JPH04344189A - インダクタンスコイルの通電制御装置 - Google Patents
インダクタンスコイルの通電制御装置Info
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- JPH04344189A JPH04344189A JP3214840A JP21484091A JPH04344189A JP H04344189 A JPH04344189 A JP H04344189A JP 3214840 A JP3214840 A JP 3214840A JP 21484091 A JP21484091 A JP 21484091A JP H04344189 A JPH04344189 A JP H04344189A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C32/00—Bearings not otherwise provided for
- F16C32/04—Bearings not otherwise provided for using magnetic or electric supporting means
- F16C32/0406—Magnetic bearings
- F16C32/044—Active magnetic bearings
- F16C32/0444—Details of devices to control the actuation of the electromagnets
- F16C32/0457—Details of the power supply to the electromagnets
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P25/00—Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details
- H02P25/02—Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details characterised by the kind of motor
- H02P25/08—Reluctance motors
- H02P25/086—Commutation
- H02P25/089—Sensorless control
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】出力が30ワット以上の電動機の
電機子コイルの通電電流を高速度回転のときに、指定し
た波形の通電制御を行なう場合に利用される。又磁気軸
受の電磁石の電流の制御は、その励磁コイルのインダク
タンスが大きいので、回転子を浮上せしめる為の通電電
流の急速な変化が困難となる。かかる困難な問題が、本
発明の手段を利用することにより除去される。
電機子コイルの通電電流を高速度回転のときに、指定し
た波形の通電制御を行なう場合に利用される。又磁気軸
受の電磁石の電流の制御は、その励磁コイルのインダク
タンスが大きいので、回転子を浮上せしめる為の通電電
流の急速な変化が困難となる。かかる困難な問題が、本
発明の手段を利用することにより除去される。
【従来の技術】インダクタンスコイルの通電電流のチョ
ッパ回路の応答性を良好とする為には、インダクタンス
コイルのインダクタンスが大きい場合には、対応して電
源電圧を高くして、通電電流の立上がりを急速とし、イ
ンダクタンスによる蓄積磁気エネルギを電源に還流する
ことにより、通電電流の降下を急速として応答性を速く
して通電流の制御を行なっている。
ッパ回路の応答性を良好とする為には、インダクタンス
コイルのインダクタンスが大きい場合には、対応して電
源電圧を高くして、通電電流の立上がりを急速とし、イ
ンダクタンスによる蓄積磁気エネルギを電源に還流する
ことにより、通電電流の降下を急速として応答性を速く
して通電流の制御を行なっている。
【発明が解決しようとする課題】前項で説明したように
、チョッパ回路によるインダクタンスコイルの通電電流
の応答性を高速とするには、電源電圧を高くする手段が
あるが、より高速な応答性を得る為には、電源電圧が著
しく高くなり、実用性が失なわれる問題点がある。例え
