JPH0434454A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH0434454A JPH0434454A JP14265890A JP14265890A JPH0434454A JP H0434454 A JPH0434454 A JP H0434454A JP 14265890 A JP14265890 A JP 14265890A JP 14265890 A JP14265890 A JP 14265890A JP H0434454 A JPH0434454 A JP H0434454A
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Landscapes
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
- Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、粉体トナーを用いた画像形成装置に関する。
(従来の技術)
ワードプロセッサ、ファクシミリ、コンピュータ等では
、インクジェットプリンタによる画像形成方法が知られ
ている。
、インクジェットプリンタによる画像形成方法が知られ
ている。
インクジェットプリンタは、いわゆるノンインパクトプ
リンタの代表的なものであり、所定の液体インクに、圧
電素子等により超音波振動を与えながら圧力を加えて、
該液体インクを所定の電界内にインクノズルから噴出さ
せ、そのインク粒子を電界により制御して、記録紙上に
付着させることにより、記録画像が記録紙上に形成され
る。このようなインクジェットプリンタ方式では、画像
を形成する際に騒音が発生せず、しかも鮮明な画像を形
成し得るという利点を有する。反面、記録紙へのインク
の染み込み速度を制御するために、表面処理等がなされ
た特別な用紙を使用する必要があり、また、インクはノ
ズルから供給されるために、ノズルがインク内の異物等
によって詰まりやすいという問題がある。
リンタの代表的なものであり、所定の液体インクに、圧
電素子等により超音波振動を与えながら圧力を加えて、
該液体インクを所定の電界内にインクノズルから噴出さ
せ、そのインク粒子を電界により制御して、記録紙上に
付着させることにより、記録画像が記録紙上に形成され
る。このようなインクジェットプリンタ方式では、画像
を形成する際に騒音が発生せず、しかも鮮明な画像を形
成し得るという利点を有する。反面、記録紙へのインク
の染み込み速度を制御するために、表面処理等がなされ
た特別な用紙を使用する必要があり、また、インクはノ
ズルから供給されるために、ノズルがインク内の異物等
によって詰まりやすいという問題がある。
このようなインクジェットプリンタの問題を解決するた
めに、画像記録媒体として粉体トナーを用いた画像形成
装置が、例えば特開昭62−263962号公報に開示
されている。この画像形成装置は、粉体トナー粒子を、
ピンホール状のトナー通過孔に、画像出力信号に応じて
発生する静電吸引力によって通過させるように制御する
トナー制御手段が設けられており、該トナー制御手段に
より、記録紙上にトナー粒子を選択的に送給して、該記
録紙上に所定の記録画像を形成する。このような装置で
は、記録紙として表面処理等が施されていない普通紙が
使用でき、さらに、微粒子状の粉体トナーしか使用され
ているために、各トナー通過孔でのトナーの詰まりが抑
制される。
めに、画像記録媒体として粉体トナーを用いた画像形成
装置が、例えば特開昭62−263962号公報に開示
されている。この画像形成装置は、粉体トナー粒子を、
ピンホール状のトナー通過孔に、画像出力信号に応じて
発生する静電吸引力によって通過させるように制御する
トナー制御手段が設けられており、該トナー制御手段に
より、記録紙上にトナー粒子を選択的に送給して、該記
録紙上に所定の記録画像を形成する。このような装置で
は、記録紙として表面処理等が施されていない普通紙が
使用でき、さらに、微粒子状の粉体トナーしか使用され
ているために、各トナー通過孔でのトナーの詰まりが抑
制される。
粉体トナーを制御するトナー制御手段は、多数のピンホ
ール状のトナー通過孔が設けられた絶縁性基板と、各ト
ナー通過孔内に電界を形成するように、該絶縁性基板を
挟んで設けられた一対の電極とを有している。対をなす
それぞれの電極は、各トナー通過孔とそれぞれ同様の大
きさのピンホール状の貫通孔が設けられており、絶縁性
基板のそれぞれの一面に、それぞれの貫通孔が各トナー
通過孔に整合された状態で取り付けられている。
ール状のトナー通過孔が設けられた絶縁性基板と、各ト
ナー通過孔内に電界を形成するように、該絶縁性基板を
挟んで設けられた一対の電極とを有している。対をなす
それぞれの電極は、各トナー通過孔とそれぞれ同様の大
きさのピンホール状の貫通孔が設けられており、絶縁性
基板のそれぞれの一面に、それぞれの貫通孔が各トナー
通過孔に整合された状態で取り付けられている。
そして、両電極間に所定の電圧を印加してトナー通過孔
内に所定方向へ電界を形成することにより、トナー粒子
がトナー通過孔内を通過される。トナー通過孔内にトナ
ー粒子を通過させないようにする場合には、トナー通過
孔内に、トナーを通過させる場合とは反対方向の電界が
形成されるように、各電極間に所定電圧が印加される。
内に所定方向へ電界を形成することにより、トナー粒子
がトナー通過孔内を通過される。トナー通過孔内にトナ
ー粒子を通過させないようにする場合には、トナー通過
孔内に、トナーを通過させる場合とは反対方向の電界が
形成されるように、各電極間に所定電圧が印加される。
ピンホール状のトナー通過孔が多数形成される絶縁性基
板は、通常、プラスチック製であり、各電極は、多数の
ピンホール状の貫通孔が穿孔されたアルミニウム板を、
各貫通孔が絶縁性基板のトナー通過孔に整合状態となる
ように積層して構成される。
板は、通常、プラスチック製であり、各電極は、多数の
ピンホール状の貫通孔が穿孔されたアルミニウム板を、
各貫通孔が絶縁性基板のトナー通過孔に整合状態となる
ように積層して構成される。
(発明が解決しようとする課題)
近年、画像形成装置では、高画質の画像を形成すること
が要求され、そのために、トナー通過孔の小径化が要望
されている。トナー通過孔を通過したトナーは、記録紙
上にドツトを形成するために、トナー通過孔を小径化す
ることによりドツト径も小径化できる。しかし、トナー
通過孔を小径化すると、トナー通過孔内にてトナーが詰
まるおそれがある。トナー詰まりを抑制するためには、
絶縁性基板の厚みを薄くして、トナー通過孔の軸心方向
を短(すればよい。
が要求され、そのために、トナー通過孔の小径化が要望
されている。トナー通過孔を通過したトナーは、記録紙
上にドツトを形成するために、トナー通過孔を小径化す
ることによりドツト径も小径化できる。しかし、トナー
通過孔を小径化すると、トナー通過孔内にてトナーが詰
まるおそれがある。トナー詰まりを抑制するためには、
絶縁性基板の厚みを薄くして、トナー通過孔の軸心方向
を短(すればよい。
しかしながら、多数のトナー通過孔が形成される絶縁性
基板は、各トナー通過孔にそれぞれ所定の電界を形成す
る一対の電界が設けられているため、所定の絶縁破壊強
度が要求され、また、機械的強度も要求される。このた
め、絶縁性基板の厚みを薄くすることは容易ではない。
基板は、各トナー通過孔にそれぞれ所定の電界を形成す
る一対の電界が設けられているため、所定の絶縁破壊強
度が要求され、また、機械的強度も要求される。このた
め、絶縁性基板の厚みを薄くすることは容易ではない。
本発明は上記従来の問題を解決するものであり、その目
的は、トナー通過孔が形成される絶縁性基板を薄くする
ことができ、従って、トナーが詰まらない小径のトナー
通過孔が形成されるために、高画質な画像を形成し得る
画像形成装置を提供することにある。
的は、トナー通過孔が形成される絶縁性基板を薄くする
ことができ、従って、トナーが詰まらない小径のトナー
通過孔が形成されるために、高画質な画像を形成し得る
画像形成装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
本発明の画像形成装置のトナー制御手段は、トナー通過
孔が設けられたポリイミド製の絶縁性基板、および各ト
ナー通過孔内に電界を形成するように該絶縁性基板を挟
んでそれぞれ設けられた一対の電極、を有するトナー制
御手段と、該絶縁性基板に超音波振動を付与する超音波
振動発生手段と、 画像情報に応じて、各トナー通過孔内に、少なくともト
ナーが通過する方向への電界を形成するように、前記ト
ナー制御手段の対をなす電極間を所定電位とする画像情
報発生手段と、 を具備してなり、そのことにより上記目的が達成される
。
孔が設けられたポリイミド製の絶縁性基板、および各ト
ナー通過孔内に電界を形成するように該絶縁性基板を挟
んでそれぞれ設けられた一対の電極、を有するトナー制
御手段と、該絶縁性基板に超音波振動を付与する超音波
振動発生手段と、 画像情報に応じて、各トナー通過孔内に、少なくともト
ナーが通過する方向への電界を形成するように、前記ト
ナー制御手段の対をなす電極間を所定電位とする画像情
報発生手段と、 を具備してなり、そのことにより上記目的が達成される
。
(作用)
本発明の画像形成装置では、トナー通過孔が形成される
絶縁性基板として、薄くても絶縁破壊電圧および引張り
強度を有するポリイミドにより構成しているために、該
絶縁性基板の厚さをl11m以下に薄くできる。従って
、該絶縁基板に小径のトナー通過孔を形成しても、トナ
ーが詰まるおそれがない。
絶縁性基板として、薄くても絶縁破壊電圧および引張り
強度を有するポリイミドにより構成しているために、該
絶縁性基板の厚さをl11m以下に薄くできる。従って
、該絶縁基板に小径のトナー通過孔を形成しても、トナ
ーが詰まるおそれがない。
(実施例)
以下、本発明の実施例について説明する。
本発明の画像形成装置は、第1図に示すように、粉体ト
ナーが収容されたトナー収容容器10を有する。トナー
収容容器lOの上方には、トナーホッパー等のトナー貯
留部に連通しており、該トナー収容容器10にトナーが
順次補給される。該トナー収容容器10におけるトナー
が収容される空間の下部には、開口部11が設けられて
おり、該開口部11内には、トナー供給手段としてのト
ナー供給ローラ20の上部が嵌合されている。トナー収
容容器10内に収容されるトナーは、トナー供給ローラ
ー20の回転により順次下方へ供給される。
ナーが収容されたトナー収容容器10を有する。トナー
収容容器lOの上方には、トナーホッパー等のトナー貯
留部に連通しており、該トナー収容容器10にトナーが
順次補給される。該トナー収容容器10におけるトナー
が収容される空間の下部には、開口部11が設けられて
おり、該開口部11内には、トナー供給手段としてのト
ナー供給ローラ20の上部が嵌合されている。トナー収
容容器10内に収容されるトナーは、トナー供給ローラ
ー20の回転により順次下方へ供給される。
トナー供給ローラ20の下方には、トナー制御手段30
が該トナー供給ローラ20に近接した状態で設けられて
いる。トナー制御手段30には、画像情報発生手段50
より画像信号が与えられる。画像情報発生手段50は、
ワードプロセッサ、ファクシミリ、コンピュータ等の機
器本体からの信号に応じて動作して、画像情報に応じた
電気信号を発生する。
が該トナー供給ローラ20に近接した状態で設けられて
いる。トナー制御手段30には、画像情報発生手段50
より画像信号が与えられる。画像情報発生手段50は、
ワードプロセッサ、ファクシミリ、コンピュータ等の機
器本体からの信号に応じて動作して、画像情報に応じた
電気信号を発生する。
この電気信号に従って、トナー供給ローラ20から送給
される粉体トナーが、該トナー制御手段30により制御
され、記録紙70上に所定のトナー画像が形成される。
される粉体トナーが、該トナー制御手段30により制御
され、記録紙70上に所定のトナー画像が形成される。
トナー制御手段30は、トナー供給ローラー20に圧接
されていてもよい。
されていてもよい。
トナー制御手段30には、超音波振動を付与する超音波
振動発生手段40が設けられており、また、トナー制御
手段30の下方には、トナー制御手段30に対向させて
ベース電極60が設けられている。
振動発生手段40が設けられており、また、トナー制御
手段30の下方には、トナー制御手段30に対向させて
ベース電極60が設けられている。
ベース電極60上にはトナー像が形成される記録紙70
が載置される。ベース電極60は、載置される記録紙と
ともに矢印A方向に移動するようにしてもよく、あるい
は、ベース電極60を固定して、記録紙搬送手段により
記録紙70のみを移動させるようにしてもよい。トナー
制御手段30により、所定のトナー像が記録紙70上に
形成されると、該記録紙70は、所定の定着装置(図示
せず)に搬送され、該定着装置によりトナー像が記録紙
70に定着される。
が載置される。ベース電極60は、載置される記録紙と
ともに矢印A方向に移動するようにしてもよく、あるい
は、ベース電極60を固定して、記録紙搬送手段により
記録紙70のみを移動させるようにしてもよい。トナー
制御手段30により、所定のトナー像が記録紙70上に
形成されると、該記録紙70は、所定の定着装置(図示
せず)に搬送され、該定着装置によりトナー像が記録紙
70に定着される。
トナー制御手段30は、第2図に示すように、水平状の
絶縁性基板31を有する。該絶縁性基板31は、ポリイ
ミドにより構成されている。該絶縁性基板31には、上
下方向に貫通する多数のピンホール状のトナー通過孔3
1aが設けられている。また、該絶縁性基板31上には
、超音波振動発生手段40が配設されており、該超音波
振動発生手段40により絶縁性基板31に超音波振動が
付与される。
絶縁性基板31を有する。該絶縁性基板31は、ポリイ
ミドにより構成されている。該絶縁性基板31には、上
下方向に貫通する多数のピンホール状のトナー通過孔3
1aが設けられている。また、該絶縁性基板31上には
、超音波振動発生手段40が配設されており、該超音波
振動発生手段40により絶縁性基板31に超音波振動が
付与される。
該絶縁性基板31の上面には、ピンホール状の各トナー
通過孔31aに対応して、共通電極35が設けられてい
る。共通電極35には、各トナー通過孔31aと同様の
大きさの上下方向に貫通するピンホール状の多数の貫通
孔35aがそれぞれ設けられており、絶縁性基板31の
トナー通過孔31aに、各貫通孔35aが整合した状態
とされて、共通電極35が絶縁性基板31に取り付けら
れている。また、絶縁性基板31の下側には、各トナー
通過孔31aに対応させて、信号電極33がそれぞれ設
けられている。各信号電極33も、絶縁性基板31の各
貫通孔31aと同様の大きさの貫通孔33aが設けられ
ており、この貫通孔33aが、絶縁性基板31の各トナ
ー通過孔31aに整合するように、それぞれの信号電極
33が絶縁性基板31に取り付けられている。
通過孔31aに対応して、共通電極35が設けられてい
る。共通電極35には、各トナー通過孔31aと同様の
大きさの上下方向に貫通するピンホール状の多数の貫通
孔35aがそれぞれ設けられており、絶縁性基板31の
トナー通過孔31aに、各貫通孔35aが整合した状態
とされて、共通電極35が絶縁性基板31に取り付けら
れている。また、絶縁性基板31の下側には、各トナー
通過孔31aに対応させて、信号電極33がそれぞれ設
けられている。各信号電極33も、絶縁性基板31の各
貫通孔31aと同様の大きさの貫通孔33aが設けられ
ており、この貫通孔33aが、絶縁性基板31の各トナ
ー通過孔31aに整合するように、それぞれの信号電極
33が絶縁性基板31に取り付けられている。
絶縁性基板31上の共通電極35は、接地されている。
また、該絶縁性基板31に設けられた各信号電極33に
は、画像情報発生手段50が接続されており、該画像情
報発生手段50から各信号電極33に電気信号が入力さ
れている。各信号電極33には、画像情報に応じて所定
の正電位および負電位がそれぞれ与えられ、例えば、画
像を形成すべき情報の場合には、+100V、画像を形
成する必要のない非画像情報の場合には、−100Vの
電圧が印加されるように制御される。
は、画像情報発生手段50が接続されており、該画像情
報発生手段50から各信号電極33に電気信号が入力さ
れている。各信号電極33には、画像情報に応じて所定
の正電位および負電位がそれぞれ与えられ、例えば、画
像を形成すべき情報の場合には、+100V、画像を形
成する必要のない非画像情報の場合には、−100Vの
電圧が印加されるように制御される。
多数のトナー通過孔が形成されたポリイミド製の絶縁性
基板31は、厚さが1mm以下になっている。
基板31は、厚さが1mm以下になっている。
ポリイミドは、絶縁破壊電圧が50KV/mm以上であ
り、しかも引張り強さがI Kg/ mm”以上である
ため、その厚さを111111以下にしても、各電極3
3および35により印加される電圧をにより破壊される
おそれがなく、また、多数のトナー通過孔31aを形成
して各トナー通過孔31aに電極を設けても破損するお
それがない。
り、しかも引張り強さがI Kg/ mm”以上である
ため、その厚さを111111以下にしても、各電極3
3および35により印加される電圧をにより破壊される
おそれがなく、また、多数のトナー通過孔31aを形成
して各トナー通過孔31aに電極を設けても破損するお
それがない。
このような構成の画像形成装置によるトナー像の形成プ
ロセスについて説明する。
ロセスについて説明する。
トナー供給ローラ20が回転すると、トナー収容容器1
0内のトナーがトナー制御手段30の各共通電極35上
に供給される。共通電極35は、ポリイミド類の絶縁性
基板31上に設けられた超音波振動発生手段40により
、該絶縁性基板31を介して一定振幅の超音波振動が付
与さているため、共通電極35上のトナー塊は、適宜、
破砕され、該共通電極35の貫通孔35aから絶縁性基
板31のトナー通過孔31a内へ落人する。絶縁性基板
31は、ポリイミドにより構成されているために、超音
波振動が付与されても破損されるおそれがなく、該絶縁
性基板31に伝播される超音波により、各共通電極35
上のトナー塊が確実に破砕される。
0内のトナーがトナー制御手段30の各共通電極35上
に供給される。共通電極35は、ポリイミド類の絶縁性
基板31上に設けられた超音波振動発生手段40により
、該絶縁性基板31を介して一定振幅の超音波振動が付
与さているため、共通電極35上のトナー塊は、適宜、
破砕され、該共通電極35の貫通孔35aから絶縁性基
板31のトナー通過孔31a内へ落人する。絶縁性基板
31は、ポリイミドにより構成されているために、超音
波振動が付与されても破損されるおそれがなく、該絶縁
性基板31に伝播される超音波により、各共通電極35
上のトナー塊が確実に破砕される。
絶縁性基板3Iのトナー通過孔31a内に落人したトナ
ー粒子は、信号電極33に与えられる画像信号に応じて
制御され、記録紙70上に落下するか、共通電極35上
に戻される。
