JPH0433111B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0433111B2 JPH0433111B2 JP25084588A JP25084588A JPH0433111B2 JP H0433111 B2 JPH0433111 B2 JP H0433111B2 JP 25084588 A JP25084588 A JP 25084588A JP 25084588 A JP25084588 A JP 25084588A JP H0433111 B2 JPH0433111 B2 JP H0433111B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermal battery
- conversion element
- thermoelectric conversion
- flying object
- activation
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 18
- 230000004913 activation Effects 0.000 claims description 14
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 claims description 6
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 5
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 5
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 4
- 239000003792 electrolyte Substances 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000003380 propellant Substances 0.000 description 2
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 1
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- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M6/00—Primary cells; Manufacture thereof
- H01M6/30—Deferred-action cells
- H01M6/36—Deferred-action cells containing electrolyte and made operational by physical means, e.g. thermal cells
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Primary Cells (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、砲弾、ロケツト弾等の飛しよう体に
搭載の熱電池を活性化する装置に関する。
搭載の熱電池を活性化する装置に関する。
[従来の技術]
一般に、砲弾、ロケツト弾(ミサイル)等の飛
しよう体の機上用電源には、熱電池等の一次電池
が用いられる。
しよう体の機上用電源には、熱電池等の一次電池
が用いられる。
第2図に示すように、熱電池は正極5Aと負極
5Bとの間に発熱剤3及び電解質4をサンドイツ
チ状にはさんでセル6を構成し、これを複数個積
層一体化してケースに収納したものであり、活性
化用電気雷管2を点火するか、又は発熱剤3を直
接燃焼して電解質4を融解、活性化させ、内部の
正極及び負極にそれぞれ接続された電極端子5に
より電気エネルギーを取り出している。
5Bとの間に発熱剤3及び電解質4をサンドイツ
チ状にはさんでセル6を構成し、これを複数個積
層一体化してケースに収納したものであり、活性
化用電気雷管2を点火するか、又は発熱剤3を直
接燃焼して電解質4を融解、活性化させ、内部の
正極及び負極にそれぞれ接続された電極端子5に
より電気エネルギーを取り出している。
上記のような熱電池を活性化するために前記電
気雷管2を点火するには、外部からの電源による
か、または機体内に電気を発生する方式として、
例えば機体の先端に風車発電機を設置する等の方
式がある。
気雷管2を点火するには、外部からの電源による
か、または機体内に電気を発生する方式として、
例えば機体の先端に風車発電機を設置する等の方
式がある。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、例えば外部電源によるもので
は、外部電源と機体内の熱電池の電気雷管回路と
の間に、接続プラグが必要となり、砲弾等の発射
においては、接続に時間を要することは極めて重
大な欠点となり、また、使用上からも不便なもの
といわざるを得ない。
は、外部電源と機体内の熱電池の電気雷管回路と
の間に、接続プラグが必要となり、砲弾等の発射
においては、接続に時間を要することは極めて重
大な欠点となり、また、使用上からも不便なもの
といわざるを得ない。
また、機体先端部に風車発電機を設置する方式
は、構造が複雑で、かつ、機体の空気抵抗が増え
