JPH04345790A - 照明装置 - Google Patents
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- JPH04345790A JPH04345790A JP11891191A JP11891191A JPH04345790A JP H04345790 A JPH04345790 A JP H04345790A JP 11891191 A JP11891191 A JP 11891191A JP 11891191 A JP11891191 A JP 11891191A JP H04345790 A JPH04345790 A JP H04345790A
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 5
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- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶ディスプレイのバ
ックライトとして用いられる照明装置に関するものであ
る。
ックライトとして用いられる照明装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】最近、携帯用の小型テレビとして液晶デ
ィスプレイを用いた液晶テレビが広く普及している。
ィスプレイを用いた液晶テレビが広く普及している。
【0003】ところで、このような液晶テレビでは、室
内などの周囲が暗い場所でも画面をはっきり表示させる
ため、液晶ディスプレイに対して熱陰極管などで代表さ
れる放電灯をバックライトとして組み込んだ照明装置を
設けている。
内などの周囲が暗い場所でも画面をはっきり表示させる
ため、液晶ディスプレイに対して熱陰極管などで代表さ
れる放電灯をバックライトとして組み込んだ照明装置を
設けている。
【0004】ところが、このような照明装置のバックラ
イトとして用いられる放電灯は、液晶ディスプレイに比
べ、寿命が短いため、長時間使用していると放電灯が劣
化し、液晶ディスプレイ画面での表示品質が著しく損な
われることがある。
イトとして用いられる放電灯は、液晶ディスプレイに比
べ、寿命が短いため、長時間使用していると放電灯が劣
化し、液晶ディスプレイ画面での表示品質が著しく損な
われることがある。
【0005】そこで、従来、バックライト用放電灯の劣
化を事前に知る方法として、放電灯の管電圧を監視し、
この管電圧の変動から寿命末期の劣化状態を検出するこ
とが考えられている。
化を事前に知る方法として、放電灯の管電圧を監視し、
この管電圧の変動から寿命末期の劣化状態を検出するこ
とが考えられている。
【0006】図5は、このような放電灯の寿命末期の検
出回路の一例を示すもので、電源1にインバータなどで
構成される放電灯駆動回路2を接続し、この放電灯駆動
回路2の出力側に放電灯3を接続する。そして、放電灯
3に抵抗4と5の直列回路を接続し、この直列回路の抵
抗5の両端にコンデンサ6、ダイオード7、抵抗8の直
列回路を接続し、この抵抗8に並列にコンデンサ9を接
続して、ダイオード7と抵抗8の接続点Bに、放電灯3
の管電圧に応じた抵抗4と5の接続点Aの分割電圧をコ
ンデンサ6、ダイオード7を介して出力するようにして
いる。また、ダイオード7と抵抗8の接続点Bの出力は
、トランジスタ10に与えられていて、放電灯3の劣化
にともない抵抗4と5の接続点Aの分割電圧が上昇し、
接続点Bの電位が所定値に達すると、トランジスタ10
がオンし、これに続けてトランジスタ11がオンし、こ
れらトランジスタ10、11は正帰還によりオン状態を
保持する。この場合、トランジスタ10、11はカット
オフ回路を構成しており、このカットオフ回路の動作に
より放電灯駆動回路2に対してカットオフ信号が与えら
れ、放電灯駆動回路2の動作をオフにして放電灯3の点
灯を停止するようにしている。
出回路の一例を示すもので、電源1にインバータなどで
構成される放電灯駆動回路2を接続し、この放電灯駆動
回路2の出力側に放電灯3を接続する。そして、放電灯
3に抵抗4と5の直列回路を接続し、この直列回路の抵
抗5の両端にコンデンサ6、ダイオード7、抵抗8の直
列回路を接続し、この抵抗8に並列にコンデンサ9を接
続して、ダイオード7と抵抗8の接続点Bに、放電灯3
の管電圧に応じた抵抗4と5の接続点Aの分割電圧をコ
ンデンサ6、ダイオード7を介して出力するようにして