ば、出力500ワットの誘導電動機、リラクタンス型の
電動機の場合に、電機子電流のチョッパ制御のパルス巾
を数マイクロセコンド位とする為には、駆動トルクを得
る為の印加電圧の5〜10倍の電圧が必要となり、実用
性が失なわれる問題点がある。上述した問題は、磁気軸
受の電磁石の励磁コイルの制御についても全く同じ欠点
となっている。
、チョッパ回路によるインダクタンスコイルの通電電流
の応答性を高速とするには、電源電圧を高くする手段が
あるが、より高速な応答性を得る為には、電源電圧が著
しく高くなり、実用性が失なわれる問題点がある。例え
ば、出力500ワットの誘導電動機、リラクタンス型の
電動機の場合に、電機子電流のチョッパ制御のパルス巾
を数マイクロセコンド位とする為には、駆動トルクを得
る為の印加電圧の5〜10倍の電圧が必要となり、実用
性が失なわれる問題点がある。上述した問題は、磁気軸
受の電磁石の励磁コイルの制御についても全く同じ欠点
となっている。
【0002】
【課題を解決するための手段】磁心に捲着されたインダ
クタンスコイルと第1の半導体スイッチング素子との直
列接続体と、該直列接続体のインダクタンスコイル側が
正極に接続され、負極側を第1の半導体スイッチング素
子側に接続して供電する直流電源と、前記した直列接続
体に逆接続された第1のダイオードと、第1の半導体ス
イッチング素子とインダクタンスコイルとの接続部に入
力側が接続された第2のダイオードと、直流電源正極と
インダクタンスコイルとの間に順方向に挿入された第3
のダイオードと、インダクタンスコイルの通電電流を検
出して検出信号を得る電流検出回路と、設定された任意
の波形の電圧の基準電圧と、第1の半導体スイッチング
素子が不導通に転化したときに、インダクタンスコイル
の蓄積磁気エネルギを第2のダイオードを介して流入充
電するように、直流電源正極若しくは負極側と第2のダ
イオードの出力側との間に両極が接続された小容量のコ
ンデンサと、電流検出回路の検出信号電圧が基準電圧を
越えると第1の半導体スイッチング素子を不導通に転化
して、インダクタンスコイルの蓄積磁気エネルギを、第
2のダイオードを介して小容量のコンデンサに流入充電
して高電圧とすることにより通電電流を急速に降下せし
め、所定値まで降下すると第1の半導体スイッチング素
子を導通せしめて、小容量のコンデンサの高電圧を第2
の半導体スイッチングを介して、第3のダイオードの出
力側とインダクタンスコイルの接続部に印加して通電電
流の立上がりを急速とするとともに、第1の半導体スイ
ッチング素子と第2の半導体スイッチング素子の不導通
の区間を同期せしめるチョッパ回路とより構成されたも
のである。
クタンスコイルと第1の半導体スイッチング素子との直
列接続体と、該直列接続体のインダクタンスコイル側が
正極に接続され、負極側を第1の半導体スイッチング素
子側に接続して供電する直流電源と、前記した直列接続
体に逆接続された第1のダイオードと、第1の半導体ス
イッチング素子とインダクタンスコイルとの接続部に入
力側が接続された第2のダイオードと、直流電源正極と
インダクタンスコイルとの間に順方向に挿入された第3
のダイオードと、インダクタンスコイルの通電電流を検
出して検出信号を得る電流検出回路と、設定された任意
の波形の電圧の基準電圧と、第1の半導体スイッチング
素子が不導通に転化したときに、インダクタンスコイル
の蓄積磁気エネルギを第2のダイオードを介して流入充
電するように、直流電源正極若しくは負極側と第2のダ
イオードの出力側との間に両極が接続された小容量のコ
ンデンサと、電流検出回路の検出信号電圧が基準電圧を
越えると第1の半導体スイッチング素子を不導通に転化
して、インダクタンスコイルの蓄積磁気エネルギを、第
2のダイオードを介して小容量のコンデンサに流入充電
して高電圧とすることにより通電電流を急速に降下せし
め、所定値まで降下すると第1の半導体スイッチング素
子を導通せしめて、小容量のコンデンサの高電圧を第2
の半導体スイッチングを介して、第3のダイオードの出
力側とインダクタンスコイルの接続部に印加して通電電
流の立上がりを急速とするとともに、第1の半導体スイ
ッチング素子と第2の半導体スイッチング素子の不導通
の区間を同期せしめるチョッパ回路とより構成されたも
