JPH04328332A - ディスクドライブ装置 - Google Patents

ディスクドライブ装置

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Publication number
JPH04328332A
JPH04328332A JP12547091A JP12547091A JPH04328332A JP H04328332 A JPH04328332 A JP H04328332A JP 12547091 A JP12547091 A JP 12547091A JP 12547091 A JP12547091 A JP 12547091A JP H04328332 A JPH04328332 A JP H04328332A
Authority
JP
Japan
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frame
chassis
cam
optical
disk
Prior art date
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Pending
Application number
JP12547091A
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English (en)
Inventor
Taro Watanabe
太郎 渡辺
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクに対して情
報信号の書込み及び/又は読出しを行うためのディスク
ドライブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディスク基板と、このディスク基
板の主面に設けられた信号記録層とを有して構成された
光ディスクが提案されている。この光ディスクの信号記
録層は、光学的、あるいは、光磁気的な信号記録が行え
るように、所定の材料により形成されたものである。こ
のような信号記録層に対する情報信号の書込み及び/又
は読出しは、この信号記録層に対する集光させた光束の
照射、あるいは、該信号記録層に対する上記光束の照射
及び外部磁界の印加により行われる。
【0003】そして、このような光ディスクを用いた情
報信号の記録及び/又は再生は、ディスク回転駆動装置
及び光学ピックアップ装置を有して構成されたいわゆる
ディスクドライブ装置を備えた記録及び/又は再生装置
により行われる。
【0004】上記ディスク回転駆動装置は、図10に示
すように、上記光ディスク101の中心部に設けられた
被チャッキング部が載置されてこの光ディスク101を
保持するディスクテーブル103を有してなる。このデ
ィスクテーブル103には、上記光ディスク101を所
定位置に保持するためのセンタリング突起102が設け
られている。そして、このディスクテーブル103は、
図示しないスピンドルモータの駆動軸であるスピンドル
モータ104の先端側に取付けられている。このディス
クテーブル103は、上記スピンドルモータが回転駆動
すると、上記光ディスクを、上記被チャッキング部を中
心として、該光ディスクの主面に沿う平面内で回転操作
する。
【0005】そして、上記光学ピックアップ装置は、上
記光ディスクの信号記録層に対して、情報信号の書込み
及び/又は読出しが行えるように構成されている。すな
わち、この光学ピックアップ装置は、図10に示すよう
に、光学ブロック部を有し、この光学ブロック部内に半
導体レーザ等の光源及びこの光源より発せられる光束を
導く所定の光学デバイスを収納するとともに、該光学ブ
ロック部上に上記光束を集光して射出させる対物レンズ
107が取付けられて構成されている。この光学ピック
アップ装置106は、上記光源より発せられる光束を、
上記対物レンズ107を介して、この光学ピックアップ
装置106の外方の一点に集光させるように構成されて
いる。また、この光学ピックアップ装置106は、上記
対物レンズ107を介して射出した光束が光ディスクに
より反射されて該対物レンズ107に戻り光束として再
入射したときに、この戻り光束を検出するための光検出
器を有している。
【0006】上記光学ピックアップ装置106は、上記
ディスクプレーヤ装置において、図10及び図11に示
すように、ガイドシャフト105にスライド可能に支持
され、上記対物レンズ107を上記光ディスク101の
信号記録面となる主面部に対向させている。そして、こ
の光学ピックアップ装置106は、上記ガイドシャフト
105に沿って移動操作されることにより、上記ディス
クテーブル103上に保持された光ディスク101の径
方向に、該光ディスク101の内外周に亘る移動操作が
可能となされている。すなわち、この光学ピックアップ
装置106は、上記ガイドシャフト105に沿って移動
操作されるとともに上記ディスク101が回転操作され
ることによって、該光ディスク101の信号記録面の全
面に亘って上記対物レンズ107を介して射出する光束
を照射することができ、該信号記録面の全面に亘る情報
信号の書込み及び/又は読出しを行うことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
