JPH04331662A - 動力舵取装置 - Google Patents
動力舵取装置Info
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- JPH04331662A JPH04331662A JP3149885A JP14988591A JPH04331662A JP H04331662 A JPH04331662 A JP H04331662A JP 3149885 A JP3149885 A JP 3149885A JP 14988591 A JP14988591 A JP 14988591A JP H04331662 A JPH04331662 A JP H04331662A
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Landscapes
- Power Steering Mechanism (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車に装備され、舵
輪操作に要する力を電動モータの回転力により補助する
電動式の動力舵取装置(パワーステアリング)に関する
。
輪操作に要する力を電動モータの回転力により補助する
電動式の動力舵取装置(パワーステアリング)に関する
。
【0002】
【従来技術】舵輪に加えられた操舵トルクの検出結果に
基づいて操舵補助用のモータを駆動し、自動車の操舵に
要する力を該モータの回転力により補助することにより
、運転者に快適な操舵感覚を提供する電動式の動力舵取
装置が開発されている。
基づいて操舵補助用のモータを駆動し、自動車の操舵に
要する力を該モータの回転力により補助することにより
、運転者に快適な操舵感覚を提供する電動式の動力舵取
装置が開発されている。
【0003】この動力舵取装置は、自動車の舵取機構の
形式により若干の相違はあるが、例えば、舵輪軸(ステ
アリングコラム)にユニバーサルジョイントを介して連
結されたピニオンと、これに噛合されたラック軸とから
なり、舵輪の回動操作に伴うピニオンの回動をラック軸
の軸長方向への移動に変換して舵取りを行わせるラック
・ピニオン式の舵取機構を備えた自動車においては、前
記ピニオンの軸を舵輪軸に連なる入力軸と、ラック軸に
連なる出力軸とに分割すると共に、これらをトーション
バーを介して同軸上に連結し、該トーションバーに生じ
る捩れに伴って前記入力軸と出力軸との間に生じる相対
変位として前記操舵トルクを検出する、例えばポテンシ
オメータを用いてなるトルクセンサを構成すると共に、
前記ピニオン又は該ピニオンと異なる軸長方向位置にお
いて前記ラック軸に噛合する他のピニオンに、適宜の減
速装置を介してその回転力を伝達するように前記操舵補
助用のモータを配設した構成となっている。
形式により若干の相違はあるが、例えば、舵輪軸(ステ
アリングコラム)にユニバーサルジョイントを介して連
結されたピニオンと、これに噛合されたラック軸とから
なり、舵輪の回動操作に伴うピニオンの回動をラック軸
の軸長方向への移動に変換して舵取りを行わせるラック
・ピニオン式の舵取機構を備えた自動車においては、前
記ピニオンの軸を舵輪軸に連なる入力軸と、ラック軸に
連なる出力軸とに分割すると共に、これらをトーション
バーを介して同軸上に連結し、該トーションバーに生じ
る捩れに伴って前記入力軸と出力軸との間に生じる相対
変位として前記操舵トルクを検出する、例えばポテンシ
オメータを用いてなるトルクセンサを構成すると共に、
前記ピニオン又は該ピニオンと異なる軸長方向位置にお
いて前記ラック軸に噛合する他のピニオンに、適宜の減
速装置を介してその回転力を伝達するように前記操舵補
助用のモータを配設した構成となっている。
【0004】このように従来の動力舵取装置においては
、トルクセンサ及び操舵補助用のモータが、いずれも車
体前部のエンジンルームの下部に位置する舵取機構の周
辺に配設されており、余剰空間の少ないエンジンルーム
内において前記モータの配置に制約を受けると共に、ト
ルクセンサ又はモータに不都合が生じた場合、これらの
修理又は調整を狭い空間内において行わざるを得ず、困
難なメンテナンス作業を強いられるという難点があった
。
、トルクセンサ及び操舵補助用のモータが、いずれも車
体前部のエンジンルームの下部に位置する舵取機構の周
辺に配設されており、余剰空間の少ないエンジンルーム
内において前記モータの配置に制約を受けると共に、ト
ルクセンサ又はモータに不都合が生じた場合、これらの
修理又は調整を狭い空間内において行わざるを得ず、困
難なメンテナンス作業を強いられるという難点があった
。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで舵輪軸をモータ
によって回転させる構成とし、またトルクセンサも舵輪
軸側に設けることとして上記難点の解消を図れるように
したものが提案されている(例えば特開昭60−672
64 号, 特開昭61−37581 号,実開昭61
