JPH04343634A - 結合装置 - Google Patents

結合装置

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JPH04343634A
JPH04343634A JP14378591A JP14378591A JPH04343634A JP H04343634 A JPH04343634 A JP H04343634A JP 14378591 A JP14378591 A JP 14378591A JP 14378591 A JP14378591 A JP 14378591A JP H04343634 A JPH04343634 A JP H04343634A
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JP
Japan
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coupling
coupling member
engaging
engagement
clamp
Prior art date
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Pending
Application number
JP14378591A
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English (en)
Inventor
Akio Hosaka
昭夫 保坂
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Sodick Co Ltd
Original Assignee
Sodick Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2つの結合部材、例え
ば加工工具と加工装置等を正確な合心性及び角度位置で
繰り返し固定することができる結合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、加工工具を加工装置、例えば旋
盤などに結合する場合には、加工工具を加工装置の軸心
に対して正確に位置決めした状態で固定することが要求
される。また、フライス盤を用いる場合或いは、放電加
工機に回転工具電極を取付け固定するような場合には、
合心性の他に、軸方向の位置の正確性が要求される。こ
のような機能を保証する従来の結合装置としては、例え
ば特開昭60−80535号公報に開示されている装置
が知られている。この従来装置は、図7及び図8に示す
ように、第1結合部材2に先端が切断されたほぼ円錐状
のタング4を設け、他方、第2の結合部材6にはこの結
合面より僅かに浮かせてネジ等により固定されたたわみ
板8を設け、このたわみ板8の上記タング4に対応する
部分に中心孔10を形成している。
【0003】そして、上記第1結合部材2のタング14
を上記たわみ板8の中心孔10に徐々に挿通させて行く
ことにより両部材の位置合わせを行ない、これらを最終
的に図示しないクランプ手段によって締付けるようにな
っている。また、他の従来の固定装置としては、図9に
示すような装置が知られており、この装置の第1結合部
材12には、ほぼ十字状に配置された断面台形の嵌合溝
14が形成されており、他方、第2結合部材16には上
記嵌合溝14に嵌合するほぼ十字状に配置された断面台
形の嵌合凸部18が形成されている。そして、上記嵌合
溝14と嵌合凸部18を嵌合させることにより心出しと
角度位置決めを行なって両部材を結合するようになって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記特開昭
60−80535号公報に示す装置にあっては、たわみ
板8が一枚しか設けてないことから、この剛性が低く且
つ図に示すような斜め方向の力F1が第1結合部材2に
何らかの原因で付与された場合には、たわみ板8に不均
一なたわみが生じ、図8に示すようにタング4が中心孔
10に正確にかみ合わず、軸心A、Bが僅かにずれる恐
れがあった。また、図9に示す従来装置にあっては、前
述のような不均一なたわみの恐れは生じないが、軸方向
、すなわち深さ方向の誤差を吸収することができない構
造であるために、各嵌合凸部18とこれに対向する嵌合
溝14の形状を正確に一致させ、且つそれら相互間にお
ける凸部の高さ或いは溝部の深さも正確に一致させなけ
ればならず、加工精度を非常に高くして精密に形成する
必要があり、その高精度を出すのに困難な場合すらあっ
た。
【0005】本発明は、以上のような問題点に着目し、
これを有効に解決すべく創案されたものである。本発明