いる。また、ダイオード7と抵抗8の接続点Bの出力は
、トランジスタ10に与えられていて、放電灯3の劣化
にともない抵抗4と5の接続点Aの分割電圧が上昇し、
接続点Bの電位が所定値に達すると、トランジスタ10
がオンし、これに続けてトランジスタ11がオンし、こ
れらトランジスタ10、11は正帰還によりオン状態を
保持する。この場合、トランジスタ10、11はカット
オフ回路を構成しており、このカットオフ回路の動作に
より放電灯駆動回路2に対してカットオフ信号が与えら
れ、放電灯駆動回路2の動作をオフにして放電灯3の点
灯を停止するようにしている。
【0007】ところで、放電灯3は、回路を構成する部
品のバラツキや環境条件により管電圧が変動することが
知られている。従って、放電灯3の管電圧を検出して寿
命末期を検出する従来の装置にあっては、これらバラツ
キ要素により寿命末期を正確に検出できないおそれがあ
る。
品のバラツキや環境条件により管電圧が変動することが
知られている。従って、放電灯3の管電圧を検出して寿
命末期を検出する従来の装置にあっては、これらバラツ
キ要素により寿命末期を正確に検出できないおそれがあ
る。
【0008】そこで、従来では、これら部品のバラツキ
や環境条件などのバラツキ要素を事前に見越して回路を
設計することで、放電灯3の寿命末期状態を検出可能に
するようにしている。即ち、上述した装置の場合は、抵
抗4と5の接続点Aの出力電圧の変動許容範囲を広く設
定することで、バラツキ要素を吸収するようにしている
。
や環境条件などのバラツキ要素を事前に見越して回路を
設計することで、放電灯3の寿命末期状態を検出可能に
するようにしている。即ち、上述した装置の場合は、抵
抗4と5の接続点Aの出力電圧の変動許容範囲を広く設
定することで、バラツキ要素を吸収するようにしている
。
【0009】しかし、このように抵抗4と5の接続点A
の出力電圧の変動許容範囲を広くすると、放電灯3の正
常状態と寿命末期状態が重なり合うところがあり、この
状態では、寿命末期状態であるにもかかわらず正常と判
断されることがあり、正確な寿命末期の検出ができない
欠点があった。
の出力電圧の変動許容範囲を広くすると、放電灯3の正
常状態と寿命末期状態が重なり合うところがあり、この
状態では、寿命末期状態であるにもかかわらず正常と判
断されることがあり、正確な寿命末期の検出ができない
欠点があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の照明
装置にあっては、放電灯の管電圧に応じた電圧変動の許
容範囲を広く設定すると、正常状態と寿命末期状態の出
力状態が接近してしまうことがあり回路設計が著しく難
しくなる問題点があった。
装置にあっては、放電灯の管電圧に応じた電圧変動の許
容範囲を広く設定すると、正常状態と寿命末期状態の出
力状態が接近してしまうことがあり回路設計が著しく難
しくなる問題点があった。
【0011】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
、バラツキ要素を十分に吸収して正確な寿命末期を検出
できるようにした照明装置を提供することを目的とする
。
、バラツキ要素を十分に吸収して正確な寿命末期を検出
できるようにした照明装置を提供することを目的とする
。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の照明装置は、交
流電力が供給され点灯される放電灯の管電圧にツェナー
ダイオードによる電圧を重畳して出力するとともに、こ
の出力を所定極性方向にクランプして出力し、このクラ
ンプされた出力が放電灯の寿命末期にともない所定のし
きい値に達すると放電灯に供給される交流電力を停止し
て該放電灯の点灯を停止するように構成している。
流電力が供給され点灯される放電灯の管電圧にツェナー
ダイオードによる電圧を重畳して出力するとともに、こ
の出力を所定極性方向にクランプして出力し、このクラ
ンプされた出力が放電灯の寿命末期にともない所定のし
きい値に達すると放電灯に供給される交流電力を停止し
て該放電灯の点灯を停止するように構成している。
【0013】
【作用】この結果、本発明によれば放電灯の正常時と寿
命末期で検出されるクランプ出力の絶対差を大きく取る
ことが可能になるので、部品のバラツキや環境条件など
のバラツキ要素を吸収でき、高精度の寿命末期検出を実
現できることになる。
命末期で検出されるクランプ出力の絶対差を大きく取る
ことが可能になるので、部品のバラツキや環境条件など
