JPH04333063A - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

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JPH04333063A
JPH04333063A JP3102552A JP10255291A JPH04333063A JP H04333063 A JPH04333063 A JP H04333063A JP 3102552 A JP3102552 A JP 3102552A JP 10255291 A JP10255291 A JP 10255291A JP H04333063 A JPH04333063 A JP H04333063A
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JP
Japan
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photoreceptor
storage section
recording material
developing
light irradiation
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Pending
Application number
JP3102552A
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English (en)
Inventor
Atsushi Kubota
篤 久保田
Yasuyoshi Hayakawa
保芳 早川
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH04333063A publication Critical patent/JPH04333063A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザプリンタ、LE
Dプリンタ等の電子写真装置に関する。特に、その小型
化、操作性の向上、コスト低減などの装置全体に係わる
改良に関する。さらに詳しくは、装置の設置面積を小さ
くして、設置に際しての自由度を向上させるとともに、
全体の大きさも小型化し、移動、持ち運びを容易化させ
て使いやすさを大きく向上させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像情報発光源としてレーザ、L
ED等の発光素子を利用し、感光体上に画像を形成する
方式を用いた電子写真方式のプリンタ(ページプリンタ
)が一般に使われるようになってきている。
【0003】図4に従来のプリンタを示すようなこれら
のプリンタについては、より便利な使用環境を得るため
、品質はもちろんのこと操作性、大きさ、コスト等の点
においてさまざまな工夫が施されてきている。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながらコン
ピュータの端末機器としてシステムのなかで利用されて
いる状況から見ると、その使用形態については未だ改善
すべき点が多い。特に小型のコンピュータやパーソナル
コンピュータに接続されて使用される場合には、利用者
の動作範囲内にコンピュータ本体のみならず、その周辺
装置も設置されることが望ましい。その観点から見たと
き最も改善する必要があるものとしてプリンタの設置面
積の大きさが挙げられる。
【0005】図4において、現像器102及びクリーナ
ー103は感光体ドラム101の左右に配置されている
ので装置の記録材搬送方向が長くなり結果的に装置の設
置面積が大きくなってしまう。またレーザー走査ユニッ
ト106が現像器102の横に配置されミラー107を
介して感光体101にレーザー照射されており、給紙カ
セットCや排紙トレイ108等も記録材搬送方向に延び
ているのでその設置面接は更に大きなものとなってしま
っている。
【0006】上述の説明からも明らかなように従来形式
を用いたプリンタはその設置に際し多くの面積を占有す
る。従って、コンピュータ利用者の通常動作範囲内に設
置することが出来ないことが多いばかりでなく、使用形
態の都合上、設置位置の変更が必要になった場合にも移
動動作そのものも行ないにくく、不便な点が多かった。
【0007】本発明は、このような従来プリンタの持つ
基本的問題点を改良するために発明されたものであり、
