JPH0433774A - リフロー炉内のフラックス成分除去方法 - Google Patents
リフロー炉内のフラックス成分除去方法Info
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- JPH0433774A JPH0433774A JP13717690A JP13717690A JPH0433774A JP H0433774 A JPH0433774 A JP H0433774A JP 13717690 A JP13717690 A JP 13717690A JP 13717690 A JP13717690 A JP 13717690A JP H0433774 A JPH0433774 A JP H0433774A
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- furnace
- flux
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Landscapes
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、クリームはんだが塗布されたプリント基板を
加熱してはんだ付けを行うリフロー炉、特に熱風を循環
させる熱風式のリフロー炉内で各部分に付着したフラッ
クス成分を除去する方法に間する。
加熱してはんだ付けを行うリフロー炉、特に熱風を循環
させる熱風式のリフロー炉内で各部分に付着したフラッ
クス成分を除去する方法に間する。
クリームはんだは、松脂、活性剤、チキソ剤等の固形成
分を溶剤で溶解させた液状フラックスと粉末はんだとを
混和したものであり、その使用方法はプリント基板に塗
布後、電子部品を載置してからリフロー類で加熱してプ
リント基板を電子部品とのはんだ付けを行う。
分を溶剤で溶解させた液状フラックスと粉末はんだとを
混和したものであり、その使用方法はプリント基板に塗
布後、電子部品を載置してからリフロー類で加熱してプ
リント基板を電子部品とのはんだ付けを行う。
このクリームはんだのはんだ付けに用いるリフロー炉と
しては、赤外線式と熱風式とがある。赤外線式リフロー
炉はトンネル内の上下部に赤外線ヒーターを設置したも
のであるが、加熱が赤外線だけであるため、電子部品が
多数塔載された高密度実装基板では、電子部品の隙間と
なるところに赤外線が侵入せず、不均一加熱となること
があった。一方、熱風式リフロー炉は赤外線の放射と熱
風の流動があるため、電子部品間にも熱風が侵入してプ
リント基板と電子部品を均一に加熱することが出来る。
しては、赤外線式と熱風式とがある。赤外線式リフロー
炉はトンネル内の上下部に赤外線ヒーターを設置したも
のであるが、加熱が赤外線だけであるため、電子部品が
多数塔載された高密度実装基板では、電子部品の隙間と
なるところに赤外線が侵入せず、不均一加熱となること
があった。一方、熱風式リフロー炉は赤外線の放射と熱
風の流動があるため、電子部品間にも熱風が侵入してプ
リント基板と電子部品を均一に加熱することが出来る。
従って今日では熱風式のリフロー類が多く用いられるよ
うになってきた。
うになってきた。
ところでクリームはんだを加熱すると、フラックス成分
である樹脂、活性剤、チキソ剤等が気化しフユームとな
る。赤外線式リフロー炉では該フュームをダクトから排
出してしまうためフユームが問題になることはない。し
かしながら熱風式リフロー炉では、熱風が炉内で循環す
るため、フユームの濃度が次第に濃くなり、それが炉壁
や送風機等に付着してしまう。そして長期間経過すると
フラックス成分が厚く堆積し、走行中のプリント基板上
に落下してプリント基板を汚したり、送風機の回転を悪
くしてしまうという問題を起こすことがあった。
である樹脂、活性剤、チキソ剤等が気化しフユームとな
る。赤外線式リフロー炉では該フュームをダクトから排
出してしまうためフユームが問題になることはない。し
かしながら熱風式リフロー炉では、熱風が炉内で循環す
るため、フユームの濃度が次第に濃くなり、それが炉壁
や送風機等に付着してしまう。そして長期間経過すると
フラックス成分が厚く堆積し、走行中のプリント基板上
に落下してプリント基板を汚したり、送風機の回転を悪
くしてしまうという問題を起こすことがあった。
この厚く堆積したフラックス成分(以下「フラックス堆
積物」という)の除去は、リフロー炉を停止し、内部を
開放してから松脂を溶解する溶剤で拭きとっていたもの
である。
積物」という)の除去は、リフロー炉を停止し、内部を
開放してから松脂を溶解する溶剤で拭きとっていたもの
である。
従来のフラックス堆積物の除去方法は、リフロー炉の操
業を停止し、炉内を開放して有機溶剤で拭きとるもので
あったため、炉内を人が作業てきる温度まて下げなけれ
ばならなかった。従って、生産を停止したり、炉内温度
が下がるまで待つという生産性の低下や時間の浪費とい
う問題があった。また、従来の堆積物の除去方法では、
毒性や不快臭のある有機溶剤を使うため作業者にとって
携わりたくない危険な作業となるものでもあった。
業を停止し、炉内を開放して有機溶剤で拭きとるもので
あったため、炉内を人が作業てきる温度まて下げなけれ
ばならなかった。従って、生産を停止したり、炉内温度
が下がるまで待つという生産性の低下や時間の浪費とい
う問題があった。また、従来の堆積物の除去方法では、
毒性や不快臭のある有機溶剤を使うため作業者にとって
携わりたくない危険な作業となるものでもあった。
本発明は、フラックス堆積物の除去がリフロー炉を長時
間停止させたり、有害な有機溶剤を用いずども簡単に行
えるという方法を提供することにある。
間停止させたり、有害な有機溶剤を用いずども簡単に行
えるという方法を提供することにある。
弓
本発明者爾、フラックス堆積物を高温に熱すると炭化し
たり昇華することに着目して本発明を完成させた。
たり昇華することに着目して本発明を完成させた。
本発明は、ヒータと送風機を備えた熱風式リフロー炉内
に付着したフラックス成分を除去する方法であって、ヒ
ータでの加熱を続けたまま送風機の回転を停止すること
により炉内温度を急激に上昇させて、炉内の各部分に付
着したフラックス成分を炭化させたり昇化させることを
特徴とするリフロー炉内のフラックス成分除去方法であ
る。
に付着したフラックス成分を除去する方法であって、ヒ
ータでの加熱を続けたまま送風機の回転を停止すること
により炉内温度を急激に上昇させて、炉内の各部分に付
着したフラックス成分を炭化させたり昇化させることを
特徴とするリフロー炉内のフラックス成分除去方法であ
る。
第1図は熱風式リフロー炉の正面断面図である。
熱風式リフロー炉はトンネル1が形成されており、トン
ネル内は予備加熱ゾーン2、本加熱ゾーン3、冷却ゾー
ン4となっている。トンネル内にはプリント基板を搬送
するコンベア5が図示しない動力によって矢印入方向へ
回動している。予備加熱ゾーンと本加熱ゾーンのコンベ
アの上下部には複数の赤外線ヒーター6・・・が設置さ
れており、トンネルの上方には熱風の循環通路を形成す
るフード7が設置されている。該フート内には熱風を下
方に吹き付ける送風機8が取り付けられている。
ネル内は予備加熱ゾーン2、本加熱ゾーン3、冷却ゾー
ン4となっている。トンネル内にはプリント基板を搬送
するコンベア5が図示しない動力によって矢印入方向へ
回動している。予備加熱ゾーンと本加熱ゾーンのコンベ
アの上下部には複数の赤外線ヒーター6・・・が設置さ
れており、トンネルの上方には熱風の循環通路を形成す
るフード7が設置されている。該フート内には熱風を下
方に吹き付ける送風機8が取り付けられている。
該送風機はリフロー炉外のモータ9で回動するようにな
っている。冷却ゾーンにも送風機が設置されているが、
該送風機はリフロー炉の外部から冷風を取り入れ、はん
だ付は後のプリント基板の冷却を行うものである。
っている。冷却ゾーンにも送風機が設置されているが、
該送風機はリフロー炉の外部から冷風を取り入れ、はん
だ付は後のプリント基板の冷却を行うものである。
上記構造のリフロー炉を8時間7日で約1年間、クリー
ムはんだのはんだ付けを行ったところ、送風機8の羽根
やダクト7等にフラックス堆積物がベトついた状態で付
着していた。
ムはんだのはんだ付けを行ったところ、送風機8の羽根
やダクト7等にフラックス堆積物がベトついた状態で付
着していた。
この様にフラックス堆積物がリフロー炉内に付着したリ
フロー炉をクリームはんだのはんだ付は状態、即ち赤外
線ヒータ6に通電し、送風機8を回動させて予備加熱ゾ
ーンが150℃、本加熱ゾーンが230℃となるように
しておく。その後、赤外線ヒーターへの電流を少し多く
し、送風機を停止したところ、予備加熱ゾーンは300
℃に、また本加熱ゾーンは400℃に温度が上昇した。
フロー炉をクリームはんだのはんだ付は状態、即ち赤外
線ヒータ6に通電し、送風機8を回動させて予備加熱ゾ
ーンが150℃、本加熱ゾーンが230℃となるように
しておく。その後、赤外線ヒーターへの電流を少し多く
し、送風機を停止したところ、予備加熱ゾーンは300
