JPH04322724A - 排ガスの処理装置 - Google Patents
排ガスの処理装置Info
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- JPH04322724A JPH04322724A JP3114103A JP11410391A JPH04322724A JP H04322724 A JPH04322724 A JP H04322724A JP 3114103 A JP3114103 A JP 3114103A JP 11410391 A JP11410391 A JP 11410391A JP H04322724 A JPH04322724 A JP H04322724A
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- 239000002912 waste gas Substances 0.000 title abstract 4
- 239000003054 catalyst Substances 0.000 claims abstract description 12
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 claims description 13
- 239000007789 gas Substances 0.000 abstract description 34
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 13
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 5
- MWUXSHHQAYIFBG-UHFFFAOYSA-N nitrogen oxide Inorganic materials O=[N] MWUXSHHQAYIFBG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 3
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 239000004071 soot Substances 0.000 description 2
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Landscapes
- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、排ガスなどの処理装置
に関する。
に関する。
【０００２】
【従来技術とその課題】例えば、ディーゼルエンジンの
排ガス中に含まれる窒素酸化物（ＮＯｘ）と煤塵を除去
するための脱硝，脱塵装置は知られている。この脱硝装
置とは、触媒充填層に排ガスを通し、触媒反応によりＮ
Ｏｘを除去する装置である。この種の脱硝装置としては
、固定層反応器と重力場の流動層反応器などが知られて
いる。（例えば、特開昭５２−１３１９７０公報参照）
排ガス中に含まれる窒素酸化物（ＮＯｘ）と煤塵を除去
するための脱硝，脱塵装置は知られている。この脱硝装
置とは、触媒充填層に排ガスを通し、触媒反応によりＮ
Ｏｘを除去する装置である。この種の脱硝装置としては
、固定層反応器と重力場の流動層反応器などが知られて
いる。（例えば、特開昭５２−１３１９７０公報参照）
【０００３】前者の固定層反応器には、排ガス中に含ま
れている煤塵により反応器が目詰まりをおこし、処理能
率が著しく阻害されること、触媒が劣化した場合運転中
に触媒の交換ができないなどの課題がある。
れている煤塵により反応器が目詰まりをおこし、処理能
率が著しく阻害されること、触媒が劣化した場合運転中
に触媒の交換ができないなどの課題がある。
【０００４】後者の重力場の流動層反応器には、エンジ
ンの負荷変化による排ガス量の変化に対応できないとい
う不都合があり、また、触媒の流動化可能なガス線速度
をうるには、分散板の面積を大きくしなければならない
ため、装置が大型化するという課題がある。
ンの負荷変化による排ガス量の変化に対応できないとい
う不都合があり、また、触媒の流動化可能なガス線速度
をうるには、分散板の面積を大きくしなければならない
ため、装置が大型化するという課題がある。
【０００５】本発明の目的は、流動層反応器を遠心流動
層とすることにより、大きな流動化ガス線速度を得、排
ガス処理量を大きくし、装置全体の小型化が図れる排ガ
スなどの処理装置を提供することにある。
層とすることにより、大きな流動化ガス線速度を得、排
ガス処理量を大きくし、装置全体の小型化が図れる排ガ
スなどの処理装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】従来技術の課題を解決す
る本発明の構成は、排ガスなど被処理気体の導入外筒内