のバラツキ要素を吸収でき、高精度の寿命末期検出を実
現できることになる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従い説明す
る。
る。
【0015】図1において、21はインバータ制御回路
、23はインバータ、24は放電灯、25は寿命末期検
出回路を示している。
、23はインバータ、24は放電灯、25は寿命末期検
出回路を示している。
【0016】インバータ制御回路21は、インバータ2
3の動作をオンさせると共に、後述する放電灯25の寿
命末期検出によりインバータ23の動作をオフさせるも
ので、電源B1 が供給される端子t1 に抵抗211
、コンデンサ212、抵抗213の直列回路を介してア
ースを接続し、抵抗211とコンデンサ212の接続点
をトランジスタ214のベースに接続している。トラン
ジスタ214は、エミッタ、コレクタの間に抵抗215
、コンデンサ216の並列回路を接続し、同トランジス
タ214のエミッタをトランジスタ217、218のエ
ミッタにそれぞれ接続し、さらに同トランジスタ214
のコレクタをトランジスタ217のベース、トランジス
タ219のコレクタに接続している。そして、トランジ
スタ217のコレクタをトランジスタ219のベースに
接続すると共に、コンデンサ220を介して共通線22
1に接続し、同トランジスタ217のベースを抵抗22
2、223の直列回路を介して共通線221に接続し、
これら抵抗222、223の接続点をトランジスタ21
9のベースに接続し、このトランジスタ219のエミッ
タを抵抗224を介して共通線221に接続している。
3の動作をオンさせると共に、後述する放電灯25の寿
命末期検出によりインバータ23の動作をオフさせるも
ので、電源B1 が供給される端子t1 に抵抗211
、コンデンサ212、抵抗213の直列回路を介してア
ースを接続し、抵抗211とコンデンサ212の接続点
をトランジスタ214のベースに接続している。トラン
ジスタ214は、エミッタ、コレクタの間に抵抗215
、コンデンサ216の並列回路を接続し、同トランジス
タ214のエミッタをトランジスタ217、218のエ
ミッタにそれぞれ接続し、さらに同トランジスタ214
のコレクタをトランジスタ217のベース、トランジス
タ219のコレクタに接続している。そして、トランジ
スタ217のコレクタをトランジスタ219のベースに
接続すると共に、コンデンサ220を介して共通線22
1に接続し、同トランジスタ217のベースを抵抗22
2、223の直列回路を介して共通線221に接続し、
これら抵抗222、223の接続点をトランジスタ21
9のベースに接続し、このトランジスタ219のエミッ
タを抵抗224を介して共通線221に接続している。
【0017】インバータ23はトランジスタ231、2
32およびトランス233を有するロイヤー型のものが
用いられる。この場合、トランジスタ231のベースを
抵抗234を介して上述のトランジスタ218のコレク
タに接続するとともにトランス233の3次巻線233
3の−方端子に接続し、同トランジスタ231のコレク
タをトランス233の1次巻線2331の一方端子に接
続し、同トランジスタ231のエミッタを上述の共通線
221に接続している。また、トランジスタ232のベ
ースをトランス233の3次巻線2333の他方端子に
接続し、同トランジスタ231のコレクタをトランス2
33の1次巻線2331の他方端子に接続し、同トラン
ジスタ232のエミッタを上述の共通線221に接続し
ている。トランス233は1次巻線2331、2次巻線
2332、3次巻線2333を有し、1次巻線2331
の間にコンデンサ235を接続するとともに1次巻線2
331の中点にリアクトル236を介して電源B2 が
供給される端子t2 を接続し、2次巻線2332にコ
ンデンサ237を介して放電灯24を接続している。
32およびトランス233を有するロイヤー型のものが
用いられる。この場合、トランジスタ231のベースを
抵抗234を介して上述のトランジスタ218のコレク
タに接続するとともにトランス233の3次巻線233
3の−方端子に接続し、同トランジスタ231のコレク
タをトランス233の1次巻線2331の一方端子に接
続し、同トランジスタ231のエミッタを上述の共通線
221に接続している。また、トランジスタ232のベ
ースをトランス233の3次巻線2333の他方端子に
接続し、同トランジスタ231のコレクタをトランス2
33の1次巻線2331の他方端子に接続し、同トラン
