JPH04339923A - 農用フロントローダのアタッチメント平行昇降操作用油圧装置 - Google Patents

農用フロントローダのアタッチメント平行昇降操作用油圧装置

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JPH04339923A
JPH04339923A JP14254991A JP14254991A JPH04339923A JP H04339923 A JPH04339923 A JP H04339923A JP 14254991 A JP14254991 A JP 14254991A JP 14254991 A JP14254991 A JP 14254991A JP H04339923 A JPH04339923 A JP H04339923A
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平尾 欣哉
Manabu Ogo
学 小郷
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラクタに着脱可能に
搭載される農用フロントローダのアタッチメント(例え
ば、バケット、ヘイフォーク、或いはマニアフォーク等
)を所要作業に応じて平行昇降操作させるための、農用
フロントローダのアタッチメント平行昇降操作用油圧装
置に関する。
【0002】
【前提構造】本発明の農用フロントローダのアタッチメ
ント平行昇降操作用油圧装置は、例えば特願昭62−3
6542号公報により開示され、図6の従来例1及び図
7の従来例2に示すように、次の前提構造を有するもの
を前提とする。すなわち、農用フロントローダ1のロー
ダ基枠2に、リフトアーム3をリフトシリンダ4で昇降
搖動駆動可能に枢支し、そのリフトアーム3の先端部3
aに、アタッチメント5をダンプシリンダ6で前後搖動
駆動可能に枢支し、上記ローダ基枠2とそのリフトアー
ム3とに亙って、平行制御用シリンダ7を上記リフトシ
リンダ4と並列状に設ける。そして、これらのリフトシ
リンダ4・ダンプシリンダ6・及び平行制御用シリンダ
7を、方向切換弁装置8を介して、油圧ポンプ9及び油
タンク10に連通連結する。又、この方向切換弁装置8
は、スクイ投入状態A・ダンプ投入状態B・平行上昇投
入状態C及び平行下降投入状態Dに択一的に切換投入可
能に構成する。上記油圧ポンプ9で圧送される圧油は、
上記スクイ投入状態Aではダンプシリンダ6のスクイ作
動室6aに圧入し、上記ダンプ投入状態Bではダンプシ
リンダ6のダンプ作動室6bに圧入するように構成する
。又、前記平行上昇投入状態Cでは、上記油圧ポンプ9
の圧油を、上記リフトシリンダ4のリフトアップ作動室
4aと上記ダンプシリンダ6のダンプ作動室6bとに圧
入するとともに、このダンプシリンダ6のスクイ作動室
6aから吐出される作動油を、前記平行制御用シリンダ
7の平行制御用油室7aに圧入するように構成する。さ
らに、前記平行下降投入状態Dでは、上記油圧ポンプ9
の圧油を、上記リフトシリンダ4のリフトダウン作動室
4bに圧入し、上記平行制御用シリンダ7の平行制御用
油室7aから吐出される作動油を、上記ダンプシリンダ
6のスクイ作動室6aに圧入するとともに、このダンプ
シリンダ6のダンプ作動室6bと、上記リフトシリンダ
4のリフトアップ作動室4aとから吐出される戻り油を
、前記油タンク10へ戻すように構成したものである。
【0003】
【従来の技術】上記前提構造において、農用フロントロ
ーダ1の操作に必要な作動状態は、スクイ・ダンプ・平
行上昇及び平行下降の4操作であり、従来技術では例え
ば次のように構成され、作動するようになっていた。 ○従来例1(図6参照) 前記方向切換弁装置8は、ダンプ操作用方向切換弁20
