JPH04342904A - 絶縁電線 - Google Patents

絶縁電線

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JPH04342904A
JPH04342904A JP14391491A JP14391491A JPH04342904A JP H04342904 A JPH04342904 A JP H04342904A JP 14391491 A JP14391491 A JP 14391491A JP 14391491 A JP14391491 A JP 14391491A JP H04342904 A JPH04342904 A JP H04342904A
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JP
Japan
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insulating
weight
parts
insulated wire
layer
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Pending
Application number
JP14391491A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Amano
茂 天野
Sueji Chabata
茶畑 末治
Kazuo Hanaoka
花岡 和夫
Kazuo Tamura
和男 田村
Shigemi Takahashi
重美 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は潤滑性、耐摩耗性に優れ
た絶縁電線に関する。
【0002】
【従来の技術】電動機、変圧器などの製造においては、
その迅速化のためにマグネットワイヤ(絶縁電線)の巻
線に高速自動巻機を導入し、高速で絶縁電線を巻回する
ことが普及している。このため、絶縁電線の取扱いが非
常に過酷な条件下で行われるようになってきている。
【0003】しかしながら高速巻線加工によりコイルを
形成するに際しては、絶縁電線の表面の潤滑性が不足す
ると、絶縁電線に大きな張力が加わり損傷等を受け易く
、得られたコイルの信頼性が低下し易い欠点があるうえ
、巻線加工における作業性が非常に悪く、絶縁電線を緻
密に巻回して所望のコイルを得ることが困難であった。
【0004】そこで、絶縁電線の信頼性を維持しつつ、
高速巻線加工を容易に行うことができるような絶縁電線
を提供するために、絶縁電線の表面に潤滑性を付与する
ことが提案されている。
【0005】潤滑性を付与する手段としては、絶縁電線
の表面にパラフィンワックスを塗布する方法、あるいは
パラフィンワックスを含むエマルジョン(減摩剤)を塗
布、焼付して表面に薄い減摩層を形成する方法などがあ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
パラフィンワックスを塗布する方法では、高速巻線時に
上記パラフィンワックスが剥離してしまい十分な潤滑性
を維持できないという問題があった。また減摩剤を塗布
、焼付する方法では高い潤滑性と高い加工性を有するが
、この絶縁電線を自動巻線機で巻回すると、減摩剤の成
分が絶縁電線から剥離し、自動巻線機のノズルが詰まり
、その結果、絶縁電線の被覆層が破れたり、絶縁電線が
断線したりするという不都合があった。
【0007】この発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、絶縁電線の潤滑性を向上させ、巻線時の不良発生を
防止できるようにした絶縁電線の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の絶縁電線は、
1層以上の絶縁層を有し、その最外層を形成する絶縁層
が該絶縁層形成樹脂100重量部に対して0.1〜10
重量部の下記化学式(I)で表わされる脂肪酸エステル
の混合物である天然ワックスを含有し、かつ該最外層の
膜厚が1〜15μmであることを前記課題の解決手段と
した。     CH3(CH2)n−1COO(CH2)m−
1CH3    …(I)(式中、n,mは正の整数で
あり、n+m>30である。)
【0009】本発明において最外層を形成する絶縁層が
含有する天然ワックスの量を該絶縁層形成樹脂100重
量部に対して0.1〜10重量部と規定したのは、この
含有量が0.1重量部未満では絶縁電線の良好な潤滑性
が得られず、また10重量部より多量であると、この最
外層を形成する絶縁塗料中のワックスが分離するためこ
れを防止するためである。また、最外層の膜厚を1〜1
