JPH0432566Y2 - - Google Patents

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JPH0432566Y2
JPH0432566Y2 JP1985202331U JP20233185U JPH0432566Y2 JP H0432566 Y2 JPH0432566 Y2 JP H0432566Y2 JP 1985202331 U JP1985202331 U JP 1985202331U JP 20233185 U JP20233185 U JP 20233185U JP H0432566 Y2 JPH0432566 Y2 JP H0432566Y2
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slit light
cutting
light projector
slit
detection device
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は突合せ溶接部の形状検出装置に関する
ものである。
(従来の技術) 電縫管の突合せ部は抵抗溶接によつて溶接され
生成したビードは内外面共切削バイトによつて切
削除去されている。その時の切削状態の良、不良
は従来目視又は手ざわりで判断していた。
しかるに内面のビード切削状況の判断について
は連続した鋼管の内面であるため、切削地点から
数十メートル後工程のパイプ定寸切断段階におい
て前述の方法により切削の良否を判定していたが
形状判定精度が粗く個人差も入つて正確さに欠け
ていた。又不良の判明した時点において、切削バ
イトの切削条件にフイードバツクしていることか
ら不良内面切削されたパイプが既に数十メートル
も造管されてしまい速応性に欠け歩留りの低下す
る一因であつた。これに対し近年レーザー光切断
法による溶接部の形状検出装置が特公昭60−1138
号公報の如く知られている。光切断法とは第3図
のように被認識面4に光切断角θ1でスリツト光1
を投射し、これと異る角度θ2から見ると等価的に
その断面形状が認識できる形状計測方法である。
以下従来実施していた方法について述べる。
第4図は内面切削部を計測監視できるようにし
た形状検出装置16を内面ビード切削のために切
削バイト12を固定する台車20の後端に設置し
たところを示している。
台車20は上側の車輪13,13′に対して下
側の車輪14の支持アーム14′を連結された伸
縮自在の油圧シリンダー15によつてパイプ内面
方向に押し広げ、パイプが軸線方向に相対的に移
動しても安定して定位置を保持できるように構成
されているものである。この台車に内蔵する切削
バイト12により内面のビードを連続的に切削で
きるようになつている。内削形状検出装置16
は、この台車の後端に設置されている。第5図に
おいて20は台車、31は光学式のスリツト光投
光器、30はレーザー光導入用光フアイバーケー
ブル、32は電子式のカメラである。これによる
と光切断角θ1が30°程度として第6図の如く画面
サイズ14インチのモニタテレビM上に映るこの光
切断像は切削深さが15〜20倍に拡大されて観測で
きる利点があつた。しかし、パイプの内面の被計
測面4と形状検出装置16の間隔lが図示しない
鋼管の板厚の変更台車20の位置調整により変化
すると第7図のように光切断像がカメラの視野角
θcの端の方B点に結び、そのモニタ画面は第7図
ハのようになり又反対にC点に結んだ場合は第7
図ニ又は全く画面の範囲からはみ出してしまい光
切断像が観測できなくなる欠点があつた。
更に光学式スリツト光投光器31は光学レンズ
を使用しているため焦点を有し第7図においてそ
の焦点距離はL1であり、形状検出装置16と被
認識面4の相対距離lが変化するとそれに伴ない
スリツト光の結像距離がl1のときL1,l2のとき
L2,l3のときL3と変化する。従つてL1以外はスリ
ツト光投光器の焦点から大きくはずれスリツト光
の線太さが大きくなると共に詳鋭度が低下して鮮
明な光切断像を結べない欠点があつた。そのため
更に形状検出の分解能を上げようとしてカメラ視
野角θc及び光切断角θを小さくすればする程、こ
のような現象が顕著となり、従つて従来は視野角
θcを広くとらざるを得なく高分解能な計測装置を
構成することができなかつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は従来技術のような計測装置と被認識面
の相対距離の変化によつてカメラ視野内に像が入
らなくなる、スリツト光焦点範囲から結像距離が
はずれることにより鮮明な光切断像を得られない
欠点を解決し鮮明で高分解能な形状検出装置を提
供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 即ち、本考案は検出装置内に、断面が板状の光