−48870号) が、装置全体が大きく、車室側に収
容できるように実用化されるには至っていない。
によって回転させる構成とし、またトルクセンサも舵輪
軸側に設けることとして上記難点の解消を図れるように
したものが提案されている(例えば特開昭60−672
64 号, 特開昭61−37581 号,実開昭61
−48870号) が、装置全体が大きく、車室側に収
容できるように実用化されるには至っていない。
【0006】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、操舵補助用モータの配置に制約を受けることが
なく、また、該モータ及びトルクセンサのメンテナンス
作業が容易に行え、更に小型軽量化が可能であり、車室
側に収容できる動力舵取装置を提供することを目的とす
る。
であり、操舵補助用モータの配置に制約を受けることが
なく、また、該モータ及びトルクセンサのメンテナンス
作業が容易に行え、更に小型軽量化が可能であり、車室
側に収容できる動力舵取装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る動力舵取装
置は、舵輪に連設され車室内部に配設された舵輪軸を車
室外部に配設された舵取機構に連結部材を介して連結し
てあり、前記舵輪に加えられる操舵トルクの検出結果に
基づいて操舵補助用のモータを駆動する動力舵取装置に
おいて、前記舵輪軸の中途に配設され、前記操舵トルク
を検出するトルクセンサと、前記舵輪軸の前記トルクセ
ンサの配設位置よりも舵取機構側の部分に嵌着されたウ
ォームホイール、該ウォームホイールと直交して噛合さ
れたウォーム軸及び該ウォーム軸と前記モータの回転軸
との間に介装された電磁クラッチを有する伝動装置と、
該伝動装置及び前記トルクセンサを収納すると共に、前
記モータをその外側に装着してある前記舵輪軸のハウジ
ングとを具備することを特徴とする。
置は、舵輪に連設され車室内部に配設された舵輪軸を車
室外部に配設された舵取機構に連結部材を介して連結し
てあり、前記舵輪に加えられる操舵トルクの検出結果に
基づいて操舵補助用のモータを駆動する動力舵取装置に
おいて、前記舵輪軸の中途に配設され、前記操舵トルク
を検出するトルクセンサと、前記舵輪軸の前記トルクセ
ンサの配設位置よりも舵取機構側の部分に嵌着されたウ
ォームホイール、該ウォームホイールと直交して噛合さ
れたウォーム軸及び該ウォーム軸と前記モータの回転軸
との間に介装された電磁クラッチを有する伝動装置と、
該伝動装置及び前記トルクセンサを収納すると共に、前
記モータをその外側に装着してある前記舵輪軸のハウジ
ングとを具備することを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明においては、電磁クラッチは負荷トルク
が小さいウォーム軸側に在るので小容量のものを用い得
る。またモータの回転軸を結合すべき電磁クラッチがハ
ウジング内に在り、該ハウジングの外側にモータを装着
しているので電磁クラッチとモータとの結合が短寸法で
行える。従って重量のモータのオーバハングを小さくで
き、ハウジング及びモータまわりを小型化できると共に
、モータと電磁クラッチとの結合の精度が向上できる。 これらにより、操舵トルクを検出するトルクセンサ,操
舵補助用のモータ及び該モータの回転力の伝動装置が、
いずれも車室内に位置する舵輪軸の周辺に配設される。
が小さいウォーム軸側に在るので小容量のものを用い得
る。またモータの回転軸を結合すべき電磁クラッチがハ
ウジング内に在り、該ハウジングの外側にモータを装着
しているので電磁クラッチとモータとの結合が短寸法で
行える。従って重量のモータのオーバハングを小さくで
き、ハウジング及びモータまわりを小型化できると共に
、モータと電磁クラッチとの結合の精度が向上できる。 これらにより、操舵トルクを検出するトルクセンサ,操
舵補助用のモータ及び該モータの回転力の伝動装置が、
いずれも車室内に位置する舵輪軸の周辺に配設される。
【0009】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面に基づい
て詳述する。図1は本発明に係る動力舵取装置における
舵輪に連なる軸系の側断面図である。
て詳述する。図1は本発明に係る動力舵取装置における
舵輪に連なる軸系の側断面図である。
【0010】図示の軸系は、これに軸長方向の過大な力
が作用した場合にこの力を吸収し、衝突事故の際に運転
者を保護する、所謂安全ハンドル構造を有するものであ
り、図において1は、その上端部(図1の右側端部)に
図示しない舵輪をこれと同軸をなした状態に固定してな
る上部軸10と、この下端部に薄肉円筒形をなす連結部
材11を介して同軸上に連結されてなる下部軸12とか
らなり、舵輪の回動に伴ってその軸心廻りに回動する舵
輪軸(ステアリングコラム)である。上部軸10の下部
には、軸長方向に適長離隔させて2本の環状溝 10a
,10aが形成してあり、また連結部材11の上部には