なディスクドライブ装置においては、図10に示すよう
に、上記光ディスク101がいわゆる反りを生じている
場合においては、上記対物レンズ107の光軸と、上記
光ディスク101の主面部とが、互いに垂直に交差しな
い状態となる。上記対物レンズ107の光軸と上記光デ
ィスク101の主面部とが互いに垂直に交差していると
、図10中矢印aで示す、該光軸と、上記光ディスク1
01の該光軸が交差している位置における法線とのなす
角度は、零となる。
【0008】このように、上記対物レンズ107の光軸
が上記光ディスク101の主面部に対して垂直に交差し
ないと、上記対物レンズ107より射出される光束が上
記光ディスク101の信号記録面上において良好に集光
されず、該信号記録面に対する情報信号の良好な書込み
及び/又は読出しが行えない。
【0009】従来のディスクドライブ装置においては、
上記対物レンズ107の光軸を上記光ディスク101の
主面部に対して垂直に交差させるために、上記光学ピッ
クアップ装置106を上記ガイドシャフト105に対し
て傾斜させる機構が設けられているものがある。しかし
ながら、このような、上記光学ピックアップ装置106
を上記ガイドシャフト105に対して傾斜させる機構は
、構成が複雑であり、ディスクドライブ装置の製造の容
易化、小型化を困難となしている。
【0010】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提
案されるものであって、構成が複雑化されることなく、
光学ピックアップ装置の対物レンズの光軸が記録ディス
クの信号記録面に対して常に垂直に交差するようになさ
れたディスクドライブ装置を提供することを目的とする
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し上記
目的を達成するため、本発明に係るディスクドライブ装
置は、記録ディスクを支持するディスクテーブルが配設
されたシャーシと、このシャーシ上に該シャーシに平行
な支軸を介して回動可能に支持されるとともに光学ピッ
クアップ装置を支持するフレームと、上記シャーシ上に
配設され上記フレームの一方側部分を該シャーシに対し
て接離操作して該フレームの上記シャーシに対する傾き
角度を可変してなるカム体とを備え、上記カム体は、上
記ディスクテーブルに支持される記録ディスクの主面部
の上記光学ピックアップ装置の出射光束の光軸に対する
角度に応じて駆動制御されてなるものである。
【0012】
【作用】本発明に係るディスクドライブ装置においては
、シャーシ上に配設され、このシャーシ上に該シャーシ
に平行な支軸を介して回動可能に支持されたフレームの
一方側部分を該シャーシに対して接離操作して、該フレ
ームの上記シャーシに対する傾き角度を可変してなるカ
ム体は、上記シャーシ上に配設されたディスクテーブル
に支持される記録ディスクの主面部の、上記フレームに
支持された光学ピックアップ装置の出射光束の光軸に対
する角度に応じて駆動制御されるので、上記記録ディス
クの主面部の上記出射光束の光軸に対する角度を、一定
角度に維持する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照
しながら説明する。本発明に係るディスクドライブ装置
は、図1に示すように、記録ディスクとなる光ディスク
101が装着され、この光ディスク101に対して情報
信号の書込み及び/又は読出しを行う装置である。
【0014】上記光ディスク101は、ポリメチルメタ
クリレートやポリカーボネイト等の透明な合成樹脂より
なる円盤状のディスク基板と、このディスク基板の主面
部に形成された信号記録層とを有して構成されている。 この光ディスクは、上記信号記録層にレーザビーム等を
集光して照射し、あるいは、このレーザビームの照射及
び外部磁界の印加を行うことにより、該信号記録層に対
する情報信号の書込み及び/又は読出しが行えるように
構成されている。
【0015】 〔1〕本発明に係るディスクドライブ装置の概要このデ
ィスクドライブ装置は、図1、図8及び図9に示すよう
に、シャーシ1を有して構成される。このシャーシ1は
、このディスクドライブ装置が適用される記録及び/又
は再生装置の図示しない外筺体内に、振動吸収体等の取
付け部材を介して固定して配設される。このシャーシ1
の下面側には、スピンドルモータ41が取付けられてい
る。このスピンドルモータ41は、駆動軸であるスピン
ドル軸42を、上記シャーシ1に設けられた透孔を介し
て、該シャーシ1の上面側に突出させている。このスピ
ンドル軸42は、上記シャーシ1に対して略々垂設され
た状態となされている。
【0016】上記スピンドル軸42には、ディスクテー
ブル43が取付けられる。このディスクテーブル43は
、金属等の材料により、上記光ディスク101の中央部
分に対応する円盤状に形成されている。このディスクテ
ーブル43は、中央部を上記スピンドル軸42の先端側
に取付けられて、主面部を上記シャーシ1に略々平行と
なして支持されている。
【0017】上記ディスクテーブル43の上面側中央部
には、センタリング部材44が設けられている。このセ
ンタリング部材44は、上方側が縮径された略々円錐台
状に形成されている。このセンタリング部材44は、上
記ディスクテーブル43により、上記スピンドル軸42
