JPH04338423A - 電気湯沸かし器 - Google Patents

電気湯沸かし器

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JPH04338423A
JPH04338423A JP11156291A JP11156291A JPH04338423A JP H04338423 A JPH04338423 A JP H04338423A JP 11156291 A JP11156291 A JP 11156291A JP 11156291 A JP11156291 A JP 11156291A JP H04338423 A JPH04338423 A JP H04338423A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ultrasonic sensor
water
liquid
ultrasonic
container
Prior art date
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Pending
Application number
JP11156291A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironobu Tanaka
裕展 田中
Kunio Hamada
浜田 邦夫
Yuichi Yoshida
裕一 義田
Kazuyuki Shimada
一幸 島田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP11156291A priority Critical patent/JPH04338423A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、湯沸かしを行う電気湯
沸かし器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気湯沸かし器では、液量検知す
るのに、例えば実開昭64−27623号公報にみられ
るように、容器と連通したガラス管の外面にアルミ箔を
巻き、ガラス管の内面の水とで電極を形成し、水位の変
化による静電容量の変化を検出していた。
【0003】また、水が少ないこと(給水位置未満)を
検出する給水検知手段は、例えば実公昭63−2122
0号公報に見られるように、赤外LEDとフォトトラン
ジスタで構成し、水位管内の水が給水位置以上ある時は
、水により赤外LEDの光が屈折されフォトトランジス
タがオフし、水が給水位置未満の時は赤外LEDの光が
フォトトランジスタに照射され、フォトトランジスタが
オンすることを検出して加熱手段の加熱を停止すると共
に、給水検知をしていた。
【0004】また水の入れすぎに対しては、例えば図4
(a)の様に、容器51内面の定格水量の位置に刻印5
2をほどこし、容器51内の水位を見るための表示板5
3の水位確認部54における満水表示位置のA部に第4
図(b)のように満水と表示する構成を有していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、液量検知においてガラス管の厚みのばら
つき、配線の容量ばらつきのため静電容量のばらつきが
多いので、液量検知の精度が悪くなり、使用に不便にな
るとともに、使用者の不信をかってしまうという問題点
を有していた。
【0006】また、容器内の液量が少量で、空焼き(加
熱すると急激に容器温度が上昇し加熱手段であるヒータ
ーの断線や容器の黒こげ等を引き起こす)になる前に液
量が所定量以下であることを検知する給水検知において
、使用者が水位を確認するため水位館内の水面が外から
見える構成をとっているため、外乱光がフォトトランジ
スタに入射しやすいものとなり、直射日光などが明るい
ところでは誤動作をきたし、空焼きなどの危険な状態を
招くという問題点を有していた。
【0007】また、使用者の間違いにより刻印を越えて
水が入れられて加熱すると、沸騰時に熱湯があふれ火傷
をするといった危険な状態になるという問題点を有して
いた。
【0008】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、容器側面に設置された超音波センサから発生する超
音波と、超音波センサの反対方向の容器側面からの反射
波との時間差を計測して、従来にもまして正確で精度の
よい液量検知を行なう電気湯沸かし器を提供することを
第1の目的とする。
【0009】第2の目的は、従来にもまして精度よく空
焼きを未然に防止する電気湯沸かし器を提供することで
ある。
【0010】第3の目的は、従来にもまして精度よく沸
騰時に熱湯があふれる満水時の加熱を防止する電気湯沸
かし器を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の電気湯沸かし器
は、第1の目的を達成するために、容器側面に設置され
た複数の超音波センサと、超音波を発信する送信手段と
、超音波センサと反対方向に位置する容器側面からの反
射波を受信する受信手段と、送信から受信までの時間を
計測する時間計測手段と、計測した時間から液量を判断
する液量判断手段とを有した構成とする。
【0012】また、第2の目的を達成するために本発明
の電気湯沸かし器は、計測した液位置が所定位置未満で
あれば水位が給水位置未満と判断して加熱手段の加熱を
停止する制御手段と、給水報知とを行う給水報知手段を
有した構成とする。
【0013】また、第3の目的を達成するために本発明
の電気湯沸かし器は、計測した液位置が別途定められた
位置を越えたと判断すると加熱手段の加熱を停止する制
御手段と、満水報知とを行う満水報知手段を有した構成