本発明によれば、利用者の望む位置にプリンタを設置す
ることが出来るようになると共に移動も簡単に行なうこ
とが可能となる。更にプリンタの操作性の向上を図るこ
とも可能になるだけでなく、装置のコストも低減される
ようになる。これらの点から、より便利な使用環境を現
実するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、感光体と、感光体に光情報を照射する光照射手段
と、感光体に形成された潜像を現像する現像手段と、記
録材を収納する収納部とを有する電子写真装置であって
、装置の底部に対して略上方向に上記感光体、現像手段
、光照射手段が重なるようにして縦方向に長く配設し、
上記収納部を像形成部に沿って本体装置内に配設したも
のである。
【0009】また、このような構成の本発明装置は、像
形成部の配置、記録材のための収納部蓋部材、もしくは
収納可能な脚部を伴うことがある。
【0010】
【実施例】以下、本発明を用いた実施例を示す。
【0011】図1において、帯電器である帯電ローラ1
によって一様に帯電された感光体である感光ドラム2は
、画像信号が入力された光照射手段であるレーザー走査
ユニット3によって露光され静電潜像を形成する。この
時感光ドラム2を照射するレーザー光の光路は一平面を
形成するよりまっすぐに感光ドラム2に導かれる。感光
ドラム2上に形成された潜像は現像器4によって現像さ
れトナー像となる。このトナー像は、記録材収納部であ
る給紙カセット5から給紙ローラ6によって給紙され記
録材搬送路7を通過してきた記録材Pに転写手段である
転写ローラ8によって転写される。記録材Pに転写され
たトナー像は図1のように可能な限り感光ドラム2側へ
、かつ搬送路を上方へ持ち上げた位置に配置された定着
器9によって記録材Pに定着され排紙トレイ10に排紙
される。転写後、感光ドラム2上に残った残留トナーは
クリーニング器により回収される。
【0012】ここで、図1断面図の横方向における装置
寸法については、感光ドラム2の上方側に現像器4及び
クリーナー11を横方向に広がりを抑えて、縦長に配置
、構成し、その上方側にレーザー走査ユニット3をレー
ザー光が直接感光ドラム2に導かれるよう配置している
。尚、レーザー走査ユニット3と感光ドラム2の間には
フィルター等が介在してもかまわない。このような(現
像器及びクリーナーの上に走査ユニットを置く)構成に
することで感光ドラム2周辺のトナーの飛散による走査
ユニット3の汚損も防止できる。
【0013】更に、給紙カセット5あるいは排紙トレイ
10を、感光ドラム2・現像器4(クリーナー)・走査
ユニット3の配置方向あるいはレーザー光の光軸と略平
行に配置することによってより一層横方向の寸法を縮小
できる。この時給紙カセット5及び排紙トレイ10を図
1のように装置内に配置することで縦方向の寸法も小さ
くできる。
【0014】このように装置の底面に対して略上方向(
垂直方向)に感光ドラム・現像器(クリーナー)・走査
ユニットを順に配置し、かつ給紙カセット(排紙トレイ
)を上記上方向に沿って装置内に配置したことによって
装置の設置面積(底部13)を極めて小さくできる。
【0015】この他、本実施例においては給紙カセット
5に平行に手差し給紙用トレイ14を設けている。トレ
イ14は支点15’を中心にして装置外側に破線で示さ
れるように開放可能になっている。その状態でトレイ上
に記録材を載置しローラ16まで差し込むことによって
手差し給紙を行なうことが出来る。
【0016】また感光ドラム2、現像器4、クリーナー
11、帯電ローラ1は一体的に形成されたプロセスカー
トリッジCである。本実施例において、プロセスカート
リッジCの着脱は以下の方法で行なう。
【0017】図2は本実施例の外観図を示す。図2には
手差しトレイ14が開放された状態が示されている。装
置上面に示されているボタン17は記録材収納部5とプ
ロセスカートリッジの装置本体へのロックを解除するボ
タンである。このボタン17を押すことによりこの2つ
の解除が行なわれ、記録材収納部は支点18を中心とし
て図1の右側方向へ回動開放でき、その状態でプロセス
カートリッジの着脱が行なわれる。
【0018】図2において19は操作部を示し、20は
装置移動用の把手部を示す。装置の対抗面側にも、同様
の把手部が形成されている。上述の説明から明らかなよ
うに、装置は縦長かつ非常にコンパクトに構成されてい
るため、この把手20を利用して、利用者の使用形態の
都合に応じて簡単に移動が可能である。