ジスタ232のエミッタを上述の共通線221に接続し
ている。トランス233は1次巻線2331、2次巻線
2332、3次巻線2333を有し、1次巻線2331
の間にコンデンサ235を接続するとともに1次巻線2
331の中点にリアクトル236を介して電源B2 が
供給される端子t2 を接続し、2次巻線2332にコ
ンデンサ237を介して放電灯24を接続している。
【0018】放電灯24は、図示しない液晶ディスプレ
イのバックライトとして用いられるもので、ここでは熱
陰極管が使用されている。
イのバックライトとして用いられるもので、ここでは熱
陰極管が使用されている。
【0019】寿命末期検出回路25は、放電灯24と並
列に抵抗251、252、ツェナーダイオード253の
直列回路を接続する。この場合、抵抗251と252は
等しい抵抗値のものが使用されている。そして、抵抗2
52に並列に抵抗254とコンデンサ255の並列回路
と図示極性のダイオード256の直列回路を接続し、ダ
イオード256と抵抗252の接続点に抵抗257を介
して電源B3 が供給される端子t3 を接続している
。この場合、電源B3 は、電源B2 に比べ十分に高
電圧のものが用いられる。そして、抵抗254とコンデ
ンサ255の並列回路とダイオード256の接続点に図
示極性ダイオード258、抵抗259を介して上述した
インバータ制御回路21のトランジスタ214のコレク
タを接続する。
列に抵抗251、252、ツェナーダイオード253の
直列回路を接続する。この場合、抵抗251と252は
等しい抵抗値のものが使用されている。そして、抵抗2
52に並列に抵抗254とコンデンサ255の並列回路
と図示極性のダイオード256の直列回路を接続し、ダ
イオード256と抵抗252の接続点に抵抗257を介
して電源B3 が供給される端子t3 を接続している
。この場合、電源B3 は、電源B2 に比べ十分に高
電圧のものが用いられる。そして、抵抗254とコンデ
ンサ255の並列回路とダイオード256の接続点に図
示極性ダイオード258、抵抗259を介して上述した
インバータ制御回路21のトランジスタ214のコレク
タを接続する。
【0020】次に、以上のように構成した実施例の動作
を説明する。
を説明する。
【0021】いま、端子t1 に電源B1 が供給され
ると、トランジスタ218がオンし、インバータ23の
トランジスタ231がオン可能となる。この状態から、
電源B2がインバータ23に供給されると、トランジス
タ231、232が交互にオンオフ動作されるようにな
り、これによりトランス233の2次巻線2332に交
流電力が出力され、放電灯24が点灯される。なお、こ
こでのインバータ23の詳細な動作説明は、既に周知な
ので省略する。
ると、トランジスタ218がオンし、インバータ23の
トランジスタ231がオン可能となる。この状態から、
電源B2がインバータ23に供給されると、トランジス
タ231、232が交互にオンオフ動作されるようにな
り、これによりトランス233の2次巻線2332に交
流電力が出力され、放電灯24が点灯される。なお、こ
こでのインバータ23の詳細な動作説明は、既に周知な
ので省略する。
【0022】なお、放電灯24の起動時には、電源B1
がトランジスタ214のエミッタに供給されるととも
に、コンデンサ212、抵抗213を通してトランジス
タ214のベース電流が流れるので、同トランジスタ2
14がオンし、トランジスタ217のベース・エミッタ
間をショートするようになり、インバータ23の動作の
カットオフが阻止される。その後、コンデンサ212、
抵抗213の時定数によりベース電流がトランジスタ2
14のオン状態を維持できなくなるまで減少すると、ト
ランジスタ214がオフし、通常状態に移行される。
がトランジスタ214のエミッタに供給されるととも
に、コンデンサ212、抵抗213を通してトランジス
タ214のベース電流が流れるので、同トランジスタ2
14がオンし、トランジスタ217のベース・エミッタ
間をショートするようになり、インバータ23の動作の
カットオフが阻止される。その後、コンデンサ212、
抵抗213の時定数によりベース電流がトランジスタ2
14のオン状態を維持できなくなるまで減少すると、ト
ランジスタ214がオフし、通常状態に移行される。
【0023】この状態で、放電灯24の管電圧は、抵抗
251、252、ツェナーダイオード253の直列回路
に与えられ、抵抗251、252の分圧点Aに図2(a
)に示す出力が発生する。この場合、分圧点Aの出力電