・リフト操作用方向切換弁21及び平行昇降操作用方向
切換弁22を備える。ダンプ操作用方向切換弁20は、
スクイ位置M・中立位置N及びダンプ位置Pを備える。 リフト操作用方向切換弁21は、リフトダウン位置Q・
中立位置R及びリフトアップ位置Sを備える。平行昇降
操作用方向切換弁22は連通位置Tと遮断位置Uとを備
える。リフト操作用方向切換弁21を中立位置Rに、平
行昇降操作用方向切換弁22を遮断位置Uにそれぞれ位
置させた状態において、ダンプ操作用方向切換弁20を
スクイ位置Mに操作した状態では、前記スクイ投入状態
Aとなる。又、ダンプ位置Pに操作した状態では、前記
ダンプ投入状態Bとなる。ダンプ操作用方向切換弁20
を中立位置Nに位置させた状態において、リフト操作用
方向切換弁21をリフトアップ位置Sに、平行昇降操作
用方向切換弁22を連通位置Tにそれぞれ操作した状態
では、前記平行上昇投入状態Cとなる。又、リフトダウ
ン位置Qと連通位置Tとにそれぞれ操作した状態では、
前記平行下降投入状態Dとなる。尚、平行昇降操作用方
向切換弁22は、ばね22aで遮断位置Uに弾圧され、
ソレノイド22bで連通位置Tに投入される。ソレノイ
ド22bは、平行昇降操作用釦スイッチ23のオン操作
で通電作動する。この釦スイッチ23はリフト操作用方
向切換弁21の操作レバー21aの上端部に付設されて
いる。
【0004】○従来例2(図7参照) 上記前提構造において、前記リフトシリンダ4が複動形
から単動形に変更されている。この単動形のリフトシリ
ンダ4は、油圧力により伸長してリフトアーム3を上昇
駆動させるとともに、重力により収縮してリフトアーム
3の下降を許す。前記方向切換弁装置8は、ダンプ操作
用方向切換弁20と平行昇降操作用方向切換弁22とか
ら成る。ダンプ操作用方向切換弁20は、スクイ位置M
・中立位置N及びダンプ位置Pを備える。平行昇降操作
用方向切換弁22は、中立位置R・平行上昇位置V及び
平行下降位置Wを備える。平行昇降操作用方向切換弁2
2を中立位置Rに位置させた状態において、ダンプ操作
用方向切換弁20をスクイ位置Mに操作した状態では、
前記スクイ投入状態Aとなる。又、ダンプ位置Pに操作
した状態では、前記ダンプ投入状態Bとなる。ダンプ操
作用方向切換弁20を中立位置Nに位置させた状態にお
いて、平行昇降操作用方向切換弁22を平行上昇位置V
に操作した状態では、前記平行上昇投入状態Cとなる。 又、平行下降位置Wに操作した状態では、前記平行下降
投入状態Dとなる。この平行下降投入状態Dでは、アタ
ッチメント5及びリフトアーム3の荷重により、リフト
シリンダ4が収縮する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術では次
の問題がある。 ○従来例1 a.方向制御弁は、ダンプ操作用方向切換弁20・リフ
ト操作用方向切換弁21及び平行昇降操作用方向切換弁
22の3台が必要で、製造コストがかさむ。 b.平行上昇・平行下降の各操作の場合、リフト操作用
方向切換弁21の操作レバー21aの操作と、釦スイッ
チ23のオン操作とを複合して行う必要があり、その操
作が複雑である。 ○従来例2 c.リフトシリンダ4が単動形であるから、リフトアー
ム3の下降速度が重力により決まり、作業速度が遅くな
る。 d.アタッチメント5を地面に突き立ててダンプシリン
ダ6でスクイ作動させる事により、地面に穴を掘る作業
において、リフトアーム3が自重のみで下降するので、
アタッチメント5の地面への突き込みが少なく、穴掘り
作業の能率が低い。 ○従来例1、従来例2 e.平行下降途中で、ダンプシリンダ6がスクイ作動端
に達した時に、平行制御用シリンダ7の平行制御用油室
7aに異常圧が発生しようとする。この異常圧をリリー
