JP2010123346A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】入力電圧および周囲温度がどのように変化した場合でも、保護回路を正しく動作させることができる放電灯点灯装置を提供する。
【解決手段】インバータ回路3は、複数の放電ランプ4A,4Bに高周波の出力電圧を印加する。基準電圧生成回路7は、入力電圧Vinに応じて変動する基準電圧を生成する。保護回路6は、放電ランプ4A,4Bに流れる総電流から得られた検出電圧と、基準電圧との比較結果から、放電ランプ4A,4Bの異常を検出し、インバータ回路3を停止させる。ここでの基準電圧生成回路7は、入力電圧Vinと基準電圧との関係を表わす特性線の切片を、放電ランプ4A,4Bの周囲温度に応じて変化させるバイアス回路41と、特性線の傾きを放電ランプ4A,4Bの周囲温度に応じて変化させる分圧回路42とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、高周波電源装置を組み込んだ放電灯点灯装置に関し、特に冷陰極管点灯用の高周波電源装置の保護回路に用いて、好適な放電保護動作を行ない得る放電灯点灯装置に関する。
冷陰極灯管(CCFL)などの放電灯を点灯する放電灯点灯装置として、例えば特許文献1や特許文献2には、高周波電源装置としてのインバータ回路によって、入力電圧である直流の電源電圧を所定周波数の交流出力電圧に変換し、この出力電圧を放電灯に印加して、当該放電灯を点灯させるものが知られている。とりわけ引用文献1には、高周波電源装置としてトランスとスイッチング素子とを含む自励共振形インバータ回路を備え、トランスの一出力につき二灯以上の放電灯を並列接続して、これらの放電灯を同時点灯させるようにしている。
こうした放電灯点灯装置では、任意の放電灯が破損したり、装置に未接続であったりして、オープン状態になると、トランスの出力電圧が増大して絶縁破壊などを招く虞れがある。そこで、放電灯に流れる総ランプ電流から得た検出電圧と基準電圧との比較に基づき、任意の放電灯がオープン状態になったのを検出したら、スイッチング素子をオフにしてインバータ回路の発振を停止させる保護回路が設けられている。
ところが、前記検出電圧はインバータ回路に入力する電源電圧に依存して変動することから、放電灯が正常であるにも拘らず、誤検出により保護回路が動作したり、逆に放電灯の何れかがオープン状態であっても、これを正しく検出できないといった問題が発生する。引用文献1では、こうした問題を回避するために、電源電圧を複数の抵抗とツェナーダイオードとにより、当該電源電圧の変動に応じた電圧に分圧し、これを前述した基準電圧とすることで、検出電圧に含まれる電源電圧の変動分を、基準電圧との比較によって相殺し、結果的により正確で高精度の検出を可能にした保護回路が提案されている。
特開2002−141186号公報 特開平5−242978号公報
しかし、従来の放電灯点灯装置において、仮に上述したような電源電圧の変動分を考慮した保護回路を組み込んだとしても、放電灯は周囲温度の変化と共に放電機能も変動することから、保護回路が正常に動作しない場合がある。
図7〜図9は、入力電圧に対するランプ電流の検出電圧をグラフ化したもので、図7は周囲温度が25℃、図8は周囲温度が−20℃、図9は周囲温度が80℃の場合を示している。また、これらの各図に共通して、実線Aは2灯の放電灯を点灯した正常時における入力電圧−検出電圧の関係を示し、実線Bは1灯の放電灯がオープンとなった異常時における入力電圧−検出電圧の関係を示し、破線Cは従来例において、保護回路を働かせることができる入力電圧−基準電圧の関係を示している。