5μmと規定したのは、最外層が1μmより薄いと絶縁
電線の良好な潤滑性が得られず、15μmより厚いと、
その下層と絶縁塗料との接着性が良くないため、これら
を防止するためである。
【0010】以下、この発明を詳しく説明する。図1に
本発明の一実施例を示す。この絶縁電線1は、銅などか
らなる導体2上に少なくとも一層以上の絶縁層3を有し
てなるもので、最外層4が天然ワックスを含有し、潤滑
層として機能するものであるするものである。
【0011】ここで、天然ワックスを用いる理由は、合
成ワックスは融点の幅が狭く、これを用いた場合には、
絶縁塗料を焼付する工程において、このワックスの融点
温度で絶縁塗料の粘度が急激に変化するため、形成され
た絶縁層の外観が良くないという欠点がある。これに対
して、天然ワックスは種々の分子量の脂肪酸または脂肪
酸エステルの混合物であるため融点の幅が広く、上記の
ような問題を防止できるためである。また上記天然ワッ
クスは、主成分である脂肪酸エステルの他に種々の脂肪
酸とアルコールを含むものであり、カルナバワックス(
主成分の脂肪酸エステルを下記化学式(II)に示す)
、密ロウ(主成分の脂肪酸エステルを下記化学式(II
I)に示す)、ラノリン(羊毛脂)などが好適に用いら
れる。     CH3(CH2)24COO(CH2)29C
H3    …(II)    CH3(CH2)14
COO(CH2)29CH3    …(III)
【0
012】このような天然ワックスが添加される絶縁塗料
としては、ホルマール系、ポリエステル系、ポリイミド
系、ポリアミドイミド系などの樹脂を適宜の溶剤等に溶
解してなるものが好適に用いられる。この溶剤として用
いられるものは、比較的高沸点で、かつ上記樹脂を溶解
させるものであれば任意でよいが、例えばフェノール、
シクロヘキサン、キシレン、クレゾール、キシレノール
、N−メチルピロリドン等がある。
【0013】これらの絶縁塗料に、上記天然ワックスを
適宜の溶剤に溶解させて所定量配合し、さらにこれに必
要に応じて老化防止剤、酸化防止剤などの適宜の添加剤
を添加し、十分に攪拌、混合した後使用に供される。こ
こで用いられる溶剤とては上述の絶縁塗料に用いられる
溶剤と同様のものを用いることができる。また、さらに
耐摩耗性を向上させるためにポリエチレンパウダー、テ
フロンパウダーなどを添加することもできる。
【0014】かくして得られた絶縁塗料は直接導体2上
に塗布、焼付けることもできるが、この場合は導体2と
の密着性が低下するため、通常は他の絶縁層3を介して
塗布、焼付けることが密着性の点で好ましい。ここで他
の絶縁層3を形成する樹脂としてはホルマール系、ポリ
エステル系、ポリイミド系、ポリアミドイミド系などの
ものを用いることができ、絶縁層相互の密着性を高める
ために最外層4の形成に用いられる樹脂と同一のものが
好適に用いられる。そしてこの場合、他の絶縁層3と最
外層4との膜厚比は概ね1/1〜1/25である。また
、塗布、焼付は通常のエナメル焼付け炉を用いて行われ
、焼付温度は230〜500℃とされる。さらに塗布、
焼付工程は1回に限られず、所望の厚さが得られるまで
必要に応じて数回繰り返し行ってよい。
【0015】このようにして得られた絶縁電線1は天然
ワックスが含有された最外層4を有するものであり、高
い潤滑性を有し、かつ耐摩耗性が良好で高速巻線加工が
可能となり、高速巻線加工時にも損傷や絶縁層3の脱落
等を生じることがなく、緻密に巻線された信頼性の高い
コイル等を得ることができる。
【0016】
【実施例】以下に実施例を示してさらに詳しく説明する
。以下の実施例において絶縁塗料Aはポリエステル系絶
縁塗料(テレベック  E−1150、樹脂分43%)
、絶縁塗料Bはホルマール系絶縁塗料(TVE  52
26、樹脂分25%)、絶縁塗料Cはエステルイミド系
絶縁塗料(アイソミッド  40SH、樹脂分42%)
、絶縁塗料Dはアミドイミド系絶縁塗料(HF−406
、樹脂分34%)、天然ワックスAはカルバナワックス
1号、天然ワックスBは密ロウ、天然ワックスCはラノ
リン(羊毛脂)をそれぞれ示す。
【0017】(実施例1〜6)天然ワックスAをキシレ
ンとクレゾール混合液に加熱溶融させ、これを絶縁塗料
Aに添加し、混合して絶縁塗料を作成した。ここで、天
然ワックスAの添加量を絶縁塗料Aの樹脂100重量部
に対して0.05、0.1、0.5、2、10、15と
変えたものを用意し、それぞれ実施例1〜6とした。ま
たキシレンの添加量はいずれも絶縁塗料Aの樹脂100
重量部に対して15重量部、クレゾールの添加量はいず
れも同様に10重量部とした。
【0018】一方、直径1.0mmの導体2上にポリエ
ステルからなる絶縁層3(膜厚35μm)を有してなる
