JPH04323942A - 光結合器回路 - Google Patents

光結合器回路

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Publication number
JPH04323942A
JPH04323942A JP3092204A JP9220491A JPH04323942A JP H04323942 A JPH04323942 A JP H04323942A JP 3092204 A JP3092204 A JP 3092204A JP 9220491 A JP9220491 A JP 9220491A JP H04323942 A JPH04323942 A JP H04323942A
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JP
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light
voltage
circuit
power supply
supply circuit
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Application number
JP3092204A
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English (en)
Inventor
Masayuki Hasegawa
真之 長谷川
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Photo Coupler, Interrupter, Optical-To-Optical Conversion Devices (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発光素子である発光ダ
イオード(LED)と受光素子であるフォトトランジス
タとを備える光結合器に関するものであり、特に、ドア
ホン等の弱電機器において、電気的に絶縁された回路間
に信号を伝達するのに用いられるフォトカプラの駆動用
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図9に示すような、従来のドアホンの親
機1と子機2を接続しているプラスとマイナスの2本の
接続ライン3a,3bにて、親機1から子機2への電源
電圧の供給、親機1・子機2間の音声信号の伝達を兼用
している。
【0003】通常の待機状態において、接続ライン3a
,3bの2線間に、2.0[V]以下(1.5[V]程
度)の直流電圧が印加されている。子機2の呼出ボタン
4を押すと、この接続ライン3a,3bは1.0[kΩ
]の抵抗で短絡され、電圧レベルは0[V]近くまで下
がる。親機1はこれを検出し、チャイムをならす。
【0004】次に、親機1の受話器5のオフフックによ
り、通話状態になると、子機2側のマイクロホン6等を
動作させるために、親機1からの供給電圧が切換えられ
、この接続ライン3a,3bは3.0[V]以上(5.
5[V]程度)になる。そして、通話終了後、受話器5
のオンフックにより、親機1からの供給電圧は元に戻り
、接続ライン3a,3bは待機状態の2.0[V]以下
になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来のドアホンに
モニターTV(カメラとモニターTVユニットで構成さ
れ、映像信号は別のラインで伝送される。)を取付ける
場合を考える。子機2の呼出ボタン4を押すと同時に、
モニターTVが動作を開始し、親機1の受話器5のオン
フックにより、モニターTVを停止させる必要がある。
【0006】そこで、図10に示す如く、モニターTV
ユニット7を、親機1と子機2を接続している電源・信
号共通ライン3a,3bに接続し、この接続ライン3a
,3bの電圧変化を検出してモニターTVユニット7の
動作を制御する。この時、親機1とモニターTVユニッ
ト7は別電源になっているため、単に電気的に接続する
だけでは誘導ハムが発生してしまう。これを防止するた
め、フォトカプラ等を用いてアースラインのループを形
成しないようにする必要がある。