とする。
【0014】
【作用】本発明は、上記構成により、容器側面に所定液
量の容器位置に対応して設置された複数の超音波センサ
から順番に、超音波を発信することにより超音波の設置
された容器側面から、反対方向の容器側面までの時間が
時間計測手段により計測され、超音波の液体中の速度と
空気中の速度の違いから、超音波を発信した超音波セン
サの位置に液体があるか判断でき、正確で精度の高い液
量検知を行える。
【0015】また、所定の位置に設置された超音波セン
サと、時間計測による液体の有無により、正確な給水検
知と満水検知ができる。
【0016】このように、従来の技術と比較し、給水や
満水検知を超音波センサを用いることにより外乱光等の
影響を受けず精度良く実施できる。
【0017】
【実施例】図1の(a)は本発明の実施例である。本体
1、本体1内に配された上面開口の容器2、容器2の開
口部を覆う蓋3、容器2内の液体を加熱する熱源たる加
熱手段4、容器2内に超音波を出すとともに反対方向に
位置する容器2からの反射波を受信することのできる複
数の超音波センサ5とからなる。
【0018】図1の(b)は同電気湯沸かし器の回路図
である。図1の(b)において加熱手段4の通電制御を
行う通電制御手段8は加熱手段4に直列に接続されたリ
レー接点8aと、このリレー接点8aを駆動するリレー
コイル8bにより構成されている。超音波センサ切り替
え手段7は、容器2の側面に配置された複数の超音波セ
ンサ5(5a−5e)の中から使用する超音波センサを
選定するものであり、送信手段9は超音波センサ5に図
2の(a)のような高周波信号(ここではパルス幅10
μs、周波数4MHz、繰り返し周期1msとする。)
を印加する。
【0019】受信手段10は超音波センサ5で受信した
図2の(b)のような反射信号を入力し、増幅するとと
もに波形整形をして出力する。時間計測手段11は送信
手段9が送信してから受信手段10が受信するまでの時
間を計測する。水量判定手段12は、使用した超音波セ
ンサ(5a−5b)と時間計測手段11が計測した時間
の関係から液量を判定し、液量表示手段16は、水量が
1/4であることを示す抵抗16aとLED16b、液
量が1/2であることを示す抵抗16cとLED16d
、液量が3/4であることを示す抵抗16eとLED1
6f、液量が満水であることを示す抵抗16gとLED
16hで構成されている。
【0020】給水報知手段13は、抵抗13aとLED
13bで構成されており、満水報知手段14は抵抗14
aとLED14bにより構成されている。制御手段15
は液量判定手段12が判定した液量に基づいてリレーコ
イル8b、給水報知手段13、満水報知手段14、液量
表示手段16にオンオフ信号を出力する。6は商用電源
である。
【0021】次にその動作を説明する。容器2に水を入
れて商用電源6を印加すると、まず超音波センサ切り替
え手段により超音波センサ5aが選定され、超音波送信
手段9により超音波センサ5aに図2(a)のような高
周波信号が印加される。超音波センサ5aは超音波を発
生して容器2中に超音波を出力する。
【0022】超音波は超音波センサと反対方向の容器2
の側面で反射波となり、超音波センサ5aは反射波を検
知して受信手段10に図2(b)のような反射信号を出
力する。ここで、超音波センサ5aの位置に液体がある
とすると、超音波センサ5aが超音波を出力してから最
初の反射波を検知するまでの時間T(s)は、容器2内
の内計をD(cm)、液体中の音速度をV(1500m
/s)とするとT=2×D/Vとなる。
【0023】もし超音波センサ5aの位置に液体がなけ
れば、超音波の反射波を検知するまでの時間T(s)は
、空気中では音速度が液体の約1/5になることより、
T=2×5D/Vとなり液体中よりも時間が約5倍延び
ることになる。
【0024】もし、超音波センサ5aの位置が給水位置
で、計測した時間が、T=2×5D/Vつまり空気中だ
ったとすると、液量判定手段12により液量が給水位置
未満であると判断し、制御手段15により所定報知手段
13をオンにし所定報知を行なう。
【0025】次に超音波センサ5aの位置に液体があっ
たと液量判定手段12が判断したならば、超音波センサ
切り替え手段7により、超音波センサ5bを選定し超音
波センサ5aと同様に超音波を発信し時間を計測し、超
音波センサ5bの位置に液体があるかどうか判断する。
【0026】もし液体がないと判断したならば、液体は
超音波センサ5bと超音波センサ5aの間にあることに
なる。ここで超音波センサ5bと超音波センサ5aの間
が液量の1/4になるよう超音波センサが設置されてい
たならば液量判定手段12により液量は1/4と判断さ
れ、制御手段15により液量表示手段16の液量1/4
を表示するLED16bがオンされる。
【0027】もし超音波センサ5bの位置にも液体があ
ると判断されたなら、超音波センサ5aの時と同様に超
音波センサを1つ上に設置された超音波センサ5cに選
定しなおし同様の処理を繰り返す。
【0028】ここで、超音波センサ5aと超音波センサ
5bの間が液量の1/4、超音波センサ5bと超音波セ
ンサ5cの間が液量の1/2、超音波センサ5cと超音
波センサ5dの間が液量の3/4、超音波センサ5dと
超音波センサ5eの間が液量の満水位置設定したならば
、上記のように超音波センサの切り替えと、その超音波
センサの設置された位置での液体の有無の判断の繰り返
しにより液量が判断され表示される。
【0029】もし、満水位置に設置された超音波センサ
5eの位置に液体があったならば満水位置よりも液量が
多いと判断され、満水報知手段14により満水報知が行
なわれる。
【0030】図3はその動作フローチャートである。ま
ず超音波センサを給水位置に設置された5aとする。次