フ弁で逃がす場合には、動力損失及び油温の異常上昇に
よる油劣化・パッキン焼損が発生する。本発明は、上記
a.乃至e.の各問題点を解消することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記前提構造
において、上記課題を達成するために、例えば図1から
図5に示すように、次の特徴構造を追加したものである
。 ○第1発明 すなわち、前記方向切換弁装置8は、前記油圧ポンプ9
及び油タンク10を、順逆選択用方向切換弁11とシリ
ンダ選択用方向切換弁12とを順に介して、リフトシリ
ンダ4及びダンプシリンダ6に連通可能となるようにし
て構成する。そして、この順逆選択用方向切換弁11は
、中立位置E・正送り位置F及び逆送り位置Gを備える
。又、そのシリンダ選択用方向切換弁12は、ダンプシ
リンダ選択位置H及び平行昇降選択位置Jを備える。 このシリンダ選択用方向切換弁12をダンプシリンダ選
択位置Hに、順逆選択用方向切換弁11を正送り位置F
に操作した状態では、前記スクイ投入状態Aとなり(図
3(X)参照)、そのダンプシリンダ選択位置Hと上記
逆送り位置Gとに操作した状態では、前記ダンプ投入状
態Bとなる(図3(Y)参照)ように構成する。さらに
、前記平行昇降選択位置Jと上記正送り位置Fとに操作
した状態では、前記平行上昇投入状態Cとなり(図1参
照)、その平行昇降選択位置Jと上記逆送り位置Gとに
操作した状態では、前記平行下降投入状態Dとなる(図
2参照)ように構成する。 ○第2発明 上記第1発明において、前記ダンプシリンダ6のスクイ
作動室6aとダンプ作動室6bとをロック解除弁13を
介して連通させ、このロック解除弁13の弁体13aは
、閉弁ばね13bで閉弁させるとともに、ダンプシリン
ダ6のスクイ作動終端部でのピストン6cの作動力で開
弁させるように構成する。
【0007】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成され作用す
ることから次の効果を奏する。 ○第1発明 a.方向制御弁は、順逆選択用方向切換弁11とシリン
ダ選択用方向切換弁12との2台だけで済み、前記従来
例1の3台必要な場合と比べて1台省略でき、製造コス
トが安くなる。 b.方向制御弁の操作の数が平行上昇と平行下降との2
つだけで済み、操縦が簡単になる。 c.リフトシリンダ4が複動形であるから、前記従来例
2の単動形の場合と比べてリフトアーム3の下降速度を
速めて、作業速度を速められる。 d.アタッチメント5を地面に突き立ててダンプシリン
ダ6でスクイ作動させる事により、地面に穴を掘る作業
において、リフトシリンダ4でリフトアーム3を下降駆
動する事により、アタッチメント5に地面への突っ込み
の速度と力を高められるうえ、前輪を浮上させてトラク
タの重量をアタッチメント5にかける事ができるので、
その穴掘り作業の能率を高める事ができる。 ○第2発明 e.平行下降途中で、ダンプシリンダ6がスクイ作動端
に達した時に、ダンプシリンダ6のピストン6cの作動
により、ロック解除弁13が開弁して、平行制御用シリ
ンダ7の平行制御用油室7aからダンプシリンダ6のス
クイ作動室6aへ押し込まれる油の油圧を解放する。こ
れにより、前記従来例1・従来例2のリリーフ弁で異常
圧を逃がす場合の動力損失及び油温の異常上昇による油
劣化・パッキン焼損の発生を解消することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面で説明する。図
1は農用フロントローダのアタッチメント平行昇降操作
用油圧装置の平行上昇時の作動系統図、図2は同装置の
平行下降時の作動系統図、図3(X)は同装置のスクイ
時の要部作動系統図、図3(Y)は同装置のダンプ時の
要部作動系統図、図4はロック解除弁13の断面図、図
