JPH04332121A - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

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Publication number
JPH04332121A
JPH04332121A JP10108291A JP10108291A JPH04332121A JP H04332121 A JPH04332121 A JP H04332121A JP 10108291 A JP10108291 A JP 10108291A JP 10108291 A JP10108291 A JP 10108291A JP H04332121 A JPH04332121 A JP H04332121A
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JP
Japan
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substrate
light
glass window
semiconductor manufacturing
manufacturing apparatus
Prior art date
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Application number
JP10108291A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Oda
昌雄 織田
Yoshiyuki Goto
令幸 後藤
Toyomi Oshige
大重 豊実
Tatsuya Iwasa
岩佐 辰弥
Yoshimi Kinoshita
儀美 木之下
Katsuhisa Kitano
勝久 北野
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光エネルギーにより
基板を加熱し、反応ガスを分解することにより基板上に
薄膜を形成する半導体製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は例えば特開昭61ー279120
号公報に記載された従来の半導体製造装置を示す断面図
であり、図において1は反応容器、2は基板、3は反応
容器1の下部に回転可能に配設され、基板2を載置する
サセプタ、4はサセプタ3と対向する反応容器1上部に
設けられた光透過ガラス窓、5は光透過ガラス窓4のカ
バー板、6は光透過ガラス窓4の外側に設けられたラン
プハウジング7に、サセプタ3と対向して取り付けられ
た光照射手段としての赤外線ランプ、8は反応容器1内
に反応ガス、例えばシランガスを含む混合ガスを供給す
る反応ガス供給口、9は反応容器1内に反応ガスを含ま
ないキャリアガスを供給するキャリアガス供給口、10
は反応容器1に設けられたガス排出口である。
【0003】つぎに、図9に示した従来の半導体製造装
置の動作について説明する。まづ、サセプタ3上に基板
2を載置し、回転手段(図示せず)によってサセプタ3
を回転させる。つぎに、赤外線ランプ6を点灯して、光
透過ガラス窓4を透して基板2上に赤外線を照射し、基
板2を加熱する。その後、反応ガス供給口8から反応ガ
スを導入し、反応容器1の基板2側を基板2に平行に反
応ガスを流す。同時に、キャリアガス供給口9からキャ
リアガスを導入し、反応容器1の光透過ガラス窓4側を
基板2に平行にキャリアガスを流す。シランガスを含む
反応ガスは、基板2上で熱により分解し、膜前駆ラジカ
ルが生成される。この膜前駆ラジカルが基板2表面に到
達し、基板2処理面にシリコン多結晶膜が形成される。 さらに、反応ガスおよびキャリアガスはガス排出口10
から反応容器1外に排出される。ここで、この従来例で
は、キャリアガスを光透過ガラス窓4側に流すことによ
り、反応ガスの分解で生成された膜前駆ラジカルが光透
過ガラス窓4側に拡散するのを防止し、この膜前駆ラジ
カルの光透過ガラス窓4内壁面への付着を防止している
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体製造装置
は以上のように、反応容器1の光透過ガラス窓4側に基
板2と平行にキャリアガスを流して、膜前駆ラジカルの
光透過ガラス窓4側への拡散を防止しているので、反応
