JPH0432673A - 自動製氷装置付冷蔵庫 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、自動製氷装置付冷蔵庫に関するものである
。

［従来の技術］ 第１５図は、例えば実公昭５７−９６６１号公報に示さ
れた従来の自動製氷装置を内蔵する冷蔵庫の斜視図であ
り、（１）は冷凍冷蔵庫で、その内部は中仕切（２）に
より冷凍室（３）と冷蔵室（４）とに区画されている。

（５）は冷凍室扉、（６）は冷蔵室扉である。

また、冷凍室（３）は仕切板（７）を介して奥側に冷却
器（図示せず）と冷気を庫内に循環させる冷気かくはん
用モータ及びファン（各々図示せず）を有している。（
８）は自動製氷装置、（９）はこれにより作った氷魂を
たくわえる貯水箱である。第１６図は第１５図における
ｘｖｉ−ｘｖｔ断面図であり、図において（１０）は給
水して氷塊をつくる氷皿、（１］）は駆動装置、（１２
）はこの駆動装置ｉ［（１１）に連動するクランク軸で
このクランク軸（１２）を介して氷皿（］０）が回転さ
れて離氷されるようになっている。（１３）は自動製氷
装置（８）を覆う前面カバーである。この種の自動製氷
装置（８）の固定方法は、例えば第１６図に示すように
上記化粧カバー（１３）の一部に突出爪部（１４）を設
けこれを冷凍室（３）の天井面に設けた穴部（１５）に
挿入係合させるとともに仕切板（７）に設けた凸部（１
６）に自動製氷装置（８）の背面に配設された嵌合穴部
（１７）を合せてその固定が完了する。

以上のように構成されたものにおいて、氷塊の取り出し
用として、アイスシャベルを使用することで氷魂に直接
手を触れることなく、清潔に取り出し可能にするため、
この種の冷蔵庫には通常箱１−７図のように、アイスシ
ャベル（１８）が貯氷Ｎ（９）内に収納されている。

［発明が解決しようとする課題］ 従来の自動製氷装置は、以上のように構成されているの
で、この自動製氷装置を装着固定の際仕切板（７）に設
けられた凸部（１７）を狙って自動製氷装置（８）の背
面に配設された係合穴部（１７）を合わせると同時に化
粧カバー（１３）の一部に設けられた突出爪部（１４）
を冷凍室天井の穴部（１５）に嵌合係止する必要がある
ため作業性が悪い。又、仕切板（７）と冷凍室天井面（
１９）との位置関係にバラツキ等がある場合、氷皿（１
０）に水が句等に入らず不揃の氷魂が出来、その他見味
えが悪くなる等の問題点があった。

この発明の第１の発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、自動製氷装置の装置固定を簡
単にできるとともに常に均一な氷塊ができる自動製氷装
置を得ることを目的とする。

この発明の第２の発明は、上記の第１の発明において自
動製氷装置の駆動装置と枠部に架橋している製氷皿の水
位面が水平に保持できる自動製氷装置を得ることを目的
とする。

この発明の第３の発明は、上記の第１の発明において、
アイスシャベルの位置決めと取出し性を改善し得る自動
製氷装置を得ることを目的とする。

この発明の第４の発明は、上記の第１の発明において、
アイスシャベルの保管位置を他に求め冷凍室内の清潔に
保ちうる自動製氷装置を得ることを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明の第１の発明に係る自動製氷装置はそれの装着
固定を冷凍室の天板の下面に相前後して設けた前方止め
具と後方係合部を利用して自動製氷装置をスライドさせ
ながら水平状態に係止させるようにしたものである。

この発明の第２の発明における自動製氷装置は、上記の
第１の発明において枠部を係止固定する後部取付部材の
前面に水平方向に延長された挾持リブを形成させ、この
挾持リブに枠部のフランジを嵌着させたものである。

この発明の第３の発明の自動製氷装置は、上記の第１の
発明において貯水箱の前壁の一部に部分的に突起を形成
し氷魂の取り出し用アイスシャベルのセット位置でその
柄を上記突起に係合させるようにしたものである。

この発明の第４の発明の自動製氷装置は、それの側面を
覆う側板の下部外側面に設けた上下一対の相対向する凸
部をガイドにして、これらの間にアイスシャベルの両側
フランジを挿入係止させて上記側板の外側にアイスシャ
ベルを重合状態に保持させるようにしたものである。

［作　用コ この発明の第１の発明における自動製氷装置は、それの
装着固定に際して自動的にこれが常に水平状態に支持さ
れる。

この発明の第２の発明における自動製氷装置は、後部取
付部材の前面に形成した挾持リブが枠部のフランジを上
下から挾持して当該枠部のひねりを防止する。

この発明の第３の発明における自動製氷装置は、貯水箱
の前壁の一部に部分的に形成した突起とアイスシャベル
の柄によって、当該アイスシャベルが所定セット位置に
固定され氷魂取出し時に即座にアイスシャベルが使用で
きる。