℃に、また本加熱ゾーンは400℃に温度が上昇した。
この状態を約10分間続けた後、赤外線ヒータの通電を
止めて、炉内が冷却された後に炉内のフラックス成分の
付着状態を観察したところ、フラックス成分は変色した
り乾いた状態となり付着量は、極端に少なくなっていた
。
止めて、炉内が冷却された後に炉内のフラックス成分の
付着状態を観察したところ、フラックス成分は変色した
り乾いた状態となり付着量は、極端に少なくなっていた
。
本発明によれば、リフロー炉内に付着したフラックス堆
積物の除去が送風機を止めてリフロー炉内の温度を上昇
させるだけで容易に除去できるため、従来のようにリフ
ロー炉の操業を長時間に渡って止めたり、有害な有機溶
剤を使わなくても済むという優れた効果を有している。
積物の除去が送風機を止めてリフロー炉内の温度を上昇
させるだけで容易に除去できるため、従来のようにリフ
ロー炉の操業を長時間に渡って止めたり、有害な有機溶
剤を使わなくても済むという優れた効果を有している。
第1図は熱風式リフロー炉の正面断面図である。
1・・・トンネル 2・・・予備加熱ゾーン 3・・・
本加熱ゾーン 4・・・冷却ゾーン 5・・・コンヘア
6・・・赤外線ヒータ 7・・・フード 8・・・送
風119・・・モータ
本加熱ゾーン 4・・・冷却ゾーン 5・・・コンヘア
6・・・赤外線ヒータ 7・・・フード 8・・・送
風119・・・モータ
Claims (1)
- ヒータと送風機を備えた熱風式リフロー炉内に付着した
フラックス成分を除去する方法であって、ヒータでの加
熱を続けたまま送風機の回転を停止することにより炉内
温度を急激に上昇させて、炉内の各部分に付着したフラ
ックス成分を炭化させたり昇華させることを特徴とする
リフロー炉内のフラックス成分除去方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13717690A JPH0433774A (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | リフロー炉内のフラックス成分除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13717690A JPH0433774A (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | リフロー炉内のフラックス成分除去方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0433774A true JPH0433774A (ja) | 1992-02-05 |
Family
ID=15192592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13717690A Pending JPH0433774A (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | リフロー炉内のフラックス成分除去方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0433774A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007109841A (ja) * | 2005-10-13 | 2007-04-26 | Yokota Technica:Kk | リフロー半田付け装置の洗浄方法及びリフロー半田付け装置 |
JP2013027931A (ja) * | 2012-10-01 | 2013-02-07 | Tamura Seisakusho Co Ltd | リフロー装置 |
-
1990
- 1990-05-29 JP JP13717690A patent/JPH0433774A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007109841A (ja) * | 2005-10-13 | 2007-04-26 | Yokota Technica:Kk | リフロー半田付け装置の洗浄方法及びリフロー半田付け装置 |
JP2013027931A (ja) * | 2012-10-01 | 2013-02-07 | Tamura Seisakusho Co Ltd | リフロー装置 |
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