【0007】モニターTVユニット7で必要なのは、電
圧変化の情報であるため、この回路は等価的に図11の
如く考えることができる。
【0008】簡単のため、親機1が通話状態から待機状
態になるタイミングである、オフフックからオンフック
になる瞬間を検出し、モニターTVユニット7を停止さ
せる場合についてのみ考える。
【0009】インターホン親機1は、内部電圧Vi、電
圧降下抵抗Riを持ち、その出力電圧がV1となる直流
電源回路8と考えることができる。モニターTVユニッ
ト7側では、制限抵抗RFを介してフォトカプラ9の発
光ダイオード9aと接続されている。ここで、制限抵抗
RFは接続ライン3a,3b間の電位差が、待機状態で
ある1.5[V]では、発光ダイオード9aは全く発光
しない程度に、その抵抗値が選定されている。発光ダイ
オード9aが発光しなければ、フォトカプラ9のフォト
トランジスタ9bはオンせず、VoutはHighであ
る。
【0010】親機1の受話器を取上げて通話状態になり
、接続ライン3a,3b間の電位差が5.5[V]以上
になると、発光ダイオード9aに電流IFが流れ、フォ
トトランジスタ9bがオンしてコレクタ電流Ioutが
流れるため、VoutはLowになる。
【0011】VoutがLowからHighになるタイ
ミングをモニターTVユニット7において検知すれば、
モニターTVユニット7をオフできる。
【0012】VoutがLowの時、発光ダイオード9
aに流れる電流IFは、 IF = (V1−VF)/RF となる。ここで、VFは発光ダイオード9aの順方向電
圧降下であり、1[V]程度の値である。
【0013】また、IFとIoutの関係は、フォトカ
プラ9の変換効率をAとすると、 Iout = A・IF である。
【0014】(問題点1)被検定電圧である、親機1の
出力電圧V1が、フォトカプラ9をオンするための閾値
であるVF以下のVaの時、 Iout(Va,A) = 0 となり、VF以上では、図12に示す如く、略一次関数
直線となる 待機状態と通話状態を検知するためには、
前述の如く、2.0[V]以下の電圧と、3.0[V]
以上の電圧を識別する必要がある。同図において、Vb
を2.0[V]、Vcを3.0[V]とすれば、モニタ
ーTVユニット7において、VbとVcを判別する必要
がある。
【0015】ここで、 Vb/Iout(Vb,A)≦ Rout ≦ Vc/
Iout(Vc,A) と選定するだけで、V1がVc以上の時はVoutはL
ow、V1がVb以下の時はVoutがHighとなり
、判別を行うことができる。
【0016】しかしながら、フォトカプラ9の変換効率
Aは素子によるばらつきが大きく、簡単のために電流依
存性を無視すると、50〜600%程度になる。これを
考慮して、V1とIoutの関係を図13に示す。Io
ut(V1,A)は斜線部のようにばらついた分布を持
つ。
【0017】V1がVbの時、フォトカプラ9の変換効
率Aのばらつきを Amin ≦ A ≦ Amax とすると、Iout(V1,A)は、 Iout(Vb,Amin)≦ Iout(V1,A)
≦ Iout(Vb,Amax) の間になる。
【0018】同様に、V1がVcの時、Iout(V1
,A)は、 Iout(Vc,Amin)≦ Iout(V1,A)
≦ Iout(Vc,Amax) となる。この時、フォトカプラ9のばらつきのため、I
out(Vc,Amin)<Iout(Vb,Amax
)となる場合もあり、 Vb/Iout(Vb,Amin)≦ Rout ≦ 
Vc/Iout(Vc,Amin) とする場合では、Routを選定するだけでは、Vbと
Vcの大小を正確に検定することはできなくなる。実際
の数値を当てはめてみると、VcがVbの最低5倍程度
大きくなければ、VbとVcの大小を検定する回路は、
Routを選定するだけでは実現できない。
【0019】個々のフォトカプラ9のばらつきに対して
、Routを調整すればよいが、生産性が非常に悪くな
ってしまう。
【0020】(問題点2)また、被検定電圧V1は降下
抵抗Riと起電力Viより構成されているため、Riは
2[kΩ]と比較的大きな値を持つ。しかし、図11の
如く接続した場合では、フォトカプラ9の発光ダイオー
ド9aに流す電流IFは1[mA]程度流れ、制限抵抗
RFと発光ダイオード9bを接続すると、2[V]程度