、前記環状溝 10a,10a間の離隔距離と略等しい
距離だけ軸長方向に離隔した位置に、これを半径方向に
貫通する各複数個の円孔 11a,11aが周方向に略
等配をなして形成してある。そして、上部軸10と連結
部材11とは、環状溝 10a,10aが円孔 11a
,11aの形成位置の内側に位置するまで上部軸10を
連結部材11に内嵌せしめた後、各円孔 11a,11
a…から環状溝 10a,10aに樹脂を注入し、該樹
脂を固化せしめて連結されている。該樹脂は、通常の舵
輪操作に伴い上部軸10に作用する力に対しては十分な
強度を有し、上部軸10と連結部材11とを強固に連結
するが、上部軸10の軸長方向に過大な力が作用した場
合には剪断破壊するから、上部軸10は連結部材11の
内部をその軸長方向に移動できる。
が作用した場合にこの力を吸収し、衝突事故の際に運転
者を保護する、所謂安全ハンドル構造を有するものであ
り、図において1は、その上端部(図1の右側端部)に
図示しない舵輪をこれと同軸をなした状態に固定してな
る上部軸10と、この下端部に薄肉円筒形をなす連結部
材11を介して同軸上に連結されてなる下部軸12とか
らなり、舵輪の回動に伴ってその軸心廻りに回動する舵
輪軸(ステアリングコラム)である。上部軸10の下部
には、軸長方向に適長離隔させて2本の環状溝 10a
,10aが形成してあり、また連結部材11の上部には
、前記環状溝 10a,10a間の離隔距離と略等しい
距離だけ軸長方向に離隔した位置に、これを半径方向に
貫通する各複数個の円孔 11a,11aが周方向に略
等配をなして形成してある。そして、上部軸10と連結
部材11とは、環状溝 10a,10aが円孔 11a
,11aの形成位置の内側に位置するまで上部軸10を
連結部材11に内嵌せしめた後、各円孔 11a,11
a…から環状溝 10a,10aに樹脂を注入し、該樹
脂を固化せしめて連結されている。該樹脂は、通常の舵
輪操作に伴い上部軸10に作用する力に対しては十分な
強度を有し、上部軸10と連結部材11とを強固に連結
するが、上部軸10の軸長方向に過大な力が作用した場
合には剪断破壊するから、上部軸10は連結部材11の
内部をその軸長方向に移動できる。
【0011】また上部軸10をその内部に支承する円筒
状をなす上部軸ハウジング20は、連結部材11を囲繞
する円筒状の連結部材ハウジング21の外側に、薄肉円
筒状の球保持部材22の軸長方向の2個所に保持させた
各複数個の小球 22a,22aを介して係合させてあ
り、前述した如く上部軸10と連結部材11とを連結す
る樹脂が破断して上部軸10が移動する際に、前記小球
22a,22a…の夫々が、上部軸ハウジング20の
内周面上又は連結部材ハウジング21の外周面上を摺動
し、その摺動抵抗により上部軸10に作用する衝撃力が
吸収されるようになっている。
状をなす上部軸ハウジング20は、連結部材11を囲繞
する円筒状の連結部材ハウジング21の外側に、薄肉円
筒状の球保持部材22の軸長方向の2個所に保持させた
各複数個の小球 22a,22aを介して係合させてあ
り、前述した如く上部軸10と連結部材11とを連結す
る樹脂が破断して上部軸10が移動する際に、前記小球
22a,22a…の夫々が、上部軸ハウジング20の
内周面上又は連結部材ハウジング21の外周面上を摺動
し、その摺動抵抗により上部軸10に作用する衝撃力が
吸収されるようになっている。
【0012】さて前記下部軸12は、夫々が中空の断面
形状をなす上,下2本の入力軸 12a及び出力軸 1
2bからなり、入力軸 12aは筒状をなし前記連結部
材ハウジング21の下側に連設された下部軸ハウジング
23の内部に玉軸受24にて支承され、また出力軸12
bは下部軸ハウジング23の内部に玉軸受25及び26
にて支承されている。入力軸12a及び出力軸 12b
の夫々の中空部には、両者の長さの和に略相当する長さ
を有し、その中央部分を細径の一様な円形断面に加工し
てなるトーションバー3が内挿してある。該トーション
バー3は、そのやや大径に加工された両端部を、入力軸
12aの上端部及び出力軸 12bの下端部に半径方
向にこれらを貫通するノックピン 3a,3bにより夫
々係止され、入力軸 12aと出力軸 12bとを同軸
上に連結している。入力軸12a の上端部には、前記
連結部材11の下端部が外嵌され、前記ノックピン3a
によりトーションバー3と共に係止されており、入力軸
12aは連結部材11を介して前記上部軸10の回動、
換言すれば舵輪の回動に伴って回動するようになしてあ
る。また前記出力軸 12bの下端部は、車体前部のエ
ンジンルーム内に配設された図示しない舵取機構に、ユ
ニバーサルジョイント13を介して連結してあり、該出
力軸 12bの回動方向及び回動量に応じた舵取りがな
されるようになっている。
形状をなす上,下2本の入力軸 12a及び出力軸 1
2bからなり、入力軸 12aは筒状をなし前記連結部
材ハウジング21の下側に連設された下部軸ハウジング
23の内部に玉軸受24にて支承され、また出力軸12