る等の不具合がある。
は、構造が複雑で、かつ、機体の空気抵抗が増え
る等の不具合がある。
その他ロケツト弾等のエンジン部で発生する燃
焼熱を利用し、この熱で導爆線を燃焼し直接熱電
池の発熱剤3を燃焼する方式もあるが、安全上、
熱電池等の設置場所が制限される等の欠点があ
る。
焼熱を利用し、この熱で導爆線を燃焼し直接熱電
池の発熱剤3を燃焼する方式もあるが、安全上、
熱電池等の設置場所が制限される等の欠点があ
る。
本発明は、熱電変換素子を使用することにより
これら従来の方式における欠点を克服した安全か
つ構造簡易な熱電池の活性化装置を提供すること
を目的とする。
これら従来の方式における欠点を克服した安全か
つ構造簡易な熱電池の活性化装置を提供すること
を目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明の熱電池の活性化装置は、砲弾、ロケツ
ト弾等の飛しよう体の推進部の周辺又は飛しよう
体の先端部に配置された熱電変換素子と、当該飛
しよう体に搭載された熱電池に設けられていて前
記熱電変換素子に導電線で接続された活性化用電
気雷管とを備え、前記推進部の燃焼熱又は先端部
の空力加熱によつて前記熱電変換素子が発生する
熱起電力により、前記活性化用電気雷管を点火
し、該熱電池を活性化することを特徴とするもの
である。
ト弾等の飛しよう体の推進部の周辺又は飛しよう
体の先端部に配置された熱電変換素子と、当該飛
しよう体に搭載された熱電池に設けられていて前
記熱電変換素子に導電線で接続された活性化用電
気雷管とを備え、前記推進部の燃焼熱又は先端部
の空力加熱によつて前記熱電変換素子が発生する
熱起電力により、前記活性化用電気雷管を点火
し、該熱電池を活性化することを特徴とするもの
である。
[作用]
本発明の熱電池の活性化装置においては、飛し
よう体の発射と同時に起こる推進部の燃焼又は機
体の飛しよう運転によつて生ずる先端部の空力加
熱を利用して熱電変換素子で熱起電力を得て、こ
の熱起電力で飛しよう体に搭載の熱電池の活性化
用電気雷管を点火することができる。従つて、外
部電源が不要で面倒の接続作業が無く、当該熱電
池の配置場所も任意に選ぶことができる。また、
安全性の向上や製造の簡略化を図ることができ
る。
よう体の発射と同時に起こる推進部の燃焼又は機
体の飛しよう運転によつて生ずる先端部の空力加
熱を利用して熱電変換素子で熱起電力を得て、こ
の熱起電力で飛しよう体に搭載の熱電池の活性化
用電気雷管を点火することができる。従つて、外
部電源が不要で面倒の接続作業が無く、当該熱電
池の配置場所も任意に選ぶことができる。また、
安全性の向上や製造の簡略化を図ることができ
る。
[実施例]
以下、本発明に係る熱電池の活性化装置の実施
例を図面に従つて詳述する。
例を図面に従つて詳述する。
第1図は、本発明に係る一実施例として砲弾、
ロケツト弾等に応用した場合を示すもので、飛し
よう体1は機体内部に熱電池10を内蔵してお
り、機体頭部に弾頭15を、機体後部に推進部7
をそれぞれ備えている。そして、推進部7の周辺
に熱電変換素子8が配置され、この熱起電力は導
電線9で機体内の任意位置にある熱電池10の活
性化用電気雷管2に導かれるようになつている。
ここで、推進部7は砲弾の場合には内部に発射薬
が充填された部分であり、ロケツト弾の場合には
内部に推進薬が充填されたロケツトエンジン部で
ある。
ロケツト弾等に応用した場合を示すもので、飛し
よう体1は機体内部に熱電池10を内蔵してお
り、機体頭部に弾頭15を、機体後部に推進部7
をそれぞれ備えている。そして、推進部7の周辺
に熱電変換素子8が配置され、この熱起電力は導
電線9で機体内の任意位置にある熱電池10の活
性化用電気雷管2に導かれるようになつている。
ここで、推進部7は砲弾の場合には内部に発射薬
が充填された部分であり、ロケツト弾の場合には
内部に推進薬が充填されたロケツトエンジン部で
ある。
以上の実施例の構成において、飛しよう体1が
発射されると、推進部7の発熱で、熱電変換素子
8ほ熱起電力を発生する。この電力は導電線9で
第2図に示した如き構造を持つ熱電池10の活性
化用電気雷管2に導かれ、これに電流を通じ点火
させることにより発熱剤3を発火し、電解質4を
溶融するので、当該熱電池は活性化され、電気エ
ネルギーを発生することになる。そして、熱電池
10の電力で飛しよう体搭載の各種機器や弾頭1
5の信管等を駆動する。
発射されると、推進部7の発熱で、熱電変換素子
8ほ熱起電力を発生する。この電力は導電線9で
第2図に示した如き構造を持つ熱電池10の活性
化用電気雷管2に導かれ、これに電流を通じ点火
させることにより発熱剤3を発火し、電解質4を
溶融するので、当該熱電池は活性化され、電気エ
ネルギーを発生することになる。そして、熱電池
10の電力で飛しよう体搭載の各種機器や弾頭1
5の信管等を駆動する。
第3図は本発明の他の実施例を示す。この場
合、熱電変換素子8′をロケツト弾のような高速
飛しよう体1の先端部11に配置し、導電線9で
熱電変換素子8′の熱起電力を熱電池10の活性
化用電気雷管2に導くようにしている。この場合
も、前述の実施例と同様の効果を期待できる。
合、熱電変換素子8′をロケツト弾のような高速
飛しよう体1の先端部11に配置し、導電線9で
熱電変換素子8′の熱起電力を熱電池10の活性
化用電気雷管2に導くようにしている。この場合
