる例を
示した。
電体2を、表示部3の上に配置するとしていたが、単に
入力部1と表示部3との間に挿入するだけでも、同様の
効果が生じる。たとえば、透明導電体2を着脱可能なよ
うにして入力部1と表示部3の間に設けられるようにし
ておくと、正確な入力をしたい場合や、入力作業がしば
らく続く場合は、透明導電体2を挿入し、表示を見やす
くしたい場合は、透明導電体2を抜きとるようにすれば
よい。この場合の透明導電体2は、単なる平板状のもの
でもよいし、実施例1,2で述べた格子や孔を有するも
のであってもかまわない。以上のように、この実施例3
では、時間的に透明導電体2の厚さが0か1になる例を
示した。
【0017】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば表示駆
動に必要な種々の信号による妨害雑音信号を、しゃ断す
るため厚さの異なる透明導電体を、表示部と入力部との
間に設けたので、座標検出を良好に行うことができると
ともに、使用者が入力した通りの文字・図形を表示する
ことができ、機能的にかつ、マンマシンインタフェース
上優れた入力装置が得られる効果がある。
動に必要な種々の信号による妨害雑音信号を、しゃ断す
るため厚さの異なる透明導電体を、表示部と入力部との
間に設けたので、座標検出を良好に行うことができると
ともに、使用者が入力した通りの文字・図形を表示する
ことができ、機能的にかつ、マンマシンインタフェース
上優れた入力装置が得られる効果がある。
【図1】この発明の一実施例による描画機能付入力装置
の断面側面図と斜視図。
の断面側面図と斜視図。
【図2】この発明の一実施例による描画機能付入力装置
の透明導電体を説明する図。
の透明導電体を説明する図。
【図3】この発明の一実施例による描画機能付入力装置
の他の透明導電体を説明する図。
の他の透明導電体を説明する図。
【図4】この発明の一実施例による描画機能付入力装置
の他の透明導電体を説明する図。
の他の透明導電体を説明する図。
【図5】この発明の一実施例による描画機能付入力装置
を用いて描かれた表示例を示す図。
を用いて描かれた表示例を示す図。
【図6】表示入力装置の入力部の一部を構成するタブレ
ットの抵抗方式の座標検出原理図。
ットの抵抗方式の座標検出原理図。
【図7】表示入力装置の基本構成を表すブロック図。
【図8】従来の表示入力装置を示す断面側面図。
【図9】従来の表示入力装置を用いて描かれた表示例を
示す図。
示す図。
【図10】従来の他の表示入力装置を示す断面側面図。
1 入力部
2 透明導電体
2a 格子孔
2b 孔
2c 有底穴
3 表示部
4 入力ペン
5 描画表示制御部
6 定電流源
7 上部抵抗シート
8 下部抵抗シート
9 電極
10 定電流回路
11 入力タブレット
12 差動増幅器
13 コンパレータ
14 アナログスイッチ
15 サンプル/ホールド回路
16 A/D変換回路
17 チャタリング除去回路
18 CPU
19 描画表示回路
Claims (1)
- 【請求項1】 文字・図形などの任意の手書き情報を
入力する入力部と、上記入力部からの入力データを数値
処理する描画表示制御部と、上記描画表示制御部からの
データを表示する表示部とを備えた描画機能付入力装置
において、入力部と表示部との間に、少なくとも位置と
時刻のいずれか一方において存在する厚さを変化させた
透明導電体を設けたことを特徴とする描画機能付入力装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3118534A JPH04346119A (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 描画機能付入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3118534A JPH04346119A (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 描画機能付入力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04346119A true JPH04346119A (ja) | 1992-12-02 |
Family
ID=14738978
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3118534A Pending JPH04346119A (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 描画機能付入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04346119A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10074498B2 (en) | 2001-07-10 | 2018-09-11 | I/O Controls Corporation | Controllable electronic switch |
-
1991
- 1991-05-23 JP JP3118534A patent/JPH04346119A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10074498B2 (en) | 2001-07-10 | 2018-09-11 | I/O Controls Corporation | Controllable electronic switch |
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