の軸方向に所定範囲内で移動可能に支持され、該ディス
クテーブル43の上面側の主面部に対して出没可能とな
されている。また、このセンタリング部材44は、上記
ディスクテーブル43内に設けられた図示しないコイル
バネ等により、該ディスクテーブル43の上方側に突出
する方向に弾性付勢されている。このセンタリング部材
44は、上記光ディスク101の中央部に設けられたチ
ャッキング用のセンターホールに対して、中途部まで嵌
入可能な大きさに形成されている。すなわち、このセン
タリング部材44は、円錐状の外周面部を、上記ディス
クテーブル43上に載置された光ディスク101のセン
ターホールの内周部に当接させることにより、該光ディ
スク101の中心を上記スピンドル軸42の中心軸に一
致させるいわゆるセンタリング操作を行う。そして、こ
のディスクテーブル43は、このディスクテーブル43
の上面部に対向して配設される図示しないチャッキング
部材等と共働して、上記光ディスク101の中央部分を
挟持して保持する。
【0018】また、上記ディスクテーブル43の上面側
の主面部には、摩擦部材45が貼付されている。この摩
擦部材45は、ゴム等の材料により、上記センタリング
部材44の周囲側を囲むような円環状の薄いシート状に
形成されている。この摩擦部材45は、上記ディスクテ
ーブル43に上記光ディスク101が載置されたときに
、該ディスクテーブル43と上記光ディスク101との
間に介在して、該ディスクテーブル43と上記光ディス
ク101との間の滑りを防止するためのものである。
【0019】そして、上記シャーシ1上には、光学ピッ
クアップ装置20を支持するためのフレーム2が配設さ
れている。このフレーム2は、金属等の材料により、略
々長方形の上面側が開放された筺体状に形成されている
。このフレーム2は、長手方向の一方側部分を上記ディ
スクテーブル43の近傍となして配設される。このフレ
ーム2の両側側の外側部には、対をなす第1及び第2の
フレーム支持ピン3,4が対応して植設されている。 これら各フレーム支持ピン3,4は、上記フレーム2の
長手方向の略々中央位置に、互いに該フレーム2を介し
て一直線上となるように設けられている。これらフレー
ム支持ピン3,4は、上記シャーシ1上に対をなして突
設された第1及び第2のフレーム支持片5,7の各支持
ピン挿通孔6,8に対応して挿通されることにより、上
記シャーシ1に平行な状態に支持される。すなわち、上
記各フレーム支持片5,7は、互いに略々同様の形状に
形成されて、上記シャーシ1上において、上記フレーム
2の幅よりもやや広い間隔を隔てて互いに相対向してい
る。また、上記各支持ピン挿通孔6,8は、互いに一直
線上となるように形成されている。上記フレーム2は、
上記各フレーム支持ピン3,4が上記各フレーム支持片
5,7に支持されることにより、上記シャーシ1上にお
いて、図8中矢印Eで示すように、上記各フレーム支持
ピン3,4を中心として、長手方向一方側部分及び長手
方向他方側部分を上記シャーシ1に対して接離させるよ
うに、回動可能に支持されている。
【0020】なお、上記各フレーム支持ピン3,4には
、これらフレーム支持ピン3,4の上記各支持ピン挿通
孔6,8内での軸に直交する方向の移動、いわゆるアソ
ビをなくすため、それぞれに対応して引っ張りコイルバ
ネ9,10の一端側が掛止されている。これら各引っ張
りコイルバネ9,10は、それぞれ他端側を上記シャー
シ1上に設けられたバネ掛止片11,12に対応して掛
止させており、上記フレーム2を、図1及び図8中矢印
Bで示すように、上記各フレーム支持ピン3,4の軸に
直交する一方向に弾性付勢している。上記各フレーム支
持ピン3,4は、上記各引っ張りコイルバネ9,10に
より上記各支持ピン挿通孔6,8の内側面に対して一方
向に押圧支持され、軸に直交する方向の移動を阻止され
ている。
【0021】〔2〕光学ピックアップ装置の構成そして
、上記フレーム2上には、図1及び図9に示すように、
光学ピックアップ装置20が配設されている。この光学
ピックアップ装置20は、光学ブロック部を有し、この
光学ブロック部内に、半導体レーザ等の光源、この光源
から発せられる光束を導く所定の光学デバイス及び光検
出器等を内蔵して構成されている。また、この光学ピッ
クアップ装置20は、上記光学ブロック部の上面部に取
付けられた対物レンズ駆動装置21を有している。この
対物レンズ駆動装置21は、対物レンズ22をこの対物
レンズ22の光軸方向及びこの光軸に直交する方向の二
方向に移動可能に支持するとともに、この対物レンズ2
2を該二軸方向に移動操作する電磁的駆動機構を有して
構成されている。この電磁的駆動機構は、上記対物レン
ズ22と一体のレンズボビンに取付けられた給電コイル
及びこの給電コイルに磁束を鎖交させる磁気回路等を有
して構成されている。この対物レンズ駆動装置21は、
上記対物レンズ22を、上記光学ブロック部より射出さ
れる光束の光路中となして支持している。
【0022】この光学ピックアップ装置20においては
、上記光学ブロック部より射出された上記光束は、上記
対物レンズ22に入射される。この対物レンズ22に入
射された光束は、上記ディスクテーブル43上に載置さ
れた光ディスク101の信号記録層上に集光されて照射
される。そして、この信号記録層により反射された光束