この発明の第４の発明における自動製氷装置は、アイス
シャベルはその開口部が上記側板に重合された状態で当
該側板の外側に保持される。

［実施例］ 以下第１の発明の一実施例を図について説明する。なお
従来と同じ構成の部分には従来と同じ符号をつけ、説明
は省略する。第１図から第３図において、　（２１）は
製氷完了時、氷皿（１０）を回転させて氷皿（１０）の
下方に配設しである貯水箱（９）に氷魂を落下させる駆
動装置である。氷皿（１０）は駆動装置（２１）に略コ
字状の枠部（２２）を介して回動自在に装着されている
。（２３）は駆動装置（２１）氷皿（１０）及び枠部（
２２）から成る自動製氷装置！（２４）の前面を覆う化
粧カバーであり、（２５）は食品等を載置でき、冷凍室
（３）の天井面を形成する天板である。また、駆動装置
（２１）は、第２図に示すようにその頂部に設けた爪部
（２６）により天板の下面に設けた前方正め具（２７）
に支持されるとともに、駆動装置（２１）に固定された
枠部（２２）は第３図に示すように後部取付部材（２８
）を介して天板（２５）に固定されている。

（２９）は、自動製氷装置ｆ（２４）の側面を覆う側板
である。

次に、動作について説明する。最初に、予め組立てられ
た自動製氷装置（２４）を天板（２５）に固定するには
駆動装置！（２１）の頂部に設けられた爪部（２６）を
天板（２５）の下面に設けられた前方止め具（２７）に
挿入し、次に天板（２５）の下面に設けられた後部係合
部（３０）に嵌着固定された後部取付部材（２８）の係
止棒（３１）に枠部（２２）の貫通穴（２２ａ）を嵌め
込むことにより、自動製氷装置（２４）が天板（２５）
に固定される。−右後部取付部材（２８）の天板（２５
）への固定方法は後部取付部材（２８）の係合片（３１
）を内側へ変形させ天板（２５）の係合部（３０）へ挿
入し固定させる。

次に枠部（２２）を後部取付部材（２８）に取付けるに
はこの枠部に設けられた貫通穴（２２ａ）を後部取付部
材（２８）の係止棒（３１）に嵌め込むがこの時係止棒
（３１）の先端には係止片（３１ａ）が設けられており
。

嵌め込み後はこの係止片（３１ａ）により抜は止めされ
ている。このようにして、自動製氷装置（２４）が固定
された天板（２５）に化粧カバー（２３）及び側板（２
９）を装着して冷凍室（３）を形成する。

以上のように構成したので、自動製氷装置を単体で前組
立てが可能となり、その後において冷凍室の定められた
場所にこれをセットするだけでよく作業性が良い。又、
氷皿は常に水平にセットされるため不揃いの氷魂ができ
る心配は無い。

なお、上記実施例では後部取付部材（２４）に係止棒（
３１）及び係止片（３１ａ）を設け、枠部（２２）に貫
通穴（２２ａ）を設けたものを示したが枠部（２２）に
係止棒及び係止片を設け、後部取付部材（２８）に貫通
穴を設けてもよい。

以下第２の発明の一実施例を第４図から第６図において
説明する。（２１）は可撓性材料で形成された製氷皿（
１０）を各製氷サイクル毎に捩り方向を反転してこの製
氷皿（１０）の下方に配設しである貯氷箱に氷魂を落下
させる駆動装置、（２２）は略コ字状の枠部、（２２ｂ
）はこの枠部（２２）のフランジ、（２２ａ）は枠部に
形成させた貫通穴である。製氷皿（１０）は、駆動装置
（２１）に略コ字状枠部（２２）を介して回転自在に装
着されている。（２８）は駆動装置（２１）に固定され
た枠部（２２）の後端部を保持固定する後部取付部材で
正面下部には略円柱状の係止棒（３１）を形成しており
この係止棒（３１）の先端下部には凸状の係止片（３１
ａ）を一体に形成しである。（４１）はこの係止棒の直
上に位置するように後部取付部材（２８）の正面に水平
方向に向って延長突設された上下２条の挾持リブで上記
枠部（２２）のフランジ（２２ａ）を挾持している。

又、その他自動製氷装置の駆動装置（２１）及び枠部（
２２）の天板（２５）への固定構造は第２図のものと同
様のためその説明は省いである。

次に枠部（２２）の後部取付部材（２８）への固定方法
について説明する。第５図は、第４図の断面■−■を示
しており後部取付部材（２８）の正面下部に形成した係
止棒（３１）を枠部（２２）に形成した貫通穴（２２ａ
）へ挿入し係止棒（３１）に形成さぜた係止片（３１ａ
）により支持固定される。この状態で後部取何部材（２
８）の正面に形成した上記の挾持リブ（４１）が枠部（
２２）のフランジ（２２ａ）を上下から保持する構造と
なっている。

