JPH04341807A - ホースの抜き装置 - Google Patents

ホースの抜き装置

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JPH04341807A
JPH04341807A JP11486191A JP11486191A JPH04341807A JP H04341807 A JPH04341807 A JP H04341807A JP 11486191 A JP11486191 A JP 11486191A JP 11486191 A JP11486191 A JP 11486191A JP H04341807 A JPH04341807 A JP H04341807A
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hose
cap
air
mandrel
air supply
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JP11486191A
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Satoshi Fukamachi
聡 深町
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  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料ホースや油圧ホー
ス等のホースを加硫後にマンドレル及びキャップから抜
くためのホースの抜き装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、マンドレルに外嵌され、端部にキ
ャップが外嵌された未加硫のホースを加硫後、加硫され
たホースを前記マンドレル及びキャップから抜くための
ホースの抜き装置としては次のようなものがある。即ち
、図4に示すように、マンドレル21の外周部には未加
硫のゴムホース23が外嵌され、このゴムホース23の
端部にその外方から有底筒状のキャップ22が挿入され
て被嵌されている。即ち、前記キャップ22とマンドレ
ル21で形成される筒状空間には、ゴムホース23の端
部が嵌挿されている。
【0003】そして、この状態で未加硫のゴムホース2
3が加硫される。加硫後には手でゴムホース23をマン
ドレル21から、図中右方向へ抜くことによりマンドレ
ル21の形状に沿った形状の加硫されたゴムホース23
が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、未加硫のゴ
ムホース23をキャップ22とマンドレル21で形成さ
れる筒状空間に嵌挿した状態で加硫するので、ゴムホー
ス23の外周面とキャップ22の内周面とが加硫接着に
よって固着する部分が生ずる。そのため、この加硫され
たゴムホース23を手でキャップ22から抜こうとして
も容易に抜けない場合があるという問題点があった。
【0005】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであって、その目的は加硫されたホースをキャ
ップから容易に抜き出すことができ、作業性の良いホー
スの抜き装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では可撓性ホースの内径を成形するマンドレ
ルと前記可撓性ホースの端部に外嵌され、可撓性ホース
の端部及び外径を成形する筒状のキャップとからなり、
前記マンドレルとキャップとで形成される筒状空間に未
加硫の可撓性ホースの端部が嵌挿され、この状態で加硫
された前記可撓性ホースをマンドレル及びキャップから
抜き出すホースの抜き装置であって、前記可撓性ホース
の端部より外方に位置するマンドレルの内部にエアが導
入されるエア供給孔を有するエア供給用本体と、前記キ
ャップが延出形成され、前記エア供給用本体の外周に対
し摺動可能に外嵌された延出部と、前記エア供給用本体
のホース側端部に受圧面を設けるとともに、同受圧面に
対応する前記延出部の内端部を同じく受圧面とし、両受
圧面によって形成され、一端が前記エア供給孔と連通し
、他端がホースの内周部に開口してエアが通過可能な間
隙部と、前記エア供給用本体の外周部には延出部に設け
られた係合部と係合して延出部の移動を所定位置で規制
するストッパ部とを備えたホースの抜き装置をその要旨
としている。
【0007】
【作用】可撓性ホースの加硫後にエア供給用本体のエア
供給孔からエアを供給すると、このエアはエア供給用本
体の受圧面とキャップの延出部に設けられた受圧面とで
形成された間隙部へ流れる。このとき、エアの圧力によ