の目的は、クランプの軸方向及び軸方向に直交する平面
、すなわち横方向に対しては全方向に関して剛性の強く
、着脱再現精度の高い構造を有する結合装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような
問題点を解決するために、第1結合部材と第2結合部材
とを同軸的に配置し、前記2つの部材の心だしを行ない
つつ結合する結合装置において、前記第1及び前記第2
結合部材のいずれか一方に設けられ、実質的に円錐状の
外側面を有する係合凸部と、前記係合凸部と嵌合すべく
、前記第1及び第2結合部材のうちの他方に設けられ、
実質的に円錐状内側面を有する係合部材と、前記係合凸
部と前記係合部材のいずれか一方を支持する複数のたわ
み板とを備えるようにしたものである。
【0007】
【作用】本発明は、以上のように構成したので、第1結
合部材に設けた、例えば係合凸部と、第2結合部材に設
けた係合部材がかみ合って嵌合するときに、クランプ軸
に沿った軸心の心出しが行なわれると同時に、このクラ
ンプ軸に直交する方向の移動が規制される。そして、係
合部材には、これをクランプ軸方向にのみ弾性的に移動
可能とする複数のたわみ板が設けられているので、嵌合
時にはこの係合部材が横方向へ移動することなく確実に
軸心を一致させることができ、しかも各係合部材と係合
凸部の深さ方向及び高さ方向の加工誤差のバラツキは上
記たわみ板が軸方向に変形することにより吸収される。
【0008】
【実施例】以下に、本発明に係る結合装置の一実施例を
添付図面に沿って詳述する。図1は本発明に係る結合装
置の結合状態を示す断面図、図2は図1に示す結合装置
を示す分解斜視図である。図示するように、この結合装
置20は、上側に位置する第1結合部材22と下側に位
置する第2結合部材24とを有しており、それぞれ第1
結合部材22は、例えば加工装置側や放電加工機の場合
にはヘッド側に接続され、第2結合部材24は、例えば
工作物側や放電加工機の場合には工具電極側に接続され
ている。尚、この装置の上下横方向のその配列方向は問
わない。上記下側の第2結合部材24は、断面円形にな
された円柱または円筒体状に成形されており、その上端
の周縁部には断面台形状に突出された環状の突き当て部
26が形成され、その上端面は高精度な平面度となるよ
うに加工された位置決め面28として構成されている。 この突き当て部26はクランプの軸心Aと同心状に形成
されている。
【0009】そして、この第2結合部材24の中央部に
は、実質的に円錐状の外側面30aを有する係合凸部3
0が上方へ突出させて設けられている。この係合凸部3
0も上記クランプの軸心Aと同心状に形成されている。 そして、この係合凸部30の先端からは、上方に向けて
プルスタッド32が延出させて設けられており、その先
端部には半径方向へ拡大された係止部34が形成され、
これに後述するように引張り装置によりクランプがなさ
れる。一方、上方に位置する第1結合部材22には、円
筒体状に成形されており、その下端の周縁部には上記第
2結合部材24の突き当て部26に対応させて縦方向に
断面矩形状に下方向へ突出された環状の突き当て部36
が形成され、その下端面は高精度な平面度となるように
加工された位置決め面38として構成されている。この
位置決め面38は、クランプの軸心Bと同心状に形成さ
れており、上記第2結合部材24側に位置決め面28と
精密に当接するようになっている。
【0010】そして、この第1結合部材22の中心部に
は、上記軸心Bと同心状に配置された係合部材40が設
けられている。具体的には、この係合部材40は、上方
が縮径された円錐台の様に形成されて、その中心部には
前記第2結合部材24の係合凸部30を挿入するために
挿入孔42が形成されると共に、この内側面40aは実
質的に円錐状に形成されており、上記係合凸部30の外
側面30aと精密に接触し得るように構成されている。 そして、この係合部材40は、その上下端部を、上記軸
心Aに直交する方向に、平行に配置された2枚の円盤状
のたわみ板44、46の中心部により支持されており、
このたわみ板44、46の周縁部には、多数のボルト孔
44a、44bが形成され、上記第1結合部材22の内
部に形成した段部に上記ボルト孔44a、44bを介し
てボルト48でもって締め付け固定されている。これら
たわみ板44、46は、例えば鋼鈑等により形成されて
所定の弾性力を有しており、軸方向へは僅かに弾性変形
し得るようになされていると共に、軸に直交する方向、
すなわち横方向への変形に対しては強い剛性を発揮し得
るように構成されている。これらのたわみ板44、46
は、軸心に対して直角方向のどの方向においてもたわみ
が均一になる様な構成であれば良い。また、円盤状の2
