JPH04340203A - 水抵抗器の高低圧両用主電極 - Google Patents
水抵抗器の高低圧両用主電極Info
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- JPH04340203A JPH04340203A JP2419091A JP2419091A JPH04340203A JP H04340203 A JPH04340203 A JP H04340203A JP 2419091 A JP2419091 A JP 2419091A JP 2419091 A JP2419091 A JP 2419091A JP H04340203 A JPH04340203 A JP H04340203A
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- Japan
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 51
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 5
- 230000003292 diminished effect Effects 0.000 abstract 2
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 5
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 5
- 238000010891 electric arc Methods 0.000 description 4
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 1
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- Adjustable Resistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発電機等の電源装置の
出力特性の測定試験を行う負荷装置たる水抵抗器に関し
、特にその主電極に関するものである。
出力特性の測定試験を行う負荷装置たる水抵抗器に関し
、特にその主電極に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種装置としては、本発明者に
よって提案された特公平1−43441号記載の水抵抗
器があるが、この水抵抗器で提案された主電極は円筒形
である。
よって提案された特公平1−43441号記載の水抵抗
器があるが、この水抵抗器で提案された主電極は円筒形
である。
【0003】そして、高電圧小電流用の主電極は直径を
小さくしてベース電極との間隔を大きく設定する一方、
低電圧大電流用の主電極は直径を大きくしてベース電極
との間隔を小さく設定している。これは、アーク放電を
防止するには、主電極の表面積が大きいことが好ましく
、したがって、主電極を円筒形にした場合には直径が大
きいことが望ましいが、高電圧の場合には、主電極の直
径を大きくしてベース電極との間隔を小さくすると、特
に上下端の縁からアーク放電が起こり易いからである。
小さくしてベース電極との間隔を大きく設定する一方、
低電圧大電流用の主電極は直径を大きくしてベース電極
との間隔を小さく設定している。これは、アーク放電を
防止するには、主電極の表面積が大きいことが好ましく
、したがって、主電極を円筒形にした場合には直径が大
きいことが望ましいが、高電圧の場合には、主電極の直
径を大きくしてベース電極との間隔を小さくすると、特
に上下端の縁からアーク放電が起こり易いからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、特公平1
−43441号記載の水抵抗器では、高電圧小電流用と
低電圧大電流用の径の異なる2種類の主電極を用意し、
電圧に応じて使い分けをしなければならない。したがっ
て、前回の測定試験と電圧の高低が相違する場合には、
測定試験の実施に先立って主電極の交換を行う必要があ
り、この交換作業が煩雑だという不都合がある。この不
都合を、高電圧小電流用と低電圧大電流用の専用の主電
極を備えた各別の水抵抗器を用意することで解消するこ
とも考えられるが、これによると、水抵抗器1台当たり
の使用率が低下するので、効率が悪く、コストアップに
繋がるという新たな不都合が生じる。本発明は、上述の
不都合を解決し、一つの主電極で高電圧小電流用と低電
圧大電流用とを兼用できる水抵抗器の主電極を提供する
ことを目的とする。
−43441号記載の水抵抗器では、高電圧小電流用と
低電圧大電流用の径の異なる2種類の主電極を用意し、
電圧に応じて使い分けをしなければならない。したがっ
て、前回の測定試験と電圧の高低が相違する場合には、
測定試験の実施に先立って主電極の交換を行う必要があ
り、この交換作業が煩雑だという不都合がある。この不
都合を、高電圧小電流用と低電圧大電流用の専用の主電
極を備えた各別の水抵抗器を用意することで解消するこ