【0019】ところで、本発明の装置のような構成にす
ると装置の安定性に問題があるので比較的重量の重いユ
ニットである電源を含む電装部12駆動用モーターを含
む駆動系11を装置の下方、さらには、用紙搬送経路の
下部に配置することにより、装置設置面積の縮小化を実
現するとともに、装置の重心を低くすることができ、装
置の安定化を実現することが可能となる。
【0020】また、このようなパーソナルタイプのプリ
ンタは、間欠モードによるプリントが多く、連続モード
によるプリントと違い搬送部や転写部は冷えているため
、搬送部での露結による用紙の搬送不良や、ジャムや、
低温による転写不良などの恐れがあるが、電源を本発明
のように搬送部の下方部に配置することによって、電源
の発熱を利用して、搬送部、転写部を常に適正な温度に
保つことができる。
【0021】図3は本発明の第2の実施例を示す。本実
施例においても、前実施例と同様、設置面積を最小にす
るための課題解決手段が盛り込まれている。重複のため
、ここではその説明を省略する。前実施例と大きく異な
っているのは、記録材収納部21、排出紙収納部22が
光軸に対し弱冠傾いている点である。この実施例の方式
のメリットは設置面積を最小化したまま、記録材収納部
と排出紙収納部の容量を増やせることにある。
【0022】装置上方の占有空間は増加することになる
が、最も広がっているのは装置最上部であるため実用上
の弊害はほとんどない。
【0023】本実施例の場合、手差し給紙は通常給紙と
同じローラを使って行なう。すなわち、記録材収納部2
1には手差し給紙用のスロット23が設けられており、
このスロット23に記録材を挿入することにより手差し
給紙を行なうことが出来る。従って、前実施例のように
、この作業の際、装置横方向の空間を占有する必要はな
くなる。
【0024】ここで、プロセスカートリッジの着脱につ
いては、カートリッジの着脱機構と収納可能な脚部を有
する上記実施例の発展形を示す図5から図7に基づいて
説明する。
【0025】本実施例において、プロセスカートリッジ
Cの交換は以下の方法で行なう。図5の紙面に垂直な方
向で手前側に相当する装置側面にはプロセスカートリッ
ジCの交換を行うための扉Aが設けられており(図6、
図7)、この扉Aを開けることにより、転写ローラ8が
感光ドラム2から離れる。ついでカートリッジCはその
ガイドC1、C2が装置本体のガイド24、25に案内
され、紙面に垂直方向手前側の装置外側へ引き出される
。本体装置への装置は、これと逆の手順を踏んで行われ
、最終的には前述の装置本体の扉Aが閉められることに
より転写ローラ8が感光ドラム2に突き当てられ、作業
は完了する。
【0026】図6は収納可能な脚部を有する本実施例を
側面から観た図面、図7は本実施例の外観斜視図である
【0027】本実施例には装置を補助的に支える補助脚
26、27が設けられている。図6に2点鎖線で示され
るように補助脚26、27は装置内に収納できる。補助
脚を使用する場合には、それぞれの脚に設けられている
把み部26a、27aを把んで装置外へ引き出せば良い
。脚の上部にはガイド溝26bが設けられており、これ
らの溝には装置本体に固定された支えピン28が適合さ
れている。従って、図6の実線位置及び図7に示される
ような位置で、補助脚26、27は、その溝26b、2
7bを支えピン28、29に係合して装置を補助的に支
えられる。
【0028】一方、これらの補助脚26、27には、突
起部26c、27cが形成されている。図5の2点鎖線
に見られるように、上記排出紙トレイ10と同じ機能を
構成しているトレイ10aはその下方の一部10bを中
心として、装置の外側に開放回動できるようになってい
る。上記突起部26c、27cは、このトレイ10aの
回動空間内に位置するよう形成されているため、補助脚
26、27が装置内に収納される。また、トレイ10a
が開放回動される場合、補助脚26、27はトレイ10
aの回動と連動して、必ず装置外へ引き出され、装置本
体を補助的に支える。なおトレイ10aには専用のスト
ッパ(不図示)が設けられているので、図5、図6、図
7に示されるような位置で、トレイ10aは装置本体に
支持される。
【0029】なお、補助脚26、27は以上のように機
能するため、本実施例は以下のような利点を有する。
【0030】即ち、装置本体の設置状況により設置状態
そのものが不安定な場合には、補助脚26、27を単独
で装置から引き出し装置本体を支えることができる。
【0031】更に、排出部12の収納量を増すため、排
