JPH0433071A - 画像処理装置の画像領域識別方式 - Google Patents
画像処理装置の画像領域識別方式Info
- Publication number
- JPH0433071A JPH0433071A JP2136071A JP13607190A JPH0433071A JP H0433071 A JPH0433071 A JP H0433071A JP 2136071 A JP2136071 A JP 2136071A JP 13607190 A JP13607190 A JP 13607190A JP H0433071 A JPH0433071 A JP H0433071A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- color
- circuit
- image
- area
- image data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims abstract description 42
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 15
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 9
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims description 4
- 239000000872 buffer Substances 0.000 abstract description 6
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 abstract description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 14
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 9
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 7
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 7
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 5
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 4
- 238000011161 development Methods 0.000 description 3
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 3
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 3
- 238000003708 edge detection Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000015654 memory Effects 0.000 description 2
- 230000003595 spectral effect Effects 0.000 description 2
- 101000860173 Myxococcus xanthus C-factor Proteins 0.000 description 1
- 235000010724 Wisteria floribunda Nutrition 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 230000000873 masking effect Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 108091008695 photoreceptors Proteins 0.000 description 1
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 1
- 230000008719 thickening Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Color Electrophotography (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
- Image Analysis (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ぞれぞれR,G、Bのカラーフィルタを有す
る画素列を副走査方向に平行に配列してなる3色線順次
センサを両型読取手段(こ用いて原稿を読み取り、先行
する各画素列の画伶データに遅延回路を接続して同期さ
せ画像処理を行う画像処理装置の画像領域識別方式(=
関する。
る画素列を副走査方向に平行に配列してなる3色線順次
センサを両型読取手段(こ用いて原稿を読み取り、先行
する各画素列の画伶データに遅延回路を接続して同期さ
せ画像処理を行う画像処理装置の画像領域識別方式(=
関する。
第3図はデジタルカラー画像処理装置の構成を示す図、
第4図は従来のエツジ処理回路の構成例を示す図、第5
図は色相検出回路の構成を示す図である。
第4図は従来のエツジ処理回路の構成例を示す図、第5
図は色相検出回路の構成を示す図である。
デジタルカラー複写機では、従来、ラインセンサを用い
て光学的に原稿を読み取ってB、G、Rの色分解信号に
より画像データを取り込み、第3図に示すようにEND
変換31、カラーマスキング(カラーコレクション)3
2を通してトナー色の信号Y(イエロー)、M(マゼン
タ)、C(シアン)に変換する。さらに、UCR(下色
除去)33により等量のY、M、CをK(黒)に置き換
えて(墨版生成)現像色のトナー信号Xを選択し、色相
分離型非線形フィルタ部で平滑化処理及びエツジ強調処
理を行い、TRC40でトーン調整を行う。そして、S