これらの各図において、入力電圧がインバータ回路の通常動作開始電圧である10Vの場合を着目すると、そのときの正常時における検出電圧は、周囲温度が25℃のときに0.834Vであり、周囲温度が−20℃のときに0.401Vであり、周囲温度が80℃のときに1.34Vであって、周囲温度に応じて大きく変動している。それに対して、基準電圧の値は入力電圧によって変化するものの、温度によって変化させることができない。そのため、図5に示す周囲温度が25℃の場合と同じ切片と傾きを有する破線Cを、別な周囲温度である図8や図9に当てはめると、周囲温度が−20℃のときには、放電灯が2灯共点灯する正常時であっても保護動作が働いたり、周囲温度が80℃のときには、放電灯が1灯オープンとなる異常時であっても保護動作が働かない場合がある。つまり、従来の放電灯点灯装置では、入力電圧の変化によって保護回路の誤動作は起こらないものの、周囲温度の変化によって保護回路が誤動作を起こす場合がある。
こうした問題に対処するため、インバータ回路の前段にチョッパ回路を挿入し、入力電圧の変動をチョッパ回路でなくすことで、固定の基準電圧を使用する回路構成も考えられる。しかし、チョッパ回路が入ることで効率が低下する上に、放電灯が1灯オープンとなる異常時において、放電灯への出力電流を正常通り流そうとするので、当該出力電流が増加し、正常時と異常時におけるランプ電流の差が小さくなって、保護回路における異常の判別が困難になる。
また上述した特許文献2では、放電灯の周囲温度をサーミスタによって検出し、入力電圧に依存しない所定の電圧を、サーミスタを含む抵抗回路によって分圧した基準電圧と、前記検出電圧との比較結果によって、インバータ回路に入力するパルス信号の導通幅を制御するものも示されている。しかし、このような回路構成を特許文献1の保護回路に組み込んだとしても、入力電圧と基準電圧との関係は、周囲温度の変化に応じて、単にその傾きを変えることしかできず、特定の入力電圧と周囲温度による条件下では、やはり保護回路が誤動作を起こす懸念を払拭できない。
本発明は上記の各問題点に着目してなされたもので、入力電圧および周囲温度がどのように変化した場合でも、保護回路を正しく動作させることができる放電灯点灯装置を提供することを、その目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、直流電源からの入力電圧を高周波の出力電圧に変換し、並列接続した複数の放電灯に印加するインバータ回路と、前記入力電圧に応じて変動する基準電圧を生成する基準電圧生成回路と、前記放電灯に流れる総電流から得られた検出電圧と前記基準電圧との比較結果から、前記放電灯の異常を検出すると前記放電灯への電圧供給を停止させる保護回路とを備えた放電灯点灯装置において、前記基準電圧生成回路は、前記入力電圧と前記基準電圧との関係を表わす特性線の切片電圧を、前記放電灯の周囲温度に応じて変化させる第1の温度補償回路と、前記特性線の傾きを前記放電灯の周囲温度に応じて変化させる第2の温度補償回路とにより構成されることを特徴とする。
また、前記第1の温度補償回路と前記第2の温度補償回路は、それぞれ独立した回路構成を有する。
さらに、前記第1の温度補償回路は、前記放電灯の周辺温度が低くなるほど、前記切片電圧の値を高く設定するものであり、前記第2の温度補償回路は、前記放電灯の周辺温度が低くなるほど、前記入力電圧の変動に対して前記基準電圧を大きく変化させるものであることを特徴とする。
本発明によれば、検出電圧と基準電圧との比較結果によって、任意の放電灯が異常であることを検出すると、保護回路が放電灯への電圧供給を停止させる。このとき、基準電圧生成回路で生成される基準電圧は、単に入力電圧の変動に応じてだけではなく、入力電圧と基準電圧との関係を表わす特性線において、その特性線の切片と傾きの両方を、例えばサーミスタなどの温度検出素子で検出される放電灯の周囲温度に応じて変化させることができる。そのため、放電灯が点灯し得る範囲で、入力電圧および周囲温度がどのように変化した場合であっても、放電灯の異常時には確実に保護回路を動作させ、また放電灯の正常時には保護回路を動作させないようにして、保護回路を正しく動作させることができる。
また、第1の温度補償回路と第2の温度補償回路とをそれぞれ独立した回路構成とすることで、入力電圧と基準電圧との関係を表わす特性線の切片と傾きを、お互いに干渉することなく独自に設定することができる。