のである。
【0003】
【作用】図1について作用を説明する。トランジスタ3
が不導通に転化すると、インダクタンスコイル1の蓄積
磁気エネルギは、ダイオード4a,4bを介してコンデ
ンサ5を図示の極性に充電する。インダクタンスコイル
1のインダクタンスに対応した容量のコンデンサ5を選
択することにより、各素子の耐電圧の限界(一般に60
0ボルト位)までコンデンサ5は充電される。従って通
電電流の降下は急速となる。このときに、SCR7は不
導通に保持されている。通電電流が所定値だけ降下する
と、トランジスタ3が導通する。このときにSCR7も
同時に導通するので、コンデンサ5の電圧により、通電
電流の立上がりが急速となる。以上のサイクルを繰返す
チョッパ回路となっているので、基準電圧の曲線に対応
したインダクタンスコイル1の通電制御を時間おくれな
しに正確に行なうことができて、前記した課題を解決す
る作用がある。
が不導通に転化すると、インダクタンスコイル1の蓄積
磁気エネルギは、ダイオード4a,4bを介してコンデ
ンサ5を図示の極性に充電する。インダクタンスコイル
1のインダクタンスに対応した容量のコンデンサ5を選
択することにより、各素子の耐電圧の限界(一般に60
0ボルト位)までコンデンサ5は充電される。従って通
電電流の降下は急速となる。このときに、SCR7は不
導通に保持されている。通電電流が所定値だけ降下する
と、トランジスタ3が導通する。このときにSCR7も
同時に導通するので、コンデンサ5の電圧により、通電
電流の立上がりが急速となる。以上のサイクルを繰返す
チョッパ回路となっているので、基準電圧の曲線に対応
したインダクタンスコイル1の通電制御を時間おくれな
しに正確に行なうことができて、前記した課題を解決す
る作用がある。
【0004】
【実施例】図1において、記号1は、インダクタンスコ
イルで、例えば磁気軸受の磁心を励磁する励磁コイルで
ある。コイルの磁心は省略して図示していない。インダ
クタンスコイル1の下端には、トランジスタ3が接続さ
れ、インダクタンスコイル1とトランジスタ3の直列接
続体にダイオード4bが逆接続される。インダクタンス
コイル1の励磁電流は、抵抗9の電圧降下として検出さ
れ、その出力は、オペアンプ11の+端子に入力されて
いる。−端子の入力は端子10の基準電圧となっている
。基準電圧は、図2のタイムチャートの曲線14として
一例が示されている。直流電源端子2a,2bにより、
インダクタンスコイル1は、順方向に接続されたダイオ
ード6を介して供電される。図2の曲線14で示す基準
電圧はオペアンプ11に入力されたときに、オペアンプ
11の出力はローレベルとなる。このときに単安定回路
13の出力もローレベルなので、反転回路13aを介す
る出力はハイレベルとなり、従ってトランジスタ3が導
通するので、励磁電流が増大し、オペアンプ11の+端
子の電圧が−端子の電圧を越えると、その出力がハイレ
ベルに転化する。この出力信号は微分回路12に入力さ
れ、立上り部の微分パルスが単安定回路13に入力され
るので、出力は所定の巾となり、その電気パルスが反転
回路13aによりローレベルの信号となり、トランジス
タ3を所定の巾だけ不導通とする。従って、インダクタ
ンスコイル1の蓄積磁気エネルギは、ダイオード4a,
4bを介してコンデンサ5に流入充電する。コンデンサ
5は小容量なので急速に電圧が上昇して、励磁電流を急
速に降下する。励磁電流が所定値まで降下すると、単安
定回路13の出力はローレベルに復帰するのでトランジ
スタ3は導通して励磁電流を増大する。
イルで、例えば磁気軸受の磁心を励磁する励磁コイルで
ある。コイルの磁心は省略して図示していない。インダ
クタンスコイル1の下端には、トランジスタ3が接続さ
れ、インダクタンスコイル1とトランジスタ3の直列接
続体にダイオード4bが逆接続される。インダクタンス
コイル1の励磁電流は、抵抗9の電圧降下として検出さ
れ、その出力は、オペアンプ11の+端子に入力されて
いる。−端子の入力は端子10の基準電圧となっている
。基準電圧は、図2のタイムチャートの曲線14として
一例が示されている。直流電源端子2a,2bにより、
インダクタンスコイル1は、順方向に接続されたダイオ
ード6を介して供電される。図2の曲線14で示す基準