G(スクリーンジェネレータ)41でオン/オフの2値
化データに変換し、この2値化データでレーザ光をオン
/オフ制御して帯電した感光体を露光し各色の網点画像
を重ね合わせフルカラーの原稿を再現している。
て光学的に原稿を読み取ってB、G、Rの色分解信号に
より画像データを取り込み、第3図に示すようにEND
変換31、カラーマスキング(カラーコレクション)3
2を通してトナー色の信号Y(イエロー)、M(マゼン
タ)、C(シアン)に変換する。さらに、UCR(下色
除去)33により等量のY、M、CをK(黒)に置き換
えて(墨版生成)現像色のトナー信号Xを選択し、色相
分離型非線形フィルタ部で平滑化処理及びエツジ強調処
理を行い、TRC40でトーン調整を行う。そして、S
G(スクリーンジェネレータ)41でオン/オフの2値
化データに変換し、この2値化データでレーザ光をオン
/オフ制御して帯電した感光体を露光し各色の網点画像
を重ね合わせフルカラーの原稿を再現している。
このようなデジタルカラー画像処理装置では、カラー画
像再現に際して、1回の原稿読み取りスキャンで得たフ
ルカラーの画像データを4回の現像プロセス実行のため
に記憶しておくには、大きなメモリ容量が必要となる。
像再現に際して、1回の原稿読み取りスキャンで得たフ
ルカラーの画像データを4回の現像プロセス実行のため
に記憶しておくには、大きなメモリ容量が必要となる。
そのため、各現像色毎にメインスキャンを繰り返し行い
、原稿を読み取って信号処理を行い現像プロセスを実行
している。その際、文字、線画等の2値画像の原稿に対
しては、エツジを強調して先鋭度を高めるようにし、写
真や網点印刷物等の中間調画像の原稿に対しては、平滑
化して画像の滑らかさや粒状性を高めるようにするため
非線形フィルタ処理を行っている。
、原稿を読み取って信号処理を行い現像プロセスを実行
している。その際、文字、線画等の2値画像の原稿に対
しては、エツジを強調して先鋭度を高めるようにし、写
真や網点印刷物等の中間調画像の原稿に対しては、平滑
化して画像の滑らかさや粒状性を高めるようにするため
非線形フィルタ処理を行っている。
色相分離型非線形フィルタ部は、2値画像と中間調画像
の再現性を高めるためのものてあり、UCR33では、
墨版生成、下色除去処理を行ったY、MSC,に信号か
ら現像工程にしたかって現像色の画像データXを選択し
、色相分離型非線形フィルタ部では、この画像データX
を入力して2系統に分岐する。その一方では平滑化フィ
ルタ34により平滑化の処理を行い、他方ではγ変換3
6、エツジ検出フィルタ37、エツジ強調用LU738
によりエツジ強調の処理を行う。そして、これらの出力
を最終的に加算器39て合成して非線形フィルタ信号と
して出力する。そのエツジ処理回路の構成例を示したの
が第4図である。
の再現性を高めるためのものてあり、UCR33では、
墨版生成、下色除去処理を行ったY、MSC,に信号か
ら現像工程にしたかって現像色の画像データXを選択し
、色相分離型非線形フィルタ部では、この画像データX
を入力して2系統に分岐する。その一方では平滑化フィ
ルタ34により平滑化の処理を行い、他方ではγ変換3
6、エツジ検出フィルタ37、エツジ強調用LU738
によりエツジ強調の処理を行う。そして、これらの出力
を最終的に加算器39て合成して非線形フィルタ信号と
して出力する。そのエツジ処理回路の構成例を示したの
が第4図である。
エツジ処理では、色相検出回路35により入力画像の色
相を検出し、そのときの現像色が必要色か否かの判定を
行う。ここで、もし入力画像が黒領域である場合には、
Y、M、Cの有彩色信号のエツジ強調は行わずに、Kの
みをエツジ量に応じて強調するように制御する。
相を検出し、そのときの現像色が必要色か否かの判定を
行う。ここで、もし入力画像が黒領域である場合には、
Y、M、Cの有彩色信号のエツジ強調は行わずに、Kの
みをエツジ量に応じて強調するように制御する。
色相検出回路35は、第5図(a)に示すようにY、M
、Cの最大値と最小値を求める最大最小回路42、現像
色を選択するマルチプレクサ43、最大値と最小値との
差を計算する減算回路44、最小値と現像色との差を計
算する減算回路45、及びコンパレータ46〜48を有
している。コンパレータ46〜48は、閾値と比較し、
閾値より大きい場合にr、m、c’、m’、y’の出力
をそれぞれ論理「l」にするものである。そして、この
出力から同図ら)に示す判定条件により判定色相を導き
、さらに、同図fc)に示す必要色・不必要色の判定条
件により現像色について必要色NJか不必要色「0」か
を判定する。判定色相としては、通常の文字の色として
用いられる、YSM、C1B、G、R,にの7色を対象
としている。
、Cの最大値と最小値を求める最大最小回路42、現像
色を選択するマルチプレクサ43、最大値と最小値との
差を計算する減算回路44、最小値と現像色との差を計
算する減算回路45、及びコンパレータ46〜48を有
している。コンパレータ46〜48は、閾値と比較し、
閾値より大きい場合にr、m、c’、m’、y’の出力
をそれぞれ論理「l」にするものである。そして、この
出力から同図ら)に示す判定条件により判定色相を導き
、さらに、同図fc)に示す必要色・不必要色の判定条
件により現像色について必要色NJか不必要色「0」か
を判定する。判定色相としては、通常の文字の色として
用いられる、YSM、C1B、G、R,にの7色を対象
としている。
必要色・不必要色の判定条件から明らかなように色相が
例えばBの場合には、現像色でmとCを必要色とし、他
は不必要色とする。従って、この場合、必要色のサイク
ルではエツジ強調用LUT38の■によりエツジを強調
し、不必要色のサイクルではエツジ強調用LUT38の
■によりエツジ強調をしない信号とする。
例えばBの場合には、現像色でmとCを必要色とし、他
は不必要色とする。従って、この場合、必要色のサイク
ルではエツジ強調用LUT38の■によりエツジを強調
し、不必要色のサイクルではエツジ強調用LUT38の
■によりエツジ強調をしない信号とする。
しかし、上記の方式では、予めエツジ強調する2値画像
の領域を指定し、その指定にしたかってエリア信号を発