紙トレイ10aを解放する場合には、必ず補助脚26、
27も連動して装置外へ引き出され装置本体を支えられ
る。このため、排紙トレイ10a上へ、多くの記録材P
を排出・積載することが可能となる。特に、図5〜図7
の実施例に排紙トレイ10aの上部10cは図面に見ら
れるように、大きなサイズの記録材を積載できるように
矢印方向へ回動できる。このため、そのような記録材を
多数積載する場合でも、補助脚26、27により装置本
体を支えることができる。
【0032】図8は収納可能な脚部を示す別の実施例を
示す。
【0033】本実施例においても、前実施例と同様に、
設置面積を最小にするための課題解決手段が全て盛り込
まれている。
【0034】上記実施例と異なる点は排出紙収納部10
には可動解放部が無く、記録材の収納部が装置本体に対
し解放回動可能となっている。
【0035】本実施例の場合、転写材収納部10はその
下方の一部29を中心として図の2点鎖線で示される位
置へ解放できる。
【0036】図9は本実施例の外観斜視図である。図8
、図9に見られるように、記録材収納部の左右の側部に
は補助脚32、33がそれぞれの一端部30aを中心に
回動可能に取り付けられている。これら補助脚32、3
3は記録材収納部29が装置本体へ装着されているとき
には、その自重で装置本体のスロット34、35へ納ま
る。一方、記録材収納部29が装置本体から開放される
ときには、補助脚32、33は収納部29とともに装置
外側に現われる。図8に見られるように、収納部14側
の係止ピン30cに補助脚側の突き当て部30bが当た
る位置まで回動させることができ、その位置で記録材収
納部29を支えることができる。これにより、装置全体
もバランスを失うことなく、安定した姿勢をとれること
になり、装置取扱い者も装置を安定した状態で作業を行
なうことができるようになる。
【0037】この図8、2点鎖線で示される状態におけ
る取扱者の作業は、基本的に記録材の補給とプロセスカ
ートリッジCの交換である。転写材の補給時には、収納
部29の上部29aを把んで収納部を開放すれば、上記
安定状態で、記録材収納部29へ図9の右斜め上方から
記録材を補給できる。
【0038】以上の脚部に関連する実施例によれば、設
置状態が不安定となるような場所に置かざるをえない状
況においても、補助脚を利用して安定化することができ
る。また、プリンタに対する作業でプリンタの一部を解
放することが必要になった場合でも、その解放動作と連
動して補助脚を装置外側に移動させて装置本体を支える
ことが出来る。このため、設置の自由度をより高めるこ
とができるとともに装置に対する各作業の安定度を向上
させることも可能となる。
【0039】次に転写材収納部(供給側及び排出側)の
防塵もしくは防湿対策に有効な蓋部材の実例について述
べる。
【0040】上記図5の装置において、排出紙収納部1
0の上方に形成される開口を寒ぐための蓋部材である保
護部材10cが設けられている。この保護部材10cに
より装置内部への異物やほこりの侵入が防止される。
【0041】保護部材10cは、図の実線で示される位
置と2点鎖線で示される位置との間を、その一端側の軸
10dを中心にして回動可能になっている。保護部材1
0cは樹脂板等の軽い材料から構成されており、かつそ
の支点が下方に設けられているため、実線で示される状
態では軽く本体側の壁a10eに当たっている。従って
、排紙ローラ36により排出されてくる記録材は、この
保護部材10cに突き当たるにしても、これを押し退け
て収納部10内に排出される。
【0042】本実施例には設けられていないが、保護部
材10cが2点鎖線の位置から実線の位置へ復帰するよ
うな軽い力を作用させるばね等の部材を設けることによ
り、排出紙収納部10の上方開口部は転写紙の排出時以
外は常時ふさがれ、異物や埃などの装置内への侵入防止
効果を一層高めることが出来るようになる。
【0043】図10は図5の保護部材の変形例を断面図
により示すもので、排出紙収納部10の壁10aは固定
で良く、その上方に上記同様の開閉可能な保護部材10
cが設けてある。この部材10cは常時、ばねにより軸
10dを中心に時計方向に付勢されており、壁10eに
当節して閉じた状態をとっている。
【0044】次に記録材の供給側における保護部材につ
いて述べる。
【0045】図11においては、給紙用開口36の近く
には、保護部材37が設けられている。この保護部材3
7は、その一端の軸37aを中心にして回動可能になっ