枚のたわみ板の径は異なっていても良く、更に各たわみ
板の形状は、完全な円盤でなくても良く、例えば図6に
示すように平面十字形状のたわみ板44、46を構成し
ても良い。
【0011】また、たわみ板46には、たわみ板44を
上記第1結合部材22へ固定するボルトを締め付ける時
に、レンチ等を入れる複数の穴50が形成されている。 そして、この第1結合部材22の上部には、上記第2結
合部材24をクランプするための引張り装置52が設け
られている。この引張り装置52は、中心部にエアーに
より動作するピストン54を有しており、このピストン
54にはシール部材56を介して軸心Bに沿って下方向
へ延出された中空筒体状の連結部材58が設けられてい
る。この中空の連結部材58の下部には、その周方向に
沿って複数のクランプボール60が遊嵌されると共に、
この連結部材58の内部には、このクランプボール60
の脱落を防止するためにバネ62により先端方向へ付勢
されたボール脱落防止プランジャ64が設けられている
。そして、上記連結部材58内へ上記第2連結部材24
の係合凸部30の先端に設けた係止部34を挿入させた
状態で上記ピストン54を上方へ動かすことにより、上
記クランプボール60でもって上記係止部34をクラン
プし得るように構成されている。
【0012】そして、このクランプボール60の外周部
には、アンクランプ時にはボール60を外方へ逃がすた
めに先端部が拡径されたガイドリング66が形成されて
いる。そして、シリンダ内には、上記ピストン54を常
時クランプ方向へ付勢する強力な弾発部材、例えばクラ
ンプスプリング68が設けられている。更に、この引張
り装置52のハウジング70には、上記ピストン54を
駆動するエアーを供給するクランプ用エアー供給口72
及びアンクランプ用エアー供給口74が設けられている
。また、上記第1結合部材22と第2結合部材24の側
部には、これらの回転を規制するための回転規制凹部7
9とこれに嵌合する回転規制凸部81がそれぞれ2組設
けられており、図7に示すようにこれらの凹部79と凸
部81は嵌合するように構成されている。尚、図示例に
あっては、これらを2組設けてるが、これに限らず、1
組だけ設けるようにしてもよい。
【0013】次に、以上のように構成された上記実施例
の動作について説明する。まず、図3に示すように第1
結合部材22と第2結合部材24とを相互に近付けて行
き、第1結合部材22の係合部材40の円錐状の内側面
40aと第2結合部材24の係合凸部30の円錐状の外
側面30aとを接触させる。この状態では、第1結合部
材22と第2結合部材24とは結合前の状態であり、上
下のたわみ板44、46も何ら変形することなく水平状
態を維持している。そして、更に両結合部材22、24
を近付けると、係合凸部30と係合部材40とは相互に
嵌合し合い、この時、第1結合部材22の軸心Bと第2
結合部材24の軸心Aとが僅かにずれている場合には、
係合凸部30の外側面30aと係合部材40の内側面4
0aとが不均一に一側でのみ当接することになるが、係
合部材40を支持する2枚のたわみ板44、46は、横
方向に対する剛性が高いことから軸方向上方にのみ変形
し乃至たわみ、横方向へは変形しない。従って、両結合
部材22、24の更なる接近にともなって軸心Aと軸心
Bとはそのずれが修正されて、最終的には両軸心が一致
した状態で、両位置決め面28、38が当接することに
なる。
【0014】そして、係合凸部30の外側面30aと係
合部材40の内側面40aとは共に円錐面になされてい
ることから、両軸心が軸心に直交するどの方向にずれて
いようが、確実に両軸心は一致されて、その回転センタ
ーを一致させることが可能となる。また、上述のように
係合部材48は、2枚の円盤状のたわみ板44、46の
作用により軸方向へ弾性移動可能なので、上記位置決め
面28、38と係合凸部30、係合部材40との間に位
置誤差が生じても、その位置誤差は上記たわみ板44、
46の作用により吸収され、両結合部材22、24の軸
方向の位置を精度良く決定することができる。
【0015】一方、上記第1結合部材22と第2結合部
材24とを接近させる際に、これらの側部に設けられた
、回転規制凹部79と回転規制凸部81とを嵌合させる
ことにより、これら両部材22、24の軸心の周方向に
対する位置決めがなされるのは勿論である。このように
して、軸心である回転センターと軸方向の位置が一致し
て両位置決め面28、38が当接したならば、引張り装
置52のクランプ用エアー供給口72からエアーを供給
してピストン54を上方へ上げ、クランプボール60に
より係合凸部30側の先端の係止部34を引き上げて両
結合部材22、24を結合する。
【0016】尚、両結合部材22、24を離す場合には