圧は、放電灯24の管電圧を抵抗251と252により
低電圧変換したものに、ツェナーダイオード253によ
る直流電圧Vz が重畳されたものからなっている。
251、252、ツェナーダイオード253の直列回路
に与えられ、抵抗251、252の分圧点Aに図2(a
)に示す出力が発生する。この場合、分圧点Aの出力電
圧は、放電灯24の管電圧を抵抗251と252により
低電圧変換したものに、ツェナーダイオード253によ
る直流電圧Vz が重畳されたものからなっている。
【0024】そして、この分圧点Aでの出力電圧は、抵
抗254、コンデンサ255、ダイオード256から構
成されるクランプ回路に供給される。すると、このクラ
ンプ回路で電源B3 により負方向にクランプされ、ク
ランプ点Bに図2(b)に示すように、直流電圧(Vz
+VF2)をピークの基準(上側ピーク)とした出力が
発生する。
抗254、コンデンサ255、ダイオード256から構
成されるクランプ回路に供給される。すると、このクラ
ンプ回路で電源B3 により負方向にクランプされ、ク
ランプ点Bに図2(b)に示すように、直流電圧(Vz
+VF2)をピークの基準(上側ピーク)とした出力が
発生する。
【0025】ここで、放電灯24が寿命末期になると、
正常時の2〜4倍程度の管電圧を呈するものとすると、
図2(c)に示すしきい値VBDが設定される。このし
きい値VBDは、上述したインバータ23の動作をカッ
トオフするためのインバータ制御回路21のトランジス
タ217をオンするためのしきい値でもある。
正常時の2〜4倍程度の管電圧を呈するものとすると、
図2(c)に示すしきい値VBDが設定される。このし
きい値VBDは、上述したインバータ23の動作をカッ
トオフするためのインバータ制御回路21のトランジス
タ217をオンするためのしきい値でもある。
【0026】しかして、放電灯24が正常の場合は、放
電灯24の管電圧は、それ程変化しないので、クランプ
点Bの出力電圧もしきい値VBDに達することがない。 ところが、放電灯24が寿命末期に近づき、その管電圧
が上昇して図2(d)の破線で示すようにクランプ点B
の出力電圧がしきい値VBDに達すると、この時の電位
により抵抗259を介してダイオード258がオンして
制御回路21のトランジスタ217がオンする。すると
、トランジスタ219のベースに電源B1 が与えられ
、同トランジスタ219もオンする。
電灯24の管電圧は、それ程変化しないので、クランプ
点Bの出力電圧もしきい値VBDに達することがない。 ところが、放電灯24が寿命末期に近づき、その管電圧
が上昇して図2(d)の破線で示すようにクランプ点B
の出力電圧がしきい値VBDに達すると、この時の電位
により抵抗259を介してダイオード258がオンして
制御回路21のトランジスタ217がオンする。すると
、トランジスタ219のベースに電源B1 が与えられ
、同トランジスタ219もオンする。
【0027】これによりトランジスタ217のベースが
負側に引っ張られるので、正帰還状態となり、トランジ
スタ217、219がともにオン状態に保持される。そ
して、トランジスタ217、219がオン状態になると
、トランジスタ218のベース電位が電源B1 により
上昇するため、トランジスタ218のベース・エミッタ
電位が0Vになり、同トランジスタ218がオフし、イ
ンバータ23の動作がカットオフされ、放電灯24の点
灯が停止される。
負側に引っ張られるので、正帰還状態となり、トランジ
スタ217、219がともにオン状態に保持される。そ
して、トランジスタ217、219がオン状態になると
、トランジスタ218のベース電位が電源B1 により
上昇するため、トランジスタ218のベース・エミッタ
電位が0Vになり、同トランジスタ218がオフし、イ
ンバータ23の動作がカットオフされ、放電灯24の点
灯が停止される。
【0028】従って、このようにすれば放電灯24の管
電圧を抵抗251、252により低電圧変換して、ツェ
ナーダイオード253による直流電圧をVzを重畳し、
これをクランプ回路に与えて上側ピーク基準の負方向に
クランプしたものとして出力するとともに、この出力が
、放電灯24の寿命末期によりしきい値VBDに達した
状態でインバータ23の動作をカットオフして放電灯2
4の点灯を停止するようにしたので、放電灯24の正常
時の検出電圧と寿命末期での検出電圧の絶対差を大きく
取ることが可能となり、これにより部品のバラツキや環
境条件などのバラツキ要素を吸収でき、高精度の寿命末
期検出を実現できるようになる。