は、上記対物レンズ22に再入射して上記光学ブロック
部内に戻り、上記光検出器により検出される。
【0023】上記光学ピックアップ装置20は、上記フ
レーム2に対をなして互いに平行となされて設けられた
第1及び第2の支持シャフト24,25により、該フレ
ーム2上を移動可能に支持されている。上記各支持シャ
フト24,25は、上記フレーム2に対し、それぞれ両
端側をシャフト押さえ板28,29、30,31により
押圧支持されることによって、上記フレーム2の長手方
向となされて、該フレーム2に取付けられている。上記
各シャフト押さえ板28,29、30,31は、それぞ
れ、止めネジ28a,29a,30a,31aにより、
上記フレーム2に対して取付けられている。そして、上
記光学ピックアップ装置20は、上記光学ブロック部の
一方側に設けられたシャフト挿通孔26に上記第1の支
持シャフト24を挿通させるとともに、該光学ブロック
部の他方側に取付けられたガイドローラ27を上記第2
の支持シャフト25上に転接させることにより、これら
各支持シャフト24,25に沿う方向の移動が可能とな
されている。この光学ピックアップ装置20の上記各支
持シャフト24,25に沿った移動の方向は、上記ディ
スクテーブル43に対して接離する方向となされている
【0024】そして、上記フレーム2には、上記光学ピ
ックアップ装置20を移動操作するための送り機構が設
けられいてる。この送り機構は、上記フレーム2の下面
側に取付けられた送りモータ32と、この送りモータ3
2の駆動力を上記光学ピックアップ装置20に伝達する
複数の減速ギヤ及びタイミングベルトとを有して構成さ
れている。
【0025】すなわち、上記送りモータ32の駆動軸に
は、駆動ギヤ33が取付けられている。この駆動ギヤ3
3は、上記フレーム2に支軸34aを介して軸支された
第1の減速ギヤ34の大径のギヤ部に噛合している。こ
の第1の減速ギヤ34の小径のギヤ部は、上記フレーム
2に支軸35aを介して軸支された第2の減速ギヤ35
の大径のギヤ部に噛合している。この第2の減速ギヤの
小径のギヤ部は、上記フレーム2に支軸36aを介して
軸支され上記フレーム2の長手方向他方側部分に位置さ
れたプーリギヤ36のギヤ部に噛合している。このプー
リギヤ36のプーリ部には、タイミングベルト38が掛
け廻されている。このタイミングベルト38は、上記プ
ーリギヤ36のプーリ部と、上記フレーム2の長手方向
一方側部分に設けられたプーリ37との間に掛け渡され
ている。このプーリ37は、支軸37aに軸支されてい
る。上記プーリ37を軸支する支軸37aは、上記フレ
ーム2に支軸40を介して回動可能に支持されたプーリ
支持アーム39上に設けられている。そして、このプー
リ支持アーム39は、このプーリ支持アーム39上に設
けられたバネ係止片39aと上記シャーシ2に設けられ
たバネ係止片57との間に張架された引っ張りコイルバ
ネ56により、上記支軸37aを上記プーリギヤ36よ
り離間させる方向に回動付勢している。すなわち、上記
タイミングベルト38は、上記引っ張りコイルバネ56
の付勢力により、弛みがない状態となされている。
【0026】そして、このタイミングベルト38の上記
プーリギヤ36及び上記プーリ37間に亘る部分は、上
記光学ピックアップ装置20の光学ブロック部の一方側
部分に取付けられている。したがって、上記送りモータ
32が回転駆動されると、上記光学ピックアップ装置2
0は、上記送りモータ32の回転の方向に応じて、図1
及び図9中矢印Tで示すように、上記各支持シャフト2
4,25に沿って移動操作される。
【0027】上記光学ピックアップ装置20の光学ブロ
ック部の一方側の上面部には、傾きセンサ23が取付け
られている。この傾きセンサ23は、発光素子と受光素
子とを有して構成されている。この傾きセンサ23は、
上記ディスクテーブル43上に載置された上記光ディス
ク101に上記発光素子により傾き検出用の光束を照射
するとともに、この傾き検出用の光束の上記光ディスク
101による反射光束を上記受光素子により検出するよ
うに構成されている。この傾きセンサ23において、上
記受光素子より出力される光検出出力は、上記光ディス
ク101の信号記録層の上記対物レンズ22に対向する
部分における該対物レンズ22の光軸に対する傾きに対
応した信号、すなわち、傾き検出信号となっている。こ
の傾き検出信号は、このディスクドライブ装置が適用さ
れる記録及び/又は再生装置の図示しない制御装置に送
られる。
【0028】このディスクドライブ装置においては、上
記光ディスク101が上記ディスクテーブル43上に保
持されて該ディスクテーブル43とともに回転操作され
るとともに、上記光学ピックアップ装置20が上記ディ
スクテーブル43上に保持された光ディスク101の内
外周に亘って送り操作されることにより、該光ディスク
101の信号記録面の略々全面に亘って、上記対物レン
ズ22を介して射出される光束を照射することができる
。したがって、上記光学ピックアップ装置20は、上記
光ディスク101の信号記録面の全面に亘る情報信号の
書込み及び/又は読出しを行うことができる。
【0029】〔3〕タンジェンシャル調整機構の構成そ
して、上記シャーシ1には、上記フレーム2を、上記各
フレーム支持ピン3,4の軸方向、すなわち、上記光学