を被形状測定面に投射するスリツト光投光器を、
スリツトの長さ方向と平行に設けた回転軸に回動
自在に設け、該被形状測定面のスリツト光を撮像
するITVカメラを検出装置内の基台に固設し、
該スリツト光投光器に、一端を軸を介して固設す
るアームを設け、該アームの他端にアームの移動
方向がスリツト長さ方向と直交するようにアーム
を移動させてスリツト光投光器を傾動させる移動
機構を設けてなる形状検出装置を要旨とするもの
である。
本考案は検出装置内にスリツト光投光器、スリ
ツト光投光器を傾動させる移動機構及びITVカ
メラの三点から構成され、スリツト光投光器の投
光中心線とカメラの視野の中心線を延長して交差
する点を投光器の焦点に設定しかつ被認識面と一
致させるようにして常にスリツト光投光器の焦点
付近及びカメラ視野の中心に鮮明で高分解能な光
切断像を得ようとするものである。
(実施例) 以下本考案を図面に示す実施例装置に基づいて
詳細に説明する。
第1図は本考案の実施例装置を示す図である。
31はスリツト光投光器、32は基台(図示せ
ず)に固設されているカメラ、以下は移動機構で
33はスリツト光投光器回転軸受、60は投光器
ホルダ、64はホルダに連結された回転軸、38
はアーム、61は金具、34はナツト、62はナ
ツトに連結されたピン、35は送りネジ、39,
39′は送りネジ軸受、37はカツプリング、3
6は傾動モータである。第1図の状態ではスリツ
ト光1は角度θ0で投光されほぼスリツト光投光器
31の焦点距離L0のところに内面切削された被
検出面4が位置しこれにカメラ32の視野角の中
心線11が点Pで交差している。この状態では第
7図ロのようにモニタテレビの中央に焦点の合致
した光切断像を観測できる。今被認識面が第2図
のように4bから4cに変化した場合スリツト光
の照射する位置はP1に移りこの結果第7図のニ
の如くモニタテレビの画面下縁付近に像を観測す
るようになる。この時スリツト光投光器31の焦
点距離L0から大きくはずれることにより、スリ
ツト光の幅が太くなり鮮鋭な像を結ぶことはでき
ない。このような状態をモニターテレビの画面で
人が確認したとき、このモニターテレビの近傍に
設置されているスイツチ(図示せず)によりテレ
ビ画面を見ながら第1図の駆動モータ36を作動
させカツプリング37を介して送りネジ35を回
転させる。送りネジ35にはナツト34がネジ連
結されているので送りネジ35の回転によつてナ
ツト34は前後に移動自在である。このナツトに
連結された2個のピン62に対しナツト34を囲
むようにコの字形で一部分に切欠き65をもつた
金具61が配置されている。該金具はアーム38
で連結され更に投光器ホルダ60へ接続されてい
る。この投光器ホルダ60は両側に回転軸64が
連結され軸受33によつて回転自在になるよう支
持されている。この投光器ホルダ60内にスリツ
ト光投光器31を装着され止メネジ63で固定さ
れている。従つて送りネジ35の回転によつてナ
ツト34も従動回転しようとするが金具61によ
り保持されているため従動回転できずそのためナ
ツトは前後に移動することとなる。ところがこの
ナツトにはピン62が連結されておりしかも金具
61の切り欠き部分へ深く挟持されている。従つ
てナツトの前後移動に対し力は金具60に連結さ
れたアーム38投光器ホルダ60を通して回転軸
64に伝わり回転軸64を中心としてホルダ60
に装着されたスリツト光投光器31を回動させる
ことになる。ここでナツトに装着されたピン62
は送りネジ35の回転によつて直線運動するのに
対し金具61は軸64を中心にして回転運動する
ために切欠き部65とピン62間に生じる位置ズ
レが生じそれを吸収するため、ピン62が切欠き
部でスライドできるようにピン62の入る切欠き
部が長く切欠かれている。
従つて駆動モータ36の作動によつてスリツト
光投光器は回動自在に操作できるため、結像位置
を第2図のP3まで傾動移動させることにより、
スリツト光投光器の焦点L0に近づけて視野の中
心付近に位置させることで第7図のロと同様鮮明
な像を観測することが可能となるものである。同
様に被認識面が第2図の4aになつたときも切断
像は第2図のP2に位置しカメラ視野からはずれ
てしまい観測できないが、同様の操作をすれば同
じ効果を得られることは明白である。
ここでカメラの視野中心線11とし、レーザー
投光器の相対角度θ5が直角に近い程スリツト光投
光器31の傾動によつてスリツト光が視野中心付
近に結像するときのスリツト光投光器からの距離
Lと焦点距離L0との差は少なくなり第7図に示
す形状認識装置16と被認識面間の距離l1,l2
l3の範囲にわたつて適応できる。又常に視野中心
に光切断像を移動できれば視野を小さくとること
もでき従つて高分解能な装置を構成できる。ここ
で第2図4a,4b,4cと相対距離が動くこと
により被認識面4とカメラ32間の距離も変るが
カメラのピントボケの問題はスリツト光1の光パ
ワーを上げカメラ32の絞り17を絞り込んで十
分な被写界深度を得るようにすることで実用でき
る。
(考案の効果) 本実施例によると例えばカメラ絞りF22、スリ
ツト光投光器のスリツト巾0.1mm以下、焦点距離
L0=80mm、カメラ視野20mm×20mm、切断角θ≒
20°付近においてモニタテレビサイズ14インチを
使用した場合切削面と直角方向の倍率は約10倍、
切削方向の倍率は光切断法の関係で約30〜40倍の
倍率を得、切削バイトによる切削の過不足、片削
り等の切削良否の判定は勿論、切削バイトの摩
耗、初期チツピングの状況まで鮮明な像を傾動操
作により観測でき迅速に切削条件を変更又はバイ
トを交換する等の対応ができるようになつた。な
お傾動による効果は被切削面との相対距離l=±
3mmの変動に対応でき、その傾動角度±2°による
切断像の寸法誤差は固定θ0の場合の数%程度であ
り、実用上全く支障のないものである。本考案に
よると安定した鮮明な画像を得られると共に早期
にバイトの状況を知ることができる電縫管内削の
品質向上と歩留り向上に大きく寄与することがで
きる。
本考案は光切断像が常にカメラ視野中心になる
ような装置を提供するものであるが、この中心に
傾動する操作として光切断像を画像処理し、像の
視野中央位置からの偏差を演算して傾動用モータ
36を駆動制御することも可能である。又本案装
置は溶接ビートの高さ計測用の光切断形状検出装
置にも応用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案実施例装置の構造図で、同b
は第1図aのAーA′断面図、第2図は本考案の
原理図、第3図は光切断法原理の説明、第4図は
従来方法の形状検出装置を取付けた図、第5図は
従来の形状検出装置の詳細説明図、第6図はカメ
ラとモニタテレビの結線図、第7図イ,ロ,ハ,
ニは従来方法の説明図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 検出装置内に、断面が板状の光を被形状測定面
    に投射するスリツト光投光器を、スリツトの長さ
    方向と平行に設けた回転軸に回動自在に設け、該
    被形状測定面のスリツト光を撮像するITVカメ
    ラを検出装置内の基台に固設し、該スリツト光投
    光器に、一端を軸を介して固設するアームを設
    け、該アームの他端にアームの移動方向がスリツ
    ト長さ方向と直交するようにアームを移動させて
    スリツト光投光器を傾動させる移動機構を設けて
    なる形状検出装置。
JP1985202331U 1985-12-27 1985-12-27 Expired JPH0432566Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985202331U JPH0432566Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27

Applications Claiming Priority (1)

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JP1985202331U JPH0432566Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27

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JPS62111506U JPS62111506U (ja) 1987-07-16
JPH0432566Y2 true JPH0432566Y2 (ja) 1992-08-05

Family

ID=31166608

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JP1985202331U Expired JPH0432566Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5046356A (ja) * 1973-08-29 1975-04-25

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5046356A (ja) * 1973-08-29 1975-04-25

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JPS62111506U (ja) 1987-07-16

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