電圧を抵抗251、252により低電圧変換して、ツェ
ナーダイオード253による直流電圧をVzを重畳し、
これをクランプ回路に与えて上側ピーク基準の負方向に
クランプしたものとして出力するとともに、この出力が
、放電灯24の寿命末期によりしきい値VBDに達した
状態でインバータ23の動作をカットオフして放電灯2
4の点灯を停止するようにしたので、放電灯24の正常
時の検出電圧と寿命末期での検出電圧の絶対差を大きく
取ることが可能となり、これにより部品のバラツキや環
境条件などのバラツキ要素を吸収でき、高精度の寿命末
期検出を実現できるようになる。
【0029】次に、図3は本発明の他の実施例を示して
いる。
いる。
【0030】この場合、インバータ制御部26は、電源
B1 が供給される端子t1 に抵抗261を介してト
ランジスタ262のコレクタ、トランジスタ263のベ
ースに接続している。また、トランジスタ262のエミ
ッタを抵抗264を介して接地し、ベースをトランジス
タ263のコレクタに接続するとともに、抵抗265、
コンデンサ266の並列回路を介して接地している。ま
た、トランジスタ263のエミッタを端子t1 に接続
するとともに、トランジスタ267のエミッタに接続し
、このトランジスタ267のベースを抵抗268を介し
てトランジスタ262のベース、トランジスタ269の
エミッタに接続している。そして、トランジスタ269
のベースをコンデンサ270、抵抗271の直列回路を
介して同トランジスタ269のコレクタに接続し、同コ
レクタを抵抗272を介して負電源B4が供給される端
子t4 に接続している。
B1 が供給される端子t1 に抵抗261を介してト
ランジスタ262のコレクタ、トランジスタ263のベ
ースに接続している。また、トランジスタ262のエミ
ッタを抵抗264を介して接地し、ベースをトランジス
タ263のコレクタに接続するとともに、抵抗265、
コンデンサ266の並列回路を介して接地している。ま
た、トランジスタ263のエミッタを端子t1 に接続
するとともに、トランジスタ267のエミッタに接続し
、このトランジスタ267のベースを抵抗268を介し
てトランジスタ262のベース、トランジスタ269の
エミッタに接続している。そして、トランジスタ269
のベースをコンデンサ270、抵抗271の直列回路を
介して同トランジスタ269のコレクタに接続し、同コ
レクタを抵抗272を介して負電源B4が供給される端
子t4 に接続している。
【0031】一方、寿命末期検出回路28は、放電灯2
4と並列に抵抗281、282、ツェナーダイオード2
83の直列回路を接続している。そして、抵抗282に
並列にコンデンサ284と図示極性のダイオード285
の直列回路を接続し、ダイオード285と抵抗282の
接続点に上述の抵抗272を介して負電源B4 が供給
される端子t4 を接続している。そして、コンデンサ
284とダイオード285の接続点に図示極性ダイオー
ド286、抵抗287を介して上述したインバータ制御
回路26のトランジスタ269のエミッタを接続する。
4と並列に抵抗281、282、ツェナーダイオード2
83の直列回路を接続している。そして、抵抗282に
並列にコンデンサ284と図示極性のダイオード285
の直列回路を接続し、ダイオード285と抵抗282の
接続点に上述の抵抗272を介して負電源B4 が供給
される端子t4 を接続している。そして、コンデンサ
284とダイオード285の接続点に図示極性ダイオー
ド286、抵抗287を介して上述したインバータ制御
回路26のトランジスタ269のエミッタを接続する。
【0032】その他の部分は、上述した図1と同様であ
り、同一部分には同符号を付して説明を省略する。
り、同一部分には同符号を付して説明を省略する。
【0033】しかして、この場合は、負電源B4 によ
り正方向にクランプされ、クランプ点Bに図4(a)に
示すように、直流電圧(−Vz)をピークの基準(下側
ピーク)とした出力が発生する。そして、放電灯24が
寿命末期になって、その管電圧が上昇して図4(b)の
破線で示すようにクランプ点Bの出力電圧がしきい値V
BDに達すると、この時の電位によりダイオード286
がオンして制御回路26のトランジスタ262、263
がオンし、トランジスタ267がオフして、インバータ
23の動作がカットオフされ、放電灯24の点灯が停止
される。
り正方向にクランプされ、クランプ点Bに図4(a)に
示すように、直流電圧(−Vz)をピークの基準(下側