の電圧降下が起き、本来検定すべき電圧(5.5[V]
)からずれてしまい、ドアホンの待機、通話の判別が正
確に行えない場合がある。
【0021】制限抵抗RFの値を大きくしてIFを小さ
くし、電圧降下を少なくすることはできるが、フォトト
ランジスタ9b側に流れる電流Ioutの値も小さくな
り、Routを大きくして感度を上げる必要がある。逆
に、感度が上がると、暗電流(発光ダイオード9aの非
点灯時にフォトトランジスタ9bに僅かに流れる電流)
のために、高温時(暗電流は温度に対して指数的に増大
する。)に誤動作する恐れがある。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、出力電圧が変
化する直流電源回路と、前記直流電源回路により駆動し
、且つ該直流電源回路の電圧変化を検定する電圧検定回
路と、前記電圧検定回路の検定により作動・停止する定
電流電源回路と、前記定電流電源回路の作動により発光
する発光素子と該発光素子の光を受光して作動する受光
素子とからなる光結合器と、前記光結合器の受光素子の
作動・停止により動作する出力検出回路と、を備える光
結合器回路である。
【0023】そして、前記電圧検定回路はオペアンプを
備え、且つ該オペアンプは前記直流電源回路により駆動
させる光結合器回路であることが好ましい。
【0024】また、前記電圧検定回路は差動アンプを備
える光結合器回路でもよい。
【0025】さらに、前記電圧検定回路の基準電圧と前
規定電流電源回路の基準電圧を共用してもよい。
【0026】また、出力電圧が変化する直流電源回路と
、定電流電源回路と、該定電流電源回路により発光する
発光素子と該発光素子の光を受光して動作する受光素子
とからなる光結合器と、前記光結合器の発光素子と受光
素子の間に位置し、且つ前記直流電源回路の出力電圧が
印加されることにより駆動して光を遮る遮光素子と、前
記光結合器の受光素子の出力を検出する出力検出回路と
、を備え、前記遮光素子は印加電圧の変化に応じて遮光
度が変化する光結合器回路とすることもできる。
【0027】そして、発光素子と、該発光素子の光を受
光する受光素子と、前記発光素子と受光素子の間に位置
し、且つ電圧が印加されることにより駆動して光を遮る
遮光素子と、を備え、前記遮光素子は印加電圧の変化に
応じて遮光度が変化することを特徴とする光スイッチン
グ素子である。
【0028】
【作用】本発明は上述の如く構成されているため、光結
合器の変換係数のばらつきがある場合においても、電圧
を正確に検定できる光結合器回路の設計が可能であり、
さらに、電圧検定回路の接続による電圧降下を防止する
回路を提供することができる。
【0029】さらに、この電圧検定回路をオペアンプ若
しくは作動アンプで構成することにより、該電圧検定回
路の基準電圧と光結合器の発光素子を駆動するための定
電流電源回路との基準電圧を共用することができる。
【0030】また、遮光素子を備える光スイッチング素
子を用いることにより、上述と同様の作用が得られる。
【0031】
【実施例】図1は本発明の実施例である光結合器回路の
ブロック図である。
【0032】この図において、8は親機1内の直流電源
回路、10は電圧検定回路、11は定電流電源回路、9
はフォトカプラ、12は出力電流検出回路である。9〜
12はモニターTVユニット7に内蔵されている。
【0033】前述の従来例の如く、親機1のオンフック
を検出し、モニターTVユニット7をオフする場合につ
いてのみ考えることにし、VoutがLowからHig
hになるタイミングをモニターTVユニット7において
検知する場合を考える。
【0034】接続ライン3a,3bの2線間の電位差で
ある被検定電圧V1は低消費電流の電圧検定回路10で
検定される。これが所定の電圧Vbより小さければ、フ
ォトカプラ9の発光ダイオード9aには電流が流れず、
また、所定の電圧Vc(Vb<Vc)より大きければ、
定電流電源回路11をオンして発光ダイオード9aに必
要最小限の電流を流すようになっている。この時、フォ
トトランジスタ9b側には小さいけれども暗電流に比べ
て十分大きな電流が流れるようになる。この電流は単純
な負荷抵抗では暗電流との区別が難しいので、フォトト
ランジスタ9bの出力電流検出回路12を用いて、Vc