さらに、放電灯の周辺温度が低くなるほど、基準電圧が0Vから立ち上がる入力電圧の値を高くするように特性線の切片電圧を設定すると共に、放電灯の周辺温度が低くなるほど、入力電圧の変動に対して基準電圧を大きく変化させるように特性線の傾きを設定することで、放電灯の温度特性に合わせて、保護回路が正しく動作するような最適な基準電圧を生成することが可能になる。
以下、本発明における放電灯点灯装置の好ましい実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施例で提案する放電灯点灯装置1の回路構成を示したものである。同図において、放電灯点灯装置1は大別して、直流電源2からの入力電圧Vinを高周波の出力電圧に変換し、並列接続した複数の放電ランプ4A,4Bに印加するインバータ回路3と、放電ランプ4A,4Bに流れる総電流(ランプ電流)を検出して、これを検出電圧に変換する電流検出抵抗5と、放電ランプ4A,4Bの何れかがオープン状態になると、インバータ回路3の発振を停止させる保護回路6と、保護回路6を動作させるための動作点を決定する基準電圧生成回路7と、起動時における保護回路6の誤動作を防止するタイマー回路としての保護回路マスク回路8と、前記入力電圧が低い状態にある間は、インバータ回路3を動作させないUVLO(低電圧誤動作防止)回路9とを有して構成される。また前記保護回路6は、前記電流検出抵抗5で得られたランプ電流の検出電圧と、基準電圧生成回路7で得られた基準電圧とを比較し、その比較結果に応じて停止信号を出力するコンパレータ11と、このコンパレータ11からの停止信号によりインバータ回路3を停止させるスイッチ回路12とを備えている。
個々の回路構成について、さらに詳しく説明すると、14は直流電源2を接続する入力端子で、直流電源2からの入力電圧Vinは入力フィルタ回路15を通して平滑化され、インバータ回路3に印加する構成となっている。入力フィルタ回路15は、周知のチョークコイル16とコンデンサ17とによる逆L形フィルタであるが、別な回路構成であっても構わない。また、入力フィルタ回路15を介さず、直流電源2とインバータ回路3とを直接接続してもよい。本実施例では、インバータ回路3の前段にチョッパ回路などのコンバータを設けないことで、部品点数を低減できる効果がある。
インバータ回路3は、センタタップ付きの一次巻線21A,二次巻線21Cおよび帰還巻線21Bを有するトランス21と、対をなすスイッチング素子としてのNPN型トランジスタ22,23と、共振回路としてのチョークコイル24およびコンデンサ25と、抵抗26,27とを有し、一次巻線21Aの両端は、エミッタどうしを接地したトランジスタ22,23のコレクタが各々接続され、これらのトランジスタ22,23のベースに帰還巻線21Bの両端を接続して、帰還巻線21Bの出力電圧を正帰還させる。また、一方のトランジスタ22のベースには抵抗26の一端が接続され、他方のトランジスタ23のベースには別な抵抗27の一端が接続され、直流電源2から一次巻線21Aのセンタタップに給電する電源ライン28に、チョークコイル24が挿入接続されると共に、一次巻線21Aの両端間にはコンデンサ25が接続される。
トランス21の二次巻線21Cの一端には、バラストコンデンサ31,32を介して放電ランプ4A,4Bの一端が接続され、この放電ランプ4A,4Bの他端は、電流検出器である電流検出抵抗5を介して接地される。なお、33は放電ランプ4A,4Bが接続される出力端子である。電流検出抵抗5の端子電圧は、ダイオード34,35と、抵抗36と、コンデンサ37とによる整流回路により直流化し、ランプ電流の検出電圧としてコンパレータ11の非反転入力端子に印加される。
基準電圧生成回路7は、入力電圧Vinおよび放電ランプ4A,4Bの周囲温度の変動に応じた基準電圧を生成するものであるが、とりわけ本実施例においては、入力電圧Vinと基準電圧との関係を表わす特性線において、その特性線の切片を放電ランプ4A,4Bの周囲温度に応じて変化させる第1の温度補償回路たるバイアス回路41と、その特性線の傾きを放電ランプ4A,4Bの周囲温度に応じて変化させる第2の温度補償回路たる分圧回路42とを備えている。