電圧はオペアンプ11に入力されたときに、オペアンプ
11の出力はローレベルとなる。このときに単安定回路
13の出力もローレベルなので、反転回路13aを介す
る出力はハイレベルとなり、従ってトランジスタ3が導
通するので、励磁電流が増大し、オペアンプ11の+端
子の電圧が−端子の電圧を越えると、その出力がハイレ
ベルに転化する。この出力信号は微分回路12に入力さ
れ、立上り部の微分パルスが単安定回路13に入力され
るので、出力は所定の巾となり、その電気パルスが反転
回路13aによりローレベルの信号となり、トランジス
タ3を所定の巾だけ不導通とする。従って、インダクタ
ンスコイル1の蓄積磁気エネルギは、ダイオード4a,
4bを介してコンデンサ5に流入充電する。コンデンサ
5は小容量なので急速に電圧が上昇して、励磁電流を急
速に降下する。励磁電流が所定値まで降下すると、単安
定回路13の出力はローレベルに復帰するのでトランジ
スタ3は導通して励磁電流を増大する。
【0005】励磁電流は、抵抗9の電圧降下として検出
され、その出力は、オペアンプ11の+端子に入力され
ている。−端子の入力は端子10の基準電圧となってい
る。基準電圧は、図2のタイムチャートの曲線14とし
て一例が示されている。直流電源端子2a,2bにより
、インダクタンスコイル1は、順方向に接続されたダイ
オード6を介して供電される。図2の曲線14で示す基
準電圧はオペアンプ11に入力されたときに、オペアン
プ11の出力はローレベルとなる。このときに、トラン
ジスタ3の導通により、トランジスタ7aが導通するの
で、SCR7(制御整流素子)のゲート電流がコンデン
サ5の電圧により得られて導通する。従ってコンデンサ
5の高電圧が印加されて励磁電流の立上りを高速とする
。コンデンサ5の放電の終了とともにSCR7は自動的
に不導通に転化する。励磁電流が増大して、再びトラン
ジスタ3が不導通に転化すると、単安定回路13の出力
巾だけトランジスタ3は不導通に転化する。かかる通電
制御が繰返されるチョッパ回路となるので、図2の曲線
14に比例した励磁電流を得ることのできる特徴がある
。図2の矢印8は曲線14の巾を示し、点線15は励磁
電流曲線である。電流曲線15a,15cは励磁電流の
立上り部を示し、電流曲線15b,15d…は降下部を
示している。点線曲線14aは曲線14の1部を時間的
に拡大して示すものである。
され、その出力は、オペアンプ11の+端子に入力され
ている。−端子の入力は端子10の基準電圧となってい
る。基準電圧は、図2のタイムチャートの曲線14とし
て一例が示されている。直流電源端子2a,2bにより
、インダクタンスコイル1は、順方向に接続されたダイ
オード6を介して供電される。図2の曲線14で示す基
準電圧はオペアンプ11に入力されたときに、オペアン
プ11の出力はローレベルとなる。このときに、トラン
ジスタ3の導通により、トランジスタ7aが導通するの
で、SCR7(制御整流素子)のゲート電流がコンデン
サ5の電圧により得られて導通する。従ってコンデンサ
5の高電圧が印加されて励磁電流の立上りを高速とする
。コンデンサ5の放電の終了とともにSCR7は自動的
に不導通に転化する。励磁電流が増大して、再びトラン
ジスタ3が不導通に転化すると、単安定回路13の出力
巾だけトランジスタ3は不導通に転化する。かかる通電
制御が繰返されるチョッパ回路となるので、図2の曲線
14に比例した励磁電流を得ることのできる特徴がある
。図2の矢印8は曲線14の巾を示し、点線15は励磁
電流曲線である。電流曲線15a,15cは励磁電流の
立上り部を示し、電流曲線15b,15d…は降下部を
示している。点線曲線14aは曲線14の1部を時間的
に拡大して示すものである。
【0006】曲線15は、曲線15a,15b,…を平
滑化した曲線である。インダクタンスコイル1のインダ
クタンスが一定のときに、曲線15b,15d,…の時
間巾は単安定回路13の出力パルス巾で規制され、曲線
15a,15c,…の時間巾は、コンデンサ5の容量に
より変化され、容量が小さい程時間巾が小さくなる特徴
がある。以上の事実は、インダクタンスコイル1とコン
デンサ5は直列共振回路と相似した性質があるので、コ
ンデンサ5の容量が小さくなる程共振周波数が大きくな
ることからも推定されるものである。