生してエツジ強調用LUTを制御しているため、文字、
線画等の2値画像と、写真や網点印刷物等の中間調画像
において、それぞれの原稿や領域を予め指定することが
容易である場合には、その原稿毎に或いは領域毎に画像
種を指定することによって、それぞれに最適なパラメー
タを選択することかでき、再現性を高めることができる
か、その領域指定か煩雑になるという問題かある。した
かって、混在原稿で領域指定が面倒な場合には、2値画
像にも中間調画像にもそれなりに再現できるパラメータ
が選択されることになる。このような場合には、2値画
像に対しても中間m画像に対しても最適な処理がなされ
ず、いずれにも満足できる画像を得ることは難しくなる
。
の領域を指定し、その指定にしたかってエリア信号を発
生してエツジ強調用LUTを制御しているため、文字、
線画等の2値画像と、写真や網点印刷物等の中間調画像
において、それぞれの原稿や領域を予め指定することが
容易である場合には、その原稿毎に或いは領域毎に画像
種を指定することによって、それぞれに最適なパラメー
タを選択することかでき、再現性を高めることができる
か、その領域指定か煩雑になるという問題かある。した
かって、混在原稿で領域指定が面倒な場合には、2値画
像にも中間調画像にもそれなりに再現できるパラメータ
が選択されることになる。このような場合には、2値画
像に対しても中間m画像に対しても最適な処理がなされ
ず、いずれにも満足できる画像を得ることは難しくなる
。
例えば2値画像では、エツジ強調か弱くぼけて文字が鮮
明でなくなったり、また、黒文字では、エツジ部や小文
字部に濁りが生じてしまうという問題がある。他方、中
間調画像については、エツジ検出周波数の近傍が強調さ
れてしまうため、中間調画像の滑らかさがなくなり、変
なモアレやエツジか変に強調された荒い画像になってし
まう。
明でなくなったり、また、黒文字では、エツジ部や小文
字部に濁りが生じてしまうという問題がある。他方、中
間調画像については、エツジ検出周波数の近傍が強調さ
れてしまうため、中間調画像の滑らかさがなくなり、変
なモアレやエツジか変に強調された荒い画像になってし
まう。
しかも、上記の方式では、黒文字の場合にもY、M、C
信号中に平滑化信号が残る。すなわち、第4図のエツジ
強調用LUT38に示すように必要色は■により強調し
、不必要色は■により除去するだけである。そのため、
例えば黒文字のフィルタ入力信号に対して、Y、M、C
は強調せずKのみを強調するようなエツジ強調処理信号
が生成されるが、平滑化フィルタでは、Y、M、CSK
信号全てについて滑らかにした平滑化処理信号が生成さ
れる。従って、これらを最終的に合成すると、Y、M、
C,にの平滑化信号が残る。このように黒文字の場合で
あっても、KだけでなくY、M。
信号中に平滑化信号が残る。すなわち、第4図のエツジ
強調用LUT38に示すように必要色は■により強調し
、不必要色は■により除去するだけである。そのため、
例えば黒文字のフィルタ入力信号に対して、Y、M、C
は強調せずKのみを強調するようなエツジ強調処理信号
が生成されるが、平滑化フィルタでは、Y、M、CSK
信号全てについて滑らかにした平滑化処理信号が生成さ
れる。従って、これらを最終的に合成すると、Y、M、
C,にの平滑化信号が残る。このように黒文字の場合で
あっても、KだけでなくY、M。
Cの信号も載ってくるので、エツジの部分にこのY、M
SCの平滑化された色が現れ、黒文字をK1色で再現す
ることができない。そのため、K1色再現の場合と比較
すると、線の太り、レジズレ等によるエツジの急変わり
や濁りが生じ、そのため鮮鋭さかなくなり画質的に劣る
という問題が生じる。
SCの平滑化された色が現れ、黒文字をK1色で再現す
ることができない。そのため、K1色再現の場合と比較
すると、線の太り、レジズレ等によるエツジの急変わり
や濁りが生じ、そのため鮮鋭さかなくなり画質的に劣る
という問題が生じる。
そこで、黒文字の再現性を向上させるためには、黒文字
を黒単色で出力することが望まれる。文字領域か写真領
域かを判定するものとしては、RlG、Bの色分解信号
のそれぞれに対してブロック内の最大値と最小値を求め
、少なくとも1つの色成分において、その差が予め定め
られた値以上のとき文字領域と判定するものが提案(例
えば特公昭63−51631号公報参照)されている。
を黒単色で出力することが望まれる。文字領域か写真領
域かを判定するものとしては、RlG、Bの色分解信号
のそれぞれに対してブロック内の最大値と最小値を求め
、少なくとも1つの色成分において、その差が予め定め
られた値以上のとき文字領域と判定するものが提案(例
えば特公昭63−51631号公報参照)されている。
この方式を用いれば、全ての色成分において文字と判定
した場合に黒文字領域と判定するように構成することが
できる。
した場合に黒文字領域と判定するように構成することが
できる。
カラー複写機やファクシミリ、プリンタ等の読取素子と
してCCDセンサ(固体撮像素子)が用いられている。
してCCDセンサ(固体撮像素子)が用いられている。
CCDセンサは、小型でありカラーフィルタを用いるこ
とによって簡便に色分解した信号を取り出すことかでき
る。このCCDセンサには、直線状の画素列にそれぞれ
R,G、Bの分光感度を有するカラーフィルタを繰り返
し配置した1列のラインセンサと、それぞれR,G、B
の分光感度を育するカラーフィルタを有する画素列を副
走査方向に平行に配列した3色線順次センサに大別でき
、両者とも主走査方向に電子走査しなから、副走査方向
に移動させて原稿画像を読み取るようにしている。前者
は、電子走査することによってBGRBGR・・・・・
・のシリアル信号が出力されるので、RとGとBに分離
することが必要であり、また、カラーフィルタをBGR
で配置するため、各色について高解像度を実現しようと
すると、長尺にするか或いは画素サイズを小さくする必
要がある。他方、後者は、電子走査することによってR
とGとBがそれぞれ別個のシリアル信号で出力されるの
で、前者のような分離処理を必要とせず、また、画素列
単位でカラーフィルタを用いるため、小型なもの或いは
