JPH04341104A - 苗の分割移植装置 - Google Patents

苗の分割移植装置

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Publication number
JPH04341104A
JPH04341104A JP11334191A JP11334191A JPH04341104A JP H04341104 A JPH04341104 A JP H04341104A JP 11334191 A JP11334191 A JP 11334191A JP 11334191 A JP11334191 A JP 11334191A JP H04341104 A JPH04341104 A JP H04341104A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seedling
cutting
angle
cutter
dividing
Prior art date
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Pending
Application number
JP11334191A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Konase
淳 木名瀬
Yuichi Ikeda
裕一 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP11334191A priority Critical patent/JPH04341104A/ja
Publication of JPH04341104A publication Critical patent/JPH04341104A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、植物工場等に
おいて用いられる苗の分割移植装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願により特願平2−22127号明
細書に記載されているような苗の分割移植装置が提案さ
れている。この分割移植装置は、レ−ザ光を利用した認
識装置により苗の形状を認識し、認識結果に基づいて苗
の所定の高さの位置に把持機構(グリッパ)及び切断機
構(カッタ)を導く。そして、分割移植装置は把持機構
により苗を把持しながら切断機構を駆動して苗を切断す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な従来の分割移植装置においては、切断機構は苗を任意
の位置で切断することが可能である。しかし、切断機構
は、苗の延びる方向にかかわらず、予め決められた姿勢
でのみ使用されていた。そして、苗毎に茎の延びる方向
が異なっていても切断機構の姿勢は一定であり、茎の切
断面の角度や大きさにばらつきがあった。このため、移
植の際の着床率を十分に上げることは困難だった。また
、植物の種類が替った場合に切断角度をその植物の種類
毎に変更することはできなかった。
【0004】つまり、苗を分割移植する場合、切断角度
に応じて切断面積が変る。そして、切断面積が変れば、
苗の組織と培地との接触面積も変る。さらに、この接触
面積の大きさに応じて、分割された苗が新しい培地にな
じむ時間や期間、および、苗にかわわるストレスが変化
する。
【0005】苗に加わるストレスを小さくするためには
、切断面積を小さくした方がよい。しかし、苗を新しい
培地へ素早くなじませるためには、切断面積をある程度
大きくした方がよい。したがって、苗の着床率を高める
ためには、分割移植される植物の種類毎に切断角度を設
定することが有効である。そして、着床率が最も高くな
るような切断角度を選ぶことが必要である。
【0006】本発明の目的とするところは、苗の延びる
方向にかかわらず、苗の種類に適した角度で苗を切断で
き、着床率を高めることが可能な苗の分割移植装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために本発明は、植物の苗を分割移植する苗の分
割移植装置において、苗を把持する把持機構と、把持さ
れた苗を切断する切断機構と、把持機構と切断機構とを
少なくとも5自由度で移動させて苗と切断機構との位置
及び姿勢を調節する移動機構と、苗の形状を基にして切
断位置を判断し、この切断位置における苗の伸びる方向
を算出し、切断機構の苗に対する角度が所定の値に保た
れるよう移動機構を制御する制御部とを具備したことに
ある。こうすることによって本発明は、苗の延びる方向
にかかわらず苗の種類に適した角度で苗を切断でき、着
床率を向上できるようにしたことにある。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図4に基づ
いて説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例の要部を示すもの