滑化した曲線である。インダクタンスコイル1のインダ
クタンスが一定のときに、曲線15b,15d,…の時
間巾は単安定回路13の出力パルス巾で規制され、曲線
15a,15c,…の時間巾は、コンデンサ5の容量に
より変化され、容量が小さい程時間巾が小さくなる特徴
がある。以上の事実は、インダクタンスコイル1とコン
デンサ5は直列共振回路と相似した性質があるので、コ
ンデンサ5の容量が小さくなる程共振周波数が大きくな
ることからも推定されるものである。
【0007】インダクタンスコイル1の抵抗によるジユ
ール損失分と鉄損分だけは、直流電源より電流の立上り
部の末期において供給される。周知の手段によると、直
流電源電圧を高くして、磁気エネルギの蓄積を急速とす
ることにより電流の立上りを急速とし、蓄積磁気エネル
ギを電源に還流することにより降下を急速としている。 従って、印加電圧は高い電圧となり、チョッパ周波数(
曲線15a,15b,…の時間巾)を小さくすることに
は限界がある。従って、基準電圧曲線14の矢印8の巾
が小さく100マイクロセコンド位となると、曲線14
の図示のような凹凸に対応する時定数の小さい応答は不
可能となる欠点がある。本発明装置によると、印加電圧
を低くしても、コンデンサ5の容量を小さくすることに
より、応答性を高速度とすることができる効果がある。 実測によると、出力300ワット位のリラクタンス型の
電動機の磁極の励磁コイルの通電制御を行なった場合に
、印加直流電圧100ボルトで、曲線15a,15b,
…の巾は0.5マイクロセコンドとなる。このときのコ
ンデンサ5の容量は、0.1マイクロフアラッドである
。従って、大きいインダクタンス負荷の場合でも、励磁
電流の応答性のよい通電制御を行なうことができるので
、磁気軸受の電磁石の励磁コイルの通電制御を行なうこ
とにより、回転体の磁気浮上をより正確に行なうことが
できる作用効果がある。
ール損失分と鉄損分だけは、直流電源より電流の立上り
部の末期において供給される。周知の手段によると、直
流電源電圧を高くして、磁気エネルギの蓄積を急速とす
ることにより電流の立上りを急速とし、蓄積磁気エネル
ギを電源に還流することにより降下を急速としている。 従って、印加電圧は高い電圧となり、チョッパ周波数(
曲線15a,15b,…の時間巾)を小さくすることに
は限界がある。従って、基準電圧曲線14の矢印8の巾
が小さく100マイクロセコンド位となると、曲線14
の図示のような凹凸に対応する時定数の小さい応答は不
可能となる欠点がある。本発明装置によると、印加電圧
を低くしても、コンデンサ5の容量を小さくすることに
より、応答性を高速度とすることができる効果がある。 実測によると、出力300ワット位のリラクタンス型の
電動機の磁極の励磁コイルの通電制御を行なった場合に
、印加直流電圧100ボルトで、曲線15a,15b,
…の巾は0.5マイクロセコンドとなる。このときのコ
ンデンサ5の容量は、0.1マイクロフアラッドである
。従って、大きいインダクタンス負荷の場合でも、励磁
電流の応答性のよい通電制御を行なうことができるので
、磁気軸受の電磁石の励磁コイルの通電制御を行なうこ
とにより、回転体の磁気浮上をより正確に行なうことが
できる作用効果がある。
【0008】単安定回路13の出力パルス巾及びコンデ
ンサ5の容量は、インダクタンスコイル1のインダクタ
ンスの大きさにより調整する必要がある。トランジスタ
3の代りに、IGBTのような高速度スイッチング素子
を使用すると、上述した応答性は更に良好となる。図1
の曲線14をサイン波とすると、インバータに本発明手
段を利用できるので、高速度で振動の少ない高速誘導機
を得ることができる。図1において、コンデンサ5を電
源正極側に記号5aで示す位置に設けても同じ作用効果
がある。
ンサ5の容量は、インダクタンスコイル1のインダクタ
ンスの大きさにより調整する必要がある。トランジスタ
3の代りに、IGBTのような高速度スイッチング素子
を使用すると、上述した応答性は更に良好となる。図1
の曲線14をサイン波とすると、インバータに本発明手
段を利用できるので、高速度で振動の少ない高速誘導機
を得ることができる。図1において、コンデンサ5を電
源正極側に記号5aで示す位置に設けても同じ作用効果
がある。