に、円筒面を触媒の分散板とし、この分散板の中心軸線
にそった排気管をもつ円筒形構造の流動層反応器を回転
駆動可能に設けたものである。
る本発明の構成は、排ガスなど被処理気体の導入外筒内
に、円筒面を触媒の分散板とし、この分散板の中心軸線
にそった排気管をもつ円筒形構造の流動層反応器を回転
駆動可能に設けたものである。
【０００７】
【実施例】次に、図面について本発明実施例の詳細を説
明する。図１は縦断正面図、図２は、図１のＡ−Ａ線断
面図、図３は別実施例の縦断正面図、図４はフリーボー
ド部に整流板を設けた流動層反応器の縦断正面図、図５
は、図４のＢ−Ｂ線断面図、図６は、図１の分散板の外
面にダストかき落し用のスクレーパを当接させた実施例
の縦断正面図である。
明する。図１は縦断正面図、図２は、図１のＡ−Ａ線断
面図、図３は別実施例の縦断正面図、図４はフリーボー
ド部に整流板を設けた流動層反応器の縦断正面図、図５
は、図４のＢ−Ｂ線断面図、図６は、図１の分散板の外
面にダストかき落し用のスクレーパを当接させた実施例
の縦断正面図である。
【０００８】図１，図２に示す実施例についてその構成
を説明すると、１は、円筒面を分散板２とし、これの両
側に端板３，４を結合して形成せる円筒構造の流動層反
応器である。上記一方の端板３の中心部外面は駆動軸５
に固定されるとともに、他方の端板４の中心部には、上
記駆動軸５と同一軸線の排気管６の一端が固定されてい
る。図中７は触媒，８はフリーボード部に設けられ、か
つ、上記駆動軸５，排気管６と同一軸線をもつ円筒構造
のフィルターで、粉化した触媒７やダストの排出を抑制
するようにしたものである。
を説明すると、１は、円筒面を分散板２とし、これの両
側に端板３，４を結合して形成せる円筒構造の流動層反
応器である。上記一方の端板３の中心部外面は駆動軸５
に固定されるとともに、他方の端板４の中心部には、上
記駆動軸５と同一軸線の排気管６の一端が固定されてい
る。図中７は触媒，８はフリーボード部に設けられ、か
つ、上記駆動軸５，排気管６と同一軸線をもつ円筒構造
のフィルターで、粉化した触媒７やダストの排出を抑制
するようにしたものである。
【０００９】上記駆動軸５にはプーリー９が設けてあり
、例えば、ディーゼルエンジンの回動軸（図示略）より
減速機構，駆動ベルト（図示略）などの駆動伝達機構を
介して、エンジンの回転数に対応した回転駆動が駆動軸
５に伝達されるよう構成されている。
、例えば、ディーゼルエンジンの回動軸（図示略）より
減速機構，駆動ベルト（図示略）などの駆動伝達機構を
介して、エンジンの回転数に対応した回転駆動が駆動軸
５に伝達されるよう構成されている。
【００１０】１０は、上記流動層反応器１より径大で、
かつ、該流動層反応器１全体と、駆動軸５、および、排
気管６の一部を被覆するように設けた排ガスの導入外筒
で、該導入外筒１０の一側には、エンジンの排気管（図
示略）に直結される排ガス導入管１１が設けてある。図
中１２は気密構造の軸受けである。また、上記流動層反
応器１、および、導入外筒１０は分解可能で、触媒７や
フィルター８などの部品交換，清掃などのメンテナンス
が行われるように構成することは当然である。
かつ、該流動層反応器１全体と、駆動軸５、および、排
気管６の一部を被覆するように設けた排ガスの導入外筒
で、該導入外筒１０の一側には、エンジンの排気管（図
示略）に直結される排ガス導入管１１が設けてある。図
中１２は気密構造の軸受けである。また、上記流動層反
応器１、および、導入外筒１０は分解可能で、触媒７や
フィルター８などの部品交換，清掃などのメンテナンス
が行われるように構成することは当然である。
【００１１】上記実施例について作用を説明すると、エ
ンジンが始動されると、その回転駆動は減速機構や駆動
伝達機構を介して駆動軸５が駆動される。このことは、
駆動軸５に直結されている流動層反応器１，排気管６が
回転され、流動層反応器１内に収容せる触媒７は遠心力
によって分散板２の内面に張りつくように流動せしめら
れ、一方、エンジンの始動と同時に排ガスは排ガス導入
管１１から排ガスの導入外筒１０内に導入され、エンジ
ンによるガス圧によって排ガスは分散板２を通って内部
に入り、触媒を流動しながら排ガスは触媒と接触反応し
、例えば、脱硝反応が行われる。
ンジンが始動されると、その回転駆動は減速機構や駆動
伝達機構を介して駆動軸５が駆動される。このことは、
駆動軸５に直結されている流動層反応器１，排気管６が
回転され、流動層反応器１内に収容せる触媒７は遠心力
によって分散板２の内面に張りつくように流動せしめら
れ、一方、エンジンの始動と同時に排ガスは排ガス導入
管１１から排ガスの導入外筒１０内に導入され、エンジ
ンによるガス圧によって排ガスは分散板２を通って内部
に入り、触媒を流動しながら排ガスは触媒と接触反応し
、例えば、脱硝反応が行われる。
【００１２】脱硝反応により浄化された排ガスはフィル
ター８を通って排気管６より外部に放出される。また、
