JPH04341663A - 回転機器用シール装置 - Google Patents

回転機器用シール装置

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JPH04341663A
JPH04341663A JP13853891A JP13853891A JPH04341663A JP H04341663 A JPH04341663 A JP H04341663A JP 13853891 A JP13853891 A JP 13853891A JP 13853891 A JP13853891 A JP 13853891A JP H04341663 A JPH04341663 A JP H04341663A
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seal ring
abutment
seal
gap
pressure
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Yukio Okato
岡登志夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転機器用シール装置
に関するもので、より詳しくは、回転軸の外周面と一方
の穴内周面との間に、供給オイル又はガスを安定状態に
保持するような回転機器用シール装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、回転機器用シールリングの材料と
しては、金属・非金属製では、一般に鋳鉄材、鋼材、銅
合金材等が、また樹脂製では、PTFE材(四ふっ化エ
チレン樹脂)、PI材、PEEK材、PPS材等が主材
となったものが、すでに提供されている。しかしながら
、いずれの材料に於いても、近年増々厳しくなっている
使用条件の過酷化が進み、それに伴い特に供給圧力がア
ップし、シールリング自身がシールリング溝又は穴側の
摩耗が原因で安定状態に保持することができなくなると
いう不具合が生じ、その結果回転機器が正常に作動しな
くなるという問題が生じてきた。
【0003】即ち、図8に示される従来のシール装置に
於いて、固定体としてのケーシング4内に回転軸3が配
設されており、回転軸3に設けられた環状溝5にシール
リングr1 が装着されている。図示右端からの供給油
の圧力P1 が近年アップし、特にシールリングr1 
がPTFE材樹脂製のシールリングの場合には、供給油
の温度上昇とシールリングr1 の摺動発熱により、シ
ールリングr1 自体が熱膨張する。その結果、シール
リングr1 の合口1が閉じることになり、油洩れが毎
分1cc以下と少なくなり、シールリングr1 自体の
側面摩耗が生じ供給油圧を一定に保持することができな
くなってしまう。
【0004】そこで、上記した摩耗現象の対策技術とし
て、シールリング自身に硬質な表面処理を施したり、シ
ールリング溝又は穴側にも表面処理を施したり、シール
リング材又は相手材を硬質材に材料置換する等の手段が
採用されている。しかしながら、表面処理や材料置換を
行うと、コストアップや難加工を招くことになる。
【0005】また、シールリング材料が樹脂製の場合に
は、表面処理は技術的に困難であり、金属製に材料置換
するとリークが大幅に増大しオイルポンプ等の圧力供給
源も多大な変更が必要となる。更に、摩耗対策として、
シールリング自体に潤滑溝を設ける等の技術手段も考え
られるが、この場合も上記と同様にリークの増大を招い
てしまう等の実用上の問題点が依然として残っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、従
来と同レベル又はそれ以下の油洩れで、且つシールリン
グ又は相手材が摩耗することなく、供給油圧を安定状態
に保持するようにすることを、その技術的課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を達成す
るために、本発明に於いて講じた技術的手段は、従来の
シールリングr1よりも供給油圧側にシールリングr1
の合口隙間より大きい合口隙間を有するシールリングr
2を1本以上付加し、両シールリングr1、r2間の空
間Aに常時圧力が作用するようにし、前記空間Aの圧力
が供給圧力よりも小さくなるように前記シールリングr
2の合口隙間を設定する、ことである。
【0008】
【作用】空間Aに供給圧力よりも低い圧力を常時作用さ
せることにより、シールリングr1に作用する圧力が減
少し、又シールリングr2も左右の圧力バランスにより
、シールリングr1とシールリングr2の両シールリン
グの摩耗が軽減する。
【0009】
【実施例】以下本発明の技術的手段を具体化した実施例
について、添付図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】図1に示された本発明に従った回転機器用
シール装置10に於いて、固定体としてのケーシング4
内に回転軸3が配設され、該回転軸3に形成された環状
溝5にシールリングr1 が装着されている。該シール
リングr1 よりも供給油圧側に、シールリングr1 
の合口隙間1よりも大きい合口隙間2を有するシールリ
ングr2 が配設され、シールリングr1 とr2 の
空間Aに常時圧力が作用するようにし、且つ空間Aの圧
力は、供給圧力P1 よりも小さくなるようにシールリ
ングr2 の合口隙間2が設定される。
【0011】この様に、空間Aに供給圧力P1 よりも
低い圧力を常時作用させることにより、シールリングr
1 に作用する圧力が減少し、同時にシールリングr2
 も左右の圧力バランスにより、シールリングr1 と
r2 の両シールリングの摩耗が軽減される。シールリ
ングからの油洩れは合口から9割近くであることは実験
的に確認されており、供給油圧をP1 、空間Aの両シ
ールリング間の圧力をP2 、シールリングr1 の合
口隙間1をC1 、シールリングr2 の合口隙間2を
C2 とすると、シールリングr1 自身の摩耗および
相手側の回転軸3、ケーシング4の摩耗を防止するため
には、P1 >P2 ≒1/2P1 となることが好ま
しいとされている。従って、供給油又はガスの最高使用
温度に於いて、C1とC2 は次の(1)、(2)の関
係式を全て満足しなければならない。
【0012】C1 ≠0  ,C2 ≠0・・・・・・
(1)C1 ≦C2 <3C1 ・・・・・・・(2)
【0013】上記(1)に於いてC1 とC2 のどち
らとも0であってはならない理由は、C1 =0ではC
2 >0でもP1 =P2 となり、摩耗防止にはなら
ない。またC2=0ではC1 >0でもシールリングr
2 に供給圧P1 が作用し、今度はシールリングr2
 の摩耗が発生することになり、結果としてシールリン
グr2 を追加配設した意味がなくなる。
【0014】上記(2)の理由は、C1 >C2 では
図6に示す様に、P2 が0に近くなり、シールリング
r2 の摩耗が発生する。また、C2 >3C1 では
図7に示す様に、P2 がP1 に近くなり、シールリ
ングr1 の摩耗が生じるからである。シールリングr
1 、r2 の合口は、図2に示す様に、ストレート合
口の他に、アングル合口6、カギフック合口7等の合口
の全てに適用可能である。
【0015】
【発明の効果】カーボンを20%充填したPTFE材樹
脂製シールリングを外径30mm、幅2mm、厚さ2m
mとし、図8に示される従来装置と図1に示される本発
明装置とを比較評価した結果について説明する。シール
リングr1 の合口隙間1はストレート形状を成し、C
1 =0.3mm、シールリングr2 の合口隙間2も
ストレート形状を成し、C2 =0.5mmである。次
に比較条件を示すと、図1、図8とも全く同じで回転軸
3を6000r.p.m で回転させ、図示右端から温
度150℃の油を20Kg/cm2で供給し、100時
間運転後の従来装置と本発明装置のシールリングの側面
摩耗量を表1に示す。
【0016】
【表1】
【0017】次に、油温を20℃から20℃おきに変化
させた場合、従来装置に於けるシールリングr1 、1
本のみのストレート形状でC1 =0.3mmの油洩れ
を図3に、本発明装置の場合の油洩れを図4に示す。更
に、供給油圧P1 を0〜20Kg/cm2に変化させ
た場合の本発明装置の空間Aのシールリング間圧力P2
 の測定結果を図5に示す。
【0018】これらの結果から、本発明装置に於いては
、リング側面の摩耗量は1/10以下に、油洩れは50
〜100cc/min低減することができ、耐久性、作
動信頼性上の効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従った回転機器用シール装置の一実施
例を示す断面図である。
【図2】本発明に従ったシールリングの合口形状を示す
図である。
【図3】本発明装置の効果を示す従来との比較データ図
である。
【図4】本発明装置の効果を示す従来との比較データ図
である。
【図5】本発明装置の効果を示す従来との比較データ図
である。
【図6】本発明装置を説明するためのデータ図である。
【図7】本発明装置を説明するためのデータ図である。
【図8】従来のシール装置を示す断面図である。
【符号の説明】
r1 、r2   シールリング 1  シールリングr1 の合口隙間 2  シールリングr2 の合口隙間 3  回転軸 4  ケーシング 5  環状溝

