JPH04326162A - データベース検索処理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、コンピュータを用い
た情報処理に係わり、特に端末からホストコンピュータ
のデータベースを検索処理するデータベース検索処理方
式に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】図３は、従来のこの種のデータベース検
索処理方式を示したブロック図である。図において、１
は端末、２はホストコンピュータであり、３は端末側に
あってホスト側にデータベースの検索要求を行なうデー
タベース検索要求プログラム、４はホスト側にあってデ
ータベースの検索処理を行なうデータベース検索処理プ
ログラム、５はホスト側にあるデータベース、６はホス
ト側の検索結果データ、７は端末側に取り込んだ検索結
果データ、８は端末側にあって検索結果データを処理す
る検索結果データ処理プログラムである。

【０００３】次に動作について説明する。端末１の操作
により、データベース検索要求プログラム３が起動され
、検索対象データベース名や検索条件等をホストコンピ
ュータ２のデータベース検索処理プログラム４に受け渡
す。データベース検索処理プログラム４は、検索条件等
に従ってデータベース５を検索し、複数の検索結果を検
索結果データ６に格納し、端末側の検索結果データ７に
転送する。端末側では、検索結果データ処理プログラム
８によって、検索結果データ７の表示，編集等が行なわ
れる。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】従来のデータベース検
索処理方式は以上の手順で処理されているが、検索デー
タ量が数万件に及ぶと、全ての検索結果が得られるまで
端末側には検索結果データが転送されてこないため、端
末側で検索結果を１件ずつ処理する場合においても、検
索結果を得るまでに多大の時間を要した。また、端末側
での検索結果データ処理を中断する場合においても、ホ
ストコンピュータは検索要求に対する全てのＣＰＵ時間
を必要とするなどの問題があった。

【０００５】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、端末側におけるデータベースの
検索要求から検索結果を得るまでの時間の最小化と、ホ
ストコンピュータの検索処理時間の最適化を図ることを
目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】この発明に係るデータベ
ース検索処理方式は、端末側に、ホストコンピュータか
らの検索結果データを処理すると共に、当該処理を中断
するときはホストコンピュータに中断情報を転送する検
索結果データ処理手段を備え、ホストコンピュータ側に
、端末側からの検索要求，検索条件等に基づきデータベ
ースを検索し、得られた検索結果データを端末側に順次
転送すると共に、端末側から中断情報が転送されてきた
ときは当該検索処理を中断するデータベース検索処理手
段を備え、ホストコンピュータ側のデータベース検索処
理と端末側の検索結果データ処理の並行処理を行なうも
のである。

【０００７】

【作用】この発明では、ホストコンピュータ側のデータ
ベース検索処理と、端末側の検索結果データ処理を有機
的に結合し、相互の処理を監視する。すなわち、ホスト
コンピュータ側での検索と端末側への転送が１件ずつ行
なわれ、データベース検索処理と端末側での検索結果デ
ータ処理がパイプラインの関係を有するものとなる。

【０００８】

【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図１は、実施例のデータベース検索処理方式を示
すブロック図であり、図２は実施例におけるホスト側の
データベース検索処理プログラム及び端末側の検索結果
データ処理プログラムとそれらの相互処理を示すフロー
チャートである。図１において、１は端末、２はホスト
コンピュータ、３は端末側にある従来同様のデータベー
ス検索要求プログラム、４ａはホスト側にあって図２の
フローチャートで示す処理を行なうデータベース検索処
理プログラム、５はホスト側にあるデータベース、６は
ホスト側の検索結果データ、７ａ，７ｂはそれぞれ端末
側に取り込んだ検索結果データ、８ａは端末側にあって
図２のフローチャートで示す処理を行なう検索結果デー
タ処理プログラムである。なお、ホストコンピュータ２
と端末１間はＬＡＮ（ＴＣＰ／ＩＰ）結合し、データベ
ース５はリレーショナルデータベースで実施した。

【０００９】次に、図１，図２を参照して本実施例の動
作について説明する。従来同様、端末１の操作によりデ
ータベース検索要求プログラム３が起動され、検索デー
タベース名や検索条件等をホストコンピュータ２のデー
タベース検索処理プログラム４ａに受け渡す。データベ
ース検索処理プログラム４ａは、これらを受け取り（ス
テップＨ１）、先ず端末１からの中断情報の有無により
検索中断か否かを判定し（ステップＨ２）、端末１から
中断情報が転送されていれば以降の処理は行なわずに検
索処理を中断する。中断情報が転送されていなければ、
次に端末側に空があるか否かを判定し（ステップＨ３）
、端末側の検索結果データ７ａ又は７ｂのいずれか一方
又は両方が空いていれば検索条件に従ってデータベース
５の検索を開始し（ステップＨ４）、１件の検索結果が
得られた時点で、ホスト側の検索結果データ６を介して
端末側に転送する（ステップＨ５）。そして、ステップ
Ｈ６で全ての検索が完了したか否かを判定し、全ての検
索が完了するまで上記ステップＨ２〜Ｈ５を繰り返す。

【００１０】端末側の検索結果データ処理プログラム８
ａは、ホスト側から転送されてきた検索結果データ７ａ
又は７ｂを受け取って（ステップＴ１）、その表示や編
集等の処理を実施し（ステップＴ２，Ｔ３）、処理が完
了したら検索結果データを削除し（ステップＴ６）、ホ
ストコンピュータ２での次の検索処理を可能とする。こ
こで、検索結果データ処理を中断する場合は、中断情報
をホストコンピュータ２に転送し（ステップＴ４，Ｔ５
）、ホストコンピュータ内での検索処理も中断させる。

【００１１】なお、上記実施例では、ホストコンピュー
タと端末間はＬＡＮ（ＴＣＰ／ＩＰ）結合し、データベ
ースはリレーショナルデータベースで実施したが、結合
方式やデータベースの形式には依存することなく上記の
効果を奏するものである。

【００１２】また、端末側には２件分の検索結果データ
を持っているが、件数は何件であっても同様の効果を奏
する。

【００１３】

【発明の効果】以上のように、この発明によれば、デー
タベースの検索要求から結果を得るまでの時間を最短に
し、ホストコンピュータの検索処理も端末側の処理に合
わせて動作するため、検索作業の大幅改善と、ホストコ
ンピュータのＣＰＵリソースやホストコンピュータ及び
端末のメモリリソースを有効活用できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の一実施例を示すブロック図である。

【図２】この発明の一実施例による処理方式の流れを示
すフローチャートである。

【図３】従来例を示すブロック図である。

【符号の説明】

１　　端末 ２　　ホストコンピュータ ３　　データベース検索要求プログラム４ａ　　データ
ベース検索処理プログラム（データベース検索処理手段
） ５　　データベース ６，７ａ，７ｂ　　検索結果データ ８ａ　　検索結果データ処理プログラム（検索結果デー
タ処理手段）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　端末からホストコンピュータのデータ
   ベースを検索処理するデータベース検索処理方式におい
   て、端末側に、ホストコンピュータからの検索結果デー
   タを処理すると共に、当該処理を中断するときはホスト
   コンピュータに中断情報を転送する検索結果データ処理
   手段を備え、ホストコンピュータ側に、端末側からの検
   索要求，検索条件等に基づきデータベースを検索し、得
   られた検索結果データを端末側に順次転送すると共に、
   端末側から中断情報が転送されてきたときは当該検索処
   理を中断するデータベース検索処理手段を備え、ホスト
   コンピュータ側のデータベース検索処理と端末側の検索
   結果データ処理の並行処理を行なうことを特徴とするデ
   ータベース検索処理方式。