5は他の実施例を示し、図1に相当する要部作動系統図
である。図において、符号1は農用フロントローダを示
し、この農用フロントローダ1は図示しないトラクタに
ローダ基枠2を介して交換可能に搭載されている。そし
て、そのローダ基枠2にリフトアーム3を複動式のリフ
トシリンダ4で昇降搖動駆動可能に枢支してある。又、
そのリフトアーム3の先端部3aにアタッチメント(バ
ケット)5を複動式のダンプシリンダ6で前後搖動駆動
可能に枢支してある。さらに、上記ローダ基枠2とその
リフトアーム3とに亙って、単動式の平行制御用シリン
ダ7を上記リフトシリンダ4と並列状に設けてある。そ
して、これらのリフトシリンダ4・ダンプシリンダ6・
及び平行制御用シリンダ7を、方向切換弁装置8を介し
て、油圧ポンプ9及び油タンク10に連通連結してある
。この方向切換弁装置8は、スクイ投入状態A・ダンプ
投入状態B・平行上昇投入状態C及び平行下降投入状態
Dに択一的に切換投入可能に構成してある。尚、符号1
6a・16b・16cはリリーフ弁、符号17は逆止弁
である。
【0009】○第1発明 前記方向切換弁装置8は、前記油圧ポンプ9及び油タン
ク10を、順逆選択用方向切換弁11とシリンダ選択用
方向切換弁12及び電磁フローティング弁14を順に介
して、リフトシリンダ4及びダンプシリンダ6に連通可
能となるようにして構成してある。そして、この順逆選
択用方向切換弁11は、中立位置E・正送り位置F及び
逆送り位置Gを備え、デジタル制御弁15a・15bに
より開量調節可能に制御されるようになっている。又、
上記シリンダ選択用方向切換弁12は、ダンプシリンダ
選択位置H及び平行昇降選択位置Jを備え、電磁的にオ
ンオフ制御されるようになっている。このシリンダ選択
用方向切換弁12をダンプシリンダ選択位置Hに、さら
に、順逆選択用方向切換弁11を正送り位置Fに操作し
た状態では、スクイ投入状態Aとなる。一方、そのダン
プシリンダ選択位置Hと上記逆送り位置Gとに操作した
状態では、ダンプ投入状態Bとなるように構成してある
。そして、前記油圧ポンプ9で圧送される圧油は、上記
スクイ投入状態Aではダンプシリンダ6のスクイ作動室
6aに圧入し、上記ダンプ投入状態Bではダンプシリン
ダ6のダンプ作動室6bに圧入するようになっている。 さらに、前記平行昇降選択位置Jと上記正送り位置Fと
に操作した状態では、平行上昇投入状態Cとなり、上記
油圧ポンプ9の圧油を、リフトシリンダ4のリフトアッ
プ作動室4aとダンプシリンダ6のダンプ作動室6bと
に圧入するとともに、このダンプシリンダ6のスクイ作
動室6aから吐出される作動油を、前記平行制御用シリ
ンダ7の平行制御用油室7aに圧入するように構成して
ある。尚、ダンプシリンダ6のシリンダ断面積と平行制
御用シリンダ7のロッド断面積とはアタッチメント5の
平行昇降を維持するように適宜設定される。他方、その
平行昇降選択位置Jと上記逆送り位置Gとに操作した状
態では、平行下降投入状態Dとなり、前記油圧ポンプ9
の圧油をリフトシリンダ4のリフトダウン作動室4bに
圧入し、平行制御用シリンダ7の平行制御用油室7aか
ら吐出される作動油をダンプシリンダ6のスクイ作動室
6aに圧入するとともに、このダンプシリンダ6のダン
プ作動室6bとリフトシリンダ4のリフトアップ作動室
4aとから吐出される戻り油を、前記油タンク10へ戻
すように構成してある。尚、前記電磁フローティング弁
14は、通常は図示のK側で作動するが、フローティン
グレバーによりL側に切り換えられて、リフトアーム3
を上下搖動自由なフローティング状態にする。
【0010】○第2発明 さらに第1発明において、図1又は図2に示すように、
前記ダンプシリンダ6のスクイ作動室6aとダンプ作動
