JPH04331414A - 幹線保護用過電流遮断システム - Google Patents

幹線保護用過電流遮断システム

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Publication number
JPH04331414A
JPH04331414A JP3124464A JP12446491A JPH04331414A JP H04331414 A JPH04331414 A JP H04331414A JP 3124464 A JP3124464 A JP 3124464A JP 12446491 A JP12446491 A JP 12446491A JP H04331414 A JPH04331414 A JP H04331414A
Authority
JP
Japan
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temperature
optical fiber
abnormality
breaker
circuit breaker
Prior art date
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Pending
Application number
JP3124464A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Hata
正敏 畑
Kiyomi Takagi
高木 清美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ケーブル線路,バス
ダクト,母線等の電路における過電流自動遮断システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】ケーブル線路,バスダクト,母線等の電
路の過電流による過熱劣化を防止する目的で、電気設備
技術基準第185条によれば、「幹線の電源側にその幹
線を保護する過電流遮断器を施設すること」と課電流遮
断器の設置義務が定められている。
【0003】過電流遮断器は、種々の種類のものがある
が、過電流の検知方法としては、主として次の3つのも
のが広く適用されている。
【0004】■熱的検知(熱動遮断):これはヒューズ
もしくはバイメタルを利用するもので、これは周囲温度
によりトリップ電流が変化する欠点がある。
【0005】■電流検知:遮断器に変流器(CT)を内
蔵させ、通電電流を検出するものである。(電子式ノー
ヒューズ遮断器,ACB等)
【0006】■電磁力検知(電磁遮断):遮断器に内蔵
した電磁石が通電電流の増大に伴い磁力を増し、一定の
磁力になると自動遮断するものである。
【0007】これらの検知方法により電路の遮断を行う
ものであるが、いずれも電路の保護を行う目的でありな
がら、電路の状態を診断するものではなく、あくまでも
遮断器自体の状態により異常を検出して遮断するものば
かりである。
【0008】即ち、電路の状態が許容温度を超えている
のかいないのかは全く検知することはできず、あくまで
も遮断器を通過する電流とか変流器2次電流とか電磁力
によって異常とするもので、これらの検知方法による遮
断の判断は遮断器自体の内蔵装置の状態によってのみ行
われるようになっている。
【0009】しかし、本来の遮断器の目的としては、あ
くまでもケーブル線路,バスダクト,母線等の電路を保
護することにあり、従って、遮断器の本来あるべき姿と
しては、電路の状態診断に基づいて行われるのが理想の
姿である。
【0010】次に、具体的なケーブル線路の一例につい
て考えてみる。同一のケーブル線路でも、その布設状態
によってケーブル線路の許容電流は大きく左右される。 即ち、気中布設か管路布設か、一条布設か多条布設かに
よって、その電路の熱放熱状況は著しく異なり、ケーブ
ル線路の許容電流も変化することになる。また、ケーブ
ル線路の限界使用は電流によって定まるものではなく、
ケーブルの絶縁物の耐熱特性によって定まるものである
。このため、ケーブル線路の幹線保護としてはケーブル
線路の許容到達温度で管理を行うことが理想である。
【0011】従って、従来ケーブルの許容電流の検討は
布設条件を十分に考慮して算出する必要があった。しか
し、現実には机上の検討以外の要因が生じることも多く
、また、長期の使用の間にはケーブルの増設等が行われ
、元から布設されているケーブルの熱放熱が悪化して許
容電流が下がってしまうことも起こりうる。
【0012】この発明は、このような点に鑑みてなされ
たもので、電路の適格な状態診断に基づいて、その電源
側に設置した遮断器を自動的に遮断するようにした改良
された幹線保護用過電流遮断システムを提供することを
目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明では、光ファイ
バー分布型温度センサーをケーブル線路,バスダクトお
よび母線等の電路内部に収納しもしくは外部に沿わせ、
電路の温度を長さ方向の全長に亘り検知するシステムに
おいて、温度検出装置で電路内の温度を検出できるよう
にし、電路が許容温度を超えた場合、上記温度検出装置
に接続した異常温度判別装置の出力によりORゲートを
介して増幅装置に入力させ、電磁装置を作動させて電路
の電源側に設けたノーヒューズ遮断器等の幹線保護用遮
断器を自動的に遮断するようにしたことを特徴とする幹
線保護用過電流遮断システムである。
【0014】
【実施例】以下、図面に基づいてこの発明の実施例を説