bは下部軸ハウジング23の内部に玉軸受25及び26
にて支承されている。入力軸12a及び出力軸 12b
の夫々の中空部には、両者の長さの和に略相当する長さ
を有し、その中央部分を細径の一様な円形断面に加工し
てなるトーションバー3が内挿してある。該トーション
バー3は、そのやや大径に加工された両端部を、入力軸
12aの上端部及び出力軸 12bの下端部に半径方
向にこれらを貫通するノックピン 3a,3bにより夫
々係止され、入力軸 12aと出力軸 12bとを同軸
上に連結している。入力軸12a の上端部には、前記
連結部材11の下端部が外嵌され、前記ノックピン3a
によりトーションバー3と共に係止されており、入力軸
12aは連結部材11を介して前記上部軸10の回動、
換言すれば舵輪の回動に伴って回動するようになしてあ
る。また前記出力軸 12bの下端部は、車体前部のエ
ンジンルーム内に配設された図示しない舵取機構に、ユ
ニバーサルジョイント13を介して連結してあり、該出
力軸 12bの回動方向及び回動量に応じた舵取りがな
されるようになっている。
【0013】以上の如く入力軸 12aと出力軸 12
bとはトーションバー3を介して連結されているから、
舵輪に操舵トルクが加えられた場合、舵輪と共に回動す
る入力軸 12aと、舵取機構中において拘束された状
態にあるピニオン軸に連結された出力軸 12bとの間
には、該操舵トルクによりトーションバー3に生じる捩
れに応じた相対変位が生じる。入力軸 12aと出力軸
12bとの間に装着されたトルクセンサ4は、操舵ト
ルクを前記相対変位として検出するポテンシオメータを
用いてなるものであり、入力軸 12aに遊嵌されたス
リーブ40に外嵌され、該スリーブ40と共にピン41
aによりその回動を入力軸 12aに拘束された抵抗体
保持部材41と、その上半部を前記スリーブ40に外嵌
されていると共に、その下半部を出力軸 12bの上端
部に遊嵌され、ピン 42aによりその回動を出力軸
12bに拘束された検出子保持部材42とからなる。抵
抗体保持部材41の下端面と検出子保持部材42の上端
面とは、夫々下部軸12の軸心に直交し、軸長方向に適
長離隔した状態で互いに対向されており、前者にはその
軸心を中心とする適宜の円環状にポテンシオメータの抵
抗体43が形成してあり、後者には抵抗体43に摺接す
る検出子44が装着されている。抵抗体43への所定の
電位の印加及び検出子44の摺接位置に応じた値となる
ポテンシオメータの出力電位の取出しは、抵抗体保持部
材41の外周面に設けた複数本のスリップリング 45
,45…に各別に摺接するスリップリングワイヤ 46
,46…及び下部軸ハウジング23に固着した端子箱4
7を介して行われる。図2はトルクセンサ4の部分の拡
大断面図であり、各スリップリングワイヤ 46,46
…と、これらに各別に接続したリード線 48,48…
との間には、本図に示す如く、一側をボディーアースに
接続してなる貫通コンデンサー 49,49…が介装さ
れており、ポテンシオメータへの印加電位、又はポテン
シオメータの出力電位に外部からの電波障害に起因する
外乱電位が付加されることを防止している。なお一層の
防止効果を得ようとする場合には、リード線 48,4
8…にシールド線を用いればよい。更に、前述の如く介
装した貫通コンデンサー 49,49…は、スリップリ
ングワイヤ 46,46…が貫通する部分から、下部軸
ハウジング23の内部に水, ほこり等が浸入すること
をも防止しており、これらに起因するトルクセンサ4の
誤作動の虞がない。
bとはトーションバー3を介して連結されているから、
舵輪に操舵トルクが加えられた場合、舵輪と共に回動す
る入力軸 12aと、舵取機構中において拘束された状
態にあるピニオン軸に連結された出力軸 12bとの間
には、該操舵トルクによりトーションバー3に生じる捩
れに応じた相対変位が生じる。入力軸 12aと出力軸
12bとの間に装着されたトルクセンサ4は、操舵ト
ルクを前記相対変位として検出するポテンシオメータを
用いてなるものであり、入力軸 12aに遊嵌されたス
リーブ40に外嵌され、該スリーブ40と共にピン41
aによりその回動を入力軸 12aに拘束された抵抗体
保持部材41と、その上半部を前記スリーブ40に外嵌
されていると共に、その下半部を出力軸 12bの上端
部に遊嵌され、ピン 42aによりその回動を出力軸
12bに拘束された検出子保持部材42とからなる。抵
抗体保持部材41の下端面と検出子保持部材42の上端
面とは、夫々下部軸12の軸心に直交し、軸長方向に適
長離隔した状態で互いに対向されており、前者にはその
軸心を中心とする適宜の円環状にポテンシオメータの抵
抗体43が形成してあり、後者には抵抗体43に摺接す
る検出子44が装着されている。抵抗体43への所定の
電位の印加及び検出子44の摺接位置に応じた値となる
ポテンシオメータの出力電位の取出しは、抵抗体保持部
材41の外周面に設けた複数本のスリップリング 45
,45…に各別に摺接するスリップリングワイヤ 46