も、前述の実施例と同様の効果を期待できる。
すなわち前記先端部11に発生する空力加熱を
熱電変換素子8′で熱電変換して得られる電力を
利用して当該熱電池10を活性化するものであ
る。
熱電変換素子8′で熱電変換して得られる電力を
利用して当該熱電池10を活性化するものであ
る。
[発明の効果]
以上述べたように本発明によれば、飛しよう体
の発射と同時に起こる推進部の燃焼、発熱といつ
た確実の事象又は機体の飛しよう運動によつて生
ずる先端部の空力加熱を利用して熱電変換素子に
て熱起電力を発生し、これで熱電池を活性化する
ものであるので、当該熱電池の配置場所も任意に
選ぶことができるほか、従来の方式に比べて極め
て安全性に優れ、かつ、構造簡単なものといえ
る。
の発射と同時に起こる推進部の燃焼、発熱といつ
た確実の事象又は機体の飛しよう運動によつて生
ずる先端部の空力加熱を利用して熱電変換素子に
て熱起電力を発生し、これで熱電池を活性化する
ものであるので、当該熱電池の配置場所も任意に
選ぶことができるほか、従来の方式に比べて極め
て安全性に優れ、かつ、構造簡単なものといえ
る。
第1図は本発明に係る熱電池の活性化装置の実
施例を示す構成図、第2図は熱電池の1例の断面
図、第3図は本発明の他の実施例を示す構成図で
ある。 1……飛しよう体、2……電気雷管、3……発
熱剤、4……電解質、5A……正電極、5B……
負電極、5……電極端子、6……セル、7……推
進部、8,8′……熱電変換素子、9……導電線、
10……熱電池、11……先端部。
施例を示す構成図、第2図は熱電池の1例の断面
図、第3図は本発明の他の実施例を示す構成図で
ある。 1……飛しよう体、2……電気雷管、3……発
熱剤、4……電解質、5A……正電極、5B……
負電極、5……電極端子、6……セル、7……推
進部、8,8′……熱電変換素子、9……導電線、
10……熱電池、11……先端部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 砲弾、ロケツト弾等の飛しよう体の推進部の
周辺に配置された熱電変換素子と、当該飛しよう
体に搭載された熱電池に設けられていて前記熱電
変換素子に導電線で接続された活性化用電気雷管
とを備え、前記推進部の燃焼熱によつて前記熱電
変換素子が発生する熱起電力により、前記活性化
用電気雷管を点火して前記熱電池を活性化するこ
とを特徴とする熱電池の活性化装置。 2 砲弾、ロケツト弾等の飛しよう体の先端部に
配置された熱電変換素子と、当該飛しよう体に搭
載された熱電池に設けられていて前記熱電変換素
子に導電線で接続された活性化用電気雷管とを備
え、前記先端部が受ける空力加熱によつて前記熱
電変換素子が発生する熱起電力により、前記活性
化用電気雷管を点火して前記熱電池を活性化する
ことを特徴とする熱電池の活性化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25084588A JPH02100267A (ja) | 1988-10-06 | 1988-10-06 | 熱電池の活性化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25084588A JPH02100267A (ja) | 1988-10-06 | 1988-10-06 | 熱電池の活性化装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02100267A JPH02100267A (ja) | 1990-04-12 |
JPH0433111B2 true JPH0433111B2 (ja) | 1992-06-02 |
Family
ID=17213866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25084588A Granted JPH02100267A (ja) | 1988-10-06 | 1988-10-06 | 熱電池の活性化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02100267A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4738496B2 (ja) * | 2009-02-02 | 2011-08-03 | シャープ株式会社 | 現像装置およびこれを用いる画像形成装置 |
JP4738497B2 (ja) * | 2009-02-02 | 2011-08-03 | シャープ株式会社 | 現像装置およびこれを用いる画像形成装置 |
US8666292B2 (en) | 2011-04-15 | 2014-03-04 | Kyocera Document Solutions Inc. | Developer case and image forming apparatus to which developer case is applied |
-
1988
- 1988-10-06 JP JP25084588A patent/JPH02100267A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02100267A (ja) | 1990-04-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |