JPH04326954A - 建築現場用廃材処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は建築現場で用いる建築現
場用廃材処理装置に関し、更に詳しくはタワ−クレ−ン
を用いた高層ビルの建築現場に設置するのに適した建築
現場用廃材処理装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、建築現場における廃材の処理は人
力、或いは自動昇降機等を用いて行っていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来のように、廃材の
処理を人力、或いは自動昇降機等を用いて行う場合には
、建築物が比較的低い低層建築物の場合には特に問題は
ないが、近年のように高層建築物が増えてくると、たと
え自動昇降機を用いても一回の搬送量には限界があり極
めて不便であった。

【０００４】本発明はこのような従来の建築現場におけ
る廃材処理の不都合を解消し、高層ビルの建築現場にお
いてもその使用が便利な建築現場用廃材処理装置を提供
することをその目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明の建築現場用廃材
処理装置はタワ−クレ−ンの固定用ステイを支持体とし
て、その上側に廃材粉砕装置と搬送管を設置したことを
特長とする。

【０００６】尚、該搬送管として空気圧送管を用いるの
が好ましい。

【０００７】

【作用】タワ−クレ−ンの固定用ステイ上に設けられた
廃材粉砕装置で廃材を粉砕し、これを同じく固定用ステ
イ上に設けられた空気圧送管等の搬送管を利用して地上
に空気搬送する。

【０００８】

【実施例】以下添付図面に従って、本発明建築現場用廃
材処理装置の一実施例につき説明する。

【０００９】図中１は建築中の高層ビルを示し、該高層
ビル１の外壁２に添わせてタワ−クレ−ン３が設置され
、タワ−クレ−ン３のポスト４に設けられた固定用ステ
イ５を該高層ビル１の外壁２に固定して、タワ−クレ−
ン３を固定している。このようなタワ−クレ−ン３の設
置は特に従来のタワ−クレ−ン３の設置と変わるところ
はないので、タワ−クレ−ン３についてのこれ以上詳し
い説明は省略する。

【００１０】本発明の建築現場用廃材処理装置は、この
ように設置のタワ−クレ−ン３の固定用ステイ５を支持
体としてその上側に廃材粉砕装置１０と搬送管として空
気圧送管２０を設置したものである。図示の実施例では
廃材粉砕装置１０と空気圧送管２０はボックス型の作業
室３０内に設けられ、作業室３０の底部を固定用ステイ
５にボルト留めするとともにその側面をポスト４にボル
ト留めし、作業室３０を固定用ステイ５上に完全に固定
している。廃材粉砕装置１０は金属分離機１１に連通さ
れ、ここで分離された金属と非金属とを夫々別個の空気
圧送管２０を利用して地上に空気搬送するようにした。 図示の実施例では搬送管として空気圧送管２０を用いた
例を示したが、重力搬送や流体搬送等任意である。

【００１１】尚、図示の実施例では金属と非金属とを作
業室３０内で分別するようにしたが、廃材粉砕装置１０
と空気圧送管２０とを直結し、粉砕済み廃材を地上に搬
送してから、地上において分別するようにしてもよい。

【００１２】

【発明の効果】このように本発明の建築現場用廃材処理
装置によれば、建築ビル本体に無関係に設置でき、作業
の邪魔にもならず、建築廃材を簡易迅速に処理できる効
果を有する。

【図面の簡単な説明】

【図１】　　本発明建築現場用廃材処理装置の一実施例
の正面図。

【図２】　　本発明建築現場用廃材処理装置の一実施例
の特に固定用ステイ５への取り付け状態を示す拡大平面
線図。

【符号の説明】

３　　タワ−クレ−ン　　　　５　　固定用ステイ　　
１０　　廃材粉砕装置 ２０　　空気圧送管

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】タワ−クレ−ンの固定用ステイを支持体と
   して、その上側に廃材粉砕装置と搬送管を設置したこと
   を特長とする建築現場用廃材処理装置。
2. 【請求項２】該搬送管は空気圧送管であることを特徴と
   する請求項１記載の建築現場用廃材処理槽。