JPH04344409A - 長尺加工品の断面寸法自動測定方法 - Google Patents

長尺加工品の断面寸法自動測定方法

Info

Publication number
JPH04344409A
JPH04344409A JP11755991A JP11755991A JPH04344409A JP H04344409 A JPH04344409 A JP H04344409A JP 11755991 A JP11755991 A JP 11755991A JP 11755991 A JP11755991 A JP 11755991A JP H04344409 A JPH04344409 A JP H04344409A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
edges
long workpiece
extruded material
distance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11755991A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Tashiro
泰 田代
Hideyo Yamazaki
英世 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Altemira Co Ltd
Original Assignee
Showa Aluminum Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Aluminum Corp filed Critical Showa Aluminum Corp
Priority to JP11755991A priority Critical patent/JPH04344409A/ja
Publication of JPH04344409A publication Critical patent/JPH04344409A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、同一断面を有する長
尺加工品、例えば断面コ字状の押出材等の断面寸法を加
工直後に非接触で連続的に測定するとともに、撮影時の
押出材の温度を測定し、その結果に基づいて断面寸法値
を温度補正することにより、例えば常温等の所期する温
度での長尺加工品の断面寸法を予測して自動的に求める
長尺加工品の断面寸法自動測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び課題】アルミニウム(その合金を含む
)等の押出材を製造する場合、押出材は押出条件の変化
等に起因して曲り、反り、捩れ等の変形を生じた状態で
、押出機から押出されてくるのが一般である。例えば、
図6に示すように、開口部(1a)を有するアルミニウ
ム押出材(1)の場合、特に幅に広狭を生じ易く押出上
りのまゝでは所期する断面寸法が得られない。このため
、所期する寸法形状を得るべく押出材の幅を押出材の長
さ方向に沿って測定し、押出後に矯正機等による矯正を
施すことが一般に行われている。
【0003】従来、上記のような押出材の幅等の測定は
、作業者が人手で行っていたが測定に長時間を要し作業
性が良くなかった。しかも、測定誤差の発生率も高く、
その後の矯正工程等における作業の円滑を妨げる一因と
もなっていた。
【0004】しかもまた、人手による測定では、押出材
を押出機から連続的に押出しつつ押出し直後に連続的に
寸法測定を行う所謂オンライン測定が不可能であること
から、かかるオンライン測定の実現が望まれていた。
【0005】この発明は、このような技術的背景に鑑み
てなされたものであって、押出材等の同一断面を有する
長尺加工品の断面寸法の自動計測を可能とし、しかも加
工直後におけるオンライン測定をも可能とし、かつ温度
補正を行って常温等における寸法を自動的に算出する長
尺加工品の断面寸法自動測定方法を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明に係る断面寸法自動測定方法は、連続的に加
工されてきた長尺品を、該長尺加工品に対し角度を異に
して設置された複数のCCDカメラにより長さ方向に沿
って連続的に撮影する工程と、撮影された画像を解析す
ることによって長尺加工品の所定の複数の断面エッジを
認識する工程と、基準位置から各CCDカメラと上記各
エッヂとを結ぶ線までの角度を求める工程と、求めた角
度を用いて、前記CCDカメラの撮影時の温度における
長尺加工品のエッヂ間の距離を算出する工程と、前記C
CDカメラの撮影時における加工品の温度を測定する工
程と、該温度に基づき、前記CCDカメラの撮影によっ
て求めたエッジ間の距離に対して熱膨張補正を行うこと
により、所期する温度における長尺加工品のエッジ間の
