JPH0432542Y2 - - Google Patents

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JPH0432542Y2
JPH0432542Y2 JP1983085695U JP8569583U JPH0432542Y2 JP H0432542 Y2 JPH0432542 Y2 JP H0432542Y2 JP 1983085695 U JP1983085695 U JP 1983085695U JP 8569583 U JP8569583 U JP 8569583U JP H0432542 Y2 JPH0432542 Y2 JP H0432542Y2
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JP
Japan
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metal diaphragm
valve
lid
metal
ring
Prior art date
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JP1983085695U
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English (en)
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JPS59189978U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はメタルダイヤフラムシール弁に関し、
その目的は複数枚重積されるメタルダイヤフラム
を正確に弁筐内に保持され、且組立・解体を簡
易・迅速に行なわんとするものである。
〔従来の技術〕
従来斯種メタルダイヤフラムシール弁に於ては
使用圧力によつて複数枚のメタルダイヤフラムを
加減調整自在にして重積し弁筐あるいは弁蓋内所
定位置に組み込まれるようになしている。
例えば実開昭51−117228号公報に開示されたも
のがある。
これは薄い波形の円板を数枚重ねて形成され、
その周縁部を弁箱に溶着にて一体に固着され、ス
テムによつて中心部を押されて変位しうるもので
ある。
〔考案が解決しようとする課題〕
複数枚のメタルダイヤフラムをしかもその曲率
面に精確に合わせつつ、各メタルダイヤフラムの
芯を揃えてその周縁を弁箱に溶着することが困難
で、しかも各メタルダイヤフラムの芯振れが少し
でも生じているとその寿命を短くしたり、ねじに
メタルダイヤフラムが喰み込むため、ボネツト部
のシール性が悪く、不良率が高くなると共に、分
解点検時メタルダイヤフラムがばらけて紛失し易
い等の欠点がある。
本考案はこれに鑑みてなしたもので、メタルダ
イヤフラムシール弁に於て弁棒と弁体間に挟持し
て設けられるメタルダイヤフラムの外周面を蓋内
底部に一体に形成したリング状の抱持片にて抱持
するようにして支持せしめることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
弁棒と弁体間に挟持して設けられるメタルダイ
ヤフラムの外周端面を機械的に抱持するリング状
の抱持片を蓋内底部に一体に形成する。
〔実施例〕
以下本考案を図面に示す実施例に基づいて説明
する。
図において1は所要サイズを有する弁筐で、こ
の弁筐1内に所望の弁体2を嵌合し、且弁筐1に
蓋3を直接又は図示の如く蓋押え4を介して一体
に設けると共にこの蓋3を貫通して上端にハンド
ル6を固定したる弁棒5を設ける。そしてこの弁
棒5の下端と弁体2の上端とを互いに対設し、且
この両者間にメタルダイヤフラム7を挟持するよ
うになす。
このメタルダイヤフラム7は通常薄い金属板を
円形に形成したものを弁の使用圧力に応じて複数
枚が重ねられて使用される。このメタルダイヤフ
ラム7は蓋3の下底面に形成したるダイヤフラム
嵌合部内に該ダイヤフラムの外周面を抱持するよ
うにして装着する。ダイヤフラムの装着は組立が
容易で、正確に芯がずれることなく行えるように
第2図に示す如く構成される。第2図Aは第1図
のメタルダイヤフラム装着部の一部拡大した断面
説明図であつて、これは蓋3の内底部をメタルダ
イヤフラム外周頂面が接触して押圧面3aとし、
この押圧面の外周に下方にリング状に突設した抱
持片3bを一体に設け、このリング状抱持片の内
周面にてメタルダイヤフラムの外周端面を抱持す
るものである。また第2図Bはこの少し変形した
ものであつてリング状抱持片3bの上部内周面に
重積され所要厚となつたメタルダイヤフラム厚に
相当するリング溝3cを形成し、このリング溝3
c内にメタルダイヤフラム外周端を嵌合支持する
ものである。同図Cは第2図Aに示す抱持片の内
周面を角度θのテーパ面3dとし、これによりメ
タルダイヤフラムを抱持するようになしたもので
あり、同図Dはリング状抱持片3bの下端を内方
に折り曲げるか又はかしめたものである。
さらに第2図E,F,Gに示すものは蓋3の下
端外周に抱持リング8を一体に設け、この抱持リ
ング8にてダイヤフラムを支持するようになした
ものを示し、E,Fの各図は蓋3の下端外周に形
成した段部3eに嵌着したもの、Gは通常の寸法
で嵌着又は溶着したもので、メタルダイヤフラム
の支持は第2図A,B,Cに示す方法のいずれか
にて行なうものであり、また第2図Hのものは抱
持片又は抱持リングとメタルダイヤフラム間を溶
接して一体としたものである。
〔考案の効果〕
本考案による時は蓋の下端部に複数枚重ねられ
るメタルダイヤフラムの外周を抱持するように嵌
合するため、メタルダイヤフラムを複数枚使用さ
れてもその組立が容易に、しかも芯出しが容易に
行え、正確に組立できると共に解体も迅速に行な
え、しかも組み付けが安定したものとなるので寿
命が長くなる等の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は縦断面図、第2図A〜Hは要部の拡大
断面説明図である。 1は弁筐、2は弁体、3は蓋、3aは押圧面、
3bは抱持片、3cはリング溝、3dはテーパ
面、3eは段部、4は蓋押え、5は弁棒、6はハ
ンドル、7はメタルダイヤフラム、8は抱持リン
グ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. メタルダイヤフラムシール弁に於て、弁棒と弁
    体間に挟持して設けられるメタルダイヤフラムの
    外周端面を機械的に抱持するリング状の抱持片を
    蓋内底部に一体に形成したことを特徴とするメタ
    ルダイヤフラムシール弁。
JP8569583U 1983-06-03 1983-06-03 メタルダイヤフラムシ−ル弁 Granted JPS59189978U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8569583U JPS59189978U (ja) 1983-06-03 1983-06-03 メタルダイヤフラムシ−ル弁

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8569583U JPS59189978U (ja) 1983-06-03 1983-06-03 メタルダイヤフラムシ−ル弁

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Publication Number Publication Date
JPS59189978U JPS59189978U (ja) 1984-12-17
JPH0432542Y2 true JPH0432542Y2 (ja) 1992-08-05

Family

ID=30215658

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JP8569583U Granted JPS59189978U (ja) 1983-06-03 1983-06-03 メタルダイヤフラムシ−ル弁

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH059575Y2 (ja) * 1985-08-30 1993-03-09
JP7324018B2 (ja) * 2019-03-19 2023-08-09 株式会社鷺宮製作所 溶接構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51117228U (ja) * 1975-03-19 1976-09-22

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JPS59189978U (ja) 1984-12-17

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