ガスおよびキャリアガスの流れ方向の上流側に比べ下流
側では膜前駆ラジカルの拡散がより進行し、基板2が大
口径化するに伴い下流側での膜前駆ラジカルの光透過ガ
ラス窓4への付着を完全に防止できないという課題があ
った。また、この膜前駆ラジカルの光透過ガラス窓4へ
の付着に伴い不要な反応生成物が光透過ガラス窓4表面
で成長することにより光透過ガラス窓4の光透過特性が
劣化し、基板2の加熱が信頼性よく行えず、さらに、基
板2の面内での膜形成速度を支配する重要なパラメータ
である基板温度の均一化が困難となるという課題もあっ
た。さらに、この反応生成物が基板2表面に形成される
膜中に取り込まれて、膜の高品位化を妨げるという課題
もあった。
【0005】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、反応ガスから分離された膜前駆
ラジカルが光透過ガラス窓に付着することを防止できる
半導体製造装置を得ることを目的としており、さらに基
板の面内温度分布を均一化して膜厚および膜質の基板面
内均一性を向上できる半導体製造装置を得ることを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る半導体製造装置は、一端が光透過ガラス窓を介して光
照射手段と相対するように筒状の基板保持部を反応容器
内に配設し、基板の裏面が光照射手段と対向するように
基板保持部の一端に基板を支持し、反応容器内を二分す
る外径を有するリング板をその内周縁が基板裏面外周部
に密接するように基板上に載置し、基板と光透過ガラス
窓との間にキャリアガスを導入するキャリアガス供給口
を反応容器に設け、一端をガス供給口に接続された反応
ガス供給ノズルを他端が基板保持部に支持された基板の
処理面と対向するように基板保持部内に配設したもので
ある。
【0007】また、この発明の請求項2に係る半導体製
造装置は、基板を回転できるように、筒状の基板保持部
の下部に駆動回転ガイドを設けるとともに、基板保持部
に係止部を設け、この係止部に係止される被係止部をリ
ング板に設ける。
【0008】また、この発明の請求項3に係る半導体製
造装置は、リング板の内周縁に、基板保持部で支持され
た基板裏面外周部に密接する突起部を形成する。
【0009】また、この発明の請求項4に係る半導体製
造装置は、光照射手段の光源として、光透過ガラス窓を
介して基板および基板周囲を含む平面部分に対向して並
設した複数の線状のハロゲンランプを用いる。
【0010】また、この発明の請求項5に係る半導体製
造装置は、光照射手段の光源として、光透過ガラス窓を
介して基板に対向して配設した中央部より外側のランプ
フィラメントのコイル密度が高い線状のハロゲンランプ
を用いる。
【0011】また、この発明の請求項6に係る半導体製
造装置は、光照射手段の光源として、光透過ガラス窓を
介して基板に対向して並設した複数の線状のハロゲンラ
ンプ群が互いに直交して2段配設している。
【0012】また、この発明の請求項7に係る半導体製
造装置は、光照射手段の光源として、光透過ガラス窓を
介して基板に対向して放射状に複数の線状のハロゲンラ
ンプを配設し、かつ、中央部より外側を基板面側に近付
けている。
【0013】
【作用】この発明の請求項1に係る半導体製造装置にお
いては、基板処理面側から反応ガス供給ノズルより導入
された反応ガスは基板処理面でのシリコン多結晶膜の形
成に寄与した後、大部分の反応ガスは筒状の基板保持部
の内壁に沿って流れガス排出口より排出され、基板裏面
側に流れ出ようとする一部の反応ガスは、反応容器内を
基板処理面側と光透過ガラス窓側とに分離するリング板
、さらにはキャリアガス供給口から光透過ガラス窓と基
板との間に導入されるキャリアガス流によって阻止され
、光透過ガラス窓への到達が防止される。
【0014】また、この発明の請求項2に係る半導体製
造装置においては、基板保持部の係止部にリング板の被
係止部を係止して基板保持部と基板とリング板とを一体
化して、駆動回転ガイドにより基板保持部を回転してい
るので、基板保持部とともに基板保持部に支持された基
板が基板の円周方向に安定して回転でき、基板が光透過
ガラス窓を透して光照射された場合の基板内温度を均一
化する。
【0015】また、この発明の請求項3に係る半導体製
造装置においては、リング板の内周縁に設けた突起部の
先端面は、基板外周部に密接して反応ガスに曝されない