とも考えられるが、これによると、水抵抗器1台当たり
の使用率が低下するので、効率が悪く、コストアップに
繋がるという新たな不都合が生じる。本発明は、上述の
不都合を解決し、一つの主電極で高電圧小電流用と低電
圧大電流用とを兼用できる水抵抗器の主電極を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、主電極を、軸
線と垂直な面での周面の断面形状を円形に形成する、す
なわち円筒状か円柱状に形成するとともに、上下端部の
うち少なくとも下端近傍においては下端に向けて徐々に
縮径し、軸線方向にアールを描くよう構成したものであ
る。主電極の上端は、通常、絶縁鞘筒で覆われベース電
極に対して遮断された状態にあるから、少なくとも下端
近傍を下端に向けて徐々に縮径すれば、所望の目的は達
せられるが、上下両端近傍を各端に向けて徐々に縮径す
るよう構成するとより好適である。円筒状の場合、各最
終端は適宜な大きさの円形開口部が開口する状態となり
、円柱状の場合の各最終端は、点状、あるいは円形平面
状となる。
線と垂直な面での周面の断面形状を円形に形成する、す
なわち円筒状か円柱状に形成するとともに、上下端部の
うち少なくとも下端近傍においては下端に向けて徐々に
縮径し、軸線方向にアールを描くよう構成したものであ
る。主電極の上端は、通常、絶縁鞘筒で覆われベース電
極に対して遮断された状態にあるから、少なくとも下端
近傍を下端に向けて徐々に縮径すれば、所望の目的は達
せられるが、上下両端近傍を各端に向けて徐々に縮径す
るよう構成するとより好適である。円筒状の場合、各最
終端は適宜な大きさの円形開口部が開口する状態となり
、円柱状の場合の各最終端は、点状、あるいは円形平面
状となる。
【0006】
【作用】本発明の主電極は、円筒状か円柱状に形成する
とともに、上下端部のうち少なくとも下端近傍において
は下端に向けて徐々に縮径するよう構成したので、従来
の低電圧大電流用と同様の大径としても、主電極の縮径
された端部とベース電極との間における間隔は十分に確
保できるので、アーク放電が起こり難くなる。
とともに、上下端部のうち少なくとも下端近傍において
は下端に向けて徐々に縮径するよう構成したので、従来
の低電圧大電流用と同様の大径としても、主電極の縮径
された端部とベース電極との間における間隔は十分に確
保できるので、アーク放電が起こり難くなる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の好適な一実施例を添付図面の
図1乃至図3に基づいて詳細に説明する。ここにおいて
、図1は、本発明に係る水抵抗器の一実施例の部分断面
図、図2は同じく絶縁鞘筒と支持枠とを示す平面図、図
3は同じく水抵抗器に電極水を循環供給する機構を示す
概略図である。
図1乃至図3に基づいて詳細に説明する。ここにおいて
、図1は、本発明に係る水抵抗器の一実施例の部分断面
図、図2は同じく絶縁鞘筒と支持枠とを示す平面図、図
3は同じく水抵抗器に電極水を循環供給する機構を示す
概略図である。
【0008】図1及び図2に示すように、水抵抗器1の
器枠2の下部には複数の取り付け板3が互いに平行に所
定間隔をおいて固定され、これら取り付け板3には、上
板5aに円形の3つの取り付け孔4が開口され、側面に
は排水パイプ28(図3参照)が接続された集水槽5が
取り付けられている。前記集水槽5の各取り付け孔4に
は、円筒状の3つのベース電極6,7,8の下端部が緊
密に嵌着固定され、前記集水槽5内に臨んでいる。一方
、前記集水槽5の側壁は、上方に向けて前記各ベース電
極6,7,8の上端に対応する位置まで延び、前記上板
5aを底板とする貯溜槽9を形成している。この貯溜槽
9は前記各ベース電極6,7,8に供給された電極水が
オーバーフローした際に貯溜するためのもので、その側
壁適所には図示していない排水口が設けられている。 なお、各ベース電極6,7,8の構成は互いに同一であ
り、また、その内部に配置される主電極及び絶縁鞘筒も
同一構成であるから、以下にはベース電極6に関しての
み説明し、他の各ベース電極7,8に関する説明は省略
する。
器枠2の下部には複数の取り付け板3が互いに平行に所
定間隔をおいて固定され、これら取り付け板3には、上
板5aに円形の3つの取り付け孔4が開口され、側面に
は排水パイプ28(図3参照)が接続された集水槽5が
取り付けられている。前記集水槽5の各取り付け孔4に
は、円筒状の3つのベース電極6,7,8の下端部が緊
密に嵌着固定され、前記集水槽5内に臨んでいる。一方
、前記集水槽5の側壁は、上方に向けて前記各ベース電
極6,7,8の上端に対応する位置まで延び、前記上板
5aを底板とする貯溜槽9を形成している。この貯溜槽
9は前記各ベース電極6,7,8に供給された電極水が
オーバーフローした際に貯溜するためのもので、その側
壁適所には図示していない排水口が設けられている。 なお、各ベース電極6,7,8の構成は互いに同一であ
り、また、その内部に配置される主電極及び絶縁鞘筒も
同一構成であるから、以下にはベース電極6に関しての
