JPH0433744B2 - - Google Patents
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- JPH0433744B2 JPH0433744B2 JP22201086A JP22201086A JPH0433744B2 JP H0433744 B2 JPH0433744 B2 JP H0433744B2 JP 22201086 A JP22201086 A JP 22201086A JP 22201086 A JP22201086 A JP 22201086A JP H0433744 B2 JPH0433744 B2 JP H0433744B2
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C4/00—Compositions for glass with special properties
- C03C4/08—Compositions for glass with special properties for glass selectively absorbing radiation of specified wave lengths
- C03C4/085—Compositions for glass with special properties for glass selectively absorbing radiation of specified wave lengths for ultraviolet absorbing glass
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- Glass Compositions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はCRT、螢光表示管、LCD、PDP、
LED、ELP等のデイスプレイにおけるコントラ
スト増強および近紫外線遮断のためのフイルター
ガラスに関するものである。
LED、ELP等のデイスプレイにおけるコントラ
スト増強および近紫外線遮断のためのフイルター
ガラスに関するものである。
従来、表示装置の単色画像の発光特性にフイル
ターの透過特性を適合させてコントラスト増強を
はかつた単色フイルターガラス、あるいはカラー
CRT等におけるような可視域の透過率を全体に
下げるいわゆる減光作用を利用して画面のチラツ
キおよび外来光の反射強度を低減させてコントラ
ストを上げる中性色フイルターガラスがあるが、
これらは三原色光、すなわち青色光、緑色光、赤
色光を選択的に透過する作用は無く、コントラス
ト増強効果は極めて不充分である。
ターの透過特性を適合させてコントラスト増強を
はかつた単色フイルターガラス、あるいはカラー
CRT等におけるような可視域の透過率を全体に
下げるいわゆる減光作用を利用して画面のチラツ
キおよび外来光の反射強度を低減させてコントラ
ストを上げる中性色フイルターガラスがあるが、
これらは三原色光、すなわち青色光、緑色光、赤
色光を選択的に透過する作用は無く、コントラス
ト増強効果は極めて不充分である。
しかるに表示装置画像の多色化に伴い1枚のフ
イルターで三原色光を選択的に透過するような機
能を有するものが必要となり、そうしたフイルタ
ーガラスが特開昭58−49641号公報(以下公知例
1という)、特開昭59−107941号公報(以下公知
例2という)や、眼鏡用ガラスではあるが類似の
機能を有するものとして特開昭53−85813号公報
(以下公知例3という)において提唱されている。
イルターで三原色光を選択的に透過するような機
能を有するものが必要となり、そうしたフイルタ
ーガラスが特開昭58−49641号公報(以下公知例
1という)、特開昭59−107941号公報(以下公知
例2という)や、眼鏡用ガラスではあるが類似の
機能を有するものとして特開昭53−85813号公報
(以下公知例3という)において提唱されている。
しかし公知例1の発明に開示されたガラスは、
5%以上40%もの多量のNd2O3を使用しているた
めガラスが失透し易く製造上問題を生じ易い上に
原料原価は非情に高くなり、加えて多量のNd2O3
により青色波長域の430nmと470nmにやや強い吸
収があるため、青色光の透過率が低いという欠点
を有する。
5%以上40%もの多量のNd2O3を使用しているた
めガラスが失透し易く製造上問題を生じ易い上に
原料原価は非情に高くなり、加えて多量のNd2O3
により青色波長域の430nmと470nmにやや強い吸
収があるため、青色光の透過率が低いという欠点
を有する。
また、青色光と緑色光の分離が不充分であり、
中性色を維持することは困難である。
中性色を維持することは困難である。
公知例2および3の発明に開示されたガラス
は、可視域の短波長光および近紫外光の透過率が
高く、CRT用螢光体の青色発光に対応した透過
ピークを有していない。また眼の疲労を保護する
効果が小さい。これらに開示されるFe2O3、Cr2
O3、TiO2等の着色成分によつて可視域の短波長
光を吸収させようとすると、吸収波長が可視域に
くい込むため、440〜450nmに透過ピークを形成
させることができない上に、青色光の透過を減じ
てしまう。さらに、画像の発光特性に応じてこれ
らのガラスの可視域の平均透過率を要求される15
〜70%の範囲で変化させようとすると、三原色光
の透過レベルが平均的にならず、ガラスを中性色
に保つことがきないために、色の再現性に問題を
生じる。すなわち、色調を精緻に再現しかつ眼に
過分の刺激を与えず、眼に疲労ひいては障害が生
ずるのを防ぐことが切望されている近年の情勢下
にあつてはこれら先行例は適切とはいえない。
は、可視域の短波長光および近紫外光の透過率が
高く、CRT用螢光体の青色発光に対応した透過
ピークを有していない。また眼の疲労を保護する
効果が小さい。これらに開示されるFe2O3、Cr2
O3、TiO2等の着色成分によつて可視域の短波長
光を吸収させようとすると、吸収波長が可視域に
くい込むため、440〜450nmに透過ピークを形成
させることができない上に、青色光の透過を減じ
てしまう。さらに、画像の発光特性に応じてこれ
らのガラスの可視域の平均透過率を要求される15
〜70%の範囲で変化させようとすると、三原色光
の透過レベルが平均的にならず、ガラスを中性色
に保つことがきないために、色の再現性に問題を
生じる。すなわち、色調を精緻に再現しかつ眼に
過分の刺激を与えず、眼に疲労ひいては障害が生
ずるのを防ぐことが切望されている近年の情勢下
にあつてはこれら先行例は適切とはいえない。
本発明の目的はカラー表示画像の色調再現性を
阻害せずにコントラストを上げるべく三原色光の
中間波長光を選択的に吸収し、三原色光だけを、
しかもそれらの光の透過レベルに殆ど差異がなく
平均的に透過するとともに、画像を長時間観察す
る人の眼の疲労と障害を防止すべく近紫外光以下
の光を遮断し、加えて画像の発光特性に応じてガ
ラスの可視域の平均透過率を変えた場合にも、三
原色光の透過レベルが平均的で中性色を呈するガ
ラスを提供することにある。さらに、製造容易で
実用上既述した機能を充分発揮するガラスを提供
するものである。
阻害せずにコントラストを上げるべく三原色光の
中間波長光を選択的に吸収し、三原色光だけを、
しかもそれらの光の透過レベルに殆ど差異がなく
平均的に透過するとともに、画像を長時間観察す
る人の眼の疲労と障害を防止すべく近紫外光以下
の光を遮断し、加えて画像の発光特性に応じてガ
ラスの可視域の平均透過率を変えた場合にも、三
原色光の透過レベルが平均的で中性色を呈するガ
ラスを提供することにある。さらに、製造容易で
実用上既述した機能を充分発揮するガラスを提供
するものである。
本発明のフイルターガラスは、珪酸塩ガラス成
分100wt%に対してNd2O30.4〜4wt%、Er2O30.4
〜4wt%、V2O50.4〜3wt%、CoO0.003〜0.06wt
%、MnO20.08〜1.2wt%の着色成分をガラス中に
含有させたことに特徴を有する。これらのガラス
は可視域の青色域(430〜470nm)と緑色域(540
〜560nm)および赤色域(610〜650nm)に高透
過率を有し、その中間の波長域と近紫外域に顕著
な吸収を有する。
分100wt%に対してNd2O30.4〜4wt%、Er2O30.4
〜4wt%、V2O50.4〜3wt%、CoO0.003〜0.06wt
%、MnO20.08〜1.2wt%の着色成分をガラス中に
含有させたことに特徴を有する。これらのガラス
は可視域の青色域(430〜470nm)と緑色域(540
〜560nm)および赤色域(610〜650nm)に高透
過率を有し、その中間の波長域と近紫外域に顕著
な吸収を有する。
デイスプレイ用のガラスとしては強度、重量、
透過性等を考慮してその厚みが約1〜8mmのもの
が用いられる。また、可視光平均透過率が70%を
超える場合は三原色光以外の中間域の光の透過が
目立ち、一方15%未満の場合は三原色光の透過ピ
ークが充分高くなく、したがつて15〜70%のもの
が望まれている。本発明において着色成分の含有
率を適宜調整することにより、上記ガラス厚み範
囲で上記可視光平均透過率範囲のものが得られ、
かつ中性色のものを得ることができる。
透過性等を考慮してその厚みが約1〜8mmのもの
が用いられる。また、可視光平均透過率が70%を
超える場合は三原色光以外の中間域の光の透過が
目立ち、一方15%未満の場合は三原色光の透過ピ
ークが充分高くなく、したがつて15〜70%のもの
が望まれている。本発明において着色成分の含有
率を適宜調整することにより、上記ガラス厚み範
囲で上記可視光平均透過率範囲のものが得られ、
かつ中性色のものを得ることができる。
本発明における珪酸塩ガラス成分は、SiO2を
主体としAl2O3、B2O3、Cao、MgO、SrO、
BaO、ZnO、PbO、Na2O、K2O、Li2O等の1
種ないし複数種、あるいは更に清澄剤としての
As2O3、Sb2O3等の1種以上を加えてなるもので
あり、一般的なソーダライム、ボロシリケート、
アルミノシリケート系などのガラスが有効に適用
される。
主体としAl2O3、B2O3、Cao、MgO、SrO、
BaO、ZnO、PbO、Na2O、K2O、Li2O等の1
種ないし複数種、あるいは更に清澄剤としての
As2O3、Sb2O3等の1種以上を加えてなるもので
あり、一般的なソーダライム、ボロシリケート、
アルミノシリケート系などのガラスが有効に適用
される。
本発明において、着色成分のNd2O3は波長580
〜590nmに鋭い吸収を有し、他の波長域の光はよ
く透過するため、可視光の緑色系の光と赤色系の
光を分離して透過させることができる。
〜590nmに鋭い吸収を有し、他の波長域の光はよ
く透過するため、可視光の緑色系の光と赤色系の
光を分離して透過させることができる。
Er2O3は、波長520nmに鋭い吸収を有し、他の
波長域の光はよく透過するため、青色系の光と緑
色系の光を分離して透過させることができる。
波長域の光はよく透過するため、青色系の光と緑
色系の光を分離して透過させることができる。
従つて、Nd2O3とEr2O3の両方の含有させたガ
ラスは、青色系の光と緑色系の光および赤色系の
光を選択的に透過する。Nd2O3とEr2O3の含有率
は珪酸塩ガラス成分(以下単に母ガラスという)
100wt%に対してそれぞれ0.4〜4wt%であり、一
方が多方に比べ余りに過多であつたり過少であつ
たりすることはなく均衝して用いられる。共に
0.4wt%未満では既述した効果が得られず、共に
4wt%を超えると可視光線の透過率が低くなり過
ぎ、本発明のガラスの用途に適さないし、殊にガ
ラスが失透し易くなる上に、ガラスの原料原価が
非常に高くなる。
ラスは、青色系の光と緑色系の光および赤色系の
光を選択的に透過する。Nd2O3とEr2O3の含有率
は珪酸塩ガラス成分(以下単に母ガラスという)
100wt%に対してそれぞれ0.4〜4wt%であり、一
方が多方に比べ余りに過多であつたり過少であつ
たりすることはなく均衝して用いられる。共に
0.4wt%未満では既述した効果が得られず、共に
4wt%を超えると可視光線の透過率が低くなり過
ぎ、本発明のガラスの用途に適さないし、殊にガ
ラスが失透し易くなる上に、ガラスの原料原価が
非常に高くなる。
V2O5は近紫外域に強い吸収を有し、眼に有害
な紫外線および近紫外線を完全に遮断する。さら
に、V2O5による420nm付近より短波長側の吸収
と前記Er2O3の520nmを中心とする吸収とが合成
され、440〜460nmに透過のピークを形成するう
えで極めて好適であり、青色光を高コントラスト
で透過することができる。
な紫外線および近紫外線を完全に遮断する。さら
に、V2O5による420nm付近より短波長側の吸収
と前記Er2O3の520nmを中心とする吸収とが合成
され、440〜460nmに透過のピークを形成するう
えで極めて好適であり、青色光を高コントラスト
で透過することができる。
すなわち、他の紫外線や近紫外線を吸収するも
の、たとえばFe2O3、Cr2O3、TiO2等においては
近紫外域より短波長側を有効に遮断すべく適当量
ガラス中に含有させた場合は青色域をも吸収し、
Er2O3との併存において青色域より長波長側に透
過ピークを有することになり、一方青色域での吸
収を抑制すべく過少に含有させた場合は近紫外域
より短波長側の遮断が不充分となるので適当では
ない。あるいはCeO2を含有させた場合はV2O5と
類似の吸収挙動を示すが高い含有量を必要とし、
一方そのために失透を生じ易い。又、Fe2O3、
CeO2やCr2O3はMnO2との併存によつて相互の価
電子の授受が行なわれ吸収強度を変化させ易く、
また該価電子の授受はガラス溶融雰囲気に著しく
影響され不安定である。さらにこれらFe2O3、
Cr2O3、TiO2等はMnO2の併存下では紫外線等の
影響でソーラリゼーシヨンを生じ易い。
の、たとえばFe2O3、Cr2O3、TiO2等においては
近紫外域より短波長側を有効に遮断すべく適当量
ガラス中に含有させた場合は青色域をも吸収し、
Er2O3との併存において青色域より長波長側に透
過ピークを有することになり、一方青色域での吸
収を抑制すべく過少に含有させた場合は近紫外域
より短波長側の遮断が不充分となるので適当では
ない。あるいはCeO2を含有させた場合はV2O5と
類似の吸収挙動を示すが高い含有量を必要とし、
一方そのために失透を生じ易い。又、Fe2O3、
CeO2やCr2O3はMnO2との併存によつて相互の価
電子の授受が行なわれ吸収強度を変化させ易く、
また該価電子の授受はガラス溶融雰囲気に著しく
影響され不安定である。さらにこれらFe2O3、
Cr2O3、TiO2等はMnO2の併存下では紫外線等の
影響でソーラリゼーシヨンを生じ易い。
V2O5の含有率は、母ガラス100wt%に対して、
0.4〜3wt%が適切である。0.4wt%未満では上記
効果が小さく、3wt%を超えると近紫外の吸収が
大巾に可視域にくい込むため、青色光の透過ピー
クが長波長側に偏位してしまう上に、青色光の透
過強度が小さくなり過ぎる。
0.4〜3wt%が適切である。0.4wt%未満では上記
効果が小さく、3wt%を超えると近紫外の吸収が
大巾に可視域にくい込むため、青色光の透過ピー
クが長波長側に偏位してしまう上に、青色光の透
過強度が小さくなり過ぎる。
CoOは530〜650nmに吸収を有し、青色光はよ
く透過するため、青色光の透過率レベルに対する
緑色光と赤色光の透過率レベルを調節する効果が
ある。CoOの含有率は、母ガラス100wt%に対し
て0.003〜0.06wt%の範囲が適切である。0.003wt
%未満では上記効果が得られず、0.06wt%を超え
ると赤色光の透過率が下がり過ぎるため、ガラス
を中性色に維持することができない。
く透過するため、青色光の透過率レベルに対する
緑色光と赤色光の透過率レベルを調節する効果が
ある。CoOの含有率は、母ガラス100wt%に対し
て0.003〜0.06wt%の範囲が適切である。0.003wt
%未満では上記効果が得られず、0.06wt%を超え
ると赤色光の透過率が下がり過ぎるため、ガラス
を中性色に維持することができない。
なお、CuOも約500nmより長波長側に吸収を有
し、CoO同様緑色ないし赤色光の透過レベルを調
整する作用を有するが、吸収ピークが約800nmに
存在するため、長波長側(赤色域)になるほど透
過率が低下し、CoOのように、緑色光と赤色光の
透過率レベルをほぼ均等に調整することができな
い。また、CuOはCoOとは異なり、溶融雰囲気の
影響により吸収強度を変化させ易く不安定であ
る。その上MnO2との併存下においては、MnO2
との価電子の授受があり、上記溶融雰囲気の影響
とあいまつて、透過率レベルの調整作用が困難で
あるため適当ではない。
し、CoO同様緑色ないし赤色光の透過レベルを調
整する作用を有するが、吸収ピークが約800nmに
存在するため、長波長側(赤色域)になるほど透
過率が低下し、CoOのように、緑色光と赤色光の
透過率レベルをほぼ均等に調整することができな
い。また、CuOはCoOとは異なり、溶融雰囲気の
影響により吸収強度を変化させ易く不安定であ
る。その上MnO2との併存下においては、MnO2
との価電子の授受があり、上記溶融雰囲気の影響
とあいまつて、透過率レベルの調整作用が困難で
あるため適当ではない。
MnO2は490nmを中心に巾の広い吸収を有し、
赤色光はよく透過するため、赤色光の透過率レベ
ルに対する青色光と緑色光の透過率レベルを調節
する効果がある。MnO2の含有率は、母ガラス
100wt%に対して0.08〜1.2wt%の範囲が適切であ
る。0.08wt%未満では上記の効果が得られず、
1.2wt%を超えると青色光の透過率が低くなり過
ぎるため、ガラスを中性色に維持することができ
ない。
赤色光はよく透過するため、赤色光の透過率レベ
ルに対する青色光と緑色光の透過率レベルを調節
する効果がある。MnO2の含有率は、母ガラス
100wt%に対して0.08〜1.2wt%の範囲が適切であ
る。0.08wt%未満では上記の効果が得られず、
1.2wt%を超えると青色光の透過率が低くなり過
ぎるため、ガラスを中性色に維持することができ
ない。
本発明においては、既述したように着色成分を
前記含有率範囲内で調節することによつて、三原
色光選択透過特性、中性色特性、および紫外、近
紫外線遮断特性を有し、ガラス厚み1〜8mmにお
いて平均透過率が15〜70%の範囲内の任意のガラ
スを製造することができる。
前記含有率範囲内で調節することによつて、三原
色光選択透過特性、中性色特性、および紫外、近
紫外線遮断特性を有し、ガラス厚み1〜8mmにお
いて平均透過率が15〜70%の範囲内の任意のガラ
スを製造することができる。
第1表に、珪酸塩ガラス成分と着色成分の含有
率を示す。さらに通例の加熱溶融手法により得ら
れたこれらガラスの青色光、緑色光、赤色光の最
大透過率および可視域の平均透過率を第1表の最
下欄に、実施例1,4,9のガラスの分光透過率
曲線を第1図に示す。
率を示す。さらに通例の加熱溶融手法により得ら
れたこれらガラスの青色光、緑色光、赤色光の最
大透過率および可視域の平均透過率を第1表の最
下欄に、実施例1,4,9のガラスの分光透過率
曲線を第1図に示す。
実施例1〜7の珪酸塩ガラス組成はソーダライ
ム組成、実施例8はボロシリケート組成、実施例
9はCRTのパネルガラス組成、実施例10はアル
ミノシリケート組成であり、比較例〔11〕〜
〔15〕はソーダライム組成において着色成分が本
発明の範囲から外れたものである。
ム組成、実施例8はボロシリケート組成、実施例
9はCRTのパネルガラス組成、実施例10はアル
ミノシリケート組成であり、比較例〔11〕〜
〔15〕はソーダライム組成において着色成分が本
発明の範囲から外れたものである。
第1図の透過率曲線にみられるように、本発明
のガラスは、可視域の透過率曲線が三原色の中間
波長域の吸収によつて三分割されており、青色光
と緑色光および赤色光についてはほぼ同じレベル
で高い透過率を有している。また、可視域の短波
長域の吸収によつて、450nm付近に透過のピーク
を有しており、近紫外、紫外線は完全に遮断され
ている。
のガラスは、可視域の透過率曲線が三原色の中間
波長域の吸収によつて三分割されており、青色光
と緑色光および赤色光についてはほぼ同じレベル
で高い透過率を有している。また、可視域の短波
長域の吸収によつて、450nm付近に透過のピーク
を有しており、近紫外、紫外線は完全に遮断され
ている。
表示装置の画像特性によつては、透過率パター
ンの微調節のために、本発明の着色成分に加え
て、補助的に微量のTiO2、CeO2、Cr2O3、CuO
等を添加することは何等本発明を逸脱するもので
はない。また、本発明のフイルターガラスに防眩
性等を付加するうえでガラス表面に無反射処理等
を施しても差支えない。
ンの微調節のために、本発明の着色成分に加え
て、補助的に微量のTiO2、CeO2、Cr2O3、CuO
等を添加することは何等本発明を逸脱するもので
はない。また、本発明のフイルターガラスに防眩
性等を付加するうえでガラス表面に無反射処理等
を施しても差支えない。
比較例〔11〕は各着色成分とも本発明の範囲よ
り過少のものであり、中間域における吸収、分離
が不充分であるため三原色光の透過ピークが形成
されない。
り過少のものであり、中間域における吸収、分離
が不充分であるため三原色光の透過ピークが形成
されない。
比較例〔12〕は各着色成分とも本発明の範囲よ
りも過量のものであり、可視域全体の透過率のみ
ならず三原色光の透過ピークも大巾に減少してい
る。
りも過量のものであり、可視域全体の透過率のみ
ならず三原色光の透過ピークも大巾に減少してい
る。
比較例〔13〕はEr2O3が過少であつて青色光と
緑色光の分離が不充分であり、一方比較例〔14〕
はNd2O3が過少であつて緑色光と赤色光の分離が
不充分である。
緑色光の分離が不充分であり、一方比較例〔14〕
はNd2O3が過少であつて緑色光と赤色光の分離が
不充分である。
比較例〔15〕はV2O5が過少であるため近紫外
から可視域にかけての吸収が不充分なもので、青
色域すなわち430〜470nmにピークが形成されな
い。また目を有効に保護しない。
から可視域にかけての吸収が不充分なもので、青
色域すなわち430〜470nmにピークが形成されな
い。また目を有効に保護しない。
以上、本発明は青、緑、赤の光を選択的、かつ
平均的に透過すると共に、紫外、近紫外線を完全
に遮断する特性を有し、可視域の平均透過率が15
〜70%の範囲のガラスが得られ、各種表示装置の
画像のコントラスト増強と色調の正確な再現、な
らびに観察者の眼の保護に極めて有効であり、表
示装置のフイルターガラスおよびパネルガラスに
好適であるという著効を奏するものである。
平均的に透過すると共に、紫外、近紫外線を完全
に遮断する特性を有し、可視域の平均透過率が15
〜70%の範囲のガラスが得られ、各種表示装置の
画像のコントラスト増強と色調の正確な再現、な
らびに観察者の眼の保護に極めて有効であり、表
示装置のフイルターガラスおよびパネルガラスに
好適であるという著効を奏するものである。
第1図は本発明にもとづく、実施例の一部の分
光透過率曲線である。
光透過率曲線である。
【表】
Claims (1)
- 1 珪酸塩ガラス成分100wt%に対してNd2O30.4
〜4wt%、Er2O30.4〜4wt%、V2O50.4〜3wt%、
CoO0.003〜0.06wt%、MnO20.08〜1.2wt%の各
着色成分を含有させたことを特徴とする表示装置
用フイルターガラス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22201086A JPS6379736A (ja) | 1986-09-22 | 1986-09-22 | 表示装置用フイルタ−ガラス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22201086A JPS6379736A (ja) | 1986-09-22 | 1986-09-22 | 表示装置用フイルタ−ガラス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6379736A JPS6379736A (ja) | 1988-04-09 |
| JPH0433744B2 true JPH0433744B2 (ja) | 1992-06-03 |
Family
ID=16775690
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22201086A Granted JPS6379736A (ja) | 1986-09-22 | 1986-09-22 | 表示装置用フイルタ−ガラス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6379736A (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02145454A (ja) * | 1988-11-28 | 1990-06-04 | Ishizuka Glass Co Ltd | 茶褐色ガラス組成 |
| JPH02157137A (ja) * | 1988-12-09 | 1990-06-15 | Ishizuka Glass Co Ltd | 茶褐色ガラスの製造方法 |
| JPH0345529A (ja) * | 1989-07-12 | 1991-02-27 | Ishizuka Glass Co Ltd | カラーフィーダー着色用アンバーガラスペレット |
| US5422755A (en) * | 1994-03-25 | 1995-06-06 | Corning Incorporated | Ultraviolet absorbing, fixed tint lenses |
| JP2006160546A (ja) * | 2004-12-06 | 2006-06-22 | Hitachi Ltd | 平面型表示装置 |
| EP3556735A1 (en) * | 2018-04-20 | 2019-10-23 | Barberini GmbH | Contrast enhancing glass for sunglass lenses |
| US11485675B2 (en) | 2018-04-20 | 2022-11-01 | Barberini Gmbh | Contrast enhancing glass for sunglass lenses |
-
1986
- 1986-09-22 JP JP22201086A patent/JPS6379736A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6379736A (ja) | 1988-04-09 |
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