ー粒子は、信号電極33に与えられる画像信号に応じて
制御され、記録紙70上に落下するか、共通電極35上
に戻される。
例えば、画像信号発生手段50により信号電極33に正
電圧が印加されると、トナー通過孔31a内には、信号
電極33から対向電極35に向かう電界が発生する。こ
の電界により、予め負に帯電されているトナー粒子は、
信号電極33に引き寄せられ、信号電極33を通過して
ベース電極60上の記録紙70上に落下スル。該ベース
電極60には、共通電極35に対して正のバイアス電圧
が印加されているため、トナー通過孔31aからトナー
粒子が落下することが促進される。ベース電極60に印
加されるバイアス電圧は、信号電極33に与えられる電
気信号よりも充分に大きくなっており、負帯電のトナー
の場合には、300〜100OVの範囲とされる。該バ
イアス電圧が、300■より小さいと、トナーの落下位
置にバラツキが生じ、記録紙70上に形成される画像が
乱れるおそれがある。反対に、バイアス電圧が100O
Vより大きいと、放電が生じるおそれがある。
電圧が印加されると、トナー通過孔31a内には、信号
電極33から対向電極35に向かう電界が発生する。こ
の電界により、予め負に帯電されているトナー粒子は、
信号電極33に引き寄せられ、信号電極33を通過して
ベース電極60上の記録紙70上に落下スル。該ベース
電極60には、共通電極35に対して正のバイアス電圧
が印加されているため、トナー通過孔31aからトナー
粒子が落下することが促進される。ベース電極60に印
加されるバイアス電圧は、信号電極33に与えられる電
気信号よりも充分に大きくなっており、負帯電のトナー
の場合には、300〜100OVの範囲とされる。該バ
イアス電圧が、300■より小さいと、トナーの落下位
置にバラツキが生じ、記録紙70上に形成される画像が
乱れるおそれがある。反対に、バイアス電圧が100O
Vより大きいと、放電が生じるおそれがある。
画像情報発生手段50により非画像信号が与えられて、
信号電極33に負の電圧が印加されると、トナー通過孔
31a内には、上側の共通電極35から下側の信号電極
33に向かう電界が形成され、負帯電のトナーは共通電
極35に戻される。これにより、記録紙上に所定の画像
がトナーにより形成される。
信号電極33に負の電圧が印加されると、トナー通過孔
31a内には、上側の共通電極35から下側の信号電極
33に向かう電界が形成され、負帯電のトナーは共通電
極35に戻される。これにより、記録紙上に所定の画像
がトナーにより形成される。
ポリイミドフィルム製の絶縁性基板31では、超音波振
動発生手段40から印加される超音波振動が該絶縁性基
板31に付与されても破損するおそれがなく、また、各
トナー通過孔31aの穿孔、各トナー通過孔31aに各
電極33および35を設けても破損しない。また、該絶
縁性基板31は、厚さが1mm以下にされているため、
その厚さ方向に貫通されたトナー通過孔31a内にトナ
ー粒子が詰まることが抑制される。このようにポリイミ
ド類の絶縁性基板31は、高強度であるために、信号電
極33に印加されるコントロール周波数を高周波化する
ことも可能になる。しかも、ポリイミド類の絶縁性基板
31は、信号電極33および共通電極35をプリント配
線状に形成することも容易である。
動発生手段40から印加される超音波振動が該絶縁性基
板31に付与されても破損するおそれがなく、また、各
トナー通過孔31aの穿孔、各トナー通過孔31aに各
電極33および35を設けても破損しない。また、該絶
縁性基板31は、厚さが1mm以下にされているため、
その厚さ方向に貫通されたトナー通過孔31a内にトナ
ー粒子が詰まることが抑制される。このようにポリイミ
ド類の絶縁性基板31は、高強度であるために、信号電
極33に印加されるコントロール周波数を高周波化する
ことも可能になる。しかも、ポリイミド類の絶縁性基板
31は、信号電極33および共通電極35をプリント配
線状に形成することも容易である。
(発明の効果)
本発明の画像形成装置では、絶縁性基板としてポリイミ
ドを使用しているために、lsm以下に薄くしても、所
望の絶縁破壊強度および引っ張り強度が得られる。その
結果、トナー通過孔を小径化できるために、トナー通過
孔にトナーが詰まることが抑制され、形成される画像の
画質を著しく向上させることができる。
ドを使用しているために、lsm以下に薄くしても、所
望の絶縁破壊強度および引っ張り強度が得られる。その
結果、トナー通過孔を小径化できるために、トナー通過
孔にトナーが詰まることが抑制され、形成される画像の
画質を著しく向上させることができる。
4、 の、 なU
第1図は本発明の画像形成装置の一例である構成図、第
2図はその要部の構成図である。
2図はその要部の構成図である。
10・・・トナー収容容器、20・・・トナー供給ロー
