JPH04339101A - 二軸反転式軸流タービン - Google Patents
二軸反転式軸流タービンInfo
- Publication number
- JPH04339101A JPH04339101A JP3007302A JP730291A JPH04339101A JP H04339101 A JPH04339101 A JP H04339101A JP 3007302 A JP3007302 A JP 3007302A JP 730291 A JP730291 A JP 730291A JP H04339101 A JPH04339101 A JP H04339101A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- row
- turbine
- axial flow
- flow turbine
- blades
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 6
- 230000003068 static effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タービン翼列の段構成
に工夫を加えた二軸反転式軸流タービンに関する。
に工夫を加えた二軸反転式軸流タービンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、比較的小出力のタービンにカーチ
ス段を有するカーチスタービンがしばしば用いられてき
た。このカーチス段の構成を図5に速度三角形を図6に
示す。カーチスタービンは図5に示すように、二列の静
翼、すなわち第1列静翼1,第2列静翼3、および二列
の動翼、すなわち第1列動翼2,第2列動翼4を有して
おり、その特性は図6に示すようになる。ここで、C1
は第1列静翼出口絶対速度、C2は第1列動翼出口絶対
速度、C3は第2列静翼出口絶対速度、C4は第2列動
翼出口絶対速度、W1は第1列静翼出口相対速度、W2
は第1列動翼出口相対速度、W3は第2列静翼出口相対
速度、W4は第2列動翼出口相対速度、Uは周速度であ
る。このカーチスタービンの最大の特徴は、多段の衝撃
タービンと比べて、二列の静翼1,3と二列の動翼2,
4とを合わせた4列が、同じ周速を持つ4段の衝撃ター
ビンにおける8列の翼列に相当し、性能的にもあまり劣
らない段効率を有することである。
ス段を有するカーチスタービンがしばしば用いられてき
た。このカーチス段の構成を図5に速度三角形を図6に
示す。カーチスタービンは図5に示すように、二列の静
翼、すなわち第1列静翼1,第2列静翼3、および二列
の動翼、すなわち第1列動翼2,第2列動翼4を有して
おり、その特性は図6に示すようになる。ここで、C1
は第1列静翼出口絶対速度、C2は第1列動翼出口絶対
速度、C3は第2列静翼出口絶対速度、C4は第2列動
翼出口絶対速度、W1は第1列静翼出口相対速度、W2
は第1列動翼出口相対速度、W3は第2列静翼出口相対
速度、W4は第2列動翼出口相対速度、Uは周速度であ
る。このカーチスタービンの最大の特徴は、多段の衝撃
タービンと比べて、二列の静翼1,3と二列の動翼2,
4とを合わせた4列が、同じ周速を持つ4段の衝撃ター
ビンにおける8列の翼列に相当し、性能的にもあまり劣
らない段効率を有することである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図7に示す
ように直列に並んだ高圧と低圧の2台の回転数の異なる
圧縮機をタービンで駆動しようとする場合、それぞれ別
のタービンで駆動するのが従来の通例である。カーチス
タービンで駆動する場合であっても2台必要となる。そ
うした場合、製作費が高くなる。本発明の目的は、1台
のタービンで2台の回転機を高効率で駆動することがで
き、かつ製作費の安い二軸反転式軸流タービンを得るこ
とを目的とする。 [発明の構成]
ように直列に並んだ高圧と低圧の2台の回転数の異なる
圧縮機をタービンで駆動しようとする場合、それぞれ別
のタービンで駆動するのが従来の通例である。カーチス
タービンで駆動する場合であっても2台必要となる。そ
うした場合、製作費が高くなる。本発明の目的は、1台
のタービンで2台の回転機を高効率で駆動することがで
き、かつ製作費の安い二軸反転式軸流タービンを得るこ
とを目的とする。 [発明の構成]
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の二軸反転式軸流
タービンは、一列の静翼とそれに続く互いに回転方向の
異なる二列の動翼とから構成される。
タービンは、一列の静翼とそれに続く互いに回転方向の
異なる二列の動翼とから構成される。
【0005】
【作用】これにより、通常のカーチス段のタービンより
、さらに1列少ない3列の翼列で、カーチス段のタービ
ンを上回る段効率を出すことができる。
、さらに1列少ない3列の翼列で、カーチス段のタービ
ンを上回る段効率を出すことができる。
【0006】
【実施例】図1に本発明の一実施例を示す。図1は本発
明の二軸反転式軸流タービンの説明図であり、図1Aは
その段構成を、図1Bはその断面図を示す。一列の静翼
1とそれに続く二列の動翼2,4とから構成される。二
列の動翼2,4はそれぞれ互いに回転方向の異なる2軸
のロータ6,7に取り付けられる。なお、5はケーシン
グである。図2はその速度三角形の特性図であり、ここ
では二列の動翼2,4の周速が同じで、いずれの動翼2
,4においても圧力降下がない場合、すなわち反動度が