画素サイズを太き(し高感度としたものか実現されてい
る。
とによって簡便に色分解した信号を取り出すことかでき
る。このCCDセンサには、直線状の画素列にそれぞれ
R,G、Bの分光感度を有するカラーフィルタを繰り返
し配置した1列のラインセンサと、それぞれR,G、B
の分光感度を育するカラーフィルタを有する画素列を副
走査方向に平行に配列した3色線順次センサに大別でき
、両者とも主走査方向に電子走査しなから、副走査方向
に移動させて原稿画像を読み取るようにしている。前者
は、電子走査することによってBGRBGR・・・・・
・のシリアル信号が出力されるので、RとGとBに分離
することが必要であり、また、カラーフィルタをBGR
で配置するため、各色について高解像度を実現しようと
すると、長尺にするか或いは画素サイズを小さくする必
要がある。他方、後者は、電子走査することによってR
とGとBがそれぞれ別個のシリアル信号で出力されるの
で、前者のような分離処理を必要とせず、また、画素列
単位でカラーフィルタを用いるため、小型なもの或いは
画素サイズを太き(し高感度としたものか実現されてい
る。
第6図は3色線順次センサを用いたカラー画像読取系の
構成を示す図である。
構成を示す図である。
3色線順次センサを用いたカラー画像読取系は、第6図
に示すように原稿を照射するための蛍光ランプ53、原
稿面の反射光を伝達する複数のミラー54.56.57
、及び光学レンズ58か配置され、プラテンガラス51
上に載置された原稿の反射光が3色線順次センサ59に
集光するように構成される。ミラー54は、原稿読取の
ために副走査方向に移動し、この移動に同期してミラー
56.57も、ミラー52の移動速度に対してl/2の
相対速度により移動することにより光路長が一定になる
ように制御される。これら、光学ユニットの移動には、
DCサーボモータやパルスモータか用いられる。
に示すように原稿を照射するための蛍光ランプ53、原
稿面の反射光を伝達する複数のミラー54.56.57
、及び光学レンズ58か配置され、プラテンガラス51
上に載置された原稿の反射光が3色線順次センサ59に
集光するように構成される。ミラー54は、原稿読取の
ために副走査方向に移動し、この移動に同期してミラー
56.57も、ミラー52の移動速度に対してl/2の
相対速度により移動することにより光路長が一定になる
ように制御される。これら、光学ユニットの移動には、
DCサーボモータやパルスモータか用いられる。
3色線順次センサでは、例えば1画素が11μm、各画
素列の画素数5000、画素列間隔154μmのサイズ
のものがあるとすると、この3色線順次センサを用い、
16ドツト/mm(すなわち1画素62.5μm)でA
3短手の原稿を読む場合の光学系のサイズを示したのが
同図(b)、(C1てあり、3色線順次センサのサイズ
を示したのが同図(d)である。この光学系における倍
率mは、m=11/62.5=115.7 であるため、センサ側の画素列間隔154μmは、原稿
側で875μmとなる。なお、この場合のレンズの焦点
距離fは75mmとなる。
素列の画素数5000、画素列間隔154μmのサイズ
のものがあるとすると、この3色線順次センサを用い、
16ドツト/mm(すなわち1画素62.5μm)でA
3短手の原稿を読む場合の光学系のサイズを示したのが
同図(b)、(C1てあり、3色線順次センサのサイズ
を示したのが同図(d)である。この光学系における倍
率mは、m=11/62.5=115.7 であるため、センサ側の画素列間隔154μmは、原稿
側で875μmとなる。なお、この場合のレンズの焦点
距離fは75mmとなる。
上記のように3色線順次センサを用いると、それぞれの
画素列に対して主走査方向に電子走査を行うことによっ
て画素列毎に色分解されたビデオ信号が得られるので、
ビデオ信号の処理が容易になる。すなわち、BGRの繰
り返しによるビデオ信号が得られるラインセンサに比べ
、BGRのビデオ信号の分離、合成等の処理が必要ない
ので、ビデオ信号処理回路の構成を簡素化することがで
きる。
画素列に対して主走査方向に電子走査を行うことによっ
て画素列毎に色分解されたビデオ信号が得られるので、
ビデオ信号の処理が容易になる。すなわち、BGRの繰
り返しによるビデオ信号が得られるラインセンサに比べ
、BGRのビデオ信号の分離、合成等の処理が必要ない
ので、ビデオ信号処理回路の構成を簡素化することがで
きる。
ところで、3色線順次センサでは、第6図(dlに示す
ようにそれぞれの画素列間にギャップがあるため、その
ギャップ長に相当するライン数の補正が必要となる。こ
の補正は、補正ライン数のFIFO(ラインメモリ)が
用いられる。
ようにそれぞれの画素列間にギャップがあるため、その
ギャップ長に相当するライン数の補正が必要となる。こ
の補正は、補正ライン数のFIFO(ラインメモリ)が
用いられる。
第7図は従来のカラー画像の写真領域と文字領域を判定
する回路を3色線順次センサを組み合わせて黒文字領域
の判定を行う場合の構成例を示す図である。
する回路を3色線順次センサを組み合わせて黒文字領域
の判定を行う場合の構成例を示す図である。
3色線順次センサは、先に述べたように画素列間のギャ
ップ長を補正するためFIFOからなる遅延回路が用い
られる。3色の画素列のうちRか最も先行する1次の画
像データ、Gがそれに続く2次の画像データで、それぞ
れの補正ライン数が12ラインであるとすると、第7図
に示すように遅延回路71でRの画像をデータを24ラ
イン遅延させ、遅延回路72でGの画像をデータを12
ライン遅延させることによって、Bの画像データと各遅
延回路71.72を通したR、Gの画像データを同期さ
せる。そして、これらの画像データを文字判定回路73
〜75の入力とし、文字判定回路73〜75の出力をア
ンド回路79で論理和処理すると、文字判定回路73〜
75において、所定サイズブロックの最大値と最小値と
の差が所定の値以上となって論理[IJを出力したとき
黒文字の判定出力(論理「l」の出力)が得られる。
ップ長を補正するためFIFOからなる遅延回路が用い
られる。3色の画素列のうちRか最も先行する1次の画
像データ、Gがそれに続く2次の画像データで、それぞ