<V1のときにVoutが確実にLowになるようにす
る。
【0035】この回路のV1とIoutの関係のグラフ
を図2に示す。V1が大きくなるにしたがって、VTL
とVTHの間(約0.2[V]の幅)で急にIoutが
増加する。 IFの値は定電流回路11の定数によって設定され、V
1がVTHより上昇しても一定値を取る。Iout(V
c,A)は、Aのばらつきにより、 Iout(Vc,Amin)≦ Iout(Vc,A)
≦ Iout(Vc,Amax) の間の値となるが、IFは一定となるため、Ioutの
範囲も一定する。Ioutの最大値、最小値はIFによ
ってコントロールでき、Ioutの最小値が暗電流より
十分大きい値をとるように設定する。
【0036】(実施例1)図3に実施例1の回路図を示
す。
【0037】被検定電圧V1はまず、抵抗R1を経て基
準電圧発生用の定電圧ダイオードD1のアノードに印加
され、VAが約0.5[V]のVrefに固定され、オ
ペアンプ(コンパレータ)Opの負入力に印加される。 一方、被検定電圧V1はまた、抵抗R2,R3で分圧さ
れ、電圧VBがオペアンプOpの正入力に印加される。 さらに、V1はR4を経てオペアンプOpの電源となる
。オペアンプOpは非常に自己消費電力が小さく、低電
圧でも動作するマイクロパワーオペアンプ(例えば、N
EC社製μpc4250G)を用いることが好ましい。
【0038】なお、トランジスタのエミッタ−ベース間
の電圧VEBは全て0.5[V]である。
【0039】VA>VBの時、オペアンプOpの出力V
CはLowであり、トランジスタTr1、Tr2が共に
オフになるのでフォトカプラ9の発光ダイオード9aに
電流は流れない。
【0040】VA<VBの時、VCがHigh(オペア
ンプOpの動作電圧Vccは0.8[V]程度)でトラ
ンジスタTr1、Tr2が共にオンになり、フォトカプ
ラ9の発光ダイオード9aのアノードにV1が印加され
る。この時、抵抗R8を経て、定電圧ダイオードD2,
D3に電圧が印加され、VDは約1.0[V]に固定さ
れる。VD,VE間はトランジスタTr3のエミッタ−
ベース間の電圧VEB3(≒0.5[V])で一定とな
り、VEは約0.5[V]に固定される。トランジスタ
Tr3のエミッタ電流であるIEは、 IE = VE/R9 となり、略コレクタ電流に等しいので、発光ダイオード
9aにIEの電流が流れる。
【0041】なお、実施例1の抵抗値は、例えば、R1
=56[kΩ],R2=100[kΩ],R3=22[
kΩ]、R4=1[kΩ],R5=100[kΩ],R
6=220[kΩ],R7=220[kΩ],R8=1
00[kΩ],R9=1.5[kΩ],R10=560
[kΩ],R11=46[kΩ],R12=23[kΩ
],R13=10[kΩ]である。これらの抵抗値では
、発光ダイオード9aに0.18[mA]の電流が流れ
、また全消費電流は0.3[mA]程度である。
【0042】そのため、フォトカプラ9のフォトトラン
ジスタ9bに少なくとも10[μA]の電流が流れるた
め、出力電流検出回路12において、フォトトランジス
タ9bに流れる電流値が5[μA]以下ではVGがHi
gh、10[μA]以上ではVGがLow、となるよう
に上述の如く、抵抗値が選定されている。
【0043】従って、V1<2.0[V]でVA>VB
となり、VGはHigh(VHはLow) 、V1>3
.0[V]でVA<VBとなり、VGはLow(VHは
High)となる。
【0044】(実施例2)図4に実施例2の回路図を示
す。
【0045】この回路では、トランジスタTr8,抵抗
R19,定電圧ダイオードD4は電圧検定回路10と定
電流電源回路11において、共用の基準電圧となってい
る。
【0046】被検定電圧V1は抵抗R19とダイオード
D4に印加され、基準電圧VBは定電圧ダイオードD4
の順方向電圧降下分の約0.5[V]に固定される。一
方、V1はまた、抵抗R14,R15で分圧され、VA
を得る。
【0047】なお、トランジスタのエミッタ−ベース間
の電圧VEBは全て0.5[V]である。
【0048】i)VA < VBのときトランジスタT
r7のエミッタ−ベース間の電圧をVEB7とすると、
VC = VA + VEB7 であり、VEB7は0.5[V]であるため、VC =
 VA + 0.5 であるから、トランジスタTr8のエミッタ−ベース間