分散板２の孔径をダスト（未燃炭素）が詰まらないよう
に小径とするときは、図６に示すように、分散板２の外
面に付着、または、付着しようとするダストをスクレー
パ１２によってかき落し、導入外筒１０の下部に設けた
ダスト回収部１３に捕集する。また、分散板２にダスト
の通過を許す比較的大径の孔を形成した場合には、流動
層内で集塵し、集塵したダストは排ガスと反応し脱硝が
可能となる。
ター８を通って排気管６より外部に放出される。また、
分散板２の孔径をダスト（未燃炭素）が詰まらないよう
に小径とするときは、図６に示すように、分散板２の外
面に付着、または、付着しようとするダストをスクレー
パ１２によってかき落し、導入外筒１０の下部に設けた
ダスト回収部１３に捕集する。また、分散板２にダスト
の通過を許す比較的大径の孔を形成した場合には、流動
層内で集塵し、集塵したダストは排ガスと反応し脱硝が
可能となる。
【００１３】次に、図３で示した実施例の構成を説明す
ると、この実施例は、流動層反応器２１と排ガスの導入
外筒２２とを結合させ、導入外筒２２自身も流動層反応
器２１と一緒に回転させようとするものである。従って
図で示すように、流動層反応器２１を構成する分散板２
３の一側は導入外筒２２の一側壁面に固定する。また、
導入外筒２２の両側中心には夫々外向きの軸筒２４，２
５を形成し、一方の軸筒２４にエンジンの排気管に連通
する排ガス導入管２６に軸受け２７を介して回動可能に
接続するとともに、他方の軸筒２５は軸受け２８を介し
て排気管２９に接続する。また、上記軸筒２４には回転
駆動用のプーリー３０を設ける。尚、この実施例におけ
る作用は、図１で示した実施例と略同様の作用で脱硝，
脱塵が行われるので、詳細な説明は省略する。
ると、この実施例は、流動層反応器２１と排ガスの導入
外筒２２とを結合させ、導入外筒２２自身も流動層反応
器２１と一緒に回転させようとするものである。従って
図で示すように、流動層反応器２１を構成する分散板２
３の一側は導入外筒２２の一側壁面に固定する。また、
導入外筒２２の両側中心には夫々外向きの軸筒２４，２
５を形成し、一方の軸筒２４にエンジンの排気管に連通
する排ガス導入管２６に軸受け２７を介して回動可能に
接続するとともに、他方の軸筒２５は軸受け２８を介し
て排気管２９に接続する。また、上記軸筒２４には回転
駆動用のプーリー３０を設ける。尚、この実施例におけ
る作用は、図１で示した実施例と略同様の作用で脱硝，
脱塵が行われるので、詳細な説明は省略する。
【００１４】図４，図５の実施例は、流動層反応器３１
のフリーボード部に整流板３２を設けたものを示し、こ
の整流板３２により装置の圧力損失を低減するようにし
たものである。その構成は、正面形状がリング形の整流
板３２を適当間隔毎に複数枚設け、この各整流板３２は
放射状の連結板３３によって連結せしめる。図中３４は
フィルター，３５は排気管である。
のフリーボード部に整流板３２を設けたものを示し、こ
の整流板３２により装置の圧力損失を低減するようにし
たものである。その構成は、正面形状がリング形の整流
板３２を適当間隔毎に複数枚設け、この各整流板３２は
放射状の連結板３３によって連結せしめる。図中３４は
フィルター，３５は排気管である。
【００１５】触媒を選択することにより、脱塵は勿論の
こと、脱硝，脱硫，脱塩などの分解化学反応が可能で、
その利用分野は広い。
こと、脱硝，脱硫，脱塩などの分解化学反応が可能で、
その利用分野は広い。
【００１６】
【発明の効果】上述のように本発明の構成によれば、次
のような効果が得られる。 （ａ）流動層反応器を排ガス雰囲気中に回転可能とした
ことにより、流動層を遠心流動層とすることができ、従
って、従来の重力場の流動層に比べて大きな流動化ガス
線速度が得られ、排ガス処理量を大きくしうることから
、装置全体の小型化が図れ自動車などへの搭載も可能と
なり、排ガスによる公害問題も合理的に解消しうる。 （ｂ）流動層反応前の駆動源として、エンジンの回転動
力を用いることにより、エンジンの回転数に応じた排ガ
ス量が効率よく処理できる。
のような効果が得られる。 （ａ）流動層反応器を排ガス雰囲気中に回転可能とした
ことにより、流動層を遠心流動層とすることができ、従
って、従来の重力場の流動層に比べて大きな流動化ガス
線速度が得られ、排ガス処理量を大きくしうることから
、装置全体の小型化が図れ自動車などへの搭載も可能と
なり、排ガスによる公害問題も合理的に解消しうる。 （ｂ）流動層反応前の駆動源として、エンジンの回転動
力を用いることにより、エンジンの回転数に応じた排ガ
ス量が効率よく処理できる。
【図１】本発明装置の縦断正面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線の断面図である。
【図３】別実施例の縦断正面図である。
【図４】更に別実施例の縦断正面図である。
