JPH04326418A - 相対座標読取装置 - Google Patents

相対座標読取装置

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JPH04326418A
JPH04326418A JP3097599A JP9759991A JPH04326418A JP H04326418 A JPH04326418 A JP H04326418A JP 3097599 A JP3097599 A JP 3097599A JP 9759991 A JP9759991 A JP 9759991A JP H04326418 A JPH04326418 A JP H04326418A
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JP
Japan
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signal
coordinate
detection line
circuit
tablet
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JP3097599A
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Inventor
Yoshiyuki Morita
芳行 森田
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Seiko Instruments Inc
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Seiko Instruments Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ等の外部
装置へ座標入力を行う座標読取装置に関するものである
【0002】
【従来の技術】従来の座標読取装置としては、本出願人
の出願による特開昭52−96825号、および特開昭
55−96411号がある。これらの座標読取装置につ
いて簡単に説明する。図11は、従来の座標読取装置の
構成図である。座標読み取り板であるタブレット101
には複数のループ形状をしたループライン群102が敷
設されている。これらのループライン群102は走査回
路105によって1本ずつ選択される。走査回路105
の出力は信号処理回路106に接続され、さらにこの出
力は制御回路107に接続されている。制御回路107
は、前記走査回路105を順次選択するように走査信号
s106を与えるようにもなっている。
【0003】一方、座標指示器110にはコイル111
が内蔵されており、励磁信号線103によって座標読取
装置本体に内蔵された励磁回路109に接続されている
。以上の構成により座標値は次のように算出される。 座標指示器110はループライン群102上に置かれ、
励磁回路109からの信号によって常に交流磁界を発生
する。制御回路107は走査信号s106を与えて順次
走査回路105を選択していく。この動作を「走査」と
呼んでいる。ループライン群102には、座標指示器1
10の置かれた位置に応じた誘導信号が誘起しているの
で、走査回路105によりループライン群102を選択
することによって、信号処理回路106にはループライ
ンごとの誘導信号s102が順次入力されることになる
。信号処理回路106はこれらの誘導信号の包絡線波形
を発生するようになっている。制御回路107はこの包
絡線波形からループラインごとの誘導信号の振幅を入力
し、振幅を比較演算することによって座標値を求めてい
る。
【0004】このように従来の座標読取装置の特徴は、
複数のループライン群を走査して誘導信号を観測すると
いうところにある。一方この種の座標読取装置の応用の
一つに、グラフィックディスプレイとともに用いてディ
スプレイに表示されたカーソルを制御することがある。 通常この目的のためにはマウスが使われることが多く、
一般的には次のような処理が行われる。
【0005】マウスは自分が移動した「移動量」を出力
する装置である。この「移動量」は絶対的な位置を示す
量ではなく、前回求めた位置から今回求めた位置までの
座標値の相対的な増分を示す量である。「移動量」は「
相対座標」とも呼ばれる。一方ディスプレイ上のカーソ
ルはディスプレイに仮想的に固定して設けられた座標系
、すなわち「絶対座標」系内で動作するように制御され
る。両者の対応をとるためにはプログラムによる変換が
必要で、一般的には相対座標を加算することによって絶