明する。3相のケーブル線路から構成される幹線の電源
側の端部を示す図1において、3本の幹線1の電源側に
は遮断器5が接続される。そして、この遮断器5内の3
個の開閉機構6は増幅装置4に接続された電源引き外し
装置である電磁装置(コイル)5aにより一括して遮断
されるように構成されている。上記増幅装置4は電磁装
置5aの電源ケーブル4a,4bにより幹線1に接続さ
れ、給電されるように構成されている。
【0015】上記幹線1にはそれぞれ光ファイバーセン
サー2が沿うように設置される。この光ファイバーセン
サー2は、例えば特開昭61−270632号公報に示
されるように、光パルスレーダーの手法を用いて光ファ
イバーに沿った温度分布を計測するもので、その原理は
光ファイバーに光パルスを入射させて伝播させる。この
光パルスは光ファイバー内で散乱光を生成させる。この
散乱光の一部は後方散乱光として再び入射端に戻り、光
パルスを入射してから後方散乱光が戻ってくるまでの遅
延時間tを計測することにより温度を測定するものであ
る。つまり、後方散乱光に含まれるラマン散乱光強度か
ら光パルスがガラスの格子振動により弾性的に散乱され
て生じるレーレ散乱光とラマン散乱光とになり、これら
の強度はガラスの温度に対して敏感に変化するので計測
できるのである。
【0016】上記光ファイバーセンサー2はラマン散乱
光の検出部である温度検出装置3に接続される。この温
度検出装置3により測定された幹線1の長手方向の温度
分布の一例を図2のグラフに示す。例えば75℃の温度
を異常レベル(しきい値)とすると、p点において異常
レベルとなっているので、これを温度検出装置3に接続
した異常温度判別装置3aにより検出する。そして、こ
の異常温度判別装置3からORゲート3bに信号を出力
し、増幅装置4を介して電磁装置5aをオンさせ、開閉
機構6を作動して幹線1を一括して遮断するのである。
【0017】また、68℃の温度を異常予告レベル(プ
レアラーム)と設定すると、q点においてこの設定値を
越えているので、これを温度検出装置3に接続した異常
温度判別装置3aからORゲート3bを介して信号を出
力させ、遮断器5を作動させるのである。
【0018】このように、異常レベルとして、例えば異
常予告レベル(プレアラーム)と即時遮断レベル等の複
数のレベルを設定しておいて、各々別の異常信号を出力
するようにして遮断器5を制御するようにしてもよい。
【0019】ORゲート3bに入力信号が入ると、オア
ゲート3bの出力側に出力電圧があらわれ、増幅装置4
により増幅された信号がサイリスタのゲートを開き、サ
イリスタをオンする。これに直列に接続した電磁装置5
aが動作して開閉機構6を作動させて幹線1の電流を遮
断する。
【0020】勿論、これは、即時遮断レベルの信号が入
った場合で、異常予告レベルの信号qが入った場合には
同様の方法で別のサイリスタをオンさせ、警報ブザーを
鳴らすようにしたり、警報ランプを点灯することも可能
である。
【0021】また、異常により警報が発したり、遮断器
5が遮断した場合には、幹線1のどこに異常が生じたの
かを温度検出装置3で即時に判断することができる。
【0022】上記実施例は電路として幹線路の場合につ
いて説明したが、これは分岐線路であってもよいことは
勿論である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明の幹線保
護用過電流遮断システムによれば、光ファイバーセンサ
ーを幹線に沿わせることにより幹線長手方向の温度を検
出して電路の理想的な保護を図ることが可能となる。
【0024】また、遮断器の機器の中から過電流検出装
置を除去することが可能となり、遮断器はもっぱら短絡
保護機能だけに主眼をおいた装置とすることができ、よ
り経済的な遮断器となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の幹線保護用過電流遮断シス
テムの構成を示すブロック図、
【図2】温度検出装置により得られた電路の長手方向の
温度分布の測定例を示すグラフである。
【符号の説明】
1  電路 2  光ファイバー分布形温度センサー3  温度検出
装置 3a  異常温度判別装置 3b  ORゲート 4  電圧引き外し電源装置 5  遮断器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  光ファイバー分布型温度センサーをケ
    ーブル線路,バスダクトおよび母線等の電路内部に収納
    しもしくは外部に沿わせ、電路の温度を長さ方向の全長
    に亘り検知するシステムにおいて、温度検出装置で電路
    内の温度を検出できるようにし、電路が許容温度を超え
    た場合、上記温度検出装置に接続した異常温度判別装置
    の出力によりORゲートを介して増幅装置に入力させ、
    電磁装置を作動させて電路の電源側に設けたノーヒュー
    ズ遮断器等の幹線保護用遮断器を自動的に遮断するよう
    にしたことを特徴とする幹線保護用過電流遮断システム
JP3124464A 1991-04-30 1991-04-30 幹線保護用過電流遮断システム Pending JPH04331414A (ja)

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Cited By (5)

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