JPH0432643Y2 - - Google Patents

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JPH0432643Y2
JPH0432643Y2 JP1985111914U JP11191485U JPH0432643Y2 JP H0432643 Y2 JPH0432643 Y2 JP H0432643Y2 JP 1985111914 U JP1985111914 U JP 1985111914U JP 11191485 U JP11191485 U JP 11191485U JP H0432643 Y2 JPH0432643 Y2 JP H0432643Y2
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fiber array
reading
array plate
light
incident light
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JP1985111914U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は読取用フアイバーアレイプレートに関
するものである。
[従来の技術] 読取用フアイバーアレイプレートの改良例は、
例えば実開昭59−33009号、実開昭60−54105号に
おいてみることができる。即ち、その一種類のも
のは、光吸収体を有しない多数の光フアイバーの
集合体から形成された光フアイバーアレイ部分を
外層部ガラスで挟持して構成し、入射光を前記外
層部ガラスおよびフアイバーアレイ部分を通して
フアイバーアレイ部分の読取端面部に対向した原
稿に照射するよう構成したものである。また別の
一種類のものは、光吸収層を有しない光フアイバ
ーを集束して形成したフアイバー層部と該フアイ
バー層部を支持するためのベース材部とからな
り、ベース材部な側面にフアイバー層部を固着
し、入射光をフアイバー層部の該固着面と反対側
の側部からフアイバー層部内に導き、原稿の読取
り部を照射するように構成したものである。
かかる読取用フアイバーアレイプレートにおい
て、照明光の投射面は通常鏡面仕上げされてい
る。このため、面反射による光量損失が大きく、
読取り部に必要な光量を得るには、照明光の投射
角を限られた範囲内に限定する、光度の大きい光
源を用いるなどの必要があつた。
[発明の解決しようとする問題点] 従来の読取用フアイバーアレイプレートは、照
明光の投射面が鏡面加工されているため面反射に
よる損失が大きく所定あるいは限られた範囲の投
射角度により入射光を導くか強い光源を用いない
と原稿読取部において充分な照明光量を得ること
が出来ないなどの欠点があつた。
本考案は上記欠点を改善し、特に入射光の投射
角の大きさの範囲を極度に制限することなく原稿
読取り部において、従来の読取用フアイバーアレ
イプレートと比較して、より大きな照明光量を得
ることのできる読取用フアイバーアレイプレート
を得ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案は前述の問題点を解決すべくなされたも
のであり、光学読取用フアイバーアレイプレート
において、読取り部を照明するための入射光を投
射する面がスリ状の面であることを特徴とする読
取用フアイバーアレイプレートを提供するもので
ある。
読取用フアイバーアレイプレートの例としてフ
アイバーアレイ部分を外層部ガラスで挟持して構
成したものの断面図を第1図b、第2図b、第5
図bに示す。図中A部分が本考案の読取用フアイ
バーアレイプレートにおける原稿読取り部を照明
するための入射光を投射するスリ状の面である。
また別の例として、光吸収層を有しない光フアイ
バーを収束して形成したフアイバー層部と該フア
イバー層を支持するためのベース材部からなり、
ベース材部の側面にフアイバー層部を固着して構
成したものの断面図を第3図b、第4図bに示
す。図中A部分が本考案の読取用フアイバーアレ
イプレートにおける原稿読取り部を照明するため
の入射光を投射するスリ状の面である。
本考案の読取用フアイバーアレイプレートは原
稿読取り部を照明するための入射光を投射する面
がスリ状の面であるので、鏡面仕上げの面の場合
と比較して該入射光の投射する面での反射による
光量の損失が低減できる。この光量損失の低減は
入射光が垂直投射でない場合に特に顕箸である。
その結果、従来の鏡面仕上げの面をもつ読取用フ
アイバーアレイプレートと比較して、同一光源の
場合該フアイバーアレイプレートを透過して原稿
読取り部を照明する照明光の光量が大きい。
〔実施例] (1) 通常行なわれる方法で光学フアイバーのマル
チフアイバーを作成し、ベース板ガラスの間に
該マルチフアイバーを3段俵積み配列して熱融
着接合して所定の形状に切断後、研磨加工を行
つた。この形状加工に於てフアイバーに平行な
二面をシリコンカーバイド研磨材#1000仕上げ
し、原稿読取り部を照明するための入射光を投
射する面とした。第1図b、第2図bに断面図
を示す。
(2) (1)と同様な方法で、光学フアイバーから断面
が四角形のマルチフアイバーを作成し、そのフ
アイバーを1段ベース板の片側に密配列しエポ
キシ系接着剤で接合したものを所定の形状に切
断後研磨加工を行なつた。この形状加工に於
て、フアイバーのベース材部と反対側の側面を
シリコンカーバイド研磨材#1500仕上げし、照
明光の入射面とした。第3図b、第4図b、に
断面図を示す。
(3) (1)、(2)と同様な方法で光フアイバー乃至その
マルチフアイバーから読取用光フアイバーアレ
イプレートを作成した。この形状加工において
フアイバー断面と同じベース板面をシリコンカ
ーバイド研磨材#2000仕上げし照明光の入射面
とした。第5図bに断面図を示す。
[発明の効果] 本考案の読取用フアイバーアレイプレートは入
射光が垂直投射でない場合でも、原稿読取り部に
おいて従来の読取用フアイバーアレイプレートと
比較して、より大きな照明光量を与えることがで
きるので、入射光を垂直入射ないしその近傍に制
限する必要が少なく、入射光の投射角選択の自由
度が大きくなる利点をもつている。したがつてま
た、LEDアレイなど比較的光度の小さい光源を
も利用することができる。また工数が多いなどコ
ストの高い鏡面仕上げの必要がないのでコストを
低減できる利点も認められる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の実施例を示す断面図
であり、各図のaは本考案の読取用フアイバーア
レイプレートをフアクシミリあるいは複写機など
の原稿読取り部に取付けた状態を示す断面図、各
図のbは該フアイバーアレイプレートの入射光を
投射するスリ状の面を示す断面図である。 1……光センサアレイの基板、2……光センサ
アレイ、3……光源、4……読取用フアイバーア
レイプレート、5……原稿、6……押えローラ
ー、7……光学フアイバーアレイ部、A……スリ
状面(スリ状加工部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 光学読取用フアイバーアレイプレートにおい
    て、読取り部を照明するための入射光を投射する
    面が粒度約#1000ないし#2000の研磨材により研
    磨して成るスリ状の面であることを特徴とする読
    取用フアイバーアレイプレート。
JP1985111914U 1985-07-23 1985-07-23 Expired JPH0432643Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985111914U JPH0432643Y2 (ja) 1985-07-23 1985-07-23

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985111914U JPH0432643Y2 (ja) 1985-07-23 1985-07-23

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Publication Number Publication Date
JPS6222605U JPS6222605U (ja) 1987-02-10
JPH0432643Y2 true JPH0432643Y2 (ja) 1992-08-06

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ID=30992293

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JP1985111914U Expired JPH0432643Y2 (ja) 1985-07-23 1985-07-23

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5933009B2 (ja) * 1976-04-23 1984-08-13 ブランズウイツク・コ−ポレ−シヨン 濾材

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5772059U (ja) * 1980-10-20 1982-05-01
JPS5933009U (ja) * 1982-08-24 1984-02-29 旭硝子株式会社 光学フアイバ−アレイプレ−ト

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5933009B2 (ja) * 1976-04-23 1984-08-13 ブランズウイツク・コ−ポレ−シヨン 濾材

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Publication number Publication date
JPS6222605U (ja) 1987-02-10

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