対座標を得ている。
【0006】このような処理を座標読取装置で行うこと
もある。このような場面で用いられる座標読取装置は相
対座標が出力されるものであればよい。市販の座標読取
装置の中には、原理として絶対座標を検出するものであ
っても、わざわざ絶対座標を相対座標に変換して出力し
ているものがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の座標読
取装置では、絶対座標を算出することを目的としている
ためにタブレット全面の走査を行わなければならず、そ
のために走査回路には多数のアナログスイッチ等の電子
的スイッチを必要としてコストアップの要因となってい
た。さらに誘導信号を検出するためには多くのループラ
インを切り替える必要があり位置検出が高速化できない
という問題があった。
【0008】本発明は、従来の座標読取装置における以
上の問題点を解決するためになされたものであり、その
目的は走査することなく座標値を算出できる座標読取装
置を実現することを主目的とし、これによって座標読取
装置、特にタブレットのコストダウン、位置検出の高速
化をねらったものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、座標検出方向に等間隔に、かつ座標検出
方向とは直交する方向に平行に敷設された導体線群をつ
づら折れ状に接続したm本(mは奇数)の検出ライン群
のそれぞれを、1本の検出ラインを構成する導体線群の
間隔の2n/m(0≦n≦m)のずれをもって敷設して
タブレットとなし、このように構成したタブレットと座
標指示器とによって座標読取装置を構成し、検出ライン
群と座標指示器との間の電磁結合により検出ライン群に
誘起する誘導信号をもとに、座標指示器がタブレット上
で移動した移動量を算出するようになした。
【0010】
【作用】このように構成した座標読取装置によれば、座
標指示器とタブレットに敷設した複数の検出ライン群と
の間の電磁結合によって検出ライン群には誘導信号が誘
起する。検出ライン群はつづら折れ形状でタブレット全
面を覆っているので、座標指示器がタブレット上のどの
場所に置かれていてもその存在を検出することができる
。また検出ライン群は、それぞれが少しずつずらして敷
設してあるため、各検出ラインでは異なった誘導信号が
観測されるので、各検出ラインの誘導信号の振幅を演算
することによって狭い範囲の座標値を求めることができ
、座標指示器の移動量を算出することができる。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1ないし図9に基
づき説明する。まず、構成について説明する。図1は本
発明による座標読取装置の構成図である。なお以下の説
明においては説明を簡単にするために一次元の座標読取
装置について説明する。
【0012】図1において、10は座標指示器であり、
コイル11を内蔵している。コイル11は励磁回路9に
接続されている。励磁回路9はコイル11に交流信号で
ある励磁信号s1を与えるものである。励磁信号s1は
たとえば614.4kHz程度の交流信号である。ただ
し、この信号はこの周波数に限定されるものでなく、基
本的にはコイル11と後述する検出ライン群との間に電
磁結合作用を発生させる信号であればよい。
【0013】1はタブレットであり、この実施例では3
本の検出ラインを敷設したものとした。3本の検出ライ
ンは第1の検出ライン2、第2の検出ライン3、第3の
検出ライン4である。各検出ラインは同じ構造をしてお
り、1本の検出ラインは座標検出方向と直交する方向に
複数の導体線を平行に間隔dで敷設し端部をつづら折れ
状に接続したものである。3本の検出ラインは基準とな
る検出ラインと、それに対して残り2本をそれぞれ間隔
dの2/3、4/3のずれを設けて敷設する。後の説明
のために、となりあう2本の検出ラインの導体線間隔を
検出ラインピッチと称しpで表すことにする。ちなみに
本実施例ではp=2d/3の関係になっている。
【0014】これらの検出ラインには前記座標指示器1
0のコイル11が発生する交流磁界によってそれぞれ誘
導信号s2、s3、s4が誘起する。検出ライン群は切
替回路5に接続されている。切替回路5はアナログスイ
ッチ等の電子的スイッチ素子で構成されており、第1の
検出ライン2ないし第3の検出ライン4の一本を信号処
理回路6に接続するものである。
【0015】信号処理回路6は各検出ラインに誘起した
誘導信号s2、s3、s4を入力し、その包絡線信号s
5を発生する機能を有する回路である。構成の一例を図