距離を算出する工程とを含むを特徴とするものである。
【0007】
【作用】この発明の作用を図面をもとに説明すると、図
1、図2に示すように、連続的に押出されてくる下向き
コ字状の押出材(1)を、その下方に設置した2台のC
CDカメラ(8)により角度を異にして連続的に撮影す
る。一方、押出材の上方に設置された非接触温度計(2
0)により、撮影と同時に押出材(1)の温度を測定す
る。次に、この撮影された画像をコンピュータにより解
析して押出材(1)の幅方向両端のエッジ(A)(B)
を認識する。次に、図4に示すように、基準位置である
x軸から各CCDカメラ(8)(8)と上記エッジ(A
)(B)とを結ぶ線までの角度θ1 、θ2 及びθ3
 、θ4を求めたのち、これらの角度を用いて後述の式
(a)〜(e)により押出材の幅W´を算出する。次に
、非接触温度計(20)により測定した温度Tに基づき
、式(h)を用いて熱膨張補正を行い、所期する温度T
0 での押出材の幅Wを算出する。このようにして、幅
W等の断面寸法が自動的に測定される。
【0008】
【実施例】この実施例は、図6に示すような開口部(1
a)を有する断面下向きコ字状のアルミニウム押出材(
1)の常温での幅Wを測定する場合に適用したものであ
る。第1図は上記押出材を押出す押出設備の構成を示す
ものである。同図において(2)はコンテナ、(3)は
ダイス、(4)はプラテンであり、コンテナ(2)に装
填されたビレット(5)をステム(6)で押圧すること
によりダイス(3)から所定形状の押出材(1)が連続
的に押出されるものとなされている。そして押出された
押出材(1)はプラテン(4)の下流側に配設されたロ
ーラ(7a)式の製品テーブル(7)上を連続的に移送
するものとなされている。
【0009】前記プラテン(4)の直後の近接位置にお
いて、前記製品テーブル(7)の下方には2台のCCD
カメラ(8)(8)が設置されている。これらCCDカ
メラ(8)は、図2に示すように押出方向と垂直な面内
の同一高さ位置において押出材(1)の開口部(1a)
の幅方向に所定距離を隔てゝ対称配置され、いずれもカ
メラ中心が押出材(1)の開口部(1a)の幅方向中央
を指向した状態に配置されている。これにより異なる2
方向から押出材(1)を撮影できるものとなされている
。なお、この実施例では、水平面に対する各CCDカメ
ラ(8)の設置角度θ(図2に示す)は、いずれも60
°に設定されている。
【0010】一方、押出材(1)のCCDカメラ(8)
による撮影位置の上方には、赤外線放射温度計などの非
接触温度計が配置されており、CCDカメラ(8)によ
る撮影と同時に押出材の温度T´を測定できるものとな
されている。
【0011】かかるCCDカメラ(8)を用いた押出材
の常温での幅Wの測定方法を図7のフローチャートを参
照しつゝ説明する。
【0012】まず、押出を開始した後(ステップ■)、
押出機から押出され製品テーブル(7)へ移送されてき
た押出材を2台のCCDカメラにより下方から同時に撮
影する(ステップ■)。撮影された画像情報は図5に示
すようにビデオボード(9)を介してコンピュータ(1
0)に送られ、CRT(11)に表示されると共に(ス
テップ■)、コンピュータにより画像の濃淡データが取
り込まれ、画像処理される(ステップ■)。その結果に
基いて、コンピュータ内で押出材(1)の幅方向両端エ
ッジ(A)(B)の認識が行われ、押出材(1)の撮影
時点での幅W´が算出される(ステップ■)。この算出
は具体的に以下の手順で行われる。即ち、図3に示すカ
メラ画像において縦軸をY軸、横軸をX軸とし、図4に
示すように左右両CCDカメラ(8)を結ぶ水平軸をx
軸、垂直軸をy軸とする。すると図4に示すようにx軸
から各CCDカメラ(8)と押出材(1)の幅方向両端
エッジ(A)(B)を結ぶ各線までの角度θ1 、θ2
及びθ3 、θ4 は図3のカメラ画像のY座標と1:
1に対応する。従って、この関係を利用しエッジ(A)
(B)に相当する各カメラ画像のY軸成分Y1 、Y2
 からθ1 、θ2 及びθ3 、θ4 を求める。次
に上記のθ1 〜θ4 と両CCDカメラ(8)の離間
距離Lを用いて、図4に示すように押出材の幅方向両端
縁(A)(B)の座標A(x1 、y1 )、B(x2
 、y2 )を求める。具体的にはx1 、x2 、y
1 、y2 は、次式で与えられる。
【0013】
【数1】
【0014】
【数2】
【0015】
【数3】
【0016】
【数4】
【0017】次に、上記両端エッジ(A)(B)の座標
からA、B間の距離つまり、撮影時における押出材の幅
W´を次式により算出する。
【0018】
【数5】
【0019】また同時に図6に示すように、押出材の傾
きβ及び両端エッジ(A)(B)の中点の座標C(x,
y)を次式により算出することもできる。
【0020】
【数6】
【0021】
【数7】
【0022】次に、非接触温度計(20)により測定し