で、図中の1は苗の分割移植装置である。この移植装置
1は、移動機構としてのロボット2、このロボット2の
先端に設けられた把持機構としてのグリッパ3、および
、このグリッパ3の近傍に設けられた切断機構としての
カッタ4を備えている。
【0010】ロボット2は順次積載された第1〜第3の
直動部5、6、7を備えている。そして、これら直動部
5〜7により直動機構部8が構成されており、ロボット
2は、各直動部5〜7を互いに直交するx、y、zの3
軸方向に任意に進退させる。
【0011】上記直動機構部8の先端には、第1〜第3
の3つの回転部9、10、11により構成される回転機
構部12が連結されている。各回転部9〜11は順次連
結されており、これらのうち第1の回転部9は直動機構
部8のy軸を中心としてα方向に回動する。さらに、第
2の回転部10は、上記y軸と直交する軸を中心として
β方向に回動し、第3の回転部11は、第2の回転部の
回転軸と直交する軸を中心としてγ方向に回動する。
【0012】つまり、ロボット2は6自由度を持ってお
り、回転機構部12に連結されたグリッパ3とカッタ4
とを6軸方向に位置決めする。そして、グリッパ3とカ
ッタ4とは各直動部5〜7により位置を調節され、回転
部9〜11により姿勢を調節される。
【0013】前記グリッパ3は例えばピンセット式のも
のであり、図示しない駆動機構により駆動されて自由に
開閉する。また、前記カッタ4は、グリッパ3の下部に
摺動自在に配置されている。さらに、カッタ4は進退可
能に設けられており、例えばカッタ4の非使用時には後
退して退避する。また、グリッパ3とカッタ4とは、直
動部5〜7および回転部9〜11の駆動に伴って一体に
移動する。
【0014】そして、グリッパ3が、例えば図3や図4
に示すように茎13から側方へ葉14…を延ばした苗1
5を把持し、カッタ4が苗15の、グリッパ3により把
持された部分よりも幾分下の部分を切断する。
【0015】また、ロボット2は制御部16と接続され
ている。この制御部16はロボット2を制御するもので
あり、グリッパ3およびカッタ4の位置や姿勢を決定す
るための演算を行えるよう構成されている。グリッパ3
とカッタ4の駆動制御を制御部16により行うことも可
能である。つぎに、苗の分割移植の手順を説明する。
【0016】まず、認識装置(図示しない)の認識結果
に基づいて苗15の茎13上に切断位置が決められたの
ち、図3に示すように、切断位置Pにおける切断角度ψ
が求められる。さらに、切断位置Pの座標(px 、p
y 、pz )と、切断位置Pにおける茎13の単位方
向ベクトル(以下の[数1]に示す)とが求められる。
【0017】
【数1】 このとき、例えば、カッタ4がxy平面内でy軸方向に
先端を向けた姿勢を基準として座標の原点が決められる
【0018】カッタ4に固有な座標系が図2に示すよう
にカッタ4の切断部位に設定され、この座標系は以下の
[数2]に示すようにx、y、z軸方向に延びる各単位
ベクトルによって表される。
【0019】
【数2】 α、β、γの各方向に変位するカッタ4の固有の座標系
は、以下の[数3]のように表される。
【0020】
【数3】
【0021】茎12を角度ψで切断することが目的であ
れば、カッタ4の姿勢についての制限が減り、カッタ4
の姿勢の自由度は2で十分であると考えられる。そして
、α=0とすると、[数3]は以下の[数4]のように
なる。
【0022】
【数4】
【0023】ここで、切断角度はψであるため、茎13
の単位方向ベクトルと、カッタ4の固有の座標系におけ
るy軸方向の単位ベクトルとの内積が以下の[数5]の
ように表される。
【0024】
【数5】 したがって、角度βが以下の[数6]ように導かれる。
【0025】
【数6】
【0026】また、カッタ4の固有の座標系におけるx
軸方向の単位ベクトルを、y軸方向の単位ベクトルと切
断位置Pにおける茎13の単位方向ベクトルとが成す平
面に対して垂直に向けると、以下の[数7]が得られる
【0027】
【数7】 そして、[数6]において得られたβを[数7]に代入
すればγを求めることができる。上述のように、角度α
、β、γが求められ、これらの角度α、β、γを基にし
て、x、y、z軸の単位ベクトル([数2]に記載され
たベクトル)が定まる。
【0028】また、ロボット2の手首部の座標をPw 
(wx 、wy 、wz )とすると、以下の[数8]
により、上記座標Pw が求められ、茎13を角度ψで
切断するためのカッタ4の位置が求められる。
【0029】
【数8】 ここで、[数8]中のlは、図1中に示すようにカッタ
4の、回転中心(β方向)と切断部位との間のy軸方向
についての距離を表している。
【0030】カッタ4の位置と姿勢に関する指令が制御
部16からロボット2へ発せられる。そして、グリッパ
3が制御部16の指令に基づいて駆動され、苗15の茎
13を把持する。そして、カッタ4が制御部16の指令
に基づいて駆動され、苗15が所定の切断位置Pを所定
の切断角度ψで切断される。