2に示す。この回路は一般的なAM検波回路であり、増
幅回路61、整流回路62、フィルタ回路63で構成さ
れる。信号処理回路6の出力は演算回路7に接続されて
いる。演算回路7は誘導信号の包絡線信号s5を入力し
、座標値を算出する機能を有するものである。包絡線信
号s5を入力する入力部はA/D変換器となっており、
包絡線信号s5の電圧値をデジタル量として読み込むよ
うになっている。
【0016】制御回路8は動作の制御を行うもので切替
回路5に切替信号s6を与えるように接続されている。 次に動作の説明の前に座標指示器10の位置と1本の検
出ラインに誘起する誘導信号の振幅との関係を第1の検
出ライン2に誘起する誘導信号s2を例として説明する
【0017】図3(a)に示すようにタブレット1の読
み取り面は第1の検出ライン2とそのリターン線によっ
てループコイルが形成される領域21とそうではない領
域22とが交互に現れる構造になっている。  今コイ
ル11がループコイルとなる領域21の中央、図の点a
に置かれていると、コイル11と第1の検出ライン2と
の電磁結合は最も強くなり最大振幅の誘導信号が発生す
る。コイル11が座標検出方向に移動するにつれて結合
は弱くなり、領域22の中央、図の点bでは振幅最小と
なる。観測によればコイル11の位置と誘導信号の振幅
との関係は図3(b)のようになることがわかっている
【0018】第2および第3の検出ラインは第1の検出
ラインとはそれぞれ検出ラインピッチpおよび2pのず
れをもって敷設されているので、コイル11の位置とそ
れぞれの誘導信号の振幅との関係は図3(c)および図
3(d)のようになる。このように各検出ラインに誘起
する誘導信号の振幅はコイル11の置かれた位置情報を
有している。本座標読取装置はこの特性を利用して誘導
信号の振幅から座標値を求めようとするものである。
【0019】次に動作について図4のタイミング図をも
とに説明する。励磁回路9は励磁信号s1を常時座標指
示器10に与えているので、これによってコイル11は
常時交流磁界を発生する。座標指示器10がタブレット
1上に置かれているとコイル11の発生する交流磁界に
よってタブレット1の各検出ラインには誘導信号が誘起
する。
【0020】制御回路8は切替回路5に選択信号s6を
与え3本の検出ラインを順次選択する。この結果選択さ
れた検出ラインに誘起している誘導信号s2、s3、s
4は順次信号処理回路6に入力されることになる。なお
3本の検出ラインを選択する処理は通常となりからとな
りへと順番に選択していく。しかし走査する順序は本質
的な問題ではないのでかならずしも順序よく走査する必
要はない。
【0021】各誘導信号は信号処理回路6で、増幅、検
波され包絡線信号s5に変換される。前述したように信
号処理回路6は一般的なAM検波回路であり、包絡線信
号s5への変換機能については構成から明かであろう。   誘導信号の包絡線信号から座標を算出するには次の
ように行う。演算回路7は、検出ラインが順次選択され
るごとに信号処理回路6から包絡線信号s5を入力する
。 演算回路7の入力回路は前述したようにA/D変換器と
なっていて、包絡線信号s5の大きさをデジタル量で入
力するようになっている。
【0022】演算回路7は順次入力される包絡線信号s
5の大きさを比較して、まずコイル11がおおまかにど
の領域に置かれているかを検出する。図5によってコイ
ル11の位置と各誘導信号の大小関係を説明する。図5
(a)のようにタブレットの一部に注目すると、この領
域は3本の検出ラインによって6つの領域23ないし2
8に分割できる。タブレット全面はこの領域の繰り返し
である。たとえば領域28の右隣の領域は3本の検出ラ
インの位置関係から領域23と等価であることがわかる
であろう。コイル11がこの領域のどこに置かれている
かによって各検出ラインの誘導信号の大小関係が変化す
る。
【0023】すでに説明したようにコイル11と検出ラ
インとの位置関係による誘導信号の振幅の変化は図3の
ようであった。この関係からたとえば図5(b)のよう
にコイル11が領域23に置かれていると、第1の検出
ライン2には最も大きな誘導信号が発生し、第3の検出
ライン4、第2の検出ライン3の順に振幅は小さくなっ
ていく。図5(b)にはこの大きさの関係を包絡線信号
s5によって示している。
【0024】コイル11が座標検出方向に移動して領域
24に置かれると、誘導信号の大きさは大きい順に第1
の検出ライン2、第2の検出ライン3、第3の検出ライ
ン4の順になる。同様に各領域における誘導信号の大小
関係は表1のようになる。   以上のように誘導信号の大小関係を判断することに
