JPH04343200A - 光学的情報の伝送装置 - Google Patents

光学的情報の伝送装置

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JPH04343200A
JPH04343200A JP11488791A JP11488791A JPH04343200A JP H04343200 A JPH04343200 A JP H04343200A JP 11488791 A JP11488791 A JP 11488791A JP 11488791 A JP11488791 A JP 11488791A JP H04343200 A JPH04343200 A JP H04343200A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical system
optical
liquid
lens
heat radiation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11488791A
Other languages
English (en)
Inventor
Chitayoshi Manabe
知多佳 真鍋
Yoshihiko Sakashita
由彦 坂下
Yoshio Kobune
小船 恵生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
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  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Radiation Pyrometers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱間静水圧加圧装置等
、高圧ガス雰囲気を利用する高圧容器内で光学系によっ
て光学的情報を伝送する光学的情報の伝送装置に関する
【0002】
【従来の技術】従来の熱間静水圧加圧装置(以下HIP
装置と略す)の炉内温度測定装置は、図10に示すよう
に高圧容器1 内の炉室2 に閉端管3 を設置し、閉
端管3 の閉端部からの放射光を光ファイバ4 によっ
て高圧容器1 外へ導いて放射温度計5 へ入射させ温
度を測定するものである。この場合、閉端管3 からの
放射光を光ファイバ4 へ取入れるには、図11の如く
直接光ファイバ4 へ入射させる方法、あるいは図12
の如くレンズ7 によって光ファイバ4 へ集光させる
方法などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来では炉室2 内か
ら光学的情報を、レンズ7 、光ファイバ4 などで取
出しているが、HIP装置内で光学系が置かれる場所は
、300 ℃、2000気圧程度で雰囲気を形成するガ
ス (アルゴンガス、窒素ガスなど)の密度は常温、常
圧の場合より著しく高密度となっており、その屈折率は
常温、常圧の値より増大したものとなっている。
【0004】光学系の各光学要素の界面での光の反射の
程度はその界面の両側の屈折率に依存するが、上記のよ
うに雰囲気ガスの屈折率が変化すると、界面での反射状
態が変化し、光学系の透過率が変化することになる。そ
の結果、センサとしての特性に悪影響を及ぼす。本発明
は、上記問題点に鑑み、高圧ガス雰囲気の圧力変化によ
り生ずる媒質ガスの屈折率変動があっても、光学系の透
過率の変化を抑えて、安定な観察ができるようにしたも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を解決す
る本発明の技術的手段は、高圧容器11内に光学系を設
け、この光学系により光学的情報を伝送するようにした
光学的情報の伝送装置において、前記光学系の光学要素
間に、光学系の置かれている媒質が侵入しないように、
液体27を充満させた点にある。
【0006】
【作用】即ち、光学系の界面では一般に反射が起こり、
界面の両側で屈折率をn1 、n2 とすれば、界面で
の反射率R1及び透過率Tは次式で表わされる。 図12のような光学系では、レンズ7 で2面、光ファ
イバ4 の端面1面、計3面の界面がある。さて、HI
P装置の運転条件では媒質の屈折率は1.2 程度にな
ると推定されるので、ガラスの屈折率を代表的な値1.
52とすると、 常圧 (n1 =1.0)の透過率=0.9574高圧
 (n1 =1.2)の透過率=0.9862高圧では
常圧の1.03倍の光が透過する。これは、界面1面あ
たりであるから、3面であれば、1.093 倍となり
無視し得なくなる。界面数が多くなる光学系ではもっと
影響が大きい。
【0007】ところが、図1のようにレンズ21と光フ
ァイバ24との間に液体27を介在させた場合、液体2
7とガラスとの界面で反射を生じるものの、液体27は
固体と同様に高圧下でも圧縮され難く、屈折率の変化は
小さく透過率の変化は微少であり、入射面の変動のみと
なる。なお、液体27の代わりに固体を使うことは不可
能ではないが、固体面と固体面とを厳密に接触させるこ
とは困難であり、実用性は低い。
【0008】
【実施例】図2において、11は高圧容器で、上蓋12
及び下蓋13を有し、高圧容器11内には断熱層14、
及びヒータが内蔵され、高圧容器11内にはアルゴン、
窒素等のガスが供給されて、常温、常圧 (大気圧) 
状態から2000℃、2000気圧程度の雰囲気を形成
できるようになっている。 そして、下蓋13上に試料台16が載置され、断熱層1
4によって区画形成された炉室17内に、被測温部位に
先端が位置されるよう閉端管18が設置されている。
【0009】21は閉端管18下方に設けたレンズで、
下蓋13に設けた収納凹部22内に設けられ、閉端管先
端23からの熱放射を集光する。24は光ファイバで、
下蓋13に設けた導出孔25に挿通され、外部の放射温
度計26に接続されており、レンズ21にて集光した熱
放射を受け、その熱放射を放射温度計26に伝送する。 放射温度計26は光ファイバ24から伝送された熱放射
から炉室17内の温度を測温する。前記レンズ21と光
ファイバ24との間には、図1に示すように液体27が
充満され、これらの光学要素間に、光学系の置かれてい
る媒質が侵入しないように構成されている。
【0010】なお、図1の例では光学要素間に液体27
