JPH04324318A - 電磁式動圧流量測定装置 - Google Patents
電磁式動圧流量測定装置Info
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- JPH04324318A JPH04324318A JP12235491A JP12235491A JPH04324318A JP H04324318 A JPH04324318 A JP H04324318A JP 12235491 A JP12235491 A JP 12235491A JP 12235491 A JP12235491 A JP 12235491A JP H04324318 A JPH04324318 A JP H04324318A
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- Measuring Volume Flow (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非電導性の流体の流量
を測定する電磁式動圧流量測定装置に関する。
を測定する電磁式動圧流量測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、非電導性の流体の流量を測定する
装置としては、熱式質量流量測定装置が知られている。 この熱式質量流量測定装置は、管を流れる流体の温度を
管に巻かれた上流側のコイルで検出し、途中管に巻かれ
たコイルヒータにより加熱された流体の温度を管に巻か
れた下流側のコイルで検出し、両コイルで検出された温
度の差は管を流れる質量に比例することにより抵抗値の
変化となって表われ、この両コイルの抵抗値を抵抗検出
回路で検出増幅し、流量表示器にその時の流量を表示す
るものである。(先行技術文献として特開昭58−90
124号がある。)
装置としては、熱式質量流量測定装置が知られている。 この熱式質量流量測定装置は、管を流れる流体の温度を
管に巻かれた上流側のコイルで検出し、途中管に巻かれ
たコイルヒータにより加熱された流体の温度を管に巻か
れた下流側のコイルで検出し、両コイルで検出された温
度の差は管を流れる質量に比例することにより抵抗値の
変化となって表われ、この両コイルの抵抗値を抵抗検出
回路で検出増幅し、流量表示器にその時の流量を表示す
るものである。(先行技術文献として特開昭58−90
124号がある。)
【0003】また、導管中を流れる流体をバイパス部と
センサー部とに分けて流し、センサー部で検出される流
量から流体の総流量を測定する質量流量測定装置がある
。(先行技術文献として特公昭59−41126号があ
る。)ところで、これらの質量流量測定装置は、流体が
乱流状態では精度良く測定できないので、層流状態にす
る必要があり、この為測定部に流体を層流にする流体抵
抗素子(層流素子)を設けることが行われている。しか
し、測定部に流体抵抗素子を設けると、流体によっては
目詰まりが生じるものである。また、圧力損失が高く、
デッドボリュームが多い為、流体の置換性が悪く、高純
度の流体を流した場合、不純物が混入する不都合が生じ
る。
センサー部とに分けて流し、センサー部で検出される流
量から流体の総流量を測定する質量流量測定装置がある
。(先行技術文献として特公昭59−41126号があ
る。)ところで、これらの質量流量測定装置は、流体が
乱流状態では精度良く測定できないので、層流状態にす
る必要があり、この為測定部に流体を層流にする流体抵
抗素子(層流素子)を設けることが行われている。しか
し、測定部に流体抵抗素子を設けると、流体によっては
目詰まりが生じるものである。また、圧力損失が高く、
デッドボリュームが多い為、流体の置換性が悪く、高純
度の流体を流した場合、不純物が混入する不都合が生じ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、流体
の乱流、層流を問わず、また非電導性流体に限らず電導
性流体でも測定でき、また低差圧でデッドボリュームを
抑え、高い精度で流量を測定できる簡単な構造の電磁式
動圧流量測定装置を提供しようとするものである。
の乱流、層流を問わず、また非電導性流体に限らず電導
性流体でも測定でき、また低差圧でデッドボリュームを
抑え、高い精度で流量を測定できる簡単な構造の電磁式
動圧流量測定装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の電磁式動圧流量測定装置は、流量検出管の内
面に磁性体を設け、流量検出管の外側に前記磁性体を磁
気力で固定する電磁石を設け、この電磁石に対向して前
記流量検出管の外側には流量検出管に被測定流体を流し
た際磁性体にかかる動圧と平衡にさせる電磁石の磁気力
の変化を検知する磁気送受信コイルを配設し、電磁石及
び磁気送受信コイルは電磁石の磁気力の変化を被測定流
体の流量に換算する差動回路に接続し、差動回路には流
量計を接続してなるものである。
の本発明の電磁式動圧流量測定装置は、流量検出管の内
面に磁性体を設け、流量検出管の外側に前記磁性体を磁
気力で固定する電磁石を設け、この電磁石に対向して前
記流量検出管の外側には流量検出管に被測定流体を流し
た際磁性体にかかる動圧と平衡にさせる電磁石の磁気力