【0009】
【発明の効果】大きいインダクタンスコイルの負荷は、
磁気エネルギの蓄積と放出に時間を要するので、応答性
の良い通電制御を行なう為に、印加電圧を高くするチョ
ッパ回路を利用する周知の手段があるが、実用的には応
答性に限界がある。本発明の手段によると、印加電圧を
低くして、しかも応答性のより良好なインダクタンスコ
イルの通電制御を行なうことができる作用効果がある。 特にインダクタンスの大きい電動機のサーボ制御若しく
は応答性の速い制御の必要な磁気軸受の電磁石の励磁コ
イルの通電制御手段として有効である。周知の手段によ
ると、インダクタンスコイル1の両端に半導体スイッチ
ング素子2個が挿入されるが、本発明装置では、電源負
極側に1個のみ挿入されているので回路が簡素化され廉
価となる。SCR7は短時間の通電なので小容量のもの
でよいので問題点はない。
磁気エネルギの蓄積と放出に時間を要するので、応答性
の良い通電制御を行なう為に、印加電圧を高くするチョ
ッパ回路を利用する周知の手段があるが、実用的には応
答性に限界がある。本発明の手段によると、印加電圧を
低くして、しかも応答性のより良好なインダクタンスコ
イルの通電制御を行なうことができる作用効果がある。 特にインダクタンスの大きい電動機のサーボ制御若しく
は応答性の速い制御の必要な磁気軸受の電磁石の励磁コ
イルの通電制御手段として有効である。周知の手段によ
ると、インダクタンスコイル1の両端に半導体スイッチ
ング素子2個が挿入されるが、本発明装置では、電源負
極側に1個のみ挿入されているので回路が簡素化され廉
価となる。SCR7は短時間の通電なので小容量のもの
でよいので問題点はない。
【0010】
【図1】本発明装置の実施例の電気回路図
【図2】図1
の回路の各部の電気信号のタイムチヤート
の回路の各部の電気信号のタイムチヤート
1 インダクタンスコイル
2a,2b 直流電源正負極
5,5a コンデンサ
3,7a トランジスタ
7 SCR
10 基準電圧端子
11 オペアンプ
12 微分回路
13 単安定回路
13a 微分回路
14,14a 基準電圧曲線
Claims (1)
- 【請求項1】磁心に捲着されたインダクタンスコイルと
第1の半導体スイッチング素子との直列接続体と、該直
列接続体のインダクタンスコイル側が正極に接続され、
負極側を第1の半導体スイッチング素子側に接続して供
電する直流電源と、前記した直列接続体に逆接続された
第1のダイオードと、第1の半導体スイッチング素子と
インダクタンスコイルとの接続部に入力側が接続された
第2のダイオードと、直流電源正極とインダクタンスコ
イルとの間に順方向に挿入された第3のダイオードと、
インダクタンスコイルの通電電流を検出して検出信号を
得る電流検出回路と、設定された任意の波形の電圧の基
準電圧と、第1の半導体スイッチング素子が不導通に転
化したときに、インダクタンスコイルの蓄積磁気エネル
ギを第2のダイオードを介して流入充電するように、直
流電源正極若しくは負極側と第2のダイオードの出力側
との間に両極が接続された小容量のコンデンサと、電流
検出回路の検出信号電圧が基準電圧を越えると第1の半
導体スイッチング素子を不導通に転化して、インダクタ
ンスコイルの蓄積磁気エネルギを、第2のダイオードを
介して小容量のコンデンサに流入充電して高電圧とする
ことにより通電電流を急速に降下せしめ、所定値まで降
下すると第1の半導体スイッチング素子を導通せしめて
、小容量のコンデンサの高電圧を第2の半導体スイッチ
ングを介して、第3のダイオードの出力側とインダクタ
ンスコイルの接続部に印加して通電電流の立上がりを急
速とするとともに、第1の半導体スイッチング素子と第
2の半導体スイッチング素子の不導通の区間を同期せし
めるチョッパ回路とより構成されたことを特徴とするイ
ンダクタンスコイルの通電制御装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3214840A JPH04344189A (ja) | 1991-05-21 | 1991-05-21 | インダクタンスコイルの通電制御装置 |
DE69206603T DE69206603T2 (de) | 1991-05-21 | 1992-05-19 | Vorrichtung zur stromregelung in einer induktanzspule. |
PCT/JP1992/000641 WO1992021176A1 (en) | 1991-05-21 | 1992-05-19 | Device for controlling current application to inductance coil |
EP92910159A EP0569588B1 (en) | 1991-05-21 | 1992-05-19 | Device for controlling current application to inductance coil |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3214840A JPH04344189A (ja) | 1991-05-21 | 1991-05-21 | インダクタンスコイルの通電制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04344189A true JPH04344189A (ja) | 1992-11-30 |
Family
ID=16662413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3214840A Pending JPH04344189A (ja) | 1991-05-21 | 1991-05-21 | インダクタンスコイルの通電制御装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0569588B1 (ja) |
JP (1) | JPH04344189A (ja) |
DE (1) | DE69206603T2 (ja) |
WO (1) | WO1992021176A1 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH628473A5 (de) * | 1977-04-19 | 1982-02-26 | Agie Ag Ind Elektronik | Schaltungsanordnung zur rueckgewinnung von energie, die in den induktivitaeten abgeschalteter motorwicklungen eines schrittmotors gespeichert ist. |
JPS57122696A (en) * | 1981-01-22 | 1982-07-30 | Harumichi Suzuki | Restoration circuit relating to pulse motor |
JP2799886B2 (ja) * | 1989-09-11 | 1998-09-21 | 株式会社セコー技研 | インダクタンス負荷の通電制御装置 |
-
1991
- 1991-05-21 JP JP3214840A patent/JPH04344189A/ja active Pending
-
1992
- 1992-05-19 EP EP92910159A patent/EP0569588B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-05-19 WO PCT/JP1992/000641 patent/WO1992021176A1/ja active IP Right Grant
- 1992-05-19 DE DE69206603T patent/DE69206603T2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO1992021176A1 (en) | 1992-11-26 |
DE69206603D1 (de) | 1996-01-18 |
EP0569588A4 (ja) | 1994-02-23 |
DE69206603T2 (de) | 1996-04-25 |
EP0569588B1 (en) | 1995-12-06 |
EP0569588A1 (en) | 1993-11-18 |
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