JPH04337868A - 診断画像表示システム - Google Patents
診断画像表示システムInfo
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- JPH04337868A JPH04337868A JP3110335A JP11033591A JPH04337868A JP H04337868 A JPH04337868 A JP H04337868A JP 3110335 A JP3110335 A JP 3110335A JP 11033591 A JP11033591 A JP 11033591A JP H04337868 A JPH04337868 A JP H04337868A
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- diagnostic image
- display device
- diagnostic
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims abstract description 20
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 12
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
- 238000012546 transfer Methods 0.000 claims description 5
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- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 15
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
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- 239000000284 extract Substances 0.000 description 5
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- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000011976 chest X-ray Methods 0.000 description 1
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- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医療情報システムにお
ける表示制御技術に係り、特に、医療機関で発生する様
々な診断画像を、任意の表示装置に対応して、効率良く
表示するのに好適な診断画像表示システムに関するもの
である。
ける表示制御技術に係り、特に、医療機関で発生する様
々な診断画像を、任意の表示装置に対応して、効率良く
表示するのに好適な診断画像表示システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】現在、病院や診療所などの医療現場で発
生する医療情報を電子化して運用し、医療事業に関連す
る処理の高効率化と高信頼化を図ることを目的とした医
療情報システムが構築されている。この医療情報システ
ムは、例えば、電子情報通信学会編「電子情報通信ハン
ドブック」(1988年、オーム社発行)の第2834
頁から第2835頁に記載のように様々に分類され、そ
して、医事会計や事務情報を取扱う医療事務システムで
用いる文字データだけではなく、医療画像情報システム
で用いる医用画像、波形データなどの各種データ、すな
わち、診断画像が取扱われている。このような医療情報
システムで用いる診断画像の取扱いに関する技術には、
例えば、特開平01−92827号公報に記載のように
、専用の診断装置を対象として、診断画像の内容につい
て記述した属性データを生成し、この属性データを診断
画像と対応させて記憶管理して利用するものが、従来よ
り提案されている。
生する医療情報を電子化して運用し、医療事業に関連す
る処理の高効率化と高信頼化を図ることを目的とした医
療情報システムが構築されている。この医療情報システ
ムは、例えば、電子情報通信学会編「電子情報通信ハン
ドブック」(1988年、オーム社発行)の第2834
頁から第2835頁に記載のように様々に分類され、そ
して、医事会計や事務情報を取扱う医療事務システムで
用いる文字データだけではなく、医療画像情報システム
で用いる医用画像、波形データなどの各種データ、すな
わち、診断画像が取扱われている。このような医療情報
システムで用いる診断画像の取扱いに関する技術には、
例えば、特開平01−92827号公報に記載のように
、専用の診断装置を対象として、診断画像の内容につい
て記述した属性データを生成し、この属性データを診断
画像と対応させて記憶管理して利用するものが、従来よ
り提案されている。
【0003】しかし、このような医療情報システムで取
扱う診断画像を、属性データを元に、異機種の表示装置
で、それぞれ適切に表現、表示できるようにしたものは
無く、従来は、表示された初期の画面、もしくは、属性
データを参照して、ユーザ自身による操作により、必要
な処理を施し、表示していた。これは、現在の医療現場
が、診断画像の電子化と、この診断画像の参照表示とが
、診断装置、もしくは、診断システムとして対で構築さ
れる為である。
扱う診断画像を、属性データを元に、異機種の表示装置
で、それぞれ適切に表現、表示できるようにしたものは
無く、従来は、表示された初期の画面、もしくは、属性
データを参照して、ユーザ自身による操作により、必要
な処理を施し、表示していた。これは、現在の医療現場
が、診断画像の電子化と、この診断画像の参照表示とが
、診断装置、もしくは、診断システムとして対で構築さ
れる為である。
【0004】診断画像を、診断装置もしくは診断システ
ムといった閉じた系で利用するのではなく、医療情報シ
ステムという広範囲での利用を考えた場合、各診断画像
の表示が、それぞれの診断画像の表示に最適な表示装置
で行われるわけではない。そのために、表示画面容量、
濃度分解能、カラーもしくは白黒といった点で、それぞ
れの診断画像を、適切に表現し切れない表示装置での表
示も要求される。このような場合、一般的な手続きで表
示を実行させた場合、情報の一部しか見えなかったり、
白黒画像がカラー画像化されたり、また、階調不足等に
より、適切な表示がなされない場合が発生する。このよ
うに、医療分野で発生する診断画像の表示には、診断の
ための詳細な表示以外にも、様々な利用目的で、様々な
表示装置を用いた参照表示が行われる。そのために、診
断画像を、それぞれの表示装置を用いる分野に適した利
用価値の高い表現で表示させて、診断画像の利用価値の
向上を図ることは、医療情報システムの性能の向上に大
きく寄与するものである。
ムといった閉じた系で利用するのではなく、医療情報シ
ステムという広範囲での利用を考えた場合、各診断画像
の表示が、それぞれの診断画像の表示に最適な表示装置
で行われるわけではない。そのために、表示画面容量、
濃度分解能、カラーもしくは白黒といった点で、それぞ
れの診断画像を、適切に表現し切れない表示装置での表
示も要求される。このような場合、一般的な手続きで表
示を実行させた場合、情報の一部しか見えなかったり、
白黒画像がカラー画像化されたり、また、階調不足等に
より、適切な表示がなされない場合が発生する。このよ
うに、医療分野で発生する診断画像の表示には、診断の
ための詳細な表示以外にも、様々な利用目的で、様々な
表示装置を用いた参照表示が行われる。そのために、診
断画像を、それぞれの表示装置を用いる分野に適した利
用価値の高い表現で表示させて、診断画像の利用価値の
向上を図ることは、医療情報システムの性能の向上に大
きく寄与するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の医療情報システムにおける表示技術では、
診断画像を、それぞれの表示装置を用いる分野に適した
利用価値の高い表現で表示できない点である。本発明の
目的は、表示装置の属性と診断画像の内容とを対応させ
て、これら従来技術の課題を解決し、診断画像を、それ
ぞれの表示装置を用いる分野に適した表現で表示させて
、医療情報システムにおける診断画像の利用価値の向上
を可能とする診断画像表示システムを提供することであ
る。
点は、従来の医療情報システムにおける表示技術では、
診断画像を、それぞれの表示装置を用いる分野に適した
利用価値の高い表現で表示できない点である。本発明の
目的は、表示装置の属性と診断画像の内容とを対応させ
て、これら従来技術の課題を解決し、診断画像を、それ
ぞれの表示装置を用いる分野に適した表現で表示させて
、医療情報システムにおける診断画像の利用価値の向上
を可能とする診断画像表示システムを提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明の診断画像表示システムは、(1)病院・医院
の医療現場で発生する医療情報を電子化して運用する医
療情報システムで、医療情報中の診断画像を、表示装置
の画面上に表示する診断画像表示システムにおいて、診
断画像の表示特性を、予め任意に設定された表示装置の
表示形式に対応した表示特性に変換する診断画像表示制
御部を設け、診断画像を、任意の表示装置で、予め任意
に設定された表示形式で表示することを特徴とする。 また、(2)上記(1)に記載の診断画像表示システム
において、診断画像表示制御部は、診断画像の表示特性
を、予め任意の目的に対応して設定された表示装置の初
期表示形式に対応した表示特性に変換することを特徴と
する。また、(3)上記(1)もしくは(2)のいずれ
かに記載の診断画像表示システムにおいて、診断画像表
示制御部に、任意の数の診断画像の表示特性と表示装置
の表示形式とをそれぞれ変換用の表示特性で対応付けて
登録する表示形式テーブルと、この表示形式テーブルに
登録したそれぞれの変換用の表示特性に対応した変換処
理手順を示す変換プログラムを格納する変換プログラム
格納部と、表示対象の診断画像に付与されたこの診断画
像の表示特性を示す基本属性を解読する属性解読部と、
この属性解読部による解読結果に基づき、表示対象を表
示する表示装置に対応した変換用の表示特性を、表示形
式テーブルから検出するテーブル検索部と、このテーブ
ル検索部で検出した変換用の表示特性に対応する変換プ
ログラムを、変換プログラム格納部から抽出するプログ
ラム抽出部と、このプログラム抽出部で抽出した変換プ
ログラムにより、表示対象の診断画像の表示特性を、こ
の診断画像を表示する表示装置の表示形式に対応した表
示特性に変換する診断画像変換部とを設け、診断画像を
、任意の表示装置で、予め任意に設定された表示形式で
表示することを特徴とする。また、(4)上記(1)か
ら(3)のいずれかに記載の診断画像表示システムにお
いて、診断画像表示制御部を医療情報システムの任意の
位置に設置し、診断画像の表示特性を、任意の位置で、
表示装置の表示形式に対応した表示特性に変換すること
を特徴とする。また、(5)上記(1)から(3)のい
ずれかに記載の診断画像表示システムにおいて、診断画
像表示制御部を表示装置内に設け、この表示装置の表示
出力動作時に、診断画像の表示特性を、この表示装置の
表示形式に対応した表示特性に変換することを特徴とす
る。また、(6)上記(1)から(3)のいずれかに記
載の診断画像表示システムにおいて、診断画像表示制御
部を表示装置の入力側に設け、この表示装置が診断画像
を受け取る前の段階で、診断画像の表示特性を、この表
示装置の表示形式に対応した表示特性に変換することを
特徴とする。また、(7)上記(1)から(3)のいず
れかに記載の診断画像表示システムにおいて、診断画像
表示制御部を医療情報システム内の診断画像を記憶した
記憶装置の出力側に設け、この記憶装置から出力される
診断画像の表示特性を、表示装置の表示形式に対応した
表示特性に変換してから、表示装置に転送することを特
徴とする。また、(8)上記(1)から(3)のいずれ
かに記載の診断画像表示システムにおいて、診断画像表
示制御部を、医療情報システム内の表示装置と診断画像
を記憶した記憶装置との間の伝送経路上に設け、診断画
像の記憶装置から表示装置への転送中に、記憶装置から
出力された診断画像の表示特性を、表示装置の表示形式
に対応した表示特性に変換することを特徴とする。
、本発明の診断画像表示システムは、(1)病院・医院
の医療現場で発生する医療情報を電子化して運用する医
療情報システムで、医療情報中の診断画像を、表示装置
の画面上に表示する診断画像表示システムにおいて、診
断画像の表示特性を、予め任意に設定された表示装置の
表示形式に対応した表示特性に変換する診断画像表示制
御部を設け、診断画像を、任意の表示装置で、予め任意
に設定された表示形式で表示することを特徴とする。 また、(2)上記(1)に記載の診断画像表示システム
において、診断画像表示制御部は、診断画像の表示特性
を、予め任意の目的に対応して設定された表示装置の初
期表示形式に対応した表示特性に変換することを特徴と
する。また、(3)上記(1)もしくは(2)のいずれ
かに記載の診断画像表示システムにおいて、診断画像表
示制御部に、任意の数の診断画像の表示特性と表示装置
の表示形式とをそれぞれ変換用の表示特性で対応付けて
登録する表示形式テーブルと、この表示形式テーブルに
登録したそれぞれの変換用の表示特性に対応した変換処
理手順を示す変換プログラムを格納する変換プログラム
格納部と、表示対象の診断画像に付与されたこの診断画
像の表示特性を示す基本属性を解読する属性解読部と、
この属性解読部による解読結果に基づき、表示対象を表
示する表示装置に対応した変換用の表示特性を、表示形
式テーブルから検出するテーブル検索部と、このテーブ
ル検索部で検出した変換用の表示特性に対応する変換プ
ログラムを、変換プログラム格納部から抽出するプログ
ラム抽出部と、このプログラム抽出部で抽出した変換プ
ログラムにより、表示対象の診断画像の表示特性を、こ
の診断画像を表示する表示装置の表示形式に対応した表
示特性に変換する診断画像変換部とを設け、診断画像を
、任意の表示装置で、予め任意に設定された表示形式で
表示することを特徴とする。また、(4)上記(1)か
ら(3)のいずれかに記載の診断画像表示システムにお
いて、診断画像表示制御部を医療情報システムの任意の
位置に設置し、診断画像の表示特性を、任意の位置で、
表示装置の表示形式に対応した表示特性に変換すること
を特徴とする。また、(5)上記(1)から(3)のい
ずれかに記載の診断画像表示システムにおいて、診断画
像表示制御部を表示装置内に設け、この表示装置の表示
出力動作時に、診断画像の表示特性を、この表示装置の
表示形式に対応した表示特性に変換することを特徴とす
る。また、(6)上記(1)から(3)のいずれかに記
載の診断画像表示システムにおいて、診断画像表示制御
部を表示装置の入力側に設け、この表示装置が診断画像
を受け取る前の段階で、診断画像の表示特性を、この表
示装置の表示形式に対応した表示特性に変換することを
特徴とする。また、(7)上記(1)から(3)のいず
れかに記載の診断画像表示システムにおいて、診断画像
表示制御部を医療情報システム内の診断画像を記憶した
記憶装置の出力側に設け、この記憶装置から出力される
診断画像の表示特性を、表示装置の表示形式に対応した
表示特性に変換してから、表示装置に転送することを特
徴とする。また、(8)上記(1)から(3)のいずれ
かに記載の診断画像表示システムにおいて、診断画像表
示制御部を、医療情報システム内の表示装置と診断画像
を記憶した記憶装置との間の伝送経路上に設け、診断画
像の記憶装置から表示装置への転送中に、記憶装置から
出力された診断画像の表示特性を、表示装置の表示形式
に対応した表示特性に変換することを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明において、診断画像表示制御装置は、診
断画像情報と共に送られて来る属性情報を検索キーとし
て、最適表示形式テーブルを検索し、この診断画像を表
示する表示装置に対応するデータ変換プログラムを抽出
する。そして、抽出したデータ変換プログラムを起動し
て、転送されてきた診断画像情報を、予め設定された初
期画面の表示形式に変換する。このようにすることによ
り、それぞれの診断画像専用の表示装置以外の表示装置
でも、適切な診断画像を表示することができ、医師など
の利用者は、診断画像を、その使用目的に最適な表示形
態で参照することができる。また、最適な初期表示画面
を設定しておくことにより、ユーザによる画像参照のた
めの初期操作が省略でき、操作性が向上する。尚、他の
異なる形式で表示する場合には、ユーザは、対応するデ
ータ変換プログラムを指定して起動する。さらに、この
診断画像表示制御装置を、医療情報システムの任意の位
置に設けることができ、それぞれの医療情報システムに
適したシステム構成が可能となる。例えば、記憶装置か
ら出力される診断画像の表示特性を、表示装置の表示形
式に対応した表示特性に変換してから表示装置に転送す
る構成とすることにより、この表示装置には表示出来な
い余分なデータの転送を省略することができ、データの
転送効率が向上する。
断画像情報と共に送られて来る属性情報を検索キーとし
て、最適表示形式テーブルを検索し、この診断画像を表
示する表示装置に対応するデータ変換プログラムを抽出
する。そして、抽出したデータ変換プログラムを起動し
て、転送されてきた診断画像情報を、予め設定された初
期画面の表示形式に変換する。このようにすることによ
り、それぞれの診断画像専用の表示装置以外の表示装置
でも、適切な診断画像を表示することができ、医師など
の利用者は、診断画像を、その使用目的に最適な表示形
態で参照することができる。また、最適な初期表示画面
を設定しておくことにより、ユーザによる画像参照のた
めの初期操作が省略でき、操作性が向上する。尚、他の
異なる形式で表示する場合には、ユーザは、対応するデ
ータ変換プログラムを指定して起動する。さらに、この
診断画像表示制御装置を、医療情報システムの任意の位
置に設けることができ、それぞれの医療情報システムに
適したシステム構成が可能となる。例えば、記憶装置か
ら出力される診断画像の表示特性を、表示装置の表示形
式に対応した表示特性に変換してから表示装置に転送す
る構成とすることにより、この表示装置には表示出来な
い余分なデータの転送を省略することができ、データの
転送効率が向上する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図1は、本発明を施した診断画像表示システ
ムの本発明に係わる構成の一実施例を示すブロック図で
ある。本実施例の診断画像表示システムは、本発明の診
断画像表示制御装置1を、高速ローカルエリアネットワ
ーク3(図中、LANと記載)を介して、放射線科ネッ
トワーク4、および、検査科ネットワーク5に接続し、
かつ、診療科ネットワーク2内において、医師用ワーク
ステーション(図中、WSと記載)6に直接接続して構
成されている。ここで、放射線科ネットワーク4は、X
線画像等の高精細画像を扱うX線用ワークステーション
7(図中、X線用WSと記載)や図示していないCTス
キャンを扱うCTスキャンワークステーションなどから
構成され、また、検査科ネットワーク5は、波形検査デ
ータを処理する波形検査用ワークステーション(図中、
波形検査用WSと記載)8や写真検査データを処理する
写真検査用ワークステーション(図中、写真検査用WS
と記載)9などから構成されている。これらのX線用ワ
ークステーション7、波形検査用ワークステーション8
と写真検査用ワークステーション9には、それぞれが取
扱う診断画像に対応した専用の表示装置が用意されてい
る。しかし、医師用ワークステーション6の表示装置で
あるディスプレイ10は、X線用ワークステーション7
や、波形検査用ワークステーション8、写真検査用ワー
クステーション9などの診断画像に対応するものではな
い。そのために、通常、医師は、医師用ワークステーシ
ョン6を用いて、X線用ワークステーション7や、波形
検査用ワークステーション8、写真検査用ワークステー
ション9などの診断画像を自在に参照することができな
い。本実施例では、医師用ワークステーション6に、本
発明である診断画像表示制御装置1を設けることにより
、医師用ワークステーション6で、X線用ワークステー
ション7や、波形検査用ワークステーション8、写真検
査用ワークステーション9などで取扱う診断画像を、デ
ィスプレイ10上に自在に表示することができる。以下
、診断画像表示制御装置1の構成とその動作を説明する
。
説明する。図1は、本発明を施した診断画像表示システ
ムの本発明に係わる構成の一実施例を示すブロック図で
ある。本実施例の診断画像表示システムは、本発明の診
断画像表示制御装置1を、高速ローカルエリアネットワ
ーク3(図中、LANと記載)を介して、放射線科ネッ
トワーク4、および、検査科ネットワーク5に接続し、
かつ、診療科ネットワーク2内において、医師用ワーク
ステーション(図中、WSと記載)6に直接接続して構
成されている。ここで、放射線科ネットワーク4は、X
線画像等の高精細画像を扱うX線用ワークステーション
7(図中、X線用WSと記載)や図示していないCTス
キャンを扱うCTスキャンワークステーションなどから
構成され、また、検査科ネットワーク5は、波形検査デ
ータを処理する波形検査用ワークステーション(図中、
波形検査用WSと記載)8や写真検査データを処理する
写真検査用ワークステーション(図中、写真検査用WS
と記載)9などから構成されている。これらのX線用ワ
ークステーション7、波形検査用ワークステーション8
と写真検査用ワークステーション9には、それぞれが取
扱う診断画像に対応した専用の表示装置が用意されてい
る。しかし、医師用ワークステーション6の表示装置で