み説明し、他の各ベース電極7,8に関する説明は省略
する。
【0009】ベース電極6内に配置された主電極10は
、ほぼ円筒形で、上下両端の近傍はアークの発生を抑制
するために各端に向けて徐々に縮径され、軸線に向けて
アール状に絞り込まれ、上下両端は周面と同心円状に開
口されている。前記主電極10内には、その下端から絶
縁がい子11に固定された絶縁性の支持体12が緊密に
嵌入され、また、前記支持体12及び絶縁がい子11に
は側面T字状で導電性の端子棒13が挿通されている。 そして、前記主電極10は前記絶縁がい子11を介して
集水槽5の底板5bに液密に支持されている。なお、各
主電極10,14,15(図2参照)は、それぞれの端
子棒13を介して測定試験をする発電機の3相の各1相
に接続され、また、各ベース電極6,7,8は互いに接
続されるとともに接地されることにより、Y接続の抵抗
器となる。また、前記主電極10は径を大きくしてベー
ス電極6との間隔を狭く設定してあるので、基本的には
低電圧大電流用に構成されているが、前述の如く上下両
端近傍を各端に向けて徐々に縮径し、軸線に向けてアー
ル状に絞り込むことにより、アークの発生を抑制するこ
とが可能となるから、高電圧小電流用としても使用でき
る構成となっている。
、ほぼ円筒形で、上下両端の近傍はアークの発生を抑制
するために各端に向けて徐々に縮径され、軸線に向けて
アール状に絞り込まれ、上下両端は周面と同心円状に開
口されている。前記主電極10内には、その下端から絶
縁がい子11に固定された絶縁性の支持体12が緊密に
嵌入され、また、前記支持体12及び絶縁がい子11に
は側面T字状で導電性の端子棒13が挿通されている。 そして、前記主電極10は前記絶縁がい子11を介して
集水槽5の底板5bに液密に支持されている。なお、各
主電極10,14,15(図2参照)は、それぞれの端
子棒13を介して測定試験をする発電機の3相の各1相
に接続され、また、各ベース電極6,7,8は互いに接
続されるとともに接地されることにより、Y接続の抵抗
器となる。また、前記主電極10は径を大きくしてベー
ス電極6との間隔を狭く設定してあるので、基本的には
低電圧大電流用に構成されているが、前述の如く上下両
端近傍を各端に向けて徐々に縮径し、軸線に向けてアー
ル状に絞り込むことにより、アークの発生を抑制するこ
とが可能となるから、高電圧小電流用としても使用でき
る構成となっている。
【0010】図1,図2に示すように、ベース電極6と
主電極10の間に介在する絶縁鞘筒16は、円筒状で前
記ベース電極6とほぼ同一の長さに設定され、その上端
には支持枠17が固定されている。一方、図1に示すよ
うに、器枠2の上部と中央部にそれぞれ設けた固定部材
18a,18bにはラック19が垂直に固定され、この
ラック19と噛合するギアを内蔵するモータ20に固定
された支持板21に前記支持枠17が固定されている。 したがって、絶縁鞘筒16は、ラック19に案内されて
モータ20が昇降動するにしたがい、支持枠17にとも
なわれて他の絶縁鞘筒22,23とともに昇降動する。 この昇降動を制御することにより、ベース電極6に対向
する主電極10の露出長を制御し、消費電力の調整を行
うものである。
主電極10の間に介在する絶縁鞘筒16は、円筒状で前
記ベース電極6とほぼ同一の長さに設定され、その上端
には支持枠17が固定されている。一方、図1に示すよ
うに、器枠2の上部と中央部にそれぞれ設けた固定部材
18a,18bにはラック19が垂直に固定され、この
ラック19と噛合するギアを内蔵するモータ20に固定
された支持板21に前記支持枠17が固定されている。 したがって、絶縁鞘筒16は、ラック19に案内されて
モータ20が昇降動するにしたがい、支持枠17にとも
なわれて他の絶縁鞘筒22,23とともに昇降動する。 この昇降動を制御することにより、ベース電極6に対向
する主電極10の露出長を制御し、消費電力の調整を行
うものである。
【0011】次に、電極水を循環する機構について説明
する。図3に示すように、集水槽5に一端が接続された
排水パイプ28の他端はポンプ24の吸引側に接続され
ている。前記ポンプ24の吐出側は循環パイプを介して
濾過部を備えた純水器25に接続され、この純水器25
で不純物が除かれ純水化された後、さらに循環パイプを
介して冷却器26に送られ、ここで冷却されて給水パイ
プ27からベース電極6内に供給されるよう構成されて
いる。
する。図3に示すように、集水槽5に一端が接続された
排水パイプ28の他端はポンプ24の吸引側に接続され
ている。前記ポンプ24の吐出側は循環パイプを介して
濾過部を備えた純水器25に接続され、この純水器25
で不純物が除かれ純水化された後、さらに循環パイプを
介して冷却器26に送られ、ここで冷却されて給水パイ
プ27からベース電極6内に供給されるよう構成されて
いる。
【0012】次に、本実施例の作用について説明する。
まず、給水パイプ27から純水化された電極水が主電極
10が埋没する水位までベース電極6内に供給される。 このベース電極6内に供給された電極水は、集水槽5か
らポンプ24によって純水器25へ送られて不純物が除