【0031】こののち、カッタ4が退避し、ロボット2
の直動機構部8が駆動され、苗15はグリッパ3により
把持されたまま所定の移植位置へ搬送されて培地に移植
される。
【0032】上述のような分割移植装置1においては、
苗15を任意の角度で切断することができる。さらに、
切断角度ψは、茎13の延びる方向に影響されずに決定
される。したがって、苗15の種類に適した角度で苗1
5を切断でき、移植の際の着床率を向上できる。なお、
本実施例では、ロボット2が直動機構部8を備えており
、ロボット2の形式は直交形であるが、直交形以外の形
式のロボットを採用してもよい。
【0033】また、本実施例では6自由度を持つロボッ
ト2が採用されているが、カッタ4の位置および姿勢を
調整できれば、例えば5自由度のロボットを採用しても
よい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、植物の苗
を分割移植する苗の分割移植装置において、苗を把持す
る把持機構と、把持された苗を切断する切断機構と、把
持機構と切断機構とを少なくとも5自由度で移動させて
苗と切断機構との位置及び姿勢を調節する移動機構と、
苗の形状を基にして切断位置を判断し、この切断位置に
おける苗の伸びる方向を算出し、切断機構の苗に対する
角度が所定の値に保たれるよう移動機構を制御する制御
部とを備えたものである。したがって本発明は、苗の延
びる方向にかかわらず苗の種類に適した角度で苗を切断
でき、着床率を向上できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部を示す概略構成図。
【図2】グリッパとカッタ、及びこれらの周辺を示す拡
大図。
【図3】苗の切断角度を示す説明図。
【図4】茎の単位方向ベクトルを示す説明図。
【符号の説明】
1…分割移植装置、2…ロボット(移動機構)、3…グ
リッパ(把持機構)、4…カッタ(切断機構)、16…
制御部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  植物の苗を分割移植する苗の分割移植
    装置において、上記苗を把持する把持機構と、把持され
    た上記苗を切断する切断機構と、上記把持機構と上記切
    断機構とを少なくとも5自由度で移動させて上記苗と上
    記切断機構との位置及び姿勢を調節する移動機構と、上
    記苗の形状を基にして切断位置を判断し、この切断位置
    における上記苗の伸びる方向を算出し、上記切断機構の
    上記苗に対する角度が所定の値に保たれるよう上記移動
    機構を制御する制御部とを具備したことを特徴とする苗
    の分割移植装置。
JP11334191A 1991-05-17 1991-05-17 苗の分割移植装置 Pending JPH04341104A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11334191A JPH04341104A (ja) 1991-05-17 1991-05-17 苗の分割移植装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP11334191A JPH04341104A (ja) 1991-05-17 1991-05-17 苗の分割移植装置

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JPH04341104A true JPH04341104A (ja) 1992-11-27

Family

ID=14609792

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JP11334191A Pending JPH04341104A (ja) 1991-05-17 1991-05-17 苗の分割移植装置

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JP (1) JPH04341104A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104180856A (zh) * 2014-09-11 2014-12-03 中国农业大学 一种钵苗夹取参数测定装置
CN104669260A (zh) * 2015-03-23 2015-06-03 东莞市乐佰特机器人有限公司 四轴移栽机械手
JP2022015850A (ja) * 2020-07-10 2022-01-21 株式会社安川電機 ロボットシステム及びロボットの作業方法

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CN104669260A (zh) * 2015-03-23 2015-06-03 东莞市乐佰特机器人有限公司 四轴移栽机械手
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