ない場合を示している。
明の二軸反転式軸流タービンの説明図であり、図1Aは
その段構成を、図1Bはその断面図を示す。一列の静翼
1とそれに続く二列の動翼2,4とから構成される。二
列の動翼2,4はそれぞれ互いに回転方向の異なる2軸
のロータ6,7に取り付けられる。なお、5はケーシン
グである。図2はその速度三角形の特性図であり、ここ
では二列の動翼2,4の周速が同じで、いずれの動翼2
,4においても圧力降下がない場合、すなわち反動度が
ない場合を示している。
【0007】ここで、C1は第1列静翼出口絶対速度、
C4は第2列動翼出口絶対速度、W1は第1列静翼出口
相対速度、W2は第1列動翼出口相対速度、W33は第
2列動翼入口相対速度、W4は第2列動翼出口相対速度
、Uは周速度である。
C4は第2列動翼出口絶対速度、W1は第1列静翼出口
相対速度、W2は第1列動翼出口相対速度、W33は第
2列動翼入口相対速度、W4は第2列動翼出口相対速度
、Uは周速度である。
【0008】本発明の段構成の場合と通常のカーチス段
の場合において、各翼列の速度係数を96%とし、また
軸流速度成分を無視し、流体は非圧縮性流体とする。そ
うすると、動翼周速と段の断熱熱落差の平方根の比で定
義される速度比に対して、単段としての線図効率は図3
で示される。
の場合において、各翼列の速度係数を96%とし、また
軸流速度成分を無視し、流体は非圧縮性流体とする。そ
うすると、動翼周速と段の断熱熱落差の平方根の比で定
義される速度比に対して、単段としての線図効率は図3
で示される。
【0009】本発明の段構成の場合では、通常のカーチ
ス段の場合よりも最適の線図効率点において約1.7%
高くなる。これは静翼が1列少ないことから、その部分
での損失がなくなるためである。
ス段の場合よりも最適の線図効率点において約1.7%
高くなる。これは静翼が1列少ないことから、その部分
での損失がなくなるためである。
【0010】比較的小出力のタービンで、その両端から
回転方向の異なる別々の駆動軸を取り出すことができる
場合に本発明は特に有効である。それに適用したものを
図4に示す。図4のように、2個の回転体たとえば低圧
圧縮機8と高圧圧縮機9とを本発明による1個のタービ
ンで駆動すれば、製作費を大幅に低減することができる
。このようにすると、二列の動翼が別々のロータを駆動
する2軸型のカーチスタービンを1台用いる場合よりも
、高い効率と翼列に相当する製作費を安くすることがで
きる。
回転方向の異なる別々の駆動軸を取り出すことができる
場合に本発明は特に有効である。それに適用したものを
図4に示す。図4のように、2個の回転体たとえば低圧
圧縮機8と高圧圧縮機9とを本発明による1個のタービ
ンで駆動すれば、製作費を大幅に低減することができる
。このようにすると、二列の動翼が別々のロータを駆動
する2軸型のカーチスタービンを1台用いる場合よりも
、高い効率と翼列に相当する製作費を安くすることがで
きる。
【0011】なお、図2では二列の動翼2,4の周速は
同じとしたが、被駆動軸の回転数に会わせて、各々を任
意に定めることも可能である。また2列の動翼にそれぞ
れ若干の反動度を持たせることは、翼列の効率を上げる
のに有効である。
同じとしたが、被駆動軸の回転数に会わせて、各々を任
意に定めることも可能である。また2列の動翼にそれぞ
れ若干の反動度を持たせることは、翼列の効率を上げる
のに有効である。
【0012】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、一
列の静翼とそれに続く二列の動翼とから構成されている
ので、通常のカーチスタービンの場合より静翼が一列少
ないことから、その部分での損失がなくなり、高効率を
はかることができる。また、翼列に相当する製作費を安
くすることができる。
列の静翼とそれに続く二列の動翼とから構成されている
ので、通常のカーチスタービンの場合より静翼が一列少
ないことから、その部分での損失がなくなり、高効率を
はかることができる。また、翼列に相当する製作費を安
くすることができる。
【図1】本発明の二軸反転式軸流タービンの一実施例を
示す説明図
示す説明図
【図2】本発明の二軸反転式軸流タービンの速度三角形
の特性図
の特性図
【図3】本発明による線図効率の特性図
【図4】本発明
の適用例を示すブロック図
の適用例を示すブロック図
【図5】従来のカーチス段の
説明図
説明図
【図6】従来のカーチス段の速度三角形の特性図
【図7
】従来の適用例を示すブロック図
】従来の適用例を示すブロック図
1…第1列静翼 2…第1列動翼 3…第
2列静翼 4…第2列動翼 5…ケーシング 6…第1列動翼ロータ
7…第2列動翼ロータ
2列静翼 4…第2列動翼 5…ケーシング 6…第1列動翼ロータ
7…第2列動翼ロータ
Claims (1)
- 【請求項1】軸流タービンの段落において、一列の静翼
とそれに続く互いに回転方向の異なる二列の動翼とから
構成されることを特徴とする二軸反転式軸流タービン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3007302A JPH04339101A (ja) | 1991-01-24 | 1991-01-24 | 二軸反転式軸流タービン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3007302A JPH04339101A (ja) | 1991-01-24 | 1991-01-24 | 二軸反転式軸流タービン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04339101A true JPH04339101A (ja) | 1992-11-26 |