去された後、冷却器26で所定温度以下に冷却されて前
記給水パイプ27に送られ、再びベース電極6内に供給
されるよう循環する。そして、この電極水の循環経路に
は、図示していない貯水槽から必要に応じて水が供給さ
れる。一方、ベース電極6内に過供給され、オーバーフ
ローした電極水は、貯溜槽9内に収容された後、外部あ
るいは電極水の循環経路内に排水される。
10が埋没する水位までベース電極6内に供給される。 このベース電極6内に供給された電極水は、集水槽5か
らポンプ24によって純水器25へ送られて不純物が除
去された後、冷却器26で所定温度以下に冷却されて前
記給水パイプ27に送られ、再びベース電極6内に供給
されるよう循環する。そして、この電極水の循環経路に
は、図示していない貯水槽から必要に応じて水が供給さ
れる。一方、ベース電極6内に過供給され、オーバーフ
ローした電極水は、貯溜槽9内に収容された後、外部あ
るいは電極水の循環経路内に排水される。
【0013】各主電極10,14,15に測定試験の対
象となる図示していない発電機を所定状態で電気的に接
続し、前記発電機を作動させ、電極水を抵抗として前記
発電機の出力電力を消費させるともに、モータ20を駆
動制御して各絶縁鞘筒16,22,23を昇降動させ、
消費電力の調整を行う。
象となる図示していない発電機を所定状態で電気的に接
続し、前記発電機を作動させ、電極水を抵抗として前記
発電機の出力電力を消費させるともに、モータ20を駆
動制御して各絶縁鞘筒16,22,23を昇降動させ、
消費電力の調整を行う。
【0014】本実施例では、各ベース電極6,7,8を
無底の円筒形とし、また、各主電極10,14,15も
円筒の上下端近傍を各端に向けて徐々に縮径し、軸線に
向けて絞り込んでアール状に形成して突起部分をなくし
たので、両電極間でのアーク放電は起こり難くなる。
無底の円筒形とし、また、各主電極10,14,15も
円筒の上下端近傍を各端に向けて徐々に縮径し、軸線に
向けて絞り込んでアール状に形成して突起部分をなくし
たので、両電極間でのアーク放電は起こり難くなる。
【0015】なお、本実施例にあっては、各主電極10
,14,15の上下端近傍を各端に向けて徐々に縮径し
、軸線に向けて絞り込んでアール状に形成したが、下端
近傍のみを徐々に縮径し、軸線に向けて絞り込んでアー
ル状に形成してもよい。また、各主電極10,14,1
5は円筒状ではなく、円柱状でもよい。この円柱状に形
成した場合には、縮径した端部近傍は、最終端が点とな
った完全な球面、あるいは最終端が平面となった球面の
一部をなす曲面となる。さらに、各主電極10,14,
15をその上端部で、各ベース電極6,7,8の上方に
おいて支持することもできる。さらにまた、各ベース電
極6,7,8の下端を集水槽5内に臨ませたが、前記集
水槽5の絶縁体で形成した上板5a上に前記各ベース電
極6,7,8を立設し、前記各ベース電極6,7,8の
底面を閉塞したうえで、前記上板5aに排水口を開口す
る構成でもよいほか、各ベース電極6,7,8を電極水
が供給される水槽内に設けてもよい。加えて、各ベース
電極6,7,8は円筒形に限らず、平面形状が多角形や
楕円形の筒形でもよいほか、周面が軸線に対して傾斜し
て伸びる、いわゆるロート状に形成してもよく、このロ
ート状の場合には各主電極10,14,15の周面もロ
ート状に形成すると好適である。またさらに、各絶縁鞘
筒16,22,23を昇降する機構は、ラック19と、
このラック19と噛合するピニオンを有するとともに、
前記各絶縁鞘筒16,22,23に連係されたモータ2
0の組み合わせに限定されない。
,14,15の上下端近傍を各端に向けて徐々に縮径し
、軸線に向けて絞り込んでアール状に形成したが、下端
近傍のみを徐々に縮径し、軸線に向けて絞り込んでアー
ル状に形成してもよい。また、各主電極10,14,1
5は円筒状ではなく、円柱状でもよい。この円柱状に形
成した場合には、縮径した端部近傍は、最終端が点とな
った完全な球面、あるいは最終端が平面となった球面の
一部をなす曲面となる。さらに、各主電極10,14,
15をその上端部で、各ベース電極6,7,8の上方に
おいて支持することもできる。さらにまた、各ベース電
極6,7,8の下端を集水槽5内に臨ませたが、前記集
水槽5の絶縁体で形成した上板5a上に前記各ベース電
極6,7,8を立設し、前記各ベース電極6,7,8の
底面を閉塞したうえで、前記上板5aに排水口を開口す
る構成でもよいほか、各ベース電極6,7,8を電極水
が供給される水槽内に設けてもよい。加えて、各ベース
電極6,7,8は円筒形に限らず、平面形状が多角形や
楕円形の筒形でもよいほか、周面が軸線に対して傾斜し
て伸びる、いわゆるロート状に形成してもよく、このロ
ート状の場合には各主電極10,14,15の周面もロ
ート状に形成すると好適である。またさらに、各絶縁鞘
筒16,22,23を昇降する機構は、ラック19と、
このラック19と噛合するピニオンを有するとともに、
前記各絶縁鞘筒16,22,23に連係されたモータ2