れの補正ライン数が12ラインであるとすると、第7図
に示すように遅延回路71でRの画像をデータを24ラ
イン遅延させ、遅延回路72でGの画像をデータを12
ライン遅延させることによって、Bの画像データと各遅
延回路71.72を通したR、Gの画像データを同期さ
せる。そして、これらの画像データを文字判定回路73
〜75の入力とし、文字判定回路73〜75の出力をア
ンド回路79で論理和処理すると、文字判定回路73〜
75において、所定サイズブロックの最大値と最小値と
の差が所定の値以上となって論理[IJを出力したとき
黒文字の判定出力(論理「l」の出力)が得られる。
したがって、文字用処理回路80では、各遅延回路71
.72で同期をとった画像データをさらに文字判定回路
73〜75での処理に必要な分だけデイレイ回路76〜
78で遅延させて入力し、アンド回路79の黒文字の判
定出力に対応した処理を行う。
.72で同期をとった画像データをさらに文字判定回路
73〜75での処理に必要な分だけデイレイ回路76〜
78で遅延させて入力し、アンド回路79の黒文字の判
定出力に対応した処理を行う。
このように3色線順次センサに従来の写真領域と文字領
域を判定する回路を組み合わせて黒文字の判定を行うよ
うにすると、遅延回路71,72とデイレイ回路76〜
78における遅延量が多くなるという問題がある。例え
ば文字判定回路73〜75において、8×8画素のブロ
ックを用いて識別処理を行い、さらに3×3ブロツクで
補正処理を行うとすると、デイレイ回路76〜78ては
、1色当たり12ライン(=8X3の半分)、3色で3
6ライン分の遅延か必要になり、コスト高となる。
域を判定する回路を組み合わせて黒文字の判定を行うよ
うにすると、遅延回路71,72とデイレイ回路76〜
78における遅延量が多くなるという問題がある。例え
ば文字判定回路73〜75において、8×8画素のブロ
ックを用いて識別処理を行い、さらに3×3ブロツクで
補正処理を行うとすると、デイレイ回路76〜78ては
、1色当たり12ライン(=8X3の半分)、3色で3
6ライン分の遅延か必要になり、コスト高となる。
本発明は、上記の課題を解決するものてあって、その目
的は、領域識別信号との同期合わせに必要なラインバッ
ファ数を削減することである。また、本発明の他の目的
は、領域識別の回路構成を簡素化することである。
的は、領域識別信号との同期合わせに必要なラインバッ
ファ数を削減することである。また、本発明の他の目的
は、領域識別の回路構成を簡素化することである。
そのために本発明に係る画像処理装置の画像領域識別方
式は、それぞれR,G、Bのカラーフィルタを有する画
素列を副走査方向に平行に配列してなる3色線順次セン
サを画像読取手段に用いて原稿を読み取り、先行する各
画素列の画像データに遅延回路を接続して同期させ画像
処理を行う画像処理装置において、第1図に示すように
1色の画像データから文字の検出を行う画像領域識別回
路1を備え、先行する1次又は2次の画像データを用い
遅延回路2.3の前で画像領域識別回路lによる文字の
検出を行うように構成したことを特徴とする。そして、
画像領域識別回路1は、遅延回路2又は3による遅延内
で領域識別を行うように構成し、さらには、遅延回路2
.3を用いて同期した3色の画像データから色相を検出
する色識別回路4を備え、色識別回路4により黒色領域
を識別し、アンド回路5において、当該識別信号と画像
領域識別回路lによる文字の識別信号の論理和により黒
文字領域を識別するように構成したことを特徴とする。
式は、それぞれR,G、Bのカラーフィルタを有する画
素列を副走査方向に平行に配列してなる3色線順次セン
サを画像読取手段に用いて原稿を読み取り、先行する各
画素列の画像データに遅延回路を接続して同期させ画像
処理を行う画像処理装置において、第1図に示すように
1色の画像データから文字の検出を行う画像領域識別回
路1を備え、先行する1次又は2次の画像データを用い
遅延回路2.3の前で画像領域識別回路lによる文字の
検出を行うように構成したことを特徴とする。そして、
画像領域識別回路1は、遅延回路2又は3による遅延内
で領域識別を行うように構成し、さらには、遅延回路2
.3を用いて同期した3色の画像データから色相を検出
する色識別回路4を備え、色識別回路4により黒色領域
を識別し、アンド回路5において、当該識別信号と画像
領域識別回路lによる文字の識別信号の論理和により黒
文字領域を識別するように構成したことを特徴とする。
本発明の画像処理装置の画像領域識別方式では、先行す
る1次又は2次の画像データを用い遅延回路2.3の前
で画像領域識別回路lによる文字の検出を行うので、ブ
ロック単位による領域識別、複数ブロックによる補正を
行った結果による遅延が遅延回路2又は3と同じ場合に
は、この領域判定による遅延分の同期合わせのためのラ
インバッファは不要となる。また、1色により文字の領
域識別を行い、色識別回路で黒色を判定するので、ブロ
ック単位による識別と複数ブロックによる補正を行い領
域識別回路が1つだけで足り、領域識別のための全体の
回路構成を簡素化することができる。
る1次又は2次の画像データを用い遅延回路2.3の前
で画像領域識別回路lによる文字の検出を行うので、ブ
ロック単位による領域識別、複数ブロックによる補正を
行った結果による遅延が遅延回路2又は3と同じ場合に
は、この領域判定による遅延分の同期合わせのためのラ
インバッファは不要となる。また、1色により文字の領
域識別を行い、色識別回路で黒色を判定するので、ブロ
ック単位による識別と複数ブロックによる補正を行い領
域識別回路が1つだけで足り、領域識別のための全体の
回路構成を簡素化することができる。
以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
第1図は本発明に係る画像処理装置の画像領域識別方式
の1実施例を示す図である。
の1実施例を示す図である。
第1図において、R,G、Bは、それぞれ3色線順次セ
ンサから出力される画像データであり、Rは1次(最も
先行する画素列)の画像データ、Gはそれに続く2次の
画像データ、Bは3次の画像データである。遅延回路2