って延出部の受圧面が押圧されるので、延出部及びキャ
ップはホースとともに移動する。そして、これら延出部
及びキャップは一定量移動すると、エア供給用本体のス
トッパ部が延出部の係合部と係合して移動を停止する。
【0008】さらにエア供給孔からエアを供給すると、
エアは延出部の移動に伴って広がった間隙部を通り、ホ
ースの端部をホースがキャップから抜けるように押圧す
るとともに、ホースの外周面とキャップの内周面との間
へ流れる。従って、ホースの外周面とキャップの内周面
との間が加硫によって固着している部分があっても、ホ
ースはエアの圧力によってキャップから離れて抜き出さ
れる。
【0009】
【実施例】以下に本発明を具体化した実施例について図
1〜3に従って説明する。図1に示すように、マンドレ
ル1の外周部には可撓性のホースとしてのゴムホース2
が嵌挿されている。このマンドレル1の後方(図中左方
)には、マンドレル1よりも拡径された円柱状をなすエ
ア供給用本体3が一体形成されている。このエア供給用
本体3とゴムホース2が外嵌されているマンドレル1と
の境界部は受圧面としてのテーパ面3aとなっている。 前記エア供給用本体3内には、基端部からエア供給孔4
が先端部に向かって穿設されている。このエア供給孔4
の先端部は、同エア供給孔4と直交する方向に延びる連
通孔5に連通され、同連通孔5はエア供給用本体3の外
周部に凹設して形成したエア溜り6に連通されている。
【0010】前記ゴムホース2の外周部には円筒状のキ
ャップ7が被せられ、このキャップ7と前記マンドレル
1とで図3に示す筒状空間Sが形成されている。そして
、この筒状空間Sに嵌挿された前記ゴムホース2の端部
は、キャップ7によって外径とともに所定形状に成形さ
れ、その寸法が所定値に設定されるようになっている。 このキャップ7には、後方へ延び、前記エア供給用本体
3に摺動可能に外嵌される延出部8が一体形成されてい
る。同延出部8の内側には、前記エア供給用本体3のテ
ーパ面3aに対応する受圧面としてのテーパ面8aが形
成されている。これらテーパ面3a,8aによってわず
かの間隙部dが形成されている。
【0011】この間隙部dの一端は前記エア溜り6に連
通し、他端は筒状空間Sの内周側に連通している。この
間隙部dの他端が筒状空間Sの外周側に連通していると
、加硫時にゴムホース2の一部が間隙部d内に入りやす
いため、好ましくない。また、前記延出部8の一部には
係合部としての係止孔9が透設され、同係止孔9にはエ
ア供給用本体3から突出したストッパ10が係合され、
エア供給用本体3に対するキャップ7の摺動範囲を一定
範囲に規制している。なお、前記ゴムホース2は、図示
しないが、3層構造をなしており、内層はアクリロニト
リル−ブタジエン共重合ゴム(NBR)、中間層はクロ
ロプレンゴム(CR)、外層はクロルスルホン化ポリエ
チレン(CSM)で形成されている。
【0012】上記のように構成されたゴムホース2の抜
き装置について作用を説明する。図1に示すように、マ
ンドレル1の外周部とキャップ7の内周部とで形成され
た筒状空間Sに未加硫のゴムホース2を嵌挿する。この
状態で、ゴムホース2を加硫する。この加硫操作によっ
てゴムホース2の外周部とキャップ7の内周部とが固着
する部分が生ずる。従って、手でゴムホース2をキャッ
プ7から抜こうとしても容易に抜けない。
【0013】加硫後、図2に示すように、エア供給用本
体3内のエア供給孔4に5kg/cm2の加圧エアを供
給する。すると、このエアは連通孔5からエア溜り6へ
と流れ、さらに両テーパ面3a,8aによって形成され
た間隙部dへ流れる。このとき、キャップ7の延出部8
のテーパ面8aは、間隙部dに至ったエアの圧力によっ
て図中右方へ押圧される。従って、キャップ7及びその
延出部8は、ゴムホース2と一体となって右方へ移動す
る。 そして、一定量移動すると、延出部8の係止孔9にエア
供給用本体3のストッパ10が当たるため、キャップ7
及びその延出部8はその位置で停止する。
【0014】次に、図3に示すように、さらに加圧エア
を送ると、エアは前記間隙部dから筒状空間Sに入って
ゴムホース2の端面を図中右方向へ押圧するとともに、
ゴムホース2の外周部とキャップ7の内周部との隙間に
流れる。そのため、ゴムホース2の外周部はキャップ7
の内周部から離れて抜き出される。上記のように、本実
施例のゴムホースの抜き装置によれば、エア供給用本体
3のエア供給孔4から加圧エアを送り込むことにより、
ゴムホース2外周部とキャップ7内周部との間の固着状
態が解除され、ゴムホース2がキャップ7から容易に抜
き出される。従って、手では抜けないゴムホース2でも
容易に抜くことができるとともに、エアを供給するだけ