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  固定体と回転体との隙間をシールする
    環状溝を回転軸側に設け、該環状溝にシールリングr1
    を装着した回転機器用シール装置に於いて、前記シール
    リングr1よりも供給油圧側に前記シールリングr1の
    合口隙間より大きい合い隙間を有するシールリングr2
    を1本以上付加し、前記シールリングr1とシールリン
    グr2の間の空間Aに常時圧力が作用するようにし、前
    記空間Aの圧力が供給油圧より小さくなるように前記シ
    ールリングr2の合口隙間を設定した回転機器用シール
    装置。
  2. 【請求項2】  前記シールリングr1、r2の合口が
    、ストレート合口である請求項1に記載の回転機器用シ
    ール装置。
  3. 【請求項3】  前記シールリングr1、r2の合口が
    、アングル合口である請求項1に記載の回転機器用シー
    ル装置。
  4. 【請求項4】  前記シールリングr1、r2の合口が
    、カギフック合口である、請求項1に記載の回転機器用
    シール装置。
  5. 【請求項5】  固定体と回転体の隙間をシールする環
    状溝を回転軸側に設けた回転機器用シール装置に於いて
    、供給圧側に合口隙間の異なるシールリングr2を1本
    以上付加し、該付加されたシールリングr2の合口隙間
    C2が、C1 ≠0  ,C2 ≠0・・・・・(1)
    C1 ≦C2 <3C1 ・・・・・・(2)ここで、
    C1 は直接供給圧が作用しないシールリングr1の合
    口隙間を示す。上記(1)、(2)を満足する回転機器
    用シール装置。
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