JPH0434290A - 接続用樹脂チューブ - Google Patents
接続用樹脂チューブInfo
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- JPH0434290A JPH0434290A JP14080090A JP14080090A JPH0434290A JP H0434290 A JPH0434290 A JP H0434290A JP 14080090 A JP14080090 A JP 14080090A JP 14080090 A JP14080090 A JP 14080090A JP H0434290 A JPH0434290 A JP H0434290A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16L11/04—Hoses, i.e. flexible pipes made of rubber or flexible plastics
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G81/00—Macromolecular compounds obtained by interreacting polymers in the absence of monomers, e.g. block polymers
- C08G81/02—Macromolecular compounds obtained by interreacting polymers in the absence of monomers, e.g. block polymers at least one of the polymers being obtained by reactions involving only carbon-to-carbon unsaturated bonds
- C08G81/024—Block or graft polymers containing sequences of polymers of C08C or C08F and of polymers of C08G
- C08G81/028—Block or graft polymers containing sequences of polymers of C08C or C08F and of polymers of C08G containing polyamide sequences
-
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L77/00—Compositions of polyamides obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、各種の配管やホース等を接続したり、部品相
互の間を連絡するときに使用する接続用樹脂チューブに
関する。
互の間を連絡するときに使用する接続用樹脂チューブに
関する。
たとえば、自動車の内部には各種の配線や配管等が多数
組み込まれている。そこで、これらを纏めて所定位置に
導くため、配管類を他の配管類や部品等に接続する手段
が必要となる。
組み込まれている。そこで、これらを纏めて所定位置に
導くため、配管類を他の配管類や部品等に接続する手段
が必要となる。
この種の接続に使用される部品として、硬質の金属や樹
脂で製作された配管を接続するためにゴムホースや軟質
樹脂チューブ等が従来から使用されている。たとえば、
実開昭59−51291号公報では、配管構成部材であ
る鋼管の外壁に突起を形成し、この突起に嵌合する凹所
をホース端部に形成した連結構造が示されている。
脂で製作された配管を接続するためにゴムホースや軟質
樹脂チューブ等が従来から使用されている。たとえば、
実開昭59−51291号公報では、配管構成部材であ
る鋼管の外壁に突起を形成し、この突起に嵌合する凹所
をホース端部に形成した連結構造が示されている。
この接続具としては、錆びないこと、安価であること、
スペース節約のために薄肉化しても所定の強度を維持す
ること、耐熱安定性及び後加圧性に優れていること等が
要求される。ところか、これら要求をすべて満足する材
質は、これまでのところ提案されていない。
スペース節約のために薄肉化しても所定の強度を維持す
ること、耐熱安定性及び後加圧性に優れていること等が
要求される。ところか、これら要求をすべて満足する材
質は、これまでのところ提案されていない。
たとえば、ゴム製の接続具は、接続しようとする各種部
品に対する適合性に優れているものの、耐熱性に劣り、
自動車用として使用する場合に使用箇所に制約を受ける
。また、可塑剤の抜けやポリマーの酸化・劣化等の問題
もある。他方、金属製の配管は、錆によって取外しや気
密性に支障を来したり、配管を1互を直接接続てきない
という問題がある。
品に対する適合性に優れているものの、耐熱性に劣り、
自動車用として使用する場合に使用箇所に制約を受ける