た温度T´に基づいて、次式により熱膨張補正を行い、
常温T0 における押出材(1)の幅(W)(予測値)
を算出する(ステップ■)。なお、次式においてαは押
出材の線膨張係数である。
【0023】
【数8】
【0024】このような幅Wの寸法測定は、コンピュー
タの処理速度等との兼合いを考慮して例えば1秒程度の
周期で押出しが終了するまで繰返し行う。
【0025】押出し終了後(ステップ■)、測定結果が
CRT(11)に表示されると共に(ステップ■)、図
示しないプリンターにより印刷され(ステップ■)、か
つフロッピーディスクに保存される(ステップ10)。
【0026】また、要すれば、上記の測定結果を逐次押
出条件にフィードバックし、測定結果に応じて例えばス
テムの駆動速度を増減し、あるいはコンテナの温度を制
御することにより押出材の幅W´を基準寸法に合致させ
る構成を採用しても良い。
【0027】なお、図5に示す(12)は、作動状態を
監視できるモニターである。
【0028】ところで、上記のような測定方法の精度に
影響を及ぼす他の要素としてCCDカメラ(8)の画素
数、CCDカメラ(8)と押出材(1)との距離l(図
2に示す)がある。CCDカメラの画素数は多いほど分
解能が高くなり好ましく、本実施例では256と512
の画素数のうち、512のものを用いている。この画素
数は特にθ2 −θ1 、θ4 −θ3 の値に影響す
るものと考えられる。CCDカメラ(8)と押出材(1
)との距離lはこれが大きいほどCCDカメラ(8)の
深度が深くなり有利となるが、焦点距離の大きいレンズ
が必要となるためレンズが大きくなる。本実施例では、
焦点距離の大きい75mmのレンズを選び、l=426
mmに設定した。
【0029】また、左右に1台のCCDカメラを設置し
た場合を示したが、各CCDカメラを2台ずつ合計4台
のカメラで構成し、左右1対のカメラのうちの1台をエ
ッジ(A)に焦点を合わせるとともに、他の1台をエッ
ジ(B)に焦点を合わせた状態でエッジを撮影して基準
線から各エッジ(A)(B)までの角度を求め、押出材
の幅W´を算出する構成を採用しても良い。こうするこ
とにより、CCDカメラの分解能を向上することができ
ると共に、押出材の非測定寸法が大きい場合であっても
焦点ボケを生じることななく、高精度の寸法測定を行い
うる利点がある。
【0030】なお、以上の実施例では、押出材の断面寸
法のうち幅Wを測定する場合を示したが、幅の測定に限
定されることはない。また、押出材の断面寸法測定を行
う場合について説明したが、この発明は押出材への適用
に限定されることはなく、引抜き材その他の長尺加工品
についても適用可能である。
【0031】
【発明の効果】この発明は、上述の次第で、押出材等の
ように連続的に加工されてきた長尺品を角度を変えた複
数のCCDカメラにより撮影し、その画像を解析するこ
とによって長尺品の断面エッヂを認識した後、基準位置
から各CCDカメラと上記エッヂとを結ぶ線までの角度
を求め、この求めた角度を用いて撮影時の長尺品のエッ
ヂ間の距離を算出し、一方撮影時の押出材の温度を測定
し、この温度に基づいて前記算出したエッジ間の熱膨張
補正を行い、所期する温度での断面寸法を求めるもので
ある。従って、このような工程をCCDカメラとコンピ
ュータとで行わせることができるから、長尺品の断面寸
法の非接触自動測定が可能となるのみならず、例えば常
温時の寸法を同時的に知ることができる。その結果、測
定時間の短縮と精度の向上を図ることができる。しかも
、加工と同一工程で測定を行うことができるから、益々
作業効率が良くなり、生産性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用する一例としての押出設備の概
略断面図である。
【図2】押出材とCCDカメラとの位置関係を示す説明
図である。
【図3】CCDカメラによる画像を示す説明図である。
【図4】CCDカメラと押出材の断面エッヂとの幾何学
的関係を示す説明図である。
【図5】CCDカメラとその画像情報の処理系統を示す
ブロック図である。
【図6】押出材の断面図である。
【図7】測定手順を説明するためのフローチャートであ
る。 1…押出材 8…CCDカメラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  連続的に加工されてきた長尺品を、該
    長尺加工品に対し角度を異にして設置された複数のCC
    Dカメラにより長さ方向に沿って連続的に撮影する工程
    と、撮影された画像を解析することによって長尺加工品
    の所定の複数の断面エッジを認識する工程と、基準位置
    から各CCDカメラと上記各エッヂとを結ぶ線までの角
    度を求める工程と、求めた角度を用いて、前記CCDカ
    メラの撮影時の温度における長尺加工品のエッヂ間の距
    離を算出する工程と、前記CCDカメラの撮影時におけ