【図５】図４のＢ−Ｂ線の断面図である。
【図６】更に別実施例の縦断正面図である。
１ 流動層反応器
２ 分散板
３ 端板
４ 端板
５ 駆動軸
６ 排気管
７ 触媒
１０ 排ガスの導入外筒
１１ 排ガス導入管
２１ 流動層
２２ 排ガスの導入外筒
２３ 分散板
２４ 軸筒部
２５ 軸筒部
２６ 排ガス導入管
２９ 排気管
Claims (1)
- 【請求項１】 排ガスなど被処理気体の導入外筒内に
、円筒面を触媒の分散板とし、この分散板の中心軸線に
そった排気管をもつ円筒形構造の流動層反応器を回転駆
動可能に設けたことを特徴とする排ガスなどの処理装置
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11410391A JP3252165B2 (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | 排ガスの処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11410391A JP3252165B2 (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | 排ガスの処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04322724A true JPH04322724A (ja) | 1992-11-12 |
| JP3252165B2 JP3252165B2 (ja) | 2002-01-28 |
Family
ID=14629198
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11410391A Expired - Fee Related JP3252165B2 (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | 排ガスの処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3252165B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06165917A (ja) * | 1992-11-27 | 1994-06-14 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 遠心流動層排ガス処理装置 |
| US5750084A (en) * | 1994-12-28 | 1998-05-12 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Fluidized-bed denitrating method |
| CN102913304A (zh) * | 2012-10-15 | 2013-02-06 | 西安交通大学 | 一种三段式金属颗粒振动型排气消声器 |
| CN110064528A (zh) * | 2019-05-07 | 2019-07-30 | 中国矿业大学 | 一种用于干燥分选矿物的干法提质系统及提质方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6988209B2 (ja) * | 2017-07-11 | 2022-01-05 | 株式会社Ihi | 流体分散器及び流体分散装置 |
-
1991
- 1991-04-18 JP JP11410391A patent/JP3252165B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06165917A (ja) * | 1992-11-27 | 1994-06-14 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 遠心流動層排ガス処理装置 |
| US5750084A (en) * | 1994-12-28 | 1998-05-12 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Fluidized-bed denitrating method |
| CN102913304A (zh) * | 2012-10-15 | 2013-02-06 | 西安交通大学 | 一种三段式金属颗粒振动型排气消声器 |
| CN110064528A (zh) * | 2019-05-07 | 2019-07-30 | 中国矿业大学 | 一种用于干燥分选矿物的干法提质系统及提质方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3252165B2 (ja) | 2002-01-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |