JPH0433518Y2 - - Google Patents

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JPH0433518Y2
JPH0433518Y2 JP19389486U JP19389486U JPH0433518Y2 JP H0433518 Y2 JPH0433518 Y2 JP H0433518Y2 JP 19389486 U JP19389486 U JP 19389486U JP 19389486 U JP19389486 U JP 19389486U JP H0433518 Y2 JPH0433518 Y2 JP H0433518Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は、流体分岐装置に関し、該流体分岐装
置は、1本の流路を複数の流路に分岐するのに使
用される。たとえば、1本の流路から複数の溶接
装置等に、エアーまたは冷却水を分配するために
使用される。
(2) 従来の技術 従来、前記種類の流体分岐装置、たとえば冷却
水分岐装置は、第4図に示す構成を備えており、
アルミニユウム製のブロツク01は、前面01
a、後面01bおよび上面01cを有している。
前記ブロツク01には、その前面01aから後面
01bに向つて細長い流体供給用有底穴02およ
び流体排出用有底穴03が形成されている。前記
ブロツク01にはまたその上面01cから前記流
体供給用有底穴02および流体排出用有底穴03
にそれぞれ連通する複数の流体供給用連通路0
4,04…および流体排出用連通路05,05…
が形成されている。これらの流体供給用連通路0
4,04…および流体排出用連通路05,05…
には、ニツプル06,06…が結合されている。
そして前記流体供給用有底穴02に供給された冷
却水は、前記流体供給用連通路04,04…から
所定の溶接位置の冷却必要個所に供給されるよう
になつており、前記所定の個所に供給された冷却
水は、必要に応じて前記流体排出用連通路05,
05…を通つてブロツク01内の前記流体供給用
有底穴03内に還流され、そこから排出されるよ
うになつている。
前述のように構成されたブロツク01を冷却水
ではなくエアーの分配に使用する場合には、前記
エアーは溶接装置等の必要個所で消費されるた
め、エアーをブロツク01内に還流させる必要は
ない。したがつてこの場合には、前記ブロツク0
1の前記流体排出用有底穴03および流体排出用
連通路05,05…も、流体供給用有底穴および
流体供給用連通路として使用される。
(3) 考案が解決しようとする問題点 前記第4図に示した流体分岐装置は、分配すべ
き枝管すなわち分岐管の数が変わるごとに、その
分岐管の数に合わせて流体分岐装置を作り変えな
ければならないという問題点があつた。また、必
要に応じて多数の分岐管と接続できるように、多
数の流体供給用連通路04,04…および多数の
流体排出用連通路05,05…を形成しておい
て、使用しない流体供給用連通路04,04…お
よび流体排出用連通路05,05…を密閉してお
く方法も考えられるが、この場合は流体分岐装置
が必要以上に大きくなり、使い勝手が悪くなると
いう問題点があつた。
本考案は、前述の事情に鑑みてなされたもの
で、流体分岐装置を、必要以上に大きくすること
なく、しかも分岐すべき枝管の数に変動があつた
場合に容易に対応できるようにすることを目的と
する。
B 考案の構成 (1) 問題点を解決するための手段 前記目的を達成するために、本考案によれば、
略直方体状のブロツク体にその前面から後面まで
貫通する少なくとも1個の流体用貫通孔を形成す
るとともに前記ブロツク体の上下左右のいずれか
の側面から前記流体用貫通孔に連通する流体連通
路を形成した複数の流体分岐ブロツクを前後に重
ねて結合するとともに、前記複数の流体分岐ブロ
ツクの中の最後部の流体分岐ブロツクの後面に1
個の流体分岐後端ブロツクを結合し、該ブロツク
は略直方体状の後端ブロツク体にその前面から後
面に向つて形成された有底の流体用有底穴を、前
記流体用貫通孔と同数形成するとともに前記後端
ブロツク体の上下左右のいずれかの側面から前記
流体用有底穴に連通する流体用後端連通路を形成
し、前記流体用貫通孔と前記流体用有底穴とを連
通させたことを特徴とする。
(2) 作用 前記構成によれば、複数個の各流体分岐ブロツ
クの前記連通した流体供給用貫通孔から該ブロツ
クの数だけの流体供給用連通路が分岐し、また前
記連通した流体排出用貫通孔から前記ブロツクの
数だけの流体排出用連通路が分岐している。
また、前記重ねて結合された複数の流体分岐ブ
ロツクの中の最後部の流体分岐ブロツクの後端面
には、略直方体状の後端ブロツク体に、その前面
から後面に向つて形成された有底の流体供給用有
底穴と流体排出用有底穴を形成するとともに前記
後端ブロツク体の上下左右のいずれかの側面から
前記流体供給用有底穴および流体排出用有底穴に
それぞれ連通する流体供給用後端連通路および流
体排出用後端連通路を形成した1個の流体分岐後
端ブロツクが結合されている。したがつて、前記
各流体分岐ブロツクの連通した流体供給用貫通孔