。また、可塑剤の抜けやポリマーの酸化・劣化等の問題
もある。他方、金属製の配管は、錆によって取外しや気
密性に支障を来したり、配管を1互を直接接続てきない
という問題がある。
そこで、可塑剤の混合によって軟質化した樹脂をチュー
ブ材料として、一部で使用している。この樹脂チューブ
は、吸入管、ソレノイドバルブ等の相手部材に圧入する
ことによって直接接続することができる。しかしながら
、比較的高価な材料であり、使用する場所等の制約を受
ける。そして、実際の作業では、ゴムホース等を介して
接続することが多い。
ブ材料として、一部で使用している。この樹脂チューブ
は、吸入管、ソレノイドバルブ等の相手部材に圧入する
ことによって直接接続することができる。しかしながら
、比較的高価な材料であり、使用する場所等の制約を受
ける。そして、実際の作業では、ゴムホース等を介して
接続することが多い。
本発明は、これらの問題を解消すべく案出されたもので
あり、アクリロニトリルゴムをポリアミド樹脂にブレン
ド又は共重合させることにより、可塑剤を使用すること
なく、適合性、耐熱性に優れ、継手部に直接接続するこ
とが可能で安価な接続用樹脂チューブを提供することを
目的とする。
あり、アクリロニトリルゴムをポリアミド樹脂にブレン
ド又は共重合させることにより、可塑剤を使用すること
なく、適合性、耐熱性に優れ、継手部に直接接続するこ
とが可能で安価な接続用樹脂チューブを提供することを
目的とする。
本発明の接続用樹脂チューブは、この目的を達成するた
め、耐熱性ポリアミド樹脂に30〜6096のアクリロ
ニトリルゴムをブレンド又は共重合させ、得られた樹脂
組成物を筒状に成形してなることを特徴とする。
め、耐熱性ポリアミド樹脂に30〜6096のアクリロ
ニトリルゴムをブレンド又は共重合させ、得られた樹脂
組成物を筒状に成形してなることを特徴とする。
ポリアミド樹脂は、合成樹脂の中でも耐熱性に優れた代
表的な材料である。たとえば、11ポリアミド或いは1
2ポリアミドは、120℃以上の高温使用に耐える優れ
た耐熱安定性を呈する。本発明においては、このポリア
ミド樹脂の柔軟性を向上させるため、可塑剤を使用する
ことなく、アクリロニトリルを主成分とする高分子材料
をブレンド或いは共重合させている。
表的な材料である。たとえば、11ポリアミド或いは1
2ポリアミドは、120℃以上の高温使用に耐える優れ
た耐熱安定性を呈する。本発明においては、このポリア
ミド樹脂の柔軟性を向上させるため、可塑剤を使用する
ことなく、アクリロニトリルを主成分とする高分子材料
をブレンド或いは共重合させている。
アクリロニトリルをブレンドしたポリアミド樹脂は、た
とえば第1図に模式的に示すように、ポリアミド分子1
の直鎖、側鎖等で3次元的な網状構造となっている。そ
して、網目の間に、ゴム状の高分子2が侵入した状態に
なっている。この構造のポリアミド樹脂に外力が加わる
とき、網目間の空隙3て滑りが生じ、外力に対してポリ
アミド樹脂が変形する。
とえば第1図に模式的に示すように、ポリアミド分子1
の直鎖、側鎖等で3次元的な網状構造となっている。そ
して、網目の間に、ゴム状の高分子2が侵入した状態に
なっている。この構造のポリアミド樹脂に外力が加わる
とき、網目間の空隙3て滑りが生じ、外力に対してポリ
アミド樹脂が変形する。
また、アクリロニトリルを共重合させたポリアミド樹脂
においては、第2図に模式的に示す構造をもっている。
においては、第2図に模式的に示す構造をもっている。
この場合には、3次元的な網状構造を構成するポリアミ
ド分子1の分子鎖の一部にゴム状高分子2が取り込まれ
ている。このゴム状高分子2が外力に応じて変形するこ
とにより、所定の柔軟性が発現される。
ド分子1の分子鎖の一部にゴム状高分子2が取り込まれ
ている。このゴム状高分子2が外力に応じて変形するこ
とにより、所定の柔軟性が発現される。
何れの場合においても、網状構造の骨格がポリアミド樹
脂で作られているため、高温安定性及び強度に優れ、大
きく変形することがない。また、アクリロニトリルのブ
レンド或いは共重合化によってポリアミド樹脂自体も滑
り易くなるため、柔軟性も向上する。
脂で作られているため、高温安定性及び強度に優れ、大
きく変形することがない。また、アクリロニトリルのブ
レンド或いは共重合化によってポリアミド樹脂自体も滑
り易くなるため、柔軟性も向上する。
なお、ポリアミド樹脂に対するアクリロニトリルの割合
は、所定の強度及び柔軟性を得る上から、30〜60%
の範囲に維持することが必要である。
は、所定の強度及び柔軟性を得る上から、30〜60%
の範囲に維持することが必要である。
アクリロニトリルの割合が30%を下回る場合には、ポ
リアミド樹脂の硬度か増し、柔軟性のある製品を得るこ
とができない。他方、60%を超えると、網状構造か充
分に発達せず、強度、耐久性等に劣るものとなる。
リアミド樹脂の硬度か増し、柔軟性のある製品を得るこ
とができない。他方、60%を超えると、網状構造か充
分に発達せず、強度、耐久性等に劣るものとなる。
以下、図面を参照しながら、実施例によって本発明を具
体的に説明する。
体的に説明する。
実施例1
ω−アミノウンデカン酸の水性懸濁液に、生成物ポリア
ミド換算でアクリロニトリル40重量%を添加して原料
溶液を調整した。この原料溶液に触媒として燐酸を加え
、脱水した後で、温度250℃、圧力10kg/cdの
雰囲気下で重合反応を開始させた。i)られた重合体は
、モノマー含有量が少なく、融点が225℃であった。
ミド換算でアクリロニトリル40重量%を添加して原料
溶液を調整した。この原料溶液に触媒として燐酸を加え
、脱水した後で、温度250℃、圧力10kg/cdの
雰囲気下で重合反応を開始させた。i)られた重合体は
、モノマー含有量が少なく、融点が225℃であった。
この重合体を、溶融状態に維持して、所定のサイズをも
つチューブ状に押出し成形した。
つチューブ状に押出し成形した。
得られたチューブの23℃における機械的性質は、引張
り強さ750 kgr/cj伸び65%、1Pii性率
31000 kgr/cd、剪断力500 kgrlc
j曲げ強さ980 kgr/cjt、 1%変形圧縮
強さ210 kg「/Cシであった。
り強さ750 kgr/cj伸び65%、1Pii性率
31000 kgr/cd、剪断力500 kgrlc
j曲げ強さ980 kgr/cjt、 1%変形圧縮
強さ210 kg「/Cシであった。
第3図は、この樹脂チューブをソレノイドバルブの配管
接続に適用した例を示す。ソレノイドバルブ11は、弁
体を内蔵しており、取付は金具12及びビス13を介し
て車体の所定位置に固定される。このソレノイドバルブ
11に内蔵された弁体は、バルブ11に接続されている
圧力伝達管14を流れる空気等の流体の圧力によって開
閉される。そして、弁体が開放されたとき、圧力伝達管
14の圧力は、圧力導出管15を介して取り出される。
接続に適用した例を示す。ソレノイドバルブ11は、弁
体を内蔵しており、取付は金具12及びビス13を介し
て車体の所定位置に固定される。このソレノイドバルブ
11に内蔵された弁体は、バルブ11に接続されている
圧力伝達管14を流れる空気等の流体の圧力によって開
閉される。そして、弁体が開放されたとき、圧力伝達管
14の圧力は、圧力導出管15を介して取り出される。
従来のソレノイドバルブにあっては、これら圧力伝達管
14及び圧力導出管15として硬質樹脂で作られたチュ
ーブを使用し、ゴムホースを介してソレノイドバルブ1
1の本体に接続している。
14及び圧力導出管15として硬質樹脂で作られたチュ
ーブを使用し、ゴムホースを介してソレノイドバルブ1
1の本体に接続している。
これに対し、前述のようにして作製された接続用チュー
ブは、ゴム製のチューブに比較して格段に優れた強度及
び適度の柔軟性をもっている。そのため、第3図に示す
ようにソレノイドバルブ11に設けた管継手11a、]
、1bに直接取り付けることができる。
ブは、ゴム製のチューブに比較して格段に優れた強度及
び適度の柔軟性をもっている。そのため、第3図に示す
ようにソレノイドバルブ11に設けた管継手11a、]
、1bに直接取り付けることができる。
このとき、樹脂チューブ14.15の内径が管継手11
a、llbの外径よりも若干小さなものであっても、樹
脂チューブ14.15が弾性的に拡径して管継手11a
、llbに嵌挿されるので、充分な気密性を備えた接続
部となる。
a、llbの外径よりも若干小さなものであっても、樹
脂チューブ14.15が弾性的に拡径して管継手11a
、llbに嵌挿されるので、充分な気密性を備えた接続
部となる。
実施例2
ラウリンラクタムの水性懸濁液に燐酸を添加し、更に生
成物ポリアミド換算でアクリロニトリル40重量%を添
加して、原料溶液を調整した。この原料溶液に架橋結合
生成剤としてジイソシアネトを加えて、所定サイズのチ
ューブ状にキャストした。そして、温度250℃、圧力
10kg/c−の雰囲気下で10時間保持することによ
って、架橋共重合反応を促進させた。
成物ポリアミド換算でアクリロニトリル40重量%を添
加して、原料溶液を調整した。この原料溶液に架橋結合
生成剤としてジイソシアネトを加えて、所定サイズのチ
ューブ状にキャストした。そして、温度250℃、圧力
10kg/c−の雰囲気下で10時間保持することによ
って、架橋共重合反応を促進させた。
得られた樹脂チューブの23℃での機械的性質は、引張
り強さ730 kgf’/cd、伸び60%1弾性率2
9000 kgf’/cd、剪断力470 kgr/r
J、曲げ強さ880 kgf/cd、 196変形圧
縮強す190kgf/cdてあった。
り強さ730 kgf’/cd、伸び60%1弾性率2
9000 kgf’/cd、剪断力470 kgr/r
J、曲げ強さ880 kgf/cd、 196変形圧
縮強す190kgf/cdてあった。
この樹脂チューブも、実施例1と同様に管継手11a、
llbに直接接続することができた。また、接続部の気
密性は充分に優れたものであり、100℃で1000時
間保持した後も接続部からエア洩れ等が生じることはな
かった。
llbに直接接続することができた。また、接続部の気
密性は充分に優れたものであり、100℃で1000時
間保持した後も接続部からエア洩れ等が生じることはな
かった。
なお、以上の例においては、ソレノイドバルブの配管接
続に本発明の接続用樹脂チューブを適用した場合を説明
した。しかし、本発明はこれに拘束されるものではなく
、エアホース系、オイルホース系、各種ガスケット類、
燃料系ホース等の種々の部品の接続に適用されることは
勿論である。
続に本発明の接続用樹脂チューブを適用した場合を説明
した。しかし、本発明はこれに拘束されるものではなく
、エアホース系、オイルホース系、各種ガスケット類、
燃料系ホース等の種々の部品の接続に適用されることは
勿論である。
以上に説明したように、本発明においては、ポリアミド
樹脂の柔軟性を向上させるため、可塑剤に代えてアクリ
ロニトリルゴムをブレンド或いは共重合させている。そ
のため、得られた樹脂チューブは、耐熱性1強度、柔軟
性に優れ、薄肉化しても同等支障なく継手部に直接取り
付けることが可能である。そのため、ゴムホース等の使
用が省略され、コストの低減及び部品点数の削減が図ら
れる。また、樹脂製であるため発錆の問題がなく、長期
にわたって気密性に優れた継手部を得ることができる。
樹脂の柔軟性を向上させるため、可塑剤に代えてアクリ
ロニトリルゴムをブレンド或いは共重合させている。そ
のため、得られた樹脂チューブは、耐熱性1強度、柔軟
性に優れ、薄肉化しても同等支障なく継手部に直接取り
付けることが可能である。そのため、ゴムホース等の使
用が省略され、コストの低減及び部品点数の削減が図ら
れる。また、樹脂製であるため発錆の問題がなく、長期
にわたって気密性に優れた継手部を得ることができる。
第1図はアクリロニトリルゴムをブレンドしたポリアミ
ド樹脂の分子モデルを示し、第2図はアクリロニトリル
ゴムを共重合させたポリアミド樹脂の分子モデルを示し
、第3図は本発明の接続用樹脂チューブをソレノイドバ
ルブに適用した例を示す。 1・・・ポリアミド分子 2・・・ゴム状の高分子
3・・・網目間の空隙
ド樹脂の分子モデルを示し、第2図はアクリロニトリル
ゴムを共重合させたポリアミド樹脂の分子モデルを示し
、第3図は本発明の接続用樹脂チューブをソレノイドバ
ルブに適用した例を示す。 1・・・ポリアミド分子 2・・・ゴム状の高分子
3・・・網目間の空隙
Claims (1)
- 耐熱性ポリアミド樹脂に30〜60%のアクリロニト
リルゴムをブレンド又は共重合させ、得られた樹脂組成
物を筒状に成形してなることを特徴とする接続用樹脂チ
ューブ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14080090A JPH0434290A (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | 接続用樹脂チューブ |
DE19914117028 DE4117028C2 (de) | 1990-05-30 | 1991-05-24 | Kunststoffrohr und Verfahren zu seiner Herstellung |
GB9111217A GB2245277A (en) | 1990-05-30 | 1991-05-24 | Plastic tubes, their production and use |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14080090A JPH0434290A (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | 接続用樹脂チューブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0434290A true JPH0434290A (ja) | 1992-02-05 |
Family
ID=15277036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14080090A Pending JPH0434290A (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | 接続用樹脂チューブ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0434290A (ja) |
DE (1) | DE4117028C2 (ja) |
GB (1) | GB2245277A (ja) |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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