JPH0434289A - Frp製パイプと金属製フランジとの結合方法 - Google Patents

Frp製パイプと金属製フランジとの結合方法

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JPH0434289A
JPH0434289A JP2138287A JP13828790A JPH0434289A JP H0434289 A JPH0434289 A JP H0434289A JP 2138287 A JP2138287 A JP 2138287A JP 13828790 A JP13828790 A JP 13828790A JP H0434289 A JPH0434289 A JP H0434289A
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JP
Japan
Prior art keywords
mandrel
flange
metal
metal flange
fibers
Prior art date
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Pending
Application number
JP2138287A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Tateishi
立石 裕一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ship & Ooshiyan Zaidan
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Ship & Ooshiyan Zaidan
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Ship & Ooshiyan Zaidan, Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Ship & Ooshiyan Zaidan
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はFRP製パイプと金属製フランジとの結合方法
に関するものである。
(従来技術) FRP製パイプ材と金属製フランジとの結合方法として
、従来からピン、ボルト、がしめ、あるいは接着等によ
る方法が採用されている。
第13図及び第14図はピンによる方法の一例である。
FRP製パイプaと金属製フランジbは半径方向に挿通
した6本のビンCによって結合されている。
第15図はかしめ方法によるもので、FRP製パイプa
、と金属製フランジbはかしめ部dによって結合されて
いる。
又第16図は接着による結合方法を示し、FRP製パイ
プaは金属製フランジbと接着剤eによって結合されて
いる。
これらの結合方法は、経時変化に伴って結合部の耐久性
、信頼性を確保するのが困難となっている。即ちビン(
第13図)、ボルト、かしめによる方法(第15図)は
結合部のゆるみ及び繊維の切断の問題、接着剤(第16
図)による方法は環境変化、経時変化による接着強度の
低下1等の欠点がある。
(発明が解決しようとする課題) 従来の結合方法の問題点に鑑み、FW(フィラメントワ
インディング)成形時に、FRP製パイプと金属製フラ
ンジの結合を強固にして、力の伝達性の優れた翻動用軸
を製作することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 取出し可能又は内装式のマンドレルの両端に金属製フラ
ンジを嵌挿し、これら金属製フランジの筒状部に円周等
配した爪と爪との間に繊維を折り返し巻き付けたのち、
前記爪とフランジ部との間に繊維を90”巻きしたのち
熱処理して一体化するようにした。
この場合、金属製フランジの筒状部に設けた爪に代え筒
状部を断面多角形とし、かつ長平方向に2つのテーパー
部を形成して山型とし、このテーパー部に繊維を引掛け
て折り返し巻きつけるようにした。
又マンドレルを分割マンドレルとし、この分割型マンド
レルをリンクを介し軸に連結し、軸の軸方向操作によっ
て分割リンクを半径方向に拡縮可能にして、マンドレル
の取外しを容易にした。
(第1実施例) 第1図に基いて説明する。1は1本物のマンドレル、2
はマンドレル1の両端部に嵌った金属製フランジである
。金属製フランジ2はフランジ部2aと筒状部2bとで
構成され、筒状部軸心3に対し低角度αをなし、かつ円
周上に等配された複数個の爪4を有している(第2図)