室6bとをロック解除弁13を介して連通させる。この
ロック解除弁13の弁体13aは、図4に示すように、
閉弁ばね13bで閉弁させるとともに、ダンプシリンダ
6のスクイ作動終端部でのピストン6cの作動力で開弁
させるように構成してある。この構成により、前述の平
行下降投入状態Dでリフトアーム3の下降中にダンプシ
リンダ6がスクイ作動端に達した時に、平行制御用シリ
ンダ7の平行制御用油室7aに発生しようとする異常圧
をリリーフ弁で逃がす場合には、動力損失及び油温の異
常上昇による油劣化・パッキン焼損が発生するが、平行
下降中のダンプシリンダ6のスクイ作動終端部でロック
解除弁13が開弁して、ダンプシリンダ6のスクイ作動
室6aとダンプ作動室6bとを連通させ、自動的にスク
イ作動を解除させてロック解除状態となる。これにより
、動力損失及び油温の異常上昇による油劣化・パッキン
焼損が発生しない。
【0011】前記電磁フローティング弁14に代えて、
図5に示すように、前記リフトシリンダ4のリフトダウ
ン作動室4bと前記油タンク10との間に単複切換弁1
8を挿入して、同効の作動をさせる事ができる。さらに
、前記ロック解除弁13を、ダンプシリンダ6のダンプ
作動終端部に逆方向にも作動するように増設したり、ダ
ンプシリンダ6の内部に設置するのに代えて、ダンプシ
リンダ6の外部に独立して付設する事も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例を示し、農用フロントローダのア
タッチメント平行昇降操作用油圧装置の平行上昇時の作
動系統図である。
【図2】本発明実施例を示し、同装置の平行下降時の作
動系統図である。
【図3】本発明実施例を示し、図3(X)は同装置のス
クイ時の要部作動系統図、図3(Y)は同装置のダンプ
時の要部作動系統図である。
【図4】本発明実施例を示し、ロック解除弁13の断面
図である。
【図5】本発明の他の実施例を示し、図1に相当する要
部作動系統図である。
【図6】従来例1を示し、図1に相当する図である。
【図7】従来例2を示し、図1に相当する図である。
【符号の説明】
1…農用フロントローダ、2…ローダ基枠、3…リフト
アーム、3a…先端部、4…リフトシリンダ、4a…リ
フトアップ作動室、4b…リフトダウン作動室、5…ア
タッチメント、6…ダンプシリンダ、6a…スクイ作動
室、6b…ダンプ作動室、6c…ピストン、7…平行制
御用シリンダ、7a…平行制御用油室、8…方向切換弁
装置、9…油圧ポンプ、10…油タンク、11…順逆選
択用方向切換弁、12…シリンダ選択用方向切換弁、1
3…ロック解除弁、13a…弁体、13b…閉弁ばね、
A…スクイ投入状態、B…ダンプ投入状態、C…平行上
昇投入状態、D…平行下降投入状態、E…中立位置、F
…正送り位置、G…逆送り位置、H…ダンプシリンダ選
択位置、J…平行昇降選択位置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  農用フロントローダ(1)のローダ基
    枠(2)に、リフトアーム(3)をリフトシリンダ(4
    )で昇降搖動駆動可能に枢支し、そのリフトアーム(3
    )の先端部(3a)に、アタッチメント(5)をダンプ
    シリンダ(6)で前後搖動駆動可能に枢支し、上記ロー
    ダ基枠(2)とそのリフトアーム(3)とに亙って、平
    行制御用シリンダ(7)を上記リフトシリンダ(4)と
    並列状に設け、これらのリフトシリンダ(4)・ダンプ
    シリンダ(6)・及び平行制御用シリンダ(7)を、方
    向切換弁装置(8)を介して、油圧ポンプ(9)及び油
    タンク(10)に連通連結し、この方向切換弁装置(8
    )は、スクイ投入状態(A)・ダンプ投入状態(B)・