ピックアップ装置20を支持する各支持シャフト24,
25の軸に直交する方向に移動調整するためのタンジェ
ンシャル調整機構が設けられている。このタンジェンシ
ャル調整機構は、上記シャーシ1上に設けられた板バネ
55と、該シャーシ1に取付けられる押圧ネジ15とを
有して構成される。
【0030】上記板バネ55は、基端側を上記シャーシ
1上の上記フレーム2の一側側の側面部近傍となる位置
に取付けられ、先端側を上記フレーム2の一側側の側面
部に当接させている。この板バネ55は、上記フレーム
2の上記第1のフレーム支持ピン3の周囲部を、図9中
矢印Fで示すように、上記各フレーム支持ピン3,4の
軸方向に沿って該フレーム2の他側側方向に押圧し、該
フレーム2を該他側側方向に移動付勢している。そして
、上記シャーシ1には、上記フレーム2の他側側の側面
部に対向するように、側壁部13が設けられている。 この側壁部13には、上記第2のフレーム支持ピン4の
先端部に対向する位置に、ネジ孔14が設けられている
。このネジ孔14には、上記押圧ネジ15が螺入されて
いる。この押圧ネジ15は、先端部を上記第2のフレー
ム支持ピン4の先端部に当接させている。これら押圧ネ
ジ15の先端部と上記第2のフレーム支持ピン4の先端
部とは、上記板バネ55の付勢力により、互いに押接さ
れている。
【0031】このタンジェンシャル調整機構においては
、上記押圧ネジ15を上記シャーシ1の側壁部13に対
して回転させて、この押圧ネジ15の該側壁部13より
の上記フレーム2に向かう側の突出量を可変調整するこ
とにより、図9中矢印Gで示すように、上記フレーム2
の上記各フレーム支持ピン3,4の軸方向の位置を移動
調整することができる。このようにして行われるタンジ
ェンシャル調整は、上記対物レンズ22の光軸の移動軌
跡の延長線上に上記スピンドル軸42の軸心が交差する
状態となるように、調整される。すなわち、このタンジ
ェンシャル調整は、図9中矢印Dで示す、上記対物レン
ズ22の光軸上を通り上記各支持シャフト24,25に
平行な直線と、上記スピンドル軸42の軸心上を通り上
記各支持シャフト24,25に平行な直線との距離Dが
、零となるように、調整される。
【0032】ところで、上記押圧ネジ15による上記フ
レーム2の移動可能量は、基準位置を中心として、±1
mm程度となされている。そして、上記光学ピックアッ
プ装置20が、いわゆる3ビーム方式によりトラッキン
グエラー信号を生成するように構成されている場合、こ
の光学ピックアップ装置20からは、上記光ディスク1
01の信号記録層上に形成される記録トラックに対して
情報信号の書込み及び/又は読出しを行うメインビーム
と、このメインビームの両側側に対をなす第1及び第2
のサブビームとが射出される。されら各サブビームとメ
インビームとは、例えば回折格子等の作用により一平面
内において散開するように射出され、上記信号記録面上
において、一直線上に配列されたビームスポットを形成
する。上記各サブビームは、上記メインビームが上記記
録トラック上に照射されているときに、該記録トラック
に対して互いに逆行する側に同一の所定距離だけずれた
位置に照射される。
【0033】そして、上記信号記録層上において、上記
メインビームにより形成されるビームスポットと上記サ
ブビームにより形成されるビームスポットとの距離は、
20μmとなされている。また、上記信号記録面上にお
いて上記サブビームにより形成されるビームスポットの
上記記録トラックの中心までの距離は、上記記録トラッ
クのピッチの1/4となされている。上記記録トラック
のピッチが1.6μmとすると、上記サブビームにより
形成されるビームスポットと上記記録トラックの中心と
の間の距離は、0.4μmである。したがって、上記信
号記録面上における各ビームスポットを結ぶ直線と、上
記記録トラックの接線とのなす角度αは、0.02ra
dが基準値となっている。
【0034】そして、上記光ディスク101の信号記録
面上の該光ディスク101の中心より距離rの位置にお
いて、上記対物レンズ22の上記各ガイドシャフト24
,25に平行である移動軌跡と、該対物レンズ22の光
軸と上記光ディスク101の中心を結ぶ直線とのなす角
度を角度θとすると、この角度θは、θ=D/rで示さ
れる。そして、この光ディスク101の信号記録面の最
内周がr1 で最外周がr2 であるとき、この信号記
録面の最内周における上記角度θ(θ1 )と最外周に
おける上記角度θ(θ2 )との角度差Δθは、Δθ=
(θ1 −θ2 )=D(1/r1 −1/r2 )で
示される。したがって、上記光ディスク101の半径が
150×103μmであり、この光ディスク101の信
号記録面の最内周が40×103 μmで最外周が15
0×103 μmであって、上記距離Dが0.45×1
03 μmであるとき、この信号記録面の最内周より最
外周に亘る上記角度θの変化Δθは、 Δθ=0.45×10−3{1/(40×10−3)−
1/(150×10−3)}    ≒0.0082(
rad) となる。そして、上記各サブビームによる各ビームスポ
ットより得られる信号の位相差δは、 δ=180°×Δθ/α=180°×0.0082/0
.02=74.2°となる。したがって、上記押圧ネジ
15のネジピッチが0.45mmであるとすれば、この