。5はマンドレル1の両端に設けた金属製フランジ2の
爪4と4の間に交互に折返し引掛けて巻いた樹脂を含浸
させた繊維層である。6は爪4とフランジ部28間の9
0’巻き部である。
第3図はマンドレルが金属製フランジ2′の内側端間に
取付けられ、金属製フランジの筒状部2’bの径と同径
の内装マンドレル1′となっている。樹脂を含浸させた
繊維層5は金属製フランジの筒状部2’bに於ては第1
図に示すような軸心3に対する角度αをなさず、軸心と
平行に設けた爪4.4間に折返し巻付けられ、さらに爪
4′とフランジ部2’a間には90°巻き部6′となっ
ている。
このような構成であるから完成品に仕上った時。
ピンやボルト等の外に突出した部分がなく外観が美しく
仕上り、他の部材に組み込む場合にも寸法精度を確保し
易い。
第4図〜第6図は第3図の如く、金属製フランジ2′に
設けた爪4′が軸心3と平行に設けられている場合のJ
ll維5′の巻き方の一例である。
第4図の如く、繊維は爪4′と4′の間のマンドレル上
では角度θで巻かれるが、最初フィラメントワインダ(
F W)がフランジ部2’aの近くまで移動しく矢印X
)、この位置でマンドレル1を回転させて巻きつける。
このとき繊維5′はフランジ部2’aと爪4′間に設け
たテーパー部2’cに沿って内側にずれ、締めつけ力を
与えられる(第5図)。
FWの動き(矢印Y)により(第6図)、繊維5′を爪
4′に引掛けることができる。この動作を繰り返すこと
により、軸と平行の爪4′で巻きとることができる。
(第2実施例) 第7図〜第10図に基いて説明する。第7図で1は1本
のマンドレル、7は金属製フランジで、パイプ状のマン
ドレル1に嵌まり、マンドレルに嵌る筒状部は断面多角
形(図では六角形)をなしている。金属製フランジ7は
断面は多角形であるが、軸方向には第7図の如く山形を
なすよう互に逆方向のテーパー部111a、 8bが付
けられている。
この山形を形成するテーパー部のうち片側のフランジ部
7aに近いテーパー部8aの部分を繊維の引掛部として
、繊維9′が巻きつけられて繊維層9が形成される(第
9図)。
繊維層9を形成したのち、テーパー部8aとフランジ部
7aとの間に繊維を軸心と直角に巻いて90゜巻き部1
0を形成する。
第10図はマンドレルが金属製フランジ7′の内側端間
に取付けられ、金属製フランジ7′の角筒状部8’bと
同一形状の内装マンドレル1′となっている。この場合
は第7図のようなテーパー部8bがなく、この部分が角
筒状をなし、該角筒状部に内装マンドレル1′が取付け
られている。樹脂を含浸させた繊維は、テーパー部8’
aに引掛けて折返し巻付けられ、さらにテーパー部8’
aとフランジ部7’a間に90’巻き部1oを形成して
いる。
以上の構造により引張応力に対しては左側テーパー部8
a、8’aで受は持ち、圧縮応力に対しては90°巻き
部10で対応している。トルク伝達は多角形断面形状で
行なわれる。
(第3実施例) 第11図と第12図に基いて説明する。第11図で11
は分割マンドレルで、金属製フランジ12の筒状部12
aと同心で、複数個の部材に分割線13(第12図)で
分割されている。金属製フラツジ12の筒状部12aに
は複数の引掛用の爪14が円周上に等配されており、こ
れら引掛用の爪14に繊維を交互に折り返し巻きつけて
繊維層15を形成する。
16は分割マンドレル11と同心の軸で端部にねじ17
が設けられ、これと金属製フランジ12との間にナツト
18が螺し込まれている。軸16と分割マンドレル11
間にはリンク19が取りつけられ、軸16を軸方向(第
11図矢印Z)に移動させることによって、分割マンド
レル11を半径方向に拡縮することができる。
第11図でナツト18を締付けると軸16が左側へ移動
する。軸16と分割マンドレル11は、リンク19で結
合されているので、分割マンドレル11が半径方向外側
に張り出し、金属製フランジ12の筒状部12aの端部
のテーパー部2oにそって締めつけられ、所定のマンド
レル形状を維持する。
繊維層15を形成したのち、フランジ部12bと爪14
との間に90°巻き部21を形成し、熱処理した後ナツ
ト18を緩めると軸16は右方向へ押され、軸16とリ
ンクされた分割マンドレル11が傘をたたむように内側
へしぼみ、テーパー部2゜から外れるので取出し可能と
なる。なお第12図の符号22は分割マンドレル11の
内側に設けたフック掛は具である。これを利用してマン
ドレルを取出すことができる。この実施例においても。
第3図の場合と同様に繊維を巻きつけることができる。
(効果) 金属製フランジに設けた爪又はテーパー部を介して繊維
を折返し巻きつけ、しかるのち、金属製フランジのフラ