,46…及び下部軸ハウジング23に固着した端子箱4
7を介して行われる。図2はトルクセンサ4の部分の拡
大断面図であり、各スリップリングワイヤ 46,46
…と、これらに各別に接続したリード線 48,48…
との間には、本図に示す如く、一側をボディーアースに
接続してなる貫通コンデンサー 49,49…が介装さ
れており、ポテンシオメータへの印加電位、又はポテン
シオメータの出力電位に外部からの電波障害に起因する
外乱電位が付加されることを防止している。なお一層の
防止効果を得ようとする場合には、リード線 48,4
8…にシールド線を用いればよい。更に、前述の如く介
装した貫通コンデンサー 49,49…は、スリップリ
ングワイヤ 46,46…が貫通する部分から、下部軸
ハウジング23の内部に水, ほこり等が浸入すること
をも防止しており、これらに起因するトルクセンサ4の
誤作動の虞がない。
【0014】トルクセンサ4の出力信号は、制御部7の
入力側に与えられており、制御部7はこの信号により舵
輪に加えられた操舵トルクの方向及びその大きさを認識
し、該制御部7の出力側に図示しない駆動回路を介して
接続された操舵補助用のモータ5(図3参照)を、舵輪
の操作方向に対応する方向に回転させる。
入力側に与えられており、制御部7はこの信号により舵
輪に加えられた操舵トルクの方向及びその大きさを認識
し、該制御部7の出力側に図示しない駆動回路を介して
接続された操舵補助用のモータ5(図3参照)を、舵輪
の操作方向に対応する方向に回転させる。
【0015】さて前記出力軸 12bの軸長方向の中間
部には、該出力軸12bに操舵補助用のモータ5の回転
力を伝達するウォームホイール50が、これと同軸をな
した状態に嵌合されている。該ウォームホイール50は
、出力軸 12bの上部を支承する前記玉軸受25と、
出力軸 12bの下部外周面に圧入固定され出力軸 1
2bの下部を支承する前記玉軸受26とによりその両側
面を挾持されて軸長方向に位置決めされており、半月キ
ー 50aにより周方向に位置決めされている。ウォー
ムホイール50の外周面には、これと軸心を直交させて
、操舵補助用のモータ5に連動連結されたウォーム軸5
1が噛合せしめてある。
部には、該出力軸12bに操舵補助用のモータ5の回転
力を伝達するウォームホイール50が、これと同軸をな
した状態に嵌合されている。該ウォームホイール50は
、出力軸 12bの上部を支承する前記玉軸受25と、
出力軸 12bの下部外周面に圧入固定され出力軸 1
2bの下部を支承する前記玉軸受26とによりその両側
面を挾持されて軸長方向に位置決めされており、半月キ
ー 50aにより周方向に位置決めされている。ウォー
ムホイール50の外周面には、これと軸心を直交させて
、操舵補助用のモータ5に連動連結されたウォーム軸5
1が噛合せしめてある。
【0016】図3はモータ5の伝動機構の構造を示す図
1のIII −III 線による断面図である。本図に
示す如くウォーム軸51は、その軸長方向の中間部にウ
ォーム歯を形成してあり、該ウォーム歯の谷径と同径か
又はこれよりも小径に加工された先端部を下部軸ハウジ
ング23に圧入固定された玉軸受52に内嵌せしめてこ
れに支承させ、また基部側の中途部をウォーム歯形成部
をはさんで前記玉軸受52と逆側に位置する玉軸受53
に支承させて、前述した如く、ウォームホイール50と
軸心を直交させた状態で下部軸ハウジング23の内部に
軸支してある。前記玉軸受53は、ウォーム軸51に外
嵌せしめた状態でその内輪の両側をウォーム軸51の中
途部に設けた大径部と該軸51の外周面に係合させた止
め輪51a とにて挾持させた後、ウォーム歯形成部を
内側としてウォーム軸51と共にその外輪を下部軸ハウ
ジング23に形成した軸受装着孔に内嵌せしめ、その外
輪の両側を、該装着孔の内周面に係合させた止め輪 5
1bと該装着孔の底面とにて挾持せしめて軸長方向に位
置決めしてあり、ウォーム軸51をラジアル方向及びス
ラスト方向に支持するようになしてある。操舵補助用の
モータ5は、その回転軸と同軸上に連動連結された電磁
クラッチ6を内側として下部軸ハウジング23に形成し
たモータ装着孔に嵌合せしめ、取付ボルトにて固定して
ウォーム軸51と同軸をなすように下部軸ハウジング2
3の外側に装着してある。前記ウォーム軸51は、その
玉軸受53側の端部に形成したスプライン51c によ
り電磁クラッチ6の出力軸に係合してあり、前記モータ
5の回転力は電磁クラッチ6を介してウォーム軸51に
伝達され、更に該軸51と噛合するウォームホイール5
0を介して前記出力軸 12bに伝達されるようになっ
ている。
1のIII −III 線による断面図である。本図に
示す如くウォーム軸51は、その軸長方向の中間部にウ
ォーム歯を形成してあり、該ウォーム歯の谷径と同径か
又はこれよりも小径に加工された先端部を下部軸ハウジ
ング23に圧入固定された玉軸受52に内嵌せしめてこ
れに支承させ、また基部側の中途部をウォーム歯形成部
をはさんで前記玉軸受52と逆側に位置する玉軸受53
に支承させて、前述した如く、ウォームホイール50と
軸心を直交させた状態で下部軸ハウジング23の内部に
軸支してある。前記玉軸受53は、ウォーム軸51に外
嵌せしめた状態でその内輪の両側をウォーム軸51の中
途部に設けた大径部と該軸51の外周面に係合させた止
め輪51a とにて挾持させた後、ウォーム歯形成部を
内側としてウォーム軸51と共にその外輪を下部軸ハウ
ジング23に形成した軸受装着孔に内嵌せしめ、その外
輪の両側を、該装着孔の内周面に係合させた止め輪 5
1bと該装着孔の底面とにて挾持せしめて軸長方向に位
置決めしてあり、ウォーム軸51をラジアル方向及びス
ラスト方向に支持するようになしてある。操舵補助用の
モータ5は、その回転軸と同軸上に連動連結された電磁
クラッチ6を内側として下部軸ハウジング23に形成し
たモータ装着孔に嵌合せしめ、取付ボルトにて固定して
ウォーム軸51と同軸をなすように下部軸ハウジング2
3の外側に装着してある。前記ウォーム軸51は、その
玉軸受53側の端部に形成したスプライン51c によ
り電磁クラッチ6の出力軸に係合してあり、前記モータ
5の回転力は電磁クラッチ6を介してウォーム軸51に
伝達され、更に該軸51と噛合するウォームホイール5
0を介して前記出力軸 12bに伝達されるようになっ
ている。
【0017】モータ5の伝動機構はこのような構成にな
っており、電磁クラッチ6とウォーム軸51とがスプラ
イン結合されているから、モータ5はその取付ボルトを
外すだけで、電磁クラッチ6と共に容易に取り外すこと
ができ、また、ウォーム軸51の先端部がウォーム歯の
谷径よりも小径であるから、止め輪 51bを取り外し
た後、ウォーム軸53を手前に引くことにより、ウォー
ム軸51を玉軸受53と共に容易に外部に取出すことが
できる。従って、伝動機構の点検若しくは修理作業が容
易に行え、また初期組立ての際のウォームホイール50
とウォーム軸51との間の整合性が悪い場合、ウォーム
軸51を前述の如く取出し、これを他のウォーム軸51
に取換えることにより、両者の整合性を容易に改善する
ことができる。
っており、電磁クラッチ6とウォーム軸51とがスプラ
イン結合されているから、モータ5はその取付ボルトを
外すだけで、電磁クラッチ6と共に容易に取り外すこと
ができ、また、ウォーム軸51の先端部がウォーム歯の
谷径よりも小径であるから、止め輪 51bを取り外し
た後、ウォーム軸53を手前に引くことにより、ウォー
ム軸51を玉軸受53と共に容易に外部に取出すことが
できる。従って、伝動機構の点検若しくは修理作業が容
易に行え、また初期組立ての際のウォームホイール50
とウォーム軸51との間の整合性が悪い場合、ウォーム
軸51を前述の如く取出し、これを他のウォーム軸51
に取換えることにより、両者の整合性を容易に改善する
ことができる。
【0018】モータ5への駆動電流の給断は、前記制御
部7の動作により、トルクセンサ4により検出される操
舵トルクの大きさ及び方向に応じて行われる。そしてこ
の駆動電流により回転するモータ5の回転力は、前述し
た如く電磁クラッチ6,ウォーム軸51及びウォームホ
イール50を介して出力軸12bに伝達され、更にユニ
バーサルジョイント13を経て舵取機構中のピニオン軸
に伝達され、該ピニオン軸の回転に伴う前記ラック軸の
左又は右方向への移動により、左又は右への舵取りがな
される。
部7の動作により、トルクセンサ4により検出される操
舵トルクの大きさ及び方向に応じて行われる。そしてこ
の駆動電流により回転するモータ5の回転力は、前述し
た如く電磁クラッチ6,ウォーム軸51及びウォームホ
イール50を介して出力軸12bに伝達され、更にユニ
バーサルジョイント13を経て舵取機構中のピニオン軸
に伝達され、該ピニオン軸の回転に伴う前記ラック軸の
左又は右方向への移動により、左又は右への舵取りがな
される。
【0019】図4はモータ5内部のブラシ取付構造を示
す模式的断面図である。ブラシ54は、その先端部をモ
ータ5の整流子56の外周面に半径方向に摺接させた状
態で基部を箱形をなすブラシ取付台55の内部に収納し
、モータ5の内部の適宜位置に係止した渦巻きばね57
により整流子56に向かう方向に付勢された状態に取付
けられている。渦巻きばね57は、その一端部を適宜位
置に設けた係止部材58に係止すると共に他端部をブラ
シ54の基部に形成した孔 54aに挿入せしめて装着
され、ブラシ54に前記方向への付勢力を加え、ブラシ
54の磨耗が進行した場合においても該ブラシ54を整
流子56に確実に摺接せしめるものであるが、ブラシ5
4の磨耗が所定量に達した後において以後の前記付勢力
の付加を防止するストッパ59が、渦巻きばね57の前
記他端部側の中途部に当接するように設けてある。この
ストッパ59は、ブラシ54の磨耗が前記孔54aの位
置に達するまで進行し、該孔 54a中に挿入された渦
巻きばね57の端部が整流子56に接触してモータ5の
回転子が拘束されることを防止するために設けたもので
ある。モータ5の回転子が拘束された場合、該モータ5
に連結したウォーム軸51及びこれに噛合するウォーム
ホイール50を介して出力軸 12bの回転が拘束され
る結果、舵取りが不能になる虞があるが、前述した如き
ストッパ59を設けた場合、渦巻きばね57がストッパ
59に当接した後には、ブラシ54と整流子56との接
触状態は良好に保たれなくなる結果、モータ5への駆動
電流の供給はなされなくなるが、モータ5の回転子は拘
束されないため、出力軸12bの回転が拘束されること
はなく、舵取り不能の危険性は回避される。
す模式的断面図である。ブラシ54は、その先端部をモ
ータ5の整流子56の外周面に半径方向に摺接させた状
態で基部を箱形をなすブラシ取付台55の内部に収納し
、モータ5の内部の適宜位置に係止した渦巻きばね57
により整流子56に向かう方向に付勢された状態に取付
けられている。渦巻きばね57は、その一端部を適宜位
置に設けた係止部材58に係止すると共に他端部をブラ
シ54の基部に形成した孔 54aに挿入せしめて装着
され、ブラシ54に前記方向への付勢力を加え、ブラシ
54の磨耗が進行した場合においても該ブラシ54を整
流子56に確実に摺接せしめるものであるが、ブラシ5
4の磨耗が所定量に達した後において以後の前記付勢力
の付加を防止するストッパ59が、渦巻きばね57の前
記他端部側の中途部に当接するように設けてある。この
ストッパ59は、ブラシ54の磨耗が前記孔54aの位
置に達するまで進行し、該孔 54a中に挿入された渦
巻きばね57の端部が整流子56に接触してモータ5の
回転子が拘束されることを防止するために設けたもので
ある。モータ5の回転子が拘束された場合、該モータ5
に連結したウォーム軸51及びこれに噛合するウォーム
ホイール50を介して出力軸 12bの回転が拘束され
る結果、舵取りが不能になる虞があるが、前述した如き
ストッパ59を設けた場合、渦巻きばね57がストッパ
59に当接した後には、ブラシ54と整流子56との接
触状態は良好に保たれなくなる結果、モータ5への駆動
電流の供給はなされなくなるが、モータ5の回転子は拘
束されないため、出力軸12bの回転が拘束されること
はなく、舵取り不能の危険性は回避される。
【0020】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明に係る動力舵取
装置においては、電磁クラッチを負荷トルクが小さいウ
ォーム軸側に設けてあるので容量の小さいものを用い得
る。また重量のモータはハウジングの外側に装着され、
電磁クラッチがハウジング内に設けられているので、こ
の結合部分の寸法が短かく、しかも結合精度が高く、装
置全体の小型化が図れる。これによってトルクセンサ,
モータ〜伝動機構の部分を小型軽量化でき、車室側に収
納することが可能になる。従って広い車室の内部におい
てトルクセンサ及びモータのメンテナンス作業が行え、
また必要であれば、舵輪軸をそのハウジングと共に取り
はずすことにより、トルクセンサ及びモータの修理又は
調節作業を外部において行うことが可能であり、メンテ
ナンス作業の困難さの解消が図れる。
装置においては、電磁クラッチを負荷トルクが小さいウ
ォーム軸側に設けてあるので容量の小さいものを用い得
る。また重量のモータはハウジングの外側に装着され、
電磁クラッチがハウジング内に設けられているので、こ
の結合部分の寸法が短かく、しかも結合精度が高く、装
置全体の小型化が図れる。これによってトルクセンサ,
モータ〜伝動機構の部分を小型軽量化でき、車室側に収
納することが可能になる。従って広い車室の内部におい
てトルクセンサ及びモータのメンテナンス作業が行え、
また必要であれば、舵輪軸をそのハウジングと共に取り
はずすことにより、トルクセンサ及びモータの修理又は
調節作業を外部において行うことが可能であり、メンテ
ナンス作業の困難さの解消が図れる。
【0021】また実施例中に示したように、ウォーム軸
とウォームホイールとの噛合位置はウォームホイールの
周上において適宜に設定することができるから、前記モ
ータは、ハウジングの外側において、これの周方向のい
かなる位置に装着することもでき、車室の内部の余剰空
間にこれを配置することが可能である。更に本発明に係
る動力舵取装置は、舵輪軸の下部にコンパクトに構成で
きるから、実施例中に示したように安全ハンドル構造を
有する自動車にも適用することが可能であり、また舵輪
軸をそのハウジングと共に取換えるだけで後付けできる
から、手動操舵式の自動車を動力舵取装置を備えた自動
車に容易に改造することが可能となる等優れた効果を奏
する。
とウォームホイールとの噛合位置はウォームホイールの
周上において適宜に設定することができるから、前記モ
ータは、ハウジングの外側において、これの周方向のい
かなる位置に装着することもでき、車室の内部の余剰空
間にこれを配置することが可能である。更に本発明に係
る動力舵取装置は、舵輪軸の下部にコンパクトに構成で
きるから、実施例中に示したように安全ハンドル構造を
有する自動車にも適用することが可能であり、また舵輪
軸をそのハウジングと共に取換えるだけで後付けできる
から、手動操舵式の自動車を動力舵取装置を備えた自動
車に容易に改造することが可能となる等優れた効果を奏
する。
【図1】本発明に係る動力舵取装置の断面図である。
【図2】トルクセンサ部の拡大断面図である。
【図3】モータの伝動機構の構成を示す図1のIII
−III 線による拡大断面図である。
−III 線による拡大断面図である。
【図4】モータ内部のブラシ取付構造を示す模式図であ
る。
る。
1 舵輪軸
3 トーションバー
4 トルクセンサ
5 モータ
6 電磁クラッチ
10 上部軸
11 連結部材
12 下部軸
12a 入力軸
12b 出力軸
23 下部軸ハウジング
50 ウォームホイール
51 ウォーム軸
Claims (1)
- 【請求項1】 舵輪に連設され車室内部に配設された
舵輪軸を車室外部に配設された舵取機構に連結部材を介
して連結してあり、前記舵輪に加えられる操舵トルクの
検出結果に基づいて操舵補助用のモータを駆動する動力
舵取装置において、前記舵輪軸の中途に配設され、前記
操舵トルクを検出するトルクセンサと、前記舵輪軸の前
記トルクセンサの配設位置よりも舵取機構側の部分に嵌
着されたウォームホイール、該ウォームホイールと直交
して噛合されたウォーム軸及び該ウォーム軸と前記モー
タの回転軸との間に介装された電磁クラッチを有する伝
動装置と、該伝動装置及び前記トルクセンサを収納する
と共に、前記モータをその外側に装着してある前記舵輪
軸のハウジングとを具備することを特徴とする動力舵取
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3149885A JPH04331662A (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 動力舵取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3149885A JPH04331662A (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 動力舵取装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18608387A Division JP2603479B2 (ja) | 1987-07-24 | 1987-07-24 | 動力舵取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04331662A true JPH04331662A (ja) | 1992-11-19 |
Family
ID=15484768
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3149885A Pending JPH04331662A (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 動力舵取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04331662A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100434202B1 (ko) * | 2000-08-17 | 2004-06-04 | 주식회사 만도 | 칼럼방식의 전동식 파워 스티어링 장치 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60234069A (ja) * | 1984-05-08 | 1985-11-20 | Hitachi Ltd | 電動式パワ−ステアリング装置 |
JPS6137581A (ja) * | 1984-07-31 | 1986-02-22 | Nissan Motor Co Ltd | 電動式動力舵取り装置 |
-
1991
- 1991-05-23 JP JP3149885A patent/JPH04331662A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60234069A (ja) * | 1984-05-08 | 1985-11-20 | Hitachi Ltd | 電動式パワ−ステアリング装置 |
JPS6137581A (ja) * | 1984-07-31 | 1986-02-22 | Nissan Motor Co Ltd | 電動式動力舵取り装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100434202B1 (ko) * | 2000-08-17 | 2004-06-04 | 주식회사 만도 | 칼럼방식의 전동식 파워 스티어링 장치 |
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