よっておおまかな位置を検出することができる。  さ
らに上記各領域内での詳細な位置を次のようにして求め
る。 まず3つの包絡線信号について次のように符号を与える
【0025】 Vp  ・・・最大の信号  ピーク信号と呼ぶVph
・・・中間の信号 Vpl・・・最小の信号 次にこれらによって次のQなる値を求める。 このQの値は、次のような性質を持つ。
【0026】図6に示すようにコイル11が第2の検出
ライン3の中心、点cに置かれている場合を考える。こ
のとき、第2の検出ライン3には最大の誘導信号が誘起
しており、この検出ラインを選択すると演算回路7には
ピーク信号Vpが入力される。  第1の検出ライン2
を選択した場合にはVpより小さな誘導信号が誘起され
、演算回路7にはVplが入力される。第3の検出ライ
ン4を選択した場合には同様に演算回路7にはVphが
入力される。第1の検出ライン2と第3の検出ライン4
では電磁結合の効果は等しく、Vph=Vplとなる。 したがって式1によりQ=1となる。
【0027】図7に示すようにコイル11が座標検出方
向に移動すると、コイルと検出ラインとの結合は、第1
の検出ライン2、第2の検出ライン3では小さくなり、
逆に第3の検出ライン4では大きくなる。この結果、V
p,Vplは小さくなり、Vphが大きくなって、式1
のQは1より小さな値をとることになる。コイル11が
さらに移動して、図8の位置、すなわち図6の位置より
検出ラインピッチpの1/2移動すると、コイルと検出
ラインとの結合は、第2の検出ライン3と第3の検出ラ
イン4とで等しくなり、Vp=VphとなってQ=0と
なる。
【0028】図6の位置から左に移動した場合も同様に
Qを求める。この場合もQの増減傾向は同じ傾向となる
。Qは図9に示すように検出ラインピッチpの1/2ピ
ッチごとに1から0の間の値をとる値であり、検出ライ
ン間の詳細な位置に1対1に対応する値となる。このQ
の特性をあらかじめ実験によって求めておけば誘導信号
からQを求めることによって検出ライン間の詳細な位置
を求めることができるのである。  すでに求めたおお
まかな位置と、ここで求めた詳細な位置とを加減算すれ
ばタブレット上一部の領域での座標値が求められる。
【0029】図5に示した領域23ないし28に0から
5までの番号をつけ、おおまかな位置をこの番号によっ
て表すことにする。符号をAreaとする。そして式2
によって座標値を求める。 ここで符号を再度説明すると、 Area  :おおまかな位置 p        :検出ラインピッチf(Q)  :
Qに対応する検出ライン間の詳細な位置以上のようにし
てタブレット上一部の領域での座標指示器の置かれた位
置の座標値が求められるのである。  相対座標はこの
ようにして求めた座標値の1回前の処理で求めた座標値
と今回の処理で求めた座標値との差をとって求める。
【0030】上記の説明で明らかなように本座標読取装
置では一部の領域内での位置は検出できるが、タブレッ
ト全面における位置は検出できない。たとえば図5にお
いて1回前の座標算出時点でコイルがある領域に置かれ
ていたとすると、次の座標算出で正しく移動量が求めら
れるのはその領域を中心として±5の領域の範囲内でコ
イルが移動した場合である。これ以上移動した場合は±
5の領域内にいる場合と区別がつかなくなる。
【0031】しかし、座標を検出する周期としてはたと
えば1秒間に200点程度、すなわち1点あたり5ms
ec程度であって、この間に座標指示器が移動する範囲
は限られている。したがってこの範囲が正しく検出され
ればよく、相対座標読取装置としては十分実用的である
。その他の実施例のいくつかについて簡単に説明を加え
る。
【0032】前記実施例は一次元の座標読取装置につい
てのものであるが、このように構成した一次元の座標読
取装置を2組設け、それぞれを直交して配置すれば二次
元の座標読取装置が構成できることは容易である。  
また前記実施例では3本の検出ラインでタブレットを構
成したが奇数本の検出ラインであれば同様にタブレット
を構成することができる。詳細な説明は省略するが図1
0は5本の検出ラインを敷設した実施例である。
【0033】本発明の主旨は、タブレットを構成する検
出ラインの構成に特徴をもたせ、タブレットを走査しな
くてもタブレット全面において座標指示器による誘導信
号を検出し座標値を求めようとするものである。  前
記実施例では座標指示器10のコイル11に励磁回路9
を接続して励磁信号を与え交流磁界を発生させるように
していたが、この構成は本発明の本質ではない。タブレ
ット1と座標指示器10との間の電磁結合を利用する座