ラ、30・・・トナー制御手段、31・・・ポリイミド
製絶縁性基板、31a・・・トナー通過孔、33・・・
信号電極、35・・・共通電極、40・・・超音波振動
発生手段。
ラ、30・・・トナー制御手段、31・・・ポリイミド
製絶縁性基板、31a・・・トナー通過孔、33・・・
信号電極、35・・・共通電極、40・・・超音波振動
発生手段。
以上
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、トナー通過孔が設けられたポリイミド製の絶縁性基
板、および各トナー通過孔内に電界を形成するように該
絶縁性基板を挟んでそれぞれ設けられた一対の電極、を
有するトナー制御手段と、該絶縁性基板に超音波振動を
付与する超音波振動発生手段と、 画像情報に応じて、各トナー通過孔内に、少なくともト
ナーが通過する方向への電界を形成するように、前記ト
ナー制御手段の対をなす電極間を所定電位とする画像情
報発生手段と、 を具備する画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2142658A JP2520502B2 (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2142658A JP2520502B2 (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0434454A true JPH0434454A (ja) | 1992-02-05 |
JP2520502B2 JP2520502B2 (ja) | 1996-07-31 |
Family
ID=15320486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2142658A Expired - Lifetime JP2520502B2 (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2520502B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07110299A (ja) * | 1993-10-08 | 1995-04-25 | Rigaku Ind Co | グロー放電発光分光分析装置 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5697359A (en) * | 1979-12-29 | 1981-08-06 | Sony Corp | Ion current controlling electrostatic recorder |
JPS56142551A (en) * | 1980-04-09 | 1981-11-06 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | Production of ion modulating electrode |
JPS5945170A (ja) * | 1982-09-09 | 1984-03-13 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JPS60263962A (ja) * | 1984-06-13 | 1985-12-27 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 画像記録装置 |
JPS61145569A (ja) * | 1984-12-20 | 1986-07-03 | Ricoh Co Ltd | 記録装置 |
JPS6454466A (en) * | 1987-08-25 | 1989-03-01 | Seiko Epson Corp | Developing method for electrophotography |
-
1990
- 1990-05-30 JP JP2142658A patent/JP2520502B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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---|---|---|---|---|
JPH07110299A (ja) * | 1993-10-08 | 1995-04-25 | Rigaku Ind Co | グロー放電発光分光分析装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2520502B2 (ja) | 1996-07-31 |
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