は、画像データRを24ライン遅延させ、遅延回路3は
、画像データGを12ライン遅延させるものである。つ
まり、1次と2次、2次と3次の画像データ間の補正ラ
イン数が12ラインの場合を示したものであり、画像デ
ータRは、画像データBより24ライン先行している。
ンサから出力される画像データであり、Rは1次(最も
先行する画素列)の画像データ、Gはそれに続く2次の
画像データ、Bは3次の画像データである。遅延回路2
は、画像データRを24ライン遅延させ、遅延回路3は
、画像データGを12ライン遅延させるものである。つ
まり、1次と2次、2次と3次の画像データ間の補正ラ
イン数が12ラインの場合を示したものであり、画像デ
ータRは、画像データBより24ライン先行している。
領域識別回路1は、1色の画像データでブロック単位の
複数画素から最大値と最小値とを検出し、それらの差が
所定の値より大きいか否かにより文字領域を識別すると
共に、さらに周囲のブロックの領域判定結果から誤り補
正を行うものであり、その識別対象として画像データG
を選んだものである。この場合には、識別用の画像デー
タGとして、遅延回路3の前から取り出すことにより、
遅延回路3の遅延ライン数と同じライン数を用いて領域
識別を行うことかでき、領域識別のために少なくとも1
2ラインと色識別処理分のライン数を使うことができる
。
複数画素から最大値と最小値とを検出し、それらの差が
所定の値より大きいか否かにより文字領域を識別すると
共に、さらに周囲のブロックの領域判定結果から誤り補
正を行うものであり、その識別対象として画像データG
を選んだものである。この場合には、識別用の画像デー
タGとして、遅延回路3の前から取り出すことにより、
遅延回路3の遅延ライン数と同じライン数を用いて領域
識別を行うことかでき、領域識別のために少なくとも1
2ラインと色識別処理分のライン数を使うことができる
。
色識別回路4は、R,G、Bの画像データを入力して黒
を検出するものであり、例えば画像データが濃度の場合
には全ての色の値が所定の値以上てあれば黒と判定する
。また、先に第5図により説明した色相検出回路のよう
に最大値と最小値との差、最大値の大きさ、最小値の大
きさを所定の値と比較して判定してもよい。
を検出するものであり、例えば画像データが濃度の場合
には全ての色の値が所定の値以上てあれば黒と判定する
。また、先に第5図により説明した色相検出回路のよう
に最大値と最小値との差、最大値の大きさ、最小値の大
きさを所定の値と比較して判定してもよい。
アンド回路5は、領域識別回路lの出力と色識別回路4
の出力の論理積演算を行うものであり、領域識別回路l
が文字領域を識別してその出力が論理rlJになり、か
っ色識別回路4が黒を識別してその出力か論理rlJに
なったことを条件として黒文字領域の識別結果を論理N
Jで出力する。
の出力の論理積演算を行うものであり、領域識別回路l
が文字領域を識別してその出力が論理rlJになり、か
っ色識別回路4が黒を識別してその出力か論理rlJに
なったことを条件として黒文字領域の識別結果を論理N
Jで出力する。
デイレイ回路6は、アンド回路5の出力と処理を行う画
像データRSG、Bとの同期をとるためのものである。
像データRSG、Bとの同期をとるためのものである。
基本的に領域識別回路lの遅延ライン数か遅延回路3の
遅延ライン数の範囲内に収まるとすると、デイレイ回路
6のライン数は、色識別回路4の遅延ライン数分か必要
になる。色識別回路4は、最小の場合で画素単位、最大
の場合で2×2画素ブロックとすると、最大lラインの
デイレイでよいので、デイレイ回路6としては、最大3
ライン分のバッファがあればよい。
遅延ライン数の範囲内に収まるとすると、デイレイ回路
6のライン数は、色識別回路4の遅延ライン数分か必要
になる。色識別回路4は、最小の場合で画素単位、最大
の場合で2×2画素ブロックとすると、最大lラインの
デイレイでよいので、デイレイ回路6としては、最大3
ライン分のバッファがあればよい。
文字用処理回路7は、遅延回路2.3により3色の同期
合わせを行うと共に、デイレイ回路6によりアンド回路
5の出力との同期合わせを行った画像データR,G、B
に対して、アンド回路5の出力が黒文字領域の識別信号
か否かに応じた処理を行うものである。
合わせを行うと共に、デイレイ回路6によりアンド回路
5の出力との同期合わせを行った画像データR,G、B
に対して、アンド回路5の出力が黒文字領域の識別信号
か否かに応じた処理を行うものである。
第2図は領域識別回路の構成例を示す図である。
第1図に示すように遅延回路3の前で2次の画像データ
Gを用い、遅延回路3と同様に遅延ライン数が12ライ
ンとなる領域識別回路の構成例を示したのが第2図であ
る。領域識別回路は、大きく分けて一次識別と二次識別
からなる。−次識別は、8×8ブロツク化回路11で8
×8画素のブロックを行って文字領域の識別を行うもの
であり、そのために、ブロックの8×8画素から最大値
検出回路12、最小値検出回路13によりそれぞれ最大
値と最小値を検出し、演算回路14でそれらの差を求め
る。そして、コンパレータ15で演算回路14の出力、
すなわち最大値と最小値との差を閾値thと比較し、該
差が閾値thより大きい場合に文字領域の識別信号、例
えば論理NJを出力する。二次識別は、さらに3×3の
ブロックで一次識別によるブロックの識別領域の誤り補
正を行うものである。例えば注目ブロックが一次識別で
は文字領域と識別された場合において、周囲ブロックの
ほとんどが文字領域でないときは、注目ブロックの識別
内容を非文字領域に補正する。
Gを用い、遅延回路3と同様に遅延ライン数が12ライ
ンとなる領域識別回路の構成例を示したのが第2図であ
る。領域識別回路は、大きく分けて一次識別と二次識別
からなる。−次識別は、8×8ブロツク化回路11で8
×8画素のブロックを行って文字領域の識別を行うもの
であり、そのために、ブロックの8×8画素から最大値
検出回路12、最小値検出回路13によりそれぞれ最大
値と最小値を検出し、演算回路14でそれらの差を求め
る。そして、コンパレータ15で演算回路14の出力、