押圧ネジ15を1回転させることにより、74.2°の
位相差δの調整ができる。そして、上記押圧ネジ15を
1mm移動させることにより、165°の位相差δの調
整ができる。
【0035】〔4〕スキューサーボ機構の構成そして、
上記シャーシ1上には、上記フレーム2の上記シャーシ
1に対する傾きを調整するための、スキューサーボ機構
が配設されている。このスキューサーボ機構は、図1及
び図2に示すように、上記シャーシ1上に配設され上記
制御装置により駆動制御されるスキューサーボモータ4
6及びこのスキューサーボモータ46の駆動力を伝達す
るためのカム機構とを有して構成される。
【0036】上記スキューサーボモータ46は、上記シ
ャーシ1に取付けられたモータ支持板47に取付けられ
て、上記シャーシ1上の上記ディスクテーブル43の近
傍となる位置に配設されている。このスキューモータ4
6は、駆動軸46aを上記シャーシ1に略々平行となし
て支持されている。このスキューモータ46の6駆動軸
46aには、ウォームギヤ48が取付けられている。こ
のウォームギヤ48は、上記シャーシ1上に支軸49a
を介して軸支されたウォームホイール49に噛合してい
る。このウォームホイール49には、伝達ギヤ49bが
一体的に同軸状に形成されている。この伝達ギヤ49b
は、上記シャーシ1上に支軸50aを介して軸支された
カム体となるカムギヤ50のギヤ部50bに噛合してい
る。すなわち、このスキューサーボ機構においては、上
記スキューサーボモータ46が回転駆動することにより
、上記カムギヤ50が回転操作される。
【0037】上記カムギヤ50は、外周側に上記ギヤ部
50bが形成されるとともに、上面側の主面部に端面カ
ム51が一体的に形成されている。この端面カム51の
上端部には、上記フレーム2の長手方向一方側部分の側
方に上記シャーシ1に平行となされて植立された倣いピ
ン19が載置係合されている。この端面カム51は、図
5のカム線図に示すように、傾斜したカム形状を有して
おり、上記カムギヤ50が回転されると、上記倣いピン
19を上記シャーシ1に接離する方向に移動操作する。
【0038】なお、上記フレーム2の長手方向一方側の
側面部近傍と、上記シャーシ1との間には、上記倣いピ
ン19を上記端面カム51の上端面に押圧させるための
引っ張りコイルバネ16が張架されている。すなわち、
この引っ張りコイルバネ16は、一端側を上記フレーム
2の長手方向一方側部分に設けられたバネ掛止部17に
掛止され、他端側を上記シャーシ1上に設けられたバネ
掛止爪18に掛止されることにより、上記フレーム2を
、図1及び図8中矢印Cで示すように、上記倣いピン1
9が上記端面カム51の上端面に圧接される方向に回動
付勢している。
【0039】上記端面カム51は、図5のカム線図及び
図2に示すように、突片部51aを有し、この突片部5
1a以外の部分が、上記倣いピン19を移動操作するカ
ム部となされている。そして、このカム部のうち、図5
中矢印M及び矢印Kで示す上記突片部51aの近傍の部
分は、上記倣いピン19と上記突片部51aとの衝突を
防止するため、スキューサーボの動作においては使用し
ない非使用領域となされている。したがって、スキュー
サーボの動作において、上記倣いピン19を移動操作す
るのは、図5中矢印Jで示す上記カム部の中央寄りの部
分である。そして、この上記カム部の上記倣いピン19
を移動操作する部分は、図5中矢印Hで示すように、所
定の高低差を有した線形カムとなされている。
【0040】上記カムギヤ50のギヤ部50bには、欠
歯部54が設けられている。この欠歯部54は、図3及
び図4に示すように、上記端面カム51が上記倣いピン
19に上記各非使用領域を当接させる回転角度位置とな
ったときに、伝達ギヤ49bに対向するように形成され
ている。すなわち、上記端面カム51が上記倣いピン1
9に上記各非使用領域を当接させる回転角度位置となっ
たときには、上記伝達ギヤ49bよりの上記カムギヤ5
0に対する駆動力の伝達が遮断され、上記端面カム51
が上記倣いピン19に上記突片部51を当接させるまで
回転操作されることが防止されている。すなわち、この
欠歯部54は、図5のカム線図においては、矢印Pで示
す領域に対応して形成されている。なお、この図5のカ
ム線図においては、上記カム部の形状及び上記欠歯部5
4の位置等を、上記倣いピン19と上記伝達ギヤ49b
とが上記カムギヤ50に対して同一の角度位置に設けら
れていることとして示している。
【0041】また、上記カムギヤ50には、上記シャー
シ1に臨む下面部に、上記欠歯部54に対応する角度範
囲に亘って、突条部52が形成されている。この突条部
52は、上記カムギヤ50が回転することによって、上
記シャーシ1上に取付けられたカム戻しバネ53に当接
するように形成されている。上記カム戻しバネ53は、
板バネてあって、基端側を上記シャーシ1に支持され、
先端側を上記カムギヤ50の下面部と上記シャーシ1と
の間に挿入させている。このカム戻しバネ53は、湾曲
変位可能な方向が上記シャーシ1に平行な方向となされ
ている。これら突条部52及び上記カム戻しバネ53は
、図3及び図4に示すように、上記カムギヤ50が上記
欠歯部54を上記伝達ギヤ49bに対向させる回転角度
位置となったときに、互いに当接される位置となされて
配設されている。
