JPH04329935A - X線ct装置 - Google Patents

X線ct装置

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JPH04329935A
JPH04329935A JP3128597A JP12859791A JPH04329935A JP H04329935 A JPH04329935 A JP H04329935A JP 3128597 A JP3128597 A JP 3128597A JP 12859791 A JP12859791 A JP 12859791A JP H04329935 A JPH04329935 A JP H04329935A
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JP
Japan
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ray
collimator
ray tube
outputs
detectors
Prior art date
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JP3128597A
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JP3328942B2 (ja
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Tsunekazu Matsuyama
松山 恒和
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、計算によって断層像
を作成するX線CT(コンピュータ・トモグラフィ)装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】X線CT装置では、X線ビームで被検体
をスキャンするため、ある程度長い時間、細いビーム幅
のX線ビームを連続的に発射する必要がある。とくにダ
イナミックスキャンではある程度継続した時間内での被
検体の動きを捉えるため多数枚の画像を連続的に撮像す
る必要があり、X線ビームの照射時間は長くなる。
【0003】このようにX線管にかなりの負荷がかかる
場合には、X線ターゲットの熱膨脹のため、X線焦点が
スキャン中に無視できないほどに大きく移動する。その
ことが、管球に負荷がかかり過ぎるときの画像劣化の原
因となっている。すなわち、図3に示すようにX線管1
のフィラメント(陰極)11から放出された電子がX線
ターゲット(陽極)12に衝突してX線ビーム13が発
生するが、負荷が大きいときにはこのX線ターゲット1
2の温度が上昇し、その熱膨張でターゲット12の大き
さが変わり、X線ビーム13の方向が実線から点線へと
変化する。そのためX線分布14が実線から点線のよう
にずれていき、最高の出力となる位置が変化する。する
と、X線焦点、コリメータ及び検出器の幾何学的配置が
一部崩れて、これが管球に負荷がかかり過ぎるときの画
像の劣化原因となっている。
【0004】そのため、従来では、スキャン中の焦点移
動を少なくするよう、容量の大きな管球を使用したり、
あるいは焦点の大きな管球を使用することなどが行なわ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、容量の
大きなX線管を使用する場合にはコスト上昇の問題があ
り、また焦点の大きなX線管を使用する場合には鮮鋭度
の高い画像が得られないという問題がある。
【0006】この発明は、より容量の小さいX線管の使
用を可能としてコストを抑え、かつ焦点の小さなX線管
の使用を可能として鮮鋭度の高い画像を得ることができ
るように改善した、X線CT装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明によれば、X線管と、このX線管の前面に
設けられたコリメータと、X線検出器と、これらをスキ
ャンさせる機構とを備えるX線CT装置において、上記
のX線管から発射されたX線ビーム位置の移動に伴って
上記X線管とコリメータとの位置関係を自動的に変える
機構(たとえばX線管の温度上昇に応じてコリメータの
位置を変えるバイメタル機構や、あるいはX線ビーム位
置を検出するX線検出器を設けてその出力に応じてコリ
メータの位置を自動制御する機構など)を備えるように
している。これによりX線ビームの位置ずれが補償でき
るので、より容量の小さいX線管の使用によりコストを
抑えたり、焦点の小さなX線管の使用により鮮鋭度の高
い画像を得ることができる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照しながら詳細に説明する。図1において、X線管1か
ら発射されたX線ビーム13は、X線管1の前面に配置
されたコリメータ2を通ってX線検出器3に入射するよ
うに構成される。X線検出器3はたとえばXe検出器な
どからなり、紙面の直角方向に円弧状に形成されていて
、これらX線管1、コリメータ2、検出器3が、図示し
ないスキャン機構により、X線管1と検出器3との間に
ある図の左右方向に延びる線を中心軸として回転させら
れるようになっている。
【0009】この実施例では、X線管1の前面、コリメ
ータ2に至るまでの間に2つのX線検出器31、32が
配置される。これらのX線検出器31、32はコリメー
タ2に入るまでのX線ビーム13の位置を検出するもの
である。コリメータ2は駆動機構7によりそのX線管1
に対する位置が移動させられるようになっている。この
駆動機構7はたとえばモーターとそのモーターの回転を
直線方向の移動に変換する機構などからなる。そして上
記の検出器31、32はコリメータ2のスリット位置に
対応してそのスリットの両側に取付けられており、コリ
メータ2とともに移動するようになっている。
【0010】これらの検出器31、32はインターフェ
イス回路4を介してCPU5に接続されており、これら
検出器31、32の出力がCPU5によって常時監視さ
れている。この両出力に変動が生じると、CPU5はそ
れからX線ビーム及びX線焦点の変動量を計算し、制御
回路6に指令を送って駆動回路7を動作させ、コリメー