に超音波センサ5aから超音波を発信し容器の側面に反
射して来る時間を計測する。ここで、超音波の液体中の
速度と空気中の速度では、約5倍の違いがあることから
超音波センサの位置に液体があるかどうか解る。液体が
あると判断したならば、超音波を発信した超音波センサ
が満水位置に設置されている超音波センサ5eかどうか
判断する。もしも5eならば液量が満水位置を越えてい
るので満水報知をする。
【0031】5eでなければ超音波センサを1つ上に設
置されたセンサに切り替えて、時間を計測を繰り返し液
体の有無を調べる。もし液体が無くて時間計測した超音
波センサが、給水位置にある5aならば給水報知を行な
う。ここで5aでなければ、1つ下に設置された超音波
センサでは液体があり、今のセンサの位置には液体がな
いため、液量は今のセンサと前のセンサの間と判断され
る。ここで液量に対応して容器側面に超音波センサが設
置されていれば液量が解り表示することができる。
【0032】
【発明の効果】以上の実施例から、本発明は、超音波は
液体中と空気中の速度が大きく異なることから、液量に
対応して容器側面に設置された超音波センサから発信し
た超音波が、反対方向の容器側面で反射して帰って来る
時間を計測して、その位置に液体があるかどうか正確に
判断できるため、使用者の不信をかうことなく正確に精
度よく液量を表示することができる。
【0033】また、本発明は給水位置から超音波を発信
し時間を計測することで、液体が給水位置を割っている
かどうか解り、もし割っていれば給水報知手段で使用者
に知らせることができ、空焼きなどの危険な状態を防止
することができるものである。
【0034】また、本発明は満水位置から超音波を発信
し時間を計測することで、液体が満水位置を越えている
かどうか解り、もし越えていれば満水報知手段で使用者
に知らせることができ、沸騰時に熱湯があふれ火傷する
といった危険な状態を防ぐことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の一実施例を示す電気湯沸かし器
の縦断面図 (b)本発明の一実施例を示す電気湯沸かし器の回路図
【図2】本発明の一実施例を示す超音波信号
【図3】動
作フローチャート
【図4】(a)従来の電気湯沸かし器の斜視図(b)(
a)のA部拡大図
【符号の説明】
1  本体 2  容器 4  加熱手段 5  超音波センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体を収容する容器と、容器内の液体を加
    熱する加熱手段と、前記加熱手段の通電制御を行う通電
    制御手段と、容器の側面に設置された複数の超音波セン
    サと、使用する超音波センサの選定を行なう超音波セン
    サ切り替え手段と、超音波センサ切り替え手段により選
    定された超音波センサに発信信号を送信する送信手段と
    、超音波センサからの信号を受信する受信手段と、送信
    手段が送信してから受信手段が受信するまでの時間を計
    測する時間計測手段と、選定された超音波センサの位置
    と前記時間計測手段が計測した時間より液量を演算する
    液量演算手段とを設けた電気湯沸かし器。
  2. 【請求項2】音または光で報知を行なう給水報知手段と
    、所定の位置に設置された超音波センサから発信された
    超音波の反射時間が所定の範囲以上の時、前記通電制御
    手段にオフ信号を出力するとともに、給水報知手段にオ
    ン信号を出力する制御手段を設けた請求項1記載の電気
    湯沸かし器。
  3. 【請求項3】音または光で報知を行なう満水報知手段と
    、別途定められた位置に設置される超音波センサから発
    信された超音波の反射時間が所定の範囲内の時、前記通
    電制御手段にオフ信号を出力するとともに、満水報知手
    段にオン信号を出力する制御手段を設けた請求項1記載
    の電気湯沸かし器。
JP11156291A 1991-05-16 1991-05-16 電気湯沸かし器 Pending JPH04338423A (ja)

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JPH04338423A true JPH04338423A (ja) 1992-11-25

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ID=14564532

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JP11156291A Pending JPH04338423A (ja) 1991-05-16 1991-05-16 電気湯沸かし器

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JP (1) JPH04338423A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102015101299A1 (de) * 2015-01-29 2016-08-04 Vorwerk & Co. Interholding Gmbh Elektrisches Küchengerät

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102015101299A1 (de) * 2015-01-29 2016-08-04 Vorwerk & Co. Interholding Gmbh Elektrisches Küchengerät

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