ポリエステル線を用意し、このポリエステル線の外周上
に、先に得た絶縁塗料をそれぞれ塗布し、焼付を行った
。塗布、焼付は1回行い、厚さ3μmの最外層4を形成
し、絶縁電線1を得た。ここで焼付は有効長7.6mの
焼付炉を用いて炉温500℃、線速45m/minにて
行った。
【0019】(実施例7)実施例1において、天然ワッ
クスAに変えて天然ワックスBを2重量部用いた以外は
同様にして絶縁電線1を得た。
【0020】(実施例8)実施例1において、天然ワッ
クスAに変えて天然ワックスCを2重量部用いた以外は
同様にして絶縁電線1を得た。
【0021】(実施例9)天然ワックスAをキシレンと
クレゾール混合液に加熱溶融させ、これを絶縁塗料Bに
添加して混合して絶縁塗料を作成した。ここで、天然ワ
ックスAの添加量を絶縁塗料Bの樹脂100重量部に対
して2重量部とした。またキシレンの添加量は絶縁塗料
Bの樹脂100重量部に対して15重量部、クレゾール
の添加量は同様に10重量部とした。ここで得られた絶
縁塗料を実施例1と同様にしてポリエステル線の外周上
に塗布、焼付して絶縁電線1を得た。
【0022】(実施例10)実施例9において絶縁塗料
Bに変えて絶縁塗料Cを用いた以外は同様にして絶縁電
線1を得た。
【0023】(実施例11)実施例9において絶縁塗料
Bに変えて絶縁塗料Dを用いた以外は同様にして絶縁電
線1を得た。
【0024】(実施例12)天然ワックスAをキシレン
とクレゾール混合液に加熱溶融させ、これを絶縁塗料A
に添加して混合して絶縁塗料を作成した。ここで、天然
ワックスAの添加量を絶縁塗料Aの樹脂100重量部に
対して2重量部とした。またキシレンの添加量は絶縁塗
料Aの樹脂100重量部に対して15重量部、クレゾー
ルの添加量は同様に10重量部とした。
【0025】一方、直径1.0mmの導体2上にポリエ
ステルからなる絶縁層3(膜厚35μm)を有してなる
ポリエステル線を用意し、このポリエステル線の外周上
に、先に得た絶縁塗料をそれぞれ塗布、焼付を行った。 塗布、焼付は1回行い、厚さ0.5μmの最外層4を形
成し、絶縁電線1を得た。ここで焼付は有効長7.6m
の焼付炉を用いて炉温500℃、線速45m/min 
 にて行った。
【0026】(実施例13)実施例12において絶縁塗
料の塗布、焼付を1回行って厚さ1μmの最外層4を形
成した以外は同様にして絶縁電線1を得た。
【0027】(実施例14)実施例12において絶縁塗
料の塗布、焼付を1回行って厚さ5μmの最外層4を形
成した以外は同様にして絶縁電線1を得た。
【0028】(実施例15)実施例12において絶縁塗
料の塗布、焼付を2回繰り返して行って厚さ10μmの
最外層4を形成した以外は同様にして絶縁電線1を得た
【0029】(実施例16)実施例12において絶縁塗
料の塗布、焼付を4回繰り返して行って厚さ15μmの
最外層4を形成した以外は同様にして絶縁電線1を得た
【0030】(実施例17)実施例12において絶縁塗
料の塗布、焼付を5回繰り返して行って厚さ20μmの
最外層4を形成した以外は同様にして絶縁電線1を得た
【0031】(実施例18)天然ワックスAおよび天然
ワックスBをキシレンとクレゾール混合液に加熱溶融さ
せ、これを絶縁塗料Aに添加して混合して絶縁塗料を作
成した。ここで、天然ワックスAの添加量を絶縁塗料A
の樹脂100重量部に対して1重量部とし、天然ワック
スBの添加量を同様に1重量部とした。また、キシレン
の添加量は絶縁塗料Aの樹脂100重量部に対して15
重量部、クレゾールの添加量は同様に10重量部とした
【0032】一方、直径1.0mmの導体2上にポリエ
ステルからなる絶縁層3(膜厚35μm)を有してなる
ポリエステル線を用意し、このポリエステル線の外周上
に、先に得た絶縁塗料をそれぞれ塗布、焼付を行った。 塗布、焼付は1回行い、厚さ3μmの最外層4を形成し
、絶縁電線1を得た。ここで焼付は有効長7.6mの焼
付炉を用いて炉温500℃、線速45m/minにて行
った。
【0033】(実施例19)実施例18において、天然
ワックスBに変えて天然ワックスCを1重量部用いた以
外は同様にして絶縁電線1を得た。
【0034】(比較例1)直径1.0mmの導体2上に
ポリエステルからなる絶縁層3(膜厚38μm)を有し
てなるポリエステル線を用意し、このポリエステル線の
外周上に潤滑油(スミソ  4GS)を塗布して最外層
4を形成し、絶縁電線1を得た。ここで、潤滑油の塗布
量は2mg/cm2とし、その厚さは0.5μmとした
【0035】(比較例2)直径1.0mmの導体2上に
ポリエステルからなる絶縁層3(膜厚38μm)を有し
てなるポリエステル線を用意し、このポリエステル線の
外周上に減摩剤(TEC  9601)を塗布し、40