タ2をX線管1に対して移動させる。するとこのコリメ
ータ2の移動に伴って検出器31、32も移動するので
、それらのX線ビーム13に対する位置関係が変わり、
それらの出力が変化する。こうした制御ループにより検
出器31、32の出力がほぼ同じ大きさになるような位
置関係が保持される。
【0011】ここで、X線管1においてターゲットが十
分に低い温度のとき、図2のAの状態となっており、X
線管1とコリメータ2と検出器3の3者の位置関係が適
切なものとなっていてX線ビームの中心がコリメータ2
によって遮られることなく、X線の分布14のピークが
斜線で示すように検出器3に入射するものとする。X線
管1の温度が上昇して熱膨張によりターゲットが変形し
て焦点がずれてX線ビームの位置が変わると、図2のB
のような状態となり、X線ビームの中心がコリメータ2
によって遮へいされるようになる。そのためX線の分布
14のピークをはずれた部分(斜線で示す部分)が検出
器3に入射し、十分なX線が入射しないこととなる。
【0012】図2のAの状態のときの検出器31、32
の出力がCPU5によって記憶されており、図2のBの
ようにX線ビームの位置ずれが生じたときその2つの出
力のバランスが崩れるので、そのことが検知される。た
とえば図2のBの状態でX線ビームが右側にずれて検出
器31の出力が小さく、検出器32の出力が大きくなっ
たとする。このとき、これらの出力がもとの等しい関係
(図2のAの状態)となるように、コリメータ2を検出
器31、32も含めて右側に移動させれば、図2のCの
ような状態が実現され、X線分布14のピークが斜線で
示すように検出器3に入射するようになる。このような
動作により、X線管1とコリメータ2との最適な位置関
係を常に保つことができる。なお、図2のCのような状
態のとき、X線ビームは検出器3に対して位置ずれする
ことになるが、X線ビームの幅に比べて検出器3の開口
幅はかなり大きいので実際には問題とならない。
【0013】さらにこれら検出器31、32の出力を利
用すれば、X線管1、コリメータ2及び検出器3の幾何
学的位置関係を容易に決定でき、また、自動調節も可能
なので、初期の調整工数を減らすこともできる。
【0014】なお、熱膨張に応じたX線ビームの位置ず
れ量はほぼ決まっているので、X線管1の温度に応じて
変形するバイメタルなどにより構成された、温度に応じ
てコリメータ2を移動させる機構を用いることもできる
。この場合、X線ビームの位置ずれを検出するための検
出器31、32やCPU5、制御回路6などの制御ルー
プ及びモーターなどを含む駆動機構7などは不要となっ
て構成が簡単となる。
【0015】また、上記ではX線管1に対してコリメー
タ2を移動させるようにしているが、両者の位置関係を
変更できればよいので、コリメータ2を固定し、X線管
1の方を移動させるよう構成することも、勿論可能であ
る。
【0016】
【発明の効果】以上、実施例について説明したように、
この発明のX線CT装置によれば、X線管のターゲット
の熱膨張によるX線ビームの位置ずれを自動的に補償す
ることができるので、より容量の小さいX線管を使用す
ることが可能となり、コストを下げることができる。ま
た、小さい焦点のX線管を用いることもできるので、よ
り鮮鋭度の高い画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のブロック図。
【図2】同実施例におけるX線ビームの位置関係をそれ
ぞれ示す模式図。
【図3】ターゲットの熱膨張によるX線ビームの位置ず
れを説明するための模式図。
【符号の説明】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  X線管と、このX線管の前面に設けら
    れたコリメータと、X線検出器と、これらをスキャンさ
    せる機構とを備えるX線CT装置において、上記のX線
    管から発射されたX線ビーム位置の移動に伴って上記X
    線管とコリメータとの位置関係を自動的に変える機構を
    備えることを特徴とするX線CT装置。
JP12859791A 1991-04-30 1991-04-30 X線ct装置 Expired - Lifetime JP3328942B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12859791A JP3328942B2 (ja) 1991-04-30 1991-04-30 X線ct装置

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JPH04329935A true JPH04329935A (ja) 1992-11-18
JP3328942B2 JP3328942B2 (ja) 2002-09-30

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ID=14988708

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1321617C (zh) * 1999-12-28 2007-06-20 Ge医疗系统环球技术有限公司 分析ct成像系统中跟踪控制回路性能的方法
US9155508B2 (en) 2010-10-08 2015-10-13 Hitachi Medical Corporation X-ray CT device
US10866331B2 (en) 2018-10-12 2020-12-15 Anritsu Infivis Co., Ltd. X-ray inspection apparatus

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US9155508B2 (en) 2010-10-08 2015-10-13 Hitachi Medical Corporation X-ray CT device
US10866331B2 (en) 2018-10-12 2020-12-15 Anritsu Infivis Co., Ltd. X-ray inspection apparatus

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