ており、ばね37bにより半時計方向に回動力を受けて
いる。従って、記録材Pが無いときは、2点鎖線で示さ
れるように開口36を塞ぎ、異物やほこりが装置内に入
り込まないように働く。記録材Pが装置内に挿入される
と、これに押された時計方向に回動して、図に示される
ように軽く記録材に触れている。
【0046】図12は本発明の別の実施例を示す。
【0047】前実施例と異なっているのは、記録材収納
部が、図の2点鎖線で示されるようにその一端である1
8を支点として装置の外側に回動、開放可能になってい
る点である。このように構成することにより記録材Pの
収納部への装填をより簡単に行なえるようになる。
【0048】収納部の上面には、保護部材38が設けら
れており、その支点となる軸38aを中心に回動可能と
なっている。記録材が無いときには、その自重で2点鎖
線で示されるように装置上部の開口36を塞ぎ、異物や
ほこりが装置内に入らないようにしている。記録材があ
るときには、図の実線で示されるように記録材に軽く触
れている。収納部が開放されているときには、図に示さ
れるように保護部材の一端が収納部の上面にあたり、こ
の状態に位置するようになっており、記録材の収納部へ
の装填のしやすさを補助するようになっている。
【0049】本実施例のように保護部材38を開放され
る側(収納部)へ設けたのは、使用者の操作性向上のた
めである。すなわち、記録材38が装置本体側の上面に
設けられた場合には、収納部への記録材の装填が終わり
収納部を閉めるとき、保護部材を装置上面の開口部から
逃がす等の作業を行なわないと、保護部材が記録材に当
たり、収納部を閉める作業に障害が出るためである。
【0050】一方、本実施例のように保護部材38を開
放部側に設け、かつ自重で回動力を得るようにしながら
適切な位置に回動ストッパを設けておけば、使用者の作
業を妨げるようなことは一切無い。
【0051】本実施例において、プロセスカートリッジ
Cの着脱は以下の方法で行なう。
【0052】図13は図12の斜視図である。
【0053】図14はもう一つの実施例である。
【0054】本実施例は前記図12の実施例の記録材収
納部上の保護部材39を記録材の装置本体からの飛び出
し部全体を覆うようにしたものである。このように構成
することにより、装置内への異物やほこりの侵入防止効
果をより一層向上させることが出来る。また、記録材へ
の汚れや、吸湿あるいは乾燥といった環境からの記録材
への影響も軽減でき、結果として高い印字品質を保つこ
とが出来る。
【0055】以上説明してきたように、上記図11から
図14の実施例によれば記録材の搬送方向に沿ったの装
置寸法及びこれに垂直な記録材の幅方向に沿った装置寸
法を最小にすることが出来、結果として装置の設置に必
要な面積を最小限にすることが可能となる。また、装置
上面の給紙部側開口を妨げるような保護部材を設けたた
め、異物やほこりなどの装置内への侵入防止や転写紙の
保護も行なえ、より安定した装置性能と高い印字品質を
得ることが出来るようになる。
【0056】そして、装置の大きさがコンパクトである
こととあいまって、記録材の入出力部が接近している構
成からプリンタ自身、非常に操作性の良いものにするこ
とが出来る。さらに記録材の装置内搬送経路を最小限に
し、各構成要素を適切な位置に配設出来るためコストも
最小限にして、異物、ほこり、環境変動等の外的要因の
影響を受けにくい高い安定性を有する利用者にとって益
の大きいプリンタを提供することが可能となる。
【0057】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば記録材の搬送方向に沿ったの装置寸法及びこれに垂直
な記録材の幅方向に沿った装置寸法を最小にすることが
出来、結果として装置の設置に必要な面積を最小限にす
ることが可能となる。また全体の大きさについても非常
にコンパクトにすることが出来る。また走査ユニットが
トナーによって汚れにくいので常に良好な画像を得られ
る。
【0058】このため、コンピュータ利用者はその使用
形態に応じて、最も都合の良い位置にプリンタを設置す
ることが出来、より便利な使用環境と、より高い作業効
率を得ることが出来る。また使用形態に変更が生じた場
合にも、そこで最適な位置に簡単にプリンタを移動する
ことが出来る。
【0059】また装置の大きさがコンパクトであること
とあいまって、記録材の入出力部が接近している構成か
らプリンタ自身、非常に操作性の良いものにすることが
出来る。さらに記録材の装置内搬送経路を最小限にし、
各構成要素を適切な位置に配設出来るためコストも最小
限にして、利用者にとって益の大きいプリンタを提供す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図。
【図2】図1の装置の斜視図。
【図3】本発明の他の実施例を示す断面図。
【図4】従来装置の断面図。
【図5】補助用の脚部を有する本発明の装置の実施例を
示す断面図。
【図6】図5の装置の側面図。
【図7】図5の装置の斜視図。
【図8】補助用の脚部を有する本発明の他の実施例を示
す断面図。
【図9】図8の装置の斜視図。
【図10】記録材収納部の保護部材を示す装置の部分断
面図。
【図11】補護部材を有する装置の他の実施例を示す断
面図。
【図12】同保護部材を示す実施例の他の実施例を示す
断面図。
【図13】図12の装置の斜視図。
【図14】同保護部材を示す他の実施例を示す断面図。
【符号の説明】
2  電子写真感光体ドラム 3  光学系 4  現像器 5  記録材用のカセット 9  定着器 10  排出された記録材用の収納部 10c  保護部材 11  クリーニング器 12  電装部 26  補助用の脚部 27  補助用の脚部 32  補助用の脚部 33  補助用の脚部 37  保護部材 38  保護部材

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  感光体と、感光体に光情報を照射する
    光照射手段と、感光体に形成された潜像を現像する現像
    手段と、記録材を収納する収納部と、を有する電子写真
    装置において、上記装置は上記装置の底面に対して略上
    方向に上記感光体、上記現像手段、上記光照射手段を順
    に配置し、かつ上記収納部を上記上方向に沿って上記装
    置内に配置したことを特徴とする電子写真装置。
  2. 【請求項2】  上記上方向は上記装置の底面に対して
    略垂直方向である請求項1の電子写真装置。
  3. 【請求項3】  上記光照射手段はレーザー走査ユニッ
    トである、請求項1の電子写真装置。
  4. 【請求項4】  上記感光体を照射する上記レーザー走
    査ユニットから出射されるレーザー光の光路は一平面を
    形成する請求項3記載の電子写真装置。
  5. 【請求項5】  上記感光体上の残留トナーをクリーニ
    ングするクリーニング手段は上記光照射手段と上記感光
    体の間に位置する請求項1の電子写真装置。
  6. 【請求項6】  上記感光体と上記現像手段は一体的に
    形成されて上記装置に対して着脱自在に構成されるプロ
    セスカートリッジである請求項1の電子写真装置。
  7. 【請求項7】  上記プロセスカートリッジは上記感光
    体上の残留トナーをクリーニングするクリーニング手段
    を有する請求項6の電子写真装置。
  8. 【請求項8】  感光体と、感光体に光情報を照射する
    光照射手段と、感光体に形成された潜像を現像する現像
    手段と、記録材を収納する収納部とを有する電子写真装
    置において、装置の底部に対して略上方向に上記感光体
    、現像手段、光照射手段が重なるようにして縦方向に長
    く配設し、上記収納部を像形成部に沿って本体装置内に
    配設し、この収納部の記録材を装填するための開口部に
    、開閉可能な蓋部材を設けたことを特徴とする電子写真
    装置。
  9. 【請求項9】  請求項8の収納部は、感光体の現像像
    を転写する前の記録材を収納する収納部であることを特
    徴とする請求項8の電子写真装置。
  10. 【請求項10】  請求項8の収納部は、感光体の現像
    像を転写した後の記録材を収納する収納部であることを
    特徴とする請求項8の電子写真装置。
  11. 【請求項11】  感光体と、感光体に光情報を照射す
    る光照射手段と、感光体に形成された潜像を現像する現
    像手段と、記録材を収納する収納部とを有する電子写真
    装置において、装置の底部に対して略上方向に上記感光
    体、現像手段、光照射手段が重なるように縦方向に長く
    配設し、上記収納部を像形成部に添って本体装置内に設
    け、この本体装置に収納可能な脚部を取りつけたことを
    特徴とする電子写真装置。
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