JPH04331076A - ビトリファイドボンド超砥粒砥石 - Google Patents

ビトリファイドボンド超砥粒砥石

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Publication number
JPH04331076A
JPH04331076A JP9676791A JP9676791A JPH04331076A JP H04331076 A JPH04331076 A JP H04331076A JP 9676791 A JP9676791 A JP 9676791A JP 9676791 A JP9676791 A JP 9676791A JP H04331076 A JPH04331076 A JP H04331076A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vitrified bond
superabrasive
abrasive grains
bond
vitrified
Prior art date
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Pending
Application number
JP9676791A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneo Egawa
庸夫 江川
Tetsuo Ichikizaki
哲雄 市来崎
Yukio Hiasa
日朝 幸雄
Hajime Yoshioka
肇 吉岡
Akihisa Koizumi
小泉 明久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CBNあるいはダイヤ
モンドからなる超砥粒を用いたビトリファイドボンド超
砥粒砥石に関する。
【0002】
【従来の技術】ダイヤモンドあるいはダイヤモンドに次
ぐ硬さのCBNを砥粒とした超砥粒砥石は、Al2 O
3 やSiCを砥粒とした従来の砥石と比べて砥石寿命
が長く、研削力が低い等の特徴から需要が伸びている。 このような超砥粒砥石は、砥粒を固めるボンドの種類に
よって数種に分類されるが、この中にはビトリファイド
ボンド砥石がある。このビトリファイドボンド超砥粒砥
石は、SiO2 ,Al2 O3 ,B2O3 等の酸
化物を成分とするビトリファイドボンドで超砥粒を固め
たものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ビトリファイドボンド
超砥粒砥石は、加工能率は高いものの、砥粒の一部が変
質して目減りしてしまい、また、砥粒とボンドとの密着
力が弱くて砥粒保持力が低いので、砥石寿命が短いとい
う問題がある。
【0004】本発明はこのような事情に鑑み、砥石寿命
が短いビトリファイド超砥粒砥石を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明に係るビトリファイドボンド超砥粒砥石は、CBNあ
るいはダイヤモンドからなる超砥粒をビトリファイドボ
ンドで固めたビトリファイドボンド超砥粒砥石であって
、上記超砥粒に酸化物ではないセラミックスからなるコ
ーティング層が施されていることを特徴とし、また、C
BNあるいはダイヤモンドからなる超砥粒をビトリファ
イドボンドで固めたビトリファイドボンド超砥粒砥石で
あって、上記超砥粒に少なくとも最内層が酸化物ではな
いセラミックスからなるコーティング層が施されている
ことを特徴とする。
【0006】本発明のビトリファイド超砥粒砥石は、超
砥粒が酸化物でないセラミックス層と接触した状態で焼
成されるので、焼成時の超砥粒の変質がなく、また、ボ
ンドと超砥粒との密着力が強まって砥粒保持力が高くな
る。
【0007】これに対し、従来のビクトリファイド超砥
粒砥石は、ビトリファイドボンド中にSiO2 ,Al
2 O3 ,B2O3 等の酸化物が含まれているので
、焼成時にボンドとCBNあるいはダイヤモンドの超砥
粒とが反応して、砥粒とボンドとの境界部にCBNでは
新たにB2 O3 が、ダイヤモンドではCO若しくは
CO2 が生成する。したがって、このような砥粒とボ
ンドとの反応により砥粒の一部が変質して目減りしてし
まう。また、CBNとボンドとの境界部で生成するB2
 O3 は強度がかなり低いと共に砥粒との密着力が極
めて弱く、一方、ダイヤモンドの境界部で生成するCO
やCO2 はガスなので砥粒とボンドとの間にわずかな
すき間が生じてその部分の密着力がなくなる。したがっ
て、ボンドの砥粒保持力が極めて低くなる。
【0008】本発明のビトリファイドボンド超砥粒砥石
は、CBNあるいはダイヤモンドからなる超砥粒表面に
該砥粒と密着力の高いセラミックスをコーティングをし
たものである。このセラミックスとしては、酸化物でな
いものを用い、窒化物,炭化物,ほう化物等を用いるの
が好ましい。本発明のセラミックスは砥石焼成時に砥石
と反応することがないので砥粒と目減りさせることもな
い。
【0009】また、セラミックスコーティングは、CV
DあるいはPVD法により形成するのが好ましい。これ
により砥粒とセラミックスコーティング層とがより強固
に密着されるからである。
【0010】さらに、本発明のビトリファイドボンド砥
石では、セラミックスからなるコーティング層の上に、
該セラミックスと密着性が高く且つボンドとのぬれ性及
び反応性が高い材料をコーティングしてもよい。また、
このコーティングもCVDあるいはPVD法で行うのが
好ましい。
【0011】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
【0012】(実施例1)図1には本実施例に係るビト
リファイドボンド超砥粒砥石を概念的に示す。同図に示
すように、本実施例のビトリファイドボンド超砥粒砥石
は、CBNからなる砥粒11がビトリファイドボンド1
2で固定されているが、砥粒11の表面にはTiN層1
3がCVD又はPVD法によりコーティングされている
。かかる構成ではCBN砥粒11とTiN層13とが強
硬に密着し、さらに、TiN層13とビトリファイドボ
ンド12とがそれぞれ強固に密着する。また、焼成時に
砥粒11とビトリファイドボンド12とが反応すること
がなく、砥粒11の目減りがない。よって、本実施例の
砥石では、従来のものより約20%、砥石寿命が長くな
る。
【0013】なお、砥粒としてダイヤモンドを用いる場
合、セラミックス層としてTiN層を用いる他、TiC
層を用いるのがさらに好ましく、このような実施例の場
合、砥石寿命が約15%のびるという効果が得られる。
【0014】(実施例2)図2には本実施例に係るビト
リファイドボンド超砥粒砥石を概念的に示す。同図に示
すように、本実施例のビトリファイドボンド超砥粒砥石
は、CBNからなる砥粒21が実施例1と同様にビトリ
ファイドボンド22で固定されているが、砥粒21の表
面にはCVDあるいはPVD法によるコーティング層2
3が施されている。このコーティング層にしたがってN
が徐々に減少し、最後にはTiとなる傾斜組成を有する
。この場合、コーティング層23の表面が金属なので、
実施例1と比べてビトリファイドボンド22とのぬれ性
が改善されるため、砥粒21の保持力がさらに高くなる
。したがって、本実施例の場合、砥石磨耗が実施例1の
ものより約5%減少する。
【0015】実施例2において、砥粒がダイヤモンドの
場合には、コーティング層23の代わりにTiCをスタ
ートして徐々にCを減少し最後にはTiとなる傾斜組成
を有するコーティング層としても、同様な効果が得られ
、砥石磨耗が約5%減少する。
【0016】(実施例3)図3には本実施例に係るビト
リファイドボンド超砥粒砥石を概念的に示す。同図に示
すように、本実施例のビトリファイドボンド超砥粒砥石
は、CBNからなる砥粒31がビトリファイドボンド3
2で固定されているが、砥粒31の表面にはTiN層3
3及びAl2 O3 層34がCVD又はPVD法によ
りコーティングされている。ここで、TiN層33は上
述したように砥粒31との密着力が強く、また、Al2
 O3 層34はTiN層33と強く密着すると共にビ
トリファイドボンド32となじみ易く且つ高強度なもの
である。 また、ビトリファイドボンド32とAl2 O3 層3
4とは酸化物同士であるからぬれ性が極めてよく且つ強
く密着する。この結果、本実施例の砥石は実施例1の砥
石と比べて砥石摩耗が約12%減少する。なお、Al2
 O3 の代わりに他の酸化物を用いても同様の効果が
得られる。
【0017】実施例3において、砥粒31がダイヤモン
ドの場合には、TiN層を用いる他、この代りにTiC
層を設けても同様な効果が得られ、この場合、実施例1
の構造でダイヤモンド砥粒としたものと比べて、砥石磨
耗が約15%減少する。
【0018】なお、実施例1〜3において、CVDある
いはPVD法により砥粒にコーティングを施すには、処
理室内で砥粒を入れた受け皿を動かして砥粒を流動させ
ながらコーティングを行えばよいが、CVD法の場合は
必ずしも砥粒を流動させなくてもガスが砥粒間に入り込
むので、ほぼ良好にコーティングされる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のビトリフ
ァイドボンド超砥粒砥石は、砥粒とボンドとの反応によ
る目減りが低下し、砥粒の保持力が高くなるため、従来
より実質的に寿命が長くなり、砥石摩耗が最大で30%
低減するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例に係るビトリファイドボンド超砥
粒砥石の概念図である。
【図2】第2の実施例に係るビトリファイドボンド超砥
粒砥石の概念図である。
【図3】第3の実施例に係るビトリファイドボンド超砥
粒砥石の説明図である。
【符号の説明】
11,21,31  砥粒 12,22,32  ビトリファイドボンド13   
 TiN層 23  コーティング層 33  TiN層 34  Al2 O3 層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  CBNあるいはダイヤモンドからなる
    超砥粒をビトリファイドボンドで固めたビトリファイド
    ボンド超砥粒砥石であって、上記超砥粒に酸化物ではな
    いセラミックスからなるコーティング層が施されている
    ことを特徴とするビトリファイドボンド超砥粒砥石。
  2. 【請求項2】  CBNあるいはダイヤモンドからなる
    超砥粒をビトリファイドボンドで固めたビトリファイド
    ボンド超砥粒砥石であって、上記超砥粒に少なくとも最
    内層が酸化物ではないセラミックスからなるコーティン
    グ層が施されていることを特徴とするビトリファイド超
    砥粒砥石。
  3. 【請求項3】  請求孔1又は2において、セラミック
    スが窒化物又はほう化物であることを特徴とするビトリ
    ファイドボンド超砥粒砥石。
JP9676791A 1991-04-26 1991-04-26 ビトリファイドボンド超砥粒砥石 Pending JPH04331076A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007054905A (ja) * 2005-08-23 2007-03-08 Noritake Super Abrasive:Kk ビトリファイドダイヤモンドホイール
JP2013154440A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Jtekt Corp ビトリファイドボンド砥石の製造方法およびビトリファイドボンド砥石
JP2013154441A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Jtekt Corp ビトリファイドボンド砥石の製造方法およびビトリファイドボンド砥石
JPWO2021025014A1 (ja) * 2019-08-06 2021-09-27 住友電気工業株式会社 超砥粒、及び超砥粒ホイール
JPWO2021025015A1 (ja) * 2019-08-06 2021-09-27 住友電気工業株式会社 被覆超砥粒、砥粒、及びホイール

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990126