ので、常に清浄な表面を維持でき、基板処理面への膜形
成の操作を繰り返し行う場合に生じる基板と突起部との
間に予測不能な間隙の発生を防止している。
【0016】また、この発明の請求項4乃至7に係る半
導体製造装置においては、複数の線状のハロゲンランプ
を光透過ガラス窓を介して基板に対向して並設し、中央
部に対して外側のランプフィラメントのコイル密度を高
めた線状のハロゲンランプを光透過ガラス窓を介して基
板に対向して配設し、互いに直行する2段の線状のハロ
ゲンランプ群を光透過ガラス窓を介して基板に対向して
配設し、あるいは中央部に対して外側を基板側に近付け
た放射状に配設された複数の線状のハロゲンランプを光
透過ガラス窓を介して基板に対向して配設しているので
、基板中央部の基板面と同等もしくはそれ以上の光エネ
ルギー量を基板周辺部の基板面および基板の外周部分に
対して照射して、基板の径方向への熱の伝導を抑制する
【0017】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。 実施例1.図1はこの発明の請求項1乃至4に係る半導
体製造装置の一実施例を示す断面図であり、図において
図9に示す従来の半導体製造装置と同一または相当部分
には同一符号を付し、その説明を省略する。11は上部
に基板2の外径より大きい口径の開口部11aおよび係
止部としてのピン11bを有し、この開口部11a側を
光透過ガラス窓4と対向するように反応容器1内に配設
された筒状の基板保持部であり、この実施例では一端に
基板2の外径を規制する段差12aが設けられた支持棒
12が基板保持部11の開口部11aの内周縁上部に他
端を固定されて複数配設され、これらの支持棒12の段
差12aによって基板2の外径を規制するとともに基板
2を支持している。
【0018】13は中央部に基板2の外径より小さな中
空部13a、内周下面端縁の全周にわたる一定の高さの
突起部13bおよび被係止部としての貫通孔13cを有
する反応容器1内の反応室を二分する外径のリング板で
あって、このリング板13は基板保持部11のピン11
bを貫通孔13cに挿入して位置決めされ、突起部13
bの先端面が基板2の外周面に密接して支持棒12の段
差12aとともに基板2を固定している。14は一端を
反応ガス供給口8に接続され、他端を基板2の処理面と
対向するように反応容器1下部に配設された反応ガス供
給ノズル、15は基板保持部11の下部を支持し、外部
の駆動手段(図示せず)の動力によって基板保持部11
を回転させる駆動回転ガイドである。16は光透過ガラ
ス窓4を介して基板2の周囲を含む平面部分に対向して
並列に複数配設された光照射手段の光源である線状のハ
ロゲンランプである。ここで、キャリアガス供給口9は
基板2と光透過ガラス窓4との間にキャリアガスを導入
するために反応容器1の上部に設けられており、ガス排
出口10は反応ガス供給ノズル14を取り囲むように反
応容器1の下部に設けられている。
【0019】つぎに、上記実施例1の動作について説明
する。まづ、図2に示すように基板保持部11に取り付
けられた3本の支持棒12に基板2を処理面を下にして
載置する。この基板2は3本の支持棒12の段差12a
によって外径が規制されて位置決めされる。つぎに、ピ
ン12bと貫通孔13cとを位置合わせて基板2上にリ
ング板13を載置する。この時、リング板13はピン1
2bと貫通孔13cとの係合により横方向の移動を規制
されて基板保持部11に保持されるとともに、突起部1
3bの先端部は基板2の外周面に密接し、基板2は支持
棒12の段差12aとリング板13の突起部13bとで
挟持されて保持される。ここで、駆動回転ガイド15を
駆動して、基板保持部11を基板2の周方向に回転させ
ると、同時に基板2及びリング板13も安定して回転す
る。この状態で、ハロゲンランプ16から光透過ガラス
窓4を透して基板2に光エネルギーを照射して、基板2
を加熱する。
【0020】そして、反応ガス供給ノズル14から反応
ガス、例えばシランガスを含む混合ガスを基板2の処理
面に向けて供給する。同時に、キャリアガス供給口9か
ら基板2と光透過ガラス窓4との間にキャリアガスを導
入する。反応ガスは、従来の半導体製造装置で述べたよ
うに基板2処理面表面に例えば多結晶シリコン膜を形成
した後、大部分の反応ガスは基板保持部11の内壁面に
沿って流れガス排出口10から排出される。このように
上記実施例1では、リング板13により反応容器1内を