すなわち最大値と最小値との差を閾値thと比較し、該
差が閾値thより大きい場合に文字領域の識別信号、例
えば論理NJを出力する。二次識別は、さらに3×3の
ブロックで一次識別によるブロックの識別領域の誤り補
正を行うものである。例えば注目ブロックが一次識別で
は文字領域と識別された場合において、周囲ブロックの
ほとんどが文字領域でないときは、注目ブロックの識別
内容を非文字領域に補正する。
同様に、注目ブロックが一次識別では非文字領域と識別
された場合において、周囲ブロックのほとんどが文字領
域であるときは、注目ブロックの識別内容を文字領域に
補正する。
された場合において、周囲ブロックのほとんどが文字領
域であるときは、注目ブロックの識別内容を文字領域に
補正する。
このように−次識別で8×8画素をブロック化して文字
領域の識別を行い、さらにそれを3X3のブロックをま
とめて注目ブロックの領域識別の誤りを補正するように
構成すると、遅延ライン数は12ラインとなり、遅延回
路3のライン数と同じになる。
領域の識別を行い、さらにそれを3X3のブロックをま
とめて注目ブロックの領域識別の誤りを補正するように
構成すると、遅延ライン数は12ラインとなり、遅延回
路3のライン数と同じになる。
なお、本発明は、上記の実施例に限定されるものではな
く、種々の変形か可能である。例えば上記の実施例では
、先行する2次の画像データを用いて文字領域の識別を
行うようにしたが、最も先行する1次の画像データを用
いるようにしてもよい。また、領域識別回路として、8
×8画素のブロック化による一次識別と3×3ブロツク
による二次識別を行う構成を示したが、−次識別を4×
4、二次識別を5×5の組み合わせにする等、適宜ブロ
ックサイズを変更してもよい。この場合、先行する1次
の画像データを用いるか、2次の画像データを用いるか
、1次識別と2次識別のブロックサイズを幾つにするか
は、3色線順次センサの画素列間ギャップの補正ライン
数と色識別回路で必要とする処理ライン数に依存して設
定できることはいうまでもない。
く、種々の変形か可能である。例えば上記の実施例では
、先行する2次の画像データを用いて文字領域の識別を
行うようにしたが、最も先行する1次の画像データを用
いるようにしてもよい。また、領域識別回路として、8
×8画素のブロック化による一次識別と3×3ブロツク
による二次識別を行う構成を示したが、−次識別を4×
4、二次識別を5×5の組み合わせにする等、適宜ブロ
ックサイズを変更してもよい。この場合、先行する1次
の画像データを用いるか、2次の画像データを用いるか
、1次識別と2次識別のブロックサイズを幾つにするか
は、3色線順次センサの画素列間ギャップの補正ライン
数と色識別回路で必要とする処理ライン数に依存して設
定できることはいうまでもない。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、3色
線順次センサの画素列間ギャップを補正する遅延回路と
並列に文字の領域識別回路を接続するので、3色の画像
データを同期合わせした後に文字の領域識別を行う従来
の方式に較べ、各色について領域識別回路に対応するラ
イン数のバッファを軽減することができる。しかも、色
識別回路を設け、文字の領域識別回路を1色に対しての
み接続する構成となるので、全体としての回路の簡素化
を図ることもできる。
線順次センサの画素列間ギャップを補正する遅延回路と
並列に文字の領域識別回路を接続するので、3色の画像
データを同期合わせした後に文字の領域識別を行う従来
の方式に較べ、各色について領域識別回路に対応するラ
イン数のバッファを軽減することができる。しかも、色
識別回路を設け、文字の領域識別回路を1色に対しての
み接続する構成となるので、全体としての回路の簡素化
を図ることもできる。
第1図は本発明に係る画像処理装置の画像領域識別方式
の1実施例を示す図、第2図は領域識別回路の構成例を
示す図、第3図はデジタルカラー画像処理装置の構成を
示す図、第4図は従来のエツジ処理回路の構成例を示す
図、第5図は色相検出回路の構成を示す図、第6図は3
色線順次センサを用いたカラー画像読取系の構成を示す
図、第7図は従来のカラー画像の写真領域と文字領域を
判定する回路を3色線順次センサを組み合わせて黒文字
領域の判定を行う場合の構成例を示す図である。 l・・・領域識別回路、2と3・・・遅延回路、4・・
・色識別回路、5・・・アンド回路、6・・・デイレイ
回路、7・・・文字用処理回路。 出 願 人 富士ゼロックス株式会社代理人 弁理
士 阿 部 龍 吉(外7名)第 図 第2図
の1実施例を示す図、第2図は領域識別回路の構成例を
示す図、第3図はデジタルカラー画像処理装置の構成を
示す図、第4図は従来のエツジ処理回路の構成例を示す
図、第5図は色相検出回路の構成を示す図、第6図は3
色線順次センサを用いたカラー画像読取系の構成を示す
図、第7図は従来のカラー画像の写真領域と文字領域を
判定する回路を3色線順次センサを組み合わせて黒文字
領域の判定を行う場合の構成例を示す図である。 l・・・領域識別回路、2と3・・・遅延回路、4・・
・色識別回路、5・・・アンド回路、6・・・デイレイ
回路、7・・・文字用処理回路。 出 願 人 富士ゼロックス株式会社代理人 弁理
士 阿 部 龍 吉(外7名)第 図 第2図
Claims (3)
- (1)それぞれR(赤)、G(緑)、B(青)のカラー
フィルタを有する画素列を副走査方向に平行に配列して
なる3色線順次センサを画像読取手段に用いて原稿を読
み取り、先行する各画素列の画像データに遅延回路を接
続して同期させ画像処理を行う画像処理装置において、
1色の画像データから文字領域の検出を行う画像領域識
別回路を備え、先行する1次又は2次の画像データを用
い画像領域識別回路による文字領域の検出を行うように
構成したことを特徴とする画像処理装置の画像領域識別
方式。 - (2)画像領域識別回路は、センサギャップ間補正のた
めの遅延回路による遅延内で領域識別を行うように構成
したことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置の画