本実施例のバイアス回路41は、温度によって自由にバイアス電圧の大きさおよび極性を変化させることができるように、NPN型トランジスタ43を用いている。その他に、ここでのバイアス回路41は、抵抗44,45,46を順に直列接続してなる第1の分圧回路47と、第1の温度検出素子であるサーミスタ48と、バイアス電流用抵抗49を備えており、第1の分圧回路47の一端を前記電源ライン28とトランジスタ43のコレクタに接続し、抵抗45の両端間にサーミスタ48を接続し、抵抗45,46の接続点にトランジスタ43のベースを接続し、第1の分圧回路47の他端にトランジスタ43のエミッタを接続して構成される。さらに、トランジスタ43のエミッタはバイアス電流用抵抗49を介して接地されており、このバイアス電流用抵抗49を流れるバイアス電流によって、バイアス回路41を確実に動作させる構成となっている。
一方、分圧回路42はバイアス回路41と独立して設けられ、抵抗51,52,53を順に直列接続してなる第2の分圧回路54と、第2の温度検出素子であるサーミスタ55とを備えており、第2の分圧回路54の一端を前記第1の分圧回路47の他端に接続し、抵抗52の両端間にサーミスタ55を接続し、基準電圧が発生する抵抗51,52の接続点を前記コンパレータ11の反転入力端子に接続すると共に、第2の分圧回路54の他端を接地して構成される。こうして、第2の分圧回路54にサーミスタ55を接続することで、温度に応じて第2の分圧回路54の分圧比を変えられるようになっている。
なお、上記バイアス回路41や分圧回路42において、例えば抵抗44,53は省略してもよく、またサーミスタ55を抵抗52ではなく抵抗51の両端間に接続してもよい。
コンパレータ11は、その反転入力端子に印加される基準電圧よりも、非反転入力端子に印加されるランプ電流の検出電圧が低い場合に、保護回路6として放電ランプ4A,4Bの何れかがオープン状態になった旨の停止信号を出力端子から出力する。このコンパレータ11を動作させるために、電源ライン28からの入力電圧Vinが抵抗57を介して正電源端子に入力され、負電源端子が接地される。また、コンパレータ11の正電源端子にはコンデンサ58の一端が接続され、コンパレータの反転入力端子には別なコンデンサ59の一端が接続され、これらのコンデンサ58,59の他端が何れも接地される構成となっている。
UVLO回路9は、PNP型トランジスタ61と、抵抗62と、ダイオード63と、ツェナーダイオード64とを備えており、トランジスタ61のエミッタを前記電源ライン28に接続し、抵抗62,ダイオード63およびツェナーダイオード64を順に接続した直列回路を、トランジスタ61のベースと接地ライン間に接続して構成される。これにより、入力電圧Vinの上昇に伴ない抵抗62を介してダイオード63からツェナーダイオード64に向かう電流が生じると、トランジスタ61がオフ状態からオン状態に移行するようになっている。
保護回路マスク回路8は、抵抗66とコンデンサ67とを直列接続して構成され、保護回路マスク回路8の一端は、前記トランジスタ61のコレクタに接続され、保護回路マスク回路8の他端は、コンパレータ11の非反転入力端子に接続される。このコンパレータ11の非反転入力端子には、コンデンサ67と共に時定数回路を構成する抵抗68の一端が接続され、当該抵抗68の他端が接地される。
トランジスタ61のコレクタには、上記保護回路マスク回路8の他に、抵抗71と、抵抗72と、コンデンサ73を順に接続した直列回路74の一端が接続され、この直列回路74の他端が接地される。そして、抵抗71,72の接続点が前記コンパレータ11の出力端子に接続されると共に、抵抗72とコンデンサ73との接続点の電位が、スイッチ回路12に与えられるようになっている。
スイッチ回路12は、NPN型トランジスタ81とPNP型トランジスタ82の他に、抵抗83〜86を1パッケージに封入したもので、抵抗72とコンデンサ73との接続点の電位がハイになると、トランジスタ81,82が何れもオンして、抵抗26,27に基づくベース電流が、電源ライン28からトランジスタ82を介して流れるようになっている。
次に、本実施例における放電灯点灯装置1の動作について、前述した図1の他に、図2〜図4の各図を参照しながら説明する。なお、図2〜図4は、入力電圧に対するランプ電流の検出電圧をグラフ化したもので、図2は周囲温度が25℃、図3は周囲温度が−20℃、図4は周囲温度が80℃の場合を示している。また、これらの各図に共通して、実線Aは2灯の放電灯を点灯した正常時における入力電圧Vin−検出電圧の関係を示し、実線Bは1灯の放電灯がオープンとなった異常時における入力電圧Vin−検出電圧の関係を示し、破線Cは本実施例において、保護回路6を働かせることができる入力電圧Vin−基準電圧の関係を示している。
先ず、起動時における動作から説明すると、入力電源である直流電源2を投入した後、入力フィルタ回路15を介して電源ライン28に印加される入力電圧Vinが、ツェナーダイオード64の降伏電圧で定められるUVLO回路9の解除電圧に達するまでは、トランジスタ61がオフ状態を維持している。この場合、直列回路74の両端間に発生する電位ひいては抵抗72とコンデンサ73との接続点に発生する電位はローレベルとなり、スイッチ回路12を構成するトランジスタ82もオフ状態を維持するので、インバータ回路3の各トランジスタ22,23にはベース電流が供給されず、インバータ回路3はその動作を停止する。
やがて入力電圧Vinが上昇し、前記UVLO回路9の解除電圧に達すると、トランジスタ61のエミッタからベースを通じてツェナーダイオード64に逆バイアス電流が流れ、トランジスタ61がオフからオンに移行する。こうなると、直列回路74の両端間に発生する電位ひいては抵抗72とコンデンサ73との接続点に発生する電位はハイレベルとなり、トランジスタ82もオン状態に移行して、インバータ回路3の各トランジスタ22,23には、抵抗26,27によるベース電流がそれぞれ供給される。これにより、インバータ回路3の発振動作が開始する。
図2〜図4に示すように、基準電圧生成回路7で生成される基準電圧は、直流電源2を投入した後、入力電圧Vinが第1の値C1を超えると、バイアス回路41によって0Vから急に上昇し始める。但し、ここでの第1の値C1は、サーミスタ48により検出される放電ランプ4A,4Bの周囲温度によって異なり、放電ランプ4A,4Bの特性に合わせて、周囲温度が低くなるほど入力電圧Vinが高くなるまで基準電圧は0Vから立ち上がらない。
一方、直流電源2の起動時には、放電ランプ4A,4Bにランプ電流が流れておらず、したがって電流検出抵抗5に発生する電圧も0Vとなるが、その後入力電圧Vinが上昇し、トランジスタ61がオン状態に移行するのに伴ない、保護回路マスク回路8のコンデンサ67に充電電流が流れ、コンパレータ11の非反転入力端子に印加する検出電圧が持ち上がる。そして、この検出電圧が基準電圧生成回路7で生成される基準電圧よりも高くなる状態(検出電圧>基準電圧)を、コンデンサ67と抵抗68とによる時定数で保持する。基準電圧よりも検出電圧が高ければ、コンパレータ11の出力端子はハイレベルとなって停止信号は出力されず、保護回路6は誤動作しない。よって、抵抗72とコンデンサ73との接続点の電位はハイレベルとなり、起動時においてインバータ回路3の発振動作が継続する。
やがて、通常動作時においてUVLO回路9が解除(例えば、入力電圧Vinが10V)されるため、トランス21の帰還巻線21Bに発生するパルス状の電圧によって、トランジスタ22,23がスイッチングされ、インバータ回路3としての自励共振動作が開始する。こうなると、トランス21の二次巻線21Cに誘起された交流電圧が、バラストコンデンサ31,32を介してそれぞれの放電ランプ4A,4Bに印加され、放電ランプ4A,4Bが点灯する。それと同時に、放電ランプ4A,4Bを流れるランプ電流が増加して、電流検出抵抗5に発生する電圧ひいては検出電圧も上昇し、複数の放電ランプ4A,4Bが何れも点灯する正常時には、検出電圧>基準電圧を維持する。したがって、コンパレータ11の出力端子はハイレベルとなって停止信号は出力されず、保護回路6は動作しない。
一方、通常動作時に放電ランプ4A,4Bの何れかがオープン状態になると、前記ランプ電流は減少するが、保護回路マスク回路8は通常動作時において動作しなくなっており、電流検出抵抗5に発生する電圧ひいては検出電圧が低下する。そして、検出電圧が基準電圧よりも低くなると(検出電圧<基準電圧)、コンパレータ11の出力端子はローレベルとなって停止信号が出力され、抵抗72とコンデンサ73との接続点の電位はローレベルとなるので、スイッチ回路12のトランジスタ82はオフ状態となって、保護回路6が動作する。これにより、抵抗26,27を介してトランジスタ22,23に供給されるベース電流が遮断され、インバータ回路3の発振動作が停止する。
なお、放電ランプ4A,4Bの何れか1本以上がオープンになった状態で起動すると、コンデンサ67と抵抗68とによる時定数で定められた保護回路マスク回路8の動作時間(例えば3秒間)中は、保護回路6の誤動作を防止するのに強制的に停止信号が出力されず、インバータ回路3が動作するが、保護回路マスク回路8の動作時間を過ぎると、保護回路マスク回路8が保護回路6から切り離されるため、上述のように検出電圧<基準電圧となって、インバータ回路3の動作が停止する。
次に、本実施例における基準電圧生成回路7の動作について、上述した図2〜図4のグラフの他に、図5に示すバイアス回路41の回路構成と、図6に示す分圧回路42の回路構成を参照しながら、さらに詳しく説明する。
本実施例では、基準電圧生成回路7をバイアス回路41と分圧回路42の2つに分けた構成とし、バイアス回路41は放電ランプ4A,4Bの周辺温度の特性に合わせて、図2〜図4に示す特性線たる破線CのX軸切片電圧を変化させるような設定にする。具体的には、図2〜図4におけるグラフでは、X軸を入力電圧Vinとし、Y軸を基準電圧として、放電ランプ4A,4Bの周辺温度に拘らず、入力電圧Vinに対して基準電圧がリニアに変化する関係が、破線Cとして示されているが、基準電圧が0Vから立ち上がる入力電圧Vinの値C1(すなわち、上記X軸切片電圧)が、放電ランプ4A,4Bの周辺温度に応じて変化している点が注目される。
このような特性の基準電圧を得るために、バイアス回路41は図5に示すような回路構成を有している。ここで、抵抗44の抵抗値をRUSとし、抵抗45の抵抗値をRUPとし、抵抗46の抵抗値をRとし、サーミスタ48の抵抗値をRTh1とすると、トランジスタ43のエミッタ−コレクタ間に発生するバイアス電圧Vは、トランジスタ43のエミッタ−ベース間に発生する電圧をVとして、次のように表わせる。
Figure 2010123346
これによりバイアス回路41では、ある温度のときに必要なバイアス電圧Vと、サーミスタ48の抵抗値RTh1が決まれば、それ以外の抵抗44〜46の各抵抗値を算出することができる。
一方、分圧回路42は放電ランプ4A,4Bの周辺温度の特性に合わせて、図2〜図4に示す破線Cの傾きを変化させるような設定にする。特にここでの分圧回路42は、放電ランプ4A,4Bの周辺温度が低くなるほど、入力電圧Vinの変動に対して基準電圧が大きく変化するように、当該基準電圧を設定している。
このような特性の基準電圧を得るために、分圧回路42は図6に示すような回路構成を有している。ここで、抵抗51の抵抗値をRとし、抵抗52の抵抗値をRDPとし、抵抗53の抵抗値をRDSとし、サーミスタ55の抵抗値をRTh2とすると、第2の分圧回路54の両端間に発生する電圧Vに対して、抵抗51,52の接続点に発生する基準電圧VREFの比(分圧比VREF/V)は、次のように表わせる。
Figure 2010123346
これにより分圧回路42では、ある温度のときに必要な分圧比VREF/Vと、サーミスタ55の抵抗値RTh2が決まれば、それ以外の抵抗51〜53の各抵抗値を算出することができる。
そして本実施例では、例えば入力電圧Vinがインバータ回路3の通常動作開始電圧である10Vの場合を着目すると、図2に示す周囲温度が25℃のときには、基準電圧生成回路7で生成される基準電圧が約0.6Vとなるのに対し、放電ランプ4A,4Bが2灯共点灯する正常時の検出電圧は約0.8Vであり、検出電圧>基準電圧となって保護回路6は動作しない。一方、同じ温度条件で放電ランプ4A,4Bの何れかがオープン状態となる異常時には、検出電圧が約0.3Vとなり、この場合は検出電圧<基準電圧となって、保護回路6が正しく動作する。