基板2の処理面側と光透過ガラス窓4側とを隔離し、か
つ、基板2の上面と光透過ガラス窓4との間にキャリア
ガスを流しているので、基板保持部11の開口部11a
を通って光透過ガラス窓4側に拡散しようとする一部の
反応ガスは、光透過ガラス窓4に到達することなく反応
容器1の内壁に沿って流れてガス排出口10から排出さ
れることになる。
【0021】また、リング板13はピン11bと貫通孔
13cとの係合により基板保持部11に係止されており
、駆動回転ガイド15を駆動して基板保持部11を回転
するとともに、基板2およびリング板13も同時に安定
して回転できるので、基板2の面内温度の均一化および
基板2の処理面に対する反応ガス供給の均一化がなされ
、基板2処理面内での膜厚および膜質の均一性が向上さ
れることになる。
【0022】また、基板2の外周面と先端部表面が密接
する突起部13aをリング板13の内周縁部の全周にわ
たって形成しているので、基板処理を繰り返し行う場合
に例え支持棒12上に載置される基板2の位置に微小な
ズレが生じても、突起部13aの先端部表面は反応ガス
に曝されることなく、つまり突起部13aの先端部表面
には不要な反応生成物が形成されることがなく、常に清
浄な先端部表面を維持できる。したがって、基板2に膜
を形成する操作を繰り返し行っても、基板2と突起部1
3bとの密接状態は一定に維持され、基板2から周囲へ
の熱伝導も変化せず、基板2への膜形成の信頼性が向上
することになる。さらに、常に基板2と突起部13aと
の密接状態が維持されているので、基板2と突起部13
aとの間を通って反応ガスあるいはキャリアガスが光透
過ガラス窓4側あるいは基板2の処理面側に拡散するこ
とはなく、供給する反応ガスあるいはキャリアガスの流
量の規定が容易となる。
【0023】さらに、基板2の周囲を含む平面部分と対
向して並列に複数の線状のハロゲンランプ16を配設し
ているので、ハロゲンランプ16から放射される光エネ
ルギーが基板2の周囲の加熱に寄与し、基板2の径方向
への熱の伝導を抑制し、基板温度の均一化が図られる。
【0024】実施例2. この実施例は、この発明の請求項4に係る他の実施例で
ある。上記実施例1では基板2の周囲を含む平面部分と
対向して並列に複数の線状のハロゲンランプ16を配設
し、ハロゲンランプ16のそれぞれに等しい電力量を供
給し、ハロゲンランプ16から放射される光エネルギー
で基板2の周囲を加熱することにより、基板2の径方向
への熱の伝導を抑制し、基板温度の均一化を図っている
が、この実施例では、中央部に配設されたハロゲンラン
プ16に供給する電力量に対して、外側に配設したハロ
ゲンランプ16に供給する電力量を増加するものとし、
基板2中央部の基板面に照射される光エネルギー量と同
等もしくはそれ以上の光エネルギー量を基板2周辺部の
基板面と基板2の外周部分とに対して照射できるので、
基板2の径方向への熱の伝導を抑制し、基板温度の均一
化が図られる。
【0025】実施例3. 図3はこの発明の請求項4に係る半導体製造装置のさら
に他の実施例を示すもので、基板2の周囲を含む平面部
分と対向して並列に複数の線状のハロゲンランプ16を
配設し、かつ、中央部に位置するハロゲンランプ16に
対して、外側に位置するハロゲンランプ16を基板2側
に近付けて配設するものである。この実施例3によれば
、各ハロゲンランプ16に供給する電力量を等しくして
も、基板2中央部の基板面に照射される光エネルギー量
と同等もしくはそれ以上の光エネルギー量を基板2周辺
部の基板面と基板2の外周部分とに対して照射できるの
で、基板2の径方向への熱の伝導を抑制し、基板温度の
均一化が図られる。
【0026】実施例4. 図4はこの発明の請求項5に係る半導体装置の一実施例
を示すものであって、基板2の周囲を含む平面部分と対
向して、中央部のフィラメント17のコイル密度より外
側のフィラメント17のコイル密度が高い線状のハロゲ
ンランプ16を配設するものである。この実施例によれ
ば、基板2中央部の基板面に照射される光エネルギー量
と同等もしくはそれ以上の光エネルギー量を基板2周辺
部の基板面と基板2の外周部分とに対して照射できるの
で、基板2の径方向への熱の伝導を抑制し、基板温度の
均一化が図られる。
【0027】実施例5. 図5および図6はこの発明の請求項6に係る半導体製造
装置の一実施例を示すものであって、基板2を含む平面
部分に対向して並列に配列した複数の線状のハロゲンラ
ンプ16の列を互いに直行して2段配設するものである
。この実施例によれば、光照射手段の光源が面発光光源
化でき、基板2の面上に照射される光エネルギー量の面
内均一性が向上し、基板温度の均一化が図られる。
【0028】実施例6. 図7および図8はこの発明の請求項7に係る半導体製造
装置の一実施例を示すものであって、基板2を含む平面
部分に対向して放射状に複数の線状のハロゲンランプ1
6を配設し、かつ、放射状の配設されたハロゲンランプ
16の外周部を中央部に対して、基板2側に近付けるも
のである。この実施例によれば、基板2中央部の基板面
に照射される光エネルギー量と同等もしくはそれ以上の
光エネルギー量を基板2周辺部の基板面と基板2の外周
部分とに対して照射できるので、基板2の径方向への熱
の伝導を抑制し、基板温度の均一化が図られる。
【0029】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0030】この発明の請求項1に係る半導体製造装置
では、基板を基板処理面が筒状の基板保持部内部に面す
るように支持し、リング板で反応容器内を基板側と光透
過ガラス窓側とに分離し、かつキャリアガス供給口から
基板と光透過ガラス窓との間にキャリアガスを導入する
とともに、反応ガス供給ノズルから基板処理面に反応ガ
スを供給することにより、反応ガスの光透過ガラス窓へ
の到達を阻止でき、光透過ガラス窓に不要な生成物が付
着することを防止できる。
【0031】この発明の請求項2に係る半導体製造装置
では、基板保持部に係止部を設け、リング板に被係止部
を設けているために、基板保持部にリング板を係止する
とともに基板を固定でき、基板保持部に駆動回転ガイド
を設けている構成によれば、基板を安定して回転できる
ので、光照射手段による基板加熱における基板の面内温
度分布が均一化でき、膜厚および膜質の基板面内均一性
が向上できる。
【0032】この発明の請求項3に係る半導体製図装置
では、リング板内周縁に突起部を形成しているので、基
板外周面と密接する突起部先端部が常に清浄な面に維持
でき、基板とリング板の突起部との間に予測不能な間隙
が発生せず、基板への膜形成の信頼性が向上する。
【0033】この発明の請求項4に係る半導体製造装置
では、光照射手段の光源を、複数の線状のハロゲンラン
プを基板を含む平面部分に対向して並設して構成してい
るので、基板の周辺部分をも加熱でき、基板の径方向へ
の熱伝導を抑制し、基板内温度分布を均一化でき、膜厚
および膜質の基板内面均一性を向上する。
【0034】この発明の請求項5、7に係る半導体製造
装置では、線状のハロゲンランプのフィラメントのコイ
ル密度が中央部より外側を高くすること、もしくは放射
状に複数の線状のハロゲンランプを配設し、中央部より
外側を基板面側に近付けることで光照射手段の光源を構
成しているので、基板周辺部分に照射する光エネルギー
を基板中央部と同等もしくはそれ以上にでき、基板の径
方向の熱伝導を抑制でき、膜厚および膜質の基板内面均
一性を向上する。
【0035】この発明の請求項6に係る半導体製造装置
では、並設された複数の線状のハロゲンランプを互いに
直行して2段配設して光照射手段の光源を構成している
ので、基板面を照射する光エネルギーが面内均一化でき
、膜厚および膜質の基板面内均一性を向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の半導体製造装置の実施例1を示す断
面図である。
【図2】図1に示すこの発明の半導体製造装置の要部拡
大斜視図である。
【図3】この発明の半導体製造装置の実施例3を示す要
部断面図である。
【図4】この発明の半導体製造装置の実施例4を示す要
部断面図である。
【図5】この発明の半導体製造装置の実施例5を示す要
部断面図である。
【図6】この発明の半導体製造装置の実施例5を示す要
部平面図である。
【図7】この発明の半導体製造装置の実施例6を示す要
部断面図である。
【図8】この発明の半導体製造装置の実施例6を示す要
部平面図である。
【図9】従来の半導体製造装置の一例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1    反応容器 2    基板 4    光透過ガラス窓 8    反応ガス供給口 9    キャリアガス供給口 10  ガス排出口 11  基板保持部 11bピン 12  基板支持棒 13  リング板 13a中空部 13b突起部 13c貫通孔 14  反応ガス供給ノズル 15  駆動回転ガイド 16  ハロゲンランプ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  反応ガスを供給するガス供給口、反応