像領域識別方式。 - (3)同期した3色の画像データから色相を検出する色
識別回路を備え、色識別回路により黒色領域を識別し、
当該識別信号と画像領域識別回路による文字領域の識別
信号の論理積により黒文字領域を識別するように構成し
たことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置の画像
領域識別方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2136071A JPH0433071A (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | 画像処理装置の画像領域識別方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2136071A JPH0433071A (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | 画像処理装置の画像領域識別方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0433071A true JPH0433071A (ja) | 1992-02-04 |
Family
ID=15166546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2136071A Pending JPH0433071A (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | 画像処理装置の画像領域識別方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0433071A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6760489B1 (en) | 1998-04-06 | 2004-07-06 | Seiko Epson Corporation | Apparatus and method for image data interpolation and medium on which image data interpolation program is recorded |
-
1990
- 1990-05-24 JP JP2136071A patent/JPH0433071A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6760489B1 (en) | 1998-04-06 | 2004-07-06 | Seiko Epson Corporation | Apparatus and method for image data interpolation and medium on which image data interpolation program is recorded |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3003261B2 (ja) | カラー画像認識装置 | |
US5477335A (en) | Method and apparatus of copying of black text on documents using a color scanner | |
US5189523A (en) | Image processing apparatus | |
JPH0722330B2 (ja) | 画像処理装置の画像領域識別方式 | |
US6744921B1 (en) | Image processing apparatus and method that determines the thickness of characters and lines | |
JPH0435167A (ja) | 線画分離方法および装置 | |
JP3176101B2 (ja) | 画像読取装置 | |
JP3302041B2 (ja) | 画像処理装置 | |
US6343144B2 (en) | Method and apparatus for image processing, and storage medium | |
JP3923293B2 (ja) | 画像処理方法および画像処理装置ならびに画像形成装置 | |
JPH0433071A (ja) | 画像処理装置の画像領域識別方式 | |
JPH0851536A (ja) | 画像処理方法及びその装置 | |
JP2001197304A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、及び記憶媒体 | |
US7375853B2 (en) | Image processing apparatus and method | |
US6999632B2 (en) | Image processing apparatus, image forming apparatus and image processing method | |
JP2696902B2 (ja) | カラー画像処理装置 | |
JP3079630B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JP3281391B2 (ja) | フルカラー画像再生装置及びフルカラー画像再生方法 | |
JPH10210314A (ja) | ディジタル画像処理装置 | |
JP3185926B2 (ja) | 画像処理装置および画像処理方法 | |
JP2915503B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JPS62188566A (ja) | カラ−画像情報処理装置 | |
JPH0363888A (ja) | 画像処理装置 | |
JPH03191673A (ja) | カラー読取装置の白黒エッジ処理方法 | |
JP2003174568A (ja) | 画像読み取り装置、画像処理システム、画像読み取り方法、制御プログラムを提供する媒体、及び制御プログラム |