0℃で焼付を行って最外層4を形成し、絶縁電線1を得
た。 ここで、減摩剤の塗布量は2mg/cm2とし、その厚
さは1μmとした。
【0036】以上のようにして得られた実施例(19例
)および比較例(2例)について静摩擦係数、巻線性お
よび絶縁塗料の安定性を調べた。その結果を第1表ない
し第3表に示す。表中、絶縁塗料および天然ワックスの
組成比を絶縁塗料の樹脂100重量部に対する重量比(
単位;重量部)で示す。ここで、静摩擦係数の測定は東
洋精機(株)製の電線滑り試験器を用い、荷重200g
で行った。また、巻線性は高速巻線機で巻回した際に潤
滑性が良好なものを○、潤滑性が劣るもの、あるいは巻
回において製品不良が発生するものを×で示した。さら
に絶縁塗料を40℃で7日間保存した際に、絶縁塗料の
保存状態が良好なものを○、絶縁塗料中の天然ワックス
が分離したものを×で示した。
【0037】
【表1】
【0038】
【表2】
【0039】
【表3】
【0040】第1表ないし第3表より実施例の絶縁電線
1にあっては、カルバナワックス(天然ワックスA)の
添加量が0.1〜10重量部の範囲で、かつ最外層4の
膜厚が1〜20μmの範囲で静摩擦係数が小さく、自己
潤滑性に優れた絶縁電線1が得られ、これらは巻線性に
優れ、絶縁塗料の安定性も良好なものであった。しかし
ながら、膜厚が20μmの場合は最外層4を形成する際
に絶縁塗料の接着性が劣るものであった。また、カルバ
ナワックスの添加量が0.05重量部以下では静摩擦係
数が0.20と高く、巻線性も良くなかった。さらに1
5重量部以上では絶縁塗料の分離が発生した。また、最
外層4の膜厚が0.5μm以下では静摩擦係数が0.2
0と高く、巻線性も劣るものであった。
【0041】また、絶縁塗料としてはポリエステル系絶
縁塗料のほか、ホルマール系絶縁塗料、エステルイミド
系絶縁塗料、アミドイミド系絶縁塗料を使用しても良好
な結果が得られ、天然ワックスとしては、カルナバワッ
クスのほか、密ロウ、ラノリン(羊毛脂)、あるいはこ
れらを併用しても良好な結果が得られた。
【0042】これに対して、比較例1にあっては静摩擦
係数が0.15と高く、巻線においては絶縁電線1に傷
が発生した。また比較例2にあっては減摩剤の成分が巻
線機のノズルにつまり絶縁電線1に傷が生じるだけでな
く、断線も発生した。
【0043】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明の絶縁電線
は、1層以上の絶縁層を有し、その最外層を形成する絶
縁層が該絶縁層形成樹脂100重量部に対して0.1〜
10重量部の天然ワックスを含有し、かつ該最外層の膜
厚が1〜15μmに形成されたものである。したがって
、高い潤滑性を有し、かつ耐摩耗性が良好で高速巻線加
工も可能となるので、高速巻線加工時に傷や絶縁層の脱
落を生じることがなく、信頼性の高いコイル等を容易に
得ることができる。また、最外の絶縁層をなす樹脂を、
該絶縁層の内側の絶縁層をなす樹脂と同一のものとする
ことにより、絶縁層相互の密着性を高めることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の絶縁電線の一実施例を示した断面
図である。
【符号の説明】
1  絶縁電線 3  絶縁層 4  最外層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  1層以上の絶縁層を有し、その最外層
    を形成する絶縁層が該絶縁層形成樹脂100重量部に対
    して0.1〜10重量部の下記化学式(I)で表わされ
    る脂肪酸エステルの混合物である天然ワックスを含有し
    、かつ該最外層の膜厚が1〜15μmであることを特徴
    とする絶縁電線。     CH3(CH2)n−1COO(CH2)m−
    1CH3    …(I)(式中、n,mは正の整数で
    あり、n+m>30である。)
  2. 【請求項2】  最外の絶縁層をなす樹脂が、該絶縁層
    の内側の絶縁層をなす樹脂と同一であることを特徴とす
    る請求項1記載の絶縁電線。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008004526A1 (fr) * 2006-07-07 2008-01-10 The Furukawa Electric Co., Ltd. Fil électrique isolé
JP2008097888A (ja) * 2006-10-06 2008-04-24 Furukawa Electric Co Ltd:The 絶縁電線

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