    後の反応ガスを排出するガス排出口および光透過ガラス
    窓を有し、基板を収納する反応容器と、前記反応容器の
    前記光透過ガラス窓の外側に配設され、前記光透過ガラ
    ス窓を透して前記基板に光を照射して前記基板を加熱す
    る光照射手段とを有する半導体製造装置において、一端
    が前記光透過ガラス窓を介して前記光照射手段と相対す
    るように前記反応容器内に配設され、前記一端に前記基
    板の裏面が前記光照射手段と対向するように前記基板が
    支持される筒状の基板保持部と、前記基板の外径より小
    さな口径の中空部と前記反応容器内を二分する外径とを
    を有し、前記基板の裏面外周部に密接して載置されたリ
    ング板と、前記基板と前記光透過ガラス窓との間に前記
    反応ガスを含まないキャリアガスを導入するキャリアガ
    ス供給口と、一端が前記ガス供給口に接続され、他端が
    前記基板処理面と対向するように前記基板保持部内に設
    けられた反応ガス供給ノズルとを備えたことを特徴とす
    る半導体製造装置。
  2. 【請求項2】  前記筒状の基板保持部に係止部を設け
    、前記リング板に前記係止部に係止される被係止部を設
    け、かつ、前記筒状の基板保持部に前記基板の円周方向
    の回転を可能とする駆動回転ガイドを設けたことを特徴
    とする請求項1記載の半導体製造装置。
  3. 【請求項3】  前記リング板の内周縁に前記基板裏面
    外周部に密接する突起部を設けたことを特徴とする請求
    項1記載の半導体製造装置。
  4. 【請求項4】  前記光透過ガラス窓は前記基板の外径
    より大きな有効視野径を有するとともに、前記光透過ガ
    ラス窓を介して前記基板および前記基板の周囲を含む平
    面部分と対向する位置に、前記光照射手段の光源として
    複数の線状ハロゲンランプを並設したことを特徴とする
    請求項1記載の半導体製造装置。
  5. 【請求項5】  前記光透過ガラス窓を介して前記基板
    と対向して前記光照射手段の光源として線状のハロゲン
    ランプを配設し、かつ前記線状のハロゲンランプの中央
    部に対して外側のランプフィラメントのコイル密度を高
    めたことを特徴とする請求項1記載の半導体製造装置。
  6. 【請求項6】  前記光透過ガラス窓を介して前記基板
    と対向して前記光照射手段の光源として複数の線状のハ
    ロゲンランプを並設し、さらに、並設された前記複数の
    線状のハロゲンランプの上段に前記線状のハロゲンラン
    プと直交するように複数の線状のハロゲンランプを並設
    したことを特徴とする請求項1記載の半導体製造装置。
  7. 【請求項7】  前記光透過ガラス窓を介して前記基板
    と対向して前記光照射手段の光源として複数の線状のハ
    ロゲンランプを放射状に配設し、かつ、放射状に配設さ
    れた複数の前記線状のハロゲンランプの外周部を中央部
    に対して前記基板面側に近付けたことを特徴とする請求
    項1記載の半導体製造装置。
JP10108291A 1990-11-22 1991-05-07 半導体製造装置 Pending JPH04332121A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002141294A (ja) * 2000-07-24 2002-05-17 Asm America Inc ゾーン加熱用改良加熱ランプ
JP2002524871A (ja) * 1998-09-09 2002-08-06 ステアーグ アール ティ ピー システムズ インコーポレイテッド 半導体ウエハを加熱するためのマルチランプ円錐体を含む加熱装置
JP2017010800A (ja) * 2015-06-23 2017-01-12 光洋サーモシステム株式会社 ランプ加熱装置

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