以上のように後部取付部材（２８）の正面に水平方向に
その幅が長く挾持リブ（４１）を形成させこれを枠部（
２２）のフランジ（２２ａ）に当接させているので製氷
皿を駆動装置により反転させて離氷させる際に上記枠部
（２２）のひねりが防止され、この枠部に支承されてい
る製氷皿の水位面を常に水平に保持できる。

なお上記第２の発明の実施例では後部取付部材（２８）
の正面に前面が開放された上下２条の挾持リブ（４１）
を形成したが第６図に示すようにこの挾持リブ（４１）
の前面に係止フック（４１ａ）を複数個一体に形成させ
、枠部（２２）のフランジ（２２ａ）に前記係止フック
（４１ａ）と係合する角穴（２２ｃ）を形成し双方の嵌
着により強固に枠部（２２）を後部取付部材（２８）に
固定するようにしてもよい。

以下第３の発明の一実施例について説明する。

すなわち第７図および第８図において（５１）は、化粧
カバー（２３）の下方の切り欠き部の両側縁に軸支され
た蓋であり、貯水箱（９）の下側手前には取手（９ａ）
がありこの取手を手前側に引いて、貯水箱の両側フラン
ジ（９ｂ）　（９ｃ）に当接させることにより蓋（５１
）が開閉されるしくみになっている。この第７図は、貯
氷箱（９）にアイスシャベル（１８）が収納されている
図であり、第８図は、第７図の断面■−■図であり、貯
氷箱（９）の前壁（９ｂ）の後部に部分的に凸部（９ｅ
）を設けてあり、アイスシャベル（１８）の柄（１８ｂ
）に形成されたリブ（１８ａ）と当接させて、アイスシ
ャベル（１８）が貯水箱（９）の奥側に入り込み、上方
から落下する氷魂に埋まってしまうことを防止している
。なお第１１図は、第８図の断面ＸＩ−ＸＩ図であり、
貯水箱の前壁（９ｄ）の後部に部分的に設けられた凸部
（９ｅ）をはさみ込むように、アイスシャベルの柄（１
８ｂ）を逆Ｕ字状に形成することで、左右方向のストッ
パーと成し、アイスシャベル（１８）の位置決めを行な
っている。

以上のように構成されているので、アイスシャベルが不
用意に氷魂に埋まってしまって取り出すことができなく
なることがなく、即座にアイスシャベルが使える。また
、アイスシャベルの柄の後端が蓋に当接することがない
ため、蓋が半開きになったり、蓋に傷が付くこともない
。

なお上記第３の発明の実施例では、アイスシャベルの柄
にリブを形成したものを示したが、アイスシャベルの柄
（１８ｂ）に切欠き（１８ｃ）を設けてもよい。第９図
はこの場合の貯水箱（９）にアイスシャベル（１８）が
収納された図である。第１０図は第９図の断面Ｘ−Ｘ図
であり、貯水箱（９）の前壁（９ｄ）の後部に部分的に
凸部（９ｅ）を設けてあり、アイスシャベルの柄（１８
ｂ）に形成した切欠き（１８ｃ）と貯水箱の前壁（９ｄ
）を当接させている。これにより、アイスシャベル（１
８）は、貯水箱（９）の奥側にも手前側にも移動するこ
とがないため、アイスシャベル（１８）の柄の後端が蓋
（５１）に当接することがない。

なお第１０図における断面ＸＩ−ＸＩは、第１１図に示
す形状であり、柄の左右方向のストッパー作用もするよ
うになっている。

以下第４の発明の一実施例について説明する。

すなわち第１２図の（２９）は自動製氷製ＷＣ２４＞の
外側を覆う側板であり、この側板の下部外側面には所定
間隔をおいて上下一対のＬ字状凸部（２９ａ）が対向状
態に突設されており、これらの間にアイスシャベル（１
８）のフランジ（１８ｄ）が挿入され、上記両凸部（２
９ａ）間の中央手前側に設けた上記側板（２９）上の中
央凸部（２９ｂ）にアイスシャベルの内周面とが当接さ
れ、その位置決めされている。この際アイスシャベルの
柄の後端は、化粧カバー（２３）よりも、庫内奥側に収
納されるので、貯水箱（９）の弓き出し時や庫内棚引き
出し等に際し邪魔にならなしｘｏ 以上のように構成しているので、貯氷箱内の空間がアイ
スシャベルによって占有されることなく、また氷魂取り
出し時には即座にアイスシャベルが使える。なお上記第
４の発明の実施例では、側板（２９）の外側面上に中央
凸部（２９ｂ）を形成し、これをストッパーとしたもの
を示したが、第１４図の他の実施例に示すようにアイス
シャベルの両側フランジ（１８ｄ）にストッパ一部（１
８ｅ）を設けても良い。