【0042】したがって、図3に示すように、上記伝達
ギヤ49bが、図3中矢印Uで示す一方向に回転され、
上記カムギヤ50が図3中矢印Vで示す他方向に回転操
作されて、上記欠歯部54が上記伝達ギヤ49bに対向
する位置となされたときには、上記突条部52は、上記
カム戻しバネ53を押圧して変位させる。このとき、上
記カム戻しバネ53は、弾性力により上記突条部52を
押圧して、上記カムギヤ50を、図3中矢印Wで示すよ
うに、上記ギヤ部50bを上記伝達ギヤ49bに噛合さ
せる一方向側に回転付勢する。また、図4に示すように
、上記伝達ギヤ49bが、図4中矢印Qで示す他方向に
回転され、上記カムギヤ50が図4中矢印Rで示す一方
向に回転操作されて、上記欠歯部54が上記伝達ギヤ4
9bに対向する位置となされたときにも、上記突条部5
2は、上記カム戻しバネ53を押圧して変位させる。 このとき、上記カム戻しバネ53は、弾性力により上記
突条部52を押圧して、上記カムギヤ50を、図4中矢
印Sで示すように、上記ギヤ部50bを上記伝達ギヤ4
9bに噛合させる他方向側に回転付勢する。
【0043】また、上記カムギヤ50の上記シャーシ1
に対向する下面部には、図6及び図7に示すように、光
学検出部60が設けられている。そして、上記シャーシ
1上には、上記カムギヤ50の下面部の光学検出部60
に対向するように、光学センサ61が設けられている。 上記光学検出部60は、上記カムギヤ50が上記倣いピ
ン19に対し上記端面カム51の各非使用領域以外の部
分を当接させる角度範囲に対応する角度範囲に亘って設
けられており、該角度範囲内の部分と該角度範囲以外の
部分とをして、互いに光反射率を異ならしめている。上
記光学センサ61は、上記カムギヤ50の下面部に光束
を照射するとともに、この光束の上記カムギヤ50の下
面部よりの反射光量を検出するように構成されている。 この光学センサ61よりの検出信号は、上記制御装置に
送られる。したがって、上記制御信号は、上記光学セン
サ61より送られる検出信号に基づき、図6に示すよう
に、上記カムギヤ50が上記倣いピン19に対して上記
カム部の非使用領域の一を当接させる回転角度位置とな
ったことを検出する。このとき、上記制御装置は、上記
スキューサーボモータ46の回転駆動を停止させる。
【0044】このスキューサーボ機構においては、上記
スキューサーボモータ46が回転駆動されると、上記倣
いピン19は、図5中矢印Hで示す上記カム部の高低差
Hに応じた距離範囲で移動操作され、上記フレーム2を
、図8中矢印Eで示すように、上記各フレーム支持ピン
3,4を中心として回動操作する。また、上記カムギヤ
50が上記カム部の非使用領域を上記倣いピン19に当
接させる回転角度位置となっても、このカムギヤ50は
、上記カム戻しバネ53によって上記ギヤ部50bと上
記伝達ギヤ49bとが噛合する方向に回動付勢されてい
ることによって、上記スキューサーボモータ46が復帰
方向に回転駆動されたときに、円滑に上記フレーム2を
回動操作する状態に復帰される。
【0045】上記スキューサーボモータ46は、スキュ
ーサーボ動作の作動時において、上記制御装置により、
上記傾きセンサ23より送られる上記傾き検出信号に基
づいて駆動制御される。すなわち、このディスクドライ
ブ装置においては、上記フレーム2が、上記スキューサ
ーボモータ46により上記カムギヤ50等を介して回動
操作されることによって、図8中矢印Aで示す角度、す
なわち、上記対物レンズ22の光軸と、上記光ディスク
101の信号記録面の該対物レンズ22の光軸が交差す
る点における法線とのなす角度が、零となされる。した
がって、このスキューサーボ動作により、上記対物レン
ズ22より射出される光束は、上記光ディスク101の
信号記録面に対し、常に、垂直に照射される。
【0046】ところで、このディスクドライブ装置にお
いては、図8中矢印Lで示す上記各フレーム支持ピン3
,4の軸心より上記端面カム51と上記倣いピン19と
の接触点までの距離Lは、73.29mmとなされてい
る。そして、上記端面カム51のカム部の高低差Hは、
6.38mmとなされている。したがって、カムギヤ5
0による上記フレーム2の回動可能角度βは、tanβ
=(6.38/73.29)より、β≒5°となる。す
なわち、上記フレーム2は、基準角度位置を中心として
、±2.5°の上記シャーシ1に対する傾き角度調整が
可能となされている。
【0047】そして、このディスクドライブ装置におい
ては、上記ウォームギヤ48の歯数を1とし、上記ウォ
ームホイール49の歯数を60とし、上記伝達ギヤ49
aの歯数を15とし、上記カムギヤ50のギヤ部50b
の歯数を75とすると、上記ウォームギヤ48の1回転
が、上記カムギヤ50においては1/250回転に減速
される。また、図5中矢印Jで示す上記端面カム51の
カム部の上記非使用領域を除いた部分は、226.92
°の角度範囲に亘って形成されている。ところで、この
カム部が上記端面カム51の全周に亘って形成されてい
ると仮定すると、上記カムギヤ50が1回転したときに
は、上記フレーム2は、 2.5×2/(226.92/360)=7.9323
°の傾きを生ずる。そして、上記スキューサーボモータ
46が、いわゆるステッピングモータであって、1/3
回転、すなわち、120°毎の駆動軸の回転角度位置制