    る加工品の温度を測定する工程と、該温度に基づき、前
    記CCDカメラの撮影によって求めたエッジ間の距離に
    対して熱膨張補正を行うことにより、所期する温度にお
    ける長尺加工品のエッジ間の距離を算出する工程とを含
    むことを特徴とする長尺加工品の断面寸法自動測定方法
JP11755991A 1991-05-22 1991-05-22 長尺加工品の断面寸法自動測定方法 Pending JPH04344409A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11755991A JPH04344409A (ja) 1991-05-22 1991-05-22 長尺加工品の断面寸法自動測定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11755991A JPH04344409A (ja) 1991-05-22 1991-05-22 長尺加工品の断面寸法自動測定方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04344409A true JPH04344409A (ja) 1992-12-01

Family

ID=14714816

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11755991A Pending JPH04344409A (ja) 1991-05-22 1991-05-22 長尺加工品の断面寸法自動測定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04344409A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200019487A (ko) * 2018-08-14 2020-02-24 유징테크주식회사 용선 생산 설비용 고로의 용융물 배출 출선구의 단면적 측정 시스템 및 그 방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200019487A (ko) * 2018-08-14 2020-02-24 유징테크주식회사 용선 생산 설비용 고로의 용융물 배출 출선구의 단면적 측정 시스템 및 그 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5661671A (en) Bending angle detecting position setting device
JP3741474B2 (ja) 曲げ加工機における曲げ順番選定方法および選定装置
JPH1058045A (ja) 曲げ加工方法および曲げ加工装置
CN112213316B (zh) 板翅式换热器翅片成型机在线检测装置及检测方法
EP0483362B1 (en) System for measuring length of sheet
CN114119483A (zh) 基于图像处理技术的建筑用轻质墙板质量检测方法及装置
JP7254327B2 (ja) プレス部品用検査装置及びプレス部品の検査方法
JP2003083718A (ja) 高速移動体の外観検査システム
JPH04344409A (ja) 長尺加工品の断面寸法自動測定方法
US20170322537A1 (en) Processing Apparatus with Vision-Based Measurement
US5704238A (en) Automatic die driving amount correction method
JPH09196637A (ja) 長尺材の曲げ角度測定方法
JPH04188007A (ja) 長尺加工品の断面寸法自動測定方法
JPH04344410A (ja) 長尺加工品の断面寸法自動測定方法
JP3666925B2 (ja) 金型追い込み量の自動補正方法
JP4269394B2 (ja) 鋼板形状の予測方法
JP2000042631A (ja) 鋼板形状の予測方法およびその装置
JP2021062405A (ja) 圧延材の入射角検出方法及び装置
JPH04145315A (ja) 曲げ角度検出可能な折曲げ装置
JPH1157998A (ja) 自動切断装置
JPH08285550A (ja) 鋼板の変位測定装置
JPH0560520A (ja) 長尺加工品の断面寸法測定装置
Strzecha et al. Drop shape analysis for measurements of surface tension and wetting angle of metals at high temperatures
KR100523099B1 (ko) 선재압연소재의 단면형상 측정방법
CN212238699U (zh) 一种具有容错功能的机器人折弯系统