また、図3に示す周囲温度が−20℃のときには、基準電圧が約0.3Vとなるのに対し、放電ランプ4A,4Bが2灯共点灯する正常時の検出電圧は約0.4Vであり、保護回路6は動作しない。同じ温度条件で放電ランプ4A,4Bの何れかがオープン状態となる異常時には、検出電圧が約0.2Vとなって、保護回路6が正しく動作する。
さらに、図4に示す周囲温度が80℃のときには、基準電圧が約0.9Vとなるのに対し、放電ランプ4A,4Bが2灯共点灯する正常時の検出電圧は約1.4Vであり、保護回路6は動作しない。同じ温度条件で放電ランプ4A,4Bの何れかがオープン状態となる異常時には、検出電圧が約0.7Vとなって、保護回路6が正しく動作する。
こうして、基準電圧生成回路7で生成される基準電圧を、入力電圧Vinだけでなく、放電ランプ4A,4Bの周囲温度をも考慮して、その切片と傾きを変えることで、どのような温度条件であっても確実に保護回路6を動作させることが可能になる。
以上のように本実施例では、直流電源2からの入力電圧Vinを高周波の出力電圧に変換し、並列接続した複数の放電灯である放電ランプ4A,4Bに印加するインバータ回路3と、入力電圧Vinに応じてその値が変動するような基準電圧を生成する基準電圧生成回路7と、放電ランプ4A,4Bに流れる総電流から得られた検出電圧と、前記基準電圧生成回路7で得られた基準電圧との比較結果から、放電ランプ4A,4Bの異常を検出すると、これらの放電ランプ4A,4Bへの電圧供給を停止させる保護回路6とを備えた放電灯点灯装置において、基準電圧生成回路7が、入力電圧Vinと基準電圧との関係を表わす特性線において、その特性線の切片電圧を放電ランプ4A,4Bの周囲温度に応じて変化させる第1の温度補償回路としてのバイアス回路41と、特性線の傾きを放電ランプ4A,4Bの周囲温度に応じて変化させる第2の温度補償回路としての分圧回路42とにより構成されている。
こうすると、検出電圧と基準電圧との比較結果によって、例えば放電ランプ4A,4Bの何れかがオープン状態になるような、任意の放電ランプ4A,4Bが異常であることを検出すると、保護回路6が放電ランプ4A,4Bへの電圧供給を停止させる。このとき、基準電圧生成回路7で生成される基準電圧は、単に入力電圧Vinの変動に応じてだけではなく、入力電圧Vinと基準電圧との関係を表わす特性線において、その特性線の切片と傾きの両方を、例えばサーミスタ48,55などの温度検出素子で検出される放電ランプ4A,4Bの周囲温度に応じて変化させることができる。そのため、放電ランプ4A,4Bが点灯し得る範囲で、入力電圧Vinおよび周囲温度がどのように変化した場合であっても、放電ランプ4A,4Bの異常時には確実に保護回路6を動作させ、また放電ランプ4A,4Bの正常時には保護回路6を動作させないようにして、保護回路6を正しく動作させることができる。
また、本実施例におけるバイアス回路41と分圧回路42は、それぞれ独立した回路構成を有する。このように、バイアス回路41と分圧回路42とをそれぞれ独立した回路構成とすることで、入力電圧Vinと基準電圧との関係を表わす特性線の切片と傾きを、お互いに干渉することなく独自に設定することができる。
さらに、本実施例におけるバイアス回路41は、放電ランプ4A,4Bの周辺温度が低くなるほど、切片電圧ひいては基準電圧が0Vから立ち上がる入力電圧Vinの値を高く設定するような回路構成を有しており、また分圧回路42は、放電ランプ4A,4Bの周辺温度が低くなるほど、入力電圧Vinの変動に対して基準電圧を大きく変化させるような回路構成を有している。