Family
ID=11662227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3007302A Pending JPH04339101A (ja) | 1991-01-24 | 1991-01-24 | 二軸反転式軸流タービン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04339101A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102536432A (zh) * | 2012-02-13 | 2012-07-04 | 清华大学 | 对转涡轮复合装置及具有该装置的发动机系统 |
JP5004373B1 (ja) * | 2011-10-28 | 2012-08-22 | 佳行 中田 | 回転型内燃機関 |
WO2016050006A1 (zh) * | 2014-09-29 | 2016-04-07 | 摩尔动力(北京)技术股份有限公司 | 压胀一体对转叶轮机构 |
-
1991
- 1991-01-24 JP JP3007302A patent/JPH04339101A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5004373B1 (ja) * | 2011-10-28 | 2012-08-22 | 佳行 中田 | 回転型内燃機関 |
CN102536432A (zh) * | 2012-02-13 | 2012-07-04 | 清华大学 | 对转涡轮复合装置及具有该装置的发动机系统 |
WO2016050006A1 (zh) * | 2014-09-29 | 2016-04-07 | 摩尔动力(北京)技术股份有限公司 | 压胀一体对转叶轮机构 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10288009B2 (en) | Efficient, low pressure ratio propulsor for gas turbine engines | |
US3524318A (en) | Gas turbine power plants having axialflow compressors incorporating contrarotating rotors | |
EP1921290B1 (en) | Turbofan engine assembly | |
US6701717B2 (en) | Cycle gas turbine engine | |
EP1653064B1 (en) | Gas turbine engine with counter rotating blades | |
USH2032H1 (en) | Integrated fan-core twin spool counter-rotating turbofan gas turbine engine | |
US7293955B2 (en) | Supersonic gas compressor | |
EP2992198A1 (en) | Compressor system | |
US20060018761A1 (en) | Adaptable fluid flow device | |
US9109603B2 (en) | Multi-stage centrifugal compressors | |
WO1998030803A1 (en) | Counter-rotating compressors with control of boundary layers by fluid removal | |
JPH0670374B2 (ja) | 航空機エンジンを非航空用エンジンに転換する方法および非航空用エンジン | |
JP5287873B2 (ja) | ターボファンエンジン | |
RU2668185C2 (ru) | Узел турбомашины | |
CN113446118A (zh) | 气体涡轮引擎 | |
EP3594447B1 (en) | Gas turbine engine outlet guide vanes | |
US8038409B2 (en) | Turbomachine with rotors of high specific energy transfer | |
JPH04339101A (ja) | 二軸反転式軸流タービン | |
US5150567A (en) | Gas turbine powerplant | |
EP0008736B1 (en) | Torque converter with internally reversible turbine shaft | |
EP3296542B1 (en) | Split compressor turbine engine | |
US11486302B2 (en) | Turboshaft gas turbine engine and expansion ratio relationship | |
CN117951831A (zh) | 无导叶交错式对转涡轮一维反问题设计方法 | |
CN114321013A (zh) | 一种基于多对转交截面的无导叶对转压气机及应用 | |
JP4174131B2 (ja) | ターボファンエンジン |