ピーク)とした出力が発生する。そして、放電灯24が
寿命末期になって、その管電圧が上昇して図4(b)の
破線で示すようにクランプ点Bの出力電圧がしきい値V
BDに達すると、この時の電位によりダイオード286
がオンして制御回路26のトランジスタ262、263
がオンし、トランジスタ267がオフして、インバータ
23の動作がカットオフされ、放電灯24の点灯が停止
される。
【0034】従って、このようにしても、上述した実施
例と同様にして放電灯24の正常時の検出電圧と寿命末
期での検出電圧の絶対差を大きく取ることが可能となり
、部品のバラツキや環境条件などのバラツキ要素を吸収
でき、高精度の寿命末期検出を実現することができる。
例と同様にして放電灯24の正常時の検出電圧と寿命末
期での検出電圧の絶対差を大きく取ることが可能となり
、部品のバラツキや環境条件などのバラツキ要素を吸収
でき、高精度の寿命末期検出を実現することができる。
【0035】なお、本発明は、上記実施例にのみ限定さ
れず、要旨を変更しない範囲で適宜変形して実施できる
。
れず、要旨を変更しない範囲で適宜変形して実施できる
。
【0036】
【発明の効果】従って、本発明によれば、交流電力が供
給され点灯される放電灯の管電圧にツェナーダイオード
による電圧を重畳して出力するとともに、この出力を所
定極性方向にクランプして出力し、このクランプされた
出力が放電灯の寿命末期にともない所定のしきい値に達
すると、放電灯に供給される交流電力を停止して該放電
灯の点灯を停止するようにしたものであるから、放電灯
の正常時と寿命末期で検出されるクランプ出力の絶対差
を大きく取ることが可能となり、部品のバラツキや環境
条件などのバラツキ要素を吸収でき、正確で高精度の寿
命末期検出を実現できるようになる。
給され点灯される放電灯の管電圧にツェナーダイオード
による電圧を重畳して出力するとともに、この出力を所
定極性方向にクランプして出力し、このクランプされた
出力が放電灯の寿命末期にともない所定のしきい値に達
すると、放電灯に供給される交流電力を停止して該放電
灯の点灯を停止するようにしたものであるから、放電灯
の正常時と寿命末期で検出されるクランプ出力の絶対差
を大きく取ることが可能となり、部品のバラツキや環境
条件などのバラツキ要素を吸収でき、正確で高精度の寿
命末期検出を実現できるようになる。
【図1】本発明の一実施例の回路構成を示す図。
【図2】図1に示す回路を説明するための波形図。
【図3】本発明の他の実施例の回路構成を示す図。
【図4】図3に示す回路を説明するための波形図。
【図5】従来の照明装置の一例の回路構成を示す図。
21、26…インバータ制御回路、23…インバータ、
24…放電灯、25、27…寿命末期検出回路。
24…放電灯、25、27…寿命末期検出回路。
Claims (1)
- 【請求項1】 交流電力が供給され点灯される放電灯
と、この放電灯の管電圧にツェナーダイオードによる電
圧を重畳して出力する出力手段と、この出力手段の出力
を所定極性方向にクランプして出力するクランプ手段と
、このクランプ手段でクランプされた出力が放電灯の寿
命末期にともない所定のしきい値に達すると上記放電灯
に供給される交流電力を停止して該放電灯の点灯を停止
する制御手段とを具備したことを特徴とする照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11891191A JPH04345790A (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11891191A JPH04345790A (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04345790A true JPH04345790A (ja) | 1992-12-01 |
Family
ID=14748225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11891191A Pending JPH04345790A (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04345790A (ja) |
-
1991
- 1991-05-23 JP JP11891191A patent/JPH04345790A/ja active Pending
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