が保持され得ないかのようにも思えるが、実際のレンズ
は例えば図3のような形状で、光学要素間の間げきは小
さく問題はない。図4及び図5は他の実施例を示し、レ
ンズ21及び光ファイバ24の入射側端部を下蓋13上
方の閉端管18下部に設け、レンズ21と光ファイバ2
4との間に液体27を充満させ、レンズ21及び液体2
7を含む光学系のうちの入射面を除く全体を外被体29
で覆っている。この外被体29は、気体が不透過であり
、また液体27が圧縮しない程度に剛性の高いもので形
成されている。従って、外被体29によって、液体27
を雰囲気ガスから遮断し、高圧下でのガスの液体27中
への溶込み等 (減圧時に放出される) を防止するよ
うになっている。その他の点は前記実施例と同様の構成
である。
【0011】図6内乃至図9は夫々他の実施例を示し、
図6は、レンズ21及び液体27を覆う外被体29を変
形し易い素材で形成して、液体27の体積変化を吸収し
得るようにすると共に、外被体29の外周に光学系支持
具30を設け、この光学系支持具30に均圧孔31を設
けたものである。図7は、外被体29の一部に蛇腹状に
外方突出したベローズ33を設け、この部分の伸縮によ
って液体27の体積変化を吸収するようにしたものであ
る。図8は、外被体29の一部に筒状に外方突出したシ
リンダ部34を設け、このシリンダ部34にフリーピス
トン35を摺動自在に内嵌し、フリーピストン35の移
動によって液体27の体積変化を吸収するようにしたも
のである。図9は、外被体29に高圧容器11の外に突
出した均圧管37を設け、この均圧管37を通して外部
より液体27に圧力を加えて、液体27への圧力を平衡
させるようにしたものである。なお、図5,図7及び図
8の場合、外被体29を剛性の高いもので形成するため
、この外被体29により光学系の支持具を兼用すること
ができる。また、液体27と接しない光学系の入射面に
減反射コーティングを施すようにしてもよく、このよう
にすれば、液体27による透過率変化の抑制を期待でき
ない光学系の入射面での透過率変化も有効に抑えること
ができる。
【0012】なお、前記実施例では、高圧容器内部の状
況を知る手段の一例として温度計測の光学的測定手段に
ついて記述したが、本発明は温度計測に限定されるもの
ではなく、例えば高圧装置内部での変位量測定の光学的
手法 (変位量を光学的信号により測定) などにも応
用できる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、光学系の光学要素間に
、光学系の置かれている媒質が侵入しないように、液体
27を充満させたので、高圧容器11内で大きな圧力変
動があっても、光学要素間の屈折率変化が小さくなり、
光学系の透過率変化を微小なものにすることができる。
【0014】また、前記光学系の入射面を除く全体を、
気体が不透過な外被体29で覆ったので、液体27を雰
囲気ガスから遮断して、高圧下でのガスの液体27中へ
の溶込みを防止し、光学系の透過率変化の抑制をより完
全になし得る。さらに、光学系の入射面に減反射コーテ
ィングを施したので、光学系の入射面での透過率変化も
有効に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す光学系部分の断面図で
ある。
【図2】全体の断面図である。
【図3】光学系部分の断面図である。
【図4】他の実施例を示す全体断面図である。
【図5】光学系部分の断面図である。
【図6】他の実施例を示す断面図である。
【図7】他の実施例を示す断面図である。
【図8】他の実施例を示す断面図である。
【図9】他の実施例を示す断面図である。
【図10】従来例を示す断面図である。
【図11】従来例を示す閉端管部分の断面図である。
【図12】従来例を示す光学系部分の断面図である。
【符号の説明】
11  高圧容器 21  レンズ 24  光ファイバ 27  液体 29  外被体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  高圧容器(11)内に光学系を設け、
    この光学系により光学的情報を伝送するようにした光学
    的情報の伝送装置において、前記光学系の光学要素間に
    、光学系の置かれている媒質が侵入しないように、液体
    (27)を充満させたことを特徴とする光学的情報の伝
    送装置。
  2. 【請求項2】  前記光学系の入射面を除く全体を、気
    体が不透過な外被体(27)で覆ったことを特徴とする
    請求項1に記載の光学的情報の伝送装置。
  3. 【請求項3】  前記光学系の入射面に減反射コーティ
    ングを施したことを特徴とする請求項1又は請求項2に
    記載の光学的情報の伝送装置。
JP11488791A 1991-05-20 1991-05-20 光学的情報の伝送装置 Pending JPH04343200A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11488791A JPH04343200A (ja) 1991-05-20 1991-05-20 光学的情報の伝送装置

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JPH04343200A true JPH04343200A (ja) 1992-11-30

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JP11488791A Pending JPH04343200A (ja) 1991-05-20 1991-05-20 光学的情報の伝送装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0772351A (ja) * 1993-09-01 1995-03-17 Nec Corp 光半導体モジュール

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0772351A (ja) * 1993-09-01 1995-03-17 Nec Corp 光半導体モジュール
JP2570978B2 (ja) * 1993-09-01 1997-01-16 日本電気株式会社 光半導体モジュール

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