、アンクランプ用エアー供給口74からエアーを供給す
ることによりピストン54を下方へ押し下げ、これによ
りクランプボール60を遊嵌状態にし、両部材の結合を
解く。上記実施例における円錐状の係合凸部30の円錐
面の開き角度は、望ましくは5°〜60°の範囲に設定
する。また、係合凸部30の外側面30aと係合部材4
0の内側面40aとは共に円錐状に成形されて全周囲に
わたって接触し得るように構成したが、これに限定され
ず、円周の一部、少なくとも均等の角度で配置された3
か所が接触するような構成としてもい。また、係合凸部
と係合部材とを逆に設け、係合凸部を軸方向へ僅かに移
動可能とするように構成してもよい。
【0017】また更に、前記実施例においては、係合凸
部30の外側面30aを円錐面に形成したが、これに限
定されず、例えば図6に示すように係合凸部30の外側
面30aを球面形状に形成してもよい。これによれば、
接触面が少なくなり、ゴミ等の付着による結合時の悪影
響を低減することが可能となる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような優れた作用効果を発揮することができる。結合
装置のクランプの軸方向に対する弾性を確保しつつ直交
方向への剛性を強くすることが可能となり、横方向への
移動や傾斜を防止することができる。従って、結合部材
の軸心を精度良く一致させることができ、合心性を高め
ることができ、着脱を繰り返し行なっても再現精度を高
く維持することができる。また、同時に位置決め面と係
合凸部、係合部材の位置誤差を吸収することができるの
で、軸方向の剛性を高めると共に、軸方向位置を正確に
決めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る結合装置の結合状態を示す断面図
である。
【図2】図1に示す結合装置を示す分解斜視図である。
【図3】図1に示す結合装置が結合する直前を示す断面
図である。
【図4】たわみ板の他の形状を示す平面図である。
【図5】回転規制凹部と凸部の嵌合状態を示す平面図で
ある。
【図6】本発明の変形実施例を示す断面図である。
【図7】従来の結合装置を示す断面図である。
【図8】図7に示す結合装置の要部を示す拡大断面図で
ある。
【図9】従来の他の結合装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
20    結合装置 22    第1結合部材 24    第2結合部材 26、28    位置決め面 30    係合凸部 30a  外側面 40    係合部材 40a  内側面 44、46    たわみ板 52    引張り装置 54    ピストン 60    クランプボール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  第1結合部材と第2結合部材とを同軸
    的に配置し、前記2つの部材の心だしを行ないつつ結合
    する結合装置において、前記第1及び前記第2結合部材
    のいずれか一方に設けられ、実質的に円錐状の外側面を
    有する係合凸部と、前記係合凸部と嵌合すべく、前記第
    1及び第2結合部材のうちの他方に設けられ、実質的に
    円錐状内側面を有する係合部材と、前記係合凸部と前記
    係合部材のいずれか一方を支持する複数のたわみ板とを
    備えたことを特徴とする結合装置。
JP14378591A 1991-05-20 1991-05-20 結合装置 Pending JPH04343634A (ja)

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JP14378591A JPH04343634A (ja) 1991-05-20 1991-05-20 結合装置

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JP14378591A JPH04343634A (ja) 1991-05-20 1991-05-20 結合装置

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JPH04343634A true JPH04343634A (ja) 1992-11-30

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JP14378591A Pending JPH04343634A (ja) 1991-05-20 1991-05-20 結合装置

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