「発明の効果］ この発明の第１の発明は以上のように構成しているので
、自動製氷装置を単体で前組立てが可能となり、その後
において冷凍室の定められた場所にこれをセットするだ
けでよく作業性が良い。又、氷皿は常に水平にセットさ
れるため不揃いの氷塊ができる心配は無いという効果が
ある。

この発明の第２の発明は以上のように後部取付部材の正
面に水平方向にその幅が長く挾持リブを形成させこれを
枠部（２２）のフランジに当接させているので製氷皿を
睨動装置により反転させて離氷させる際に上記枠部のひ
ねりが防止され、この枠部に支承されている製氷皿の水
位面を常に水平に保持できるという効果がある。

この発明の第３の発明は以上のように構成されているの
で、アイスシャベルが不用意に氷魂に埋まってしまって
取り出すことができなくなることがなく、即座にアイス
シャベルが使える。また、アイスシャベルの柄の後端が
蓋に当接することがないため、蓋が半開きになったり、
蓋に傷が付くこともないという効果がある。

この発明の第４の発明は以上のように構成されているの
で、貯水箱内の空間がアイスシャベルによって占有され
ることなく、また氷魂取り出し時には連座にアイスシャ
ベルが使えるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明における第１の発明の一実施例である
自動製氷装置付冷蔵庫の要部を示す部分斜視図、第２図
および第３図はその要部の分解斜視図、第４図はこの発
明の第２の発明の一実施例の要部を示す分解斜視図、第
５図は第４図の■−■断面図、第６図は第２の発明の他
の実施例を示す断面図、第７図はこの発明の第３の発明
の一実施例である貯水箱とアイスシャベルの関係を示す
斜視図、第８図は第７図の■−■断面図、第９図はアイ
スシャベルの他の実施例を示す第７図の相当図、第１０
図は第９図のＸ−Ｘ断面図、第１１図は第８図及び第１
０図のＸＩ−Ｘ［断面図、第１２図はこの発明の第４の
発明である冷凍室の側板とアイスシャベルの関係を示す
部分斜視図、第１３図は第１２図のｘｍ−ｘｍ断面図、
第１４図は第４の発明の他の実施例を示す第１２図の相
当図、第１５図は従来の自動製氷装置付冷蔵庫の要部を
示す部分斜視図、第１６図は第１５図のＸＶＩ−Ｘ■断
面図、第１７図は従来の貯水箱とアイスシャベルの関係
を示す斜視図である。 なお図中（３）は冷凍室、（９）は貯水箱、　（１０）
は氷皿、（１８）はアイスシャベル、（］、８ｂ）はそ
の柄、（２１）は駆動装置、（２２）は枠部、（２２ｂ
）はフランジ、（２４）は自動製氷装置、（２５）は天
板、（２６）は爪部、（２７）は前方止め具、（２８）
は後部取付部材、（２９）は側板、（４１）は挾持リブ
である。その他図中同−符号は同一部分を示すものとす
る。 第１図 ３：冷凍室 ２９：側鈑 ２５二天板 第 図 第 図 第 図 図 ９　：　マ？ンド箱 １８：　アイスシャベル １８ｂ　：　ｖ：Ｉ 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）中央に氷皿を水平状態に位置させ、後端部がこれ
   と着脱自在の後部取付部材を介して天板に固定された枠
   部およびこの枠部の前端に取付けられ上記氷皿を回転さ
   せる駆動装置とから成る冷凍室内の自動製氷装置を備え
   、上記駆動装置の頂部に固定した爪部を、上記枠部の後
   端部を後部取付部材に係合させた自動製氷装置の冷凍室
   内への挿入状態で、上記天板に付設させた前方止め具の
   水平溝にスライド嵌合させたことを特徴とする自動製氷
   装置付冷蔵庫。
2. （２）枠部の後端部を着脱自在に支持する後部取付部材
   の正面に、上記枠部のフランジを嵌挿係止する、水平方
   向に延長され上記枠部の捩れを防止する挾持リブを突設
   させた特許請求の範囲第１項記載の自動製氷装置付冷蔵
   庫。
3. （３）製氷完了時に反転される氷皿の直下に貯水箱を設
   け、この貯氷箱の前端縁にアイスシャベルの柄を引掛け
   係止させた特許請求の範囲第１項記載の自動製氷装置付
   冷蔵庫。
4. （４）自動製氷装置の外側を覆う冷凍室の側板の外側面
   にアイスシャベルを重合状態に引掛け係止させた特許請
   求の範囲第１項記載の自動製氷装置付冷蔵庫。