ンジ部と前記繊維の折返し部との間に906巻き部を形
成して、金属製フランジとFRP製パイプとを一体化し
た。このような構成にしたので、従来のピンやボルト等
で結合する場合の結合部材の緩みの問題がなくなった。
又軸心と平行又は低角度に繊維を引掛けることにより、
引張り応力に対し十分な強度が得られる。
さらに90”巻き部の形成により、折返し部が一体化さ
れるので、強度部材としての信頼性が一段と向上した。
【図面の簡単な説明】
第1@は本発明に係る結合方法の第1実施例断面図。 第2図は爪の形状を示す側面図。 第3図はマンドレルを内装マンドレルとした例を示す。 第4図〜第6図は繊維巻きとり部を軸心と平行にした場
合の繊維の巻き方の一例を示す。 第7図は本発明の第2実施例断面図。 第8図は第7図の■矢視断面図。 第9図は第7図における金属製フランジの側面図。 第10図は第7図の一方のテーパー部をなくし、かつマ
ンドレルを内マンドレルとした例を示す。 第11図は本発明の第3実施例を示す片半分断面図。 第12図は第11図の朋矢視断面図。 第13図は公知結合方法を示す断面図。 第14図は第13図のX■矢視部を示す。 第15図は別の公知例を示す。 第16図はさらに別の公知例を示す。 図において; 1 マンドレル    1′ 内装マンドレル2.2′
 金属製フランジ 2a、2’a  フランジ部 2b、2’b  筒状部
2c、2’c  テーパー部 3 軸心4.4′ 爪 
    5 繊維層 5′ 繊維      6,6 7.7′  金属製フランジ 7a、?’a  フランジ部 8a、8b、8’a  テーパー部 a’b  角筒状部    9 9′ 繊維     10 11  分割マンドレル 12 12a  筒状部     13 14爪    15 16軸    17 18  ナツト     19 20  テーパー部   21 22  フック掛は具 繊維層 90’巻き部 金属製フランジ 分割線 繊維層 ねじ リンク 90″巻き部 90°巻き部 以上 出願人 財団法人日本造船振興財団(外1名)代理人 
弁理士 大 橋   勇 1献マ)ト′しIL/ 第 図 第7図 第8図 第9図 第 10図 第12図 第14図 第13FjA

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)マンドレルの両端に金属製フランジを嵌挿し、こ
    れら金属製フランジの筒状部に円周等配した爪と爪との
    間に繊維を折り返し巻き付けたのち、前記爪とフランジ
    部との間に繊維を90゜巻きしたのち熱処理して一体化
    することを特徴とするFRP製パイプと金属製フランジ
    との結合方法。
  2. (2)マンドレルを金属製フランジの筒状部間に取付け
    た内装マンドレルとしたことを特徴とする請求項(1)
    記載のFRP製パイプと金属製フランジとの結合方法。
  3. (3)金属製フランジの筒状部に設けた爪に代え前記筒
    状部を断面多角形とし、かつ長手方向に2つのテーパー
    部を形成して山型としたことを特徴とする請求項(1)
    又は(2)記載のFRP製パイプと金属製フランジとの
    結合方法。
  4. (4)山型のフランジ部から離れた側のテーパー部軸線
    と平行な筒状にしたことを特徴とする請求項(3)記載
    のFRP製パイプと金属製フランジとの結合方法。
  5. (5)マンドレルを円周方向に複数個に分割した分割マ
    ンドレルとしたことを特徴とする請求項(1)記載のF
    RP製パイプと金属製フランジとの結合方法。
  6. (6)分割型マンドレルをリンクを介し軸に連結し、軸
    の軸方向操作によって分割リンクを半径方向に拡縮可能
    にしたことを特徴とする請求項(5)記載のFRP製パ
    イプと金属製フランジとの結合方法。
JP2138287A 1990-05-30 1990-05-30 Frp製パイプと金属製フランジとの結合方法 Pending JPH0434289A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010500256A (ja) * 2006-08-08 2010-01-07 ブルース マクレナガン,イアン 持ち上げ把持具
KR101005736B1 (ko) * 2008-07-24 2011-01-06 주식회사 한국화이바 스틸 플랜지가 결합된 유리섬유 복합관 어댑터 및 이의제조방법

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