    平行上昇投入状態(C)及び平行下降投入状態(D)に
    択一的に切換投入可能に構成し、上記油圧ポンプ(9)
    で圧送される圧油は、上記スクイ投入状態(A)ではダ
    ンプシリンダ(6)のスクイ作動室(6a)に圧入し、
    上記ダンプ投入状態(B)ではダンプシリンダ(6)の
    ダンプ作動室(6b)に圧入するように構成し、前記平
    行上昇投入状態(C)では、上記油圧ポンプ(9)の圧
    油を、上記リフトシリンダ(4)のリフトアップ作動室
    (4a)と上記ダンプシリンダ(6)のダンプ作動室(
    6b)とに圧入するとともに、このダンプシリンダ(6
    )のスクイ作動室(6a)から吐出される作動油を、前
    記平行制御用シリンダ(7)の平行制御用油室(7a)
    に圧入するように構成し、前記平行下降投入状態(D)
    では、上記油圧ポンプ(9)の圧油を、上記リフトシリ
    ンダ(4)のリフトダウン作動室(4b)に圧入し、上
    記平行制御用シリンダ(7)の平行制御用油室(7a)
    から吐出される作動油を、上記ダンプシリンダ(6)の
    スクイ作動室(6a)に圧入するとともに、このダンプ
    シリンダ(6)のダンプ作動室(6b)と上記リフトシ
    リンダ(4)のリフトアップ作動室(4a)とから吐出
    される戻り油を、前記油タンク(10)へ戻すように構
    成した農用フロントローダのアタッチメント平行昇降操
    作用油圧装置において、前記方向切換弁装置(8)は、
    前記油圧ポンプ(9)及び油タンク(10)を、順逆選
    択用方向切換弁(11)とシリンダ選択用方向切換弁(
    12)とを順に介して、リフトシリンダ(4)及びダン
    プシリンダ(6)に連通可能となるようにして構成し、
    この順逆選択用方向切換弁(11)は、中立位置(E)
    ・正送り位置(F)及び逆送り位置(G)を備え、その
    シリンダ選択用方向切換弁(12)は、ダンプシリンダ
    選択位置(H)及び平行昇降選択位置(J)を備え、こ
    のシリンダ選択用方向切換弁(12)をダンプシリンダ
    選択位置(H)に、順逆選択用方向切換弁(11)を正
    送り位置(F)に操作した状態では、前記スクイ投入状
    態(A)となり、そのダンプシリンダ選択位置(H)と
    上記逆送り位置(G)とに操作した状態では、前記ダン
    プ投入状態(B)となり、前記平行昇降選択位置(J)
    と上記正送り位置(F)とに操作した状態では、前記平
    行上昇投入状態(C)となり、その平行昇降選択位置(
    J)と上記逆送り位置(G)とに操作した状態では、前
    記平行下降投入状態(D)となるように構成したことを
    特徴とする農用フロントローダのアタッチメント平行昇
    降操作用油圧装置。
  2. 【請求項2】  前記ダンプシリンダ(6)のスクイ作
    動室(6a)とダンプ作動室(6b)とをロック解除弁
    (13)を介して連通させ、このロック解除弁(13)
    の弁体(13a)は、閉弁ばね(13b)で閉弁させる
    とともに、ダンプシリンダ(6)のスクイ作動終端部で
    のピストン(6c)の作動力で開弁させるように構成し
    たことを特徴とする請求項1に記載の農用フロントロー
    ダのアタッチメント平行昇降操作用油圧装置。
JP03142549A 1991-05-17 1991-05-17 農用フロントローダのアタッチメント平行昇降操作用油圧装置 Expired - Fee Related JP3096922B2 (ja)

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