の電圧をVEB8とすると、 VC − VB = VEB8 < 0.5である。即
ち、VEB8は0.5[V]よりも小さくなるため、ト
ランジスタTr8,Tr9は共にオフとなり、フォトカ
プラ9の発光ダイオード9aに電流は流れない。そして
この時、フォトカプラ9のフォトトランジスタ9bはオ
フしており、トランジスタTr11のエミッタ−ベース
間、トランジスタTr10のエミッタ−ベース間を通っ
て抵抗R21に電流が流れるので、トランジスタTr1
0,Tr11がオンし、VGはHighになり、トラン
ジスタTr12がオンするので、VHはLowになる。
【0049】ii)VA > VBのときVC = V
B + 0.5 となり、逆にトランジスタTr7がオフする。VCは約
1.0[V]であり、トランジスタTr7はオンしてい
るから、トランジスタTr8のコレクタとエミッタは同
電位となるため、 VD ≒ 1.0 になる。よってVEはトランジスタTr9のエミッタ−
ベース間の電圧VEB9を引いた値で、略0.5[V]
になり、 IF = VE/R20 の電流がトランジスタTr9のエミッタ及びコレクタに
流れて発光ダイオードをオンする。
【0050】この時、フォトカプラ9のフォトトランジ
スタ9bに少なくとも10[μA]の電流が流れ、VF
がほぼ5[V]になる。すると、トランジスタTr10
,Tr11のエミッタ−ベース間に電流が流れないので
、トランジスタTr10,Tr11はオフになり、VG
はLow、VHはHighになる。
【0051】なお、実施例2の抵抗値は、例えば、R1
4=240[kΩ],R15=56[kΩ],R16=
270[kΩ],R17=220[kΩ],R18=2
20[kΩ],R19=100[kΩ],R20=1.
8[kΩ],R21=560[kΩ],R22=46[
kΩ],R23=23[kΩ]である。
【0052】(実施例3)上述に実施例では、図5(a
)(b)に示す如く、発光ダイオード9aとフォトトラ
ンジスタ9bを有するフォトカプラ9を用いている。本
実施例の特徴は、このフォトカプラ9の代わりに、請求
項6及び図6に記載の光スイッチング素子13を用いた
点にある。この光スイッチング素子13は発光ダイオー
ド13aとフォトトランジスタ13bの間に液晶板13
cが挿入される構造になっている。この液晶板13cは
印加電圧値に応じて光を遮る割合(遮光度)が変化する
ため、図7の如く、親機1の電源部分8とモニターTV
ユニット7の接合部に、この光スイッチング素子13を
用い、接続ライン3a,3bに5.5[V]が印加され
る場合は、光を遮断し、1.5[V]では、光を透過す
るよう、抵抗R1,R2の値を調節すればよい。IFは
1.0[μA]以下でも十分であるから、(R1+R2
)は十分大きな値にすればよい。
【0053】図6の光スイッチング素子13は液晶板1
3cもモ−ルドした一体型であるが、図8に示すように
、発光ダイオード13aとフォトトランジスタ13bの
間に空間を設けた素子(例えば、フォトインタラプタ)
に液晶板13cを出入自在とする構造にしてもよい。こ
のようにすることで、液晶板13cが劣化した場合でも
、容易に交換することができる。
【0054】さらに、この光スイッチング素子13の発
光ダイオード13aを点滅させてディジタル若しくはア
ナログ信号をフォトトランジスタ13b側へ伝え、液晶
板13cでマスキングを行うというような使用も可能で
ある。
【0055】なお、本実施例では、作動しているモニタ
ーTVユニット7を停止させる場合を例示したが、作動
させるときも同様である。例えば、子機2で呼出ボタン
4が押されると、接続ライン3a,3bの2線間は短絡
され、電圧が下がる。この時の電圧降下を検出するため
の回路を、上述の実施例と同様に構成し、モニターTV
ユニット7を作動させればよい。
【0056】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されているため
、比較的出力インピーダンスが大きい直流電源電圧回路
の出力電圧が、高レベル点と低レベル点に変化し、フォ
トカプラを介してこの電圧変化を検定する場合において
、従来はフォトカプラ素子のばらつきにより、この2点
間が4〜5[V]程度必要であったが、本発明では、0