の変化を検知する磁気送受信コイルを配設し、電磁石及
び磁気送受信コイルは電磁石の磁気力の変化を被測定流
体の流量に換算する差動回路に接続し、差動回路には流
量計を接続してなるものである。
【0006】
【作用】上記のように構成された本発明の電磁式動圧流
量測定装置は、流量検出管内の或る位置に磁性体が一定
の大きさの磁場によってバランスして静止しているので
、或る流体を流すとその動圧により磁性体のバランスが
崩れてずれようとする。この時磁性体にかかる動圧と平
衡にさせる電磁石の磁気力の変化が磁気送受信コイルに
検知され、この検知信号が差動回路に送られて流量に換
算され、流量信号が流量計に送られて流量表示される。 尚、測定中の流体の状態が層流、乱流に変化してもその
影響は無視できる程小さいものである。
量測定装置は、流量検出管内の或る位置に磁性体が一定
の大きさの磁場によってバランスして静止しているので
、或る流体を流すとその動圧により磁性体のバランスが
崩れてずれようとする。この時磁性体にかかる動圧と平
衡にさせる電磁石の磁気力の変化が磁気送受信コイルに
検知され、この検知信号が差動回路に送られて流量に換
算され、流量信号が流量計に送られて流量表示される。 尚、測定中の流体の状態が層流、乱流に変化してもその
影響は無視できる程小さいものである。
【0007】
【実施例】本発明の電磁式動圧流量測定装置の一実施例
を図によって説明すると、1は非磁性材料からなる流量
検出管で、この流量検出管1の内面にFe,Co或いは
Ni等を含む単体又は合金材料からなる強磁性体の球形
振子2が配置されている。流量検出管1の外側には前記
球形振子2に対向する位置で球形振子2が動かないよう
に磁場を生起させる電磁石3が配設されている。この電
磁石3に対向して流量検出管1の外側には、前記流量検
出管1に被測定流体を流した際球形振子2にかかる動圧
と平衡にさせる電磁石3の磁気力の変化を検知する磁気
送受信コイル4が配設されている。この磁気送受信コイ
ル4は差動回路5に接続され、差動回路にはデジタル流
量計6が接続されている。
を図によって説明すると、1は非磁性材料からなる流量
検出管で、この流量検出管1の内面にFe,Co或いは
Ni等を含む単体又は合金材料からなる強磁性体の球形
振子2が配置されている。流量検出管1の外側には前記
球形振子2に対向する位置で球形振子2が動かないよう
に磁場を生起させる電磁石3が配設されている。この電
磁石3に対向して流量検出管1の外側には、前記流量検
出管1に被測定流体を流した際球形振子2にかかる動圧
と平衡にさせる電磁石3の磁気力の変化を検知する磁気
送受信コイル4が配設されている。この磁気送受信コイ
ル4は差動回路5に接続され、差動回路にはデジタル流
量計6が接続されている。
【0008】このように構成された電磁式動圧流量測定
装置は、流量検出管1に矢印の如く被測定流体を導入す
ると、強磁性体の球形振子2は動圧を受け、流体の流れ
の上流から下流へ平均流速に比例してその位置が変化し
ようとするが、電磁石3の磁気力が変化せしめられて動
圧と平衡となり、球形振子2は固定したままとなり、こ
の時の電磁石3の磁気力の変化が磁気送受信コイル4に
より検知され、この検知信号が差動回路5に送られて流
量に換算され、ノイズ等の除去された流量信号がデシタ
ル流量計6に送られて流量表示される。
装置は、流量検出管1に矢印の如く被測定流体を導入す
ると、強磁性体の球形振子2は動圧を受け、流体の流れ
の上流から下流へ平均流速に比例してその位置が変化し
ようとするが、電磁石3の磁気力が変化せしめられて動
圧と平衡となり、球形振子2は固定したままとなり、こ
の時の電磁石3の磁気力の変化が磁気送受信コイル4に
より検知され、この検知信号が差動回路5に送られて流
量に換算され、ノイズ等の除去された流量信号がデシタ
ル流量計6に送られて流量表示される。
【0009】因みにこの電磁式動圧流量測定装置の原理
について説明すると、流量検出管1内の強磁性体の球形
振子2と流量検出管1外の電磁石3との間に或る一定の
磁場が形成され、球形振子2が吸引されて流量検出管1
の内面に固定されている。球形振子2の磁気量をm1
とし、電磁石3の磁気量をm2 とすると、その間に働
く3との距離、μ0 は真空での磁気誘導密量である。 今、磁場勾配dH/dxの中にある磁気モーメントMは
x方向に力を受ける。 比例する。従って、球形振子2にかかる力と平衡す
るように電磁石3の磁気Iを変化させ、この変化量を磁
気送受信コイル4にて検知することにより、差動回路5
で流体の流量に換算される。
について説明すると、流量検出管1内の強磁性体の球形
振子2と流量検出管1外の電磁石3との間に或る一定の
磁場が形成され、球形振子2が吸引されて流量検出管1
の内面に固定されている。球形振子2の磁気量をm1
とし、電磁石3の磁気量をm2 とすると、その間に働
く3との距離、μ0 は真空での磁気誘導密量である。 今、磁場勾配dH/dxの中にある磁気モーメントMは
x方向に力を受ける。 比例する。従って、球形振子2にかかる力と平衡す
るように電磁石3の磁気Iを変化させ、この変化量を磁
気送受信コイル4にて検知することにより、差動回路5
で流体の流量に換算される。
【0010】
【発明の効果】以上の通り本発明の電磁式動圧流量測定
装置は、流量検出管に被測定流体を流した際、内部の磁
性体をずらそうとする動圧と平衡するように電磁石の磁
気を変化させ、その変化量を磁気送受信コイルにより検
知し、この検知信号を差動回路で流量に換算し、流量計
に表示するのであるから、従来の電磁流量計では測定不
可能であった非電導性流体の流量測定が可能であり、ま
た従来の質量流量測定装置のように被測定流体が層流で
なければ測定できないものとは異なり、乱流の場合でも
測定でき、しかも高精度に測定できるので、応答性、信
頼性に優れる。また低差圧でデッドボリュームを抑える
ことができるので、流体の置換性が良く、高純度の流体
を流した場合不純物の混入を避けることができる。さら
に構造が至って簡単で安価に製作できる。
装置は、流量検出管に被測定流体を流した際、内部の磁
性体をずらそうとする動圧と平衡するように電磁石の磁
気を変化させ、その変化量を磁気送受信コイルにより検
知し、この検知信号を差動回路で流量に換算し、流量計
に表示するのであるから、従来の電磁流量計では測定不
可能であった非電導性流体の流量測定が可能であり、ま
た従来の質量流量測定装置のように被測定流体が層流で
なければ測定できないものとは異なり、乱流の場合でも
測定でき、しかも高精度に測定できるので、応答性、信
頼性に優れる。また低差圧でデッドボリュームを抑える
ことができるので、流体の置換性が良く、高純度の流体
を流した場合不純物の混入を避けることができる。さら
に構造が至って簡単で安価に製作できる。
【図1】本発明の電磁式動圧流量測定装置の概念図であ
る。
る。
1 流量検出管
2 磁性体(球形振子)
3 電磁石
4 磁気送受信コイル
5 差動回路
6 デジタル流量計
Claims (1)
- 【請求項1】 流量検出管の内面に磁性体を設け、流
量検出管の外側に前記磁性体を磁気力で固定する電磁石
を設け、この電磁石に対向して前記流量検出管の外側に
は流量検出管に被測定流体を流した際磁性体にかかる動
圧と平衡にさせる電磁石の磁気力の変化を検知する磁気
送受信コイルを配設し、磁気送受信コイルは電磁力の磁
気力の変化を被測定流体の流量に換算する差動回路に接
続し、差動回路には流量計を接続してなる電磁式動圧流
量測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12235491A JPH04324318A (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | 電磁式動圧流量測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12235491A JPH04324318A (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | 電磁式動圧流量測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04324318A true JPH04324318A (ja) | 1992-11-13 |
Family
ID=14833842
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12235491A Pending JPH04324318A (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | 電磁式動圧流量測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04324318A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007503002A (ja) * | 2003-05-13 | 2007-02-15 | エー.エル.ハダス テクノロジーズ エルティーディー. | 体積または質量流量を測定するための装置 |
JP2008537139A (ja) * | 2005-04-22 | 2008-09-11 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | センサ装置を備える装置 |
-
1991
- 1991-04-24 JP JP12235491A patent/JPH04324318A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007503002A (ja) * | 2003-05-13 | 2007-02-15 | エー.エル.ハダス テクノロジーズ エルティーディー. | 体積または質量流量を測定するための装置 |
JP4653102B2 (ja) * | 2003-05-13 | 2011-03-16 | エー.エル.ハダス テクノロジーズ エルティーディー. | 体積または質量流量を測定するための装置 |
JP2008537139A (ja) * | 2005-04-22 | 2008-09-11 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | センサ装置を備える装置 |
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