で自動的に抜くことができる。その結果、ゴムホース2
を抜く際の作業性が向上する。
【0015】本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、以下のように構成してもよい。 (1)エア供給用本体3のテーパ面3aと延出部8のテ
ーパ面8aの傾斜角度や、両テーパ面3a,8aで形成
される間隙部dの間隔の調整は、ゴムホース2の種類、
形状等に応じて適宜設定される。例えば、傾斜角度を急
にすることにより、テーパ面8aの受ける移動方向への
圧力が大きくなって延出部8の移動が容易となる。 (2)エア供給用本体3のストッパ10と延出部8の係
合部の構造は、延出部8の移動を一定範囲で規制できれ
ばよく、例えばエア供給用本体3に凹部を設け、延出部
8に同凹部と係合する係合突起を設けてもよい。 (3)ゴムホース2としては、2層構造のものや単一の
ゴムから形成されたものであってもよい。その材質とし
ては、エピクロルヒドリンゴム等を用いてもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、加硫されたホースをキ
ャップから容易に抜き出すことができ、作業性に優れて
いるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示し、加硫後にキャップから
ゴムホースを抜き出す前の状態を示すゴムホースの抜き
装置の断面図である。
【図2】図1の状態から加圧エアを送り、キャップを所
定量移動させた状態を示すゴムホースの抜き装置の断面
図である。
【図3】図2の状態からさらに加圧エアを送り、ゴムホ
ースをキャップから抜き出した状態を示すゴムホースの
抜き装置の断面図である。
【図4】従来例を示し、加硫後にキャップからゴムホー
スを抜き出す前の状態を示すゴムホースの抜き装置の断
面図である。
【符号の説明】
1…マンドレル、2…可撓性ホースとしてのゴムホース
、3…エア供給用本体、3a…受圧面としてのテーパ面
、4…エア供給孔、7…キャップ、8…延出部、8a…
受圧面としてのテーパ面、9…係合部としての係止孔、
10…ストッパ、d…間隙部、S…筒状空間。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  可撓性ホース(2)の内径を成形する
    マンドレル(1)と前記可撓性ホース(2)の端部に外
    嵌され、可撓性ホース(2)の端部及び外径を成形する
    筒状のキャップ(7)とからなり、前記マンドレル(1
    )とキャップ(7)とで形成される筒状空間(S)に未
    加硫の可撓性ホース(2)の端部が嵌挿され、この状態
    で加硫された前記可撓性ホース(2)をマンドレル(1
    )及びキャップ(7)から抜き出すホースの抜き装置で
    あって、前記可撓性ホース(2)の端部より外方に位置
    するマンドレル(1)の内部にエアが導入されるエア供
    給孔(4)を有するエア供給用本体(3)と、前記キャ
    ップ(7)が延出形成され、前記エア供給用本体(3)
    の外周に対し摺動可能に外嵌された延出部(8)と、前
    記エア供給用本体(3)のホース側端部に受圧面(3a
    )を設けるとともに、同受圧面(3a)に対応する前記
    延出部(8)の内端部を同じく受圧面(8a)とし、両
    受圧面(3a,8a)によって形成され、一端が前記エ
    ア供給孔(4)と連通し、他端がホース(2)の内周部
    に開口してエアが通過可能な間隙部(d)と、前記エア
    供給用本体(3)の外周部には延出部(8)に設けられ
    た係合部(9)と係合して延出部の移動を所定位置で規
    制するストッパ部(10)とを備えたホースの抜き装置
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103240820A (zh) * 2012-02-02 2013-08-14 上海杰事杰新材料(集团)股份有限公司 一种水压脱模装置及其在制备树脂缠绕成型管材中应用

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103240820A (zh) * 2012-02-02 2013-08-14 上海杰事杰新材料(集团)股份有限公司 一种水压脱模装置及其在制备树脂缠绕成型管材中应用
CN103240820B (zh) * 2012-02-02 2017-12-15 上海杰事杰新材料(集团)股份有限公司 一种水压脱模装置及其在制备树脂缠绕成型管材中应用

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