こうすると、放電ランプ4A,4Bの周辺温度が低くなるほど、基準電圧が0Vから立ち上がる入力電圧Vinの値を高くするように特性線の切片電圧を設定すると共に、放電ランプ4A,4Bの周辺温度が低くなるほど、入力電圧Vinの変動に対して基準電圧を大きく変化させるように特性線の傾きを設定する。そのため、放電ランプ4A,4Bの温度特性に合わせて、保護回路6が正しく動作するような最適な基準電圧を生成することが可能になる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲において種々の変形実施が可能である。例えば、バイアス回路41や分圧回路42の構成は、図で示したものに限らず、同等の機能を発揮するものであればよい。同様に、インバータ回路3についても実施例のような自励共振型に限らず、他励型のものを採用してもよい。また、入力電圧Vinに対する基準電圧の特性線は、非直線状であってもよい。
さらに、保護回路からの停止信号によってインバータ回路3の動作を停止させる代わりに、例えばスイッチ手段を電源ライン28や出力電圧ラインに挿入接続し、保護回路6が放電灯の異常検出時に停止信号を出力した場合には、スイッチ手段を開状態にすることで、放電ランプ4A,4Bへの電圧供給を強制的に停止させる構成を採用してもよい。
また、インバータ回路3を停止させるスイッチ回路12を同じ基板上に搭載せず、停止信号を出力するコンパレータ11からの停止信号を外部回路へ出力し、前記停止信号により外部回路にて直流電源2からの入力電圧Vinを停止する等、別な基板上に本構成の一部を配置しても、もちろんよい。
本発明の好ましい一実施例を示す放電灯点灯装置の回路図である。 同上、周囲温度が25℃の場合の入力電圧に対するランプ電流の検出電圧と、基準電圧との関係をそれぞれ示すグラフである。 同上、周囲温度が−20℃の場合の入力電圧に対するランプ電流の検出電圧と、基準電圧との関係をそれぞれ示すグラフである。 同上、周囲温度が80℃の場合の入力電圧に対するランプ電流の検出電圧と、基準電圧との関係をそれぞれ示すグラフである。 同上、図1におけるバイアス回路の回路図である。 同上、図1における分圧回路の回路図である。 従来例において、周囲温度が25℃の場合の入力電圧に対するランプ電流の検出電圧と、基準電圧との関係をそれぞれ示すグラフである。 同上、周囲温度が−20℃の場合の入力電圧に対するランプ電流の検出電圧と、基準電圧との関係をそれぞれ示すグラフである。 同上、周囲温度が80℃の場合の入力電圧に対するランプ電流の検出電圧と、基準電圧との関係をそれぞれ示すグラフである。
符号の説明
2 直流電源
3 インバータ回路
4A,4B 放電ランプ(放電灯)
6 保護回路
7 基準電圧生成回路
41 バイアス回路(第1の温度補償回路)
42 分圧回路(第2の温度補償回路)

Claims (3)

  1. 直流電源からの入力電圧を高周波の出力電圧に変換し、並列接続した複数の放電灯に印加するインバータ回路と、
    前記入力電圧に応じて変動する基準電圧を生成する基準電圧生成回路と、
    前記放電灯に流れる総電流から得られた検出電圧と前記基準電圧との比較結果から、前記放電灯の異常を検出すると前記放電灯への電圧供給を停止させる保護回路とを備えた放電灯点灯装置において、
    前記基準電圧生成回路は、前記入力電圧と前記基準電圧との関係を表わす特性線の切片電圧を、前記放電灯の周囲温度に応じて変化させる第1の温度補償回路と、
    前記特性線の傾きを前記放電灯の周囲温度に応じて変化させる第2の温度補償回路とにより構成されることを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 前記第1の温度補償回路と前記第2の温度補償回路は、それぞれ独立した回路構成を有することを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  3. 前記第1の温度補償回路は、前記放電灯の周辺温度が低くなるほど、前記切片電圧の値を高く設定するものであり、
    前記第2の温度補償回路は、前記放電灯の周辺温度が低くなるほど、前記入力電圧の変動に対して前記基準電圧を大きく変化させるものであることを特徴とする請求項1または2記載の放電灯点灯装置。
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