御が可能となされているとすると、このスキューサーボ
モータ46の1ステップの回転によって生ずる上記フレ
ーム2の傾き角度Δβは、 Δβ=7.9323/(3×250)=0.0106≒
0.01°となる。すなわち、上記スキューサーボモー
タ46は、上記フレーム2を、0.01°単位で、回動
制御することができる。
【0048】また、上記スキューサーボモータ46は、
例えば8Vの電源電圧で、8800rpmの回転速度を
得ることができる。したがって、このスキューサーボモ
ータ46が上記カムギヤ50を上記カム部に相当する2
26.92°の角度範囲に亘って回動操作することに要
する時間xは、 x={(226.92/360)×250}/(880
0/60)=1.07(sec) となる。すなわち、上記スキューサーボモータ46は、
1.07秒間に、上記フレーム2を、5°回動させるこ
とができる。
【0049】
【発明の効果】上述のように、本発明に係るディスクド
ライブ装置においては、シャーシ上に配設され、このシ
ャーシ上に該シャーシに平行な支軸を介して回動可能に
支持されたフレームの一方側部分を該シャーシに対して
接離操作して、該フレームの上記シャーシに対する傾き
角度を可変してなるカム体は、上記シャーシ上に配設さ
れたディスクテーブルに支持される記録ディスクの主面
部の、上記フレームに支持された光学ピックアップ装置
の出射光束の光軸に対する角度に応じて駆動制御される
【0050】したがって、上記カム体は、上記記録ディ
スクの主面部の上記出射光束の光軸に対する角度を、例
えば垂直である一定角度に維持する。また、このディス
クドライブ装置においては、上記フレーム全体が回動操
作されて、このフレームの上記シャーシに対する傾きが
調整されるので、構成が複雑化することがない。
【0051】すなわち、本発明は、構成が複雑化される
ことなく、光学ピックアップ装置の対物レンズの光軸が
記録ディスクの信号記録面に対して常に垂直に交差する
ようになされたディスクドライブ装置を提供することが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスクドライブ装置の構成を示
す縮小分解斜視図である。
【図2】上記ディスクドライブ装置のカム機構の構成を
示す要部拡大斜視図である。
【図3】上記カム機構を構成するカムギヤの構成を示す
拡大平面図である。
【図4】上記カムギヤが回動した状態を示す拡大平面図
である。
【図5】上記カムギヤの構成を示すカム線図である。
【図6】上記カムギヤの下面側の構成を上面側より透視
して示す拡大平面図である。
【図7】上記カムギヤが回動したときの下面側の状態を
上面側より透視して示す拡大平面図である。
【図8】上記ディスクドライブの構成を示す側面図であ
る。
【図9】上記ディスクドライブ装置の構成を示す平面図
である。
【図10】従来のディスクドライブ装置の構成を示す側
面図である。
【図11】従来のディスクドライブ装置の構成を示す平
面図である。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・・・・シャーシ 2・・・・・・・・・・・・フレーム 3,4・・・・・・・・フレーム支持ピン15・・・・
・・・・・・・・押圧ネジ19・・・・・・・・・・・
・倣いピン20・・・・・・・・・・・・光学ピックア
ップ装置22・・・・・・・・・・・・対物レンズ43
・・・・・・・・・・・・ディスクテーブル50・・・
・・・・・・・・・カムギヤ51・・・・・・・・・・
・・端面カム55・・・・・・・・・・・・板バネ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  記録ディスクを支持するディスクテー
    ブルが配設されたシャーシと、上記シャーシ上に該シャ
    ーシに平行な支軸を介して回動可能に支持されるととも
    に、光学ピックアップ装置を支持するフレームと、上記
    シャーシ上に配設され、上記フレームの一方側部分を該
    シャーシに対して接離操作して、該フレームの上記シャ
    ーシに対する傾き角度を可変してなるカム体とを備え、
    上記カム体は、上記ディスクテーブルに支持される記録
    ディスクの主面部の上記光学ピックアップ装置の出射光
    束の光軸に対する角度に応じて駆動制御されてなるディ
    スクドライブ装置。
JP12547091A 1991-04-27 1991-04-27 ディスクドライブ装置 Pending JPH04328332A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0709834A2 (en) 1994-10-31 1996-05-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Tilt sensor, optical disk, and tilt compensating method for performing a stable tilt compensating control, and apparatus utilizing the same
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