と前記流体分岐後端ブロツクの流体供給用有底穴
とは連通される。そしてこの連通した流体供給用
貫通孔および流体供給用有底穴からは、複数の流
体供給用連通路および1個の流体供給用後端連通
路が分岐している。また前記各流体分岐ブロツク
の連通した流体排出用貫通孔と前記流体分岐後端
ブロツクの流体排出用有底穴とは連通される。そ
してこの連通した流体排出用貫通孔および流体排
出用有底穴からは、複数の流体排出用連通路およ
び1個の流体排出用後端連通路が分岐している。
よつて前記複数の流体分岐ブロツクの前端に配
置されたものの流体供給用貫通孔に供給された流
体は、各流体分岐ブロツクの流体供給用連通路お
よび流体供給用後端連通路に分岐して流れる。ま
た流体排出用後端連通路に還流された流体は、流
体排出用有底穴および流体排出用貫通孔を通つて
排出され、前記複数の流体排出用連通路に還流さ
れた流体は、流体排出用貫通孔を通つて排出され
る。
(3) 実施例 以下、図面により本考案の一実施例について説
明する。
第1図〜第3図において、略直方体状の流体分
岐ブロツクB1の主体部を構成するブロツク体1
には、その前面2から後面3を貫通する流体供給
用貫通孔4が形成されている。この流体供給用貫
通孔4の後端部に形成されたシール嵌合部には、
シール5が嵌着されている。また、前記ブロツク
体1の上側面から前記流体供給用貫通孔4に連通
する流体供給用連通路6が形成されている。また
前記ブロツク体1には、その前面2から後面3を
貫通する流体排出用貫通孔7が形成されている。
この流体排出用貫通孔7の後端部に形成されたシ
ール嵌合部には、シール8が嵌着されている。そ
して前記ブロツク体1の上側面から前記流体排出
用貫通孔7に連通する流体排出用連通路9が形成
されている。また前記ブロツク体1には、その流
体ブロツク体1の前面2から後面3を貫通する3
個の結合用貫通孔10が形成されている。
前述のように構成される流体分岐ブロツクB1
は、前後に5個重ねて配置され、その最後部にあ
る流体分岐ブロツクBの後面3には流体分岐後端
ブロツクB2が配置されている。この流体分岐後
端ブロツクB2の主体部を構成する後端ブロツク
体11には、その前面12から後面13に向つて
有底の流体供給用有底穴14が形成されている。
そして前記後端ブロツク体11の上側面から前記
流体供給用有底穴14に連通する流体供給用後端
連通路15が形成されている。また前記後端ブロ
ツク体11には、その前面12から後面13に向
つて流体排出用有底穴16が形成されている。そ
して前記後端ブロツク体11の上側面から前記流
体排出用有底穴16に連通する流体排出用後端連
通路17が形成されている。また前記後端ブロツ
ク体11には、その前面12から後面13を貫通
する3個の結合用貫通孔18が形成されている。
前記流体分岐後端ブロツクB2の前面12に重
ねて配置された5個の流体分岐ブロツクB1,B1
…と前記1個の流体分岐後端ブロツクB2とは、
前記結合用貫通孔10および結合用貫通孔18を
貫通するボルトおよびナツトから構成された結合
手段19によつて結合される。この状態では、前
記5個の流体分岐ブロツクB1,B1…の各流体供
給用貫通孔4と前記流体分岐後端ブロツクB2
流体供給有底穴14とは連通しており、また5個
の流体分岐ブロツクB1,B1…の流体排出用貫通
孔7と前記流体分岐後端ブロツクB2の流体排出
用有底穴16とは連通している。そしてこれらの
流体分岐ブロツクB1,B1…および流体分岐後端
ブロツクB2の下側面は取付用パネル20上に設
置され、少なくとも最前方の流体分岐ブロツク
B1および流体分岐後端ブロツクB2の下面はネジ
等の適当な固定手段によつて前記取付用パネル2
0に固定されている。前記取付用パネル20に
は、この取付用パネル20を適当な場所に取付け
るためのネジ穴21,21が形成されている。
次にこの実施例の作用を説明する。
前記5個の流体分岐ブロツクB1,B1…の中の
最前方の流体分岐ブロツクB1,B1に形成された
流体供給用貫通孔4および流体排出用貫通孔7の
それぞれの前端部にワンタツチニツプルを介して
流体供給ホース23および流体排出ホース24が
接続される。そして前記5個の流体分岐ブロツク
B1,B1…および前記流体分岐後端ブロツクB2
流体供給用連通路6および流体供給用後端連通路
15には、それぞれワンタツチニツプルを介して
流体供給用接続ホース25,25…の一端部が接
続される。この流体供給用接続ホース25,25
…の他端部は図示しない溶接装置等の必要個所す
なわち冷却を必要とする個所に接続されている。
また、前記5個の流体分岐ブロツクB1,B1…お
よび前記流体分岐後端ブロツクB2の流体排出用
連通路9および流体排出用後端連通路17には、
それぞれワンタツチニツプルを介して流体排出用
接続ホース26,26…の一端部が接続される。
この流体排出用接続ホース26,26…の他端部
は図示しない溶接機械等の必要個所すなわち冷却
を必要とする個所に接続されている。
したがつて、前記流体供給ホース23から冷却
水を供給すると、その冷却水は前記流体供給用貫
通孔4および流体供給用有底穴14に導入され
る。この冷却水は前記5個の流体供給用連通路6
および1個の流体供給用後端連通路15から分岐
して前記溶接装置の冷却個所に分配される。この
分配された冷却水は、前記流体排出用連通路9お
よび流体排出用後端連通路17を通つて前記流体
排出用貫通孔7または流体排出用有底穴16内に
還流される。この還流された冷却水は、前記流体
排出用ホース24から適当な場所に排出される。
以上本考案による実施例を詳説したが、本考案
は、前記実施例に限定されるものではなく、実用
新案登録請求の範囲に記載された考案を逸脱する
ことなく、種々の設計変更を行うことが可能であ
る。たとば、流体分岐ブロツクに形成する流体貫
通孔は2個形成するかわりに1個だけ形成した
り、3個以上形成することも可能であり、また、
結合される流体分岐ブロツクの数は任意の数とす
ることが可能である。さらに、冷却水の代わりに
エアー等の流体を分配する流体分配装置としても
使用可能であり、その流体がたとえば溶接部にお
いて消費され還流しないエアー等である場合には
前記流体排出用の貫通孔7、有底穴16、連通路
9および後端連通路17等は、流体供給用に使用
される。
C 考案の効果 前述の本考案流体分岐装置は、該装置を必要以
上に大きく形成することがなく、また流体を分配
すべき個所が増減した場合には、前記流体分岐ブ
ロツクB1の数を増減するだけで簡単容易に対応
することができ、該装置のコストダウンを図ると
ともに流体の分配作業能率を大幅に向上すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による流体分岐装置の斜視図、
第2図は、第1図−線に沿う縦断側面図、第
3図は第2図−線に沿う横断面図、第4図は
従来の流体分岐装置の斜視図である。 B1……流体分岐ブロツク、B2……流体分岐後
端ブロツク、1……ブロツク体、2……前面、3
……後面、4……流体供給用貫通孔、6……流体
供給用連通路、7……流体排出用貫通孔、9……
流体排出用連通路、11……後端ブロツク体、1
2……前面、13……後面、14……流体供給用
有底穴、15……流体供給用後端連通路、16…
…流体排出用有底穴、17……流体排出用後端連
通路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 略直方体状のブロツク体1にその前面2から
    後面3まで貫通する少なくとも1個の流体用貫
    通孔4,7を形成するとともに前記ブロツク体
    1の上下左右のいずれかの側面から前記流体用
    貫通孔4,7に連通する流体連通路6,9を形
    成した複数の流体分岐ブロツクB1,B1…を前
    後に重ねて結合するとともに、前記複数の流体
    分岐ブロツクB1,B1…の中の最後部の流体分
    岐ブロツクB1の後面に1個の流体分岐後端ブ
    ロツクB2を結合し、該ブロツクB2は略直方体
    状の後端ブロツク体11にその前面12から後
    面13に向つて形成された有底の流体用有底穴
    14,16を、前記流体用貫通孔4,7と同数
    形成するとともに前記後端ブロツク体111
    上下左右のいずれかの側面から前記流体用有底
    穴14,16に連通する流体用後端連通路1
    5,17を形成し、前記流体用貫通孔4,7と
    前記流体用有底穴14,16とを連通させたこ
    とを特徴とする、流体分岐装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の流体分
    岐装置において、前記流体用貫通孔4,7が流
    体供給用貫通孔4と流体排出用貫通孔7とから
    構成されるとともに前記流体連通路6,9が前
    記流体供給用貫通孔4および流体排出用貫通孔
    7にそれぞれ連通する流体供給用連通路6およ
    び流体排出用連通路9から構成され、 前記流体用有底穴14,16が流体供給用有
    底穴14と流体排出用有底穴16とから構成さ
    れるとともに前記流体用後端連通路15,17
    が前記流体供給用有底穴14および流体排出用
    有底穴16にそれぞれ連通する流体供給用後端
    連通路15および流体排出用後端連通路17か
    ら構成され、前記流体供給用貫通孔4と前記流
    体供給用有底穴14とを連通させるとともに前
    記流体排出用貫通孔7と前記流体排出用有底穴
    16とを連通させたことを特徴とする、流体分
    岐装置。
JP19389486U 1986-12-17 1986-12-17 Expired JPH0433518Y2 (ja)

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JP3987093B1 (ja) * 2006-07-10 2007-10-03 キリンビバレッジ株式会社 分配器
JP6975128B2 (ja) * 2018-12-27 2021-12-01 株式会社クボタ 作業車

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