標読取装置は種々提案されており、その結合原理にかか
わる技術は本発明に応用できる。  たとえばタブレッ
トに励磁手段を設け、これから発生する交流磁界を座標
指示器を介してタブレットの検出手段と結合させる方式
、あるいはタブレットの励磁手段から発生する交流磁界
による誘導信号を座標指示器で一旦蓄積した後、そのエ
ネルギーを利用してふたたび座標指示器から交流磁界を
発生させる方式などがある。これらは座標指示器をタブ
レットと信号線で接続する必要のないワイヤレス座標読
取装置であるが、これらの座標読取装置においても誘導
信号を誘起する検出ライン構成を前記実施例と同様に構
成できる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では複数の
つづら折れ形状の検出ラインをそれぞれ少しずつずらし
て敷設してタブレットを構成し、これらの検出ライン群
と座標指示器との間の電磁結合により検出ライン群に誘
起する誘導信号をもとに座標指示器が置かれた位置を算
出するように座標読取装置を構成した。したがって、従
来の座標読取装置のようにタブレットに複数のループラ
インとそれを切り替えるスイッチ手段とを設ける必要が
なく、またそれらを走査することもなくなったので、座
標読取装置、特にタブレットの構造を簡単にすることが
できた。また座標の算出を高速に行うことが可能となっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による座標読取装置の一実施例の構成図
である。
【図2】実施例の信号処理回路の構成図である。
【図3】実施例の誘導信号の説明図である。
【図4】実施例のタイミング図である。
【図5】実施例の概略位置を求めるための誘導信号の分
布説明図である。
【図6】実施例の詳細位置を求めるための誘導信号の分
布説明図(その1)である。
【図7】実施例の詳細位置を求めるための誘導信号の分
布説明図(その2)である。
【図8】実施例の詳細位置を求めるための誘導信号の分
布説明図(その3)である。
【図9】実施例のコイル位置に対するQ値の説明図であ
る。
【図10】タブレットに関する第2の実施例の構成図で
ある。
【図11】従来の座標読取装置の構成図である。
【符号の説明】
1  タブレット 2  第1の検出ライン 3  第2の検出ライン 4  第3の検出ライン 5  切替回路 6  信号処理回路 7  演算回路 8  制御回路 9  励磁回路 10  座標指示器 11  コイル s1  励磁信号 s2  誘導信号 s3  誘導信号 s4  誘導信号 s5  包絡線信号 s6  切替信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  座標検出方向に等間隔に、かつ座標検
    出方向とは直交する方向に平行に敷設された導体線群を
    つづら折れ状に接続したm本(mは奇数)の検出ライン
    群のそれぞれを、1本の検出ラインを構成する前記導体
    線群の間隔の2n/m(0≦n≦m)のずれをもって敷
    設したタブレットと、座標指示器とによって構成され、
    前記検出ライン群と前記座標指示器との間の電磁結合に
    より前記検出ライン群に誘起する誘導信号をもとに、前
    記座標指示器がタブレット上で移動した移動量を算出す
    るように構成した相対座標読取装置。
  2. 【請求項2】  前記検出ライン群に接続され、該検出
    ライン群のいずれか1本を選択する切替回路と、該切替
    回路に接続され、選択された検出ラインに誘起した誘導
    信号の振幅信号を出力する信号処理回路と、該信号処理
    回路に接続され、前記振幅信号を入力し演算処理するこ
    とによって前記座標指示器がタブレット上で移動した移
    動量を算出する演算回路とによって構成される請求項1
    記載の相対座標読取装置。
  3. 【請求項3】  前記検出ライン群のそれぞれに接続さ
    れ、該検出ライン群に誘起した誘導信号の振幅信号を出
    力するm個の信号処理回路と、前記m個の信号処理回路
    に接続され、前記振幅信号を入力し演算処理することに
    よって前記座標指示器がタブレット上で移動した移動量
    を算出する演算回路とによって構成される請求項1記載
    の相対座標読取装置。
JP3097599A 1991-04-26 1991-04-26 相対座標読取装置 Pending JPH04326418A (ja)

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