0の組み合わせに限定されない。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の水抵抗器
の主電極によれば、上下両端のうち少なくとも下端近傍
を下端に向けて徐々に縮径したので、主電極を大径化し
てベース電極との間隔を狭く設定しても、高電圧下にお
ける前記主電極縮径端とベース電極間でのアーク放電を
抑制できるから、1つの主電極で高電圧小電流用と低電
圧大電流用とを兼用でき、コストダウンに繋がるととも
に、測定試験の前段階として従来必要であった主電極の
交換作業が不要になって作業効率が向上するという効果
を奏する。
の主電極によれば、上下両端のうち少なくとも下端近傍
を下端に向けて徐々に縮径したので、主電極を大径化し
てベース電極との間隔を狭く設定しても、高電圧下にお
ける前記主電極縮径端とベース電極間でのアーク放電を
抑制できるから、1つの主電極で高電圧小電流用と低電
圧大電流用とを兼用でき、コストダウンに繋がるととも
に、測定試験の前段階として従来必要であった主電極の
交換作業が不要になって作業効率が向上するという効果
を奏する。
【図1】本発明に係る水抵抗器の一実施例の部分断面図
。
。
【図2】同じく絶縁鞘筒と支持枠を示す平面図。
【図3】同じく水抵抗器に電極水を循環供給する機構を
示す概略図。
示す概略図。
1 水抵抗器5
集水槽6,7,8
ベース電極10,14,15 主電極 16,22,23 絶縁鞘筒
集水槽6,7,8
ベース電極10,14,15 主電極 16,22,23 絶縁鞘筒
Claims (1)
- 【請求項1】 内部に水が供給される筒状のベース電
極と、このベース電極内に配置された主電極と、この主
電極と前記ベース電極との間に配置された絶縁鞘筒とを
備え、前記主電極と前記絶縁鞘筒との位置を上下方向に
相対的に変位させて前記主電極の水中での露出長を制御
することにより、前記主電極と前記ベース電極の間にお
ける水を抵抗とする電力消費量の調整をなす水抵抗器に
おいて、前記主電極は、軸線と垂直な面での周面の断面
形状を円形にするとともに、上下端部のうち少なくとも
下端近傍においては下端に向けて徐々に縮径するよう構
成したことを特徴とする水抵抗器の主電極。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3024190A JP2732949B2 (ja) | 1991-01-24 | 1991-01-24 | 水抵抗器の高低圧両用主電極 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3024190A JP2732949B2 (ja) | 1991-01-24 | 1991-01-24 | 水抵抗器の高低圧両用主電極 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04340203A true JPH04340203A (ja) | 1992-11-26 |
JP2732949B2 JP2732949B2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=12131410
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3024190A Expired - Lifetime JP2732949B2 (ja) | 1991-01-24 | 1991-01-24 | 水抵抗器の高低圧両用主電極 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2732949B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07142215A (ja) * | 1993-11-17 | 1995-06-02 | Koken:Kk | 高圧型水抵抗器の主電極装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5572005A (en) * | 1978-11-27 | 1980-05-30 | Tokyo Shibaura Electric Co | Water resistor |
JPS55117803U (ja) * | 1979-02-09 | 1980-08-20 | ||
JPS5952601U (ja) * | 1982-09-30 | 1984-04-06 | 株式会社東芝 | 液体抵抗器 |
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1991
- 1991-01-24 JP JP3024190A patent/JP2732949B2/ja not_active Expired - Lifetime
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---|---|
JP2732949B2 (ja) | 1998-03-30 |
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