.5[V]程度の差でも検出することができ、しかもフ
ォトカプラ素子のばらつきによらない。さらにフォトカ
プラの発光ダイオードに流す電流は、被検定電圧の変化
によらず一定で、必要最低限でよく、被検定電圧の電圧
降下は殆どなくすことができる。
【0057】例えば、ドアホンにモニターTVユニット
等の機器を接続する場合に、子機と親機を接続している
ラインの電圧変化を検出して、この機器を作動・停止さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光結合器回路のブロック図である。
【図2】被検定電圧V1と検出電流Ioutの関係であ
る。
【図3】光結合器回路の実施例1である。
【図4】光結合器回路の実施例2である。
【図5】フォトカプラの(a)要部断面図、(b)要部
透過斜視図である。
【図6】光スイッチング素子の要部断面図である。
【図7】光結合器回路の実施例3である。
【図8】光スイッチング素子の要部断面図である。
【図9】ドアホンの要部概略図である。
【図10】ドアホンとTVモニターユニットとの要部接
続図である。
【図11】親機とTVモニターユニットとの要部接続回
路図である。
【図12】被検定電圧V1と検出電流Ioutの関係で
ある。
【図13】変換効率Aを考慮した被検定電圧V1と検出
電流Ioutの関係である。
【符号の説明】
1  ドアホン親機 2  ドアホン子機 3a,3b  接続ライン 4  呼出ボタン 5  受話器 6  マイクロホン 7  モニターTVユニット 8  直流電源回路(親機内) 9  フォトカプラ 9a  発光ダイオード(発光素子) 9b  フォトトランジスタ(受光素子)10  電圧
検定回路 11  定電流電源回路 12  出力検出回路 13  光スイッチング素子 13c  液晶板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  出力電圧が変化する直流電源回路と、
    前記直流電源回路により駆動し、且つ該直流電源回路の
    電圧変化を検定する電圧検定回路と、前記電圧検定回路
    の検定により作動・停止する定電流電源回路と、前記定
    電流電源回路の作動により発光する発光素子と該発光素
    子の光を受光して作動する受光素子とからなる光結合器
    と、前記光結合器の受光素子の作動・停止により動作す
    る出力検出回路と、を備える光結合器回路。
  2. 【請求項2】  前記電圧検定回路はオペアンプを備え
    、且つ該オペアンプは前記直流電源回路により駆動され
    ることを特徴とする請求項1に記載の光結合器回路。
  3. 【請求項3】  前記電圧検定回路は差動アンプを備え
    ることを特徴とする請求項1に記載の光結合器回路。
  4. 【請求項4】  前記電圧検定回路の基準電圧と前記定
    電流電源回路の基準電圧を共用することを特徴とする請
    求項1〜3に記載の光結合器回路。
  5. 【請求項5】  出力電圧が変化する直流電源回路と、
    定電流電源回路と、該定電流電源回路により発光する発
    光素子と該発光素子の光を受光して動作する受光素子と
    からなる光結合器と、前記光結合器の発光素子と受光素
    子の間に位置し、且つ前記直流電源回路の出力電圧が印
    加される遮光素子と、前記光結合器の受光素子の出力を
    検出する出力検出回路と、を備え、前記遮光素子は印加
    電圧の変化に応じて遮光度が変化することを特徴とする
    光結合器回路。
  6. 【請求項6】  発光素子と、該発光素子の光を受光す
    る受光素子と、前記発光素子と受光素子の間に位置し、
    且つ電圧が印加される遮光素子と、を備え、前記遮光素
    子は印加電圧の変化に応じて遮光度が変化することを特
    徴とする光スイッチング素子。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005259806A (ja) * 2004-03-09 2005-09-22 Olympus Corp フォトカプラーとフォトカプラーアレイとフォトカプラー内蔵型半導体集積回路

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