あるディスプレイ10は、X線用ワークステーション7
や、波形検査用ワークステーション8、写真検査用ワー
クステーション9などの診断画像に対応するものではな
い。そのために、通常、医師は、医師用ワークステーシ
ョン6を用いて、X線用ワークステーション7や、波形
検査用ワークステーション8、写真検査用ワークステー
ション9などの診断画像を自在に参照することができな
い。本実施例では、医師用ワークステーション6に、本
発明である診断画像表示制御装置1を設けることにより
、医師用ワークステーション6で、X線用ワークステー
ション7や、波形検査用ワークステーション8、写真検
査用ワークステーション9などで取扱う診断画像を、デ
ィスプレイ10上に自在に表示することができる。以下
、診断画像表示制御装置1の構成とその動作を説明する
。
【0009】本実施例の診断画像表示制御装置1は、転
送されてきた診断画像情報に付与された表示形式に関す
る基本属性を解読する属性解読部11と、解読結果に基
づき、それぞれの基本属性に対応する医師用ワークステ
ーション6の表示形式を、登録した表示形式テーブル1
3から検出するテーブル検索部12と、転送されてきた
診断画像情報を、テーブル検索部12で検出した表示形
式に変換するデータ変換プログラムを、プログラム群格
納部15(図中、AP群と記載)から抽出するプログラ
ム抽出部14(図中、AP抽出部と記載)と、プログラ
ム抽出部14で抽出したデータ変換プログラムにより、
転送されてきた診断画像を、医師用ワークステーション
6のディスプレイ10の表示形式に変換する診断画像変
換部16により構成されている。本実施例においては、
表示形式テーブル13には、X線用ワークステーション
7の診断画像の基本属性が(1)、波形検査用ワークス
テーション8の診断画像の基本属性が(2)、写真検査
用ワークステーション9の診断画像の基本属性が(3)
に対応し、さらに、それぞれの基本属性(1)〜(3)
に対応して、初期画面である表示形式(a)、第一の変
更画面である表示形式(b)、第二の変更画面である表
示形式(c)が登録され、医師は、テーブル検索部12
へのキー入力により、表示形式を切替ることができる。 尚、キー入力がない場合には、テーブル検索部12は、
初期画面の表示用の表示形式(a)を検出する。また、
プログラム群格納部15には、表示形式テーブル13で
示されるプログラム識別子A〜Iに対応するデータ変換
プログラムが格納されている。
送されてきた診断画像情報に付与された表示形式に関す
る基本属性を解読する属性解読部11と、解読結果に基
づき、それぞれの基本属性に対応する医師用ワークステ
ーション6の表示形式を、登録した表示形式テーブル1
3から検出するテーブル検索部12と、転送されてきた
診断画像情報を、テーブル検索部12で検出した表示形
式に変換するデータ変換プログラムを、プログラム群格
納部15(図中、AP群と記載)から抽出するプログラ
ム抽出部14(図中、AP抽出部と記載)と、プログラ
ム抽出部14で抽出したデータ変換プログラムにより、
転送されてきた診断画像を、医師用ワークステーション
6のディスプレイ10の表示形式に変換する診断画像変
換部16により構成されている。本実施例においては、
表示形式テーブル13には、X線用ワークステーション
7の診断画像の基本属性が(1)、波形検査用ワークス
テーション8の診断画像の基本属性が(2)、写真検査
用ワークステーション9の診断画像の基本属性が(3)
に対応し、さらに、それぞれの基本属性(1)〜(3)
に対応して、初期画面である表示形式(a)、第一の変
更画面である表示形式(b)、第二の変更画面である表
示形式(c)が登録され、医師は、テーブル検索部12
へのキー入力により、表示形式を切替ることができる。 尚、キー入力がない場合には、テーブル検索部12は、
初期画面の表示用の表示形式(a)を検出する。また、
プログラム群格納部15には、表示形式テーブル13で
示されるプログラム識別子A〜Iに対応するデータ変換
プログラムが格納されている。
【0010】以下、動作説明を行なう。放射線科ネット
ワーク4、もしくは、検査科ネットワーク5からそれぞ
れ転送されてきた診断画像情報には、従来、それぞれの
診断画像の表示特性を示す基本属性が付与されており、
属性解読部11で、この基本属性の内容を解読する。そ
して、テーブル検索部12で、この解読結果を探索キー
として、表示形式テーブル13を探索し、医師が希望す
る表示画面形式を示す識別番号を検出する。そして、プ
ログラム抽出部14は、この識別番号に対応するデータ
変換プログラムを、プログラム群格納部15から選出し
て抽出する。例えば、転送されてきた診断画像が、波形
検査用ワークステーション8からのものであれば、基本
属性が(2)で、表示形式が(a)に対応する識別番号
Bに基づき、プログラム群格納部15内のデータ変換プ
ログラム(B)を抽出する。そして、診断画像変換部1
6で、抽出したデータ変換プログラム(B)に基づき、
転送されてきた診断画像を変換して、医師用ワークステ
ーション6に送出する。このようにして、専用の表示装
置でないディスプレイ10を有する医師用ワークステー
ション6でも、放射線科ネットワーク4、もしくは、検
査科ネットワーク5から転送されてきたそれぞれの診断
画像情報を表示することができる。この時、診断画像は
、予め設定されている初期画面用の表示形式で、ディス
プレイ10に表示されるため、医師は、余分な操作なし
で、最適な表示形式で画像を参照することができる。 尚、医師からのキー入力に基づき、テーブル検索部12
は、探索する表示形式の識別番号を変更する。その結果
、医師用ワークステーション6のディスプレイ10には
、初期設定とは異なる形式で、目的の診断画像が表示さ
れる。
ワーク4、もしくは、検査科ネットワーク5からそれぞ
れ転送されてきた診断画像情報には、従来、それぞれの
診断画像の表示特性を示す基本属性が付与されており、
属性解読部11で、この基本属性の内容を解読する。そ
して、テーブル検索部12で、この解読結果を探索キー
として、表示形式テーブル13を探索し、医師が希望す
る表示画面形式を示す識別番号を検出する。そして、プ
ログラム抽出部14は、この識別番号に対応するデータ
変換プログラムを、プログラム群格納部15から選出し
て抽出する。例えば、転送されてきた診断画像が、波形
検査用ワークステーション8からのものであれば、基本
属性が(2)で、表示形式が(a)に対応する識別番号
Bに基づき、プログラム群格納部15内のデータ変換プ
ログラム(B)を抽出する。そして、診断画像変換部1
6で、抽出したデータ変換プログラム(B)に基づき、
転送されてきた診断画像を変換して、医師用ワークステ
ーション6に送出する。このようにして、専用の表示装
置でないディスプレイ10を有する医師用ワークステー
ション6でも、放射線科ネットワーク4、もしくは、検
査科ネットワーク5から転送されてきたそれぞれの診断
画像情報を表示することができる。この時、診断画像は
、予め設定されている初期画面用の表示形式で、ディス
プレイ10に表示されるため、医師は、余分な操作なし
で、最適な表示形式で画像を参照することができる。 尚、医師からのキー入力に基づき、テーブル検索部12
は、探索する表示形式の識別番号を変更する。その結果
、医師用ワークステーション6のディスプレイ10には
、初期設定とは異なる形式で、目的の診断画像が表示さ
れる。
【0011】本実施例の診断画像表示制御装置1は、一
台の医師用ワークステーション6専用に設けたものであ
るが、複数のワークステーションおよびディスプレイの
それぞれに対応して、診断画像情報の変換を行なうこと
ができる。例えば、表示形式テーブル13に、医師用ワ
ークステーション6に関するテーブルだけではなく、図
示されていない他のワークステーションに関するテーブ
ルを設ける。そして、テーブル検索部12では、診断画
像情報の転送先のワークステーションを識別し、それぞ
れのワークステーションに対応したテーブルを選択し、
選択したテーブルから、該当するデータ変換プログラム
の識別番号を検出することにより、任意のワークステー
ションに対応することができる。また、本実施例の診断
画像表示システムでは、診断画像表示制御装置1を、医
師用ワークステーション6の直前に設けた構成としてい
るが、診断画像表示制御装置1を、医師用ワークステー
ション6内に設けても良い。さらに、診断画像表示制御
装置1を、医療情報システム上の任意の位置に設けるこ
とにより、それぞれの医療情報システムに最適な診断画
像表示システムを構築することができる。以下、医療情
報システムにおける診断画像表示システムの構築例を説
明する。
台の医師用ワークステーション6専用に設けたものであ
るが、複数のワークステーションおよびディスプレイの
それぞれに対応して、診断画像情報の変換を行なうこと
ができる。例えば、表示形式テーブル13に、医師用ワ
ークステーション6に関するテーブルだけではなく、図
示されていない他のワークステーションに関するテーブ
ルを設ける。そして、テーブル検索部12では、診断画
像情報の転送先のワークステーションを識別し、それぞ
れのワークステーションに対応したテーブルを選択し、
選択したテーブルから、該当するデータ変換プログラム
の識別番号を検出することにより、任意のワークステー
ションに対応することができる。また、本実施例の診断
画像表示システムでは、診断画像表示制御装置1を、医
師用ワークステーション6の直前に設けた構成としてい
るが、診断画像表示制御装置1を、医師用ワークステー
ション6内に設けても良い。さらに、診断画像表示制御
装置1を、医療情報システム上の任意の位置に設けるこ
とにより、それぞれの医療情報システムに最適な診断画
像表示システムを構築することができる。以下、医療情
報システムにおける診断画像表示システムの構築例を説
明する。
【0012】図2は、図1における診断画像表示制御装
置の医療情報システムでの設定位置の構成例を示すブロ
ック図である。本発明の診断画像表示システムを運用す
る医療情報システムの全体構成図であり、その構成は、
現在広く普及している会計業務などのための医事業務用
ネットワーク17と、図1で示した診療科ネットワーク
であり、医師が、患者と対面しながら入力した診断結果
などのファイル登録や転送を行なう診療科ネットワーク
2と、同じく、診療科ネットワーク18と、診断結果に
基づき行なった検査を電子化して取扱う検査科ネットワ
ーク5と、X線画像などの高精細画像を扱う放射線科ネ
ットワーク4と、病棟内の看護業務支援用ネットワーク
19とを、高精細画像などの大容量画像向けの高速ロー
カルエリアネットワーク3、および、コード情報向けの
ローカルエリアネットワーク20で接続してなる。そし
て、この医療情報システムでは、診療科ネットワーク2
の医師用ワークステーション6、29(図中、WSと記
載)などからの医師の指示(オーダー)を、ローカルエ
リアネットワーク20を介して、医事業務用ネットワー
ク17内の薬剤部や、検査科ネットワーク5内の検査部
などに対して伝達することにより、いわゆるオーダリン
グシステムを構築し、かつ、X線用ワークステーション
7(図中、X線用WSと記載)で取扱うX線画像情報や
、CTスキャン用ワークステーション26(図中、CT
スキャンWSと記載)で取扱うCTスキャン画像情報な
ど、放射線科ネットワーク4で一元管理している医療用
画像情報を、高速ローカルエリアネットワーク3を介し
て伝達することにより、いわゆる医療画像情報システム
を構築している。さらに、病棟内の看護業務支援用ネッ
トワーク19にも、ローカルエリアネットワーク3、2
0を介して、診療情報などを伝達することにより、例え
ば、ベッドサイド端末で患者の診療情報を参照すること
もでき、効率の良い看護システムを構築している。
置の医療情報システムでの設定位置の構成例を示すブロ
ック図である。本発明の診断画像表示システムを運用す
る医療情報システムの全体構成図であり、その構成は、
現在広く普及している会計業務などのための医事業務用
ネットワーク17と、図1で示した診療科ネットワーク
であり、医師が、患者と対面しながら入力した診断結果
などのファイル登録や転送を行なう診療科ネットワーク
2と、同じく、診療科ネットワーク18と、診断結果に
基づき行なった検査を電子化して取扱う検査科ネットワ
ーク5と、X線画像などの高精細画像を扱う放射線科ネ
ットワーク4と、病棟内の看護業務支援用ネットワーク
19とを、高精細画像などの大容量画像向けの高速ロー
カルエリアネットワーク3、および、コード情報向けの
ローカルエリアネットワーク20で接続してなる。そし
て、この医療情報システムでは、診療科ネットワーク2
の医師用ワークステーション6、29(図中、WSと記
載)などからの医師の指示(オーダー)を、ローカルエ
リアネットワーク20を介して、医事業務用ネットワー
ク17内の薬剤部や、検査科ネットワーク5内の検査部
などに対して伝達することにより、いわゆるオーダリン
グシステムを構築し、かつ、X線用ワークステーション
7(図中、X線用WSと記載)で取扱うX線画像情報や
、CTスキャン用ワークステーション26(図中、CT
スキャンWSと記載)で取扱うCTスキャン画像情報な
ど、放射線科ネットワーク4で一元管理している医療用
画像情報を、高速ローカルエリアネットワーク3を介し
て伝達することにより、いわゆる医療画像情報システム
を構築している。さらに、病棟内の看護業務支援用ネッ
トワーク19にも、ローカルエリアネットワーク3、2
0を介して、診療情報などを伝達することにより、例え
ば、ベッドサイド端末で患者の診療情報を参照すること
もでき、効率の良い看護システムを構築している。
【0013】このような構成の医療情報システム内で、
図1で示した本発明の診断画像表示制御装置21〜25
(図中、T1〜T5と記載)を、それぞれ任意の位置に
設置することにより、特に、医療画像情報システムにお
いて、効率の良い診断画像表示システムを構築すること
ができる。例えば、診断画像表示制御装置21を設置し
た場合は、図1で示したように、医師用ワークステーシ
ョン6専用に用いられ、放射線科ネットワーク4内のX
線用ワークステーション7のファイル装置28(図中、
Fと記載)の診断画像、および、CTスキャン用ワーク
ステーション26のファイル装置27(図中、Fと記載
)の診断画像、または、検査科ネットワーク5内の各検
査用ワークステーションで取扱う診断画像を、医師用ワ
ークステーション6のディスプレイに最適な表示形式に
変換する。また、診断画像表示制御装置22を設置した
場合は、診療科ネットワーク2内の全ての医師用ワーク
ステーションに対応して用いられ、その表示形式テーブ
ルおよびデータ変換プログラムは、それぞれの医師用ワ
ークステーションに対応して用意される。さらに、表示
形式テーブルおよびデータ変換プログラムを、医療情報
システムの全てのワークステーションに対応して用意す
ることにより、診断画像表示制御装置23として設置し
、医療情報システム内の全てのワークステーションに対
応した診断画像表示システムを構築することができる。 また、診断画像表示制御装置24を設置した場合は、放
射線科ネットワーク4で取扱う診断画像を、他のネット
ワークのワークステーションに対応して転送でき、また
、診断画像表示制御装置25を設置した場合は、特に、
ファイル装置28に格納したX線診断画像を、他のワー
クステーションに対応して転送できる。このように、診
断画像表示制御装置を任意の位置に設置することができ
、様々な医療情報システムに対応して、最適な診断画像
表示システムを構築することができる。
図1で示した本発明の診断画像表示制御装置21〜25
(図中、T1〜T5と記載)を、それぞれ任意の位置に
設置することにより、特に、医療画像情報システムにお
いて、効率の良い診断画像表示システムを構築すること
ができる。例えば、診断画像表示制御装置21を設置し
た場合は、図1で示したように、医師用ワークステーシ
ョン6専用に用いられ、放射線科ネットワーク4内のX
線用ワークステーション7のファイル装置28(図中、
Fと記載)の診断画像、および、CTスキャン用ワーク
ステーション26のファイル装置27(図中、Fと記載
)の診断画像、または、検査科ネットワーク5内の各検
査用ワークステーションで取扱う診断画像を、医師用ワ
ークステーション6のディスプレイに最適な表示形式に
変換する。また、診断画像表示制御装置22を設置した
場合は、診療科ネットワーク2内の全ての医師用ワーク
ステーションに対応して用いられ、その表示形式テーブ
ルおよびデータ変換プログラムは、それぞれの医師用ワ
ークステーションに対応して用意される。さらに、表示
形式テーブルおよびデータ変換プログラムを、医療情報
システムの全てのワークステーションに対応して用意す
ることにより、診断画像表示制御装置23として設置し
、医療情報システム内の全てのワークステーションに対
応した診断画像表示システムを構築することができる。 また、診断画像表示制御装置24を設置した場合は、放
射線科ネットワーク4で取扱う診断画像を、他のネット
ワークのワークステーションに対応して転送でき、また
、診断画像表示制御装置25を設置した場合は、特に、
ファイル装置28に格納したX線診断画像を、他のワー
クステーションに対応して転送できる。このように、診
断画像表示制御装置を任意の位置に設置することができ
、様々な医療情報システムに対応して、最適な診断画像
表示システムを構築することができる。
【0014】図3は、図1における診断画像表示制御装
置の本発明に係わる処理動作の一実施例を示すフローチ
ャートである。特に、図1において、診断画像表示制御
装置1を内部に設けた医師用ワークステーション6の動
作を示す。まず、診断画像の要求(ステップ301)に
対応して転送されてきた診断画像を受付けた後(ステッ
プ302)、診断画像に付加されている診断画像対応の
基本属性を解読する(ステップ303)。次に、解読し
た基本属性から、ワークステーションの表示形式仕様に
対応するデータ変換プログラムを、検出・抽出する(ス
テップ304)。そして、抽出したデータ変換プログラ
ムにより、表示形式仕様に従って、受信した診断画像情
報の制御パラメータおよびデータを更新して(ステップ
305)、表示する(ステップ306)。このようにし
て、医師は、専用の表示装置でないディスプレイを有す
る医師用ワークステーションを用いて、診断画像を参照
することができる。
置の本発明に係わる処理動作の一実施例を示すフローチ
ャートである。特に、図1において、診断画像表示制御
装置1を内部に設けた医師用ワークステーション6の動
作を示す。まず、診断画像の要求(ステップ301)に
対応して転送されてきた診断画像を受付けた後(ステッ
プ302)、診断画像に付加されている診断画像対応の
基本属性を解読する(ステップ303)。次に、解読し
た基本属性から、ワークステーションの表示形式仕様に
対応するデータ変換プログラムを、検出・抽出する(ス
テップ304)。そして、抽出したデータ変換プログラ
ムにより、表示形式仕様に従って、受信した診断画像情
報の制御パラメータおよびデータを更新して(ステップ
305)、表示する(ステップ306)。このようにし
て、医師は、専用の表示装置でないディスプレイを有す
る医師用ワークステーションを用いて、診断画像を参照
することができる。
【0015】図4は、図1における診断画像表示制御装
置の本発明に係わる処理動作の一実施例を示す説明図で
ある。図1の診断画像表示制御装置1は、図1における
X線用ワークステーション7で取扱う胸部X線写真など
の超高精細画像、すなわち、基本属性41で示される診
断画像の表示特性のパラメータを、変換用の表示特性4
4のパラメータに変えることにより、初期画面の表示形
式仕様47のように、医師などの利用者が、参照して意
味を持つ画像形態でワークステーションに表示する。す
なわち、12ビット階調の40002の白黒画像を、1
0002表示、カラー表示、RGB各8ビットの表示形
式仕様のワークステーションに表示する場合には、それ
ぞれのパラメータを、1/2圧縮、カラーパレット更新
、ウィンドレベル設定、および、中央10002表示に
変換する。同様に、消化管X線画像のように、基本属性
42(20002画像、白黒画像、12ビット階調)を
有する高精細画像に対しては、変換用の表示特性45で
示すパラメータ(1/2圧縮表示、カラーパレット更新
、ウィンドレベル設定更新、全面10002を表示)の
変換処理を施し、また、一般のテレビカメラなどによる
撮影画像のように、基本属性43(5122画像、カラ
ー画像、RGB各8ビット)を有する画像に対しては、
変換用の表示特性46のような変換処理(2倍拡大表示
、カラーパレット標準、ウィンドレベル設定標準、全面
10002を表示)を施して、表示形式仕様47で表示
する。この他にも、例えば、ハイビジョンカメラによる
撮影画像に対しては、アスペクト比を変換して表示する
などの変換用の表示特性を用意することにより、診断画
像を適切に表現して表示する。このようにすることによ
り、診断画像を、適切な初期表示画面で表示して、表示
後に行なっていた医師などのユーザによる表示操作が不
要となる。
置の本発明に係わる処理動作の一実施例を示す説明図で
ある。図1の診断画像表示制御装置1は、図1における
X線用ワークステーション7で取扱う胸部X線写真など
の超高精細画像、すなわち、基本属性41で示される診
断画像の表示特性のパラメータを、変換用の表示特性4
4のパラメータに変えることにより、初期画面の表示形
式仕様47のように、医師などの利用者が、参照して意
味を持つ画像形態でワークステーションに表示する。す
なわち、12ビット階調の40002の白黒画像を、1
0002表示、カラー表示、RGB各8ビットの表示形
式仕様のワークステーションに表示する場合には、それ
ぞれのパラメータを、1/2圧縮、カラーパレット更新
、ウィンドレベル設定、および、中央10002表示に
変換する。同様に、消化管X線画像のように、基本属性
42(20002画像、白黒画像、12ビット階調)を
有する高精細画像に対しては、変換用の表示特性45で
示すパラメータ(1/2圧縮表示、カラーパレット更新
、ウィンドレベル設定更新、全面10002を表示)の
変換処理を施し、また、一般のテレビカメラなどによる
撮影画像のように、基本属性43(5122画像、カラ
ー画像、RGB各8ビット)を有する画像に対しては、
変換用の表示特性46のような変換処理(2倍拡大表示
、カラーパレット標準、ウィンドレベル設定標準、全面
10002を表示)を施して、表示形式仕様47で表示
する。この他にも、例えば、ハイビジョンカメラによる
撮影画像に対しては、アスペクト比を変換して表示する
などの変換用の表示特性を用意することにより、診断画
像を適切に表現して表示する。このようにすることによ
り、診断画像を、適切な初期表示画面で表示して、表示
後に行なっていた医師などのユーザによる表示操作が不
要となる。
【0016】図5は、図1における医師用ワークステー
ションの外部構成の一実施例を示す実体図である。図1
における医師用ワークステーション6とディスプレイ1
0、および、高精細画像参照用ディスプレイ51の外観
を示し、医師用ワークステーション6は、様々なデータ
処理を行なうワークステーション本体52と、その処理
結果などを表示する表示装置としてのディスプレイ10
、そして、座標入力時のカーソル操作用のマウス53と
、略図や手書き文字の入力に用いられる手書タブレット
54、そして、文字コードなどのキー入力に用いられる
キーボード55などの入力装置からなる。また、診療内
容、利用場所、価格等の面から、ディスプレイ10を、
高精細画像参照用ディスプレイ51に取替えることも可
能である。医師は、これらの装置を机上に配置し、ディ
スプレイ10、もしくは、高精細画像参照用ディスプレ
イ51に表示された、図2の放射線科ネットワークや、
検査科ネットワークなどで取扱っている診断画像を、予
め設定した初期表示形式で、または、マウス53やキー
ボード55からのキー入力操作により、任意の表示形式
で見ることができる。この時、医師用ワークステーショ
ン6のディスプレイ10は、図2における放射線科ネッ
トワーク4や、検査科ネットワーク5などに配置された
専用画像表示装置と異なるが、本発明の診断画像表示シ
ステムにより、ディスプレイ10に最適な表示形式で、
それぞれの診断画像を表示することができる。以上、図
1から図5を用いて説明したように、本実施例の診断画
像表示システムによれば、利用者は、各診断画像に対応
した専用の表示装置以外でも、利用する表示装置に適切
な表示形式で、それぞれの診断画像を参照できる。また
、初期の表示形式を補正するユーザ操作が不要であり、
操作性の良いマンマシンインタフェースとなる。さらに
、表示形式の補正に係わる操作量が減ることにより、参
照業務の効率が向上する。
ションの外部構成の一実施例を示す実体図である。図1
における医師用ワークステーション6とディスプレイ1
0、および、高精細画像参照用ディスプレイ51の外観
を示し、医師用ワークステーション6は、様々なデータ
処理を行なうワークステーション本体52と、その処理
結果などを表示する表示装置としてのディスプレイ10
、そして、座標入力時のカーソル操作用のマウス53と
、略図や手書き文字の入力に用いられる手書タブレット
54、そして、文字コードなどのキー入力に用いられる
キーボード55などの入力装置からなる。また、診療内
容、利用場所、価格等の面から、ディスプレイ10を、
高精細画像参照用ディスプレイ51に取替えることも可
能である。医師は、これらの装置を机上に配置し、ディ
スプレイ10、もしくは、高精細画像参照用ディスプレ
イ51に表示された、図2の放射線科ネットワークや、
検査科ネットワークなどで取扱っている診断画像を、予
め設定した初期表示形式で、または、マウス53やキー
ボード55からのキー入力操作により、任意の表示形式
で見ることができる。この時、医師用ワークステーショ
ン6のディスプレイ10は、図2における放射線科ネッ
トワーク4や、検査科ネットワーク5などに配置された
専用画像表示装置と異なるが、本発明の診断画像表示シ
ステムにより、ディスプレイ10に最適な表示形式で、
それぞれの診断画像を表示することができる。以上、図
1から図5を用いて説明したように、本実施例の診断画
像表示システムによれば、利用者は、各診断画像に対応
した専用の表示装置以外でも、利用する表示装置に適切
な表示形式で、それぞれの診断画像を参照できる。また
、初期の表示形式を補正するユーザ操作が不要であり、
操作性の良いマンマシンインタフェースとなる。さらに
、表示形式の補正に係わる操作量が減ることにより、参
照業務の効率が向上する。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、医療機関で発生する様
々な診断画像を、任意の表示装置に対応して効率良く表
示することができ、ユーザによる画像参照のための表示
形式補正操作が不要となり、医療情報システムの性能を
向上させることが可能である。
々な診断画像を、任意の表示装置に対応して効率良く表
示することができ、ユーザによる画像参照のための表示
形式補正操作が不要となり、医療情報システムの性能を
向上させることが可能である。
【0018】
【図1】本発明を施した診断画像表示システムの本発明
に係わる構成の一実施例を示すブロック図である。
に係わる構成の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1における診断画像表示制御装置の医療情報
システムでの設定位置の構成例を示すブロック図である
。
システムでの設定位置の構成例を示すブロック図である
。
【図3】図1における診断画像表示制御装置の本発明に
係わる処理動作の一実施例を示すフローチャートである
。
係わる処理動作の一実施例を示すフローチャートである
。
【図4】図1における診断画像表示制御装置の本発明に
係わる処理動作の一実施例を示す説明図である。
係わる処理動作の一実施例を示す説明図である。
【図5】図1における医師用ワークステーションの外部
構成の一実施例を示す実体図である。
構成の一実施例を示す実体図である。
1 診断画像表示制御装置
2 診療科ネットワーク
3 高速ローカルエリアネットワーク4 放射線科
ネットワーク 5 検査科ネットワーク 6 医師用ワークステーション 7 X線用ワークステーション 8 波形検査用ワークステーション 9 写真検査用ワークステーション 10 ディスプレイ 11 属性解読部 12 テーブル検索部 13 表示形式テーブル 14 プログラム抽出部 15 プログラム群格納部 16 診断画像変換部 17 医事業務用ネットワーク 18 診療科ネットワーク 19 看護業務支援用ネットワーク 20 ローカルエリアネットワーク 21〜25 診断画像表示制御装置 26 CTスキャン用ワークステーション27〜28
ファイル装置 29 医師用ワークステーション 41〜43 基本属性 44〜46 変換用の表示特性 47 初期画面の表示形式仕様 51 高精細画像参照用ディスプレイ52 ワーク
ステーション本体 53 マウス 54 手書タブレット 55 キーボード
ネットワーク 5 検査科ネットワーク 6 医師用ワークステーション 7 X線用ワークステーション 8 波形検査用ワークステーション 9 写真検査用ワークステーション 10 ディスプレイ 11 属性解読部 12 テーブル検索部 13 表示形式テーブル 14 プログラム抽出部 15 プログラム群格納部 16 診断画像変換部 17 医事業務用ネットワーク 18 診療科ネットワーク 19 看護業務支援用ネットワーク 20 ローカルエリアネットワーク 21〜25 診断画像表示制御装置 26 CTスキャン用ワークステーション27〜28
ファイル装置 29 医師用ワークステーション 41〜43 基本属性 44〜46 変換用の表示特性 47 初期画面の表示形式仕様 51 高精細画像参照用ディスプレイ52 ワーク
ステーション本体 53 マウス 54 手書タブレット 55 キーボード
Claims (8)
- 【請求項1】 病院・医院の医療現場で発生する医療
情報を電子化して運用する医療情報システムで、上記医
療情報中の診断画像を、表示装置の画面上に表示する診
断画像表示システムにおいて、上記診断画像の表示特性
を、予め任意に設定された上記表示装置の表示形式に対
応した表示特性に変換する診断画像表示制御手段を設け
、上記診断画像を、任意の表示装置で、予め任意に設定
された表示形式で表示することを特徴とする診断画像表
示システム。 - 【請求項2】 請求項1に記載の診断画像表示システ
ムにおいて、上記診断画像表示制御手段は、上記診断画
像の表示特性を、予め任意の目的に対応して設定された
上記表示装置の初期表示形式に対応した表示特性に変換
することを特徴とする診断画像表示システム。 - 【請求項3】 請求項1もしくは請求項2のいずれか
に記載の診断画像表示システムにおいて、上記診断画像
表示制御手段に、任意の数の上記診断画像の表示特性と
上記表示装置の表示形式とをそれぞれ上記変換用の表示
特性で対応付けて登録する表示形式テーブルと、該表示
形式テーブルに登録したそれぞれの変換用の表示特性に
対応した変換処理手順を示す変換プログラムを格納する
変換プログラム格納手段と、上記表示対象の診断画像に
付与された該診断画像の表示特性を示す基本属性を解読
する属性解読手段と、該属性解読手段による解読結果に
基づき、上記表示対象を表示する表示装置に対応した変
換用の表示特性を、上記表示形式テーブルから検出する
テーブル検索手段と、該テーブル検索手段で検出した変
換用の表示特性に対応する上記変換プログラムを、上記
変換プログラム格納手段から抽出するプログラム抽出手
段と、該プログラム抽出手段で抽出した変換プログラム
により、上記表示対象の診断画像の表示特性を、該診断
画像を表示する表示装置の表示形式に対応した表示特性
に変換する診断画像変換手段とを設け、上記診断画像を
、任意の表示装置で、予め任意に設定された表示形式で
表示することを特徴とする診断画像表示システム。 - 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記
載の診断画像表示システムにおいて、上記診断画像表示
制御手段を上記医療情報システムの任意の位置に設け、
上記診断画像の表示特性を、任意の位置で、上記表示装
置の表示形式に対応した表示特性に変換することを特徴
とする診断画像表示システム。 - 【請求項5】 請求項1から請求項3のいずれかに記
載の診断画像表示システムにおいて、上記診断画像表示
制御手段を上記表示装置内に設け、該表示装置の表示出
力動作時に、上記診断画像の表示特性を、該表示装置の
表示形式に対応した表示特性に変換することを特徴とす
る診断画像表示システム。 - 【請求項6】 請求項1から請求項3のいずれかに記
載の診断画像表示システムにおいて、上記診断画像表示
制御手段を上記表示装置の入力側に設け、該表示装置が
上記診断画像を受け取る前の段階で、上記診断画像の表
示特性を、該表示装置の表示形式に対応した表示特性に
変換することを特徴とする診断画像表示システム。 - 【請求項7】 請求項1から請求項3のいずれかに記
載の診断画像表示システムにおいて、上記診断画像表示
制御手段を上記医療情報システム内の上記診断画像を記
憶した記憶装置の出力側に設け、該記憶装置から出力さ
れる診断画像の表示特性を、上記表示装置の表示形式に
対応した表示特性に変換してから、上記表示装置に転送
することを特徴とする診断画像表示システム。 - 【請求項8】 請求項1から請求項3のいずれかに記
載の診断画像表示システムにおいて、上記診断画像表示
制御手段を、上記医療情報システム内の上記表示装置と
上記診断画像を記憶した記憶装置との間の伝送経路上に
設け、上記診断画像の記憶装置から上記表示装置への転
送中に、上記記憶装置から出力された診断画像の表示特
性を、上記表示装置の表示形式に対応した表示特性に変
換することを特徴とする診断画像表示システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3110335A JPH04337868A (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | 診断画像表示システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3110335A JPH04337868A (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | 診断画像表示システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04337868A true JPH04337868A (ja) | 1992-11-25 |
Family
ID=14533144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3110335A Pending JPH04337868A (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | 診断画像表示システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04337868A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005073818A (ja) * | 2003-08-29 | 2005-03-24 | Hitachi Medical Corp | 医用画像表示装置、医用画像蓄積検索システム |
JP2015092318A (ja) * | 2013-11-08 | 2015-05-14 | 株式会社東芝 | 医用情報処理装置 |
US11311249B2 (en) | 2018-03-12 | 2022-04-26 | Ricoh Company, Ltd. | Information processing apparatus, information processing method, non-transitory computer-readable medium, and information processing system for displaying biological signal measurements |
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1991
- 1991-05-15 JP JP3110335A patent/JPH04337868A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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